★2024年6月27日更新 禁断のスパイス~食を豊かにするならスパイスからはじめよう!【健康・香辛料食材編】

● 食の大切さを意識するようになったのはいつからだろう

息子が社会人になった頃、大人3人がそれぞれ仕事の準備をして朝食を囲む。その日一日のことをざっと話すひと時。あとはもう一緒には食べない。そんなことから我が家では朝食に重点をおくようになった。

一日に一回だけ一緒に食べる食事をできるだけスムーズに短時間で食べられるように工夫をしていった。栄養面でも言わずもがなだ。

パン半分は息子の好み

主に朝ご飯の定番は、食パン 淹れたてコーヒー レタスなどの葉物 季節の果物 目玉焼き ハムかソーセージ トマトや煮物などの野菜 と、ここにバターやジャム・スプレッドなどを用意する。書き出してみると、結構な量。

当時のわたしは、朝5時〜7時までは仕事をしていた。起きて直ぐに食べるのはさすがに体がついていかない。起き抜けには白湯とブルーベリー・コラーゲン・カルシウムなど3〜4種類のサプリメントを摂取して、仕事に取り掛かかっていた。

頭と体を一緒に覚醒させていくのだ。また、ひと仕事を終えてから、朝食をしっかり摂るということは、こと美容と健康のためにも効果が高い。嬉しいではないか(笑)

今回はスパイスの話。だいぶ横道にそれてしまった。

● 禁断のスパイスとは?

ここで禁断のスパイスの話をしよう。わたしが大好きで1ヵ月に1瓶は買うスパイスがある。黒コショウ・シナモン・タバスコの3点。これを何にでも入れて食べている。

もちろん、料理にも使うからすぐになくなる。毎週土曜日、市場での買い出し時には、目当てのスパイスを絶対に忘れないようにしている(笑)

また、スパイスを求めて国内外を旅してきたが、今年は京都へスパイスがらみの旅を計画中。簡単にまとめてみた。

● スパイスの王様を求めて京都旅

大好きなスパイスのお菓子を満喫しに、京都へ行く。先日、久しぶりにスパイスカレーを作ったら、奥深いスパイスの香りに虜になった。

わたしの大好きなスパイスはシナモン。いわずと知れたスパイス界の王様シナモンは、どこでも手に入るスパイス。

シナモンを満喫するために用意するものが2つある。ひとつが文旦やサマーオレンジなどの柑橘フルーツ。もうひとつは全粒粉で焼いたパン

これを、スパイスに良く合うスペイン産赤ワインで頂く。フルーツは気分で、そのまま切っても、ジャムにしても美味しいもの。

そのままの場合は、チーズも用意するとさらに味が広がり幸せなのだ。でも、なぜ京都なのか。

それは、シナモンの聖地、生八つ橋が特産だからだ。特に好きなブランドは西尾の生八つ橋。それと、浅煎りキリマンジャロをブラックで・・・とか、考えるだけで至福。もちろん、合わせるのは、渋みの強いマーマレードをスプーンですくって直接口へ。生きててよかった美味しさ。

と、スパイス命のわたしが、まずしたいことは京都でスパイスの効いたお菓子を頂くこと。ここで、スパイスの王様 シナモンのことを少し説明しよう。

● シナモンの効果が高い時期とその使い方

◎ シナモンは冬から春にかけて欠かせないスパイス。そもそもスパイスは食卓では主役にはならないものだ。食材の味を調えて食品本来の美味しさを引き出す名脇役に徹する。

シナモンがなぜ、寒い時期に多用されるかと言えば、原料の桂皮の成分がカラダを芯から温める作用があるということ。スパイス自体は「乾燥した植物」の総称で、水分で戻されて本来の香りや漢方の効能を引き出すのだ。

● スパイスマニアの日常

さて、シナモン同様に自称とうがらしマニアのわたし。激辛調味料の買いだめは必須。海外では好みの香辛料を探すのが旅の一番の優先事項なのだ。

こんな唐辛子系を常に補充している

やはり、自分の好みの味のある辛さじゃないとダメで、長年、アントニオ猪木氏ゆかりのタバスコペッパーの愛好者だが、最近ではハバネロ系に移行中。

なんにでも入れて食べるからいわゆる中毒者だ。食べ物自体の分量はそれほどいらないが味にパンチがあれば嬉しい。特に、辛い、甘いについては厳しいジャッジをする。(笑)

食材マニアの場合

 食材マニアの話。わたしの同僚に無類のパクチー好きがいる。わたしの勤め先のビルの前に現地人が経営するシンガポールレストランがあり、彼女とのランチは必ずと言っていいほどそこへ行く。

海老とアボカドの焼きビーフン。パクチー大盛り

すべてのメニューにボイルしたエビとバケツ(笑)にはいったパクチーが山盛りでサーブされる。

その匂いのきついことったらない!それでも数人で蒸し鶏とジャスミンライスや焼きそばなどを頂いているうちにバケツのパクチーはほぼなくなっている。彼女にはパクチーを思いっきり食べられるその店は天国なのだ。

 こんなことも言っていた。営業先でつらいことがあっても、子どものことで大変でも、いつも冷蔵庫にパクチーをスタンバイさせておく。急いで家に帰り冷蔵庫のパクチーの匂いを嗅ぐ・・・っと。幸せな自己逃避先がパクチーなのだ。
わかるなあ〜そういう気持ち。

潜在意識を掘り起こす呼吸法~吐き切ることで身体も気持ちもスッキリ【健康・呼吸法】

朝目覚めた時、今日も呼吸ができている事実に安堵したことが度々ある。数日間ご飯を食べられなくなったとしても生きてはいけるけれど、もし、呼吸を止められてしまったら・・・背筋が寒くなる。

我が家から望む早朝の光

そう、呼吸は生きていく上で欠かせないもの。身体や心が疲れている時、何か不安な要素や問題を抱えている時は呼吸は浅く、小刻みになっている。

一方で、身体が健康的でやる気が漲っていて、色々なものごとに目が向き意識的に行動できる、こんな時は、深く長い良い呼吸ができている。

呼吸は無意識に起こる身体のリズム。その呼吸を司るのは、目に見えない潜在意識なのだと、世界的コーチングアドバイザー アンソニー・ロビンは語る。

腹式呼吸と胸式呼吸の違い

わたしの音大受験の時のこと。受験を決めたのが1年を切った高3の6月。当時、ピアノの個人教授を受けていた先生に、音大を受験する!という相談をした時に、まず、ピアノの受験専門の先生を1人、もうひとり声楽の先生を紹介してもらった。

はて?声楽?そう、音大はピアノを専攻しようが、他の楽器を専攻しようが、最低線の声出しができていないと、将来的に大変!だ。

わたしは、その日、家に帰って速攻で始めた特訓が、腹式呼吸だった。まず、畳の部屋にあおむけに寝転ぶ。お腹に手のひらを当てて、鼻から大きく息を吸い込む。その時に肩で息をせず、鼻から入れた空気をお腹に溜め込むのだ。

