学びを学ぼう~2030年、まだ働いているならポータブルスキルが必要【仕事・ポータブルスキル】

【ブログ新規追加403回】

何歳まで働く?どうやって、何をして?と、質問を自分に投げかけてみた。

わたしの場合、当面あと10年は会社員で働くのが希望。しかし、体や頭脳(思考)はそうはさせてくれないかもしれない。

それに今、ものすごい勢いで変化を迎えている世の中の働く仕組み。

ポータブルスキルの登場だ。ポータブルスキルとは、年代に関わらず汎用性の高い人材を表すものだそうだ。(資料元→https://mitsucari.com/blog/portable_skills_examples/)

ポータブルスキルの一例→UXライティング、ノーコード、データ分析 etc

それに伴って、ちょっと気になるワード UXライティングを簡単に解説してみよう。合わせて書籍の紹介もする。

ビジネスマンのための新教養 UXライティン』高橋慈子・冨永敦子・著(kindle版)

UXライティング→ユーザー(読み手)の体験を助け、体験の価値を高めるように配慮した文章の書き方=技術だ。WEBを使って、直接顔を合わせることのないままビジネスを進めるのが日常となった今、ユーザー目線での書き方がとても重要になるのだそう。

WEBでの仕事に適した考え方が学べる。今ではもうWEBなしでは成し遂げられない仕事の現場。

そんなことわかってるよ!と、言われそうだが、ではUXライティングの具体的な例をひとつあげてみよう。

              ☆彡

Facebookの画面で、こんなのを見た事ある?

〇〇さん、その気持ち、シェアしよう

わたしは毎日見るよ(笑)

表層的なUXライティング(UXデザイン)の効果で「操作の誘導」をユーザーに促す文章のことなのだ。

どう?他にも多数こういった、ユーザーを「誘導」する文章がまわりにはあるはず。

最近では、冒頭の書籍のように身近で紐解きやすくなった。WEBでの流行語やWEBだからこその変化を読み取るには、UXライティングを学ぶのが手っ取り早いってわけ。

               ☆彡

2030年、どんな形で社会に貢献できているか分からないが、最新の技術や思考、モノゴトの流行は確実に押さえておきたいのよ。

それを続けていければ、2030年も活躍できるんじゃないだろうか?と、淡い夢を描いているのだ。

               ☆彡

オックスフォード大学の論文では、こんな風に書かれていた。

2030年に求められるスキルのうち、最重要項目のひとつに「学び続ける力」というのがある。

オックスフォード大学の研究論文「2030年に仕事で必要とされるスキル」では、120ものスキルの中、堂々1位だったのが「戦略的学習力」だった。


このことからもわかるように、時代の変化のスピードが加速すると、学びそのものの重要性は増加傾向になると。

働きながら、未来思考で学ぶってところかな。

今までの学習が「今の仕事に必要な知識やスキルを習得すること」だったとすると、未来型の学習は、「未来を見据えたうえで知識やスキルを習得し、今も未来でも生かせること」にするものだという。

資料元→https://schoo.jp/news/2021/2021-06-11?ref=top schooより)

大人の学びをサポートする「schoo」では、戦略的に学習を取り入れるべくWEB授業が日々、開校されている。

幅広く、大人の学びが展開されているのだ。

有料と無料がある。まずは手始めに無料で「未来への学び」を手に入れるのも悪くない。

わたしは夫から遅れること5年でschooの受講生となった。

暇な時間はあまりないが、毎日のスケジュールのどこかに落とし込める時は、積極的に学びに参加している。

だいたいは、眠くてうつら、うつらしながらだけど(笑)

ダメな受講生(もちろん無料学生)よね(泣)

でも、今のWEB授業のスタイルを早くから取り入れてるから刺激があり、ちょっと知らない勉強ができたりと、いいストレス解消になっている。

             ☆彡

さて、今日は6月30日。

今年半分が終わったので、振り返りをしようかな。

コロナで何も進まなかった気分だが、学びは続けてきた。

継続は力」ひとつひとつの成果は小さいものでも、地道に続けることでやがて目標を達成できる・・・ ·だわ。


野暮と粋について、ちょっと語ろう【仕事・江戸っ子論】

【ブログ新規追加400回】

粋な人が要領よくエネルギーを使う様は、清々しくストイックとは無縁だ。

一方で、「こうでなくてはならぬ」と、自分をがんじがらめにするほど、野暮ったくなる。

粋について語るとか言っても、わたしは生粋の東京多摩地域の出だ。

江戸っ子とは程遠い。

要するに気をつけなければ野暮がついて回るのを良~く知っている。

今回驚いたのは、この歳になって「野暮」を調べてみたら、あなた!恰好がわるいことやダサいことじゃなかったのよ。

野暮・・・わからず屋で融通の利かない人だと。そう言う人を指すのであって、同意語には「無粋」とあった。

無粋は、気の利かない人のことだとばっかり思っていた。

でも、わかったのは、「わからず屋で融通の利かない人」が「素晴らしく気がつく」なんてあるわけないじゃん!って腑に落ちたのだ。

一方で「粋」とは。これまた調べてみたのだ。

・・・さっぱりしていて、気立てが良く、あか抜けている様だそうだ。また、人情の機微に通じ、さばけている人柄とも言える。(話からズレるので色気については省く)

