安曇野ちひろ美術館~トットちゃんに会いに行く【風景・安曇野/長野旅1】

【ブログ新規追加1389回】

長野に通い続けて4年目。
「ガッツリとした山登りをしない」旅の目的は、安曇野ちひろ美術館への訪問。

広大なビオトープのある庭園をゆっくりと歩きながら「トットちゃん」に会いに行く。

安曇野ちひろ美術館のある長野県北安曇郡松川村は、ちひろの両親の出身地。

ちひろも幼いころから慣れ親しんだ「こころのふるさと」だ。

1997年に、世界初の絵本美術館 「東京ちひろ美術館」20周年を記念して建てられた。

美術館館内の5つの展示室では、ちひろや世界の絵本画家の作品や絵本に関する歴史資料が展示されている。

自然公園と美術館は、自然に溶け込むような設計が施されている。

中に入った瞬間、まさに「日常生活から解放される空間」を実感。

身も心もゆっくりとほどける、またとない美術館だ。

第1展示室では企画展示「ちひろのいろ せん かたち」6月6日~8月31日 開催中。

~やわらかな色彩で子どもをテーマに描き続けたいわさきちひろ。
その絵はなにげなく描かれているように見えて、実は、さまざまな技法や工夫が隠されている~

ちひろの使っていた画材道具の展示では、オブジェとなっていて、オブジェに触れると光とともにちひろの絵が浮かぶ仕組みだ。

どんな画材でかいていたのか?アトリエの内部も再現されていて興味津々。

で、第1展示室を出たところにあの「トットちゃん」が!

一緒に記念撮影をさせて頂いた(笑)

『トットちゃんとわたし』

しばし、黒柳徹子氏のお話をボードで拝読し、また様々な絵本作家さんの作品にも触れてきた。

わたしの日常に絵本は欠かせない。

現在、児童出版社に勤めている。

在職中に一度は訪れたかった美術館だ。

特に、企画展示『戦後80年 ちひろと世界の絵本画家たち 絵本でつなぐ「へいわ」』も観られて良かった。

第5展示室まで一通り観て、途中にあるカフェで一休み。

ここから、植物園や森、色とりどりの花畑を擁する広大な「ちひろパーク」へと、暑い中だがワクワクしながら周回した。

トットちゃん広場にたどりついた。

電車の教室では、一般の方々が読み聞かせをしていた。(電車の中は冷房でめっちゃ涼しい・笑)

おとなのための「こどもを考える」美術館。

やっと訪れることができた。

生涯、幼いこどもをテーマに描き続けてきたちひろ。

ずっと思っていたことがある。

「なぜ、あんなに子どもの表情を描けるのか?」

わたしは年間かなりの数のお子さんたちに会社のイベントで出会うのだが、本当にちひろが描く「ちょっとした子どもの目線」や「不安げな表情」などと同じ光景を目にするたびに、ちひろの絵を思い出してしまう。見事としか言えない。

ちひろの絵だけを観にいくのもいい。ちひろの愛したお庭を散策するでもいい。ちひろのアトリエに触発されに行くなんていうのも素敵だ。

東京と長野にあるちひろワールド。

一度ぜひ、訪れてみて。

最後に北アルプス蓮華山を写すわたしを一枚。

それでは、また!

(次回の長野旅2は北八ヶ岳編)

※ 安曇野ちひろ美術館 〒399-8501 長野県北安曇郡松川村西原3358−24

※ 東京ちひろ美術館 〒177-0042 東京都練馬区下石神井4丁目7−2

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『SunTAMA Style』2020年8月19日記事

Ku:nel 2025年9月号『それゆけ!大人のニッポン観光』【選書・文化】

『ブログ新規追加1388回』

簡単レビュー

それゆけ! 大人のニッポン観光

テーマがあると旅はもっと楽しくなる。
杉浦さやかさん/甲斐みのりさん/岡美里さん
大谷有紀さん/しらいのりこさん

酒井順子さんが助言&提案
自分らしさ100%の 
新・旅テーマで出発!

