世の中何でもチケット制~毎日何かしらのチケット争奪戦に加わっている~まるでラットレース【暮らし・ちょっとした気づき】

【ブログ新規追加774回】

先月、「もっと東京」のチケットを取りそこなったわたし。

まあ、いいんだけど。別に東京のホテルや観光ってこれまでコロナ禍で遠方に出向けないから、意識的に使ってきたところがある。

「GO TO トラベル」もコロナ第7波の到来で、どうなることやら。

それでも、こういった「我先に!感満載の企画」は乗ったほうが断然楽しい。

取れなくても、様々な世の中の仕組みや仕掛けが知れるというものだ。

「何それ?知らない」より「知ってる。でも殺到して取れなかったの」のほうがいい。

だいたいどんな企画もチケットを取る前にそこの管理サイトの会員登録を済ませておかねばならない。

規定の時間になって、やれやれとWEBを開いた時点で負け(泣)

WEBが繋がらない。

「もっと東京」は完敗したけど、昨日から始まった「4回目コロナワクチン接種予約」は時間ジャスト、一発で取れた(笑)

で、今日は、この秋オープンするあるテーマパークの内覧会の応募を済ませてから仕事に出る予定だ。

多分応募は殺到するだろう。で、抽選になるのだそうだ。

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その応募先はこちら!

【愛知県】ジブリパーク開園前内覧会(無料内覧会・諸手続き110円のみ・詳細はリンク内を閲覧!)

WEB応募期間 7月13日(10時スタート)~7月15日(3日間)

3つのパーク(ジブリの大倉庫・青春の丘・ころころ森)それぞれに応募したが、果たして当選なるか?!

当選したら、秋は愛知でモーニング食べて、ジブリパークで遊ぶんだ(笑)

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というわけで、今日もチケット争奪戦に参戦じゃあ。

★2024年7月12日更新 T-fal Marigold yellow~太陽みたいな黄色いフライパンを買った話【暮らし・調理器具】

【ブログ新規追加772回】

昨日、大型ショッピングモールにて、有名ブランドの調理器具を買った。その姿があまりにも素敵で一瞬で心を奪われたから。

T-fal の調理器具を買った。もちろん初めてだ。

あの「取っ手が取れる♪」じゃなくて、「取っ手付き」のを買った。

商品紹介

ティファール・マリーゴールドイエロー(25㎝)

使いやすい浅めの形状。底面がより丈夫になり、軽く使いやすくなりました。
キッチンが明るくなるイエローカラー。

耐久性のある チタン・コーティングで、使い始めのこびりつきにくさが長く続くのが最大の特徴。

丈夫になった底面構造で、軽さを実現。

食材を入れるベストなタイミングが分かる「お知らせマーク」付き。

金属へらも使える。(角の丸いものを使うのが必須)

資料元→https://www.t-fal.co.jp/products/pots-pans/fixed-handle/marigold_yellow/ T-fal 公式Hp より

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昨日、普段ならまったく見る由もない、ショッピングモールの調理器具売り場を覗いてみた。

T-fal は、独立した島ブースで展開されていた。

「ああ~、素敵じゃん」と、取っ手が取れるあのシリーズに見惚れていたんだ。

で、仕事に戻ろうとしたとき、このマリーゴールドのお花畑に出会ったの。

黄色いカワイイフライパンが重なりあって並んでいた。

一瞬で、「これ、買う!」と、品定めしてレジへ速攻(笑)

チタンコーティングだし、何しろ色の素敵なことったらない。


しかも、タイムセールで半額!で手に入れた、あこがれのT-fal。

このフライパンには3つの特徴があるそうだ。(お知らせマーク、チタンコーティング、優れた熱伝導)

焼き上がりをお知らせするお知らせマークがなべ底に付いている。

これがあれば、ハンバーグの生煮えも回避できそう(笑)

さっそく、夕食には野菜をドバっと入れた回鍋肉を作った。

調理器具は、すべて収納しているが、このフライパンは当分、出っぱなしになるだろう。

これ一つで、キッチンがより明るくなるし、料理したい!って思わせてくれるんだもの。

主婦の味方だわ。

こうやって、あこがれの調理器具をひとつ、ひとつ買い求めて行くのもいいもの。

買い物の楽しみ方がまた、ひとつ増えた感じかな。

さて、目玉焼きを作ろう!

