★2024年9月18日更新 ディ・キャンプは都内でしよう!奥多摩で連休最終日を過ごす【風景・山/キャンプ】

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山のふるさと村

東京都立奥多摩湖畔公園・山のふるさと村

朝、8時30分に出発。途中、給油をしたり、ショッピングセンターに寄ったりしながら、2時間かけて奥多摩湖畔・山のふるさと村に出向いた。

三連休の最終日、朝から山奥へ向かう道が大変な混雑。やれ、サマーランドだ、アメリカキャンプ村だとか、日の出イオンモールだとか、青梅の御岳山だとか。

これは、アクティビティのほんの一部。東京屈指の最果ては、驚くほど楽しめる場所でいっぱい。

道の渋滞も車だけじゃない。ツーリングのバイクや自転車の多いことったら。ほんと、ツーリングを楽しむバイク族と一緒になってドライブを楽しんだ。

で、わたしと夫が目指したのは、奥多摩町にある「山のふるさと村」東京都の施設だ。

先週、思い立って電話で「デイキャンプ予約」を入れた。

宿泊は一人200円、デイキャンプは10時~15時までの5時間で無料!

(駐車場はちょっと離れているが無料で停められるし、荷物はサイト前まで車で運べて便利)

さっそく、ディキャンプ仕様の設営で汗を流す。

とはいえ、林間サイトの涼しいことったら、驚くほど。

軍幕をタープとして使い、インナーもなしで広々、椅子三脚と、ミニテーブル、チェスト、焚火も小さなストーブだけで十分。

荷物が圧倒的に少ないのがディキャンプのよさ。

ちょっと、お昼を食べて、おしゃべりしたり、要するに「何もしない」のが、わたし達流ディキャンプかな(笑)

で、料理は(マイタケのデミグラスソースハンバーグ、とけるチーズのトマトソースハンバークを焚火で焼いて、バンズも炙ってレタス、カットしてきた玉ねぎを挟んだハンバーガー、付け合わせは焼きズッキーニ、ノンアルドイツワインで頂く)

サッと作って食べる。焚火のいい匂いが食欲をそそる。

余ったレタスと玉ねぎ、目玉焼きをバンズに挟んでもう一品。

アウトドアを快適にする「選びぬいた少ない道具」や、簡単でかつ美味しい「焚火料理」など、少しずつ経験を重ねてきて「わたし達の流儀」ができつつあることを、確認できたのが一番の収穫だった。

さ、また次の旅までがんばろうっと♪

それでは、また!

バカンスのために働く?~仕事は「なんのため」という目的があってしかりなもの【仕事・バカンス感覚を取り入れる】

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のっけから質問を。

あなたの一年の純粋な休暇は何日?(仕事がある人もない人も考えてみて)

わたしの場合、現在週3日フルタイムだから、1年(365日)の中で計算してみたら44週間×2日=88日!(しかし、年12日の会議や年4日の研修16日を差し引いて62日!)もちろん土・日を除いての純粋な休暇日。

62日か・・・結構、休みだらけじゃん!(笑)

平日の休みが増えたことで「病院や役所・銀行」などにも行きやすくなったしね。(いつもは、外営業中に時間をやりくりしてきた)

62日も純粋に自由な時間がある!しかも平日(平日の祝日含む)だよ。計算して驚き!

これは、現在のわたしと会社で取り決めた就業日数からの休暇分であり、お給料の変動はない。(交通費、経費などが減ったぐらいかな)

ただの休みが増えたの(笑)

その分フルタイムの3日間に相当詰め込んでいるけど(笑)

この平日2日は、普段の運動不足解消の「トレッキングやウォーキング」に出かけたり「ヨガ」の教室に通うために使う日だし、脳トレも兼ねた趣味の「ピアノレッスン」の日でもある。

そして、週3日更新のブログ(下書き)と、今年から始めている「プロボノワーカー」のサイトチェックと依頼の内容確認、軽い仕事の持ち帰り(新刊のモニターを引き受けたり)と、小さな報酬が発生するミニワークもちゃっかりやっている。

意外と忙しくしてる。

だから、純粋の休み!という気分ではない中途半端な休みだと思うが、時間に左右されない、余白のある暮らしがあるって本当に充実するわ。

ま、有給じゃなければ働かないというガツガツした働き方からだいぶスライドしてきた、途中途中で休みを取りながらできるだけ長く就労したい、わたしのゆるやかな働き方の実現だ。

以前読んだフランス人ジャーナリストのコラムにこんな文面があった。

「フランス人はバカンスのために働いている」から
フランスでは、フルタイムの会社員の場合、年間5週間(35日!日本では年10日で勤続年数で変わる)の有給休暇が取得できる。(病欠などは対象外)

※日本の有給休暇制度関連資料→https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/faq_kijyungyosei06.html(年次有給休暇とはどのような制度?