2泊3日、ゆるり大人のニッポン観光、
テーマ旅のすすめ。

                 ★★★

長い夏休みももう中盤を過ぎて、ワタワタと、避暑への旅を準備している。

この数日、色々とあったことを書いてみる。

休み始めて、順調に疲労も溶けはじめた月曜。

やっぱりそれまでの猛暑と詰め込んだ仕事の「ツケ」が身体に出てきた。

数年前に罹った「皮膚感染症」の一種だ。

服の中で、何かが「チク!」と弾けた音がして痛みが全身を貫いた。

それでも、さほどの痛みではなかったので患部を診ないまま就寝。

朝、恐る恐る患部を診てみたら「真っ赤になった大小の斑点がいっぱい・・・」猛烈な痒みと痛みで、気持ち悪いったら(泣)

で、すぐにかかりつけ医のいる病院へ出向くも、夏休み中で診てもらえず。

それから夫に検索をしてもらいながらなんとか、口コミ評価の良い皮膚科のある病院を見つけて、駆け込みで診て頂き処方箋を出してもらい、事なきを得た。

疲れと猛暑で免疫力がガタ落ちだった様子。

薬はすぐに効き始めて、猛烈な痒みと痛みから解放された。

今は、めっちゃ幸せ(笑)

だから、予定していた2泊3日の旅行も中止してもいいかも・・・とか一瞬考えた。

家にいることも充分楽しいし、ことさら旅に出なくってもって。

しかし、身体も治りつつあることだし、予定を1泊に短くして出かけようということになり、昨日プランをガラッと変えた。

詰め込みはせず、無理がなく疲れない方向へとシフトした。まだしっかりと治り切ってはいないので、軽い山歩きにしたり温泉も取りやめた。

しかし、長い休みがあることで、気持ちに焦りもなく、体調が崩れてきてもネガティブにならずに済んだのは幸い。

これで、今年の夏休暇も旅で〆ることになった。

                ★★★

年に数回、旅に出る暮らしを続けて数十年が経つ。

どんどん旅慣れてきて、旅の荷造りもささっと、できてしまう。

それでも毎回思うことは「旅に出る前の自分と、旅を無事に終えて帰ってきた自分は前とは違っているはず」だと。

変われることって、大事なんじゃないかな。

それを叶えられるのが「旅」だと思う。

それでは、また!

※ 来週のブログアップは(火・木・土)の予定。

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『SunTAMA Style』2020年8月15日記事

インスタグラムで突然「バズった」話【植物・SNS応募】

【ブログ新規追加1387回】

この数日、このやまゆりの画像を目にした方は、かなり多くいるのでは?

インスタグラムのみの応募企画へ参加した写真だ。

インサイトを開くと、

8月13日時点での閲覧数(ビュー) 9200

フォロアー以外からのビュー 7587

わたしのプロフィールを観て下さった人数 927

わたしのホームを訪れて下さった人数 686

と、わたし的にはありえない?!数字がインサイト上に示されていた。

プロアカウントのデータに軽く驚いた(^^♪

ま、普段から「放置したまま」だったインスタグラムのアカウントを利用しての応募だから、「多くのビューを獲得したい!」とか野望はまったくない(笑)


しかも、なんの変哲もない山での1枚。動画などの作り込みも一切なし。

ある登山用品の専門メーカーさんの企画に応募するために送った一枚だ。

https://www.facebook.com/ARCTERYXJP #山の花を探して

この山の花たちのイラストの中に「やまゆり」があったので、以前奥多摩・三頭山で撮った「やまゆり」の」画像を貼り、ハッシュタグで企業を応援するインスタグラム企画に応募した。

山の花を観察して、写真に収めるのは山野草ハンターのわたしの日常だ。

まるで、わたしのためにある企画だと思い、なんの躊躇もせず、応募の規約に沿って行動した。

そしたら8月8日、丁度夏休み初日のこと、インスタグラムさん(笑)から、「閲覧数=ビューが短時間ですごい!からもっと宣伝しよう!」みたいなメッセージが届いた。

そのページにストーリーズが表示されていて、自動的にインスタグラム本体とFacebookに「今、注目されている記事!」みたいなコメントが貼られて投稿される。

わたしは「いったい、何が起きたんだろう・・・なんのこと?」状態。

どうしてこんなにビューが伸びるのか?
推測してみたが、登山道具のメーカーさんからのユーザー流入が思い当たる。

ユーザーさんの中に、インスタグラマーとか著名な人がいたとも考えられる。

わたしは無名だし、このメーカーさんの企画の副賞品になっている、優れたデザイン性のあるザックが欲しくて応募したの。

マーケティング目線で行けば、微量だがメーカーの露出にハッシュタグ貢献できたんじゃない?!と、勝手に思い込んでいる。

(だから、ザック当てて~~~!!!・笑)とね。

たぶんまだ、ビューは伸びる予測が立つ。(1万は超えるだろう)

