【ブログ新規追加723回】
今日、30年ぶりに旧友二人と「立川いったい音楽祭り」で逢った。
「音楽祭りに参加するから見に来てよ!」と、メンバーから手紙をもらい、30年ぶりに馳せ参じたってわけ。
彼ら二人は東京理科大学の同級生。
その二人と出会ったのはわたしが19歳の頃。
YAMAHAポピュラーコンテスト、通称「ポプコン」のツアー参加で意気投合したんだ。それからすぐに3人でユニットを組んだ。
この二人、なぜだか仕事を獲ってくるのが絶妙に上手い。数多くのステージを経験させてもらった。
アマバンド一年生でも、東京理科大での初学園祭では、あの頃新人だたった竹内まりやさんの前座!とか、桜美林大学では、来生たかおさんのコンサートの前座も務めさせて頂いた。ああ、懐かしや~。
当時、誰もが歌い手を目指して、日々歌を作っていたんだよね。
しかも、こだわりは自作曲=オリジナルだ。
オリジナルだけを作り、歌い続けるのがみんなの夢だった。
今日も、イヤというほど新曲はなく、有名曲のコピーなんて絶対にない(笑)
わたしにとっての懐メロは彼らと自分の自作曲だったんだ・・・と、改めて思い出した。
だって、曲紹介の間に、わたしの自作曲「3号線を左に折れ」の話とか出すんだもの!それこそ、自分で作って、ずう~~~~~~~~~っと、忘れていた曲だったけど、彼らはちゃんと覚えていたし、今でも歌えるのだと(凄)
わたしは、もう歌えない。とうに、忘れてしまった(泣)
彼らは、自分の葬儀の時には「自作曲」を歌ってくれよ!と、今から頼んでいるのよ。ちょっと驚き!
バンド名は「fifty・fifty with miiko」だ。今考えてもいい名前だよ。
今ではユニットのキーボードさんは2代目となった。こちらも高校時代の同級生だそう。
彼らの演奏を応援しに来た友人たちもたくさんいたな。
素敵なご縁が彼らの回りにはいっぱいあったのが、本当に嬉しかった。
何だか、あまりの懐かしさに驚きと少しだけ、興奮したのだ。
だって、バンドだよ?!未だにずっと続けていたんだ。
それも40年。
別に有名になりたいとか、そんなのより、「ずうっと歌い続けて行こう!」って言っていたことを有言実行してきた彼らの「執念」にはほんと、恐れ入った。
圧倒された一日だった。
70代でも80代でも、ずっとやってるだろうね。
後にも先にも、わたしの最初で最後のバンド仲間の話だ。
すでに、毎年の年賀状が「安否確認」になってるし(笑)
それでも、お兄さん、お姉さん、ガンバ!(仲間より5歳年下だから、若ぶるわたしよ・笑)
2日間の間、約150組のバンドが繰り広げるアマチュア音楽の祭典。
夫とジャンベのチームに参加した。アフリカンミュージックのジャンベの音には
ワクワクしたよ。もちろん未経験でもすぐリズムを取れる!
わたしの仲間の前にやっていたのは、ハワイアンチーム。
やっぱり、音楽の力って最高ね!
「見上げれば タイムスリップ 初夏の空」 清流子
久しぶりに祭りと付いた立川の音楽祭にいく。妻の友人が参加すると聞き早速夫婦で応援へ。メイン通り入口でのステージに沢山の聴衆が行き交う中、昔懐かしいフォークの歌声が響く。とっさに上を見上げるとモノレール越しに初夏の青い空が見え、昔へと引き込まれそうになった。
タイムスリップ( ´艸`)