『ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山』月山もも・著(KADOKAWA)【選書・自己啓発/旧記事更新185】

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『ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山』月山もも・著(KADOKAWA)

簡単レビュー

人気ブロガー・月山もも流 豊かに「ひとり」を楽しむ方法

ひとり旅は、こんなにも楽しい。
絶景も、極上湯も、地物食材も、地酒も、全部、ひとりじめ!

大人気旅ブロガーが案内!
ひとりにはちょっとハードルが高そうな場所も、ふわりと乗り越えるエッセンス。

今すぐ出かけたくなる「自分を甘やかすだけ」の
わがままな時間の過ごし方。

著者は、「山と温泉のきろく」というブログを公開している著名なブロガーさん。

この本では、女性が一人で行っても、お酒や料理、温泉などを楽しめる店や宿泊施設、一人で登れる山などを紹介している。

特に女性限定という訳ではないので、一人旅のプランを考えている方なら男性でも参考になる情報だと思う。

著者は、一人で山に登った後で、麓の宿で食事やお酒、温泉を楽しむというプランが好みだそう。

登山がハードル高めの場合は、著者推薦の温泉宿や、上野の黒船亭のロールキャベツでも食べに行こうか・・・でもいいかも。

月山ももブログhttps://www.yamaonsen.com/entry/hitoritabi_book

                ★★★

ブロガーさん、渾身の初出版本!

読んで行くうちに、彼女の持っている「ソロ感覚」にどっぷり浸かってしまう(笑)

ひとり旅がしたくてしてるわけじゃなかった・・・のが、気づけば「ひとり旅(酒・温泉・山)」を堂々と満喫している!

おそるべし(笑)

情報量の多さにも目を見張るばかりだが、「なぜ、ひとりなのか?」このアンサーを知りたい場合は、ぜひ、手に取ってみてね!

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年11月29日記事

『SunTAMA Style』2021年11月29日記事

『SunTAMA Style』2022年11月29日記事

『SunTAMA Style』2023年11月29日記事

『Life Tour21st』2016年11月29日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1062710274.html 「いかに濃く生きるか?を左右するカギは?」

『みいこStyle』2019年11月29日記事

https://miikostyle.blog.jp/archives/22313835.htmlこころ踊る12月

『ゼロトレ』石村友見・著(サンマーク出版)~軽い体を手に入れて10歳若く見える体作りを目指す🎶【選書/健康・自己啓発/旧記事更新175】

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ゼロトレ』石村友見・著(サンマーク出版)

簡単レビュー


シリーズ100万部突破!
ニューヨークで話題の
最強のダイエット法、
ついに日本上陸。

羽が生えたように軽くなる!

加齢とともに首、肩、背中、腰、足指などは
縮んだり、ゆがんだりしながら
元(ゼロ)の位置からずれていく。

これによって、
関節や筋肉がカチコチにかたまり
本来の動きができなくなるのだそうだ。
こうして体は老化し、結果太ってしまう。

「ゼロトレ」は
各部位が本来あるべき元のポジション
(本書では「ゼロポジション」と表す)
に戻すことで、体形をよくし、体重を減らし、
不調までも改善していく

画期的なダイエット法だ。

開発者で、著者の石村友見さんが
ニューヨークでこれを発表すると、
またたく間に評判に。

「トモミのエクササイズを受けたら、
1時間でウエストが3インチ
(約7・5センチ)も細くなった! 」

「エクササイズをはじめて5分で
ヒップが上がったの! アンビリーバブルだわ! 」

「トモミにすすめられたストレッチをやったら、
身長が1インチ(約2・5センチ)伸びたんだよ!
一体どんな魔法を使ったというんだ!」

評判は評判を呼び、有名ハリウッド俳優、
アナウンサー、パイロット、弁護士、ピアニスト、
スポーツ選手、エグゼクティブなど、
ダイエットや体の不調の悩みを抱える各界の成功者たちが、
彼女のもとに次々とプライベートレッスンを
受けにやってくるようになっていた。


そして、現役の方だけでなく、90歳を超えるご老人、
妊婦さん、7歳の少年までやってきたそうだ。

そんなニューヨークで話題の「ゼロトレ」が
1冊にまとまって、日本初上陸。


「ゼロトレ」は1日5分ででき、
すべてのエクササイズを「寝ながら」できるので
体の負担も少なくてすむ画期的なメソッド

そのため、何歳からでもできる。

ダイエットの悩みや体の不調に苦しむ方は
ぜひ、実践してみて!
4週間後「羽が生えたような軽い体」を
きっと体感できるはず。

            ★★★

すっかり、秋になってきたら、とたんに体のラインや不具合が見つかり、「何とかしなくっっちゃ!」と、意気込んでいたところ、NY仕込みの素敵なフィットネス本を見つけた。

呼吸法とヨガのポーズ?を取り入れた独自のフィットネス方法。

体の隅々まで整えて行ける。まずは4週間、試してみたい!

フィットネスを成功させるカギは「方法の習得」と「継続」だろう。

とにかく、今日から体を伸ばすフィットネスに挑戦している!

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年11月5日記事

『SunTAMA Style』2021年11月5日記事

『SunTAMA Style』2022年11月5日記事

『投資をしながら自由に生きる』遠藤 洋・著(ダイヤモンド社)~投資家・自由人の描く世界とは【選書・自己啓発/旧記事更新169】

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投資をしながら自由に生きる』遠藤 洋・著(ダイヤモンド社)

簡単レビュー

◎投資しながら好きなことだけして生きる!