応募締切は8月25日。インスタグラムにアカウントのある人であれば、誰でも応募できる。

条件は「山の花を撮ってくる」こと。

まだ、どこにも出かけていない夏休みのちょっとしたトピックス。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2025年8月13日記事

『SunTAMA Style』2021年8月13日記事

『SunTAMA Style』2022年8月13日記事

『SunTAMA Style』2024年8月13日記事

「山を下るために~今やっておくこと」【風景・この先を見据えて/エッセイ】

【ブログ新規追加1386回】

夏休みも早4日目。何もしないゆるやかな日を送っている。

毎朝、朝顔の咲き具合を眺め、小さなプランター菜園で、緑のカーテンの中からゴーヤやきゅうりを収穫して、食卓の彩に加えている。

写真は、昨夜のキーマカレーに揚げたゴーヤをトッピングしたもの。

新鮮な苦みがハイボールによく合う。

また今朝は、この1年ぐらいの間に様々な場所で頂いた、基礎化粧品のアレコレを全部出してみた。

毎年恒例の、夏休み集中美容週間よ(笑)

普段は、かなり酷使しているお肌のお手入れをささやかながらするというもの。

全部使っても3日ともたないだろう。

旅先ではお泊りのホテルで頂けるので、今日から旅に出るまでこの基礎化粧品でお肌のお手入れをする。

さて、「山を下る」をこの夏は考えている。

ここでいう山とは「仕事」とか「人生」、趣味の「山歩き」などを指す。

がむしゃらに仕事をし、夢中で山を登り続けた20〜30代。

40代~50代になると自分が来た道を振り返り始め、60代になった今は「山をいかに下りるか」を模索し続けている。

足るを知る者は富む老子の教えのような境地だ。

仕事は勤続20年(あと3年弱)まではイケイケどんどんの予定(笑)そのあとはなりゆきに任せて行く。

趣味に関しては、そんな大げさに「山を下る・・・」とかは考えてはいないけれど。

数年前に知った、かのスティーブン・ジョブズが習慣にしていた、「土曜日のハイキング」(運動するなら土曜日!日曜日は瞑想と休養という意味)を取り入れて早3年。

そろそろ、しっかりとしたトレイル・ハイキング道を持ちたいと考えている。

3年目の今年は「湖・池・沼」を周回するコースを春にやってみたら、ことのほかリフレッシュできた。

森林の緑と鳥のさえずりだけを携えて無心にトレイルするうち、紺碧の湖に出る。

こんなトレイル・ハイキングをジョブズもやっていたのだろう。そして世界基準であり世界標準の仕事を生み出し続けてきた。

と、まったくもって桁違いではあるが、小さな自分のこれまでの生き様と重ね合わせながら、今後も「トレイル・ハイキング」を取り入れて行く。

さあ、「どうやって、山を下ろうか?」から始まった夏休み。

これは、これで結構、幸せ。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年8月11日記事

『SunTAMA Style』2021年8月11日記事

『SunTAMA Style』2022年8月11日記事

『SunTAMA Style』2023年8月11日記事

『Tarzan908号 休む技術』マガジンハウス【選書・自己啓発】

【ブログ新規追加1385回】

Tarzan(ターザン) No.908号 休む技術

簡単レビュー

カラダとココロ、疲れていませんか?
栄養、運動とともに健康の三原則のひとつ、
「休養」について真面目に考えてみた。

カラダが重たく感じる。休日は何もやる気がしない。寝ても寝ても眠い。
慢性的に溜まった疲れが、いつまでたってもとれない……そんな経験は誰にでもあるだろう。


それは、もしかすると、あなたに「休む技術」がないからかもしれない。
世界的に見ても睡眠時間が短く、働きすぎ、疲れがちな国民性でもある日本人。
あなたは医学的にちゃんと休めている?

