【ブログ新規追加271回】
無人販売が成立するのは日本だけじゃないかな?
こんな話を以前、同僚とした。
わたし達、車で外営業をする仲間たちは、皆、無人販売の恩恵を受けている。あって良かった無人販売とかの情報共有をしていた時の話。
それは、ほかの国だったら、お金を入れずに野菜を全部持ち去るとか、反対に野菜はそのまま、お金だけを全部持ち去る輩が出るだろうね・・・と。
無人販売が成立すること自体が、日本人の持つ深い良識という精神性の高さに尊い思いを馳せたのだった。
たしかに文字通り「無人」のそういう販売システムは、何度もアジア諸国へ旅してきたが、まったくそんなものには出くわさなかった。
日本独自のシステムなんだろうと勝手に確信してる。
昨年からコロナ禍で、人に会わなくてもすむ無人販売は、実は密かなブームにすらなっていると聞く。
★
わたしは無人販売の多い多摩地域に仕事があるが、意外と都心に近い調布のある街道沿いにあるわ~あるわ・の無人販売。
様々な畑が延々と続く中にところどころ、無人販売の小屋?みたいなブースが存在している。
わたしが、心躍るのは「梅」や「梨」「みかん」果樹の販売。見つけると必ず、車を停めて買いにゆく。
その中にブルーベリーやくるみのむいたものとかがあったら最高。そのままお菓子のレシピを考える。
ワクワクする瞬間。
わたしは月10日以上、車で東京と神奈川を回る。草花の咲く時期は本当に気持ちが落ち着かないくらいだが、実は無人販売にもかなり通っている無人販売フリークなのだ(笑)
朝採りたての新鮮な野菜。だいたい1袋100円が多い。市場や道の駅より多めでお安い。
以前、箱根へ遊びに行った時も、街道沿いのみかん農家の無人販売で袋いっぱいのみかんを300円で買って、みんなで温泉上がりにパクついた。ほんとに甘くて瑞々しかったのを覚えている。
お財布に優しく、新鮮でいっぱい買えて、その日の晩の献立が決めやすい無人販売。とにかく健康によいいし、相対的にもみてもSDGsに貢献できて何だか嬉しい。
自家製の漬物やジャム、果物の皮のピールなど、丹精込めた品が手に入る秘密の場所もあるんだ(笑)
道の駅も大好きだけど、無人販売も楽しい大切なお店なのだ。
「おもてなし だから成り立つ 春兆し」 清流
ここのところ災難続きだが、そんな国土だからこそお互い寄り添い助け合いながらの暮らしが成り立つ。そうしたちょっとした風景にも心に春の兆しを感じるね。
地味だけれど大事な部分かも。