時に真剣に・時にわがままに撮る~わたしのフォトライフ【風景・写真は瞬間芸術/旧記事更新114】

【ブログ新規追加1238回】

https://note.com/creator_gallery (note/みんなのフォトギャラリー/わたしのページURL)

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わたしは、日常の暮らしのなかで見かける美しい花や輝かしい景色を写真に撮り、「note」というクリエイター向けのプラットフォームで無償提供したり、販売をして4年が経つ。

これまで、30~60枚の写真を無償提供や販売をし、延べ300名を超えるクリエイターの方々にWEB作品の見出し画像として利用して頂いている。

撮影のコンセプトは「作品の見出し画像にふさわしい光と影」だ。山への向き合い方とまったく同じで、常時、気候を気にしつつ撮りだめてきた。

使われる先は「note」に発表される小説・エッセイなどのTOPを飾る画像だ。

そもそも、「それだったら、書き手さんが自分で撮ったらいいじゃない?」と思うでしょ?

もちろん、それもあり。

ただ、他人の撮った写真にインスパイアされたり、深く感じるものがあったりもするんだそう。

You Tubeなどの動画よりも、もしかしたら、奥行きを感じさせる写真の世界。

そこにハマって趣味撮影を続けること、早4年。

フォトギャラリーの内容は約3年前ぐらいに撮ったものだけで、とっておきの60枚を現在も、絶賛公開中(笑)

しかし、ここ数年の「山」と「旅」関連は一切入れていない。

ブログにだけ使っている。(特別感出しているの・ここ大事)

また、どちらかと言えば売り専門ではなく、販売は一部だけで、作品を無償提供している。

その理由は、わたしがプロの写真家ではないからだ。

文筆は拙ないながらも、書籍を出版している手前プロを名乗っているが、好きではじめた撮影の世界では、いつまでもアマチュアでいたい。

さて、最近、わたしの「フォトを撮影する時の気持ちの浮き沈み」があると気がついた。

より、状況を分かり易く表現する方向にばかり気を取られたりしているとね。

要するに現場の持つ雰囲気を考慮せず、わかりやすい場所や物に注視し過ぎていて撮るので、自分で言うのもおかしいが、なんだかつまらない撮影ばかり。

もっと、アクティブに!別にぶれぶれであろうが、逆光であろが、伝わるものがあればそれだけで十分ではないか?

と、写真に対する熱量が足りていないことに気づいた。

と、アマチュアらしく思ってはいるものの、絵面の見栄えに気を取られて、なかなか腹落ちするような表現に仕上がらないし、瞬間に(まぐれで)撮れたいい写真だけをブログには使っている。

これまで鍛えてきた「美的センス」が撮影の自由さを奪っている感も歪めない。

だから、公開中である自分の「note 」を覗いて、自分の写真の持つ「思い切りの良さ・瑞々しさ」を思い出すようにしている。

さて、写真撮影の絶好の機会である秋到来!

裸眼で観るよりさらに美しい紅葉や自然を撮影しに出かける予定だ。

どこに行こうか?どこで撮ろうか?いくつか候補は上がっているが、まだ決めてはいない。

そして、「note」に新たな一枚を投入するか?も、決めていない。

写真が趣味の方は、ぜひ、「note」で自分のフォトギャラリーを持つことをおすすめする。

自分の写真の傾向がギャラリーでわかるし、もし使ってもらいたい!っということなら、ギャラリーの共有をすれば、「note」のクリエイター(現在777万人登録!)が覗いてくれるし、利用されるのでは?

しかも、それは無償提供と有料販売と分けられるしね。

気になったら、「note」で検索!

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年8月30日記事

『SunTAMA Style』2021年8月30日記事

『SunTAMA Style』2022年8月30日記事

『SunTAMA Style』2023年8月30日記事

『Life Tour21st』2016年8月30日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1060560314.html 「これまでの生活を見直す」

『みいこStyle』2019年8月30日記事

https://miikostyle.blog.jp/archives/20700387.html勝沼のぶどう畑とワイナリー群の景観を愛す

キャンプ道具の多さに及び腰だったけれど、作業だと割り切って道具と向き合ったら時間を忘れて楽しめた話~結局気持ちを切り替える必要はなかった♪【風景・キャンプ道具との格闘を終えて/旧記事更新111】

【ブログ新規追加1236回】

(ついでに登山ザックのガス缶も新調した)

ずっと、キャンプに行くのを先延ばしてきたのには大きな理由がある。

あの荷物の多さ!道具の重さ!それがキャンプへの足を鈍らされていた背景があった。

実際に荷物の重さで車への負担も相当だろうし。第一アウトドア車ではないし。

もっと簡単に、もっと少なくしたい!とずっと心の奥底で感じていた。

わたしは考えた。

「頭で考えながらも必要分だけ車に積み込み、とりあえずさっさと行く!あれやこれや考え過ぎたら、面倒極まりないじゃない!」と。

そうよ!You Tuberのようにキャンプ道具意外にも撮影の機材を積んでいくわけじゃないでしょ?!

で、絶対必要なモノをまず積み込んで行った。

で、昨年のキャンプで残った薪と、チャッカマンだけは忘れずに入れて。料理もごく簡単にしようと、ざっと、買い出しして、簡単キャンプ泊をより具体的に考えたら、あっという間に準備できちゃった。全部で2時間かからなかった。

「ふふん・・・やればできるじゃない!これで、あの荷物がべらぼうに多いキャンプ泊も完全攻略できそう!!」と、ほくそ笑んだのだ。

わたし達はまだ初心者で、テントを張るキャンプ泊は松本一泊、明野に二泊の2回しかやっていない。(清里ではケビン泊でタープのみ。テントなしだった)

それでも、経験がちょっとづつついてきたように感じた。

というのも、「やりたくない!」「嫌だ」という気持ちはまったくなくて、どちらかと言えば「やりたい!」「行きたい!」に傾く自分がいた。

この気分ってとっても大切なんだ。こうなるように気持ちを切り替えなければ・・・とばかり考えていたが、実際に準備を始めるとワクワクが勝った(笑)