入社4年でFIREを果たした著者が教える
「株式投資×小さな起業」で
「お金と時間の自由」を最速で獲得する方法。

◎最小限の労力で、最大限の自由を手に入れる!

突如、コロナ禍に見舞われ、人生、何が起こるかわからないことを痛切に感じさせられた。
会社だっていつ何時、潰れてしまうかもわからない。
健康上の理由で、仕事が続けられなくなってしまう可能性だってある。

公的年金の支給開始年齢は、どんどん後退しており、死ぬ間際まで受け取れないような勢いだ。
「老後2000万円問題」も取り沙汰されたが、もはや自分の身や家族の身を守るには、仕事とは別に、
投資によって自力でお金を増やしていくことが欠かせない時代となっている。

だからこそ、いま経済的自立を果たして早期リタイアする
米国生まれの「FIRE」(Financial Independence, Retire Early)を目指す動きが広がっている。

自由な人生の土台は、お金だ。
十分な資産があれば、お金のために仕事に縛られる必要もなくなるし、時間的な束縛もなくなる。
そこで、株式投資で資産を築き、入社4年目の26歳でFIREを果たした著者が、
最速で「お金と時間の自由」を得るための方法を伝授する。

本書の内容は、一般的なFIREとは、まったく別の概念である。

著者の周りには経済的自由を得たFIRE達成者が多い。
しかし、その多くは結局、何らかの仕事をするようになっている。

ひと通り自由を味わうと、結局は暇を持て余してしまい、社会とのつながりを得るためにも仕事をするようになるのだ。
ならば、最初から時間と場所に縛られない極限まで自由度の高い仕事をしつつ、経済的自由を謳歌する方法を選択するべき。

本当の自由を最速で得るたった1つの方法、それは「投資×ビジネスオーナー」という生き方だ。
20代で経済的自由を達成した著者が、最速で自由を手に入れたメソッドを全公開!

【目次】

PROLOGUE そうだ、会社を辞めよう!
●PART0 「お金と時間の自由」を手に入れる
●PART1 私が「お金と時間の自由」を実現した7つのステップ
●PART2 会社員は大きな損をしている
●PART3 「お金と時間の自由」に投資は欠かせない
●PART4 使えば使うほど増えるようにお金を使う
●PART5 「お金と時間の自由を得る」4つのステップ
●PART6 「お金と時間の自由を得る」仕事の見極めかた
EPILOGUE 知られざるFIRE後のリアル

著者より
本書は、ひと言でいうと「お金と時間の縛りから解放され、自由な人生を歩むための本」です。
私自身、大学を卒業したあとは、ふつうの会社員として働いていました。
勤務先はベンチャー企業で、任される仕事の量も裁量も多く、刺激的な毎日でした。
しかし、会社員はその性質上、どうしても平日は朝から夜まで、自分の時間が会社の仕事に縛られていました。
そのため、ほかの会社員と同じように、自分が自由に使える時間は仕事が終わったあとと休日の時間だけでした。

給料は悪くなかったものの、新卒社員の給料なんてたかがしれています。
何をするにも、つねに予算がつきまといます。
つまり、当時の私はお金と時間に完全に縛られた生活をしていたのです。

私は約4年で会社を辞めました。
いまはお金と時間の縛りから解放され、「本当の自由」を得ています。
縛りのある会社員から、縛りのない「本当の自由」を手に入れた過程で、どのようなことを考え、どのような行動をしたのか?
それを本書ではみなさんと共有していきます。

             ★★★

ずっと前に予約していた図書館本がきたのでしぶしぶ取りに行った。

あんまり、待たされると興味が無くなっていることが多く、読まずに返却する羽目になっている。

今回もそうなりかねない様子だったが、表紙のゆる~いパンダに(笑)目を奪われてしばし読み込んでみた。

著者の遠藤洋氏は20代で、早くも現役リタイアする!

お金の自由も自身の自由も得た勝ち組人生だそうだ。

わたしなんて、70歳まで現役で働きたい願望が強いので、この方のように「長~い人生を全部自分のために生き切る決意」なんぞ、まったく持ち合わせていないし、これまでも考えてこなかったなあ(ため息・笑)

そこで、「まったく違う生き方や考え方」を読んでみたいと思ったのよね。

ただ、気になるのは巷で、流行ている投資で儲ける!などの記事。

投資の世界は詐欺が横行していそうだし、SNS上でも物販で「Amazon引き取り品放出390円!」とか、ああいうのって絶対、詐欺だと思うのね。

1円で仕入れて、高値で売る!とか。もう、タイムラインに詐欺投資と物販投資ばかりが流れてきて・・・。かなり削除したのだけれど。

だから、常に近寄らないようにしてきた。

ただ、投資の世界を本で読む分には、絶対詐欺には会わないでしょ?

