話し方・考え方の流儀~圧倒的に打てば響く人になること 【仕事・話し方と考え方】

九州地域の集中豪雨について

このたびの災害により被災された皆様ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

新型コロナウイルス感染抑え込みもままならない中、九州地方を襲った集中豪雨。

こんな時に感じることだが、世の中で起きている様々な出来事、話題のニュースなどについて、自分の言葉で語りたいと思う人は多いだろう。

そのためには、情報を見聞きしているだけでは足りない。自分なりに考察したり、意見をまとめたりするなど、より深く考えることが重要だと如実に思う。

そのぐらい話や言葉は重く重要なものだと感じている。そこで、こんな工夫を考えてみた。

● いつも読んでいる新聞や本・WEB記事などで得たニュースや情報を、「自分のもの」にするため「自分の言葉」に変換する方法

①情報ソースからテーマを抜粋して、SNS等で知見を深める。
②「他人の意見」と「自分の意見」を並べ書き出す。

③より深く洞察して、意見として持てるようにする。

 例えば、今、必要とされているリーダーは?という問いがあったとする。
 ◉ 他人の意見=自ら熱狂して周囲を巻き込み、大胆なビジョンを掲げて全力疾走する人。
 ◉ 自分の意見=一緒に働く人の知恵や能力を最大限引き出し、人を支えながら共々に成長する人。

 こんな風に、世間で良いとか絶対的な意見であっても、自分とはまず違うのではないか?それを自分の言葉で端的にまとめ、伝えてみる。そうすることができるとちょっと違ってくるのだ。

● 自分の意見も端的にまとめて、人の意見も聞き入れる打てば響く人になることは人間関係での上級者

こうして、人から聞いた意見も簡単にまとめられて同じように自分の意見も簡単にまとめられれば良い。手帳でもスマホやPCでもいいが、ササッと書いておいていつでも引き出せるようにする。そして年齢相応の対話が可能なように準備しておきたいもの。

江戸時代には、日頃から寺子屋で実生活に直結するセンスを磨いていた。「観る」「聴く」「読む」「書く」「話す」等、機転が利かないと馬鹿にされた。

鐘や太鼓をたたけば即座に鳴るように人間も打てば響く、つまり気配りをして、即行動する機敏さが尊ばれたのだ。言葉をキャッチボールするセンスもそのひとつだろう。

特に今までわたしがやってきたのが、自分の意見を140文字でまとめておく、といった事だ。

ツイッターの140文字というつぶやきには、実に深い意味がある。人間の視野は、一回で読み取れる文章の文字数がだいたい140文字前後だという。受験の出題の文字数もだいたい140文字以内になっているそうだ。

140文字あれば、結構たくさんの情報が詰め込める。表現したいことや、伝えたいことがきちんと伝わるように推敲する力も養える。

自分の考えをきちんと文章に残すという行為は様々な副産物が得られるし、何しろ頭や心がスッキリする。

では、話し方そのものはどうなんだろう。

● 話す速度が鬼門になる~早口には気をつけよう

さて話し方のことだ。わたしは普段、営業職(出版関係)なので自分のみならず他人の話し方に、とても気になる事がある。

たぶん、相手はそれ相応の気づかいをしてくれているのだと感じながら対応するのだが、意外なくらい気になるのが話し方の 速度だ。

早口になっていませんか?自問自答するように仕事の前には特に注意している。

 この 速度によって、相手の心にまで伝えたい事がきちんと伝わるか?が、ある程度決まってしまう。

話すスピードが早すぎると、せかせかした印象だけでなく相手の神経を過敏に使わせてしまうし、何となく信用できない感じがするもの。

聞き上手なやりとりの心がけ。話をすることは誰かに何かを伝えることなのだから、ひとりよがりにならないよう相手の考えや想いを引き出せる話し方も日頃から学んでおきたい。

 自分の事ばかり話してしまう癖は、相手の情報量などが少なくて間が持たないため、自衛本能がそういう行動にさせるもの。

営業現場では割と多く目撃する局面だが、QAの事前準備が乏しい証拠だ。入念な準備に勝る必勝方法などどこにもない。相手のある仕事のすべてに通じる極意だろう。

自分で始めた女たち~いつの時代でも起業は素晴らしい!【選書・ワークスタイル】

Googleアドセンスに申請するにあたって、何度もGoogleの唱えるアドセンスポリシーなるものを熟読した。その中に、「自分のサイトから収益を得られる」と聞けば、多くの人は嬉しいに違いありません。と、こんな一文があった。

相模原北公園のアナベル。角度を変えて撮ってみた。

そう、そうよね。自分が手塩にかけた可愛いブログがせっせとおこずかいを稼いでくれるんだ・・・こんな印象が頭の中を駆け巡った。そして、アドセンス設置1日目。小さな収益が生まれていた。これがアドセンスのはじまり。

わたしは、人気作家になるために本やブログを書いてはいない。どちらかといえば、役に立つ情報を、己の体験からエッセイに絡めて書く、そんな自由な文筆スタイルを愛している。

それが、本ならば対価を頂ける内容だったり、ブログであれば少なくも収益に繋がるのだろう。いい加減な内容の記事や自分の感性=思い込みで書いてはいない。

すべて、実体験であり、写真も自撮りのものを使ってきた。これがわたしの考える自分で作る小さな仕事である。それを靜かに淡々と行う毎日だ。

ここで、女性たちの起業の実体験を集めた良書を紹介する。

自分で始めた女たち」グレース・ポニー著(海と月社)2019年7月刊行。

現在、各業界の第一線で活躍する様々な女性たちのインタビュー集となっている。

料理研究家、映画監督、脚本家、デザイナー、作家、ミュージシャン、イラストレーター、ブロガー、モデル、家具職人、スタイリスト、コメディアン、俳優、ジャーナリストなど多岐に渡る。

114人の女性たちのやりたい事や好きな事を仕事にして、夢を追いかけ、叶えた先にある美しい世界を写真とインタビュー記事で表現している。
インタビューの一覧をここに転記しよう。

・子どものころの夢は?

・駆け出しのころ役立ったアドバイスは?