巷では、キャンプの道具の多さ&使った後のメンテに辟易してしまい、「もう二度とやらない!」という人も実はとっても多いそう。

参考資料→https://bub-resort.com/column/3808/(キャンプめんどくさい!と言われる7つの理由とは【対策方法あり】)

世の中には「モチベーション」という言葉が重用されていて、そういった言葉を重要視する場面がとても多い。

わたし達の場合も、「荷物の多さ」「荷物の重さ」などをどうクリアしていくのか?など最重要な課題だ。

今回、わたし達それぞれが動機(キャンプ泊したい)を持ち、前向きになれるモチベーションはどこにあるのか?探ってみた。

夫に「今回のキャンプで何がしたい?!」と聞いたら、夫は「軍幕テントのもっと有効な活用方法を励行したい!」のだと。

カーサイドタープを軍幕テントでやってみたい!という。

そうか、そうなると、余分にロープや長いペグが必要かも。と私は考える。

夫と話し、ヒアリングをしたおかげで、荷物に息を吹き込んだかのような軽いイメージが出てきた!

実際の設営写真。軍幕の後ろ側を車に磁石でドッキングさせて作った日よけ。テントの中は荷物や食材置き場。遮光生地でとても涼しい。

では、わたしの場合は?「真夏のキャンプでも美味しいコーヒーが飲みたいので淹れ方の工夫をしたい」など。

これまでフレンチプレスで圧縮してコーヒーを抽出してきた。

これは、これでめっちゃ美味しくできる。

しかし、今回は、二杯分を一杯にして濃いめに抽出して、後から「ミルクで割る」スタイルに。

これは、7月末の群馬~長野旅で試した美味しいコーヒーの作り方なの。

前回も今回も、今までにない美味しさだったわ。

この、テントを思い通りに張る、美味いコーヒーを入れる・・・が今回のキャンプ泊のモチベーションになったのは言うまでもない。

まだまだ初心者だから、道具の多さへの精神的負担は克服できていない。

しかし、今回は現場で荷物の中から必要なモノを探して右往左往する場面が圧倒的に減っていた。

今回、夫と話ながら、お互いのモチベーションアップのヒアリングができたことで、事前に荷物の点検ができて、充実したキャンプ泊になった。

なんだか、上司と部下のやりとりみたいだね(笑)

こんな風に、一旦、立ち止まって考えながら、ひとつ、ひとつものごとを克服するって素晴らしいかも(自画自賛・笑)

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年8月23日記事

『SunTAMA Style』2022年8月23日記事

『SunTAMA Style』2023年8月23日記事

『Life Tour 2st』2015年8月23日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1038157848.html記憶をめぐる旅

『みいこStyle』2019年8月23日記事

https://miikostyle.blog.jp/archives/20564166.html 「本を読む人と読まない人の差はさざなみ程度?」

わたしを旅へといざなう、あることとは?【風景・私的旅観/旧記事更新108】

【ブログ新規追加1233回】

夏旅を終えて、今までとは違う心境だったことを書きとめておく。

先週、夏休み直前にある女性の記事を読んだ。

仮にYさんとしよう。

Yさんは、わたし達夫婦の友人から紹介された女性。

実際にお会いしてはいないが、SNSでは繋がっている。

Yさんの記事を何気なく拝見していたら、なんと、今年は1ヶ月半(45日間)ものあいだ、ヨーロッパに一人旅をしていたと。

Yさんの記事には、スイスを代表する山「アイガー」麓のホテルに、つい最近まで2週間滞在していたと、ホテルの部屋から望むアイガーの写真とともにアップされていた。

わたしは、「えっ?Yさん、73歳になっているはず。凄い!一人旅を45日間もしていたなんて!」

と、絶句した。

その日、Yさんのこれまでの記事を遡ってみたら、昨年はドイツに1ヶ月間の一人旅をしていた。

結婚して家を出た2人の息子さんから、誕生日にはマイルや宿泊券などを頂く、生粋の旅マニアだった。

国内でも季節ごとに風光明媚な場所へお出かけされていた。

たぶん、おひとりで。

わたしは、Yさんの暮らしぶりがなんとなく、わかったことがちょっぴり嬉しかったの。

惜しむことなく、時間とお金をつぎ込んで「一人旅」にかける熱意が素敵だとも。

わたしなんか、Yさんにくらべたら、旅ではまだまだ、はなたれ小僧よ(笑)

ただ、違う点は「一人旅」の思考は持ち合わせていないところ。

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実は、わたしはものごとの考え方が、とってもコンサバ(保守的)な感覚が強い。

例えば、7月末に軽登山したのだから「8月は旅はお休み!」と決めてしまっていたこと。

息子夫婦も八王子祭りで帰省してくれたし、わたし達夫婦の実家はすでに家じまいしていて帰省する場所はない。

よって、お盆休みはな~ンにもないのに。

ま、たしかに猛暑過ぎて、出かけるのもつらい。

そんなこんなで、出かけない気分でいた。

しかし、いくらコンサバでも無難でいいとは思えなかったのも事実。

だから、Yさんの「暮らすような旅」の記事に大いに共感したの。

言葉は違うかもだが「勇気」をもらった気がして、「星を見に行く」キャンプ泊を計画し、すぐに行動。

夫と元気に行って来れた。

「歳だからこそ前に進むのみ」だと。

まだまだ、当分は挑戦を続けたい。

身体的な変化はもちろん、精神的にも変化を感じ、次第に「もういい歳なんだから」「年甲斐もなく…」とものごとを諦めてしまう人は少なくないだろう。

やりたいことがあるなら前に進まなきゃ。

と、わたしの旅道のとりまとめと心境を書いてみた。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年8月17日記事