また、 今回紹介した書籍は投資詐欺ではないし。

そろそろリアルに投資をしている人の「本」から本音を読み取りたいと考えた。

本の行間を読む。

さて、読書の秋も終盤。

夜な夜な読書を楽しむために、もう少し良書の発掘に精進しよう。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年10月23日記事

『SunTAMA Style』2021年10月23日記事

『SunTAMA Style』2022年10月23日記事

『SunTAMA Style』2023年10月23日記事

『自分を変えるノート術』安田 修・著(ASUKA BUSINESS)【選書・自己啓発/旧記事更新127】

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『自分を変えるノート術』安田 修・著 (ASUKA BUSINESS)

簡単レビュー

人生が一変する、新しいノート活用法の提案。

頭の中のモヤモヤ、日々の仕事で感じる悩み、将来の不安………。
これらは、頭の中で考えているだけでは永遠に解消しない。

あなたが悩みを解消して、自分を変えるには、
頭の中を書き出して見える化し、「自分はどうなりたいのか」「どうしたら問題を解決できるのか」について
考え抜く必要があるのだ。

「ただでさえ忙しいのに、そんな面倒なことできない! 」と思ったそこのあなた!
ご安心を。


本書でお伝えするノート術は、とってもシンプル。
必要なのは、ノート1冊とペン1本、そして30分だけ。
真似するのが難しいテクニック、毎日書く習慣も、特に必要なし。
頭の中身をとにかくノートに書く、書く、書く。
これによってあなた自身が変わり、あなたの人生が変わり始める。

本書では、時間を確保して徹底的にノートを書きまくる方法を「一人合宿」として紹介している。


「合宿」といっても、数日間の日程が絶対に必要なわけではない。
スキマ時間の30分でも、ノートと向き合うことで、今の自分を変える効果が得られます。

著者は、「ノート術」と「一人合宿」によって、人生を変えた。


ストレスまみれで働いていた会社を辞めて、起業し、「理想」と言える働き方を手に入れたそうだ。

そんなわけで、起業に興味がなくとも、あなたが「やりたいことがわからない」「仕事の効率を上げたい」「人間関係で悩んでいる」といった何らかのお悩みを抱えていたら、本書のノート術は必ず役に立つこと間違いなし!

本書の内容を実践し、「ノートによって自分が変わる」実感をぜひ味わってみては。

もくじ

  • 序章 手書きのノートで人生が変わる
  • 第一章 ノートに書くことの効果
  • 第二章 一人合宿のやり方
  • 第三章 ノートの使い方 基本編
  • 第四章 ノートの使い方 テクニック編
  • 第五章 実験とベイビーステップ
  • おわりに さあ、人生を変えよう!

             ★★★

わたしが書くことの大切さを再認識した本。

スポーツ選手でも経営者でも、成功した人がノートを使っていたという逸話はよく聞く。

わたしも若い頃は、そういった人たちのノート術に憧れていた。

そうそう、プロ棋士の藤井聡太さんも5歳の頃から手書きの将棋ノートを書いていたんだとか。

わたしがノートを書き出したのは40歳過ぎてから。(遅い?・笑)

名言や格言、気にいった言葉などを書きなぐっていた。

そして、9年前からブログを書くという方法で、「書く」ことを体現してきた。

この本の使い方をざっと示してみると、まず、「ノートにまつわるアイデア」が満載だってことに気づく。

やってみたい素敵なアイデアがたくさん書いてあるので、今週からやってみようかなと思え、即効性が非常に高い。

まずは、30分カフェにノートを持って入ってみよう。そして、スマホを絶対に見ないこと。ちょっとこれだけで世界が変わるかも。

自分の目標ややるべきことが明確になって、冷静に自分と向き合えるところが良いし、書けば後戻りはしない。

さあ、秋はお気に入りのノートにどんどん書く習慣を身に着けてみて!

それではまた!

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『SunTAMA Style』2020年9月30日記事

『SunTAMA Style』2021年9月30日記事

『SunTAMA Style』2022年9月30日記事

『Life Tour 21st』2016年9月30日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1061339932.html 「最高の1日は何度あってもいい

『みいこStyle』2019年9月30日記事

https://miikostyle.blog.jp/archives/21262650.html今一度、一級のカラダを手に入れる

『現代病「集中できない」を知力に変える 「読む力」最新スキル大全: 脳が超スピード化し、しかもクリエイティブに動き出す!』佐々木俊尚・著(東洋経済新聞社)【選書・自己啓発/旧記事更新95】

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現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全: 脳が超スピード化し、しかもクリエイティブに動き出す! 佐々木俊尚・著(東洋経済)

ロングレビュー(後半で著者の生い立ちを読後感とともに書いた)

遂に出た感のある一書だ。 書籍・ネット・SNS・ニュース・有料メディアなど「読み方の最新全スキル」が1冊になった


「5分の集中」を重ねるだけで読む力を積み上げる。スマホで「気が散る」時代の「全く新しい読み方」を初公開する。


読めば、断片的な知識・情報を知肉に変えて、さらに思考力につなげる秘訣がわかる。

無意識を武器にして、新しいアイデアが思いつきやすいコツまで教えてくれていたのには軽い驚きを覚えた。
「本物の思考力」と「新しい発想力」が同時に身につく! こんな本が欲しかったと、瞬く間にベストセラー入りした。

巻頭カラーの20ページが圧巻。
著者の本棚の画像が面白い。「2000冊の仕事場の書棚」から「アイフォンのアプリ全一覧」まで、写真で公開
ここだけ見ても面白い。

「読む力」「考える力」「書く力」「アイデアの技術」
究極のメソッドが全部わかる最強の名書だ。

この本で、スマホ時代に必要な新しい読み方を身につけ、頭脳と人生を、一気に変えよう!