・あなたにとっての成功は?

・自分ビジネスを始めて得た最大の教訓は?

・キャリアや仕事のために払った犠牲は?

・自分の性格でいちばん自慢できるところは?

・自信をなくしたり逆境に陥ったときの立ち直り法は?

・あなたのモットーは?

・今の仕事を知ったのはいつ?なぜ惹かれたの?

・ビジネスを始める前に考えておくべきことトップ3は?

・夜眠れなくなるような不安や悩みはある?

・失敗から学んで成功につながったことはある?

・ビジネスのアイデアや自分がやりたいことに気づいたのは、いつ、どこで?

・憧れの、あるいは尊敬する女性は誰?

 こうした質問に対し、114人もの女性たちが答えてくれるのだ。今、やりたい事が見つからないやりたいことへの一歩踏み出せずにいるなど、女性ならではの心中に一本の軸を見つける事ができるかもしれない希望と期待の一冊だ。

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始めるという大きな一歩を踏み出した女性たちの言葉には、成功への多様な価値観がある。

きっと言葉に出来ぬほどの苦労もあったのだろうけど、皆、人としてのしなやかさがある。読んで元気が出る本とはこういう本を指すのだろう。

これから、ワクワクややりたいことをビジネスにしたい!という人には、ぜひ一度手に取ってみて!

きっと、見違えるような気持ちになれる。わたしもそうだったから。

★2024年7月5日更新 Googleアドセンス~準備から審査通過までの全記録 / 2020年度最新情報&10のチェックリストあり【仕事・Googleアドセンス】

7月4日、午前11時に審査応募して、審査結果が届いたのは7時間後、午後18時。無事審査に通過した。予想以上に早くて驚き!

~巷のネット記事との比較はせず、わたしが今回、アドセンス取得のために動いた記録を公開~

● Googleアドセンスって?・・・昨年の7月。書店でGoogleアドセンス・マネタイズの教科書を見つけ早速購入。そこから、Googleアドセンスの勉強を始めた。

それまで、ブログで収益を上げるとかは、まったく考えていなかった。

当時ブログを始めて4年経って、今後、末永くブログを書き続けていくためには、おこずかい程度でも収益の出る、SEO対策された記事を書けるようになるのも悪くないな!と考え直した。

そして、まず、4年間お世話になったライブドアを離脱する計画を立てた。以前から、興味のあったWordpressへ移行する準備として、WordPress.comを使ってWordpress構築の入口を体験しはじめた。

ライブドア離脱は翌年5月と決める・・・それは、Wordpress構築やGoogleアドセンスの勉強と、元SEの夫から、WordPressをやるのなら、プログラミングの基礎のPHPとかHTMLとかの勉強も合わせてしておきなさい!と言われたのだ。

しかも書籍の執筆も12月に決まり、Wordpress構築とアドセンス申請は翌年に繰り越そうと考えた。

今回は、丁寧でセンスのある独自サイトをWordpressで構築し、軌道に乗ったらGoogleアドセンスにブログを審査してもらうと決めてゆっくりと周辺準備をして行った。

※手始めに、2019年9月 Amazonアソシエイトの審査をライブドアブログで応募。こちらも翌日に無事通過した。今では大好きな広告になった。

2020年5月にWordpress Org.で新ブログがスタート・・・年が明けて、2月上旬新型コロナウイルス感染が発生、前代未聞の疫病が世界を襲った。わたしも仕事をばっちり2か月は休まなければならなくなった。

しかし、その時間はすべて、Wordpress構築に使って、思い通りのサイトが出来上がった。そして、現在まで毎日更新を続けている。

56記事を過ぎサイトも軌道に乗ったのでGoogleアドセンスに審査応募した。初回無事通過。ホッとした。

なぜなら、今年はコロナの影響でGoogleアドセンス側でも、一定の審査の延期が伝えられていた。

5月末に一度、審査応募したところ、現在審査ができません再度応募しなおしてください。という案内メールが届いたのだ。これは、長丁場になるだろうと思い、6月も毎日記事更新をしながら応募の時を待った。

5月末に審査してもらえない時に考えたのは、コロナで、みんな仕事を休んでいるのだから、審査できなくて当然。わたしも自分の仕事がある程度戻ったら、再度アドセンス応募しようと留飲が下がったのだ。

何事も相手の立場に立って考えれば自ずと動き方も決まる。というわけで、⦿ Googleアドセンスの2020年最新情報は、アドセンスの審査は再開しているという実態がわかったという報告。

アドセンス応募のためのチェックリスト10

1、レンタルサーバー申し込み(わたしは、GMO コアサーバーを導入/1ヵ月489円)

2、ドメイン取得(コアサーバーと連携しているバリュードメイン利用108円)

3、ブログサイトの用意WordPress Org.で構築。Wordpressテーマは無料のTwenty Seventeen バージョン: 2.3を選んだ)※56記事用意した

4、記事内の画像はすべて自撮りのものを使った

5、応募の直前に無料コピぺチェックツールで、すべての記事をチェックし、類似率4~8パーセントに納めた。ついで、漢字やいいまわし、改行などもしつこいくらいにチェックした。(文体は敬体5記事/常体51記事)

6、ブログサイトにサーチコンソールとGoogleアナリティクスがセットになった、Site Kit を導入∼有効化した。

7、Googleアドセンスのポリシーや規範を何回も読み込んだ

8、ブログサイトにお問い合わせ&プライバシーポリシーを設置した

9、自分のサイト記事がGoogle検索にちゃんと上がっているかを調べるインデックスをすべての記事で行った(記事のURLの先頭にsite;と入れて検索すると検索上に上がっているかいないかがわかる)※重要(Googleがサイト記事をみつけやすくするために行う作業)

10、56記事中半分の記事タイトルをGoogle検索に乗りやすくするために34文字でつけた。キーワードは、無料キーワードツールで検索してからタイトルを決めた。※今回、わたしが独自で試したGoogle攻略情報。