『SunTAMA Style』2022年8月17日記事

『みいこStyle』2018年8月17日記事

晩夏、湖畔リゾートを満喫する

『Life Tour21st』2015年8月17日記事

情報スリムアップのすすめ

八ヶ岳高原ヒュッテから憧れの八ヶ岳高原音楽堂を訪ねる~八ヶ岳高原道路では野生の鹿に出会う🎶【風景・八ヶ岳高原の夏/旧記事更新107】

【ブログ新規追加1232回】

8月12日、キャンプを終えてから、八ヶ岳高原サラダ街道をひた走り、そごう・西武の別荘地「八ヶ岳高原ロッジ」へ向かった。

目当ては、保養地の中に建設されている2つの建物を見ることだ。

ひとつは、「八ヶ岳高原ヒュッテ」で(旧尾張徳川家本邸主屋)が令和5年に、国の登録有形文化財になったと知り、いつかは訪れてみたかった所。

ヒュッテの説明より抜粋。

自然郷のシンボルとして親しまれている八ヶ岳高原ヒュッテは、1968年(昭和43年)この地に移築され翌年ホテルとして営業を開始しました。1976年(昭和51年)にはテレビドラマ「高原へいらっしゃい」(田宮二郎・由美かおる主演)の舞台としても利用されています。 「八ヶ岳高原ヒュッテ」は、元侯爵徳川義親氏(尾張徳川家19代当主)の邸宅でした。

この八ヶ岳高原ヒュッテは、イギリス中世に由来するハーフティンバー様式(柱や梁の木材をむき出しとして、直線・曲線・傾斜等を組み合わせた意匠の外観が特徴)で、木造軸組工法2階建て/延床面積739平方メートルの建築物です。1934年(昭和9年)東京の目白に建てられました。設計は、上野東京帝室博物館(現東京国立博物館)や日比谷第一生命館、銀座和光などをてがけた渡辺仁氏(1887〜1973)です。

この歴史的建造物の八ヶ岳高原ヒュッテが、移築50周年の2019年7月リニューアルオープンいたしました。
重厚な外観はそのままに約10か月をかけて基礎部分から耐震補強、内装のリフレッシュ、最新設備の導入をしております。

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ああ、この玄関、覚えているわ。

ここに立った瞬間にTVドラマ高原へいらっしゃいを思い出した。

~山田太一のオリジナル書き下ろしドラマ。荒廃したホテルを一流にするべく立ち上がった一人の男性と、彼を取り巻く人々の奮闘を描くヒューマンドラマ~

懐かしくて、美しいあのドラマの舞台に震え感動した。

建物の中では結婚式の打ち合わせだろうか?男女の姿が窓辺に見えた。

                ★★★

2つ目の建物は、ピアニストなら誰でもここで演奏したい!と憧れるコンサートホール。

~わずか250席、この場所でしか出会えない音がある~

八ヶ岳高原音楽堂

(上空からの画像・拝借)

八ヶ岳高原ロッジの開拓敷地内行き止まりはここ。

車では入れない。(少し下がった場所に利用者用のパーキングがあり。

夫は「駐車場で待っているから、一人で音楽堂へは行ってきて!」と。

で、一人で音楽堂を目指してミニトレッキングをした。(標高1400m・笑)暑いが涼しい。

では、音楽堂までの道のり(遊歩道トレッキングコース)を。

この看板に沿って舗装道路を歩く。

行き止まりのバスロータリーに到着。(ここまで駐車場から5分)

今度は石畳を歩くこと1分。

午後の演奏会リハーサル中につき、館内見学できず(残念)

建物の外観だけ撮る。

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八ヶ岳高原音楽堂の歴史について

「世界に通用するような建物を」というスヴァトスラフ・リヒテルと武満徹の助言が生きた八ヶ岳高原音楽堂。

日本モダン建築の巨匠吉村順三の設計により、自然と環境に調和した美しい建築物として「1989年毎日芸術賞」「1989年東京クリエイション大賞環境賞」を受賞した。

音響面では主に室内楽の演奏を想定し、理論に基づく実験と確認を繰り返し、小ホールとして理想的な残響1.6秒を得た。

運営する八ヶ岳高原ロッジが主催して、宿泊とコンサートをセットにした「八ヶ岳高原サロンコンサート」を年間65回程度開催。また、2018年には開館30周年を記念し、川上村産樹齢110年のカラマツから誕生した「八ヶ岳カラマツチェンバロ・コンサート」を定期的に開催している。

その他、レンタルホールとして、ブライダル会場、ファンクラブイベント、各種撮影、セミナー・講習会等の用途でも使用されている。

                ★★★

ずっと訪ねたかった場所に行けた喜びに震えた今回のキャンプ旅。

八ヶ岳高原道路で野生の鹿にも出会えた。驚かせないように遠巻きに撮影。

最後に「道の駅・こぶちざわ」2022年にできたシャトレーゼで夫とアイス(笑)

他にも大人気のヨーグルト工場の「ヤツレン」にも寄るがソフトクリームに長蛇の列でやめる。

運よく駐車できた「道の駅こぶちざわ」も、どこもかしこも激込みで、プレミアム棒アイス(抹茶)だけ食べて退散(笑)

八ヶ岳方面の旅はここまで。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年8月15日記事

『SunTAMA Style』2022年8月15日記事

野辺山高原(標高1300m)滝沢牧場で夏キャンプ~八ヶ岳と視界いっぱいの星空&たき火で牛丼を作る🎶【風景・選りすぐりのキャンプ場を見つける/旧記事更新106】

【ブログ更新1231回】

8月12日、午後23時「ペルセウス流星群」の活動が最大を迎えると、ネットで情報を得たのはほんの5日ぐらい前のこと。

お盆休みは、何も予定を入れてはいなかったから、「星を見に行く」絶好のチャンス!だと思い、長野県南佐久郡南牧村野辺山の国立天文台付近に「星を見に行く」と、決めて天気と宿泊先を当たり始めたのが8月9日。

すぐさま、90日間・14日間・1週間のウェザーニュースで長野県南佐久郡南牧村野辺山の国立天文台付近の10~12日のお天気を調べた。すべて検討した結果、10日から11日の間は雨に降られることや曇天になることはなさそう!だと。

11~12日に決まり!

次に、11日の夜に星を見られるツアー(有料・無料)を調べてみた。

ツアーでは高機能カメラを貸し出してくれるものや、天体の説明付きである場合がほとんど。

野辺山国立天文台や同等の星空観測情報を集めてみたら、国立天文台のナイトツアーは、8月12日は予定されていないが11日はツアー実施されると。

ついで、JR小海線が運行しているハイレール1375(天空の星空列車)も途中下車して、野辺山でのナイトツアーがあるかどうか?