本書で身につく「読む力」「考える力」「アウトプット」のスキル例を紹介しよう。

もくじ
【ネット記事】毎日「400のサイト」「1000の見出し」に目を通す方法
【ニュース】自分の頭で「深く読み解く」3つのステップ
【SNS】これぞプロ! 「ツイッター」のスゴい使い方、「LINE」の注意点
【書籍】「知を立体化」する! 難しい本も読める「メモアプリ」読書術
【リアル書店】「書店員の目利き力+本棚の文脈」で、「いい本」に出会う
【情報整理】「2つの保存」を使い分け、集めた知識を「知肉」を変える★【アウトプット】アイデアを思いつく秘訣、文章の書き方、メモの作り方
【ツール】「雑務を徹底的に効率化する」最強アプリはこれだ

はじめに・・・3つの質問

本書を書こうと思った3つの質問と動機がある。まずはそこから説明したい。

Q1 佐々木さんは、あの信じられないぐらい幅広い分野の情報を、どうやって集めているんですか?

A わたしはツイッターとフェイスブックで、毎朝8時に10本ぐらいのさまざまな記事を紹介している。
毎日、およそ1000本くらいの記事の見出しに目を通し、それをありとあらゆるスキマ時間を使ってチェックしている。当然、玉石混淆なわけだが、そこから「玉の記事」を見つけ出し、みなさんに無料でシェアしている。
2010年の終わりぐらいから始めた毎朝の恒例行事で、ほとんど一日も休まずに10年以上も続けている。
その「ノウハウ」を人に教えてあげると、「そんな読み方があるんですね! 」「記事の読み方が革命的に変わりました」と感謝されることも、じつに多い。
そこでわたしが実践している「読む力」の最新ノウハウを、すべて1冊にまとめて多くの読者に体得してもらえれば、と考えたのが、本書を書こうと思った最初の動機である。

Q2「最近、本を読んでいても、どうも集中できません…」「ついついスマホばかり見てしまいます…」「すぐに気が散ってしまい、用もないのに、スマホを触ってしまいます…。


そういう質問を受けたびに、「集中力なんて別に必要ないですよ」「そんなのがなくても、大量のインプットとアウトプットは可能ですよ」とはっきり答えているのだが、それにも驚かれることがほとんどだ。


なぜそう断言できるかといえば、わたし自身が「集中力のいらない読み方とアウトプット」を実践しているからである。
いまのスマホ時代には、「集中力が続かない」という前提に立った「新しい読み方」「新しいアウトプットのやり方」が必要なのだが、どうもそれにまだ気づいていない人が思いのほか多い。


集中力なんてなくても、「5分の短い集中」をうまく積み重れば、いくらだって書籍も記事も読めるし、それを「知力」に変えることはできる。
もちろん、「スマホを手放して、読書に打ち込む」という離れ技ができるなら、それを否定するわけではないが、いまの時代、もはやスマホを手放すのは、ほとんどの人にとって不可能である。

だったら、「気が散る」「集中できない」のがスマホ時代の宿痾、現代病だと受け入れ、それを逆活用すればいいだけの話である。
「気が散るスマホの時代にふさわしい読み方」ができれば、じつに多くのものを効率的に読めるし、アウトプットも十分に成し遂げられる。
その「集中力のいらない」インプット・アウトプット術も、本書で完全公開した。

Q3「どうやって、あんなにいろいろなアイデアを思いつくんですか?」「佐々木さんはよく『ハッとさせられる』発想やアイデアを書かれていますよね」

3つめは、わたしが書いてきた『キュレーションの時代』『レイヤー化する世界』『時間とテクノロジー』などの本を読んだ人たちから、「どうやって、あんなにいろいろなアイデアを思いつくんですか?」と聞かれることが多いからだ。
書いてきた本だけでなく、2008年から毎週必ず書いていて700号近くに達する「佐々木俊尚の未来地図レポート」という有料記事や、毎日のツイッターでのコメントなどを読んで、「佐々木さんはよく『ハッとさせられる』発想やアイデアを書かれていますよね」と褒めていただくことも多い。さまざまなメディアからインタビューを受けるときも、必ずその手の質問を受ける。
これらの質問に、思いきって全部答えてみようと思ったのが、3つめの動機である。


もちろん、「どんなときでも、必ずすごいアイデアが思いつくマニュアル」などというものは、残念ながら、この世に存在しない。
しかし、「斬新な発想」や「素晴らしいアイデア」を思いつくための「土台」をつくり、その確率を高めることは、誰にでも可能である。
大量の記事や書籍をどんどん読み、それを効率的に自分の「知力」に変えていくというのは、ある意味、「脳を超スピード化させていく」ということでもある。
それと同時に、「斬新な発想」や「素晴らしいアイデア」がふと思いつくような、脳を「クリエイティブな状態」にしておくコツも、じつはきちんと存在する。

・さまざまなものを効率的に読み、「知」を自分の中にストックしていくこと
・ストックした「知」を脳にうまく留めることで、「ふと新しいアイデアや発想を思いつきやすい状態」にしておくこと、その確率を高めること