そして、もう、これ以上吸えないというぐらい身体中に空気を蓄えた感覚ができたら、やっと空気をゆっくり、ゆっくりと吐き出す。この時、一気に吐き出してしまわず、口をすぼめって、もったいながってゆっくり、ゆっくりと出すことで、お腹全体の横隔膜が開くのだ。

コツは目いっぱい吸う→ゆっくり、ゆっくりと吐き出す、見た目の特徴は、目いっぱい吸うとお腹が膨らむ。膨らまないようなら、膨らむように訓練する。わたしは初日に2時間かけてこの腹式呼吸法を会得した。

腹式呼吸ができないと、音大受験は難しい!とまで言われている。ピアノ科であっても、学内ではオペラも歌うし、教師の資格を取得して、教壇に立つには、腹式呼吸でしっかりとお腹から声を出さねば、授業はできない。

というわけで、複式呼吸を習うのが受験の入口だったという懐かしい話。おもに男性は基本的にお腹から声を出す腹式呼吸法が自然と身についているのだそうだ。一方の女性は肩と胸で息をする胸式呼吸の場合いがほとんど。

横隔膜を鍛えること=音楽で食べて行くことに繋がるくらい大事な身体の器官がお腹周りと横隔膜なのだ。

その後、腹式呼吸ができて入学したら、まわりはまだまだ自分の身体の横隔膜を開いておらず、お腹に空気を溜め込めなくて苦労する人が続出。音大の体育の授業は主に呼吸法やランニングがメインだった。

最初に腹式呼吸法をしっかりと叩き込んでくれた恩師には感謝、感謝が尽きなかった。

また、横隔膜を鍛える梅雨時期などの不安定な季節にも身体の不調を自分で治すことができるのだ。(リンク先は横隔膜を鍛えるの文字下に。)

多摩地域の夕陽

さて、お腹に空気を溜め込むことで、吐く息を長くする健康法 ロングブレスのことを少し。

ロングブレスとは、お腹の下おへその上、いわゆる丹田を鍛えて、スリムで美しい身体になろう!という俳優三木良介氏が考案した健康法だ。

めいっぱい鼻から空気を吸い込み、強く・ゆっくり・長く吐き出すのがロングブレスの特徴だ。概ね腹式呼吸法となんら変わりはないように思うが。

長く吐き出すためにふう~~~と大きな声を出すのが特徴だ。これ以上息が出ないところまで吐き出すのも腹式呼吸法と同じ。ダイエットやひ弱なカラダに喝を入れるロングブレス。

ちょっとおしゃれな感じだし、生活の中に取り入れるのもよい習慣になるだろう。最近では、仕事のストレスなどから、呼吸の浅い男性が増えているのだそう。

しっかりと腹式呼吸、ロングブレスなどで身体の芯から鍛えると、呼吸が深くなり、精神的にも落ち着き、自信が漲ってくる。良いことしかないからぜひ、取り入れることを検討するといい。第一無料だし(笑)

● 息を吐くことで潜在意識をきれいにできる?

呼吸が身体に及ぼす良い影響は計り知れないものだが、たぶん腹式呼吸法を意識的にやっていると、まずおこりっぽくなくなる。それは頭に血が昇っても、呼吸は丹田、お腹まわりにどっしりとあることで、己の留飲を下げやすくなるというものだ。

お腹に息がある時は、自分が何をしたらいいのか?どう考えたらいいのか?など、理論的な行動ができるのだ。

自分の役割をしっかりと全うするためにも、腹式呼吸法を身に着けておきたい。そこで、潜在意識と顕在意識の違いを話そう。

1、顕在意識・・・表面意識のこと。普段、己が直接意識することが可能な部分である。顕在意識で可能なことがらは、ものごとを深く思考したり、判断したりする時に発揮される意識である。

また、古い記憶を思い出したりする働きに優れているのだそう。何しろ、自分でコントロールできる意識層だというのがいい。

2、潜在意識・・・これは、人間の脳の神秘的な部分で、自分で自覚できないものなのだ。

本当の心の奥底に隠された気持ちや、信じていることが潜んでる部分である。本能のままに行動してしまった時に心や身体に深く影響するのだそう。自分でコントロールできない部分なのだ。

学術的に見るとわたし達人間では、顕在意識部分はたった3~5%で、残り95%が潜在意識なのだ。この割合いを氷山の一角に表現している図を引用しよう。

潜在意識と顕在意識;引用先リンク

わたし達人間の意識層では、意識できるのは氷山のたった3割なのだ。意識のほとんどは無意識層の潜在意識に支配されていることがわかった。

人生に大きな影響を与えているのは潜在意識なのだ。
 

● 思いどおりの人生にするには呼吸が大事
 

車窓から望む富士

我が人生が思いの通りになっていないのならば、まず、自分の潜在意識を知り、潜在意識を顕在化させる必要がある。

まず、潜在意識の洗い出しのやり方は、普段、嫌で仕方がないことや嫌いなモノやコト、人などを腹式呼吸法の吐き出す時に一緒に唱えてみることだ。

悪い潜在意識を徹底してクリーニングすることで、好きなコトや人、やりたいことや叶えたいことへの意欲が増してくるはず。

やり方毎日、起床時と就寝時の2回、布団にあおむけでお腹に空気を目いっぱい入れて、ゆっくり、ゆっくりと吐き出す。その時にネガティブなことはきれいさっぱり吐き出すことで、身体も心もスッキリするはずだ。

要するに、いつでもどこでも呼吸法をやれば、一瞬で身体の不調も色々な不安や不満も不思議と吹き飛ぶ。しかもコントロールできない潜在意識を顕在化できるのだから、いいことづくめ。続けていくうちに思い通りの人生が開けたら素晴らしいではないか。

呼吸は偉大なのだ。


 


女性活躍推進法のその後~勝間和代さんとの出会い【仕事・法律改正】

● 女性活躍推進法の改正について

2020年6月1日 女性活躍推進法の追加施行がなされた。今回の追加施行はこちら

この法律の正式名称は女性の職業生活における活躍の推進に関する法律とされる。主に、国や自治体、企業などの事業主に対して、女性の活躍状況の把握や課題、それらの分析、数値目標の設定、行動計画の策定や公表が充てられる。

言うなれば、企業努力そのものだ。当初、300人以下の事業主が対象とされていたが、法改正により、101人以上の事業主に拡大された法案だ。

女性活躍推進法が成立した背景として挙げられるのは、以下のようなこと。

  • 現在および将来の人手不足、労働力不足を解消するため
  • 就業を希望しているものの、育児や介護を理由に働けていない女性が約300万人にも上るため
  • 出産・育児による離職を経て再就職する際に非正規雇用者となる場合が多く、能力の発揮を阻む一因となっているため
  • グローバル化やダイバーシティ(人材の多様化)に対応するため
  • 各種ハラスメントに対処するため