⦿ Amazonアソシエイトの広告は貼ったまま審査応募したが無事通過

以上、Googleアドセンス審査通過までをざっくりと書いた。今後、Googleアドセンスに挑戦する人のお役に立てれば幸いです

WordPressの応募ではブログサイトのデザイン、編集、記事などのすべてが審査の対象になる。これはサイト作成した側にとっては評価がなされてとても嬉しかった。今後、さらに精進していける有難いアドセンス取得となった。7月5日記

アンチエイジングで具体的にやったほうが良いこと・医師も勧める4選【健康・週末編】

以前、読売新聞でこんなコラムを読んだ。

いつまでも若いといわれる秘訣がある。それは、かきくけこを意識することだ。知りあいの女性で、20歳以上も若く見られる方からその理由を伺ってきた。

か・・・感動する

き・・・興味を持つ

く・・・工夫する

け・・・健康第一

こ・・・こうなりたいとあこがれを持ち続ける

だそうだ。

花と蝶

20歳以上も若く見られるというその女性は御年70代!(2016年6月/読売新聞より)

● アンチエイジングって、いったい何をすればいいのか

はじめに医師が勧める4つのアンチエイジングを紹介しよう。

1、紫外線対策・・・ビタミンC補充

2、活性酸素による酸化・・・ポリフェノールを摂る

3、タンパク質の酸化・・・ビタミンA/E/Cなどをサプリメントで補う

4、ホルモン分泌の変化・・・主に、更年期などによる女性ホルモンの変化を表す。

この4つの対策が重要なのだそうだ。アンチエイジングの軸は運動・食事・睡眠・ストレスフリーなので、上記の4つに当てはまる食事や運動を組み合わせることでアンチエイジング=老化防止に役立つのである。

https://www.clinicfor.life/articles/a-058/ 参考資料リンク先

いつまでも健康で若々しくありたい。見た目も内面も、いつまでも美しく健やかでありたい。
誰でも歳を取る。だからこそ、早めのお手入れや気づきが大事だ。

● 見た目より内面のアンチエイジングが必要

時計の針を止めることは不可能でも、針の動きをすこしづつ遅らせる事がアンチエイジングの大筋の定義である。

しかし、見た目だけでなく、成熟した大人になればなるほど、内面からのアンチエイジングに比重は傾くと思えてならない。

若年層と話を合わせて無理をしたり、長年の自分の活躍を語り出したら止まらない!などという場合は、人の話をよく聞く=傾聴を心がけていくことが一番のアンチエイジングになるとつくづく最近は思うのだ。

大切な人との対話は大事な時間で、本当の充実感と癒しをもたらす最高のアンチエイジングとなる。

しかし、仕事などでは、人間関係で我慢をする場合もあるだろう。我慢も限界を超えるとドカーンと爆発することも。

いくら辛抱強くても、誰にでも、当たり弱い急所は必ずあるものだ。そこに触れてしまえば、軽いストレス性胃炎や心の病に発展してしまう場合もあり、侮れないものだ。

人間関係の改善は2つ(おもいやり・夢)のアンチエイジングで

梅雨の晴れ間

人間関係に関しては、やはり、自分を何とかして守りたい!とジタバタもする。心の奥底に潜んでいる本当の気持ちは、ネットでは愚痴れはしないものだ。

そして、大人になればなるほど、手練手管のアドバイスなんかいらない!と思うし。こと人間関係に限っていえば、一番心を許せる親族に話を聞いてもらうことだと考える。

その時、お互いを思いやりながら話す人、聞く人となって、まずは話をすることや聞くことで気持ちをなだめ、癒すのだ。

聞いてもらいたい人・・・、こんなに頑張ったのに~!もう、自分の力ではどうしようにもない!

聞く人・・・そうか、大変だったね。でもあなたなら大丈夫!これまで頑張ってきたのだもの。

こんな、やりとりができたらGoodだ。

結局、人間関係改善にもっとも効くのはおもいやりというエッセンスなのだ。想像力を発揮して相手の話を聞くことが聞く人にとっては最高のアンチエイジング。

また、人間関係改善のために勇気を出して胸のうちを語る聞いてほしい人はその行動そのものが人間性を高めるアンチエイジングに役立つのだと感じる。

そして、もう一つ、内面アンチエイジングに欠かせないのが夢をもつこと。生き方が美しい人は、いつでも将来の夢を持っている。

将来を語れるのは、子どもや若者だけではない。自分の未来に明るい希望を持って生きている人は、たとえ60歳だろうと70歳だろうと輝いている。

前向きで明るい人は、長年抱えてきた悩みにも真剣に向き合えば、必ず最良のリ・スタートが切れることを知っている。

生きるエネルギーを湧き立たせて、細胞を活性化できるアンチエイジング。ネガティブでは見た目も内面も美しくなれないのだなと実感した。

● あなたの夢はなに?

私の「夢」はざっくりだけど、70歳で”プロの小説家”デビュ〜。

ポイ活チャレンジ始めた~個人の経済圏に導入することで面倒をことごとく減らす方法【暮らし・ポイント活用】

● ポイ活始めた理由

4月に楽天アンリミットの通信回線を導入した。通常利用料金2980円のところ、1年間無料の大盤振る舞い!早速申し込んで、7月からは回線無料期間で快適だ。

そこへ、追加投入したのは、楽天モバイルの楽天ミニ。これも本体は1円で1年間通話通信料無料!どこまでも太っ腹な楽天(笑)

しかし、これだけではなかった。2つ分の契約時に楽天期間限定ポイントがつく。2つで6300ポイントになる計算。

そこで、今週入った最初の3300ポイントでファクスコピーのトナーインクをセット買い。次の3000ポイントは多分、夏用ダウンケット(少々加算して数枚買うかな)とか、生活必需品の投資に使える。

(※通信基本料を事前に1回線3300円振り込むと、同額のポイントが帰る仕組み)

すごい、ポイント生活。ふだんでも買い物の時に自然に貯まる行きつけスーパーのポイントも最近ではコロナの影響から、クレカでまとめるようにキャッシュレスにしていたところ、スーパーとクレカとで2倍に貯まっていた。