本編で解説するように、この2つは、同時に達成できるどころか、本来は相乗効果があるものである。
わたしは試行錯誤しながらそのコツを見つけ、それを長く実践してきた。
その独自の方法も、本書の後半でたっぷり紹介した。

                ★★★

めちゃくちゃに仕事で忙しい中、時間をこじ開けるようにして、すべての情報や文章への接し方なる大全を読み込んだので早速レビューした。

まず、本書の情報量の多さに驚きとともにちょっとだけ「まとめられるかな?」と不安な気持ちにもなった。

しかし、著者の生い立ちとその壮絶な生きざまをサラッと書かれていたので、経緯がわかりレビューの柱をつかむこともできた。

彼の生い立ちとは、幼い頃には母親が離婚。新しい義父は、彼の本好きをことごとく嫌ったんだ。その理由は「早くから知識を詰め込んだ人間はろくな者にならない」と。本を買えないように、おこづかいも一切与えず。彼は小学校の図書館に居場所を求めて入りびたる。

そして、中学、高校と成長するのだが、高校時代に図書館通いがばれて、それも阻止された。家に監禁されてしまい登校もできなくなった。

が、驚くような事件が彼にふりかかる!それは、高校3年時に突然、義父と母が妹を連れて、失踪する。

そう、彼は捨てられたのだ。

しかし、彼はそこから、残された家と学校で思う存分に好きだった読書に没頭し、新聞配達で生計を立てて大学へも入学する。

そして、念願だった新聞社に入社する。

この壮絶な生い立ちの中で、たった1つの救いは母親の存在だった。影ではパートで得たお金で、そっと彼の生活費の工面をし、一人で苦学する息子を励まし続けた。とあった。

こんな、生い立ちを本当にサラっと書かれてて、こりゃあ、読むしかないでしょ?!と、腕まくりして読み切った(笑)

面白かったのは、「ドフトエフスキー 罪と罰」などの超・超大作を読む方法が書かれていた。そのノウハウは本書で読んでみて!

大作を読めるようになるって、かっこいいでしょ?!

「読む・書く・考える」のすべてが詰まった名著をぜひ、手に取ってみて。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年7月17日記事

『SunTAMA Style』2021年7月17日記事

『SunTAMA Style』2022年7月17日記事

『SunTAMA Style』2023年7月17日記事

『独学のススメ 頑張らない「定年後」の学び方10ゕ条』若宮正子(世界最高齢プログラマー)著・中公新書ラクレ【選書・自己啓発/旧記事更新89】

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『独学のススメ 頑張らない「定年後」の学び方10ゕ条』若宮正子(世界最高齢プログラマー)著・中公新書ラクレ

簡単レビュー

「趣味がない」なんてしょんぼりしなくて大丈夫。「やりたいこと」の見つけ方、お教えします。


何歳からでも〝成長〟できます。定年後はますます楽しくなります。


定年後に「独学」でプログラミングを学び、世界最高齢のアプリ開発者として一躍有名人になった若宮氏。


英語のスピーチはグーグル翻訳で乗り切り、旅先で知り合った牧師さんの家を訪ねてみたり波乱万丈をことごとく好む自由気ままな84歳。


毎日を楽しく生きるコツは、頑張りすぎない「独学」にあったのだ。

もくじ

第1条 バンジージャンプじゃあるまいし、 こわがらずに飛び込んでみよう!
第2条 飽きたらやめちゃえ
第3条 「英語」は大阪人のノリで
第4条 ノルマを課しちゃダメ
第5条 「やりたいこと」の見つけ方、お教えします
第6条 ちょっと待った! 自分史を書くのはまだ早い
第7条 「将来」に備えない。10年経ったら世界は違う
第8条 退職してからのお友達の作り方
第9条 本から学ぼう
第10条 教えることは、学ぶこと

                 ★★★

若宮正子さん(当時82歳)が、アップルの世界大会に最高齢者プログラマーとして招待を受けた!というニュースをTVで観た時、衝撃が走ったのは今でも忘れてはいない。

81歳で、どうしても作りたかったアプリを独学で開発!

赤色が大好きで、赤いセーターを颯爽と着こなし、真っ赤な口紅をひいた正子氏の初々しいことったらない!

確かに見た目は完全におばあちゃんよね。でも頭の中身のフレキシビリティさは、いったいいくつなんだろう?って思うぐらい若々しい。

柔軟な思考、しなやかな感覚とでも言おうか。

とにかく、彼女のいうことには「頑固」なところがまったくないのよね。

おかしな正義感もないし。

だからこそ、前代未聞である80代にして大ブレイクしちゃったのかもしれない。

『独学のススメ』とってもゆるやかな読みやすい名書よ。

知らなかった言葉や方法も数多くあったし。(遺言は秘密証書遺言がいいとか、シニアは理科と現代社会を学び直そう!とか認知症の母をAI駆使して介護したとか・・・)

わたしはまだまだ定年は先だけれど、こういった未来性のある定年関連書籍はいろいろと読んでおいてレビューしていこうと思っている。

若宮正子氏の、ゆるやかにガツガツしなくたって、世界の頂点に立っちゃえた痛快な生き方指南の一書をぜひ、手に取ってみて!

では、また!