政府は、女性が充分に活躍できていない現状を鑑みてこの法案を成立させ、女性が働きやすくかつ、長期的にキャリア形成をしていけるように、国、地方自治体、一般事業主に対してさらなる改革を求めたものである。

この法案が成立して早や、4年。今回の追加事項である就業人数が101人以上の就業先であれば、女性活躍推進法の導入は避けられない。

常に荷重労働や低賃金が当たり前となる事業先も多く存在するであろう。この法律導入で、働く環境の整備や女性を取り巻くことがらについての企業努力が実りを迎えることを願ってやまない。

● 働く女性の本当の課題

では、女性の雇用や働くマインドの求める先は働きやすさや賃金だけだろうか?もっと他にあるのではないか?と、視野を広げて書かれた書籍を紹介しよう。女性はなぜ活躍できないのか 大沢真知子・著である。

大沢氏が本書の中で語る、女性の離職の現状とその解決策について(文中より)

女性が離職する本当の理由は結婚でも出産でもありません。原因の第一は仕事への不満や行き場のない行き詰まり感なのです(文中から)

等身大のロールモデルが見つかっても、ある意味、成功体験を持つ女性の足を引っ張るのはほぼ同性なのだ。女性の職場は女性特有の戦場でありロールモデルは嫉妬の対象でしかない。

では、大沢氏の提案する女性が活躍するための解決策とは、女性管理職が多く、女性正社員の割合が大きい就職先を見つけること。女性の多い職場は働きやすく、業績も好調だという事実がしっかりと認識されて、男性社会に浸透することを願うというものだ。

これでわかることは、やはり働くこちら側のマインドをよりしっかりと仕事に向け、仕事に出る不安材料にことごとく手を入れて、不安感を取り除いておく心がけの徹底が一番大事だと読み取った。

● 勝間和代さんとの出会い

さて、副題の勝間和代さんとの小さな出会いは、女性活躍推進法の施行直前の2016年4月のことだった。某情報通信メーカー主催の無料セミナー。女性トップ経営者の勝間和代さんの通信情報戦略を東京カンファレンスセンターで受けたのだ。

その日、夕方6時近くまで仕事をし、丸の内に駆け付けた。会場にはすでに800人が座席を埋め尽くしていた。その大半が女性!もちろん男性も3割程度参加している。

男性陣の目当ては、経済評論家であり、勝間さんのビジネスパートナーである上念 司氏のセミナーだ。その当時、流行りの情報通信事業の現場取材を事細かに説明し、あっという間の30分が過ぎた。

その後、登場した勝間さん、あるビジネス戦略の応用をお得意のマシンガントークでガンガンと進めていった。皆、必死でメモを取る。8時30分終了時間いっぱいの渾身のセミナーだった。

話終えて、そのまま退席しようとした勝間さんに、司会者が 「では、ここで質疑応答の時間を〜」っと言いかけた時、勝間さんはマイクを手に取り、「ちょっと待って!」っと。

「それは事前に聞いていない。どうしてきちんと打ち合わせできないの!」っと大きな声で一喝。会場に激震が走った。

主催者が出てきて、あわてて勝間さんに謝るが、勝間さんは「皆さんは忙しい仕事のあとに駆けつけてくれているのに、時間の配慮が全く感じられない。がっかりしました。そして皆さんにお詫びします!」と言って頭を下げ参加者に一礼。引き留めるセミナー主催者を振り切り、さっと会場を後にした。

あっけにとられた800人の参加者。しかし、すごいな。正面から闇の原則に打って出て、ちゃんと意見を述べて謝るべき相手には頭を下げて。鮮やかだとしか言えない。

会場の8階の出口では多くの人がエレベーターに押しかけていたので、私は急いで階段を探して降りようとしたら、その時だ。

お疲れ様!」っと声を掛けられた。振り返ると勝間さん!「階段で行きましょう」っと言われて一緒に階段を下り1階出口へ。最後に「じゃ、また!」と手を振り、爽やかに去っていった。たったそれだけ、時間にすると3分ぐらいだろうか。


 155センチの小柄な勝間さん。予想以上にセミナー中は時間を気にかけ、始終時計を見ながらの講演だった。

サイボーグ的な印象で、一切が効率的でと、無機質なそれまでのイメージが吹き飛んだ勝間さんとの出会い。他人の時間を平気で食いつぶさない配慮が感じられ、さわやかな一瞬だった。

勝間さんの「お疲れ様!」の一声と笑顔が、会場での一件をすっかり忘れさせる。ああ・・・この人は多くの修羅場をたった一人で、戦ってきたのだなと、その満面の笑顔の先を思い浮かべた。

本当の輝く笑顔を放てる人は、仕事への不平や不満は自力で解決し、他人への嫉妬や執着はごく少ない範囲で留める。それは、自分の仕事を全力でやっていると言える自信からくる自然な振舞いだ。

要するに他人を評価したり、嫉妬している暇などないのだ。ここに女性活躍の秘訣があるように思えてならない。

2016年4月、本物に出会えた忘れられない日。
 


 

★2024年6月24日更新 ブログにはフローとストックどちらも必要~新しい記事と以前の記事を融合させる方法【紙上講座・ブログ継続術】

わたしのブログは、1つのことがらを深掘りするのではなく、5つの観点に絞り、生活上のあるあらゆることがらに通じるように書く、文章マーケティング法で、ライフスタイルブログに位置づけている。

クラウドソーシング「ランサーズ」
今年のアガパンサス

● 今の新旧取り混ぜたブログの執筆スタイルに落ち着いた理由

多岐に渡る事柄を見渡すように書いていることから、まったく飽きもせずに早や5年が過ぎて行った。

そして、自分が好きで興味があり、情熱を感じることがらや、最新の情報を取り入れて書くというスタイルにこの5月からは変わった。

以前の記事そのものをすべてここに移して、投稿日時だけを変えて出すということはまったくせず、今の自分の感性=アンテナに引っかかる情報やモノ、コトを掛け合わせることで、新しい最新の記事を生み出している。

ブログは継続してこそ価値があると思って書き続けてきたし、この形が気に入っているのは、書いていて最高に楽しいからなのだ。

ものごとの整理や断・捨・離が大好きで、毎日、整理整頓や掃除を続けている。そんな整理好きなわたしのブログも、5年経った現在、古い記事のストックを700本ほど持つようになった。

これは、簡単に整理したり、放置しちゃあいけない!と考えた。それは、ネタの宝庫だから。言うなれば、わたしの財産。これからYou Tube に参入はゼロだから、磨くべき場所は文章ブログに決まっていた。