こりゃあ、野暮は絶対、粋には敵わないよ(笑)

             ★

さて、今の仕事を始めた時の上司の話をしよう。

わたしが、今の出版営業に転職したのは13年前。採用下さったのが、当時33歳の若き、営業部リーダーだった。(長身でちょっとイケてる・笑)

上司となって、わたしが担当することとなった地域へ同行営業をしてもらった。

上司は、生粋の江戸っ子だと聞いた。「ええ~~っ?ってことは、ちゃきちゃきの?短気な性格ですかあ?」と、聞いた覚えがある。

しかし、上司の営業センスは「ちゃきちゃき」どころか、人情を巧みに利用したどこか温かみのある心情を伴う行動の連続だった。

わたしは、その江戸っ子らしい「ちゃきちゃき」がどこに現れるのか密かに楽しみにしていたのだが、物腰し低く丁寧に書籍の説明をしたら、相手に自分のペンを渡して、ボードに置いた注文書に注文数を記入してもらう。

その間中、ボードを支えて持ち続けるのは上司だ。

膝まづくわけではないが、相手にボードなど持たせず、サインだけを頂戴する執事みたいな作業をする上司に、心の底から驚いた。

上司は、そのあとで、「今日はこれでOK。一日で全部刈り取ろうとしないのが大事なんだ」「相手を思うならガツガツしちゃあダメだ」と。やっと江戸っ子らしい言葉が聞けた。

客先の都合もある。しかしこちらだって売りたい。このせめぎ合いになるのが営業の常だ。

いつも、ギラギラ、ガツガツは本当に嫌われる。8割は相手思いで、2割を頂くようにすれば、嫌われず気持ちの良い商談ができることを一瞬で教えてくれたのだ。

ガツガツすれば「野暮」だとね。

これは、意外なほど、わたしの営業センスの柱となった教え。

粋な江戸っ子上司は、今では部長となって輝いている(笑)

              ★

で、「やりすぎ」や「無理」や「不自然」が野暮だと、気づく前にそれまで充分過ぎるほど、仕事も生活も「やり過ぎて」いた私は、案の定、病気に倒れた。

それでも、安心して休めるように、半年という長期休暇を社から頂いた。

その時、心から誓ったのは「もう、野暮はしない」と。

野暮なことはしない。

野暮なことは言わない。

野暮を避ければ、そこにはちゃんとした、生き方の基礎が築かれるのだろう。

そうして、野暮を手放したことで余裕が生まれたところに、ほんの少しの大人のムダ(トレンドなど)という遊び心を入れて楽しめるようになったのよ。

これこそが、粋なんじゃないかしら?

この夏は自然の中で働く自己流ワーケーションをやってみようかと考え中~勉強も仕事ってことで!【仕事・ワーケーションの色々】

【ブログ新規追加389回】

ワーケーションとは・・・テレワーク(主に自宅)ではなく旅先で働き(Work)ながら休暇(vacation)を取ることを指す造語。

水辺や山で遊び、きれいな空気の中、PCで仕事を「ちゃっちゃ」とやっつける。

そんな新しいライフスタイルをエンジョイしたいと思いはじめている。

                 ★

わたしの場合は、ほぼテレワークの必要性はない。だって、会社仕事の現場が外にある営業だもんで。唯一あるとすれば、営業部の会議や研修など。

これまでは、営業会議などオフィシャルな仕事は、通信面での安全を期するためにほとんど家でやってきた。同僚などは、皆、色んな場所で会議に参加し始めているようだが。

わたしは、今後も会議は家で参加を続けようと考えている。

どこか別の所に行くのもなんだか面倒だし、家で部屋着のままのんびりと参加させてもらえている今の環境がとってもいいんだもの。

だいたい3時間から4時間の長丁場だから、途中でミュート&画像消して音声とチャットで参加。何をしているのか?ラーメンとか食べてるしね(笑)

で、会議が終了したら、すぐに冷蔵庫から缶ビールを出して飲む。沸騰した頭が一気にクールダウン。

これで仕事なんだから、家、最高でしょ?!