八ヶ岳グレイスホテルでは、駐車場を開放して車中泊ができ、天体観測ファンが多い穴場スポットだ。

と、一気に「星を見るための情報」をかきあつめている最中に、「そうだ!星を存分に眺めるにはキャンプ場がいい!」と閃いたのだ(笑)

で、国立天文台により近いキャンプ場を探してみたら「滝沢牧場」が出てきた。

ここはいわゆる、観光牧場で馬、牛、羊、うさぎなどに触れあえ、馬のライディングもでき、広い牧場いっぱいにアクティビティ満載の牧場だ。

オートサイト!ここなら、さえぎるものはないから、星を見るには抜群の鑑賞地ではないか?

さっそく、キャンプ泊のあれこれを調べてみると、一泊ひとり900円、オートサイト利用の場合車1台1500円で、わたし達は合計3300円。事前予約不可。(当日受付・現金支払いのみ)

めっちゃ、安い!

ここに決めて、すぐにキャンプ道具を車に積み込んだのが8月10日。

11日、朝9時から受付にもかかわらず1時間早く到着。

わたし達は8時にチェックイン。

すぐに場所を決めて設営したよ。かなりゆるい規則(笑)

キャンプ場内の水道は八ヶ岳の天然水が汲み放題で、お米も美味しく炊けた。

もちろん、食器洗いも歯磨きも天然水を使ってOK。冷たい水がいつでも使い放題は最高に嬉しい。(ちなみにお湯もあり)

トイレは暖房便座。きれいにされていてありがたい。

特筆すべきは、「ごみはすべて持ち帰り」という点。

わずかにたき火の燃えカスを捨てる場所はあるが。ごみが出せない分、施設がきれいに保てるし、臭いも出ない。いいことずくめ。

さて、牧場だから広いサイトではあるが、さすがに夏休み。オートサイト(フリーサイト)はすでに50台ぐらいの車が前日から入りそれぞれ、盛大にテントやタープを設営している模様。牧場だから、ファミリー層多し。

11日は、皆、雨雲レーダー見てきた?というぐらいの大盛況ぶり。

今週一番の晴天日が11日だもんで、最後にはオートサイトと、林間サイト、ゲル合わせて新規で100組前後入ったらしい。

しかも、オートサイトは繁忙期のみ開放される「今だけ感」のあるお得なサイトだ。

わたし達も、1年ぶりのキャンプでテントやタープの張り方とか忘れちゃっていたから、設営練習のつもりで行ったのも事実。

完全なフリーサイトで、いくつ張っても常識の範囲でいいらしい。(事前申告ではテント1、タープ1で・笑)

我が家は前面にはタープ(リビングとして)その後ろにワンポールテント(コットを2台入れての寝室)隣に軍幕テント(焚火や料理のためのキッチン、荷物置き場)で後ろに車を置く、という2DKの住処を創作してみた(笑)

タープからは、八ヶ岳を常に観られるように前面を開けて設営。

設営に集中し過ぎて、気が付いたら、日焼けで首や顔が真かっか!(大汗)

しかし、高原の風の涼しさに救われ、夕方までは、それぞれのテント前でまったり昼寝をしたり、のんびりと夏休みを満喫。

夕食では、豪快に牛肉といっぱいの玉ねぎをたき火で焼き、つゆだく牛丼を用意した。

牛丼、ホットク(韓国パンケーキ)、大根餅、🍺で乾杯!

夜8時に就寝。午前1時頃にトイレに起き、そのまま暫らく満天の星空を見上げる。

肉眼で見られる最大の星量かもしれない。

星がものすごく近くて、360度ぐるりととりまく視界に大小の星がちりばまっているのだもの。

そして、一瞬だが、シュッ!と光のかけらみたいな線が見えた。(あれが流星?)

わたしは、高価な機材を車に積んで、山の絶景や星の絶景を撮るために奔走する写真家やマニアの写真&動画を好んで観ている。

そこで写真家やマニアが紹介する星空絶景ポイントを訪ねるのも好きで仕方がない。

野辺山は天体観測の聖地だし、天の川が毎晩見られる美しいレタス畑も、翌朝、見てきた。

「高価なカメラを持っていないから」と言って星空や絶景を諦めたくはない。

周辺情報を集めて少しでも絶景に「近づく努力」をするのが好きでならないのよ。

深夜のサイトで一枚。朧月夜が美しい。

※ note #夏のひとコマ 2024年 写真コンテスト出品

翌朝、朝ごはんを頂いたら、キャンプ撤収をゆっくりとはじめる。夜露に濡れたテントを乾かしながらの作業。

チェックアウト11時まで、撤収しつつ牧場内を夫と散策。

プロのミュージシャンのプチライブを聴いて、女性の馬調教の練習を眺めたり、お土産を見たりと、盛りだくさんで最後まで楽しめる。(最後には参加自由のじゃんけん抽選大会もある。今回は時間の関係で不参加)

で、最後に八ヶ岳をバックにブランコで記念撮影。

というわけで、5日前に仕込んだ1年ぶりのキャンプ泊は無事終了した。(事前準備なく、買ったのは食材だけで、新しくキャンプのために購入したものはなし。笑)

相変わらず、忘れ物はたんまりしたが、無くても大丈夫なものばかりだったのには、少しキャンプ道の知恵と工夫が役に立ってきたからだと実感している。

一年分の汗をたっぷりとかいた爽快高原キャンプ。

最高だった。

明後日は、そのほかの八ヶ岳高原のとりまとめを書く予定。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年8月12日記事

『SunTAMA Style』2022年8月12日記事

『Life Tour 21st』2018年8月12日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1060125212.html 「夏季休暇は断捨離とアメリカンドックで」

『みいこStyle』2019年8月12日記事

https://miikostyle.blog.jp/archives/20354407.htmlリーフティーは「森の聖人」を選ぶ

『NHKにっぽん百低山 吉田類の愛する低山30二合目』吉田類・著(NHK出版)~夏旅のこぼれ話もあり【選書・文化/旧記事更新101】

【ブログ新規追加1225回】

NHKにっぽん百低山 吉田類の愛する低山30二合目』吉田類・著(NHK出版)

