【ブログ新規追加652回】
快晴の金曜日。
これまで仕事尽くめの10日間。大きな山をいくつも越えてきた。
ここで一旦小休止。
山に行こう!近くの山へ!
市内の山もまだまだ、登り尽くせてはいないのだ。
裏高尾町にある景信山は、東京都八王子市と神奈川県相模原市との境に位置する高尾縦走路の中間にある低山だ。
東京都立高尾陣場自然公園および神奈川県立陣馬相模湖自然公園に指定されており、奥高尾縦走路上の山としても知られる。
名前の由来は、北条氏照の重臣横地景信が守護していた場所であったことから名づけられたそうだ。武田氏の情勢を窺うための出城を築いた歴史的場所であもる。(Wikipediaより)
かつては武田氏と北条氏らが戦ったとされ、山頂に陣を張った事から
名づけられた陣馬山のお隣りで峰続きの一座。
縦走登山だけでなく単独登山でも人気の高い山で、平日でも結構人が多く登っていた。
山頂の景信茶屋では、お正月には名物「餅つき」も申し込めばやれるそうだ。新年会とかに良さそう。
ま、コロナ禍で今は無理。
(二升から申し込み。10人分/6500円~)
山頂にある2軒の茶屋ではなめこ汁や甘酒に天ぷら、夏にはかき氷など、
これを目指して登る人がとても多い。
しかし、平日は茶屋は2軒ともに営業していない。(飲み物やお弁当は持参で)
それでは、写真を順に追って行こう。
午前11時の小仏峠の無料駐車場(10台前後)
ここ(標高369m)から登山道が始まる。山頂まで約60分のコースタイム。
中間の小仏峠まで約35分ぐらい。石ころやじゃりだらけの登山道だ。
前を行く老夫婦が、倒木を上手に足でへし折って、杖を作っていた。さっそく、夫も真似をして杖を作ってみた(笑)
広々した道が、急に細い登山道になった。しかも、キツイ勾配に縄場が始まった!
まだ10分も登っていないのに、縄につかまりながら登ったよ(笑)
で、ここまで35分。
小仏峠から山頂まで1,2キロの急勾配が続く。
山頂まで約30分の道のりだ。
あっという間に山頂へ。
眺望のよいデッキに席を取り、ウインナーラーメン(コミック「山と食欲と私1巻」に出て来るメニュー)を作る。
サイドにきゅうりとチーズのサンドイッチ。
コーヒーとクッキーでお昼を終える。
山のご飯は本当に旨い!
さらにもう一段上がった場所がもう一つの茶屋と、三等三角点(表記あり)のある頂上だ。
眺めは抜群!でも霞がすごくて富士山は拝めず(泣)
景信茶屋の西側から小仏峠方面への縦走路となる。
しかし、今日は縦走するわけではないから、来た道を下山した。
滑りやすい斜面を下り、尾根筋に続く道を辿って行く。
徐々に高度を下げ、最後に急坂を下ると広々とした小仏峠に下り立つ。
甲州街道を越えた起点峠となる。
ベンチがあり、明治天皇巡幸記念碑があると登山記事で読んだが。(でも見つからなかったよ・笑)
駐車場へ戻る。14時40分。
ゆっくり写真を撮りながら、登山を楽しむ3時間半だった。
帰りに裏高尾の木下梅郷へ行くもまだ2部咲きと聞き、梅郷はやめて梅の郷広場で5部咲きの
梅を楽しんで、15時30分には家路についた。
仕事をやり切って、眺めの良い山へ登る・・・。
最高の気分だけど、世界情勢や大震災の記憶や
コロナ禍など、やり切れない思いも奥底に潜んでいるのは確かだ。
だから山に行く。
山にいくたびにわたしは満たされ、そして次の夢や希望を見つけて帰ってくるんだ。
その繰り返しの中で、わたしの人生が紡がれて行く。
いっつも、膨れ上がった幸福感を抱きながら下山する。
今日も幸せだった。
「冷水を 多く浴びるも 水温む」 清流子
冬は必ず春となるという。この言葉を信じるも信じないも個人の問題だが、必ず良くなると想う言葉の創化力の影響は大きい。結局どれだけ信じ切れるかだろう。登攀の道はきつい。
山笑う( ´艸`)