どんな休み方をすればいいのか?


疲れた→休む→復活→また疲れた……そんな堂々巡りを断ち切るために、
疲労の正体を知り、休む技術の習得を目指していく本書の内容だ。


それは、吸うよりは吐くを意識した呼吸法だったり、
カラダを適度に動かしながら疲れを回復させるアクティブレストだったり、
眠れない悩みを持つ人には、質の良い睡眠への導きも提案している。

夏真っ盛り、酷暑タイミングにお届けする、上手に休むコツを伝授する特集。

第2特集は、心身ともに健康なウェルビーイング・ヒューマンを目指しての、
「ウェルネス・ツーリズム」企画。ホースセラピー、森林セラピー、
薬草ワークショップ、現代湯治、禅ステイなど、
全国16か所の気持ちいい、とっておき旅を紹介している。

表紙は、「休む技術」のプロ(!?)でもあり、
頑張り過ぎている現代人のお手本、のび太(笑)
カラダもココロも、しっかりリフレッシュを目指した一冊!

           ★★★

今日から10日間の待ちに待った「夏休み」だ。

昨日、仕事のメールで最後に同僚と交わした言葉が「とにかくゆっくり~のんびりしよう!」というもの。

普段は、わたしも相当の詰め込み体質だが、その同僚が抱える仕事の幅や分量はわたしを越えているのだ。

もう、とにかく「全部放って仕事から離れて過ごしたいよね」と。

わたしは「会社の仕事は全部放っても大丈夫だよ!だって、一斉休暇なんだからさ・・・(笑)」と答えた。

普段、忙しければ忙しいほど「あれもしたい!これもしたい!もっと~もっと!」と欲張っているが、実際、こうして休んでいいとなると、なんと手持ちぶさたな時間が流れるだけ。

行きたかった場所とか、読みたかった本、食べたかったスイーツ、欲しかったモノなど欲求の高い順にどんどん、仕事の合間にこなしてしまう習性があるからだろう、あまり欲求がない。

まあ、「旅」だけは日数がいる分、この夏休みのハイライトになるんだろうけれど。

旅のスタイルも「ウェルネス・ツーリズム」を取り入れた森林セラピー的な旅にする予定。

それ以外は基本的に、な~んにもしない日を過ごす技術を蓄えてみたいってところ。

できるかな?貧乏性撲滅(笑)

というわけで、夏休みが始まったという話。

昨日は、仕事の終わった夕方、缶ビールを開けて「お疲れ様!」をしたよ。

この一杯のために働いているのかもね。

ま、心も体もゆる~くほどく夏休みにしたい。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年8月8日記事

『SunTAMA Style』2021年8月8日記事

『SunTAMA Style』2022年8月8日記事

『みいこStyle』2019年8月8日記事

https://miikostyle.blog.jp/archives/20256321.html 「ブログを書き続けるのか?」

『1945年8月6日あさ8時15分、わたしは~原爆を体験した子どもたち』言葉/原爆を体験した子どもたち・絵/いわさきちひろ(童心社)【選書・文化】

【ブログ新規追加1384回】

『1945年8月6日 あさ8時15分、わたしは~原爆を体験した子どもたち』言葉/原爆を体験した子どもたち・絵/いわさきちひろ (童心社)

1945年8月6日、あさ8時15分。

当時の子どもたちが書き残した言葉を、いまを生きるすべての人へ。


日本で初めて戦争をテーマに、青少年の子どもたちに向けてつくられた絵本『わたしがちいさかったときに』(童心社)の刊行から58年。

この本に収録された、原爆を体験した子どもたちの言葉をいまにつないでくれるのは、児童文学作家のあまんきみこ、詩人のアーサー・ビナード、当時の執筆者の小川俊子が語る言葉と、いわさきちひろが描いた絵。

とどまることのない時間の流れのなかで、時をこえて当時の子どもたちと出会い、わたしたちは今日を、明日をどう生きるのかをともに考える絵本である。(amazonレビュー引用)