大き目のフライパンだから2個焼く?じゃなくて1個だよ(笑)

           

暑中・残暑見舞いのマナー~今一度、書き方のおさらいをする~お世話になった方へ書く季節のお便り【暮らし・暑中見舞い】

【ブログ新規追加771回】

昨日(7月10日)は、時間を取って暑中見舞いをしたためていた。

• 暑中見舞いの投函時期は?

十四節気の小暑(7月7日頃)~立秋の前日(8月7日頃)にかけて送るのが通例。

• 残暑見舞いの投函時期は?

立秋(8月8日頃)~8月末頃までに届くよう送りましょう。遅くても処暑の候(9月7日頃まで)に届くように。

「暑中見舞い」とは?~起源・由来について~

「暑中見舞い」を送る時期

「暑中見舞い」は、猛暑期に普段なかなか会えない方やお世話になった方の健康を気遣い壮健に過ごして欲しいとの願いを届ける夏のあいさつ状のこと。

近況報告などをかわす意味合いもありだ。また、この習慣は江戸時代に生まれたといわれている。


その由来は、お盆に里帰りする際、直接品を持参して祖先の霊に捧げていたことによる。

江戸時代になると、お世話になっている人全般への贈答の習慣になって行ったのだそうだ。

遠方で訪問できないお宅には、飛脚便を使って贈り物や書状を届けていたと聞く。


それが、明治6年の郵便制度の発達とともにこの贈答の習慣が簡素化され、あいさつ状を送る習慣になって行った。

大正時代に入り、現在の「暑中見舞い」という形が定着したそうだ。

(資料元→https://www.post.japanpost.jp/culture/howto/summer/index.html 日本郵便より)

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若い頃は、年賀状と暑中見舞いはセットで、大事なお付き合いのツールだった。

昨今では、メールやSNSで、簡単にしかもタダで季節の挨拶ができてしまう便利な世の中だ。

そんな中、この数年、思い出したように「年賀状」と「暑中見舞い」を出すようにシフトチェンジしている。

短い便りだが、暑さの厳しい季節に相手の健康を気遣い、こちらの無事や近況を伝える言葉が、メールにはない温もりだと感じるからだ。

我が家は、もう両親が亡くなっているので、故郷の親戚や友人、などは年賀状を送り合っているが、暑中見舞いは、お世話になった方を中心に書いている。

なかなか会えないけれど、思いやりのひとことを添えるだけで「ほんわか」する。

わざわざ、ハガキを選び、一筆書く・・・なんと贅沢なことなんだろうと、見直した佳き習慣だ。

今、暑中見舞いの投函真っ最中。

なかなか会えない誰かにぜひ一枚、夏のお便りをどうぞ。


朝食パンをpein de mieに変えた~週末は体に優しく美味しい朝ご飯を食べるために🎶【暮らし・美味しいご飯と旅の話】

【ブログ新規追加769回】

我が家は「朝はパン」だ。

ヤマザキや神戸物産の普通の食パンを一週間分冷凍している。

それを、そろそろ止めようかと思い立った。

週末は、マーガリンなどのトランス脂肪酸0%のパン・ド・ミにしよう!と、昨日仕事帰りに買ってきた。

オリーブオイルで焼き上げた、外はカリっと、中はふわっとするパンだ。

今朝は、これを使って「フレンチトースト」を焼こう。

パン・ド・ミとは?→パン・ド・ミの味は小麦粉の香りを楽しめるあっさり系。

食パンの味は甘味があり濃厚。

生クリームを使った食パンであれば、よりリッチな風味に仕上がっている。

また、パン・ド・ミはモチモチとしたしっかりめの食感が大きな特徴だ。

一方の食パン生地は、砂糖や油脂を多く使用するためしっとりとしていて、ふんわりした食感が特徴。(資料元→https://delishkitchen.tv/articles/904パン・ド・ミとは?)