しかも雇用上、上司自らもどんどん有給休暇を消化するように指導するから、全体が有給休暇を取りやすい環境にある。

フランス人は「次のバカンスはどこに行く?」が社交辞令。

また「働くことだけが人生ではない!」ともよく言う。

その一方で、ある調査では、「有給休暇中でも仕事を持ち帰る返る人が60%もいる」

これは、多少の仕事をすることになったとしても、「休暇はちゃんと取りますよ!」という意志の表れだ。(文面から抜粋)

わたしは、この記事を読んで「ふ~ん、さすがフランス人のバカンス感覚は強い意志の表れなのね」と知ったの。

そして、「バカンスのために働いている!」と言い切り公言することが、怠け者みたいに感じていた日本人(わたしを含む)には少なくとも、カルチャーショックとなったフランス人的感覚。

その文面にあったのは、バカンスを大事にするフランス人の「ワークライフバランスに長けた国民性」を見事に表現した一文だったといえよう。

まさに、バカンスとは「執念の休暇」だとさえ感じとれたのだから。

さて、今週末は秋のシルバーウイーク。TVでも盛んに行楽地の情報が流れているね。

TVを観ているだけでも「ちょっと行った気」になるかもしれない(笑)

でも、ここは「バカンスに執念を燃やすフランス人」を真似て、素敵な3連休をすごさなきゃ!って、思うの。

ただ、観光地のオーバーツーリズムにも気を配りつつ休みを満喫しましょ。

それでは、また!

※ TOP写真は、先日訪れた「牧野記念庭園」で見かけた「野草のリース」素敵だったので1枚撮ってきた。

★2023年9月13日更新 車に乗るというライフスタイルを長いこと、当たり前に受け入れてきたが、そろそろ気をつけなければと思い、やっていることとは?【健康・眼の健康】

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あいかわらず、いろいろなところに車で行ってる。

仕事はもちろんのこと、旅全般も。

最近、一つだけ気をつけてることがあるのでここに書いておこう。

気をつけていることとは?

答えは「夕方の景色がぼんやりする時間には運転を避ける」というもの。

そう、加齢による目のかすみやぼやけが、夕方ぐらいから頻繁になってきたから運転にも気を配るようになってきた。

仕事もできるだけ、早めに戻るようにしている。

一日働いた目の疲労は、夕方の視界がはっきりしない時間に、最も気になるかな。

ただ旅で遠くに行くときは、しっかりと事前準備をして夜出発する場合もある。

その場合は、旅先で必ずホテルを取り身体をしっかり休めるのも重要。

車の運転で一番避けたいのが自動車事故。それでなくとも、渋滞に巻き込まれることも多いし。

渋滞は夕方から夜にかけて起こることが多いので、その時間帯を避ければリスクも大きく避けられると考えている。だから仕事でも残業はほぼ、しなくなったかな。

秋の行楽シーズンも目前!

長距離ドライブも宿がとってあれば、ゆっくりと温泉やサウナに入った後、おいしいご飯を食べてぐっすり眠る、そして翌朝シャキッ!としたところで帰るのが最高に気持ちがいい。

わたし達の旅は、ほぼ平日だから、道路も空いているので何のストレスもない。

ただ、車の運転は「夕方の時間」を避けるか、乗る場合でも十分に気をつけている、という話を書いた。

それでは、また!

★2024年9月11日更新 毎日丁寧なご飯を食べる~そのためにやっている小さなこととは?【暮らし・食の幸せ】

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(豆皿の画像拝借)

それなりに歳を重ねてきて、自分の暮らし方をもう一度見直したい。

いっときの“刹那的な幸せ”でなくて、「穏やかなだなぁ、幸せだなぁ」としみじみ感じる日々を過ごしたい。

最近、意識するようになったのが「丁寧にごはんを作り、食べる」という行為だ。

わたしは、意外なほど出来合いではない「手作りおかず」が好き。

仕事などで忙しい時でも、コンビニや買ってきたお弁当で「まぁいいか」と済ませてはこなかった。

なぜなら、夫の心臓疾患を支えるための減塩・減糖・減油をしつつの食事療法をかれこれ7年も続けてきたから。

毎日行う“食べる”という行為だからこそ、そこを意識すると暮らしがぐっと上がり、「幸せだなぁ~」と感じる頻度がアップすることもよくわかってはいる。

しかし、なかなかどうして、なんとなく日々、食べられていればいいや・・・と、なりがちだったのも事実。

猛暑も和らいできたようなので、やっと重い腰を上げて丁寧ご飯を用意する気持ちになった。

私が考えた「丁寧なごはん時間」を作る秘訣は3つ。

①日々の食事に「自家製」をとりいれる。

我が家の「丁寧なごはん」に欠かせないもの、それは「自家製調味料」だ。

ちょっとハードルが高い?いえいえ、簡単なものしか作らないし、作れない(笑)