                ★★★

広島県出身の夫と、広島に本籍を持つわたしたちにとって、8月6日は特別な日。

偶然にも原爆投下を免れた義父の体験は、幼い頃から聞いてきたという、夫の話をまとめて以前のブログに書いてきた。

戦後80年。

途方もなく遠い記憶ではなく、現代まで様々な形で語り継がれてきた「負の遺産」だ。

この日は、戦争で亡くなった多くの命を悼みつつ、今が幸せであることに感謝をする。

こんな敬謙な思いをさらに強くしている。

この1年の間には、本籍を広島に持つ息子夫婦を伴い、家族で広島帰省を果たしたい。

今、一番「訪れたい旅先」であることに間違いはない。

家族が増えた喜びを墓前に報告すること、そして「HIROSHIMA」で平和を皆で語りあう。

8月6日は「恒久平和」を願い語る日。

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『SunTAMA Style』2020年8月6日記事

『SunTAMA Style』2021年8月6日記事

『SunTAMA Style』2022年8月6日記事

『SunTAMA Style』2023年8月6日記事

ひとりで写真撮影に行く~午前中3時間のソロ活動【風景・夏を撮る】

【ブログ新規追加1384回】

前々から決まっていた予定に、夫が地元の仲間と「涼を求めて奥多摩の氷川渓谷に行く」というプランがあった。

昨日の日曜日、お天気にも恵まれて(暑笑)予定通り出発した。

さ、わたしは1日、家で何をして過ごそうかな?と、しばし思案してみた。

すぐに思い浮かんだのは、夏の風情や夏の植物を写真に収めてみよう!というプラン。

丁度、地元・八王子のお祭りもやってるし、家から車で10分の総合大学でもオープンキャンパス開催中だ。

お祭りは駐車の場所が難しいのでパスかな?

となると、大学のオープンキャンパス(一般市民利用可能)が駐車もしやすくて、里山だから自然がいっぱい!いいじゃない!?と。

決めたらすぐに支度をしてGO!

朝、9時15分に家を出て、9時30分には車を停めて、まず大学内の池で噴水を撮る。

ザ~ザ~と吹き出る水の音が涼やか。一枚撮る。

で、そのあと、池の周りの樹木花を撮り歩き、近くの大学図書館に涼みに寄ってみた。

ハツユキカズラ

山アジサイ

百日紅(サルスベリ)

オープンキャンパスならではで、大学施設内にその日だけ自由に入場できる。

とても涼しい図書館で、最新刊の雑誌を小1時間ぐらいゆっくりと読んできた。

ああ~~~!!!リフレッシュした。

大学内で牛丼やミスド、ジュースやリラックスウォータ―を手に入れて、11時過ぎには帰宅。

軽くシャワーを浴びて、ランチを頂く。至福じゃ(笑)

あとは、お昼寝が待ってるだけ。

家事をしない休日もいいもんよね。

(ミスドは1個で充分・笑)

思い付きのソロ活動が、充実した休日の実現となった。

自然を感じる里山のような場所で、趣味の植物観察と写真撮影、図書館では、大好きな雑誌をたくさん読めて、涼しい我が家でテイクアウトのランチを頂く。

最高じゃない?!

7月後半、日曜日は2週連続の休日出勤で、休めてなかったし。

というわけで、たまの休日をソロで楽しんできたよ!という話。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年8月4日記事

SWGsとは?~SDGsとも違う~新たな観点【風景・正の遺産を残す】

【ブログ新規追加1383回】

最近知った考え方のひとつ「SWGs」とは。

ちょっと調べてみたので軽~くまとめてみる。

SWGs(サステナブル・ウェルビーイング・ゴールズ)とは、SDGs(持続可能な開発目標)の次の世代の国際目標として注目されている概念で、人々の幸福や健康、充実感といった「ウェルビーイング」を重視するもの。

SDGsが主に環境や経済、社会の持続可能性に焦点を当てているのに対し、SWGsはより個人の幸福や社会全体のwell-beingに重点を置く。

わかりやすくまとまったかな?

如何に、暮らしや仕事や人と関わることについての「ストレス」を軽減できるか?