小麦の味が大好きなわたしにとってはピッタリなパンなのだ。

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さて、7月も中旬に入る来週は、そろそろ登山(トレッキング)やキャンプ旅の準備をする。

現時点で用意してあるのは、5月末に偶然取れた、たった3つのオートキャンプサイトと20のフリースペースサイトのあるキャンプ場1泊だ。

フリーサイトは、なにせ限られたスペースで車が横付けできない。やっぱり快適キャンプをするなら車をそばに置く、オートサイト一択に限る。

どんなに行きたい!キャンプ場でもオートサイトがない場合は止めている。

あと、なるべくなら標高の高い場所を選びたい。それは、虫対策でのこと。外でのアクティビティでは、虫対策が一番の課題。

次には、日照りに対する対策は、タープがあるからいいとして、虫はその土地に行かなければわからない所もあり、万全で行きたいものだ。

で、今回のキャンプ地は高山なので、ちょっぴり安心かな。強いて言えば雨対策だろう。

というわけで、そのほかの準備はまったくと言っていいほど何もしてはいない。

来週には、友人のところに行くかどうかの打ち合わせもするけど、なにより2泊前後の食事のことで頭がいっぱいになるだろうと、今からどう買い出しして保存して行くか?

トレッキングとの兼ね合いなど、細かな決めることがたくさんある、お天気の具合が一番かもしれない。

しかし、旅って出るまでの準備がすべてだと、いつも思う。忘れ物絶対0で行きたいし(笑)

そんな旅準備の時期にきて思うこと。

旅をするって、常に「今」を生きてるんだ。

非日常な環境にいて、いつも想定外のことだらけなのだし。

で、今どうするか?ちょっと先をどうするか?をずっと考えてる。

将来の心配をする暇はなくて、今日のお昼ご飯をどうするか?雨が降って予定が変わるからどうするか?

常に、ご飯に追われるってわけなのよね。

旅ってつくづく「マインドフルネス」深い瞑想の世界とさえ思う。

とかいいながら、何食べよう?美味しいモノを漁りたいだけの旅飯なんだよね。

まったく深みなどない(笑)

前衛芸術家・草間彌生のアート作品に触れる【暮らし・草間彌生】『Veuve Clicquot Solaire Culture(ヴーヴ・クリコ ソレール カルチャー)~太陽のように輝く250年の軌跡~世界巡回展』

• 草間彌生

草間 彌生(くさま やよい)昭和4年、3月長野県松本市で生まれる。世界的前衛芸術家。京都市立美術工芸学校(現東京芸大)絵画科卒業。

芸術との出会いは、生まれ育った長野県松本市の花や山の自然に親しみたくさんの写生をしてきた影響が大きいようだ。

しかし、忘れてはならないのが、幼い頃から「幻覚、幻聴」に苛まれ統合失調症を患い、厳しい症状から逃げ出すために、得意だった絵画に没頭するようになったのだ。

昭和32年に渡米を果たす。そこから絵画だけでなく立体作品を主に生み出すようになり、作風もそれまでよりさらに個性的になり、パフォーマーとしても一世を風靡した。

草間彌生氏の作品で思い出すのは、巨大なキノコや水玉模様のモチーフだ。同一のモチーフを反復する「無限の鏡の間~インフィニティ・ミラールーム」という手法の第一人者であり、現在でも圧倒的な賛辞を受け続けている。(Wikipediaより)

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昨日、五反田出社前に、前衛芸術家である草間彌生氏の最新作品が見られるとあって、興味津々で行ってきた。

