【ブログ新規追加1090回】
「暑さ寒さも彼岸まで」とは、よく言ったことわざだが、2023年秋の彼岸はこれまでにない猛暑続き。
かの、彼岸花で有名な埼玉県日高市巾着田の彼岸花開花が遅れていると、TVで観て驚いた。
早咲きと遅咲きとあるようだが、こちらの施設は本来有料だが、9月下旬まで有料にはしないそうだ。
そうよね。だって花が咲いてないんだもの(泣)
これほど、猛暑の痛手は各地に様々な影響を及ぼしている。
TOPの写真は、我が家からバス停までの道沿いにある彼岸花ゾーンで咲いていたので、昨日スマホで一枚撮ってきた。
さて、彼岸花の花言葉だが、良い意味も残念な意味もあるようだ。
赤い彼岸花の花言葉を分類してみよう。
• 彼岸花の花言葉に怖い意味はない
良い意味・・・情熱
怖い(かも)意味・・・想うはあなたひとり
残念な意味・・・悲しき思い出 あきらめ
どちらにも取れる意味・・・独立 再会 また会う日を楽しみに
特に夏の終わり(彼岸の頃)に咲くことから故人を思う花として定着してきた。
しかし墓地に咲くことも多く、また故人を偲ぶ思いが花言葉につけられていることから、怖いイメージが先行していると考えられる。
なお、墓地で彼岸花を見かけることが多いのは、彼岸花の持つ毒が理由。
モグラやネズミから遺体やお供え物を守るために毒性の強い彼岸花を植えたことが、墓地で多く見かける理由とされているのだそうだ。
• 彼岸花とはどんな花?
彼岸花はヒガンバナ科ヒガンバナ属に属する多年草の植物。
田畑のあぜを赤く染めると、秋の到来を感じさせる。
開花時期は9月で、花が咲く時期には葉をつけないといった特徴がある。
花が終わってから葉をつける様子は、花言葉の「また会う日を楽しみに」に通じている。
翌年には前年につけた葉が枯れ、最小限の茎や根、葉で光合成を行うが、これは地中の根や鱗茎と呼ばれる部分に多くの栄養を蓄えるためと考えられている。
• 彼岸花の別名
彼岸花にはたくさんの別名が存在していることをご存じ?
その理由は、彼岸花には強い毒性があるからなんだそう。
彼岸花の別名は以下のとおり。
- 曼珠沙華(まんじゅしゃげ/かんじゅしゃか)
- 死人花(しびとばな)
- 地獄花(じごくばな)
- 毒花(どくばな)
- 痺れ花(しびればな)
- 幽霊花(ゆうれいばな)
- 剃刀花(かみそりばな) など
彼岸花の花全体には毒性があり、ガーデニングやインテリアとして飾ると小さい子どもやペットに触れる可能性があり、絶対に避けたいもの。
多量に摂取すると嘔吐や腹部けいれんなどを発症する場合があるゆえ、取り扱いには細心の注意を払いながら管理をしよう。
と、別名もめっちゃ怖い!じゃん(泣笑)
美しい花だけれど、あまり近寄らないほうが賢明だわ。
と、いうわけで季節の植物の紹介をしてみた。
では、また。
2020年、こちらも家の周りでカメラ撮影した一枚。絵になる花よね。
※ 彼岸花の関連資料はこちら→https://greensnap.co.jp/columns/redspiderlily_language#:~:text
「流転する 秋の彼岸や 蒸し暑し」 清流子
環境に多大な影響を及ぼしながら流転する人類の先は、このままだとエントロピーさながらに劣化の一途を辿るのだろうか。このところの暑さは異常で彼岸までには納まらない様子。別名 ”曼殊沙華” の呼び名は梵語読み。毒はあるがすりつぶして水で毒抜きすると、デンプン質なので昔から非常食に食べられていました。
蒸し暑し(( ´艸`)