簡単レビュー

6月に出たばかりの新刊をレビューする。

酒場詩人・吉田類とふたたびの誌上登山。低山の物語を味わいつくす

吉田類が全国の低山をめぐる、NHKの人気番組「にっぽん百低山」。

昨年発行した書籍化の第1弾の好評に応え、この度「二合目」をお送りする。

類さん自らが「まだまだ登ってほしい」30座をセレクトし、読者を「誌上登山」にお誘いする登らなくても見て読んで楽しい一書だ。

低山の魅力はなんといっても「地域の人々の生活と密着している」ところ。

30座それぞれの山と人々が紡ぐ物語を辿る素敵な書籍となっている。

可憐な草花、ときに険しい岩場、そして山頂からの絶景を豊富なビジュアルでお届け。

もちろん下山後にぜひ行きたい地元の名店もくわしくご紹介! 大内征(低山ライター)、中沢新一(文化人類学者)と吉田類の特別対談も収載。

読むだけでも楽しめる画期的な登山ガイド第2弾。

                ★★★

先週、夏山旅から帰ってきて、まだまだ旅の魅力を書き切れていないことに気がついた。

まず、山では想像できない場面に出くわすことがある。

今回は群馬の山(御巣鷹尾根)から長野県佐久市の山(荒船山)に出るドライブを慣行した。

荒船山とは?

群馬県甘楽郡下仁田町と長野県佐久市に跨る標高1,423 mの山である。妙義荒船佐久高原国定公園に属している。日本二百名山のひとつ。

実は、荒船山だとは知らずに山中をひたすら走ること2時間あまり。遠くに見えていた不思議な断崖絶壁の様相。

夫が現在地をアプリで調べたところ「荒船山」を横断している・・・ということが分かったのだ。

この森では、野生の鹿に出くわしたり、目の前をリスやたぬき?みたいな小動物が走り去る場面に多数遭遇した。

また、驚いたことにこの山を下りた場所にあった看板に「日本で1番海から遠い場所」との案内があった。

佐久市と群馬県南牧村との県境付近に位置し、「雨川ダム」の南東約2,200mの尾根近くの地点が「日本の海岸線から一番遠い地点」

平成8年(1996年)に国土地理院の調査により特定された。 この地点は標高約1200mの山中にあり、海岸線まで約115kmの地点となるそうだ。

雨川ダムの写真も一枚撮ってきたので載せておく。

というわけで、こんな山中ドライブ旅をしてきた!というこぼれ話を書いて旅を〆たいと思う。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年7月31日記事

『SunTAMA Style』2021年7月31日記事

『SunTAMA Style』2022年7月31日記事

『Life Tour21st』2015年7月31日記事

富山・金沢アート旅

見たい!行きたい!を叶える一泊二日の旅~浅間山キャンプ場・内村鑑三記念堂「石の教会」・北国街道上田宿・入笠山麓のカゴメ野菜生活Farm富士見【風景・新エリアの視察/旧記事更新100】

【ブログ新規追加1224回】

山には「登る山」と「見る山」があると実感している。

たとえば、わたしにとって「槍ヶ岳」は見に行く山・逢いに行く山だ。独特の容姿とオーラを放ち、誰もが目を奪われる北アルプスを象徴する山。

尖った穂先、連続するハシゴ場。のんびりとした稜線歩きはできない。しかし、登れないと思い込み山をあきらめてしまうのはもったいない。

「眺める・見る山に徹して行けばいいのだ!」と、考えを改めた。それからは、北アルプスを遠くから眺められる場所への登山を励行してきた。

最近、秋の旅(夫の誕生日祝い)を計画しているのだが、まさに「見る山」の決定版を準備している最中だ。

「登らなければ山じゃない!」と、ガチガチにならないで考えを変えていけば、厳しくて、とても寄り付けない山であっても「自分と縁があった場所」に変えて行ける!

「わたし達と山の物語」は、登るだけではない「眺めて楽しむ絶景」で彩りをいよいよ増すのだ。

               ★★★

今回の見る山は、現在、火山活動において警報レベル2の浅間山。その麓に1日最大で20組収容のキャンプ場が昨年6月にオープンした。

浅間山キャンプ場

雄大な眺めを独り占めすることができるオートキャンプ場だと、イメージ画像を見て思った。で、今年の5月末に霧ヶ峰登山の前泊でキャンプしよう!と予約を入れておいたのだ。

しかし、7月になって、この猛暑の中のキャンプ泊、荷物の多さに圧倒されるし、初心者で慣れていないのもありで、長距離運転も伴い、疲れ切ってしまうだろうと推測した。

で、翌日登山をするなら、キャンプ道具の撤収なしで、最寄りの場所にホテル泊(朝食なしの素泊まり)したほうが断然楽よね!と。

本末転倒の旅計画にはしたくなかったので、一旦キャンプ場はキャンセルをして、改めて全旅程を組み立て直した。

そして、JR上田駅前にホテルを取ったのが一週間前。

しかも、ホテル予約がキャンプ場よりセールで安く取れた!ヤフートラベルで取ったビジネスホテル・一泊4680円(一人2340円でふかふかベッド。綺麗なお部屋だった。本来なら二人で9360円のお部屋)+駅前駐車場終日500円・・・浅間山キャンプ場一泊5500円+ゴミ処理代500円)也。

勢いだけで取ったキャンプ場だったが、夫が「今回は群馬県から長野県上田市に入ろう!それならキャンプ場の下見もできるよ!」と、言ってくれたので朝4時に家を出て、浅間山キャンプ場を下見しに向かった。

25日は、曇りのち晴れでキャンプ場は大変な強風だった。

遮るものの何もないキャンプ場は、これまで経験したことのない風の強さ。キャンプ泊を取りやめて正解だったと実感した。

写真を撮りつつ、キャンプ場の売店でソフトクリームを食べ、ついでにカレーも食べて(笑)良い休憩タイムだった。

このキャンプ場は鬼押し出しハイウェイ(有料道路)にある。

ドライブがてら、鬼押し出しも見てきた(駐車場からの一枚)