世間で言われるブログの最大の難点は、ネタ切れだと言われている。少なからずとも、好きで書きたい情熱を持つテーマであればネタ切れを起こすこともないだろう。

書き手の興味を深掘りする熱意や書きたい情熱で、常に新しい情報に敏感であれば、古いブログを再び生き返らせて行けると考える。己の進化がブログの進化であるとさえいえる。

むしろ、新旧ネタのそろい踏みで、紹介しきれない!とかいうジレンマも出てきたこの頃。ネタに苦労しない幸せなブログ生活を満喫中だ。

● フロー型記事のメリット&特徴

フロー型の記事というのは、デイリーに流れる速報のようなスピード感のある内容のもののことだ。日本中で関心の高いことがらに触れるならば、高いアクセス数が望める。

フロー型の記事というのは、ニュース性の高い記事の事を言い、トレンドをまとめた記事と言い換えられるのだ。

フロー型の命は投稿スピードの速さだろう。速ければ、速いほど良く読まれる。You Tuber の情報を取り込む速さを見れば一目瞭然。

ただYou Tubeでも、それぞれが思い思いの観点や視点でモノやコトを紹介するのが目的だから、我先にと、即効性はあるものの、雑な作りのチャンネルより、丁寧に作り込まれた観る者に詳しく、優しい動画が好まれているそうだ。

ブログの場合では、わたしのつたない紹介で、若干のニュース性も取り入れた通信ネットワーク関連のモノやコトは常にインプレッションも多く、アナリティクスを開くのも楽しみな分野になりつつある。

フロー型の記事の特徴・・・誰にでも関心があるニュース性の高いことがらである。

フロー型のメリット・・・誰にでも関心のあることがらであれば、アクセス数うも多く、読者数も増えやすい。

※ フロー型のデメリット・・・最新でなければ読まれません(泣)

● ストック型の記事のメリット&特徴

次にストック型の記事について触れてみよう。ある程度、ブログの認知度が高いブログ記事だったら、様々な引き出しから記事を読みに来て頂けるのだ。

手前みそだが、わたしのブログはストック型の典型だ。だから、SNSで新着の記事でサイトに入って下さった読者が、あれも、これもと、色々読みに来てもらえてるのだ。

WordPressのサイトチェックで毎日見ているが、5月7日から、毎日記事更新を続けている。記事のストックももうすぐ50記事となるから、読み応えが少しづつ出てきたところに、数字が載ってきたのだろうと推測している。とても嬉しい。

ストック型の記事は検索エンジンからとブログ本体からと2重に読みに来てもらえる有難い書き方なのだ。

たとえば、健康の記事で糖質制限関係の記事を読んでいたが、その下にウォ―キングの勧めという記事があり、つい釣られて読んだ・・・という場合などそのもの。

もちろん、好きなことを書いてはいるが、読み手の思考を連想して考えて次の記事内容を決めている場合も多いのだ。

ダイエット→ウォ―キングなど、繋がっていれば必ず一緒に読んでもらえる。しかも、一過性ではなく、毎年幾度か加筆修正されれば、ずっと読み継がれる記事になると言うのがストック型の特徴だ。

旅行記や海・山など季節感のある読み物は息が長く、印象に残りやすい。また、成功法則や心理などの分野も簡単には風化しないから、こちらも記事を持っておくとブログの財産となるだろう。

● ストック型記事の特徴・・・最大のメリットは、息長く読まれ続けること。公開直後はすごく読まれるが、その後、シューンと読まれなくなるものでもある。

わたしの記事で言うと、先日の相模原北公園のあじさい鑑賞の記事はインプレッションも1万越えでプチバズだった。まさに季節ものの特徴。これを来年は加筆修正し、最新フォトと地域情報を盛り込んで書けば、また読んで頂けるであろう。

● ストック型記事のメリット・・・息長く読まれることが可能なストック型。しかも、書評などは本の紹介なので、安定した読みやすい内容で、ためになる本の紹介は、アフィリエイト広告面でも収益が期待がされる。

欲しいと思った本が広告にあったら、読者はその広告を見には行くだろう。買うも買わないも読者の判断。わたしはブックレビューの真価基準をしっかり持っているので、読者を興味の対象本に導けるかどうか・・・に懸けているから、広告で儲けるという発想はない.。

しかし、ストック型記事にはそういった広告側のメリットも存在するのが事実なのだ。

※ストック型のデメリットは、あえていうなら、記事のメンテナンスを怠らないことの一択だろう。

ブログの定めと割り切って、自分の作品を末永く読まれ続けるために、充分なお手入れをした記事だけをアップして行きたいものだ。

● まとめ フローとストックはおかずとごはんの関係

白い炊き立てのご飯はそれだけでおかず要らずといえるが、やはりより美味しいご飯を食べるには、おかずが欲しいものなのだ。

わたしが説くブログ術は、この関係を取り入れたバランスのよい一石二鳥のブログを作る提案だ。

読み手優先の最新情報も、以前からあるお役立ち情報心情を吐露したショートエッセイも両方あってこそブログの存在価値を増すものなのだ。書き手も執筆にやりがいや生きがいを見いだせるものになりうる。

まさにブログは人生を変える手段のひとつだ。

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赤い三角屋根の駅舎~旧国鉄中央線国立駅舎【写真で綴る旅・沿線探訪】

月の4日ほどは、車での営業を離れて、JRや京王線などの在来線で客先を回っている。

今回は、この4月に駅舎が新しくなったJR中央線国立駅をご紹介する。

益から出てくると旧駅舎がお出迎え

● 赤い三角屋根の駅舎の歴史をひも解く

大正15年(1926年)国立大学町に誕生した旧国立駅舎は80年ものあいだ、町を行き交う人々を見守ってきた。

しかし、平成18年(2006年)に中央線立体高架工事により駅舎は解体され、大正時代から続く駅の役目を終えたのだった。

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その後、国立市民だけでなく、多くの都民から、もう一度あの赤い三角屋根の駅舎を再建してほしい!と望む声が上がり、それは全国へと波及されて行った。

それから、多くの再建を望む人達から多大な寄付を頂き、国立市での協議の結果、元にあった場所に元の形で残すという再建の道筋が立ったのだ。

大正時代の切符売り場

着工は平成30年(2018年)そして、令和2年4月にまちの魅力発信拠点として、生まれ変わった駅舎だ。

● 新駅舎の仕事

再築後の旧国立駅舎にはまちの案内所展示室広間の3部屋に加え、屋外スペースができ、誰でも無料で旧駅舎内とぐるりと外回りを見学してまわれる。

昔の駅舎の模型や、当時の写真、当時の切符売り場を再現していたり、時間が遡ったような不思議な空間。

こちらが正面

英国の旧市街の小住宅に見られる赤い三角屋根とドーム型の小窓。訪れたらぜひ、外をぐるっと回って見てほしい。

国立市の大学通りは、国立音楽大学付属高校、都立国立高校、一橋大学など、が並ぶ東京でも有数の学園文教地区だ。春の桜の時期には沿道のソメイヨシノが咲き乱れ、その周りは無数の園芸種の花々の饗宴。