イオン系カードでのスーパー買いでは、現金買いのみポイントが貯まるから2重にはならない。クレカの機能や利用状況も見据えながらポイ活推進するべき。

現在、利用中のクレカでスーパーの買い物だけでJALマイレージが貯まっていた。これはすごく嬉しい~(^^♪ 久々に空の旅も考える楽しい時間をポイ活で得たのだ。

● ポイ活の面倒くささを解消するには

ポイントで頂く本格中華

以前、一度ポイントを貯める節約術に目覚めた時期があったが、なんだか面倒くさい。あっちのポイントをこっちへ移してとか、考えただけでグロッキーだった。そこまでしてポイントの守銭奴にならなくてもいい!と自分をなだめて知らんふりしてたのだけど。

そこで考えてみた!面倒を解消する方法・・・1点集中というのはどうだろう。たとえば、新たにクレカを申し込むという場合は、楽天クレカを申し込む→楽天は生活用品、光熱費、旅、銀行、証券、モバイルなど生活に必要なモノコトをほぼ網羅している。

この状態が生活経済圏をまるっとまとめられるサービスなのだ。あらゆるお金のかかる部分でしっかりとポイントを稼いで、こまかなモノやコトをまかなうように誘導する方法だ。

1点だけだったら、面倒くささも軽減できると思うが。楽天だけでなく、今、携帯しているクレカの特典をよ~く調べてみよう。買い物先でダブルでポイントがつく!とか、普通1ポイント1円が多いのだが、2~3円なんてカードもあるらしい。使い勝手でクレカは持つ時代なのだ。

● 巷で売れているお金の本は?

6月に入って、いつもの書店営業に戻った。現在の書店頭では雑誌は風前の灯・・・コミックかノウハウのムックが主流だ。そのムックの中に異常に売れているシリーズを発見した。

それはお金に関するムックたちだ。その売れ行きが半端じゃない!ポイ活をやる気にさせるカードケースなどの付録と、初心者向けのどんどん貯まるポイント攻略などの特別記事がついているお得なムックだ。

● ネット情報はお金の専門家の記事を読むべし!

五穀米もポイントで頂いたもの

ただ、ポイ活のネット情報を検索すると、ポイ活で100万円稼いだとか、月3万円のおこずかい発生とか、月5万円稼いで今の生活を変えよう!などのパっ!と稼げるかのような記事が百花繚乱だ。(※現金化できるものはわずかで、ポイントで戻るが基本だということをわかっていないといけない)

やっぱり、ネット記事を参考にする場合は、ポイ活だったら、最低でもお金のスペシャリストが書いている記事を参考にするのが基本。そういった専門家の記事は、ものごとの本質にきちんと触れている。例えば、節約アドバイザーの丸山晴美氏の記事では、お金にも流行りすたりがあるとか、ちょっと他では書かれていない切り口の記事が読める。

経済専門家の記事は、ビットコインなどの仮想通貨=暗号資産の世界の話などにも触れ、内容の濃い記事が多く大変勉強になる。ポイ活なら、面倒な手順を何なくクリアする方法を様々伝授している。

無料記事であっても、すごいお宝記事の可能性も秘めている専門家の記事。ぜひ、見つけて読み込んでみよう。簡単に稼げます!とかほとんど書いていないはず。

すべての仕事に言えることだが、簡単に稼げると謳うものはだいたいが詐欺。

踊らされないようにしたいものだ。

● お金の流行を知ってコツコツ貯めよう!

中華といえば烏龍茶

そうそう、Tカードで貯めたポイントでビットコインが購入できるそう。これはお財布が痛まない程度の400円ぐらいから始められるのだと知った。貯まったポイントで早速試したい。

株主優待券は投資額が無理だったし、チケットショップで安価に売られているものを必要に応じて買えば済む。そして、投資にはまとまった現金と鬼勉強が必要だ(笑)

ハガキの投稿応募も全然やらなくなった。すでに時代遅れ感あり。

やっぱり、お金の関係の流行って知っていて損はない。

ワークライフバランスという言葉が生む誤解~自由な働き方で行こう【仕事・ワークライフバランス論】

2020年9月23日更新

こんにちは。Miikoです。

4連休中、2日間お休みをして、わたしもブログもリフレッシュしました!

そこで、この回から、Google検索で人気の高かった記事を調整して、再投稿をしばらく続けて行こうと決めました。

ブログを始めて5年がたち、今ではGoogleアドセンスやAmazon、楽天、ランサーズなどの広告も入れてこの4か月は、夢中で毎日更新を続けてきました。

現在135記事となり検索順位も様々。そこで、これまで良く検索された記事や良く読まれた記事を抜粋し、新情報も入れて更新をしていきます。

今回は、「ワークライフバランスという言葉が生む誤解~自由な働き方で行こう」(現在Google検索上29位)を更新します。

新型コロナウイルス感染防止から、テレワークや在宅勤務が当たり前となった2020年、一番の話題ワークライフバランスとは。

【もくじ】

● 本来のワークライフバランスとはどこから来たのか

● 女性視点でとらえるワークライフバランスの実際

● 一歩上をゆくワークスタイルには欠かせない白シャツ~ちょこっとおしゃれも🍂

本日のメインの仕事先にて

● 本来のワークライフバランスとはどこから来たのか

ワークライフバランス;仕事と生活のバランスという意味の言葉、仕事優先の生き方を再考し充分に休暇を取って、雇用形態に関わらず、多様な働き方に対応した生活を実現する。

 結婚している男性なら育児などに協力し、女性でも仕事人間にはならず、積極的に結婚や出産の事を考え、人生トータルでの健康に留意しながら、より人間らしい生活を送りましょう!経済産業省の推奨(引用元)