———————————————————————————————————————————旧記事更新89

『SunTAMA Style』2020年7月3日記事

『SunTAMA Style』2021年7月3日記事

『SunTAMA Style』2022年7月3日記事

※ 『SunTAMA Style』2023年7月3日記事はなし。

『Life Tour21st』2015年7月3日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1033015323.htmlクラシックホテルを訪ねる

※ 旧記事本×2が削除不可(記事不完全)


 





 

『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』ビル・パーキンス・著(ダイヤモンド社)【選書・自己啓発/旧記事更新87】

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『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』ビル・パーキンス・著(ダイヤモンド社)

簡単レビュー

【39万部突破! 口コミで話題沸騰‼】
★2024年「読者が選ぶビジネス書グランプリ」ロングセラー賞受賞
★2024年上半期ベストセラー ベスト10入り(ビジネス単行本/日販・トーハン調べ)
★「カズレーザーと学ぶ(日テレ系)」で紹介

お金の「貯め方」ではなく「使い切り方」に焦点を当てた
これまでにない「お金の教科書」である。

経済学者、起業家、ニューヨークタイムズ紙なども絶賛!
あなたの人生観を ガラリと変える
「人生が豊かになりすぎるお金の使い方」とは?

・一刻も早く「経験」に金を使う
・「収入の〇割貯金する」をやめる
・子供には死ぬ「前」に与える
・45~60歳には資産を取り崩し始める
・「死ぬまでにやりたいこと」は時期で考える
・ゼロで死ぬ……

私たちの人生をがらりと変える
「人生が豊かになりすぎる究極のルール」を紹介。
さまざまな気付きを与えてくれる
人生のバイブルとなり得る一冊である。

なぜ、この本は読むべき価値があるのか?
この不確かな時代に、誰も気にしている
2つの極めて重要な問題の核心に触れているからだ。
それは、「何のために貯金するのか」
そして「どのように生きるのか」だ。
――ニューヨーク・タイムズ紙

本書は、お金を“ 最も価値あるもの”と交換する方法を教えてくれる。
それは「経験」という名の、人生に喜びをもたらす究極の宝物のことだ。
(ボストン大学経済学部教授ローレンス・コトリコフ)

この本は、思い出に満ちた最高の人生をつくるための
まったく新しい考え方を教えてくれる。
なぜ、やりたいことを先送りする必要があるのか?
最優先すべきは、今を大切にすることだ。
リソースを賢く使いながら、
人生を生きるための驚くべき方法が見つかるだろう。
(コメディアン俳優 ケビン・ハート)

著者は、世間一般にいわれる人生の黄金期を待つのではなく、
今、豊かな人生を生きることに目を向けるべきだという。
この意見に心から賛同する。


本書を読み、考え方を変え、目を覚ましてほしい。手遅れになる前に人生を豊かにする経験をたくさん積み重ねてほしい。
(ベストセラー作家 『The Automatic Millionaire』、『The Latte Factor』デヴィッド・バック)

人生のあらゆるステージを最大限に生きる秘訣を知りたいのなら、
この実践的でタイムリーな本を読むべきだ。
(コーコラン・グループ創設者バーバラ・コーコラン)


            ★★★

やっと、読む時がきた!とばかりに6月最終週に一気に読んだ。

書店等ではまだ平積みのベストセラー。

冒頭の「アリとキリギリス」のイソップ寓話に、この書籍の言わんとしたことがぎゅっ!っと、詰まっている。

勤勉なアリとお気楽キリギリスの運命はおおかたの人はみな知っている。
厳しい冬に生き残るのはアリで、キリギリスには悲惨な現実が待っていたのだ。

この寓話の教訓は、「人生には、働くべきときと遊ぶべき時がある」という。もっともな話だ。

しかし、本書の著者、ビル・パーキンスは?疑問を投げかける。

必死で働き、貯め込んだアリはそれまで、いつ遊んだんだろうか?

アリの一生なんて、とても短いのに・・・。

必死で働いて、やれやれと、思った瞬間に力尽きてしまう場合だってあるのだから。

そして、人生で一番大切なのは、「思い出」を」作ることだ。と、教えてくれた。

さあ、本書を読んだ人から大胆にリスクを取って行動しよう!

そして、最高の人生に仕上げて行こうじゃないか!

では、また!

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SunTAMA Style』2020年6月30日記事

『SunTAMA Style』2021年6月29日記事

『SunTAMA Style』2022年6月29日記事

『LifeTour21st』2016年6月29日記事

疲労をマネジメントする

『みいこStyle』2018年6月29日記事

ミレーに会いに山梨へ

『子どもをおいて旅にでた』杉山 亮・著(ちくま文庫)~GW直前、放浪旅を堪能できる一冊見つけた!【選書・自己啓発/旧記事更新61】

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子どもをおいて旅にでた』杉山 亮・著(ちくま文庫)

超簡単レビュー

「名探偵ミルキー」シリーズで人気の児童書作家・杉山亮が妻と二人の幼児を残し出かけた若き日の旅の記録。

徒歩・野宿・行き先未定・1ヶ月間。そんな風変わりな旅で何を見つけるのか。

「子どもをおいて」出る旅は一見、無責任のようだが、家族の結びつきを確認する行為でもある。

家族といることが好きなのに、一人にもなりたくなってしまう矛盾を抱えた全ての人に。

★★★

今年のGW。行先をやっと絞り込み、先週ホテルを予約したばかり。

しかも、当初の予定よりもだいぶ、ずれ込んでGW最終日から出かけることになった。

しかも、お天気の問題は常にまとわりついてくるから、もしかすると×かもしれないし(泣)

ま、その時はその時よ。

で、先週末に偶然見つけた「子どもをおいて旅にでた」は、手に取ってパラパラを読んでみたら、「何これ?超面白い!絶好の旅本じゃん!」となり、あっさりと手に入れてきた。

大学山岳部出身の著者、小春日和のある日、急に甘い罠のような「旅立ちへの囁き」を自分の中に感じてしまう。

旅に出たい!

