【ブログ新規追加1176回】
『施主支給から賃貸DIY、古民家リノベまで セルフリノベーションの教科書Premium』坂田 夏水・著(株式会社誠文堂新光社)
簡単レビュー
素人リノベにこんな方法があったなんて!?
自分らしい家をあきらめないで!
実はプロに頼まなくても自分できる待望の内装アイデア集だ。
空前のリノベーションブームの中、画一的なリノベではなく、自分らしさ、我が家らしさを求めるニーズは高まっていると著者の坂田氏はいう。
しかし、プロに注文すればそれなりにお金がかかってしまうもの。
結局は妥協する人も多いのではないか?
しかし、本当は自分でできることっていっぱいある!
プロに半分依頼する、などの選択肢も増えているそうだ。
予算で諦めないで自分らしい家作りを追求してみたい方にはうってつけの名書だ。
賃貸住まいだってできることはいろいろあるとも知った。
本書は、建築デザイン事務所「夏水組」の坂田夏水氏が、内装DIYのノウハウをたっぷり紹介する一冊。
前著ではマンションタイプだけでしたが、今回は一戸建てでもマンションでも店舗でもできるアイデアが満載。
SNS活用術から、憧れのパーツを施主支給する時のヒントまで、お金をかけずに空間を劇的に変えるノウハウを公開している。
自分の住まいはもちろん、お仕事で内装を考えなければならない人も必見。
■目次
PART1 セルフリノベのルール
PART2 夏水組Presents 一戸建てリノベーション
PART3 SNSも活用して情報収集! 施主支給を取り入れた家づくり
PART4 お客様に喜ばれる 店舗のセルフリノベーション
PART5 パーツ別 リノベ資材の種類と選び方
PART6 賃貸のための セルフリノベーション
Column
・快適なリモートワークのためのワークスペースの作り方
・SNSにのせる写真をグレードアップする お部屋写真の撮り方
・パーツ探しに役立つサイト
・「貼る」だけだから気軽に使える 初心者向け簡単DIYグッズ
フローチャートでわかる 賃貸DIYガイドライン
★★★
夫が先週、手に入れてきたDIYの名書。
さっそく仕事終わりにぱらぱら。
「な~んて、素敵な教科書なの?!」と、驚嘆した。
こりゃあ、ブログにかかなくっちゃ!と勢い読み込んで書いている。
セルフリノベーションって、確かに流行っているよね。
地方に安い古民家を購入して、そこをワーケーション拠点にしたり、県の後押しを受けて地方移住を叶えたご夫婦が開いたカフェなど。
今では、ありとあらゆる方法を使って、思い通りの「住まい」や「仕事」はたまた「ライフスタイル」まで作れるセルフ・リノベーションの世界。
この書籍のなにが素晴らしかったのか?それは、床タイルや壁紙にこだわった内装とシャンデリア・こだわりのフロアライトの数々。
それらの素材を縦横無尽に組み合わせて、「モード」「アーバン」「和モダン」「北欧」「ガーリー」など目指すスタイルを実例で示している。
なにを隠そう、わたしは大の壁紙ファン(笑)
以前は壁紙を収集して、本カバーやデスク周りの装飾に使っていた。
特にお気に入りは「ウィリアム・モリス」の鳥や果物や花柄。渋い色調が好み。
草花や木々・鳥などが描かれている「ウイリアム・モリス」のテキスタイルに惹かれるように。
壁全体でなくとも、手帳やコースターやテーブルマットなど、小さな面積でも、好きな絵柄が日々の中に散りばめられていると、気持ちが上がって心地がいいと感じる。
今では、少しそういったDIY熱も冷め、大好きな「ウィリアム・モリス」の壁紙コレクションがマスターピースとなって、スケジュール帳になったことを知り、一昨年から集め始めている。(スケジュール帳は使い終わっても残せて眺められるし場所もとらない。良い収集だと思っている・笑)
この書籍には、「ウイリアム・モリス」デザインの壁紙も登場して、クラシカルデザインを実現する大切な役割を担っていた。
~たかが壁紙。されど壁紙。恐るべし~
というわけで、今回は暮らしを彩るセルフリノベーションの名書を紹介した。
春はDIYで模様替えもすてきよね。
息子が昨年結婚して家を出て、寂しい気持ちがちょっとだけあったけれど、家の中から一定数の「もの」が減るという一面も。
家の中に新たな自分用のスペースをつくったり、好きなものに囲まれて過ごす機会がやってきた・・・と、考えてみるの悪くない。
それでは、また!
•こぼれ話
TOPの写真に撮った手作りケーキ。今年は自分の誕生日に20㎝のホールケーキを作ったんだ。イチゴとブルーベリーのケーキにはマスカルポーネチーズを挟んで。
で、写真のは、材料がまだあるので追加で作ったバナナケーキ。何を隠そうこれが一番おいしかった。
完熟バナナとマスカルポーネチーズの絶妙なハーモニー。
そして、3回目にして生クリームが上手に塗れたのと切った断面がきれいだったので、
でめでたく写真に納まった。
ああ、やれやれ(笑)
使っているお皿&マグカップは「NORITAKE Stone Ware」
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『SunTAMA Style』2021年4月10日記事
『SunTAMA Style』2022年4月10日記事
『SunTAMA Style』2023年4月10日記事
『ライフストラテジー』2020年4月10日記事
「花の雨 名残惜しかな 酔有情」 清流子
散り急ぐ桜のほんのりと紅い花びらが、路上を埋め尽くす様を見るにつけ、早や春も終わりかと後ろ髪を引かれる思いに至ります。艶やかな風情を残して足早に過ぎてしまう今年の桜に、少しでも酔いたいものと焦ってしまいますね。さあ、リノベでもして刷新したい5月がやってくる。