フランスのシャンパンメーカー「モエ・ヘネシー・ディアジオ」主催の世界巡回展(無料観覧)だ。

『Veuve Clicquot Solaire Culture(ヴーヴ・クリコ ソレール カルチャー)~太陽のように輝く250年の軌跡~』

会場はJR原宿駅(表参道口)から1分。

マダム・クリコの解説が回廊伝いに続く。

10人の女性クリエイターが描くマダム・クリコ像。

安野モヨコ氏は、少女漫画でマダム・クリコの生い立ちを再現した。

草間彌生氏の作品は、パッと見ただけでも、その存在感は際立っていた。

お花の立体作品を見て思い出したのは、以前読んだ草間彌生氏のエッセイからの一文だった。統合失調症である彼女のアトリエは、お世話になっている精神科病院のすぐそばだ。

朝、無事に目が覚めたら、病院を出てすぐそばのアトリエに行き、作品作りに没頭する。

で、日が暮れたらすぐそばの病院に帰る。

こうして、長い間、統合失調症を抱えても病院の多大なる手助けによって、前衛芸術家としての仕事を思う存分にやり、国内外での受賞も数多く獲得された異才だ。

また、詩人、エッセイスト、小説家としても多くの作品を残してきた。主に精神科関連の作品や推理小説など。

天は草間彌生氏に二物を与えたのだと確信した。

作る人間が、自身の病気から逃避するために選んだ「芸術」だったが、最後には、病気までもが彼女の制作の後押しをしているようにも感じた。

まさに芸術に愛された希代の寵児だ。

作品を見られてしあわせだった。

七夕~今日はクールアース・デー~地球環境の大切さに思いを馳せる【暮らし・七夕の願い】

【ブログ新規追加767回】

6月末に史上最速の梅雨明けをし、連日厳しい猛暑が追撃していた7月初旬。

今日、七夕の日は、そんな急激な気温上昇を続けた地球の温暖化に注意を向けて、家庭や職場で節電対策を引き続き行いつつ、地球温暖化対策を推進するなどの具体的な方向を考えあう「クールアース・デー」だ。

資料先→https://ondankataisaku.env.go.jp/coolearthday/

                   

地球環境に思いを馳せつつ、小さな自分の願いをかけて行こうと願う7月7日。

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昨日、運転中のラジオで聞いた話だが、テーマは「七夕に何を願う?」で、パーソナリティがいくつかの投稿を取り上げていた。

中年女性の方は「今年こそ、息子に彼女ができますように!」とか、「子どもの定期テストで良い結果が得られますように」とか、とにかく既婚女性の願い事のトップは「我が子」のことだそう。

先の「息子に彼女ができますように!」は、その理由が切実。

まず、恋愛に興味が湧かないという息子に、親世代の恋愛環境(SNSもスマホもあまり普及されていない)での待ち合わせがとても困難だったから、かえって燃えたとか。笑っちゃうよね。

それでも、当の息子さんは、そんなあっけらかんとした昔話にはまったく関心を示さない。いったい何を話したらいいのか?わからない!と。切実だ。

「現在の通信関係は恵まれすぎて、一見簡単に人と関われるのだが、相手の一歩深い部分に立ち入るには相当の覚悟がいるんだよ」と、息子から言われて、もう、昔の話なんかで今のZ世代は引っ張れないんだ・・・と、落胆しつつ、少々引きこもりぎみの息子を心配している母。

わかるわ~~。

パートナーとの出会いを天の川に願うのは、それこそ王道中の王道だろう。

見ず知らずの親子さんに一瞬思いを馳せて、「どうか息子さんにかわいい彼女ができますように!」と願っちゃたよ。

我が家の息子(独身)には、どーやらいるらしいけど(笑)

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今、わたしにできることは何だろう?と、誰かと語り合ったり、考えるだけでも素晴らしい。

それが、地球規模の願いでも、一個人の願いであっても。

そんな、無数の人の願いが集結する7月7日。

さて何を祈ろうか?