一方で、ブログ執筆やWordpress関係のメンテとか、一応、第二の仕事ととして捉えている。

この第二の仕事がワーケーションには向いているだろうと考える。

やっぱりね。毎日同じ場所で書き続けていると、アイデアが枯渇しそうになる。そこで考えたのが、それぞれの季節の中で数回場所を変えながら、執筆したり勉強をしたりするのがいいかもって。

新しい仕事のリソースを得たいなら、毎日勉強することが大切。

ニュースを読み、本を読み、動画で学び、知識を蓄える。そして最重要は「学んだことを、いま努力してる領域で適用すること」なの。

つまり「インプットからの、アウトプット」で、ブログにその内容をきっちりと書いて行く。

基礎的なことだけれど、この繰り返しが後々のあらゆる成果に繋がるだろう。

ほんと、環境をちょっと変えただけで斬新なアイデアやひらめきが湧きそうなんだもん(笑)とっても単純な思考だとは思うけど。

                 ★

実は3月頃、東京ワーケーションという東京都とアウトドア専門の旅行会社が

一日限定でワーケーションできる施設の無料体験募集をしていたのだ。

気づいた時は終了間際。すでに満員御礼。予約できずで残念だった。

場所も、奥多摩、あきる野、高尾、の施設が行きやすそうだったよ。

で、今回もその施設が夏場オープンしていたら、ワーケーションとして借りてみようか?と、企んでいる。

                   ★

ワーケーションに必要な道具を書き出してみよう。

① WI-FIルーター

② 多機能充電ケーブル

③ PCとタブレット

④ イヤホン

⑤ モバイル充電器

※ リモートワークできる施設であれば電源の問題はないだろうが。常に電源が拾えないと困るので回線は2種類確保しよう。

あとは、山登りの道具、キャンプの道具や釣りの道具も持って行く。要するに仕事が終わったら、遊びへの切り替えがスムーズにできるように、用意は入念にしよう(笑)

事前準備が最も大切だ。

どこでワークする?

そのまま遊べるか?

施設は泊まれるか?

近くにキャンプ施設はあるか?

山登りはできるか?

渓流はあるか?

湖、海はあるか?

あまり遠くないか?

美味しい地のものがあるか?

など、ワーケーションできる施設が見つかったら、詳しく調べてみるのがとても大事だろう。

~仕事は真剣にやる。遊びはもっと真剣にやる~

と、こんな気分(笑)


★2024年6月14日更新 モーニングルーティンの話~集中力って技のひとつ~技ならば徹底して使い磨く【仕事・集中力】

【ブログ新規追加387回】

6月14日。月曜日。

朝一番。仕事のひとつといえるブログを書いている。

特に月曜日は朝から書く。それが、わたしのモーニングルーティン。

まず、働いてからご飯の順番が大事だ。

寝起きでも、頭がはっきりとしている朝が、夜遅くに仕事をするよりも2倍いいや3倍のスピードで終えられるのだもの。

2時間かかってあーだ、こーだしながら書いている文章も、朝なら「エイ!」と1時間もあればリンクを張ったり、資料の添付、写真の挿入もやっても悠々とアップできてしまう。

集中力のなせる技なのだ(笑)

そして何ごともなかったかのように、朝食を頂き、身づくろいをして出勤となる。

早朝から2回目の朝を迎えるような爽やかさ。

これは、リモートワークでもまったく同じ。「目覚めてからすぐに仕事をする」というルーティンが染みついているから好循環が生まれているのだろう。

朝イチで一つ仕事を達成している分、「今日も勝った!」といえる毎日なのだ。

                  ★

さて、いくら目覚めがいいわたしでも、この「寝起きからすぐ仕事」というルーティンには事前準備(資料の準備)と、多大な集中力(夜更かし厳禁)を必要としているのだ。

以前、集中力について面白い記事(作家;森村誠一氏の記事から)を見つけて感動し、すぐに自分の私生活に取り込んだ方法なので、一部抜粋してみよう。

「小説家の集中力」

たくさんのものと出会うためのタイムマネジメント

~この転換(サイクル)の早い世界で、寿命の長い小説家はえてして時間配分がうまい。

書いてる量が多くても、映画、演劇、旅行、講演、遊びなど人生を八面六臂に楽しんでいる。

松本清張氏は、月産2000枚と言われていたときでさえ、諸方のパーティーなどに顔を出していた。

池波正太郎氏は毎日のように外で外食をし、家にいる時は来訪客が多かった。

笹沢佐保氏は個人的に忙しいときこそ、講演に全国を飛び回り、夜は豪快にハシゴをした。

要するに集中力が強いのである。~記事抜粋。

さて、どうだろうか?