週末の市場で野菜を大量に買うのだが、調味料になる野菜も必ず購入する。

今週は「えごま」を買い、家でオリーブオイル漬けにした。

(えごまの画像拝借)

これさえあれば、朝ご飯が充実すること間違いなし!

夏はキュウリやトマトと和えたり、冬はスープに入れたりと大活躍の自家製調味料。

ほかには、ミョウガの甘酢漬けや玉ねぎドレッシング、玉ねぎのフライとか作って常備し、数日で食べ切る。

自分の手で作ったというだけでおいしさ&いとおしさが倍増するし。

材料も安心安全なものを使っているから、身体も元気になるようなごはんが簡単に完成するのである。

② お気に入りの器に盛りつける。

ごはんは必ずお気に入りの器に盛りつけている。

夫と二人の暮らしでは、それぞれが好きな器でご飯を頂く。

旅先で買ったお土産が多いが、近ごろじゃあ、100均でもとっても可愛い豆皿とかいっぱいあるし。

この夏、息子夫婦を食事に招いた際にも、涼しげなガラスの器、豆皿とかを100均で用意し、とっておきの波佐見焼の器も入れてコーディネート。

そのテーブルを見て「わ~!」と、とっても喜んでくれたの。

なんでもないご飯も、美味しそうに見せる器ってほんと、大事よね。

わたし的には、100均の器もありありで、ちょっとだけ値段の張る(話のネタになる)器を入れて使ってもらうのが好きかな。

トータルコーディネートでは、どんなに高価な器でもセンスが感じられなさそう(笑)

最近では、夫が「箸休め」を欲しがるので、必然的に100均豆皿の出番が増えてきた(笑)

③ デジタル機器を持たない。

食事中も「丁寧なご飯」を意識することで、過ごし方がちょっとだけ変わった。

食事中にスマホでSNSや映像を見ることはなくなった。

何かをしながら…だと、食事のおいしさを味わうことや、会話がおざなりになってしまいがち。

テレビも音をしぼって食事中はうるさくならないようにしている。

ま、ご飯に必要ないものは触らないのが一番よね。

というわけで、最近は「丁寧にご飯を作り、丁寧に食べている」という話を書いた。

それでは、また!

『ルヴァンとパンとぼく』甲田 幹夫・著(平凡社)~今の働き方に悩む人、食を仕事にしたい人必読! 東京・富ヶ谷と長野・上田に店を構える自然酵母パンの草分け「ルヴァン」の哲学を紹介~後半はわたしの好きなパン屋の紹介も♪【選書・文化】

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ルヴァンとパンとぼく』甲田 幹夫・著(平凡社)

簡単レビュー

パン屋を続けているのは「矛盾がないから」――今の働き方に悩む人、食を仕事にしたい人必読! 東京・富ヶ谷と長野・上田に店を構える自然酵母パンの草分け「ルヴァン」の哲学。

日本における国産小麦と自然酵母パンの草分け「ルヴァン」。オーナーの甲田幹夫さんは、パン屋を続けているのは「矛盾がないから」と言う。安全な素材を使い、日常に欠かせない「食」をつくり、人に喜んでもらえ、生計を立てる。パンづくりを通して見えてくる、食べること、働くこと、人と自然との付き合い方とは? 「好きなこと」と「働くこと」のバランスに悩む人、「食」を仕事にしたい人、そしてパンを当たり前のように食べている人に読んでもらいたい一冊。超人気餃子店「按田餃子」店主・按田優子さんとの対談付き。