 しかしこれはしっくり来ないし誤解を生みやすい。

要するに、仕事の生産性を高め、優秀な人材確保を図るといった言わば方便にも感じてしまう。

ワークつまり仕事とライフつまり生活を、あえて分けて考えるというのにはわたし自身、何だか実は納得できてはいない。

● 女性視点でとらえるワークライフバランスの実際~わたしの視点でとらえてみたワークライフバランス論

わたしの実態は、会社員で営業職なのだが、家では文字通り主婦業中心。その中で空いた時間をやりくりして、この数年は文筆業に充てているのが現状だ。

会社員としての立場は労働に準ずる対価だから実にわかりやすい。

しかし、家でやっている家事労働も仕事も生活の一部であり、文筆では僅かだが収入にも繋がり家庭経済を支えている。

また、その充実感によってわたしのメンタルも家庭経済同様に支えられている。

イラスト②

 何だか、これはこれあれはあれ、というように、分けて考える必要があるの?と疑問が生まれた。

たとえば総合病院で、外科、皮膚科、内科など病状によって受け持ちが変わる区分のように、ワークライフバランスを感じてしまうのだ。

実に日本的な思考の区分だとも言えよう。

 すべては生活の中で繋がっているのだから、区分やモデルは必要ない!というのがわたしの意見。

男性は妻の家事負担や育児負担を楽にするために時間を取る。また女性ならば、家事、育児、余暇まで大切にするため仕事は「ほどほど」にしましょう!とか、そんな風に政府から言ってもらう必要があるのか?

 まあ、スローガンということなら理解はできるけど、実際のところ、この字面通りにイクメンをやるビジネスマンや、家計を担う女性社員がどれだけいるの?と現実との違いをひしひしと感じる。

懐かしい話だが、あのリーマンショック以降の日本の大不況下では、無視できない数の労働者が仕事を失う羽目になった事は記憶に新しい。しかも、今年は新型コロナウイルス感染影響からのショックと。歴史は繰り返すのだ。

仕事と生活のバランスどころか、仕事が無くなり生活が破壊されるのではないか?という不安はいつ何時でも消えやしないだろう。

ワーク・ライフバランスなどと口にする前に、仕事や雇用をより多く生み出し、より人間らしく生活できる政策を実行するほうが、ずっと大事だと思うし、それが先決だともつくづく実感する。

 そのうえで時間的余裕を作り出せる工夫を、個々人がするのが正解だ。

すなわち個人に委ねられた自己改革とデッドタイムの有効活用である。それが真のワークライフバランスの実現につながるのだと考える。

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● 一歩上をゆくワークスタイルには欠かせない白シャツ~ちょこっとおしゃれも🍂

話はかわって、7月はジャケットを脱いで、白シャツで通勤したい!と思い、昨日衝動的に買った白シャツ。首元には、真鍮の小さなネックレス(INDIVI)も一緒に購入。 やっぱり夏は白シャツ。

で、すっかり涼しくなった今週は、白シャツに黒のニットジャケットを羽織って着ている。(※ 小画像のドレスシャツは楽天サイトで掲載→写真をクリック!)

これ一枚あるだけでキリっとする。なんて単純な思考だろう。でもいくつになっても白いシャツが似あっていたいと心から思う。

今日は34度と猛暑だった。白シャツ大正解!

オリジナリティと反復~ずっと前から憧れている短編小説を書き始めた【紙上講座・執筆エッセイ】

「これさえ」手に入れば、それを核のようにして短編小説を作る事が出来る。書き手である自分を確信させ、嬉しく小躍りさせる「これさえ」の「これ」とは一体何か。

この数年、梅雨入り~梅雨明けまで、いつも短編小説を数本書いている。なぜだか、発表するためではなく、ただただ創作したいからだ。

きっと、体と頭の中の澱が熟成されて、溢れ出る時期なのだろう。それが終わると、待ちに待った夏だ。

駅のロータリーも七夕。

これさえこれは、撮り溜めてきた一枚の写真だったり、古いファッション雑誌のイカしたピンナップの事もある。

物語のになりうると思えることや場所を探して、街や森林を歩き写真を撮り続けている。

そしてとりあえずその一枚をわたしはPCのファイルに保管する。しかし、だいたいはファイルに保管した事で安心しきって忘れてしまう。

要するに冬眠状態になった短編小説のネタというこれをだ。

積み上げられた古い書籍の中にも古いピンナップが挟み込まれていて、片づけとかひょんな事からその一枚が入った書籍を再びひも解くと、何故だか何も感じない。それどころか、過去の記憶を遡る事すら面倒だ。

ああ・・・もうこれはわたしの求めているこれじゃあない。まるで賞味期限切れの食品みたいだ。せっかくの再会にも感銘などはまったくない。

これさえあればこれがどんな風に物語の中で変化し、成長できるか短編小説の生命線であり勝負どころなのだ。

自分の旬を発見し、それをこれに仕立てて書ければ、きっと物書き冥利に尽きるだろう。

これを見つけるのは至難だが、意外に偶然だったりもする。転がる石ころみたいに悩み続ける、苦しくも楽しき充実の時間を過ごしている。

これを掴めず、書き切れなければたとえ梅雨が明けても、物語の終わりを迎える事はわたしの場合はない。

※大変高価な美術史 オリジナリティと反復 から美しいタイトルを拝借いたしました。

オリジナリティと反復

★2024年6月30日更新 断捨離を使ったから検索1位になったのか?悩ましいブログタイトルの所以【紙上講座・作品タイトル】

● 読まれる記事にしたい!タイトルのつけ方を考えることからはじめよう

5年もブログを続けていると、本当に色々なことがらに遭遇する。わたしは、SEO対策とかと無縁で、物書きになるための修業と割り切っていることと、書くことが楽しくて続けてこれた幸せ者だ。

それでも、たまに自分の記事を検索かけてみることもしている。何ページ目にあるだろう・・・ちょっとドキドキ。

収益やPV数ばかりを追い求め、そういったことがらに役に立つ内容の情報記事にはいまだに抵抗がある。

理由は読んでいて楽しくないから。しかし、それは単なる文章好きのわたしの気持ちであって、世間で良く読まれる記事はあちらだろうな・・・と、容易に察しがつく。

さて、ブログだけでなく、すべての作品にはだいたいタイトルがついている。どんなタイトルが興味を引き、良く読まれるのか?