なんだか、わたしは再度この記事を読んで、「今、コロナだから・・・」「あれも、これも、できないよね」とか、意味のないエクスキューズを投げるのはもうやめよう!と、一瞬で感じたのだ。

一点集中で、「できることからどんどん詰め込むクセのあるわたしならではの集中力を発揮」して、意味のない不安や迷いは振り払おうと決めた。

そこでこの記事を読んだ翌日から、まず取り掛かったのは、「寝起きからすぐの仕事着手」だった。かれこれ1年前に起こした行動だ。

A<B<C<D<と仕事を同時進行しておく楽しさは格別だ。これこそが技なのだろう。

あれも、これも、中途半端なように思えるが、慣れてくると、モノゴトの収拾力がついて、思いがけない拾いものをする場合さえある。

Aが終わったら、さてBへでは遅い。

今日も、アレコレ詰め込んで行ってみよう。

わたしの一週間をけん引する力の秘密は、

「集中する」これだけ(笑)

現在、ステイホームで仕事をしている人が多い。

もしよかったら、ぜひ「寝起きからの早朝仕事」お試しあれ。


★2024年6月5日更新 バランスを大事にしよう~2つの小さな失敗談【仕事・エッセイ】

【ブログ新規追加379回】

何ごとにもバランスが働かないと大変なことになっちゃう・・・といった苦い経験をした話。

紫陽花が雨が必要なように。

改めてバランスの大切さを思い出し書き起こしてみた。

ピアノレッスン時の電話はご法度!

ピアノ教室を丸25年の間、主宰していた。

外で教えるのは週3日。家で教えるのは週6日。ほぼ、毎日朝から晩までピアノ個人教授を続けていた。

1レッスン30分のくくりで、毎日午後3時~7時はラッシュ!8人枠を集中して教える。外では、大人のレッスンが主で、これは午前中が人気だった。

いくら好きな仕事でも、ずっと生徒さんとピアノと向き合う毎日は窒息しそうだった・・・と、当時を思い出す。まったく贅沢な悩みだったわ(笑)

そんな時、地域の某グループの責任者になりグループ員さんとの関わりが始まった。

部員さんはいつでもわたしが家にいると思い込んでいて「話を聞いて欲しい!」と、電話をかけてくる。

まだ、メールもSNSもなかった時代。唯一の濃い繋がりが電話だった。

わたしがやってしまった大失敗は「電話での話をずうっと聞いてしまい、レッスンを忘れてしまった」のだ。

レッスンの途中で出てしまった電話。その内容は「ヤバイ」ものだった。

生き死にを匂わせるような。

今、ちゃんと彼女の話を聞かなければ!と、レッスン中の男の子の存在を忘れてしまった。

ドア越しに見える、足をブラブラさせる男の子の暇そうな姿・・・。

なんで、相談相手の彼女に、「今、レッスン中だから後でかけ直すね!」と、言えなかったんだろう。

今だに謎。

その日、レッスンにならなくなった男の子のお母さんから「先生はひどい!ずっと電話してたんですってね。」と、怒り心頭。

男の子の自宅へ伺い何度も謝り、もちろん振替レッスンを2回ほどさせて頂いた。

本来やってはいけないこと。

でも、苦しい気持ちを話したくって電話をかけてきたその女性を無下にできなかった。すべてのバランスを一気に崩した失敗談だ。

たった一回だけれど失敗は失敗。

その日から、わたしは二度とレッスン中の電話には出なくなった。

                 ★

介護の仕事は忙しいの!~板挟みを防いだ叔母の話

先日、介護サービスの仕事を担う叔母との話の中に、わたしの失敗のような話が出てきた。

それは、施設やディサービスに勤めていると経験している人は多いと思う、「利用者さんから声をかけられたら、その場でずう~~っと、話を聞いてしまい周りのスタッフに負担や迷惑をかけてしまった」というくだり。