何か祈らなきゃモッタイナイよ(笑)

祈りの中身は今年も「秘密」だけど。

※ TOPの写真は、先週の市場で買った「日向夏ゼリー・七夕ものがたり 40個入り」もちろん激安!20個は冷凍室でアイスに。あとは冷蔵室で毎日3個食べてる(笑)

★2024年7月3日更新 休日の音楽散歩が還ってきた~管弦楽の演奏会に行く【暮らし・音楽の遠近法】

【ブログ新規追加763回】

コロナ禍がまだ終わったというわけではないが、ようやくクラシック音楽界も、コンサートが行われるようになってきた。

海外からも続々とプレイヤーの来日が予定されている。

心待ちにしていたクラシックファンは元より、演奏の機会を大きく損失してきたプレイヤー達も、心置きなくその技術を爆発させてくれるだろう。

今日は、数年ぶりにフルオーケストラの演奏会に出かける。

観客のわたし達も、感染症対策などの警戒を緩めずに、再び活気を取り戻した演奏会会場で、音楽とともにくつろいだ時間を共有したいと思う。

今日の演奏曲紹介

歌劇「ナブッコ」ベルディ作曲

「ホルン協奏曲第3番 変ホ長調 K,477」モーツァルト作曲

「交響曲第8番 ト長調 作品 88」ドヴォルザーク作品

以上3曲を堪能してくる。

「交響曲第8番 ト長調 作品88」

スタートして、数分後に鳴り響く、フルートとピッコロの華麗なデュエットが、ドヴォルザークの壮麗な曲展開へといざなう。

雪解け水の小さな流れがあっという間に集まって岩を削る急流をなす・・・こんな情景が浮かぶ第一楽章。

これがボヘミアの旋律か!と、随所に感じさせるチェコ音楽の神髄だ。

今日は、この曲が楽しみ。

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さて、「音楽の遠近法」だが、20代のころこんな体験をした。

ピアニスト、内田光子氏のコンサート(演奏会後にディナーがあるホテルコンサートで京王プラザ)に参加する機会を得た。

内田光子氏の演奏にまず、びっくりしたのだ。

音がまったく聴こえてこない。それは、内田光子氏の表現方法だそうだ。

聴くものに、音に集中させるための独特の表現方法だと知った。均等に音を響かせる当たり前の奏法など、どこにもなかったから驚いたのだ。

内田光子氏といえば、かの大ピアニストのマルタ・アルゲリッチの友人として認知されているのだが、アルゲリッチといえば、「音の遠近法」の魔術師とも言われている。

アルゲリッチの奏法は、通常の演奏家であれば、もっと大きな音で表現を前へ押し出すようなところでもそうはしない。

ある書籍で読んだのだが、「シューマンの演奏で時おり見せた、声をひそめるように小さな音の、なんと濃厚だったことか!」という筆者の記述があったのだ。

遠い昔からかすかに呼び掛けてくるような旋律の、なんと優しく心に響いたことか。

音の粒を等価に扱うのではなく、背景で霧のように漂う音と、ぽつんぽつんと全面に浮かびあがって輝く音、アルゲリッチの持つ独特の遠近法が実に見事なのだと、その書籍では綴られていた。