紀伊国屋

仕事先の隣りには、高級スーパーの紀ノ国屋がある。毎月1回お買い物をして、一瞬だけ国立マダムになるの(笑)

どうぞ、大正ロマンたっぷりの新名所旧国立駅舎へ。

自然治癒力という魔法~疲れた時にわたしが取り組む3つのこと 【健康・自然治癒力】

大都会東京の西の端に住んでいる。小さなころから、身近にある自然をとことん摂取しながら地道に生き続けてきた。本当の都会暮らしだったら、もう、とっくに死んでいたかもしれない。

家の近所の都立小宮公園(5月撮影)

人間の身体を甘くみていたわたし。仕事や遊びや地域の活動。分刻みで予定をこなす日々が20年続いていたある日、プチっとスイッチが切れた。脳出血だった。お見舞いの面々は全員があれでは倒れて当然!と、変な太鼓番を押して下さった。

あの発病から12年。今では森と池がある自然公園のそばに住み、山、川、きれいな空気や水、そんな場所で暮らすようになって、発病当時より歳は取ったが今のほうがずっと元気だし若いかも(笑)

もう、更年期も終焉を迎え、ホットフラッシュやホルモンの減少から起こる様々な症状で苦しむ事もほとんどなくなったし、近所には季節ごとの植物を上手に加工して食べさてくれる友達もいる。なんと贅沢で心強いことなのだろう。

● 自然が最高の自分を作る~疲れを出し切る方法  自家製玉ねぎドレッシングを作る ①

自然治癒力とは 自分の力で病を癒し、治す自然の力のことだ。

自然治癒力を高めるために重要なものは、食事 ・運動・呼吸・心が充実していることが大きな条件なのだ。①~③で取り上げるのは食事だ。まず、食事のことを書いてみよう。

実際に、山や川のそばで暮らしていると、身体じたいが楽じゃない?最近では、朝は野鳥のさえずりで目が覚める。近所の都立小宮公園は都内有数のバードサンクチュアリ。約30種類の野鳥が棲みつく森は深淵極まりない清廉なところだ。

出来立て玉ねぎドレッシング

話がそれた。わたしが疲れたなあ~と、感じる時によく作るものがある。それは、玉ねぎドレッシング。生の玉ねぎが好物なのだが、みじん切りにした玉ねぎをハーブやスパイス、酢、油でミキサーを使い、混ぜ込むトロリとした白いドレッシングはどんな野菜や肉、魚料理などなんにでも合う。

玉ねぎ特有の香りの要因は硫化アリルという成分で、切った時に涙が出るのも、この成分によるものだ。肉や魚の臭みをやわらげ、ビタミンB1の吸収を促し、疲労回復の効果が期待できる。硫化アリルは水溶性のため、水にさらし過ぎると成分が溶け出してしまう。

だから、ミキサーで攪拌することは、すべての成分を身体に取り入れられる最良の方法だと教わった。また、わたしの一工夫は、みじん切りも後乗せして玉ねぎの食感をこれでもか!と、楽しむことにしている。

長年の夫の食事療法(糖尿病からの心筋梗塞。現在、発病4年)で教わったレシピ。塩分、糖分、油をぎりぎりまで減らせる自家製ドレッシングのレシピを載せておく。

【玉ねぎドレッシング 1リットル分】

玉ねぎ・・・1キロ

にんにく・・・3かけ

酢・・・300mℓ

サラダ油・・・300g(お好みで)

砂糖・‥100g(お好みで)

塩・・・100g(お好みで)

【作り方】

すべての材料をミキサーで攪拌する。

たったこれだけで、香り豊かな玉ねぎドレッシングが出来上がる。作りたては淡雪みたいな純白。日にちが経つにつれて薄茶色くなる。

わたしは、だいたい半分の量で作っている。すぐになくなっちゃうぐらい食卓が豊かになる玉ねぎドレッシングだ。ぜひ、おためしあれ。

●昔ながらのハーブ茶十薬を作る~どくだみ茶は若返りのお茶

毎年、4月~5月の新緑の頃、どくだみも青々としたむせ返る匂いを放ちながら方々に咲き始める。

昔は、実家で大量に摘んだどくだみを2~3本づつ、軒下に吊るすのがわたしの役目だった。十薬と呼ばれるどくだみ茶は、身体の毒を下すという毒出し茶で、ほぼ、毎日食事の度に飲まされていた。

家のまわりに咲く、八重咲きのどくだみ

今では、どくだみを摘んで干したりはせず、薬局で乾燥した物を購入し、柿の葉やびわの葉も買ってブレンドして飲んでいる。フォートナム&メイソンの紅茶にも、どくだみをちょびっと入れて黄バラの花ビラも入れる。ハーブティーとして疲れた時には癒し効果抜群で優雅な香りにうっとり。

緑のどくだみと黄バラをブレンドした紅茶

春のよもぎも乾燥させてお茶にしたり、森へ行ったら、へびいちごをいっぱい摘んで、焼酎漬けを作り虫刺されの薬にしていた。懐かしい子どもの頃の話。

どくだみ茶の効能は、便秘の解消が一番大きく、続いてダイエットむくみ冷え性などの体質改善食物繊維が豊富で、腸に水分を集めて便を流れやすくするマグネシウムや、腸を刺激して動きを活発にするカリウムを多くのミネラルを含んでいることから、美容、老化防止、シミやシワの予防などアンチエイジングにも欠かせないのである。

● 眼を見開くほど美味しい自家製ジャムの話~杏や柿、みかんは自分で煮れば添加物不要で健康的!③

頂き物の果物はジャムやコンフィチュールにする

ここに越してきてから、季節の果物を煮て簡単なジャムにすることが増えた。わたしは大のマーマレード好きで、毎週1瓶買うほどのジャムフリークだ。コンフィチュールと呼ばれる軽く煮込んだ素材だけで作る果物のジャム。考えるだけでうっとりする(笑)砂糖を微量にしか使わないのでサラっとした食感だ。

頂きも尾。自家製の杏ジャム

写真の杏ジャムは友達が作ってくれたもの.何しろ色がキレイで、甘酸っぱさが優しい。市販のものより美味しい。

また、柚子はちみつ漬けも作ってくれた。友達の作る梅干しや梅酒、ジャムやはちみつ漬けは、本当に楽しみ。もうひとりの友達は麹味噌を作ってくれる。

頂き物。自家製柚子はちみつ漬け

ジャムとコンフィチュールの違いは、ジャムは詰め込むという意味から形がなくなるまで素材を煮詰めた物で、コンフィチュールはざっと煮込んだ素材の形が残る物だ。

いずれにしても植物の持つ力=自然治癒力の効果を日々実感している。今でこそ、オーガニック(無農薬)でできた野菜や、ハーブオンリーのお茶などが、いくらでも手に入る世の中。

