バームクーヘンVSシベリア~毎日の労働を支える懐かしいおやつの話【暮らし・昔ながらの洋菓子】

【ブログ新規追加548回】

わたしの主な仕事は、営業職だ。出版社の一営業マンとして東京と神奈川の一部をエリア分けしてもらい、平日は毎日、外営業に出ている。

車で動くのが8割であとの2割は電車やバスを使って移動している。

その電車やバスで移動する日には、歩数も軽く2万歩を越えるんだ。だから、かなり疲れてしまう。

帰りにスーパーに寄って、「ザ・甘い物」を手に入れるのが密かな楽しみになっている。

電車やバスの移動は月4日ほどだ。この4日間は自分を甘やかせているのよ。

今日も山崎パンの「三角シベリア」を購入。ひっさしぶりのシベリア。どーしてあんこ&カステラのサンドなんて思いついたんだろう?

• シベリアの由来

洋菓子に部類される「シベリア」は小豆のあんこをカステラで挟んだいわゆる「和洋折衷」のお菓子のこと。

名前の由来は乃木将軍のシベリア遠征に由来するそうだ。すごい古いのね。日露戦争とかか。

とにかく昔懐かしい味わいと見た目が魅力的だ。(わたしの好きな食べ方は、夏に冷蔵庫でキンキンに冷やしたシベリアをガブっとかぶりつきながら牛乳を飲むの・笑)

かつてはパン屋で普通に作られていた全国的に知られている洋菓子だ。

とても手間がかかることから、次第にパン屋でも作られなくなったそうだ。

また、シベリアと言えばジブリ映画『風立ちぬ』だろう。TVでも放送されるたびに話題になるそうだ。

でも山崎パンとはあんこの入れ方が違う!山崎パンはあんこ二本だ!

『風立ちぬ』はこっち。あんこ一本だ。どうぞ、映画で検証してみて(笑)

というわけで、ここまでシベリアを取り上げてきた。お次はバームクーヘンの話。

先日、錦糸町で昔懐かしいその名も「下町バームクーヘン」を買いに、乳糖製菓を訪れた。

工場の入口に小さな販売窓口があり、そこに並んだ出来立てのバームクーヘンを買うことができる。

わたしのお目当ては、「バームクーヘン切り落とし」がたくさん詰め込んである500円の商品を買うことだった。

よーく目をこらして陳列されたバームクーヘンを見て行くと、たった1個「あった!」チョコレート(ミルク・ホワイトの2種)のバームクーヘンが。良かった~~~。

錦糸町まで来たかいがあった。

家でさっそく、濃いめのコーヒーと頂く。みっちりときめの詰まった年輪にフォークを入れると、なんて柔らかいのだろう。口にいれるも「ふわっふわ」じゃん。

ああ~~~、おいしい。

素敵な切り落としはバーになっていて7本入っていた。翌日にも冷蔵庫で冷え冷えだったが、その柔らかさは変わらなかった。恐るべし。

というわけで、わたしの頭の中には甘い物しかない時が結構あるという話。

バームクーヘンVSシベリアの結果は・・・バームクーヘン圧勝。

シベリアは、甘すぎかもしれない。歳のせいか、一気食い出来ず(泣笑)

甘い物勝負は「平和で幸せの丸出し」だ(笑)

また、いつかお菓子の話をしようっと。

秋を告げる薬草「竜胆・りんどう」を探しに野山へ【暮らし・山野草ハンター】

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秋の山で青紫の花をひっそりと咲かせる「竜胆・りんどう」

休みの今朝、今年最後の山野草を探しに、近所の里山を訪れた。もちろん、狙いはりんどうだ。

だいたいめぼしをつけていた山道にあったのだが、残念なこと昨晩の雨に打たれてしおれていた。

そして、枯れ葉舞い散る野草園の中もぐるっと見回してみたら、「あった!」これから咲くと思われるぷっくりとした蕾が一輪。儚い姿で咲いていた。

喜び勇んで、一枚写真に収めた。

山野草ハンターのささやかな使命を果たせた瞬間だ(笑)