【著者・甲田幹夫より】
どうして長続きしているんですか? とよく訊かれるが、本当のところは僕にもよくわからない。お客さんとスタッフに恵まれたんですよ、と答えても、それはどうしてですか? とまた訊かれてしまう。僕なりに考えてはみるのだが、大正解は見つからない。ただ、矛盾がなかったから、ということだけは言えると思うようになった。
僕は最初からパン屋を目指した職人ではない。最初に就いた職は小学校の教師だ。パンの仕事は30歳をゆうに過ぎてから、友人に誘われて軽い気持ちで関わったのが最初だった。
やり始めて、これはひょっとしたら続くかもと思った。日々ご機嫌のちがう酵母の面白さは飽きない。なにより生きるために不可欠な「食べ物」を仕事にするというのが、気に入った。
この本では、僕と僕の店のこれまでの物語を綴ってある。パン屋のはなしと思ってもらってもいいし、僕個人の記録でもある。飽きっぽい僕が35年間パン屋を続けるなかで思ったこと、感じたことから浮かび上がるものがもしあれば、迷っている若い人の道しるべくらいにはなるだろうか。

【目次】
第1章 パンとか、小麦とか
僕のパン遍歴――パン屋になる前のこと
酵母との攻防……
現代の麦、古代の麦
国産のライ麦をもとめて
よもぎの季節
玄米とパン
コラム)ルヴァンのパン生地

第2章 仕事とか店とか
大学、バイト生活、そしてパン屋
卸のパン屋 ルヴァン調布店
35歳、甲田幹夫、社長になる。
富ヶ谷開店ものがたり
ル・シァレ開店ものがたり
野外フジロックフェスティバルでパンを売る
スタッフのおかげでルヴァンあり
ルヴァンの給料袋
僕の定番、店のレギュラー
カンパーニュができるまで
僕に名刺はいらない
コラム) ルヴァンのパンの材料

第3章 僕のこと
母のこと
薪の季節
庭の梅
3月11日
100歳のパン
すべての山に登れ
対談)甲田幹夫×按田優子

             ★★★

やっと、大好きなパンの話が書けた(笑)

旅先での一番の楽しみは「ご当地パン」を手に入れることだ。

これまで、かなりの数の「ご当地パン」に出会い、その土地ならではの旨味を余すことなく頂いてきた。

そのなかでもハードタイプの王道「ルヴァン」(長野県上田市)と給食にも出されている「オギノパン」(神奈川県相模原市)と、この二店がわたしのマスト!だ。

神奈川県相模原市の山奥に工場(直売)を設けているオギノパン。

名物は目の前でどんどん揚げられていく「揚げパン」と、無料の工場見学ができるテーマパークのようなパン屋だ。

関連資料はこちら→https://ogino-pan.com/honsha/(オギノパン本社工場直売店情報)

オギノパンの八王子出店!という情報を8月に受け、一目散で買いに行ってきた。(https://new.belc.jp/shop/0141 ベルクフォルテ八王子店

目当ては、丹沢の麓に工場があることから名づけられた「丹沢あんぱん」だ。

薄皮の自家配合ブリオッシュ生地に、和菓子餡を包んだ、ちょっと贅沢な「あんぱん」

贈答用の箱もある(驚き!)

今回はピスタチオ味を買った(めっちゃ美味しい~~~♪)

登山家・田部井淳子さん(故)は、登山の時に、この丹沢あんぱんをザックに20個も忍ばせて行き、山頂で仲間に振る舞っていたのだそうだ。

最高の眺めと最高の味よね。

わたしも真似して山に持っていこう!

今日は大好きなパン屋2件を紹介した。

ああ~~、すぐにでも食べたい幸せ(笑)

ではまた!

★2024年9月6日更新「ひとり朝活」朝を意識して前晩から準備をしている~朝活成功のカギはテーマをもつこと【紙上講座・朝活】

【ブログ新規追加1084回】

わたしは朝時間の活用で、2冊の電子書籍を出版した経験がある。

前晩から翌日の朝活準備をして早めに就寝(だいたい22時30分)に寝ている。

朝、頭も体も疲れも取れ、すっきりとした時間に「自分にとって大事なことである後年の執筆活動」への足掛かりをつけたいと始めたブログをはじめ、文章を編む時間に充ててきたのだ。

朝活で注目すべき点は「自分だけの自由な時間」が持てることだろう。

さらには早寝・早起きでとにかく健康的なライフスタイルが保て、自己肯定感が強くなると感じる。

そしてもうひとつ、朝は「大切な人」への心くばりがしやすい。

近々のスケジュールを調整して、会いたかった友人、親族などに自分から声をかけて会いに行く。

人と会うのって、楽しい反面ちょっとめんどくさい気持ちもあるもの。そこを「エイヤ!」って乗り切るには朝活で仕込むのが一番効く。

と、朝活でやっていることは「将来の文筆活動へ向けての文章書き」と「自分の周りの大切な人への絆を保つ手段を決める」という2つのテーマに絞って、朝の1時間を有効利用している。