やっぱり下見は大事よね。

そして、せっかくなので中軽井沢の複合リゾート「星のBEB5」と石とガラスでできた神秘の教会「石の教会・内村鑑三記念堂」にも立ち寄ってみた。

25日は、結婚式があるということで、終日見学は不可。無宗教でとても安価な結婚式が上げられると密かな人気がある。

早朝から動いてきたが午後になり、急ぎ足で上田方面に向かう。通り道であとひとつだけ見てみたい場所へ。

カラマツの丘

ひとけのない、畑の農作業場前に車を停めて一枚撮ってきた。とにかく畑と農道が美しい。

                   ★★★

上田ステーションホテルにチェックイン。26日は明け方4時にチェックアウトの予定。一旦荷物を置き、上田城上田宿柳町秋和市場を見に行く。

上田城跡公園

上田宿柳町

秋和市場・やおふく(夕食・朝食の買い出し)

翌日26日、登山を終え、帰りながら最後の見たかった場所へ。

カゴメ野菜生活Farm

16時50分、閉館10分前に到着。

道中、鳳凰三山を眺めつつ、入笠山のゴンドラも見つつの眺める山旅の〆に、地植えの美味しい野菜を購入。

トウモロコシ3本、ズッキーニ1本、カゴメ限定Farmジュースを2個、全部で560円で購入した・安い!

家に帰って翌日、道の駅「白州」で汲んできた南アルプスの天然水(無料)で入れたコーヒーとカゴメで買ったトウモロコシを頂く。野菜はとても甘く美味の一言。二人でいっきに3本食べた。

美味しい野菜とコーヒーに大満足。

一泊二日の旅程。トイレ休憩などはすべて「道の駅」で。スタンプラリーは七か所ゲットした。

かなり、詰め込んだ旅程だったが、次に登りたい山も見つかり、わたし達の山ライフもまだまだ行けそうだと実感できた。

普通なら、詰め込まなければ三泊四日ぐらいの内容だろうか?

キャンプ泊を手放した分、行きたい場所や見てみたい場所などが増えた結果、超スピード山旅となったが、なんとか無事に全行程を終えた。

これで気持ちは少し収まったので、当分は猛暑の中、仕事に専念するとしよう。

軽井沢の森で撮った一枚は「涼」を感じさせるので載せてみた。

それではまた!

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『SunTAMA Style』2020年7月29日記事

『SunTAMA Style』2021年7月29日記事

『SunTAMA Style』2022年7月29日記事

『Life Tour21 st』2016年7月29日記事

こころの旅 松山~広島

『みいこStyle』2019年7月29日記事

東京小平GAS MUSEUMにて

ビーナスラインに登山口のある百名山を一日で二座登る~美ヶ原高原(標高2034m)・霧ヶ峰高原・車山(標高1925m)🎶【風景・満足度のあれこれ/旧記事更新99】

【ブログ新規追加1223回】

7月26日に霧ヶ峰高原に立ち寄る案件があり、今回は長野県上田市の美ヶ原高原美術館からスタートして、霧ヶ峰高原(長野県茅野市)を経て、車山(長野県諏訪市)に至る全長約76キロの観光道路であるビーナスライン(無料道路)を利用して、山旅を楽しんできた。

これまで、様々な山に登ってきた。

それも、わたし達夫婦の足や体力の限界があるため、低山中心の山選びをしてきた。

そのことについては何ら、問題があるわけではないが、わたしの胸の内では「どこか違う」というか、「達成感の在り方」に不満があった。

不満の正体は、「本当に眺めたい場所に行けてなかった!」ことだった。

たとえば、美ヶ原高原は登山道がいくつもあり、前回は旧ビーナスラインの林道をひたすら車で上がり、自然保護センター(標高1905m)まで行き、残り100m弱登って王ヶ頭へ登頂したの。

でもこのコースでは、「美しの塔」には行けない。

こういう、ジグソーのピースが埋まらないような登山に不満が募っていたのだ。

で、今回は霧ヶ峰高原に訪問の予定があったことから、その日、一日はビーナスライン上にあり、登山道もわかりやすい山を攻めることに決めたのだ。(本当に行きたい所、見たい場所が多かったので詰め込んだ・笑)

朝6時過ぎからトレッキングを開始した長野県上田市の美ヶ原高原(王ヶ頭)は日本百名山である。

美ヶ原高原では、早朝5時30分、強風が吹き荒れ、7月末だというのにめっちゃ寒い!

それでも、美ヶ原高原美術館(日本最高地点の道の駅併設)で雲海をたっぷりと堪能した。

山本小屋ふるさと館という山小屋に車で移動して、ずうっと憧れだった「美しの塔」を目指すショートトレッキングが叶った。

美ヶ原高原のシンボル「美しの塔」
美ヶ原は濃霧になることが多く遭難が多発した。その対策の一つとして霧鐘を備えた避難塔が「美しの塔」である。

やっと、来れた!と、北アルプスをバックに記念撮影(笑)

また、この美しの塔付近が「ゼロ磁場」(ゼロ磁場は、地球の持つプラスとマイナスのエネルギーが互いに拮抗して大きなエネルギーを生み出している場所)であることを最近知った。

コンパスで夫と測定してみたら、まったく北を示さずコンパスの針はぐるぐると回ってしまう。

不思議。

「ゼロ磁場」に興味のある方はこちらのサイトへGO!https://tabiiro.jp/likes/articles/view/1727/

遠くに見える北アルプスを眺めたり、牛やポニーの放牧を眺めたりと非日常の癒しをたっぷりと得られ幸せな時間を過ごせた。

                ★★★

次の行きたい場所は霧ヶ峰高原。

ここではリフト乗り場が四方360度視界が開けていて、南アルプス、中央アルプス、北アルプスがぐるっと見渡せる。気づけば富士山も顔を出していた!