どれだけ、喜びや心地よさが保てているか?みたいな心情を端的に表した指標だろう。

「SDGs」から「SWGs」への移行(背景を含む)視点を3つにまとめてみた。

  • SDGsの限界と課題の認識(進捗の遅れ、各国間の意志統一の難しさなど)
  • パンデミックを経た価値観の変化(健康や心身の充実への意識向上)
  • 「成長」や「幸福」の概念の再定義が国際社会で求められている。

SWGsの関連資料→https://legacy.ne.jp/knowledge/before/uerueiingu/tc006_swgs_sdgs_chigai_wellbeing

               ★★★

この7月、仕事で最高の思いを幾度も体験した。

今年は仕事の上で、ずっとストレスになっていることを1冊のノートに洗い出して、1つ1つ検証しながら、ことに当たってきた。

まず、どういうことがストレスになっているのか?

どう解決できたら最良なのか?など、

事細かに考えを書き巡らせていた。

それは、対人関係がほとんどだった。

要するに世間的に言うと「馬が合わない」とでもいおうか?

そういった「馬の合わない」人とのコミュニケーションをどうするのか?

まあ、「手練手管で?!相手の懐に入る」みたいなやり方は好きじゃないし「誠実一路」が心情なわけ。

で、毎日「今日こそはいい話ができるように!」とか、「不機嫌にならないように!」とか、ちっちゃな胸を痛めながら(笑)営業に当たってきた。

それがね。7月にはいったとたん、まったくストレスなく仕事内容も数字も過去最高の状態で終えていた。

会う人、会う人、猛暑にやられちゃったんじゃない?と思うほど優しいし、思いやりすら感じることが多々あった。

驚いたのは、「馬が合わない」と思い込んでいた人が異動になって、以前お世話になった方が後任という再会から、周りを巻き込み、新しいビジネスのステージが開いたこと。

細かいことはさておき、こんなにスムーズに仕事が運ぶのは、いったい何が影響しているんだろう?

しいて言えば、「ストレスの元」をすべて洗い出し、徹底的に相手について様々な角度から逃げずに「見つめてみた」という自己勉強が「功をなした」結果だと思う。

私のSWGsは進んでいると実感した7月だった。

天職である仕事がうまくいかなければ、遊びも何もつまらない。

というわけで、何かうまくいかないとか、対人関係での悩みなどは、徹底的に元を正して見つめ直すのが一番なのかもしれない。

ある著名な方が言われていたことばに「「SDGsが負の遺産を残さないためのものなら、SWGs(Sustainable Well-being Goals)は正の遺産を残そうというものである」と。

なるほど。

まずは自分の幸せに焦点を当て、そこから周囲の幸せ、そして環境保護と人間の幸福を結びつけた持続可能な社会の向上を目指したい。

SDGsが浸透した今は、「自分の幸せ」が基軸になったSWGsを視点に置きたいものだ。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年8月1日記事

『SunTAMA Style』2021年8月1日記事

              

『SunTAMA Style』2022年8月1日記事

『Life Tour21st』https://lifetour.blog.jp/archives/1067101086.html 「最近、読書量が減ったワケ」

『みいこStyle』2019年8月1日記事

https://miikostyle.blog.jp/archives/20090995.html 「人生初!ノースリーブを買う」

7月30日「梅干しの日」~難が去る?~言い伝えの極意【風景・語呂合わせ】

【ブログ新規追加1381回】

今日、7月30日は「梅干しの日」だそう。

AI検索によると、和歌山県日高郡みなべ町の東農園が制定したのだという。

この日は、「梅干しを食べると難が去る」という言い伝えから、「7(なん)が30(さる)」の語呂合わせで決まったという由来がある。

また、この日の卯の刻(午前6時~8時)に恵方(吉方位)に向かって梅干しを食べると、気が高まり精気がみなぎるとも言われている。

ここでも、「恵方」が出てくるんだね!

昔の知恵の源には、必ずと言っていいほど「恵方」が使われているようだ。

「たかが、梅干し。されど、梅干し」

身近だけれど、土用の猛暑を乗り切る大事な保存食だ。

今週末の買い出しにも忘れずに「梅干し」を買ってこようっと!

わたしは、お子様なんで「はちみつ漬け」が大好き(笑)

それでは、また!