もう少し補足すると、朝時間の活用で誰でも自分の大事なことを見つけられ「長く生きることを楽しめる」という点だろう。

理想的な朝活で「なりたい自分」を目指し「これからの生き方」を思考して過ごしてきた。

コロナ禍で10年前に読んだ本を再読し、朝活発想に出会った。

朝活それ自体は良く知っていたつもりだった。

しかし、それまでの朝は「何かを漠然とする時間=作業時間」だったのに対して朝活では「これからの人生をどう生きていくのか?」を理論立てて戦略的に考える時間に変わった。

「ひとり朝活」では、想いを言葉で書き出し見える化することも大事。

前晩に手帳やガントチャートで優先順位をつけておくことも習慣にしている。

さあ、「自由な時間」を持つことを意識しつつ、今後の自分に朝活で栄養補給しようではないか!

朝活したい!と思うけどなかなか始められないって場合は、「自分が機嫌よくいられる1日」を想像してみよう。

朝活で思考を整理したら行動計画を立てる(原因)→(行動)→夜は1日を思い返す至福の時間を迎える(結果)

こんな感じでどう?

朝の使い方をざっと書いてみた。

それでは、また!

練馬区立「牧野記念庭園」に行く~博士が愛した植物園【植物・植物園】

【ブログ新規追加1083回】

牧野富太郎(書)

牧野記念庭園は、植物学者・牧野富太郎博士が大正15年から亡くなるまでの30余年を過ごした住居と庭の跡地に建てられた。

博士は武蔵野の広大な雑木林の中に、採集してきたり、知人から取り寄せたりした植物を植え庭を「我が植物園」として大切に育んできた。

そしてたびたび庭に座り込んでは、植物の観察や採集をして庭とともに晩年を過ごした。

昭和33年に練馬区名誉区民である牧野博士がこよなく愛した地を一般公開し、博士の偉業を末永く後世に伝えるため、庭園として開設された。

園内には、妻の名前の笹「スエコザサ」、桜「仙台屋」ヘラノキなど博士にゆかりの深い植物300種以上の植物が生育するほか、博士の使っていた書屋が移築されており、在りし日の博士の面影を伝える展示が拝見できる。

展示室で撮ったのがTOP写真。

展示室では、博士直筆の色紙や植物採集の道具、後世に残すために作られた、博士作の標品を土佐の和紙と練馬の和紙で漉いた紙に作られた押し花などのフォトを撮った。

そして、ほぼ等身大の富太郎博士と撮るフォトでは夫が満面の笑み(笑)

圧巻の書屋も移築されてモダンな館内で再現されていた。

庭園では、若い男女が青々した植物の撮影に夢中になっていた。

講習室では牧野富太郎博士の生涯を映像で観ることができ、老若男女が食い入るように映像を観ていた。(室内に「らんまん」の出演者のサインやポスターがたくさん!)

常設展示室、企画展示室ではたくさんの「らんまん」愛好者が「ムジナモの絵があるよ!」とか、みんなでドラマの名場面を再現してた(笑)

あの「日本植物図譜」の初版本を見られたのには大感動だったわ。

そして、圧巻の書屋を出ると、そこには博士の愛したコーヒーが飲めるキッチンカーが!

一杯づつ丁寧に落されたコーヒーを片手に、園内を散策している人も多かった。素敵な試み。

真夏を越したばかりの庭園には花がほとんどない。

辛うじてアジサイの仲間を写真に収めた。(カメラの露出を変えて撮る・笑)

さほど大きくはない都内にひっそりと在る植物園。

春から夏にかけて、それはそれは美しい草花を見ることができる。

様々な季節に訪れたい素敵な植物園だった。

~練馬区立「牧野記念庭園」

所在地 練馬区東大泉6-34-4

開園時間 午前9時~午後5時

休園日 毎週火曜日

入園料 無料

※ 駐車場はなし(近隣にコインPあり)

※ 関連資料→https://www.makinoteien.jp/ 牧野記念庭園公式HP

では、また!

★2024年9月4日更新 刷新!新しいブログをはじめる~一喜一憂しないで前進あるのみ~【紙上講座・新ブログに行くか?】

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8月31日早朝のこと、1081回も書いてきたこのブログのデータが一気に飛んだ。

「まさか」

「ああ~~、やっちゃったのかも・・・」

まあ、原因は午後になってだいたいわかってきた。

このWordpress本体の問題ではなく、契約中のレンタルサーバー先のサービス一時停止を真に受けたわたしの、軽率なアップロード行為がデータ削除の主な原因だったようだ。

(ま、普通は有料でバックアップデータ用の商材を買っておくんだけど・ケチっていたので痛い目に遭ったのかも・笑)