                  ★

さて、生薬としての効能も高い竜胆だ。簡単に説明しよう。

生薬としても知られるりんどうは、漢字では「竜胆」、「竜胆」と書く。呼び名の由来は「竜胆・りゅうたん」が訛ってりんどうになったとされている。

りんどうの根っこの部分に深い薬効成分が含まれている。おもに胃腸薬として使われてきたそうだ。

また、龍の胆(胆のう)という名称は、同じく生薬として知られる熊胆(熊の胆脳)と同等もしくはそれ以上の苦味成分があることから名づけられた。

(資料先→https://www.aoyamahanamohonten.jp/blog/2021/09/30/rindou/ 竜胆の名づけや歴史

秋の花の代表としてはコスモスや菊、ダリアなど色とりどりの美しい花が多い。しかし、青系は数少なくりんどうがその代表格じゃないだろうか。

品種改良がなされて切り花は6月頃から店頭に並ぶ。さらに9月、敬老の日あたりが商用りんどうの最盛期だ。

また、野山で咲く、自生の山りんどうは涼しくなった9月後半から11月まで楽しめる、息の長い花だといえよう。

今年も出会えた。

山野草ハンターはわたしの超地味な趣味だ。しかし、絶対に外せない希少な花たちとの出会いの「場」なんだ。

                    ★

• 最後に、近所の里山、都立公園の秋を。

この連休中には「山cafe/ハンモック・たき火・ブックコーナー・キッチンカー」など、落葉を踏みながら楽しむイベントが開催されていたようだ。

里山とこの都立公園では、大好きな山野草が四季折々、豊富に咲き乱れる。

そして、秋の落葉を想う存分踏んで楽しめる。素敵な空間がすごそこにある幸せ。

何だか、感謝しちゃう(笑)

★2024年11月20日更新 我が街のいちょう~「いちょう祭り」は銀杏を食べる日と決まってる【暮らし・銀杏ぎんなん】

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昨日と今日、わたしの住む街では「いちょう祭り」が開催されている。

我が街の「いちょう祭り」の歴史をちょこっと。

1927年(昭和2年)に、多摩御陵造設の記念樹として宮内庁より贈呈された770本のいちょう木。

八王子市追分町からJR高尾駅までの約4㎞にわたる甲州街道の両脇に植樹されたのだ。

その後、これらのいちょうが毎年晩秋の甲州街道を黄色く染め続けている。 毎年11月中旬には「八王子いちょう祭り」が開催され、銀杏を拾いながら地元の商店街をぶらつく市民の憩いの祭りとなってきた。

先週、仕事のおりに多摩御陵を通って、黄色く色づいたいちょうを写真に収めてきた。

さすがに、あの臭いの凄さに「銀杏」は拾わなかった(笑)

で、今日は「いちょう祭り」には行かないが、一年に一度の「銀杏」を塩茹でして食べる日なのだ。

塩茹でして食べるのが一番好きかも。

封筒に入れてレンチンするのは、水分が抜けてしまってミイラになった体験から辞めた(笑)

丘若芽のむかごを手に入れたんで、バター醤油焼きとか作りながら、銀杏も煮る。明らかに酒のつまみよ。

写真の花ゆずは小さいけれど、香りが抜群によい!明日の朝、パンのお供のジャムも煮よう。

わたしには子どもの頃から、遅い秋からの贈り物だった銀杏。

そして、舌に残る「我が街の味」なのだ。

まあ、酒の肴だけど(笑)

★2024年11月15日更新 冬じたくエッセイ~11月15日はクリスマスツリーを出す日【暮らし・冬じたく】

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11月15日は「七・五・三」今日も可愛い着物姿ではしゃぐ女の子を出先で見た。