しかも、利用者さんが、スタッフに声をかけてくるのは、たいがい忙しい食事の時間だったりする。

たぶん、優しい物腰の叔母は、良く声をかけられていたんだろう。施設のリーダーから、「その時の状況を第一に考えて!」

「目の前の人から声をかけられてもね!」

と、厳しく叱咤されたのだ。

叔母は単純にも「せっかく、自分を頼って話を聞いてほしい!と、声をかけてきたのにそれを断るなんてできないわ!」と、その時は逆ギレしたほどだったという。

話をしたい利用者さん、話を聞いてあげたい叔母。それでも時間が許さない!完全に板挟みになってしまった。

利用者さんも、コロナ禍で唯一ディサービスの日が人と話せるチャンスなのだろう。

しかし、食事中であれば、食事介助や服薬介助、口腔ケアやトイレ介助もあり、だいたいはチームで動くのだ。だから、ひとりにかかりっきりにはなれない。

叔母は、この日から一つの決断をしたそうだ。

「まず、相手の目をしっかりと見て、そのお話、後でゆっくり聞かせて頂けませんか?」と、丁寧に対応すると、固く決めたそうだ。

その後、利用者さんから声をかけられたら、先の一文を伝えると、利用者さんは一瞬寂しい表情になるが「そうなの。じゃあ後で、お部屋で待ってますね」と、良い返事を下さったのだと。

介護の現場で「今、どうすることが一番重要か?」という瀬戸際の判断を常にしなけりゃいけない、厳しい仕事なんだと、叔母の話から改めて思い知った話。

                   ★

2つの失敗から学んだポイント

~目の前の人にとらわれず、全体を意識しよう!~

★2024年5月31日更新 仕事の現場で残念な人が「やってしまいがちなこと」を書いてみた【仕事・気づき】

【ブログ新規追加373回】

仕事の現場で、極めて「残念だな・・・」と、感じる人に出会うことがままある。ちょっと、自戒の念も込めつつ、書いておこうかと、思い立った。

こんな人いる?いるよね。

こんなことやる?やっているかも!(汗)

「残念な」という言い方は若干遠回し的で、率直に言うと、手厳しいようだが「仕事の基本がわかっていない」と言い換えられるかもしれない。

ここで言う「仕事の基本」とは、手練手管の忖度まみれでやる仕事が仕事だと勘違いしている人には通じないだろう。

本来、仕事ができるというのは、決してスキル云々ではなく、「その仕事の基本を徹底できるかどうか」なのだ。

あくまでもわたし自身が感じる「残念な」言動と行動の2つを書く。

(これは、仕事だけでなく、日ごろ、何気なくやってしまいがちな事柄なので、誰にでも当てはまるのでは)

① 残念な言動→常に5W1Hが抜ける話しかできない人

文章を書く上で基本となる5W1Hは、言わずと知れた仕事の現場でも置き換えられる公式だ。

ここで、5W1Hをおさらいする。

5W1H・・・「When いつ」「Where どこで」「Who だれが」「What 何を」「Whyなぜ」「How どのように」といった、英単語の頭文字を取ったもので、伝えたい内容をこの要素に沿って構成すると情報の整理がしやすい。

ビジネスや人とのコミュニケーションの際に、この5W1Hを当てはめる習慣を身に着けていけば、どんな状況でも対応可能なのだ。

小学校国語で教わっただけで終わっている場合がほとんどじゃないだろうか。実は、仕事の現場でも常々、「基本中の基本」と言われている。

シンプルな要素だからこそ、使い方によっては、大きく可能性を広げる便利な公式なのだ。

常に5W1Hが抜ける話 しかできない人は、仕事の目的や動機、その仕事をどのように進めるのかなどの手段までを漏れなく確認しない・・・という状況を生みだしている。

そして、そのことに気づいてもいない。

どれか、ひとつでも抜けてしまえば、商談なら破談になる場合も往々にして起こり得る。

これで、仕事が上手く運んでいると思っている場合はおおかた、勘違いしているのだと思う。

例えば、割と多いのが、What(何をするか?)と、When(期間)この2つだけが明確で、そもそもの目的となるWhy(なぜするのか?近々の目的)などが抜け落ちているパターン。

思うに、Whyなくして、WhatやHowなどは導き出せないはずだ。

また、Whyにより、WhatやHowは、自在に変化するものだろう。

にもかかわらず、「とりあえず急ぎで」「〇〇さんに急に言われたから」一番厄介なのが「今までこうしてきたから」という旧態依然。

今、書いたひとつ、ひとつが極めて合理性に欠けるものだと思わない?

今まで、やってきたことで、ノリの良さや空気感で仕事やそれ以外の日常的なことがらを依頼するとか。

仕事を手練手管でこなす現場を見るにつけ、反射神経だけでやっているなと、わたしは感じてしまう。

要するに場当たり的な感じ。

これでは、本当に詰めたい話も詰めて行けない。限られた商談の現場では一度で詰めなければいけない場合が多い。時間のムダは嫌われるだけだ。

早急にW1Hに合わせて情報伝達の整理をしよう。

そして、それぞれの頭の中と現場での共有事項の組み直したほうがいい。

何しろメールのラリーが激減するだろうから(笑)

もちろん、わたしも、もっときちんとやって行こう。(自戒の念を込める)

