【ブログ新規追加577回】
今年の山登り納めをしに、わが家から車で30分の地元の名山「ミシュラン三ツ星・高尾山」に登ってきた。
先週末あたりから毎日ウェザーニュースと首っぴきで、お天気の推測を続けていた。
それは、12月の冬至付近では高尾山から「ダイヤモンド富士」を見ることができるから。
今年の登り納めにぴったりな天体ショーだ。
今日は今週で一番暖かく山頂では午後3時、0℃を観測していたが、日差しの暖かさでまったく寒さも感じなかった。
雲ひとつない青空にピッカピカに光る太陽。それが、少しづつ富士山の山頂付近に近づきはじめた午後3時。
午後3時に山頂へ着くという計画で、午後から登り始めた。
登りは自分の足で!と奮起し、かなり急登な1号路をひたすら登った。
薬王院を抜けてケーブル高尾山頂駅に辿り着く。
登り切ったご褒美に、北海道産黒豆がゴロゴロ入った天狗焼き(1個150円)を食べる。黒豆がふわっふわで美味しい♪
バーナーでお湯を沸かし、フレンチプレスで入れたコーヒーが寒いせいか、ことのほか美味しかった。
山頂では、3時ですでにダイヤモンド富士を見に来たお客さんでいっぱい。それでも、よ~く見るとテラスに2人~3人分の空きスペースを見つけて場所取りは見事成功した(笑)
それから、太陽が沈むまでの1時間と少し、陽気なおじさんに声をかけられて話込んだり、カメラの調整をしたりしてあっという間だった。
本当はカメラの調整はまったくせず。なぜなら直前の操作で失敗したくなかったから。
でも、光が入り過ぎて太陽と富士山の境がわからないショットばかりで残念(泣)
それでも太陽が真上から沈むまでの3枚をチョイスしてみた。
トップの写真は夫が中華スマホで撮ったのを借用した。
一度見たかった、太陽が富士山の頂上に落ちるのを(正確にはかするのを・笑)
驚いたのは、日の沈むのってあんなに速かったんだと。
後ろで見ていた若い女性が、涙まじりで「おてんとうさま、ありがとうございました!」と、口走っていた。
山門で、何度も会釈を繰り返す若い人や。何だか、みんな信仰心が強いんだな~~って、感じた。
で、無事ダイヤモンド富士を見て、山頂からケーブルカーの駅まで30分の道のりを焦らずトワイライト・ハイクと洒落込んだ。
今日は、平日ということもあって、ケーブルカーもほぼ並ばずすぐに乗れてあっという間(6分)で下界に到着。
夕方早い時間に商店街はほとんど閉まっていたが、一軒のお店で登山バッチを買い、急いで駐車場へ戻った。
登山者数が年間300万人と世界一を誇り、ミシュランガイドで三つ星の観光地に認定されている高尾山。
標高599メートルと低山だが、意外なほど急な登りが多い。今日使った1号路はほぼ舗装されている登山道だが、舗装と言っても石が混じった道路で登りづらい。
しかし、手軽な装備で半日登山にはぴったりな距離と施設だろう。
というわけで、今年の登り納めは地元の名山「高尾山」で〆た。
「冬日向 求め自然へ 仕込杖」 清流子
冬ひなたを求め、馴染みの山へと挑戦!一瞬の光明に出会うため、寅年の勝利を杖に仕込んで、迷わず楽しんでこよう。来る年、金剛柱たらむや、断然飛躍せむ。🙏
お疲れ様でした!(笑)