大人になって感銘を受けた本~『嫌われる勇気』岸見一郎・古賀史郎(著)ダイヤモンド社~立場や経験値が変わると読書体験も変化する【選書・自己啓発】

【ブログ新規追加1006回】

~書かれていることの共感度が高く、思考が満足する名著である~

「アドラー心理学」をベースにした「青年」と「先生」からなる問答形式の一書。

わたし達が、日常抱えている人間関係をシンプルに解決し、自分らしく生きるための方法を紹介した名著だ。

長年、モヤモヤと「こうだよねえ」と、自分なりに考えていたことがこの名著に集約されていたとは!

以前も読んだはずなのに、きっと、自分の置かれている立場や生き方が変わったことで、名著を読み込む余裕が生まれたんだろう。

わかりやすい文章で、頭にスッと入る名著だ。

『嫌われる勇気』岸見一郎・古賀史郎(著)ダイヤモンド社

• 簡単レビュー

「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない――
【対人関係の悩み、人生の悩みを100%消し去る〝勇気〟の対話篇】

世界的にはフロイト、ユングと並ぶ心理学界の三大巨匠とされながら、日本国内では無名に近い存在のアルフレッド・アドラー。
「トラウマ」の存在を否定したうえで、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言し、
対人関係を改善していくための具体的な方策を提示していくアドラー心理学は、
現代の日本にこそ必要な思想だと思われる。

本書では平易かつドラマチックにアドラーの教えを伝えるため、
哲学者と青年の対話篇形式によってその思想を解き明かしていく。


著者は日本におけるアドラー心理学の第一人者(日本アドラー心理学会顧問)で、アドラーの著作も多数翻訳している岸見一郎氏と、
臨場感あふれるインタビュー原稿を得意とするライターの古賀史健氏。


対人関係に悩み、人生に悩むすべての人に贈る、「まったくあたらしい古典」だ。

                 ★

大人になった今だからこそ、「心にしみる本」を紹介したい。
読んで、「ハッと!」気づき我に返る・・・そんな一冊を取り上げる。

では、また!

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