【ブログ新規追加305回】
昨年の3月末。新型コロナウイルス感染防止対策からの自粛。その上、緊急事態宣言という異例の発令がなされるという、かつてない深刻な状況の中にいた。
何が、深刻なのか?
それは、仕事に出られなくなる!という事態が深刻なのだ。「時間」と「お金」の問題が頭の中を駆けめぐった。
空いた時間をどう過ごそうか・・・お給料の減少から、今までの暮らしを見直し、立て直しを否が応で迫られたのだ。
どこまで行っても、「仕事」と「お金」は生きている限りわたしについて回る。
で、そんな時に、ちょっとだけ面白いことを思いついた。どうってことないのだけれど。
~この一年、髪を伸ばしてみよう~ これだった。期間はコロナが止む迄。
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それまでの30年以上の間、常に首までのボブスタイルにいつも、切りそろえていた髪。もう、ヘアスタイルを考えなくても良くて、実際は、洗うのも乾かすのもすべてが「時短」でできる。
首までのボブスタイルは好都合だった。
しかしそれも、50代前半まで。段々、髪の毛のボリュームが減り、髪の元気をつけるような育毛要素の高いシャンプーをせっせ!と使う自分へと変化してきた。
髪の意外と知らない知識なんかをひも解くと、「頭皮から出た髪はすでに死骸」「薄いと気づいたらすでに髪は全体の50%」とか、マイナスイメージの知識が多く、知っていればそれはそれでいいのだけど、無理に詰め込まなくてもいいかなと。
資料先→http://www.orchestra-hair.com/staffs/entry8076.html【えっッ!!!】意外と知らない髪の話
それじゃあ、髪の減少し始める前に、二度とないロングヘアに挑戦しよう!と決めた。
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思えば25歳ぐらいまで、わたしはロングヘアの持ち主だった。
出産を機に首までのボブスタイルに落ち着いたのだ。あれから33年。実際、髪が伸び始めて、頬にかかる時、微妙な女らしい仕草が蘇ってきてちょっと新鮮だったり。
一昨日、偶然TVで見かけた、漫画家安野モヨコさんの栗色ロングヘアも素敵♡♡♡。
そうね。サングラスみたいな感じ。「自分を守る空気を纏う」と表現できる。なかなかいいじゃない。
実は、髪を伸ばすのには「あるやりたいことがら」ができたから。
その「やりたいことがら」は、また、そのうちにブログに書くだろう。
ただその前に、何でも捨てたくなる「捨て魔」のわたしが、どこまでこのロングヘアへの道を貫けるのか・・・今、一年経って、少し背中に触るぐらいに伸びた髪。
夫にバックスタイルを写真に撮ってもらった。それが、もうびっくりの後ろ姿。
わたしは白髪染めは自分でやっているのだが、まだら~まだらになっていた。そして右の頭頂のつむじ付近が薄く見えてなんだか寂しい雰囲気が漂っている。
あんなの見たら、もうね。切るしかないっしょ!
すでにバッサリと切りたくてうずうずしてる(笑)
Xデーは4月1日。
ああ~どうしようかな。幸せな迷いだね。
「世界で一番愛される黒髪ロング」だそう。別にそれは置いといて(笑)
春、まず、おしゃれは髪型からね。
「老いた春 寂しきことの 多かりき」 清流
花の命は短くて苦しいことばかりと林芙美子は謳っていますが、ほんと老いるということは寂しいと実感する毎日。生涯青春といいますが実践するのは至難ですね。
もろ林芙美子( ´艸`)