                  ★

②残念な行動→メールメッセージを既読スルーする人(癖かも)

これは、仕事上、最もわたしが嫌う行動のひとつ。

わたしは、PCやスマホにメッセ―ジが入っていたら、どんなに忙しくてもとりあえず、メッセージのお礼を入れ、内容に対しては後ほど、じっくり書き込む方法を必ずとる。

お礼だけは、早いのが最も好印象。

仕事が忙しい人に限って、レスがめちゃ早い。見習ってわたしも見つけた段階ですぐにレスする。見つけたのが遅かったらまず「お詫び」からだ。

これは、何も仕事の現場だけじゃない。SNSなどのコミュニケーションツールの場合もまったく同じだ。

何かを感じて、わたしのために時間を使ってくれたことへの感謝しかないと思うから。

一方で、まったく我関せずというか、わたしが、書いたメッセージをずっと放っておかれることがたまにある。

スピード感の違いだろうが、後回しにされたようで大変に悲しいし残念な気分になる。

こういったことが続くと、現場環境に悪い影響が起こりかねない。

やっぱり、メッセージやコメントなどの書き込みにはちゃんと対応したほうがいい。

人の品格って、まず、礼儀からでしょ?

                 ★

● 最後に自戒の念・色々な言葉から

• 人の振り見て我が振り直せ

• 初心忘るべからず

• 凡事徹底

• Back to the basic やっぱり、ここに還るのだ。


「好き勝手に生きる」これができたら天才!~意外とわかっていない縛りの法則を小さく解決【仕事・心の自由】

【ブログ新規追加368回】

大人になって自分の人生を生きられるようになった。

しかし「好き勝手に生きている」人ってあまりいない。

わたしもいつか「好き勝手に生きる」レベルをあげてみたいと密かに熱望中。

でも、考えて。

いったいいつになったら、わたしは「好き勝手」を発動させるんだろう。

身体が衰えて、もしかしたらボケて、そうなった時に人生初めての「好き勝手」が手に入った・・・は、まったく笑えないしかなり怖い(泣)

                 ★

わたしは、一日だいたい日中5時間ほど出版社の営業に出ている。コロナ禍で度重なる緊急事態宣言下、客先の一時的な訪問不可により活動時間も2時間ほど短縮中だ。

しかし仕事そのものは、朝、社内WEBに勤怠の事前登録と行先を記入したら、もう仕事マインドバリバリ(笑)

要するに、誰かから命令されるわけでもなく、概ね方向づけは会議で共有されているので、多くの内勤の方に比べれば相当自由度は高い。この環境は「好き勝手」じゃないか?とよく思う。

しかし仕事=ビジネスだ。

取れ高がない営業では仕事じゃない。

一つの商談に向けて、せっせと前の晩は準備に余念がない。

ストーリーを簡単に描いて、自社の書籍をどのように紹介、訴求するか?など独自の語り口を考えておくのが準備の最大のキモなのだ。

ああ~、やっぱり「好き勝手」に生きているって感覚からは程遠い。

準備一つにしても、自分で自分への縛りをかなりキツクしてるのも事実だから。

その他、主婦であるから家事全般もやる。買い物のルーティンは欠かせない。

縛りという点ではこのブログを毎日書いて発信する・・・これもかなりキツメの縛りだろう。

夫のために行っている、糖・油・塩制限食なども同様にキツイものだ。

自分で自分を縛る日常を誰もが平然とこなしているのが今の現代人なの。

気づいてる?

みんなすごいね。

いったい、どうやったら、「好き勝手」に生きられるのだろう。

                ★

こんなやり方はどうだろう?ちょっと考えてみた。

やりたいことを最優先して、やりたくないことは極力やらない

「やるべき」「やらねば」に囚われず、「やりたい!」「ワクワク」にフォーカスする。

このやり方で大事なのが、「心の納得」じゃないだろうか。

自分の心のタガを外しても大丈夫?

人って承認欲求の塊でしょう?

