【ブログ新規追加1108回】
あらすじ
9世紀のフランス。男は1つのパンを盗んだ罪で、19年間も投獄される。仮出獄した彼は心を入れ替える決心をし、工場経営に成功。名士と慕われる市長となる。しかし、彼をずっと追い続けてきた警官に見つかり、養女を連れて逃亡する。
原作は19世紀フランスの文豪ヴィクトル・ユゴーによる「ああ無情」
映画『レ・ミゼラブル』は同名のミュージカルを完全映画化した作品。
原題「Les Misérables」の意味は「悲惨な人々」や「哀れな人々」という意味。
たった一本のパンを盗んだために19年間も牢獄で生活することになってしまったジャン・バルジャンの生涯。
物語は1815年から1833年の18年間のフランスを舞台に、当時の社会情勢や人々の暮らしなどを非常に細かく描写している。
原本だが、上下巻合わせると非常に文字数が多く、文字通り超大作である。
読書の秋にふさわしく、活字に慣れている方は是非、文豪・ユゴーの原作にもチャレンジして頂きたい!
フランス革命とは→https://ja.wikipedia.org/wiki/(Wikipediaより)
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全編ミュージカル仕立ての映画は初めて観た。(生涯学習フェスティバル映画上映会・事前申し込み・無料)2時間を超える大作を一気に鑑賞。
たった、1本のパンを盗んだゆえの苦しみを、ありとあらゆる方向から表現した作品。めっぽう暗い。
ただひとつ強烈に感じたのは、「人間の尊厳と権利」は誰にも奪えないものだということ。
だから、普段の生き方の中で、「正義か邪悪か」を見定めるのに、役立つ作品だと感じた。
自分が忖度ない生き方ができているか?体制におもねってはいないか?など、自分の生き方の点検にもなるんじゃないだろうか?
内容は重たく暗い壮絶な映像だが、キャストの豪華さとミュージカル曲の素晴らしさで眠くならずに観られる作品よ。
まだの方は、ぜひ、観てみて。
それでは、また!
劇団四季オールキャスト「民衆の歌」日本語版
「善悪も 所詮人かな 秋の暮」 清流子
今日は生涯学習クリエイトホールの映画上映会に参加し鑑賞して来た。ユゴーの小説で有名だが、初めて全容をミュージカルで見ることができた。所詮法律も人間の作るもの、価値観の相違で変わる。人生をかけての自分革命が可能なことを思い知らされた。