【ブログ新規追加242回】
「低山ハイク」って知ってる?
昨日、青梅の書店で「東京の超低山を登頂する!」という、何となくレア(笑)な本を見つけた。
さっそく、立ち読み~~~。何と、我が家から徒歩5分の「都立小宮公園」が登録されている。
はて?
あそこ山?丘陵でしょ?・・・。
でも、あああ~~~確かに「ひよどり山」だわ。
はじめて知ったのだが、ひよどり山に都立公園を作ったのだということを。
どうりで、結構険しい道も多い。
しかしだ、たった63mしかない超低山。その低山ハイク本によると、低山ハイカーに人気が高い東京都の山だそう。
※ おススメ書籍の紹介『花の山歩き・関東低山ハイキングガイド』
今日は、午前はオンライン会議で仕事。ランチ後にすぐ飛び出したってわけ。
だって、春先のような陽気。コロナ禍で密を避ける場所としては抜群の低山ハイク。
それでは、簡単に写真で登頂までを追ってみよう。
近所だが、車で行く。約10台分の駐車スペースあり(無料)
ちょっと先に見える弁天橋は、その昔、吊り橋だったのだそうだ(驚)
いざ、ひよどり山へ入山。
先を歩く夫を撮った。低山ハイクには、手ぶらで装備はいらないよ。
枯れ木のブナ林をどんどん登ってゆく。登山道はいくつもあるのだが今日のコースはこんな。
スタート・おながの小道→くぬぎ平→えながの小道→しじゅうからの小道→みずき平→こなら平→こげらの小道→ひよどり山登頂→たんぽぽの小道→おかの小道→雑木林ホール→しろはらの小道→やまぶきの小道→駐車場・ゴール
足に優しい木道は、平坦な場所に張りめぐらされている。
行けども、行けども枯れ木が山の賑わい(笑)
途中で、こんな山の恵みを見つけて写真に納めるのが楽しい。
途中、青々としたシダを見つけ、太古の昔を連想する(笑)
途中の沢では、東京名水100選にも選ばれている石清水も見られる。
石清水の流れを見つけた。
原生林みたいな幻想的な雑木林に心も身体も癒される~俗世間から少しだけ離れて仙人気分を味わえるよ。
そろそろ山登りも終盤。
ひよどり山。登頂!
頂上の広場では、青空とパンパスやすすきが風に揺れていた。
多摩動物園のコアラのために輸入したユーカリ。残念なことにコアラの口に合わず、この公園に3本植えられている。
寒椿も蜜柑も終わりそうな風情。
雑木林ホールで休憩する。森の動物たちのはく製が迫力満点。
ホールから一気に下山。
13の小道をひたすら歩いて山登り。所要時間1時間と少し。
軽く汗ばむ感じで気持ちがいい。
健康にも気分転換にも最高な、絶対登頂できる低山ハイク。
あなたもどう?
★
ここで、ひよどり山の簡単な歴史を紹介しよう。
「ひよどり山」
名前の由来は、「兵取山(ひょうどりやま)」、「鵯鳥山(ひよどりやま)」、「鷽鳥山(うそどりやま)」の3説ある。
その中でも、武田信玄・勝頼父子の一軍が永禄12(1569)年に滝山城攻撃の際に陣を構えた「兵取山」がなまって「ひよどり山」となったという説が有力だと言われている。
近隣情報
山頂付近の富士山も見える住宅街には、昭和58年に1,305坪、総工費20億円と言われている北島三郎邸がある。また、山の外輪には、あの高級料亭「八王子うかい亭」がある。
北島三郎邸(画像拝借)
うかい亭(画像拝借)
【ひよどり山情報】
東京の山岳総合ガイド→https://yamap.com/mountains/9634
【都立小宮公園】
八王子市公式HP→https://www.city.hachioji.tokyo.jp/kankobunka/002/005/p003411.html
「厳冬に 眠りこけるよ ひよどり山」 清流
ウイルス禍のなか、厳しい世相に青ざめる日々が続いています。今日の蒼空もまるで密を避けているかのように雑木林に映えていました。
足元には気をつけましょうね( ´艸`)