回りの誰かに「どう思われているか?」が(信じられないけど)一番大事だと思う人はすごく多い。

それを壊してまで、日ごろのルーティンタスクを変えるなんて・・・って、思う場合は、まだ「好き勝手したい!」の度合いが低い。

しかし一つだけ「納得」のいく方法がある。

それは、すべてのものごとの「さきどり」だ。

すべての身辺情報をいつでも意識的に集めて、すべての場面で、「さきどって」行く行動学だ。

「はい!もうやっています」と、いつでも言える現場感覚があれば、どんな場面でも気後れせず対応できる。

人は人から言われてやるのは嫌いなもの。

自分で気づいてやりたいのが本音でしょう。

元々貧乏性のわたしはダラダラ時間を過ごすのは一年中ほぼない。

そこに「さきどり」思考を徹底して取り入れたら、自由な時間が生まれたんだ。

これこそが誰にも邪魔されない「好き勝手」な時間。

その「好き勝手」な時間に、トレッキングで身体づくりしたり、季節の風景を写真に収めたりできている。

人からの依頼も、仕事の処理も、作業だったらすぐやる。

後回しはしない。

それほど意識してやっていてもたまに忘れる、ヌケることがらもあるんだけど(泣笑)

                 ★

もうひとつ、作業がイヤだけどやめられない場合の心理的対処法を書いてみよう。

作業はまず面倒くさいものだ。

書類の手続きやPCやスマホなどのIT設定など、上げればキリがない。

こういった面倒くさいものほど、 やった後の「達成感」やその設定を使う時の「ワクワク感」をストーリーとして考えておこう。

順を追って行動に落とすのには、ストーリーを考えるのが一番だ。

頭の中が整理されて何しろ効率的に動ける。こうなるとあれほど イヤだった作業が楽しい!なんて変化も期待できる。

小さな作業でも「よくやった!」と、自分を褒めて、スイーツとかのご褒美を与えてあげよう。

わたしなんて、こんな小さな達成感を積み上げて「なんて好き勝手してるんだろう」と悦に入っているのだ。

ご褒美はスイーツじゃなくて、一杯の冷えたビールで(笑)


★2024年4月12日更新 納期のない「ことがら」を先送りしない方法~ノート&タスク管理アプリに書き出すのが簡単かつ調整しやすい【仕事・先送り防止術】

【ブログ新規追加324回】

納期のない仕事や今、すぐにやらなくても大丈夫な「ことがら」をつい、先送りにしてしまがち。

わたしは、今年は「全部やる」という覚悟を持ってモノゴトにあたる決意でいるが、それでも目の前の案件以外は「忘れる」のが多く、「だったらもういいや・・・」となってしまう。

例えば、2月に応募した「実用書」での作品賞応募。これはすべからく逃した。

そして、作品が1つ手元にあるのだが、どう成仏させるか?まだ考えがまとまらないでいる。

少し前の記事で、「電子書籍の書店を作る」といった案件を書いたが、あそこを成仏先にしようと考え中。

そうなると、自分で企画書を起こし、WEB書店の形態をこのブログに新たに作成しなければならない。

昨年、挑戦したWordpressの構築やGoogleアドセンスの申請などより、ずっと簡単で楽なハズ。もうWordpressを丸一年使ってきたからそう思えるのだ。

だ・け・れ・ど。

ルーティンではない仕事を、ルーティンに組み込むのは至難だと考える。なぜなら、昨年は丸2か月の自粛期間があった。有り余る自分時間を手に入れたのだ。

今年は、有難いことだが、本業のルーティンに出られる反面、そういった納期のない仕事を組み上げる思考や時間が不足していると気づいた。

新しい考えを形にしたい!今までとは違う方法を取り入れたい!など、おもに仕事の範囲の話で恐縮だが、考えをまとめるのには、まとまった不安のない時間が欲しいもの。

で、不慣れなことを継続させる方法はこうやればいい。

月曜書き出し新仕事術

やり方→納期なしのことがらを毎週月曜日に書き出す。または、タスク管理アプリで管理する(SNSでの積み上げを毎日記入してもOK)

ここで大事なのは、「納期のないことがらを定期的にすすめるためのタスクは分解はする」これに尽きる。詰め込んでも毎日はできないから。

分解時間は約一時間とする。

どう?

毎日、たった一時間を、納期のない「新しい仕事」の準備や構築に着手する。一年で365時間!これだけあれば、新しい何かを確実に始められるはず。

進捗を図るのは、毎週、月曜日だけ。よって月4回の確認でいいのも簡単でしょ。

お気に入りのノートに納期のない仕事を書き出して、先送りせずどんどん進めよう!