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『SunTAMA Styke』2020年7月30日記事

『SunTAMA Style』2021年7月30日記事

『SunTAMA Style』2022年7月30日記事

『SunTAMA Style』2023年7月30日記事

『哲学するベートーヴェン』伊藤貴雄・著(KOUDANSHA)【選書・文化】

【ブログ新規追加1380回】

『哲学するベートーヴェン  カント宇宙論から《第九》へ (講談社選書メチエ 824)』

簡単レビュー

「われらが内なる道徳法則と、われらが上なる星輝く天空! カント!!!」
1820年、49歳のベートーヴェンは筆談用のノートにこう記した。

《第九》初演のおよそ4年前にあたる。

ここに引用されているのは、ほかならぬカントの『実践理性批判』の結語の一部だが、少しアレンジされている。

そのアレンジは、なぜ生じたのか。そしてベートーヴェンのこの感激は、何を物語るのか――。

その問いは《第九》に込められたベートーヴェンの思いへとつながっていく。


若き日にはボン大学で講義を聴講していたこともあるベートーヴェンと、彼を取り巻く文化的・社会的文脈から《第九》を生んだドイツの時代精神を描き出す意欲作だ、

ベートーヴェン(1770-1827)が生きた時代のドイツ語圏には、ゲーテをはじめヘーゲル、シラー、フィヒテ、シェリングと綺羅星のごとき知性がいた。そのなかでひときわ大きく強い輝きを放ったのが、巨星イマヌエル・カント(1724-1804年)である。


天文学と神学、そして音楽がまだかろうじてつながりを保っていた18世紀後半にあってカントの哲学は、ベートーヴェンの音楽にも大きな影響を及ぼした。哲学と音楽、それぞれの領域でドイツを代表するといっても過言ではない二人が、これほど近接した時を生きたことにこそ、《第九》誕生の秘密はあった。


若き日、ボン大学で講義を聴講していたベートーヴェンに遡り、やがて訪れる「苦悩を突き抜けて歓喜へ」と至る道筋を追いながら、有名無名さまざまな人的・知的交流の網の目を丹念に浮かび上がらせることで「知の歴史」を描くこれまでにない試み。

もくじ
プロローグ
第1講 啓蒙都市ボン
第2講 ボン大学の教授たち(その1)
第3講 ボン大学の教授たち(その2)
第4講 皇帝カンター第5講 歓喜に寄す
第6講 無限と宇宙
第7講 シラーとカント
第8講 危機の時代
第9講 歌劇《レオノーレ》
第10講 苦悩を突き抜けて歓喜へ
第11講 カント宇宙論に挑む
第12講 会話帳をめぐる問い
第13講 星空のエチカ
第14講 第九交響曲
エピローグ

            ★★★

音楽大学に通ってた時に出ていたら、手に取りわりと本気で読みふけったのではなかろうか?

そんな、音楽の巨匠と哲学のマリアージュ?!な一冊。

音大時代に、初歩の哲学を授業で取ったが、浅い知識がお好みだった(笑)から、本格的な哲学みたいな授業に、あまり興味が湧かなかった。

哲学の授業の90分は、一体何をしていたのか?と言えば、1に睡眠!2に睡眠・・・(笑)

余った時間で、当時大好きだったユーミンのあらゆる楽曲を五線譜に書き表わして歌詞をつけて遊んでいたっけ。

ただ、耳だけは授業を聞いているので、最低線の内容は覚えていた。マルチタスクな自分に少々己惚れていた頃の話。

例えば、佐久間象山の幕末の教えとか、今回のカントとは?とか国内外の哲学者を中心に、哲学という教えの入口をサラッと学んだことを覚えている。(時系列ではなかったような)

『哲学するベートーヴェン』なんとも響きが素敵な一書。夫の部屋にあったので拝借してきた。

ベートーヴェンの楽曲に触れ続けてきたし、これからも年末には必ず『第9』を聴いて年越しするだろう。

そんな、楽曲の裏話をこれまで知る良しもなかったから、この夏はいっちょ、「哲学」でも読み込んでみようか!と、ねじり鉢巻き中よ(笑)

まあ、読了はOKでしょう!ただ理解できるのかは無限(笑)

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年7月28日記事

『SunTAMA Style』2021年7月28日記事

『SunTAMA Style』2022年7月28日記事

『SunTAMA Style』2023年7月28日記事