しかも長期で!と思い詰める。

4才と2才の子どもを持つため、妻の了承を見事に得て、虎視眈々と2ヶ月間の準備期間を取り、めでたく1ヶ月間の放浪に旅立つのだ。

読むうちにこの人の旅スタイルは「徒歩と野宿」が基本だと知って軽く驚く(笑)

なんと酔狂な?!(よ~するにモノズキってこと)

(かくいうわたしなども、旅に関しては「ど・ローカル」を目指している。有料道路はなるべく避け、一般道で行く車旅が基本。本州を離れる時だけはあっさりと飛行機に乗り換える。まさしく酔狂さがにじむ旅をしてきた。遠い目・笑)

また、この本の巻末に解説を寄せてくださっている、作家であり写真家・エッセイスト・冒険家である椎名誠氏が「背筋がぞくぞくするくらい、文章に引き込まれる・・・」と、大絶賛されていた。

わたしも文章の上手さ・面白さに、あっという間に読了してしまった。

近年、目が悪くなっているにも関わらず、大変に読みやすい紙質のちくま文庫。名書を探す楽しみができた。

さて、物語に戻って、著者が徒歩だけで向かった先は、住まいのある長瀞~奥秩父~清里~南アルプス~伊那~奈良井~高山~白山~白川郷~金沢~高岡~富山~北アルプス~上高地~松本~美ヶ原~八ヶ岳~佐久~長瀞で着地。

1ヶ月間歩き通しながら、山道だけでなくその土地や街界隈でもパチンコや映画、梅沢富美男の公演やサーカスの巡業まで楽しんでいる。

パチンコで勝ったら、奥さんと子どもたちにお土産を送ったり、上高地ではスタンプラリーに参加して美しいポストカードを手に入れる。

節約家の所持金は5万円(もしもの時に使うカードに2万円)の合計7万円。

この旅では所持金はすべて使い果たし、もしもの2万円も利用して7万円の放浪旅だったそうだ。

徒歩と野宿だから、さぞかし危険がいっぱいだっただろう。徒歩で使う道もほぼ峠を越える山道ばかり。

しかし、これには理由がある。舗装道路ではすぐに足に豆ができ、腰にも負担がかかるんだそうだ。なるほど。

野宿に最適なテントはモンベルのものを用意して、ロングトレイル用の靴も買った。少しでも荷物を軽くするために、着替えのTシャツは1週間着続けたら捨て、新しく購入するサイクル。

旅のはじめには体がなまってついてこれなく、10分歩いては5分休むようなヨチヨチ歩きだったのが、最後には体のぜい肉もすっきりと落ちて疲れを見せない強靭さが備わっていった著者。

感動的だったシーンは、美ヶ原で「もう、放浪旅はここまで!」と思い切り、帰路へのトレイルに行動が変わっていく場面だった。

ロングトレイルをやってみたい!世界の巡礼旅に行きたい!という人にはうってつけの名書だろう。

というわけで、GW直前に旅気分満載の一冊を紹介した。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年4月24日記事

『SunTAMA Style』2022年4月24日記事

『SunTAMA Style』2023年4月24日記事

『サクっとわかるビジネス教養 行動経済学』阿部 誠・著(新星出版社)【選書・自己啓発/旧記事更新31】

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ビジネス教養 行動経済学 (サクッとわかるビジネス教養)

簡単レビュー

2万部突破の大ヒット!
ビジネスに効く「心理学」+「経済学」=「行動経済学」!
行動経済学は個人の心理を扱う経済学で、知識ゼロの人でも理解しやすく、かつ実際のビジネスに役立つテーマである。

行動経済学の研究対象である、人間の非合理的な意思決定方法を学べば、営業職にも企画職にも生かすことができるのだ。

例えば、宿泊予約サイトにリアルタイムの閲覧者数を表示することで、「これだけ注目されているならいいホテルに違いない」「急がないと埋まってしまうかもしれない」と思わせて予約を促す仕組みは行動経済学の活用と言える。


本書は行動経済学の基本となる考え方をイラスト図解で簡単に示し、それをビジネスや生活に生かすための方法を豊富な実例とともに紹介している。

「見るだけで会話・説明ができる」というシリーズコンセプトの通り、この本を読めば行動経済学的な視点で戦略や企画を提案することができるようになるという優れもの。


監修は『東大教授が教えるヤバいマーケティング』(KADOKAWA)など著書多数の東大教授、阿部誠氏。

個人の心理に着目したマーケティング研究の第一人者がおくる、ビジネスパーソンのための行動経済学の一書だ。

(今回紹介の新星出版社は、本年100周年を迎えて、書店等でフェア開催中。多くの面白い世間の常識を深堀りする本があるよ!)

