【ブログ新規追加1193回】
GW中にとある美術展で撮ったハンガリーの名窯「ヘレンド」のディナーセット。
数々の歴史的な会食の場面で使用されてきたものだそうだ。
重ねられたお皿の数々には華麗なお花とそこに飛び交う蝶々の柄。
ふ~ん!とため息交じりで眺めてきたのだ。
さて、お皿を重ねることを「スタッキング」という。
キャンプ用語である「スタッキング」とは?積み重ね、コンパクトに収納することをさす。
日本では揃いの食器・家具などを積み重ねることをいう。
アウトドア用のマグカップやクッカーなどはスタッキングでワンセットになるものが多く、無駄なく収納することができる。
食器や道具をどうやってスムーズに取り出しやすく、きれいに収納させるのか?はこの「スタッキング」にすべてがかかっていると言っても過言ではない。
50代以降は、子どもの独立などでライフスタイルが変化したところから、食器の量や種類の見直しを図っていった。
まずは、母の介護で、コンパクトな物件への住み替えで、食器棚を置くスペースがなくなったのを機に「食器の持ち方」を見直した。
その時、スタッキングできる食器で省スペースを図ることに注目した。
で、わたしはこの「スタッキング」を大いに取り入れた食器の収納に着手していったのだ。
要するに重ねられるか?どうか?がカギを握る収納を目指した。
食器が好きで、独身時代から焼きものの和食器を中心に集めていた。
しかし、和食器のいびつな形のものは重ねられず、急いで「IKEA」に行き、シンプルなスタッキング食器を買い求めたのだった。
これだけは!という、お気に入りのもの数点だけを残し、和食器はリサイクルショップへ売りに出した。
そんな収納スペースが限られている環境になって、50代から始めたキャンプでスタッキンググラスや食器の便利さを実感することとなる。
それからは、基本的にスタッキングできる食器に少しずつ変えていった。
焼き魚用平皿など「専用」の食器も手放した。
IKEAで購入した、フリーのマグカップではお茶、お蕎麦のつけ汁、茶碗蒸し、ヨーグルトなどいろんな用途で使っている。
子どもが独立して夫と2人暮らしになり、たまにしか使わなくなったどんぶりは2つに減らした。
やや大きいのが難点だからあまり使わなくなっている。
どんぶりは、大き過ぎると食べ過ぎてしまう・・・というマイナス面があるからサイズ感が大事よ(笑)
必要なときは、どんぶり代わりになる大きめのスープ皿(オーバル型2点とガラスのボウル2点)で代用している。
ごはん茶碗は益子焼の器と煮物皿2点。これだけは大好きな和食器を使う。
お客様用にはNoritakeのコーヒーカップ&ソーサーを3客だけ残しているが、これで充分。
カトラリーも3人分だけだし、それ以上に必要ならば、100均で買うんだ(笑)
来客用は割り箸を利用するが、そっけなくならないように箸袋を和紙で手づくりするの。
おもてなしの気持を添えるのが好き。
食器は基本的に「普段使うものしか持たない」と決めている。
しかし例外もある。
お正月用の漆器のお盆とお椀とお重。毎年必ず使うので大切に取っておいてあるのだ。
こんな風に食器は「IKEA」のスタッキング(重ねられる)できるものと、お気に入りのノリタケ ストーン ウェアのお皿やマグを毎日使う。こちらもマグ以外の数点のお皿は、重ねて収納できるので重宝している。
数は少なく、全部使える食器を揃えられて、満足している。
ということで、我が家の食器は「スタッキングできるものだけ」にしているという話。
それでは、また!
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『SunTAMA Style』2021年5月17日記事
『SunTAMA Style』2022年5月17日記事
『SunTAMA Style』2023年5月17日記事
『LifeTour21st』2016年5月17日記事
http://lifetour.blog.jp/archives/1057354053.html「家事はシックな仕事」
『みいこStyle』2019年5月17日記事
http://miikostyle.blog.jp/archives/18317968.html「人知れず楽しむこと」
「野辺山に 響き渡るよ 勝ちの鬨」 清流子
さみだれの後、澄み渡った空気を切り裂いて郭公の誘いが雄大な八ヶ岳の山々を背景に響き渡っている。それは闘いを勝ち抜いた武将の雄たけびをも思わせる、夏嵐のあとの勝鬨なのだ。歳を取り機動性の高いツールが主流になっている。
野辺山行ったよね( ´艸`)