WEB記事でたとえれば、タイトルの末尾に○○選3つの法則とか、数字で〆るものは読まれやすい。目的が明確だからであろう。

しかし、エッセイなどはそうではない。わたしも一時3文字タイトルに凝った時期があった。夜明けとか海沿いみたいな(笑)

やはりタイトルから内容が連想されなければ、たとえ無料のWEB記事であっても読んでもらえはしないのだ。

わたしのことだが、Wordpressに移行してからは、毎日Googleアナリティクスのお世話になるようになり、Googleの検索文字数34文字以内できっちりと、記事の内容を表すようなタイトル付けにするようになった。

もちろん、KWも狙った数を投入している。サイトの持つ方向性を見失わないように割と慎重に考えながらつけているのだ。

以前、夢の検索1位を獲った記事が1つだけあるので、それを全文引用しよう。

● 検索1位を獲った記事

ビジネス 断・捨・離!

         「 何もないが 心安さよ 涼しさよ 」
小林一茶の俳句より

当時の我が家

この夏、先週からちょっと早めに夏休みを取っている。日頃は、男性さながら仕事中心で暮らしているのだが、休みに入ってからは、主婦としての家の片付けなども目いっぱいやっている。

私の悪い癖というか、ものすごい片付け魔なのでいらないと判断したものは容赦なく自他ともに捨ててしまう。

以前、シーズンごとに衣類をすべて入れ替えてしまうビジネスウーマンの記事を見て、私もやりたくなり、1年に一回全部買い替えていた時期もあった。

今は少し穏やかに必要ないものは売ったり捨てたりして、必要最小限を保つようにしている。本当に似合う物だけを持つことで、現状を越えないように心掛けている。

どうやら私は、いざという時にすぐ動けるように身軽でいたいし、物を所有・管理することに関心があまりないタイプのようだ。

断捨離1

             「モノ」を人間関係の視点で見てみる。


 「断舎離」で有名なやましたひでこさんがある対談で言われていたことだが、「断舎離」の思想ベースは中国の老子の道徳経48章にあり、”人生の深い諦観からくる考え方が片付けだ” ということだった。

その章の一文に 「知識を増やしたいなら毎日増やしていきなさい。智慧を得たいなら毎日減らしていきなさい。」 とあり、この文に出会ったことで断舎離を始めるきっかけとなったということだ。

必要なものだけ手元において、あとは手放しても入ってくるんだなあと、これを読んで感じた。シンプル・イズ・ベストかしら、と。


断捨離5


断捨離3 ものの出入り口を決めて管理する。


 さて、私の仕事の断舎離について記しておきたい。書類の整理や必要文献のファイル整理、お取引先様の名刺管理などとPC内の情報整理とを関連付けてやり、情報のインプット・アウトプットをしやすくしておく。仕事でやらないことを明確にするのだ。

ムダに頑張らないというのも断捨離の一つで、やらないことが生産性のアップにつながる。 これは、普段あまりやりたくないことなので、休みはじめにとりかかってみたらスッキリ!とした。これで猛暑の8月も頑張って働けそうだ。

そして、ある程度までスッキリが実現したら、今度は情報収集の方法も効率よくブラッシュアップする。今まで時間をかけてやっていた事柄を、少しずつ短縮できるよう工夫し減らしていく。

それを積み上げていくことで物や情報が減った分を、自分にとって有効な、気持ちのいいことに割り当てていく。断捨離のポイントの一つは、「今すべきこと、必要なものは何か」を正確に判断すること。

これができるようになれば、やる必要のない作業を格段に減らせるだろう。 時間感覚の上でも少しずつ、”無理”と”無駄”を省いて私流仕事術を磨いていきたいものだ。

 仕事だけでなく生活すべてに通じることだが、情報を調べる、物を選ぶ、事柄を段取る、これらに集中する

基本的にはこの4つのルーチンをしっかりと行うことで、イライラを減らしストレスの少ない日常が可能となる。この手順を端折るとあちこちで影響が出る。

私の一番のストレスは、家族からの「あれ、どこにある?」と聞かれることで、「もう、ないよ」とか「知らない〜」とか適当に答えざるをえなくなってしまうことだ。

これからは、人の物まで勝手に無意識に処分してしまう悪い癖をなくし、心を入れ替えようと思っている。2017年7月の記事より引用

● タイトルが決まれば、記事も決まる!

この記事でなぜ?1位だったのかと言えば、タイトルに断捨離というKWを使ったからだろう。現在でもKWプランナーで検索すると、一日に66000回ぐらいの検索数のある、バリューの高いWordなのだ。

そんなことは当時のわたしは知らず、ただ、断捨離しているよ!わたしのやり方や物の整理に対する考え方を書いただけだった。ただ、断捨離という文言の登録商標だけはしっかりと調べて、難なく使っただけだ。それが検索1位を叩き出した。

タイトルを決めてから書き始めるのがいいのか?書いてから決めるのがいいのか。とても悩ましい部分だろう。

微量な経験から言えることは、タイトルは全体の腰であるという事。ここが決まると恰好のいい記事や作品に仕上がる。成り行きで決めると言うよりは決めて書く

そんなわけで、タイトルが記事のすべてを決める(かもしれない)というささやかなわたしの体験から書いてみた。

● せっかくなのでアートディレクターの超整理術を紹介する

アートディレクター・佐藤可士和氏

スマップ、ユニクロNY、キリン、ホンダ、都内屈しの大学、美術館、幼稚園などのイメージディレクションを手掛ける。そのシンプル極まりないデザインで、世界をアッと言わせた強者だ。

もっとも話題だったのが、作品だけでなく、佐藤氏の奥様が経営するサムライの事務所。クールな内装に何もないテーブルがど~んとあるだけ。それが当時のデザイン界での通例となるのにはさほど、時間はいらなかった。

佐藤氏の初著作 佐藤可士和の超整理術 文中に、捨てる勇気が価値観を研ぎ澄ます~捨てることは不安との戦いである~という一文が目を引いた。

物の価値、モノの持つ力・魅力を最大限に引き出す、いわゆるデザインのドクターのような発言だった。

こういったセンスや思考を持ち続けるためには、すべてのことがらの断捨離が必要だと、書かれていたのが印象的だった。

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アドレナリン中毒を知っていますか?~自己診断チェックリストつき【健康・自己診断】