                 ★

さて、お笑い芸人のバナナマンのCMで観たことがあるかしら。

「行動経済学」という文字が画面にバ~ン!と出てくるあれ。

生命保険会社のCMで、人間の「行動非行動の法則」というのを映像化したもの。

あのCMを観ただけでは、「行動経済学」のなんたるか?はわかりいくいだろう。

で、今回紹介した書籍は、一昨日、夫が入手したばかりのほやほや本。一気に読破させて頂いた・笑

まんがありのとってもわかりやすい、人間の行動心理学。あるあるばっかりよ。

ところで、わたしの近況をちょっとお話しよう。

6年ぶりに直属の上司が異動、マーケティング部からインスタライブで(社内では・笑)有名な男性に代わったの。なんと、営業はお初!だそう。

しかし、マーケ部で集客を徹底的にやってきたから、営業の現場でも何も困らない(と思う)

そもそも、マーケティングといえば、行動経済学の旗手だわ。

今月後半には集中的に同行営業に出る予定を組んであるから、マーケティングがなんたるか?など、いろいろ逆取材してみたい!と虎視眈々よ。

だから、この書籍もベストなタイミングで読ませてもらってラッキーだった。

誰でも知っていて損はない「行動経済学」の名書の紹介。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年2月16日記事

『SunTAMA Style』2022年2月16日記事

『SunTAMA Style』2023年2月16日記事

『ミドルシニアのためのライフシフト戦略~いくつになっても必要とされる人」になる!』徳岡晃一郎・木村勝・著(WAVE出版)【選書・自己啓発/旧記事更新26】

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ミドルシニアのためのライフシフト戦略~いくつになっても必要とされる人」になる!』徳岡晃一郎・木村勝・著(WAVE出版)

簡単レビュー

本書・推薦の言葉
「人生百年時代、生涯現役を目ざす人、必読の書! 」田坂広志・多摩大学大学院名誉教授
「人生の知的コンバットこそ、ライフシフトの本質だ」野中郁次郎・一橋大学名誉教授7

中高年ビジネスマンが未来を生き抜くために、知識と経験を武器にする方法を徹底解説する本。

ミドルシニアは未来の世界でどう働き、どう生きればよいのか? 人事のスペシャリストがズバリ伝授。ライフシフト大学が教える「5つのM」(目次参照)の戦略を大公開する。

人生百年時代を迎え、80歳でも現役で働くことが当たり前になりつつあり、それに対して不安を感じている40代以上の会社員は多い。しかし、現在、彼らのニーズに答えるノウハウ、ロールモデルなどの情報は圧倒的に不足している。

本書はそうしたミドルシニアが、自分の「強み」を武器にして戦っていくための戦略を具体的に語る。将来に不安を感じているミドルシニア層が、これからの働き方を考えるうえでの必須の知識を提供する。


■目次


第1章 このままだと「ミドルシニア」は生き残れない

第2章 ミドルシニアに武器を提供する/今こそ「日本版ライフシフト」が必要だ

第3章 【5つのM1】 マインドセット — 行動を変容する

第4章 【5つのM2】 ミッション創造 — 自分の軸を定める

第5章 【5つのM3】 学び(リカレント) — キャリアを高く売る

第6章 【5つのM4】 見える化 — 経験・知識・スキルを商品化する

第7章 【5つのM5】 マルチ化 — 変化への順応力を高める

第8章 ミドルシニアの皆さまと企業人事部へのメッセージ

                  ★

さて、ミドルシニアとはいったい何歳から何歳を指すのか?

ミドル世代とは35歳~54歳までをいい、55歳以上をシニア世代と呼ぶ。 しかし、実際の転職市場では35歳~50代半ばまでがミドル世代と扱われ、40代~60代をミドルシニアととらえているケースが多くある。 55歳~60歳以上をシニア世代とも呼び、一般的な認識と少々ずれがあることを理解しておくとよいだろう。

というわけで、わたしにドンピシャ!の「ミドルシニア世代近々の問題」なのだ。

わたしも、最近では「何歳まで働く?」とか「退職したら次にやるべき仕事は?」とか、それこそ毎日毎日、頻繁に考えている。

だからか、あまり「遊び」には気持ちが向かなくなっている。

わたしの務め先でも、2月1日の人事異動で上司が変わり、前任の異動に伴う形で取引先の要望もあり、わたし自身もこれまで16年と長きに渡り育ててきた大型店舗を離れることとなった。

やはり、降って湧いた人事に見えるが、企業それぞれの繁栄を願う足元のビルドアップに、自分の小さなエゴは捨てて臨んだ。現場では「サッと」次への引継ぎを行う予定。

そこで、本書の帯にでかでかと書かれていた「いくつになっても必要とされる人になる!」これが仕事の世界で生き残るために一番大事なキーワードとなる。

昨日から本書をじっくり読み込んでいる。

今、大いに悩んでおけば必ず未来に生きるハズ。

さ、本書の「5つのM」(目次参照)をしっかりと身に着けてわたしも次のステージへ飛び出そう!

それでは、また!

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『Life Tour 21st』2017年2月5日記事

http://lifetour.blog.jp/archives/1051204400.html「終の棲家を探す旅


『SunTAMA Style』2021年2月5日記事 

『SunTAMA Style』2022年2月5日記事

『SunTAMA Style』2023年2月5日記事