写真は富士山とパラグライダー滑走路を撮った一枚。

霧ヶ峰とは

車山から鷲ヶ峰にかけて、ゆるやかな起伏が続く霧ヶ峰高原。

日本百名山。名物ニッコウキスゲやレンゲツツジ、マツムシソウなど、季節の高山植物が緑の草原を色とりどりに染め上げる。

富士山やアルプス、八ヶ岳連峰など、日本が誇る名峰も一望のもとに。

また、一帯に豊かな上昇気流が発生し、グライダーの飛行に適している霧ヶ峰高原は、日本のグライダー発祥の地としても知られている。

ここでも避難塔で記念撮影。

昨年のニッコウキスゲと山火事から一年。

火災は昨年5月4日、諏訪市、茅野市境のガボッチョ山山頂付近から出火。2日間で166ヘクタールを焼き、富士見台周辺でも草原が焼け焦げた。

しかし、ニッコウキスゲ自体は、枯れ草が燃えて日当たりが良くなったことなどから、昨年は例年以上に開花が進んだ。

 昨年に続き、今年も火災で燃えた範囲は他と比べて開花状況が良いとTVなどで見聞きした。

当日、車山肩の無料駐車場に運よく停められて、石がゴロゴロの登山道を登り、満開のニッコウキスゲを眺められた。

美しい花を選んで一枚撮った。

心底、幸せな眺めだった。

美ヶ原も車山も以前に登頂は果たしているので、今回はポイント登山にした。

一日で行きたい場所や見たかった風景を詰め込んだ山旅。

〆には、超有名店「ころぼっくるひゅって」のボルシチも食べてきた。

写真はボルシチセット(めずらしいサイフォン珈琲は格別な美味しさ)、チキンサンドセット。

夫は味の良いボルシチにご満悦だったわ。山小屋で頂く軽食にも心が満たされた。

というわけで、7月26日の登山をざっとまとめてみた。

前日7月25日の「旅」は月曜日にまとめてアップする予定。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年7月27日記事

『SunTAMA Style』2021年7月27日記事

 『SunTAMA Style』2022年7月27日記事

『Life Tour 21st』2015年7月27日記事

ビジネス断・捨・離!

『みいこStyle』2018年7月27日記事

真夏とご飯~バテた時でも元気に!

登山装備のライト&ファスト~軽量化のすすめ【風景・軽いは楽しい/旧記事更新98】

【ブログ新規追加1222回】

毎回のささやかな登山に必要な装備を考えてきた。

で、今回も軽い山歩きばかりになりそうだ。

高原トレッキングなので、5月の三筋山登山と同じくらいの装備でもOKかも。

でもあの時は、ほぼなにも持っていなかったのね。ウルトラライトだった(カメラ・スマホ・首タオルのみ・笑)

なぜなら、山頂まで約30分!それなら水分だって置いて行ける!という算段で手ぶら登山となったのだ。

それが、もう、病みつきになるぐらい楽だったのね。

ザックの重さで体が反り返ることもない。何しろ背中に羽が生えたみたいな爽快感があった。

しかし、これだけは!と思っていたサングラスやトレッキングポールは忘れた(笑)

やっぱり、いくら軽くしたとしても、きちんとした事前準備が必要よ。

今回も旅の旅程を出かける前日まで練り続けている。それは、お天気と相談の旅だからだ。

一泊だけはホテルを取ってある。

もしも、もう一泊となった場合に備えて、車中泊もでき、場合によっては、草原ディキャンプも視野に入れて簡単な装備(小さめテント、折り畳み椅子2客、簡易テーブル、軽い寝袋2つ)などは車に積んでおこうと思う。

それでは、絶対に必要な登山装備の点検内容を並べてみよう。

登山を安全に楽しむためには、自分を守るための装備を用意することが大切。登山の主な装備とは。

◎トレッキングシューズ

トレッキングシューズは、ソールが硬く作られているものが多く、山道でも足の疲れを軽減してくれる。靴底には凹凸があり、滑りにくいのも特徴だ。足首まで覆ってくれるタイプのトレッキングシューズは、捻挫や打撲を防いで、足を守ってくれるので必須。

三筋山登山では、完全に近い舗装道路だったのであえて、登山靴ではなくハイカットのスポーツシューズを履いて登った。

ハイカットで良かった点は足のふらつきを軽減してくれた部分だ。

山頂までの100mがかなりの急登で、しかも舗装道路ではない木道だったため、足のふらつきを軽減できるハイカットが足首の負担を減らしてくれていた。

今回は高原トレッキングだ。いざ、もよりの登山を取り入れたとしても、多様なシーンで履けるハイカットの皮登山靴を積んでおく。

◎リュックサック

登山用のリュックサックは縦長のデザインが多く、重心が安定している特徴がある。

長時間背負っていても疲労しにくい構造をしており、ショルダーとウエストに付いているベルトが肩の負担をより軽減してくれる。

山でのテント泊をするわけではないので、いつもの20ℓのザックで充分。

中身も簡易バーナ、風よけ折り畳み板(小)、コーヒーセット、ゴム手袋、コンパス、ヘッドライト、雨合羽、行動食(フェアトレードチョコレート2枚)ペット飲料1~3本、ファーストエイド(薬類)、財布、タオル、日焼け止め、サングラスぐらいだろうか?

やはり、軽くしたいのが本音。

ザックを新しく買う場合は、熟練の登山者が背負う、ナイロン製軽量バックパック(40ℓ)など憧れてしまうが、絶対に欲しい装備はザックの大きさではなく、ショルダーとウエストに付いているベルトがあるかないか?だ。

このベルトがあるおかげで、長時間背負っても、疲れにくく揺れにくいものだから。

ちゃんと、体を守るベルトがついているものであれば、材質にはそれほどこだわらなくてOKよ。

ネットショップでは、登山リュックの名称で販売されているものは1000円台からあるが、初めての登山や初心者の方は、装備が充実しているアウトドア用品を販売しているメーカーの登山用リュックを購入するとよい。

◎ レインウエア

山の天候は急激に変わりやすいため、レインウエアは欠かせないアイテムの一つだ。

防水性素材で身体を雨や冷えから守ってくれるとともに、ウエア内の湿気を外に排出しやすい機能を備えており、登山中の身体の体温を快適な状態に維持してくれる。

レインウエアも、ネットショップでは1000円前後から販売されていますが、機能性を重視するなら、アウトドア用品を取り扱うメーカーの製品がおすすめ。

わたしも今回用に、モンベルの雨合羽(マント)を購入した。

◎ トレッキングポール

トレッキングポールは、険しい山道を歩く際に、足腰への負担を軽減するために使用する杖のこと。登山用トレッキングポールは、ネットショップでは1000円前後から販売されている。