子どもの健やかな成長を祝う秋の嘉日。みんな幸せそうだ。

そういえば、「七・五・三」って、日本固有のしきたりというか行事だそうだ。

だから、英語にも訳せない。

また、千歳あめの発祥も「関西」と「東京」の2つがある。

当時、大変に貴重だった砂糖をたっぷり使用した「あめ」はその甘さから、一本食べたら100歳まで生きられる!という、うたい文句で爆発的に世の中に浸透したのだった。

別にどっちが先ってことを争う必要がないのだろう。どちらの由来も未だに健在だ。

子どもの健やかな成長を祝う古来からのしきたりと、それには欠かせないお菓子の話。

そんな、秋晴れの11月15日。

わが家では、クリスマスツリーを出して干す日だ。海外旅行の際に出先で買った、高さ40㎝ほどの小さなクリスマスツリー。

付属の電飾も壊れて電気を入れてもピカピカしないけれど、金銀のモールと一緒にグルグル巻きにして飾ってきた(笑)

これを出すと、大好きな冬の準備が始まる。

新しい小物も先週買った。指先出しの手袋、もこもこアームカバー、もこもこレッグウオーマーなど。全部、仕事にも家でも毎日使う大事な品々ばかり。

今年もよろしくね!の、少々くたびれかけたニット帽、ネックウオーマー、厚手の靴下。これがなければ、冬の登山やキャンプには行けないよ(笑)

先週には、夫の書斎にテーブルコタツを出し、その一角には「わたし専用」のコーナーを用意してもらった。

もう、寒い朝、火の気のないキッチンテーブルではPCは開かない。

暖かなコタツテーブルでPC作業もバッチリよん。

それぞれの部屋に電気ストーブを置いて、最後のオイルストーブは12月でいいや。

と、こんな風に冬じたくをはじめると、楽しい12月を思いワクワクが止まらない。

こんなホットな歌も思い出しちゃった。

冬がはじまるよ」槇原敬之

さて、紅葉も終盤。

きょうは近所の公園でもみじを一枚撮ってきた。ここは真っ赤になるのが遅いんだ。

あと、今週は「イチョウ」「ススキ」を堪能しにある場所へ行こうと、思ってる。

春の桜同様に「焦る」紅葉の時期。

冬の前のつかの間、晩秋を楽しみ切ろう!

Peach & Apricot (竹内まりや&杏里)最強のシティ・ポップを聴いて~変わらない素敵さ🎶【暮らし・シティ・ポップ】

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4日前に配信されたばかりの、Peach & Apricot の新曲。

懐かしさと嬉しさが相まって、何度も車の運転中に聴いた。

恋愛 & 仕事。

家族(子育て)& 仕事。

老いとの戦い & 仕事。

すべての女性に当てはまる、人生環境を支えるのはささやかな「やるべきこと」なんだ。

やるべきことは全部仕事だ。金銭が発生しないことだってね。

そんな小さな頑張る気持ちを後押しするような一曲だと思ったからここに載せた。

竹内まりやと杏里。ほぼ年代的にジャストなお二人。(杏里さんは同じ歳)

一見、懐かしいような気分になるけど、そこは一流のクリエイター達。

紡ぎ出される最新のメロディや、さりげない歌詞にどんどん引き込まれる。

「そうそう、わたし達はこんなメロディを聴きながら過ごしてきたんだよね!」と、共感される人も多いだろう。

さて、わたしも家事を終えたら、仕事に出よう。

今週末は、某大学の秋セミナーや、新しい感性がギュっと詰まった某企業のセミナーなどいくつかエントリーしている講義がある。

いつまでも、若く、アグレッシブに生きるための訓練を続けている。

キーワードは「いつまでも続ける」かな。

こんなことってある?~信じられない状況に遭遇した昨日~コロナ禍のボディブローをまともに受けた話【暮らし・泊まりも考えもの】

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今日、本当なら都心でのホテルステイを楽しんでいたはず。

スカイツリーから徒歩3分の立地に立つ、某有名建築家がフルリノベーションしたビジネスホテルだ。

そこの予約が(強制的に)取り消されていた。その理由は「コロナの影響による無期限閉館」だった。

後で、調べてわかったのが、予約取り消しは電話で連絡したとホテル側の返答。(そんな電話は受けてはいない・詐欺か?)