アルゲリッチから内田光子氏の話に戻すが、あいまいな音は一つもなく、すべての細部に決然とした意思が通っている演奏だったのだ。

いったん情熱の火がつくと、自由奔放にどこまでも旋律は駆け抜けて行く。まさにおおらかさとゆとりを感じさせる「癒しの演奏」だったのだ。

こんな演奏家になりたい!と、感じた唯一のピアニストだった。

という思い出話。

こうした美しい時間が持てるのも、コンサートの醍醐味だ。

何十年ぶりにワンピースを買う~おしゃれ着という概念の復活を祝す【暮らし・おしゃれと付き合う】

【ブログ新規追加761回】

6月30日のお給料日。

朝、銀行で、ほぼ行く先の決まったお金を右から左へ移す。

振込みが多いから、無駄な手数料が発生しないよう、注意深く銀行カードを使って振り込む。

しっかし真っ青な青空。もう、何日猛暑日なんだろう?忘れるほどだ。でもまだ6月なんだよ。こんな暑さに耐えられるのか?わたしは。

そんな、誰にも向けることのできない苛立ちを肚に抱えながら銀行を後した。

数件先のブティックで「わたしに似合いそうな、紺色のノースリーブワンピース」がぶら下がっていたんだ。

ストンとした膝丈。生地はポリエステルだが、細かな織りが入っていて、複雑な陰影がいい感じ。

また、襟首にぐるりと、涼しそうなガラスのビジューが★降るみたいに散らばって縫い付けられている。

「かわいい」

「欲しいかも」と、思った瞬間、試着をお願いしていた。

着てみたら、もう、ぴったり。サイズといい、雰囲気といい。

何十年ぶりだろう。ブティックでワンピースだなんて。

ピアノ講師だった頃は、演奏会用に毎年ドレスを新調していた。

それが今では、すっかり、おしゃれは「山」ファッションに取って変わったのだ。

バレエシューズは登山靴に取って変わったし。バッグはザックに変わった。

様々な周辺の持ち物まで、登山用品に変わったわたしのファッション遍歴だ。

でも、今日、このワンピースを一目見て、即買いするとは、まだまだわたしのおしゃれ感覚は「にぶってはいない」ことを知って、ちょっと嬉しかった。

さ、このワンピース、どこに着て行こう。

7月は都心の仕事や会議、演奏会があるし、8月も前半は都心で仕事だ。念願だったとある美術展に出かける予定もある。

それら全部、この一着でまかなえる。

やっぱり、ワンピースは可愛くていい。

値段も見ずに決めた、この夏の一着。

どこかで写真に撮ってもらおうっと。

※ とりあえず家の中で撮った。ズームをしながら、ビジューが真ん丸く重なって可愛かったのでそれも撮っておいた。

写真遊びもできる可愛いいワンピースを買った話。

「八玉子駅」6月23日~7月3日まで駅名が変わる!(アナウンスは変わらず・笑)【暮らし・街の風景】

【ブログ新規追加755回】

昨日、地元の駅で「えっ?!」と思う、出来事があった。

駅名、変わってるじゃん・・・、何?八玉子駅って!

どう読むんだろう?「はちたまごえき?」「はちぎょく・・・う~んわからん」と。

そのまま、駅構内のイベントチラシを配ってたんでもらって、電車(横浜線)に乗った。

なになに?そのチラシには、「日本たまごかけごはん研究所」とか、書いてあるんだ。

で、全国の幻の玉子が、今日、我が街八王子駅に54種類も出現するのだと。

6個選んで800円だってさ。買おうかな?午後1時オープンだそうだ。

もちろん、仕事中なので帰りも買わなかったけど。凄い熱量だな。

だって、ただの玉子でしょ?幻ったって(笑)

駅の名前まで変えるとか、地味に楽しい企画だよね。

夕方、八玉子駅(八王子駅)に帰ってきたら、幻の玉子屋はすんごい人だかり。なんだかガチャポンもあったり。もちろんTKG用の醤油も売ってるし。

それでも私は、スル―。

だって、毎週市場で激安玉子(1パック120円)を3パック買うんだもん。

これを買うために絶対7時30分までには市場に出陣してるんだ。

それがあるから、冷静だわよ。玉子に関しては(笑)

そういえば、思い出したんだけど、友だちに「主人が毎朝、毎晩玉子は2つだ!(1日4個だ)」と、決めているって話を聞いたことがあった。

結婚が決まったあとで、「僕は毎朝、毎晩玉子を2つづつ食べるんだ。そこのところヨロシク!」って、言われたんだと。

もうひとつあって、巨漢の女友だちは、肉体労働をやっていた40代の頃、「キツい仕事の日は、朝、玉子を3~4個食べるんだ」と、玉子を思い出してウットリしてたな(笑)