アドレナリン中毒・・・このことをいつか書こうと思っていた。

梅雨の晴れ間

人間にはそれぞれ、自分にとって最も心地よく、最も生産性が高まるリズムとサイクルがある。それを自分の制限速度だと理解することは正しい判断である。

その制限速度に反し生活の中で、自然のリズムを越えて最高速度ギリギリで走ったり、速度オーバーをしている人をたまに見かける。

制限速度を大幅にオーバーすると、思わぬミスや忘れ物をしたり、大事なモノや人との約束などを失いかねない。

しかも、この制限速度オーバーは、医学的にはアドレナリン過多=アドレナリン中毒の症状で、アドレナリンやドーパミンなどのホルモンを脳が大量に出す指示をしてしまう事で、場合によっては死亡する恐れもある、大変怖い病に発展する可能性があるのだ。

● わたしのアドレナリン中毒体験

なんどか、ブログにも書いてきた12年前の脳出血を起こした時、運よく命を取り留めて症状が落ち着いたころ、主治医から言われたある一言で、ああ~わたしの病気の原因はここだ!と、はっきりわかった。

それは、主治医が毎日の検診の時、わたしが、いつここから出られるのか?この先、後遺症が元通りに治るのか?など、矢継ぎ早やに聞きまくるのに辟易したのか、そんなに慌てて聞くと、ドーパミンを出にくくする薬を打つよ!と言ったのだ。冗談とは思えなかった。

● わたしの日常

わたしは、元来、仕事でも地域活動でも子育てもすべてやり切るのが当然だと思い込んでいた。そして、考えられないくらい無理を重ねてきたようだ。

要するに、能力があるからどんどん詰め込めるのではなく、ホルモン過多による、身体の症状から覚醒されていたのだ。ひとつやり切ったら満足ではなく、時間の許す限りどんどん詰め込むのが快感だった。完全に能力だと過信して、ひとりくるくる回る、まるでくるみ割り人形。

だから、自分自身への過信から、人の言う事をちっともまともに聞かなかった。自分の長所でも能力でもなく、あえて言えば欠点だった、アドレナリン中毒

主治医の一言でハッと気がつき我に返れたのだ。自分の病気の原因だけでなく、慌ただしい性格をも矯正した12年前の話。

今では、丁寧に人の話も聞き、簡単に鵜呑みにせず良く考えるようになったし、だいぶおっとりしてきたから、友達は今の貴方のほうがいい感じ(笑)と言ってくれている。

● アドレナリン中毒時の身体の中


アドレナリン中毒は心拍数を急激に上げ、血圧を上昇させる。そして、脳や内臓で余分になった血液を筋肉に送る。この連鎖によって、動くスピードや力が増大するのだ。

さらに、アドレナリンは痛みを感じにくくする。アドレナリンはストレス反応に対して、体内で作られる化学物質であり、自己高揚感をもたらして、知らず知らずのうちにアドレナリンの効用を自己肯定に利用してしまう


強烈な感覚を作り出すことで潜在的に抱えている喪失感や絶望感といった辛い感情も抑え込んでしまうのだ。

普通は自然のバランス感覚で上手にスイッチを切り替えることができるのだが、この症状に陥ると常に全力で立ち向かってしまい、仕事ではワーカホリックになって自虐的で危険な命取りになりかねないのだ。

 
● アドレナリン中毒 セルフチェック

やまゆり

次にあげるものはアドレナリン中毒の兆候。セルフチェックしてみよう。
1つでもあてはまるものが有れば要注意!
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①プレッシやーが大きいほど、いいパフォーマンスが出せる。
②「やること」リストの項目を消すと、達成感と興奮を感じる。
③日中に休憩することに罪悪感を感じる。
④携帯電話、インターネットが手近にないと不安になる。
    いつも誰かとつながっていたい。
⑤ぎりぎりの時点になるまで仕事に取りかからない。
    期限に追われないと何もできない。
⑥歩く、食べる、話す、どれも早い。
⑦こんなに忙しくなければ人と会う時間ができるのに、と思う。
⑧1日の終わりには疲れてぐったりしている。
⑨生活に興奮がなければ、満足できない。
⑩友人や家族は私の忙しさを理解するべきだと思う。
⑪何もしないでボーットしていることは居心地が悪い。
⑫車の中で食事をしたり、職場のデスクでランチを食べたり、
    キッチンのカウンターで立ったまま食べることが良くある。

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                                「忙しすぎる毎日から抜け出す習慣術」 日本実業出版社 より

わたしは今でも5つあった。喉元過ぎれば暑さ忘れる・・・。

これではいつか来た道に逆戻りだ。仕事も家庭も犠牲にしない生き方は、①落ち着いて行動する。②よく考える。③生産的でなければいけない!とは思わない。この3つを自己暗示にかけるぐらい唱えて暮らしてきた。

そうそう、アドレナリンを減らす薬は一度も投与されなかった。自分の意識革命をすることで症状はおおかた改善された。
なにしろ、闘う相手(ライバル)は、自分 以外どこにもいないのだから。

忙しすぎる毎日から抜け出す習慣術

スターバックス成功物語~一杯のコーヒーが生んだ奇跡【書評・ワークスタイル】

アメリカ映画のワンシーンにスターバックスコーヒーが登場したのは、いつだったのだろう。

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ユーガットメールではトム・ハンクスとメグ・ライアンの鉢合わせた場所がスターバックスだった。プラダを着た悪魔では、メリル・ストリープからコーヒーを買って来るように指示されて会社の前にあるスターバックスで、フロアの人数分を買うアン・ハサウェイ。

メグの手にも、アンの手にも、あの紙カップが持たれている。企業ロゴにギリシャ神話のセイレーン(半魚人)を深い緑で描く印象的なデザイン。2年おきにセイレーンのデザイン刷新も行われているのだそうだ。

誰の目からみても印象的、この企業ロゴの持つ意味は多大だ。外で持ち歩くコーヒー。そのスタイルがなにしろカッコいいし、紙カップの印象的なデザインで、広告効果は絶大。瞬く間に世界中に広まった一杯のコーヒー革命だった。