それでも、疲れたな・・・って、感じた時は、自分の手で、野菜や果物や野草を加工し、植物の力をふんだんに食事に取り入れて身体の奥から元気になろう。

わたしの今年の挑戦に畳み一畳のスペースで、ハーブや野菜、園芸種の花を全部で20種類植えてどんどん育てて、食生活に生かそうと冬には考えていたがコロナで止むなく中止。

それでも美味しい紅茶やオーガニックのコーヒーで毎日、チョットだけ癒しを自分に与えることが目下の課題なのだ。

※自然治癒力の呼吸法は、またの機会に。

★2024年6月21日更新 BIG MAGIC 「夢中になる」ことからはじめよう。【書評・自己啓発】

エリザベス・ギルバート・著 神奈川夏子・訳(ディスカバートゥエンティワン)

著者本人は、読者のためではなく「自分自身のために書いた」と本書の中で強調している。本書奥付より。

著者のエリザベス・ギルバートは、アメリカの小説家。
代表作『食べて、祈って、恋をして』は、1200万部という大ベストセラーを記録した。
同作品は映画化され、ジュリア・ロバーツが主演を務めた。

著者はTEDに2回登壇している。こちらの再生回数は、なんと1600万回に上る。私自身もTEDを拝聴して、BIG MAGIC を読もうと決めた。

BIG MAG の導入部

都立小宮公園内のホール

著者が語る BIG MAGIC とは何だろう?
それは 地球にはアイデアも棲んでいる ということにまつわる様々な奇跡のことだと理解ができる。

まず、アイデアは生命体である という観点をあらゆる角度から引き出した一書だ。

要するに簡単に言ってしまえば、あらゆるクリエイターが生み出し続ける創作物には、地球からの生きたアイデア=生命体が寄り添いもたらしたものだという観点。

(文中から)地球上には、動物や植物、バクテリア、そしてウイルスが共に棲息している。しかし、それだけではなく、地球にはアイデアも棲みついているのだ。

アイデアは固有の肉体をもたない、ただのエネルギーを持つ生命体だと考えられる。しかも、わたし達人間からは、完全に切り離された存在で、やり取りが可能なのである。

エネルギーを持つ生命体「アイデア」には切望していることがある。それは、誰かによって自分を形(作品)にしてもらうことだ。アイデアの持つ資質を誰か優秀な書き手に具現化して欲しがっているのだと言い切っている。(文中より)

ここでの誰かとは、画家・ミュージシャン・小説家などのクリエイターたちを指し述べている。

著者自身の体験からBIG MAGIC をひも解く

市内の自然公園前

彼女は、自然科学を取り入れた小説を書く作家として生計を立てている。ある朝、突然小説のアイデアが降り注いできたのだ。

しかし、彼女はまだ早い・・・と感じ、しばらく自身の様子を見ていたのだ。すると、あっという間に別の作家がほぼ、同じ内容のアイデアをふんだんに盛り込んだ小説を出版してしまった。

このことから、2つの着目点が考えられたのだそうだ。

① まだ、時期が来ていなかったから、ジャストな人のところに作品の種は落ちて行ったのだと。この観点はもろにアイデアは生命体だという彼女の持論だ。

同時に同じ事を考える偶然もBIG MAGICの特徴のようだ。だから、アイデアを盗まれた!と騒ぐ場合もいたしかりしかもしれない。

② いいや、アイデアのしっぽを掴みそこなったのはタイミングを逃した自分だと。原理原則に忠実な彼女のごく普通の観点。さて、どっち?

その時の著者自身の気持ちを文中から拾ってみよう。

(文中から)そしてアイデアは、ある日唐突に誰かの元にやってくる。普通は、アイデアがやってきても他のことをしていて気がつかない。

もしくは、気がついても「そんなの自分の手には負えない」とお断りしてしまう。

しかし、アイデアと戯れることを決意したとき、創造は始まる。 まるで禁じられた恋のように、熱烈に。(文中より)

この文面から2つの観点が明確に表現されていた。①に対してはまだ早い~今回は見送ろうと逃す自分。②に対しては、アイデアを受け入れることを恐れずに決意すると、創造が始まる前向きな自分だと。

これではっきりわかったことは、どんな小さな発見やアイデアであっても、すぐに着手すべきだということなのだ。②が本心だ。

やって失敗するより、やらなかった後悔であれば、やって失敗のほうが100%前向きな決断なのだ。

しかも、アイデアという生命体は、誰かの手によって作品に生んでほしい!と願っているのだから、それを叶えてあげないといけない。

文中より著者の体験のまとめを書き出す。

まとめ

ふいにアイデアが自分のところに現れたら、これからよろしく!と握手をし、それが作品となる日まで決して喧嘩をせず、見捨てずに、自分の持てる力を最大限に発揮して互いに協力すべきだ

努力を怠って放っておくと、アイデアは待ちくたびれて、どこかに去ってしまうこともあるから要注意。

● クリエイティブという魔法~書評

品川 mango tree

すべての人の奥底に創造の種という贈り物は眠っている。それを目覚めさせて、大きく育てるためのキャンバスを持ち、描き出す勇気を持つ人だけが、このBIG MAGICという魔法の虜になれる。

それは、たとえば作家などのクリエイター職ばかりじゃなく、庭師や料理人など、自分自身の人生を充実させるものすべてを指すのだ。自分の人生をより、クリエイティブなものとして考えることができるかどうかで、BIG MAGIC を掴めるかどうかが決まってしまう。

手前みそだが、わたしはブログを運営してる。最近、ブログ執筆がとてもクリエイティブな作業だと感じている。それを持てたことが幸せだと実感できたのだ。小さなBIG MAGIC を経験し掴み切れたからこそ、夢中という幸せが手に入るのだとわかった。

また、どんなひとにでも発揮できる創造性だと読み取った。だから特別な能力とも、すごい学歴ともまったく違う。

それは、自分のできる事を全力でやる事と、やり切った後に見える景色をきちんと見ておかないといけないのだと。

BIG MAGICは、きちんと見ている人の元に降臨するのだ。

著者の願いとは

浜松町からの東京タワーと満月

本書のメッセージは、あくまで、著者自身が作家としての教訓を交えながら自分の内面と向かい合って対話している、と言えばわかりやすい。

思い込みが多く、不安定な著者が作家として生きると決めた決心の場面は靜かながらもとても情熱的で印象深かった。

自分の人生に忠実であり続けることができるのか? 移ろいやすいクリエイティビティをつなぎとめるための考え方とは?悩みや葛藤さえも美しかった。

創造的に生きるということは、名声を得るとか、才能を使ってお金持ちになるとか、そういうことではないのだと、著者は繰り返えす。

むしろ自分の中の創造性を、社会で換金しようという目的を第一にしてしまうと、創造性は痩せおとろえてしまうとも言っている。

わたしの話だが、ブログを書くことが楽しくて毎回、何を書こうかと考えるとワクワクが止まらない。

書きあげて推敲、撮影しておいた写真を入れてのアップでウキウキは最高潮に(笑)