さらにもうひとつ、同僚とご飯をした時のこと。

カルボナーラの美味しいお店で、玉子を黄身と白身にわける、にわとりの器具があるでしょ。そこに白身が残るじゃない。それを旨そうに飲み干す同僚にびっくり!した。

思わず、わたしの白身も進呈したわよ。

玉子にまつわる小噺はまだまだあるんだけど、このぐらいに。

さて、乗車中に気になったアナウンスは、普通に「終点、はちおうじ駅♪~はちおうじ駅♪」だった。

もうひとつ!やっちゃえなかったんだね(泣笑)

フライパンこわしちゃった【暮らし・調理器具エッセイ】

【ブログ新規追加749回】

今週はじめのこと。

ちょっと、イラつく案件を2つ抱えて仕事から帰ってきた。

平日は呑まないんだよ・・・。

そう言いながら、騙しの「強炭酸レモン」(もちろんノンアル)をキンキンに冷凍庫で冷やす。

ブロッコリーを茹でようと、使い古したフライパンを取り出す。

そう、わたしは、何でもこの小さめのフライパンで調理をしている。

今日は、ブロッコリーを一房茹でたら、角切り豚肉を炒めて、そこへ茹で上がったばかりのブロッコリーもオン。

さっと炒めて、塩・胡椒をしたら強炭酸のつまみが出来上がり!

と、モヤモヤした気持ちを一掃させるはずだった。

が、出来上がったおかずを大皿に移す時に災難が降りかかってきたのだ。

フライパンの取っ手がいきなり、取れちゃった!

一瞬で、本体と取っ手が分離した。合体モノだったのね(泣)

さて、これからどーしよ?

壊れたフライパンは亡き母から譲り受けた大事なモノだったのだけれど、もうその使命を果たしたんだから、買い替えよう!と、思っている。

次は、本当に使いたいフライパンをね。

で、「レミパン」とかどーだろ?おもむろに検索・検索する。

レミパンとは→調理のストレスを減らし、料理の楽しさをひとりでも多くの人に感じて欲しい。そんな想いで生まれたクックウェアだ。

レミパンは、愛され続けて20年。

「鍋」と「フライパン」をひとつにし、どんな料理も手軽に作れる万能性能は、これまで数百万世帯の家庭料理を支えてきた。

そんなレミパンのオリジナル・モデルに、さらに嬉しい機能をプラスしたのが、レミパンプラスだ。


レミパン プラス

レミパン ミニ

レミパン フライパン

レミパン 蒸し器

レミパン ワイド

レミパン 24cm

レミパン ツール

レミパン レッド

ふるさと納税レミパン

・・・こんなにあるんだね(驚)

で、フライパンと言いながら鍋にもなる。

無理やりフライパンを鍋代わりに使うわたしには最適じゃん!

でもねえ。意外なほどお高い。

フライパンに13000円近くも出したくないよ。

そうだ!

キャンプに使っているフライパンがあるじゃない!

あれを兼用しようと、ごそごそキャンプ用品から抜き出そうとしていたら、夫が「それはキャンプ用でしょ。ちゃんと家用のフライパン買ってよ!」とダメ出しされた。

くそぉ・・・(泣)

昨年だったっけ。

取っ手が取れるティファールをセット買いしようと思っていた。しかし、いくらセットと言ってもそのお値段の高さにひるんだのだ(写真が18800円のセット)

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「レミパン」と「ティファール」

さて、どっちにする?

平和な週末。

まあ、わたしとしては、夏の間、壊れたフライパンに登山で拾った木の枝を突っ込んで使おう!?とか企んでいるのさ。

これぞ、ブッシュクラフト精神(笑)

ブッシュクラフトとは→森林等の自然環境の中における『生活の知恵』の総称とされており、その行為や技術をそう呼ぶ。

サバイバルと行為が似ているが、サバイバルは『状態』『帰還目的』、ブッシュクラフトは『手段』『生活目的』と、区別することができる。ウィキペディアより