午後、気を取り直してWordpress本体に入って、お気に入りのテーマを有効化してサブタイトルを入れ、プライバシーポリシーを記入して、最低線でのブログ運営ができるように仕込みをした。

もうね、「これまで1081回も書いてきたのだけど」とか、「3年半も続けてきたんだけど」とか、愚痴の一つも吐き出すのが普通なのかも。

しかし、わたしはなんだか、気持ちも軽く「また1からやればいいんじゃない?」と、ハレバレと決意したってわけ。

まあ、ちょっとしたサイトの使いにくさ(エディットの文字色が薄く編集がつらかった)や、1081回を超えてカテゴリーがあいまいになってきて検索しにくくなっていたことなど、長年続けているうちに改善したい点が増えてもいたところだった。

そして、データ削除に落ち込まずに、すぐに起き上がれた最大の理由は、「文章を書くのを止めたくなかった」から。

もちろん、今後も1081回分のデータを追ってはみるけれど、前に進めるほうが大事だと考えているの。

さ!小さな執着は捨てて、また新しくはじめて行こう!

本当にお騒がせいたしました。

当分カスタマイズしながら書いていく予定(工事中・笑)

それでは、また!

『まず、のび太を探そう!』大ヒットを生み出す逆転発想~ 兵庫県立大学 経済学部教授 川上昌直・著(株式会社 翔泳社)

【ブログ新規追加1081回】

『まず、のび太を探そう!』大ヒットを生み出す逆転発想~ 兵庫県立大学 経済学 教授 川上 昌直・著(翔泳社)

簡単レビュー

ドラえもんがわかれば、経営もわかる!

お客様から望まれる、しっかり利益が残る商売を作るには、何を、どんな手順で考えればいいのか?

新進気鋭のビジネスモデル研究者、川上昌直氏(兵庫県立大学経営学部教授)がやさしく解説。

9つの質問に答えるだけで、すごい!と言われる事業のアイデアがザクザク生まれる!

本書で身につくポイントはこの2つ!
・コレが欲しかった!と言われるアイデアを量産できる「のび太視点」
・良い商品でしっかり稼ぐための「ビジネスモデル」の作り方

★川上教授からのメッセージ(本書「おわりに」より)


(本書の)テーマはビジネス。しかもお客様を喜ばせながら儲ける仕組み。専門的に言うなら「ビジネスモデル」です。

私は、ずっと経営学を研究してきました。いわゆる「ビジネスモデル」の専門家です。世間的には高尚な「研究」という枠組みで生きていく中で、経営学の本当のユーザーは一体誰なのかを自問自答するようになりました。

過去には、学術書やビジネス書を上梓してきました。それはそれでエキサイティングなことだったのは事実。

しかし一方で、疑問が生じました。同業の経営学者や、あるいは経営指南をするコンサルタントには、学術書や学会発表でアプローチできました。経営者の方々には、ビジネス書や講演で直接的に訴えかけることもできました。では、一般のビジネスパーソンのみなさんやこれからビジネスをやってみたい学生のビジネスセンスの強化にどれほど貢献できたでしょうか?

経営学のユーザーは、経営学者や経営者ばかりではありません。現場で試行錯誤している多くのビジネスパーソンに対して、経営学からの「学び」を食わず嫌いにさせず、日々の仕事に向き合う目線を変化させるきっかけを提案したいと考えました。

そしてそれには、新しい知識を「インストール」するのではなく、すでにみなさんの中にある言葉や概念を使って、ビジネスの法則を「腹落ち」してもらうことがもっとも重要であると感じました。

できれば素材は、よく知らない海外の企業事例などではないほうがいい。あるいは知ってる企業であっても、詳細なケースは難しい。いっそのこと、誰もが知る「経営以外の素材」をテーマにしたい。

それこそが、経営学に興味がない人に、経営とビジネスの本質を知ってもらうという、われわれ経営学者が取り組むべきことではないかと考えたわけです。つまり、経営についてのハードルが高い方にこそ、この本でスイッチを入れてもらう。いわゆる「ゼロイチ」。それがこの本に流れる裏テーマなのです。

この本は、ビジネスの世界に既に足を踏み入れてしまった、「いまさら聞けない」経営のことで悩むすべての人に有効です。

それだけでなく、「これから経営について勉強しようかな、でも難しそう」と躊躇する人にもです。自営業の方、主婦の方、はたまた大学生、高校生の方までもが、この本が想定する対象です。みなさんの外見はそれぞれ違いますが、「ビジネスがうまくいくようになりたい」という同じ「用事」を持っているはずだからです。