アメリカ映画の最強の小道具は車でもハンバーガーでもなく、スターバックスコーヒーに様変わりした1996年。その年に満を持して出版された本。スターバックス成功物語だ。まず、概要をレビューをしよう。

● 本書の概要

著者であり、世界規模で展開を続けるコーヒーチェ―ン、スターバックスの会長であり、最高経営責任者(CEO)のハワード・シュルツ氏は、1982年、一流企業で高給を取りながらも、突如企業を退職してしまう。そして、たった5店舗の姉妹店を抱えるシアトルの小さなコーヒー小売り会社に転職した。それがスターバックスだ。

そして、5年後の1987年、スターバックス最高経営責任者(CEO)に懸け上げるのだ。当時、まだ姉妹店6店舗の地方企業から全国規模の大企業に育て上げる。

単なる一企業の成功過程を書き表しただけでなく、ビジネスに対する彼独特の持ち味というのか、こだわりや伸びやかな柔軟性がもたらすバランス経営などは必読だ。

現在、ビジネスの第一線で活躍中のパーソンにとっても教科書となりうるマインドの高い書籍である。彼の持つ人生観、起業をする理由や夢の追及など興味が尽きない良書なのである。

● スターバックスの原点とは

スターバックスの原点は二つある。一つは1971年に創業された初代スターバックス社。この時の企業理念は、最高級のコーヒーに情熱を注ぎ、一人ひとりの顧客にコーヒーの概念を啓蒙することに専念するというものだった。

そして、もう一つの原点は、著者のシュルツ氏がスターバックスに持ち込んだビジョンと価値観である。それは、負けじ魂と全社員が共に勝利者となることを断固たる決意で目指すとい強い理念であった。

彼はコーヒーに自分の夢を懸けて、ことごとく不可能を可能にすべく挑戦を開始した。常に斬新なアイデアで目標達成を成し遂げたのだ。

ただ、彼がスターバックスに出会う10年も前から、すでに地方都市での商売は繁盛していたのだ。だから、創立者にとってはコーヒーの品質がすべてだったのだ。

このことから、スターバックスの原点は二つあるというシンプルな指標を掲げたのだ。どんな企業でも、何を基盤にするかは議論を呼ぶ一番大切な部分だろう。

現在、スターバックスが取り入れているコーヒーの決めては、創立者が魅せられた深煎り焙煎された豆の独特の風味を基盤に置いている。その独特の風味にたどりついたからこそ、どこのコーヒーチェーンよりもひと味もふた味も違う本物になれたのだ。

● 著者 ハワード・シュルツ氏の父親の仕事

この書籍の冒頭には、シュルツ氏の生い立ちが事細かに書かれている。少しショッキングな場面を文中から引用する。

(文中から)当時、7歳だった僕の父が職場で足をくじいた。母親が友達と無心に遊ぶ僕に「パパがケガをしたから急い帰って」と。

僕の父は、足にギブスをはめたまま、その日から一ヵ月も家に引きこもるようになった。父親が働かないとこの一家は収入が途絶える。実は、今までもこういったことは何回もあった。

父の最後の仕事は、おしめの配達とおしめを回収するトラックの運転手だった。何ヵ月たっても身体に沁みついた臭いは酷くて汚い。本当に劣悪な仕事だと愚痴をこぼしていた。しかし、ケガや病気で休みがちな父は、その会社を解雇された時に、ひどく落ち込んで、もう一度あの仕事がしたい!と懇願していた。

その時、母は7ヵ月の身重で働きに出るのは無理だった。僕の家はすべての収入を絶たれて、ひどいことに健康保険も無く、失業手当もなく、頼れる人など皆無だった。

ことごとく、運命に裏切られてきた父親。父親は負け犬だった。知っている限り、ブルーカラー労働者として、トラック運転手、職工、タクシー運転手など。もちろん持ち家など持てるはずはない。子どもの頃住んでいたのはブルックリンの低所得者専用住宅だ。

年頃になった僕は、ふがいない父親との衝突が絶えなくなっていった。どうしてもっとちゃんとやれないのか?と。もっと努力すればできないはずはないだろうと。

しかし、父の死後、わたしは不当に父を裁いていたことに気づいた。

組織に適応しようと影で必死に努力をしたのであろうが、組織に無情に踏みにじられた父。まっとうな待遇も受けられず、自尊心を傷つけられて心を失ったことで、人生の落とし穴から抜け出すことも、生活を向上させることもできなかったのだ。

そのぐらい自尊心というものは大切なものだ。

そして、何より悲しかったことは、父が自分の仕事に生きがいと誇りを持てなかったことだ。

少年時代のわたしは、自分が経営者になるとは夢にも思ってはいなかったが、もし何かできる立場になった時には、決して人を見捨てるようなことはしない!と固く心に誓った(文中より)

この冒頭のプロローグには、世界的大企業の最高経営者が語る話は何ひとつない。あるのは、小さな頃からティーンエイジャーとなるまで見続けてきた父親の生き様から、自分の将来像を描き、希望を見出すシュルツ少年の話だけだった。

もちろん、本論では、経営者バリバリの起業理念や挑戦欲を湧き立たせるテキストとなっているが。

親の背中を子どもはちゃんと見ているのが良くわかる。プロローグで、極貧の生い立ちを書き切った、シュルツ氏の強き決意はこんな風に語られていた。

~人の気づかないところに心を配り、どんなリスクも恐れず、誰よりも大きな夢を抱き、不可能に挑戦する~

この書籍は、仕事中心のお堅い話ではなく、親と子、人生とは、人を思いやるとは・・・などビジネスだけでなく、あらゆる人生に共通する絶対法則がふんだんに語られている。しかも平易な文章がとても読みやすい。ちょっと古い本だが、今、あらゆる立場の人に読んで頂くと良い影響があると感じた書籍だった。最後にもくじを表示する。

マイ・コースター

【もくじ】

プロローグ

Part1 コーヒーとの出会い

Part2 新しいコーヒー文化を目指して

Part 3 起業家精神の見直し

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