【ブログ新規追加624回】
年かさを増したわたしと同じ世代の人ならたいがい共感されるだろう。
「人間、垢(あか)や埃(ほこり)では死なない」という迷信(笑)
もうね。ずう~~~っと、そう思い込んでいたよ。
しかし、今では、そーでもないらしい。
新型コロナウィスルも第7波や最新株も出て来て、もう終息がわからないぐらい長引いている。
このウイルス騒ぎが、人類総潔癖症を引き起こしているんだよ。
今じゃ、コロナだけでなく、花粉症もあるから埃(ほこり)に関しては最も、気をつけるべきである。
このコロナ禍で2年間マスクを常用していたら、小学生の花粉症発症率が半分になったのだそう。
コロナ云々以前に、この先、コロナの終息を見ても、小学生のマスク常用の流れがあるのだと聞いた。
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さて、埃(ほこり)の話に戻すが、埃(ほこり)は長い間放っておけば、目に見えてくるはずよね。
「ヤバイ!これは、そろそろ掃除しなくっちゃ!」となるけれど、コロナみたいな市中感染を含む菌などは、目には見えない。
だからか、あまりにも潔癖すぎるかな?ってほどに見えない敵に除菌という武器を使って、命を燃やしてしまうんだ。
そんなに、除菌したってかかる時にはかかるんだよ・・・とか思いながら、除菌剤を今日も2本補充した。
やっていることと心の中が裏返し(笑)
でもね。こうやって、気持ちの上でのバランスを取っているんだろう。
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わたしの友だちに超潔癖症の女性がいる。
彼女は、電車のつり革、握り棒には絶対に触らない。誰が入ったかわからない温泉も入らないし、他人の家のご飯も食べられない・・・。すごいでしょ?
でも、わたしは彼女の一個性だと思って付き合っている。ただ、人生の醍醐味を失いがちかもしれないとも思う。
大きなお風呂にワイワイとみんなで入るとか、友だちの家でのお呼ばれでワイワイと大皿料理を取り分けるとか、思い出に直結する楽しみを潔癖症で失いたくないかなあ。
わたしだって、混雑した電車に乗って帰ってきたら、玄関で除菌スプレーをシュッシュ!して、そのまま洗面所でうがい、手洗いをするという一連の流れがすっかり板についた感じ。
例えば、大浴場や温泉も湯船に入る前にはエチケットできちんとシャワーを浴びてから入る。もちろん出る時は今度は自分のために除菌を兼ねてシャワーを浴びて出る。
これは、コロナ禍だからというより、前からやっていたエチケットの範囲での習慣だ。
温泉などは、温泉通の人に言わせれば、温泉成分をお肌に残したまま出るほうがいいのだそうだが。エチケットと除菌の上ではNGでしょう?
最後に。
潔癖症かもと思う人。上手に息抜きしましょうよ。
あんまり潔癖症じゃないか?と、思う人は、ラーメンをお鍋のままで食べるとか、一日中パジャマで着替え知らずとか、要するにズボラ生活をしてみるといいよ(笑)
実は、わたしもこの2つは一年で数回やっちゃうズボラなの。
潔癖に目盛りが動きすぎたら、まずズボラをやって調整しよう!
これはバランス学じゃあよ(笑)
「さまよふか 求めて啼くは 春の猫」 清流子
春は猫にとって恋の季節。まるで赤ん坊が泣いてるのかと思うほど騒がしく啼きます。ちゅうど人が歳を取り何かを求めて彷徨するのに似ています。歳を取っても目標が大事とわかりますね。
春の猫( ´艸`)