少し、邪魔な存在になっちゃうことが多い、トレッキングポール。それでもないよりある方が断然いい装備品。

◎ 地図やコンパス

山登りでは、電波が届かずスマートフォンやタブレットなどの電子機器が使えない場所も多い。

進路を確認し、遭難を防ぐためにも地図やコンパスは必須だ。コンパスは、ネットショップでは数百円から購入できる。(登山アプリは必ずインストールしておいた上での話)

さいごに。山の事故に遭わないためのポイント

警察庁が公表している「令和5年における山岳遭難の概況等(統計データ)」によると、令和5年では3126件・3568人の山岳遭難者が発生していたと分かっている。そのうち、死者や行方不明者は335人。

令和5年の発生件数と遭難者数は、どちらも過去最多だった。山の事故に遭わないためにも、登山に関する知識を身に付けて念入りに準備をしておくことが大切だと言われる。

• 事前に山や登山の情報を収集する(近々の目的地までの土砂崩れや山火事、事故者などの有無)

登山や山遊びを安全に楽しむためには、事前の情報収集が欠かせない。

山の地形や登山道、過去の事故情報などを事前にチェックしておくと安心だ。

そして、登山する場所にあわせた装備や服装、ルート選びを行い、登山計画を作成するのがGood。

• 慎重に行動する

登山での事故は、天候の急変や準備の不足、自分の体力にあわせた登山計画ではないなどが原因で発生しやすくなる。

天候は登山直前まで確認するとともに、当日の自分の体調も必ずチェックしよう!

少しでも体調不良を感じる場合は、無理に決行せず延期や中止の決断をする。体調に違和感がある状態で無理に登山し、途中で体調が悪化してしまうと重大な事故につながるおそれがある。

• 下山時も油断しない

登りで体力を使っているうえに、下りは足腰に疲労がたまるため、転倒や滑落などのリスクが高まるものだ。

下山時も慌てず、足元に注意を払いながらゆっくり慎重に下るのが大切。

また、下山時は足元に注意がいきがちで、ルートが合っているかこまめにチェックするのも重要。

道を外れてしまったことに気づいたら、そのまま下山せず一度来た道を引き返して、正規ルートに戻るのも忘れずに。

安全に登山をするなら事前準備がとにかく大切だと思い、忘備録としてまとめてみた。

知識や準備が不足していると、山の事故に遭うおそれが高くなる。

登山を楽しい思い出にするためにも、事前準備にはぬかりなく!

※ 次回のブログアップは7月27日(土)の予定。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年7月24日記事

『SunTAMA Style』2021年7月24日記事

『SunTAMA Style』2022年7月24日記事

『SunTAMA Style』2023年7月24日記事

『Life Tour21st』2015年7月14日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1034837084.html秋川街道から青梅宿へ

夏期合宿の思い出と演奏会の話【風景・音楽エッセイ/旧記事更新97】

【ブログ新規追加1221回】

わたしの高校生時代。夏の音楽修行の場は、長野・新潟のスキー場だった。

毎年、合唱部の夏合宿では志賀高原か越後湯沢が定番。

合宿所は音楽専用のホールや練習室のあるお得なホテルでだいたい2泊3日で行われた。

最終日だけは、スイスの山小屋を模したホテル「シャレー志賀」の大型窓から、夏のスキー場の青々とした山並みを眺めながらの朝食が頂けて、ことのほか素晴らしいものだった。

早朝のホテル周辺のトレッキングも体力づくりを兼ね、それなりの高度を上げた歩きをしつつ、発声練習にもなる呼吸法などを学んだ。

清涼な空気、心地良い香りに包まれる森、そして美しく可憐な植物にかこまれた国立公園、志賀高原。


一の瀬の豊かな森に面するスキー場では、新緑や白銀、季節ごとの自然が目の前に広がる。


自然の中で過ごす時間は、自分と向き合い、心が穏やかに整う時間となっていた。

そんな昔々の記憶を彷彿させてくれたのは、ヨガで知り合った同世代の女性とのやりとりから。

彼女は、毎年8月には「岳都・楽都・学都」のキーワードを掲げる都市の長野県松本市に滞在しているのだそう。

かの、長野県松本市の夏の風物詩「セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)」の総監督であり、松本市名誉市民である小澤征爾氏。訃報に接し、奈良県への本拠地移転との話もあり、信州の経済関係者から悼む声があがった。

生前、小澤氏は『ずっと松本が本拠地だ』とも言われていたしね。

その後、紆余曲折がありながら、今年も演奏会が開かれる。

発売からわずか数分で完売する大人気演奏会で、今年も運よくゲットできた!と。

そんなマエストロを偲ぶ演奏会に参加するのだそう。

なんて素敵な夏の予定。

と、彼女と話をしているうちに、懐かしいスキー場合宿のことを思い出したんだ。

また、夏合宿だけでなく、冬季のスキー本番になった時のことも。

わたしの家族は、両親と弟の3人はスキー愛好家だったが、わたしはなぜだかスキーをやらずに生きてきた(笑)

たぶん、ピアノや歌曲のレッスン、予備校の勉強など音大進学のために高校時代があったようなものだったから、時間がなかったというのが本音だ。

今思えば、あの時、時間を惜しまず予備校も休んで家族のスキー旅行に行っておけばよかったな・・・と、思う。

スキーは何しろ初期投資がかかるので、親まかせで揃えてもらえばよかったとも思うわけ。

今となっては、もう歳もとり、スキーを登山にかえて山を楽しんではいるけれど。

経験という、逃した魚は大きかったかも(泣)

というわけで、夏の予定に合宿があった時代の話を書いてみた。

わたし達の夏スキー場巡りももうすぐ。

昨日は、都内で開催された某管弦楽団、夏の定期演奏会にも行ってきた。

曲目は、「エグモント序曲」ベートーヴェン・「交響詩 中央アジアの草原にて」ボロディン・交響曲第3番「ライン」シューマンなど。

夏らしいさわやかな風が吹き抜ける演奏会だった。

演奏会と夏山に行く、わたしの夏が来た。
それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年7月22日記事

『SunTAMA Style』2021年7月22日記事

『SunTAMA Style』2022年7月22日記事

『Life Tour21st』2016年7月22日記事

季節の花とくらし