このようなみなさんに対して、この本がドラえもんのポケットになってくれれば、これほど嬉しいことはありません。

                ★★★

8月、お盆休みに帰ってきた息子夫婦と、「新規事業の話」で盛り上がった。

7月上旬、息子は営業部から事業推進部、いわゆる新規事業を含む事業計画が主な仕事となる部署への異動となった。

さっそく、新規事業の発案をし、練に練った案をとりまとめてみているが、どうも「ビジネスモデル」となるか?よくわからなくなってきたと。

で、我が家の書庫でネタ探しをはじめた。夫が息子に「これはどう?」と、差し出したのが『まず、のび太を探そう!』という一冊だった。

目を丸くして「これ、持って帰る!」と、そそくさとバッグに入れてしまったほど魅力的だった様子。

あげちゃったので、夫が再度買い戻してくれた。

わたしも読んでみたが「これは面白い!」と、唸る場面の連続だったわん(笑)

また「のび太」を題材にした書籍は、書店で一度は目にしたことがあるのではないだろうか?

ざっとだが、こちらのベストセラー本も紹介しておこう!

のび太という生き方』横山泰行・著(アスコム)

ベストセラーのこの書籍が一番有名。今年の小学生夏の推薦図書にも選ばれている。

勉強も運動も苦手でぐうたらしてばかりののび太。
でも、大人になる過程で大活躍し、しずかちゃんとも結婚し、
実は人生の成功者だった!
そんなのび太から、無理せずに自分らしく生きて
夢まで叶えてしまう方法を学んでみては?

そんなのび太から学べる人生の成功法則を
「のび太メソッド」と提唱。
本書では、「のび太メソッド」を全部で37つ
紹介している。

・完璧をいきなり目指さない
・失敗することまで楽しむ
・かっこいい自分を想像する
・直感で判断。とにかく動き出す
・夢は叶うと信じ切る
・自分より、まず他人の幸せを望む
・「愛する存在」で心を強くする
など。

この「のび太メソッド」は、
どんなダメな奴でも夢が叶う魔法の法則。
みなさんの人生にも役立つようなヒントが、
この本にはたくさん詰まっているよ。

のび太というどこにでもいそうな存在が、これまで多くの子どもたちを勇気づけてきたことは間違いない。

我が家の息子ものび太本を介して、新規事業のプレゼンを勝ち取ってほしいと願っている。

実際は「大切なこと」って身近にあるものなのかもしれないね。

それでは、また!

★2024年8月28日更新 山野草ハンターのわたしが度々訪れる裏山とは?~『牧野富太郎と、山』牧野富太郎・著(山渓文庫)も紹介♪【植物・裏山考察】

【ブログ新規追加1080回】

わたしの超マイナーな趣味である山野草ハンター歴は8年。

ほぼブログと同じくらいの月日を草花を探すことに費やしてきた。

ハンターと言っても、珍しい植物やきれいな植物を採取するわけではなく、ただ見つけて記録のために写真を撮り、家で植物図鑑やWEBで調べるいわゆる「植物オタク」なのである。

山野草にハマったきっかけは、以前住んでいたところで出会った老婦人のお庭の山野草がとても美しかったから。

(※山野草とは→国内外の平地から高山に至る野外に自生する観賞価値のある草本、低木及び小低木の一部を含む幅広い意味を持つ植物のこと。

日本国内における近代的な山野草の歴史は100年程度と浅く明確な定義はなされていない。Wikipediaより)

老婦人はお店で山野草を購入して、お庭で丹精込めて育てていたのだ。

それはそれはとても美しく、どこか儚い植物たちだった。

当時、SNSで知った「山野草を愛でるコミュニティ」というのに入ったことから、山には季節ごと、場所ごとの山野草が生息していることや、その分布を知り、そうした山野草を見つける人を山野草ハンターと呼ぶことを知ったのだ。(アウトドア専門誌でも山野草ハンターという名称は載っていた)

そして、山野草にも「希少種」なる草花があることを知った。

~本来はその場所にあるはずもない花がある季節にだけぽっと咲く~

コミュニティでは、そんな希少な草花を惜しげもなく写真や文献で披露されていた。

こうなると、珍しい草花を見に行きたくなるわよね。

で、だいたいが山に生息しているから、山好きにならざるを得ないというわけ。

現在、NHKで放映中の朝ドラ「らんまん」では、主人公の牧野万太郎(牧野富太郎)が新種(まだ誰も解明していない植物種)を探すことに人生をかける壮大なドラマだ。

万太郎が新種を探すのに夢中になるのはわかるわ~~~(笑)と、大共感しているのよ。

そして、牧野富太郎が植物採集に訪れた山は日本中の名峰ばかりだが、こと高知県出身のせいだろう、愛媛県の石鎚山・徳島県の剣山(日本百名山)など西日本を代表する高山に度々訪れている。