予約を入れた段階では何ひとつ問題はなさそうだったが、昨日「そーいえば、ホテルからの宿泊確認が来てないな」と、気がついた。

駐車場の会社からは丁寧な確認メールが届いていたから、急に気になって予約を入れたホテルへ問い合わせをした。

電話がつながらない。

かなり待ってやっとつながったが、中国語みたいな言葉で応対された。

「これは、おかしい」と、すぐに公式HPへ飛んでみたら、そのホテルのページはちゃんと存在してはいるものの、どこを探しても直下のメールアドレスが見つからない。

そしてトップページではないところに「緊急事態宣言解除後も無期限閉館となりました」とあったのだ。

わたしは、血の気がさあ~~~っと、引くような嫌な気分になった。

そこから、せっかく取った駐車場のキャンセルをし、そのままWEB上で、どうしてこんなことになったのか、仲介業者(楽天トラベル)にチャットで問い合わせた。

頭の中はぐるぐると、悪い状況ばかりが巡る。「なんで、もっと早く気が付かなかったんだろう?」

わたしの悪いクセで、旅の予約をしたら、もう完了したと思い込んで、直前までまったく手をつけないことが多い。

だからホテルも当然、前日に予約確認してもらえるのだろう・・・と、思い込んでたんだよね。というか、真っ向から信じちゃってる。

まさか、ホテル自体が無期限閉館するなんて考えもしなかった。事実上は潰れたんだろう。

最悪な気分で楽天トラベルのチャットに状況報告を入れた。ことの詳細を書き込み返答を待つ。

わたしは「11月、夫の誕生日をこのホテルで祝おう」と、決めて早めの予約を入れた。カード決済かポイント決済のみだったから、貯めていた楽天ポイントを全部使った。

このポイントを取り返さなければ!と、躍起になってチャットにしがみついて問い合わせると、「このプランの規約では期間限定ポイント利用の場合、返還なしです!」と、淡々とメールが来た。

そこで、気が付く。

「期間限定ポイント?って?」

そうだ!そうだった。

わたしが使ったポイントは楽天モバイルの期間限定ポイントだった!

早く使わないと消滅してしまうと思い、ホテルプランに使ったのがまさかの大失敗だったんだ(泣)

わたしはこの楽天トラベルの対応を受けて、大いに肚おちした。

要するに相手(楽天トラベル)はどこまで行っても「商売」なのだ。たとえ客がどんな不利益を強いられていたとしても、様々なトラップを仕掛けて、仲介業者は絶対に損をしないように仕組まれているのだと知った。(以前の通信業界によく似てる)

そして、今後の教訓として宿泊代などは、「当日現地払い(ポイントも可)できるプラン」を選ぶようにしようと再認識した。

ちっちゃな、「怪我も功名」を得られた。あえて、失敗談をこうしてブログに書き起こすことで、再度の事故防止にもつながるしね。

某ホテルがなぜ、潰れるほど経営困難だったか?なんてわたしには関係ない。

しかし、お金はまったくかかっていなかっただけ幸運だったし、直前に気づけたことで、今日現地に出向かずに済んだから。(のこのこ行ってたら・・・と、思うと背筋が痛くなるゥ)

まあ、ポイントを金銭だと思わなければ、という話だが。

こんなわけで、今日の休みは昨日のゴタゴタでできなかった仕事のとりまとめをしながら、予定していた夫の誕生日を改めて「どこで、何をするか?」を決める一日を過ごしている。

頭に来た!と言えばきたし、損か徳か?と言えば断然、損な話だろう。

でもね、一晩寝て今朝はもうスッキリ。

まったくホテルへの怒りはなくなった。反対にこれほどまでにコロナの影響で受けたボディブローは深々ときつく、社会全体にはびこっているんではないだろうか。

まるで、目に見えないところで、モノゴトが地殻変動を起こしているみたいだ。

こういったコロナの残骸は今後もあちこちに現れるんだろうと、漠然と考える。

貧乏くじを引くも、引かないもこちら側の許容次第だ。

しかし、当分泊まりでは出かけたくない気分だわん(泣笑)

明日は、パア~~~っと、気分転換してきます!