                  ☆彡

わたしは、この「月曜書き出し新仕事術」なる方法を、昨日、山登りをしながらずっと考えていた(笑)

やっぱり良い思考をまとめるのって、場所を変えて青空の下、心地よい風を感じるのが健全でまとまりやすい。

長いトイレタイムじゃ、良い思考は浮かばないもん(笑)

「熱狂」とは~自分の中に火種を見いだせたら、それは本物の情熱だ【仕事・趣味を仕事に】

【ブログ新規追加316回】

毎年、森林浴に行く「あけぼの杉」の聖地にて

昨日、バーチャル書店の話を書いた。そこから、バーチャルで書店を運営する方法や、DXの技術などをネットで勉強し始めた。

DX(デジタルトランスフォーメーション)について

デジタルテクノロジーの進化に伴い、続々と新しい製品・サービス、ビジネスモデルが誕生。

人々の生活や社会に大きな変化が生まれるなか、注目を集めているのが「DX」という言葉だ。

DX(デジタルトランスフォーメーション)」は、2004年にスウェーデンのウメオ大学のエリック・ストルターマン教授によって提唱された概念。

その内容は「進化し続けるテクノロジーが人々の生活を豊かにしていく」というものである。

言い換えると、“進化したデジタル技術を浸透させることで人々の生活をより良いものへと変革すること”。「Digital Transformation」を直訳すると「デジタル変換」という言葉になるが、“変換”というよりも“変革”という言葉が鍵になる。

ただし、DXが及ぼすのは単なる「変革」ではなく、デジタル技術による破壊的な変革を意味する「デジタル・ディスラプション」

すなわち、既存の価値観や枠組みを根底から覆すような革新的なイノベーションをもたらすものなのだ。

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DXを簡単にまとめてみたよ。

休日の朝、充実した勉強タイムになればいいと思って(笑)

わたしは、やりたい!やってみよう!と思いついたら、まず、調べまくって手のつけられるところからどんどん始めてしまう。

夫はわたしのやり方にいつだって軽い抵抗の素振りを見せる。準備不足甚だしい!と、言わんばかり。

わたしの集中力がもたらす一種のクセなのだ。やらずにはいられない。

もっとも、お金や人が介入しない範囲だから、例えば仮にやってみてダメだったら、即撤収も可能。

一番、大事なのは、「集中して、自分の仕事を作る」これに尽きる。

このやり方に対して、「もう、誰かがやってるよ」「今さら・・・」「新しさはないね」こんな言葉はわたしには皆無。

熱中、いや、熱狂できるほどの案件だったら、絶対にやる。

それを見つけられた自分に対する嬉しさや、今までやってきたことがらが全部紐づいてくるんだから。

やらないわけがない。

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焚火の画像を拝借

「すべての新しいもの、美しいもの、素晴らしいものは、たった一人の孤独な熱狂から始まる」

この言葉は、日本初の独立系TV制作会社テレビマンユニオンの創立者、萩元晴彦氏が言われたもの。

共感し続けてきた「忘れられない言葉」のひとつだ。

集中する、熱中する・・・これが手に入れば退屈するなんてなくなるよ。


人生-仕事=何が残る?「何」にあたるのは「ハマれることがら」~ハマらなければ始まらない【仕事・雑感ショートエッセイ】

【ブログ新規追加314回】

人生-仕事=何が残る?・・・これを今日、ずっと考えていた。

でもね、仕事始めたら、もう夢中でやってんの(笑)これじゃあ、わたしの場合は何にも残らないじゃん!

そこで、気づいたのだけれど、人生の中で何かに「ハマった」ら、人生からやりがいのある仕事を引いても大丈夫ではないか?

仕事は食べるためにど~しても必要。そして、人生のほぼ100%を懸けてきたのだもの。もちろん子育ても全力投球した。

それも終わった年、このブログを立ち上げた。それから6年、我が子のように大事に育ててきた。まさに「ハマった」のだ。

熱中すると我を忘れる。要するに己を消し去るのだろう。

しかし、己はとってもしたたかで欲張り。この己を飼いならすのには、定期的に「ハマる」何かが必要なのよ。

別に、高尚なことがらでなくっていい。好きな俳優が見つかったとか。好きなアクティビティを始めたとか。

あっ!これって「推し!」みたい。

今のわたしの「推し!」は、この数年ハマりにハマっている「山歩き・トレッキング」だ。毎週だいたい1回は低山ハイクか丘陵のトレッキングに出かけている。

そこに、夫の趣味である「キャンプ関連」が入ってきた。まあ、トレッキングに出て、キャンプもするというのがいい。

こだわりの詰まったキャンプギアを使って、好みの自然の中で、自分の秘密基地を作るような楽しみがあると知った。

自分という己をしっかりと鍛えて、わたしの場合は「人生-仕事=上質な趣味」になればいいのかも。

これで、誰とも違う自分を生きられる。

人生の価値は、死に際にしかわからない・・・と、誰かが言っていた。たぶん、そうなんだろう。

であれば、生きている間は、世間と上手に距離を保って、ノンストレスを目指して楽しみたいもの。

他人が決めるのではなく、自分が決められる「人生-仕事=何が残る?」の公式。

納得の行く公式になれば、多少の風にも揺らがない。

ぜひ、この公式をやってみて!何が残るかがわかるはず。