しかし、牧野富太郎が幼い頃に草花に目覚めたのは、家の裏山だった。

その裏山で毎日朝から晩まで植物を採取し、まだ見ぬ新種を探しては研究に明け暮れていたのだ。

何でもない裏山が植物学者・牧野富太郎博士を生んだ。

ちなみにわたしにも裏山がある。徒歩5分で行ける近所のひよどり山(東京都立小宮公園)だ。

60mあまりの低い山だが、毎月これは!と、思える山野草に出会える場所なのだ。

1月にはひよどり山山頂から三段広場をぐるりと蝋梅の林が囲む。よく晴れた日には富士山も見える。

4月上旬には、森に咲く妖精「フデリンドウ」を見つけに行くのも楽しみ。(2019年撮影)

4月にはこの山での希少種「ワダソウ」(長野県和田峠が原産)が森の中でひっそりと咲く。(2023年撮影)

5月~8月には花畑で一面に咲く園芸種が圧巻だ。(2019年~2022年撮影)

クリスマスリースでおなじみの「山帰来」の実だが、今年は見つけられなかった。(2022年撮影)

9月にも、ひよどり沢を埋め尽くす「ツリフネソウ」が見ごろを迎える。

昨日早朝、思い立って「ツリガネニンジン」をさがしに行ったがみつけられず(画像拝借)

そのかわりに「オミナエシ・女郎花」の仲間の「オトコエシ・男郎花」を見つけて写真に撮ってきた(TOPの写真)

と、こんな風に家の裏山で山野草ハンターになっているという話を書いた。

              ★★★

牧野富太郎の書籍紹介

牧野富太郎と、山』牧野富太郎・著(山と渓谷社文庫)

簡単レビュー

利尻山、富士山、白馬岳、伊吹山、横倉山。
愛する植物をもとめて山に分け入り、山に遊んだ。
山にまつわる天衣無縫のエッセイ集。

日本の植物学の父・牧野富太郎氏は植物を観察・採集するために日本各地の山々を訪れ、そのときの様子をエッセイに残した。
幼少期の佐川の山での出来事を綴る「狐の屁玉」、植物を追い求めるあまり危うく遭難しかけた「利尻山とその植物」、日本各地の高山植物の植生と魅力を存分に語る「夢のように美しい高山植物」など山と植物にまつわる39のエッセイを選出。

エッセイに登場する山のデータも収載し、牧野富太郎が登った山を訪ねるガイドとしても楽しめる。

解説/梨木香歩

■内容
なぜ花は匂うか?

*北海道から東北
利尻山とその植物[利尻山]
シリベシ山をなぜ後方羊蹄山と書いたか[羊蹄山]
マルミアスナロ[恐山]
ニギリタケ[恐山]
秋田ブキ談義[秋田の山野]

*関東甲信越から中部
山草の分布[釧路雌阿寒岳、八甲田山、栗駒山、鳥海山、早池峰山、駒ケ岳、戸隠山、越後清水峠、大山]
長蔵の一喝[尾瀬]
アカヌマアヤメ[日光山]
アケビ[筑波山、高尾山]
日本に秋海棠の自生はない[清澄山、那智山]
萌え出づる春の若草[日本の山野]
用便の功名[箱根山]
箱根の植物[箱根山]
富士登山と植物[富士山]
富士山の美容を整える[富士山]
美男かづら[富士山]
夢のように美しい高山植物[岩手山、立山、八ヶ岳、御岳山]
越中立山のハギ[立山]
二三の高山植物に就て話す[白山、金精峠]
山草の採集[白馬岳、八ヶ岳]
ナンジャモンジャの木[神崎森]
馬糞譚は美味な食菌[飛騨山脈]
火山を半分に縦割りにして見たい[小室山]

*近畿から中四国、九州
東京への初旅[伊吹山]
『草木図説』のサワアザミとマアザミ[伊吹山]
アセビ[六甲山]
紀州高野山の蛇柳[高野山]
石吊り蜘蛛[三段峡]
万年芝[三段峡]
地獄虫[佐川の山]
狐の屁玉[佐川の山]
火の玉を見たこと[横倉山]
いわゆる京丸の牡丹[横倉山]
シシンラン[土佐の奥山]
桜に寄せて[奥の土居]
豊後に梅の野生地を訪う[井の内谷]

植物と心中する男の話である。

それでは、また!