それでいいのだ、それがいいのだ、それを続けなさい、と著者が私の背中をポンポンと軽く叩いてくれるのだ。


さらに、 見えないけれど私の周りにアイデア、好奇心の種が満ち溢れていることも教えてくれる。

完璧なアーティストではない、私たちだからこそ共感できる、個人的かつ創造的生き方の告白。それが本書なのだ。

【もくじ】

Chapter 1 「恐れ」を乗り越え、充実した人生を送るには

Chapter 2   インスピレーションとともに生きる

Chapter 3   誰もが「やりたいことをやる自由」を持っている

Chapter 4  決してあきらめない

Chapter 5  好奇心を信じ続ける

Chapter6  ビッグマジックが起こした奇跡

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神奈川県屈指のあじさいの名所・相模原 北公園【植物・地域探訪】

2020年6月19日、東京都民の新型コロナウイルス感染防止対策の越境解除がなされた。やっと、神奈川方面への仕事に出られる。わたしは普段、月に3~4日ほど、神奈川県を営業で回っている。その傍らで、季節の花々を求めて立ち寄る名所がいくつもある。

今回紹介する相模原北公園は、仕事の休憩に絶好の場所でよく利用している。あじさいの丘、バラのガーデンはガゼボも入れて3か所、梅の園、ラベンダー園、ロックガーデン、野草園、春の山野草、秋冬の紅葉や丹沢山溪から差し込む夕日もことのほか美しい。

季節ごとの見どころが多く、歩きやすく、美しいガーデン構成に圧倒される憩いの公園なのだ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 濃い青のガクあじさいと白い妖精アナベルの小道があじさいの丘へといざなう。

19日、午後大雨が降る中、傘をさしながら今年のあじさいを愛でる。ところどころ、雨に濡れながらもカメラを構えて美しいあじさいの姿を写真に納めてみた。

同じ気持ちだろうか。雨を気にもせず、カメラマンが多数、思い思いにシャッターを切っていた。白いアナベルと深い青のガクアジサイの咲く小道を行くと・・・

幻想的なアナベルの丘にたどり着く。ああ、やっぱりこの時期だわ。ため息が漏れる美しさ。見学にきている面々も物静かでべちゃくちゃしゃべっている人などまったくいない。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 無数に咲き誇るアナベルの丘にて

わたしの目当てはあじさいの丘で満開を迎えているアナベル。この白い妖精の群生を見るためにここを訪れていると言っても過言はない。6月1日頃は、まだ全体が緑色で、緑だけの丘になる。それも幻想的で素敵な風景。このアナベルは、咲き進みながらどんどん、花色が白く、純白になるのが特徴だ。

19日現在でも緑色が強いので、7月に入ってからもまだまだ楽しめそう。神奈川県では、あじさいといえば、鎌倉や箱根を思い浮かべるであろうが、近隣の相模原市(市の花もあじさい)で、こんな素晴らしいあじさいを見られることは、本当に幸せなことだろう。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 山あじさい

もちろん、園内200種類、10000株にもおよぶあじさいの祭典。園芸種のガクあじさいや山あじさいも豊富に植えられている。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 園内のいたるところに植えられているがくあさい。

雨だからこそ、美しいあじさい。良く晴れた日には見せない艶と憂いが何とも美しい6月を代表する花だ。どうぞ、相模原北公園へ絶景のアナベルを見に行ってみて!

相模原北公園  園内・駐車場はすべて無料。アクセスはリンク先へ。

数字の秘密にハマる~四柱推命でバイオリズムを占う【暮らし・占い】

数字で、自分自身への理解が深まる??

dav

久しぶりに名編集者 服部みれい女史の著作自由な自分になる本を引っ張り出して、読みまくった。からだ・こころ・たましい この3点を浄化して、新しい自分を獲得しよう!という内容の本だ。

昔、勢いで購入した本。おしゃれなイメージからは想像しにくい、話ことばのまんまで書かれたスピチュアルな内容。超リアルを好むわたしは、馴染めなくてポイ!してしまい、ほとんど読み込んではこなかった。

しかし、占いがあったことを急に思い出した。だから紙の本って大事なのだよね。かゆいところに手が届くのが素晴らしい。

今月、仕事が始まったとはいえ、元通りではなく、かなりの自由時間がある。現在叶えたいことはいくつもあるが、悩みに苦しんでいることは特にはない状態だ。

せっかく思い出したんだから、この本に書かれていた、中国の四柱推命で占う9年分のバイオリズム占いをやってみよう!と、思いたった。自分の人生サイクルを知りたい!そんな人はぜひTRYしてみて。

四柱推命のやりかた

そのやりかたとは、西暦+自分の誕生日をすべて、1つ、1つ足してゆくのだ。

今年のわたしは・・・2+0+2+0+3+3+1=11(2020年3月31日)

11という数字が出たので、一桁になるまで足す。1+1=2

わたしの今のバイオリズムはだという。

さて、9年バイオリズムの中でのという位置は何を示すのだろう。

まず、9年単位のバイオリズムの示す方向を書き表してみよう。

● 9年サイクル表

1・・・力強く一歩を踏み出す年(発展)

2・・・陰に回って支える年(協調) ⑪覚悟が試される年(動揺)

3・・・芽が出るのが一進一退の年(創造)

4・・・踏ん張って地道に続ける年(安定)㉒予測不能の大波に翻弄される年(大波乱)

5・・・新たな流れが生まれる年(変化)

6・・・愛情。身近な人間関係がカギを握る年(波動) ㉝大きく動く年(激動)

7・・・ひとりで仕込みを準備する年(休息)

8・・・恩恵・ラッキーが降り注ぐ年(充実)

9・・・不要なものを見極め手放す年(完結)

※⑪、㉒、㉝は2桁になったところで当てはまったら読む。たとえばわたしは⑪でした。

さて、わたしの今年はの年。しかも⑪だそうだ。陰に回って支える年であり、覚悟が試されている年だ。

たぶん、わたしの今年は、表立って目立つことをしようとしないとか、じっと裏側で勉強を続けるとか、そんな風に感じられた。果たしてそういうように行動するかな?今はわからない。占いに従うとか本意じゃないからありえないかも。

要するに身体と精神と心のバランスを9年単位で、ぐるぐる意識的に回していくという法則のようなものだ。わたし的には知っておけばいいものと気持ちを片づけた。

全部をこれに当てはめて生きていくわけではない。でも、ごくたまにこんな風に自分のバイオリズムを数字で出してみるのもいい。中国の古い智慧から新しい発見があるかもしれない。まさに温故知新。

