【ブログ新規追加819回】
「南アルプスの山荘に来ませんか?」
こう誘われてから、早や2年。
昨日、念願叶って、夫の友人を訪ねて山梨県へ行った。今年はもう、山梨は4回目になる。
春の松本~美ヶ原の往来では山梨を突っ切り、5月の清里、塩山では山梨を堪能した。もう、慣れっこの道のりだ。
昨日は天気予報とは打って代わって晴天(笑)
ちょっぴり残念だったのが、雲が多くて富士山が拝めなかったの(泣)
でも、旬の到来を告げる、葡萄の露店販売をこれもか!というぐらい冷やかしながら、葡萄畑の晴天ドライブを楽しんだ。
夫の友人 O氏は、赤石山脈にある「八雲池公園」の敷地内にログハウスと少々の山林を保有している。偶然見つけて購入し、すでに18年が経つのだと。
東京にも自作のログハウスを持っている。20年ほど前にそちらにもお邪魔させて頂いた。
自分で建てたログハウスに興味津々で伺った。
そこで頂いた奥様の焼いたアップルパイの美味しかったことが未だに忘れられない。
(東京八王子市のログハウスにはご家族が住む)
O氏は完全な二拠点移動を軽々とこなしつつ、山小屋生活を謳歌している。
今回、お邪魔した山荘は標高920m。
とても涼しい。
ご本人いわく、まるでTV番組 ぽつんと一軒家!みたいだと(笑)
お天気次第でログハウスからは富士山も見えるそうだ。
冬の寒さも絶品で、大型の薪ストーブを燃やすために、今から山林の樹々を伐採して、薪を用意する木こり職人にもなっていた(笑)
(安全に生活するため、チェーンソーなどの道具の使い方や樹木の倒し方など、キチンと講習を受けてやっていると)
スーパーで色々買い物をして山林でBBQを囲んだ。
写真では野菜しか写ってないが(笑)甲州牛や葡萄牛のサイコロステーキ、ワイン豚のカルビなどお肉もいっぱい食べたよ。
(全員、運転を考えてノンアル・スーパードライゼロで乾杯)
野鳥の鳴き声しかしない、靜かな森の中で、ゆっくりと積もり積もった話をした。
最後に飲んだ、深煎りブラックコーヒーが美味しくて唸る。
コロナ対策はしっかりとしつつも、こうして友人とゆっくり森で過ごす・・・贅沢な時間を満喫した。
BBQのあとは、トレッキングシューズに履き替えて、山林の遊歩道から八雲池周辺をトレッキングした。
ネット検索をしてみたら、八雲池は冬場が見頃らしい。
厳しい寒さで池の水がすべて凍ってしまい水がなくなるのだそうだ(驚き!)
O氏も寒さ対策で、大型の薪ストーブ、アルパカストーブ(これは鍋ややかんをかけて使う)、普通の石油ファンヒーター、台所用には火鉢まであった。
起業家のO氏。IT会社を立ち上げて軌道に乗ったところで有能な方に譲り、現在は悠々自適生活を満喫中。
話題の豊富さにはいつも驚かされっぱなし。
興味を持ったことはどんどん始めてしまう、挑戦型の人生にこれまでも触発を受けてきた。
10年ぶりにこうして、山の神(木こり)となったO氏に会えた。
次はいつ会えるかな。
大好きなコーヒーを持って、いつでも行くよ(笑)
今年の夏山は赤石山脈の八雲池付近の山林で終わり。
「アルプスや 富士に連なふ 天の川」 清流子
夏の終わりのハーモニーを大切な友人と南アルプスの山荘で奏でてきた。林間でのバーベキューでは彼からの質問が多く飛び、驚きとともに充実した人生対話となり、心中では美しい天河が輝いていた。