以前のブログで唯一、占いのことを書いた記事もここへ貼っておこう。

http://miikostyle.blog.jp/archives/19281660.html

アリエスの乙女~星占いの話

クラウドソーシングを活用した働き方は生涯現役を可能にする【仕事・セミナー体験】

クラウドソーシングサービスの現在と主な利用者層

新型コロナウイルス感染流行によって、フリーライターという働き方が注目されている。この春、感染症対策での時差出勤、テレワークの導入などで、在宅で仕事を担う人が急増した。

また、クラウドソーシング事業の柱となっている2大クラウドソーシング会社のランサーズ(2008年創業)クラウドワークス(2012年創業)でも、仕事を持ちながらも通勤時間の発生しない在宅テレワーク者を好んで募集し、単発のライティングなどの受注を盛んに促しているのだ。

ダブルワークばかりでなく、フリーランスとしてクラウドソーシングサービスから案件の依頼を受け仕事を受注するクラウドソーシング専門のライターも急増中だ。

やはり、コロナウイルス感染防止対策で、仕事が無くなってしまった人が、次の仕事を得るまでのつなぎとしてクラウドソーシングサービスにまず登録するという流れだ。現在では、約1000万人強のフリーランサーが存在する(一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会の調査から)

クラウドソーシングで依頼が途切れず、続けての受注があれば、優秀なフリーライターで、月50本ほど納品して、だいたい15万~20万円程度だそうだ。真面目で自己管理に優れた人でもかなりの労働だろう。それでも、書く仕事には一定の人気と需要もあり、クラウドソーシングサービスは現在も成長路線の事業であることには間違いない。

未だ急上昇中のクラウドソーシングサービスだが、意外なほど世間には知られていない。平成30年度総務省報告では、クラウドソーシングのシステムに明るい層は全体の30%、また、クラウドソーシングというワードを知っている層が30%で、残り40%の国民はクラウドソーシングのことを全く知らないと言う結果だった。

クラウドソーシング「ランサーズ」

クラウドソーシングサービスって?セミナー潜入した体験(2015年)

わたしが、クラウドソーシングという企業と個人をマッチングさせ仕事を受注する仕組みを知ったのは、ある団体が催した新しい働き方のセミナーだった。

2015年5月のブログレポートをここに参照する。

「これからの働き方」

2015年5月26日、東京都東大和市にある中小企業訓練校で行われたクラウドソーシングのセミナーに参加した。

1、クラウドワークスの歴史と事業内容を聞く


講師は、クラウドワークス執行役員・田中優子氏。クラウドソーシングで夢と未来を作る!と題しての約80分の講演に、実際にクラウドソーシングで仕事をしている3人の体験動画(20分)が上映された。質疑応答も20分と合計で 2時間あまり 時間を延長して開催された。

 クラウドソーシングとは、インターネットを活用し、世界を相手に人材をマッチングして、仕事の仲介をするサービスのことである。

クラウドワークス は、2014年12月に東証マザーズの上場を果たしており、登録ユーザー数50万人(2020年現在3500万人)を擁する日本最大級のクラウドソーシング会社となっている。創業から約3年で上場を果たしたとはすごい。

この会社のサービスの大きな特徴は、これまで「企業」へ外注していた案件を「個人」へ外注できる点だ。今でいうマッチング事業。


取引先もグローバルに、ユナイテッド航空、ネスレ、アップリカなど大手の有名企業がこぞって、クラウドワークスを利用しており、まったくの個人が企業の一枠を担えるのだということを改めて知り大変驚いたのだ。新しい働き方として、社会の大きな流れに発展していると伺った。

2、具体的なサービスされている職種


登録ユーザー、個人が得られる仕事は現在188種。(2020年現在、クライアント先国内外10万社)


以下、主な分野と業務を上げてみる。


 ・IT分野・・・システム構築全般・アプリ開発・ホームページ作成など
 ・デザイン分野・・・企業のロゴ、様々なパッケージデザイン、ポスターなど。


 ・ライティング分野・・・エッセイ・小説・キャッチコピー・コラム・ウェブ広告など。


 ・高度技術分野・・・ロケットやロボット・医療器具設計、映画・CM制作など
 その他、多数有り。

3、特技や希少価値のある仕事の依頼は100歳であっても受注可能

 例えば100歳でも強みをもっていれば仕事を受注できる。とんがった企画も仕事としてやれる。たとえ3つ子がいても自宅で仕事ができる等、あきらめていた夢の仕事が実現できると語る執行役員の田中氏。その当時、登録最高年齢90歳クラウドワーカーが存在していた!

田中氏は、世界全体がクライアント対象なので、ニッチな強みでもそれ相当の数が買われていくことがとても多いと。登録時の自己アピールに沢山の強み、夢、希望を記入して是非、仕事を採りに来てください!と熱弁を奮われていた。


 私もセミナーを受講する以前に、クラウドワークスに登録~受注し、記事をライティング~納品までを体験してみた。


一定のルールに則って、約2000文字の美容関係の記事を書き上げた。まず、クライアントのタイトなスケジュールに合わせてしっかりと納品できるかが重要。

資料集めや内容の構成、著作権の有無確認など、事前準備に多くの時間がかかった。個人の意見ではなく、より正確な情報を読みやすくまとめ、納期前に納品することが大事だと感じた。

 クラウドソーシングが現在提供している価値は今後、日進月歩で進むだろう。今ここにある秘められた可能性という未来を見ることが、「市場」を動かす原動力だと、今回のセミナーを受講して改めて感じた。(2015年5月24日の記事より抜粋)

● 年齢を問わない働き方をするのが、現代においては最も重要

2015年当時を振り返ってみると、その頃、丁度ブログを始めたばかりで、文章を書く楽しさを知った。合わせて、WEBライターデビューをスポーツ祭Tokyo(国体)の応援ライターとして果たす。大会当日の取材記事を1本担当したり、SNSサイトもFacebook・Twitter・note と立て続けに登録した年。5年経った今でも、すべてのアカウントで微量ながらも活動中である。

年齢に関係なく、生涯、いつまでも仕事や社会活動を求めて生きて行こうと決意をした2015年だった。

教育学者の斎藤孝氏の紙上セミナーに、心理学者 マズローの言葉を引いた興味深い記事があったので引用する。

「生きているかぎり、私たちは選択を迫られます。
心理学者のマズローによると、私たち人間は 「安全なところにとどまりたい」 欲求と「成長したい」 欲求の間に存在するそうです。   闇雲にリスクをとり、ストレスまみれになる必要はありませが、 「この選択が未来の自分をつくるのだ」 という気持ちで、時には リスクをとって、成長が期待できる選択をすることも重要です。
 そうでないと、仕事の幅も人間の幅も広がりません。


年齢を重ねると、経験値の分だけ緻密なシュミレーションが可能になります。その上で挑戦するか否かを選ぶのですから、判断ミスは若い頃より格段に減るでしょう。そう考えると、年齢を重ねたほうが冒険しやすいと言えるのかもしれません。(2015年6月15日号 プレジデントから)