じゃあ。

★2024年11月8日更新 年末に向けて思うこと~やり残したこと・コロナで変化した物事~どう収束させていくのがいいのかを考える【暮らし・コロナ収束に向けて】

【ブログ新規追加532回】

11月2週目。

漠然と、今年年頭に立てた目標とか思い出してみる。

あれ?立ててないかも。

コロナが蔓延中だった2021年幕あけ。もう、仕事も激減し、この先どうやって生活を建てていくのか?やりがいって?とか暗中模索していた。

そんな自分に細やかな目標を与えたんだった。

久しぶりに「山に登って頂きに立って、まだまだ頑張れる!」と、自分の気持ちをさらに鼓舞するようなアクションをしたい!と思い初めた。

しかし、そんな願いも、東京の感染爆発からずうっと「緊急事態宣言」「自粛」「ステイホーム」が続き、木端微塵に吹き飛んだ。

自由に他県へも出向けなくなった。

で、へこんでいてもね!と、8月あたりから年頭に思い描いていた「自分を鼓舞するための登山」を開始したのだ。それも東京都内で。

こうやって、今年を振り返ってみると、単純に目標を立てるとか、そういったことがコロナで思考停止した不毛の年明けだったのが明白だ。

                  ★

昨日は、全国でコロナが原因の死亡者数が0人。やっとここまで来た。

それでも、まだ油断してはいない。自分で舵取りのできない状況に陥ってしまった場合の復活の仕方とか、最良の方法を考え続けているんだ。

この2年間の「振り返り=検証」が、何より必要だろう。何についての「検証」か?それは、自分と自分を取り巻く環境(家族や仕事、ライフワークなど)の変化を「検証」してみようと考えている。

コロナで失ったモノやコト、いみじく(良くも悪くも)もコロナのおけげでよくなった事がらなどかしら?

この「検証」を繰り返してやっているうちに、コロナの収束が叶うかもしれないし、そうあってほしい。

コロナに精神的に打ち克つには「検証」が必要だ。収束までの期間に「人生の底上げ」をしようじゃないか(笑)

コロナに「してやられてばかり」じゃあ、気が済まないよ。

                  ★

最後に、「収束」の意味を載せておこう。

※ 収束とは?→日常生活において混乱していたモノゴトがいったん収まる(一定の値に入った)という意味。

収束の収は「物事の決着」を表し、また「ある範囲内に入り切る」という意味がある。束はたばねる、まとめるという意味。(資料元;https://www.weblio.jp/content/ 実用標語日本語辞典より)

好きなのに「面倒くさい!」~やりたいのに「気持ちがついていかない」こんな時どうする?~わたしの処方箋はこれ🎶【暮らし・気持ちの持って行き方】

【ブログ新規追加530回】

来週、都内を小さく旅する2日間を計画中。

ことのはじまりは今年3月のこと。

ああ~、ここ泊まりたい!と思ったホテルがあり、180日以上前(半年前)限定予約の爆安プランを見つけちゃった。

3月に11月の予約。

コロナの進捗も考えてのことだった。だって、すぐに自粛、ステイホームばっかりだったから。遠くへ行かない、近県でも行かないのが習慣化されていた。

どーしても泊まりたかったホテルだからとりあえず取っておいた。

ただ、もう来週出かけるのに、その準備が超テキトーで、ホテルは取ってあるが、他はな~んにも決めていない。

綿密なスケジュール調整を好む夫が「どーすんの?行くの?」と口うるさい。何度かスル―していたが、「車で行くって駐車場はもう予約してんでしょ?」と聞かれ、「ハッ!」と、我に返ったわたし。

だいたい、行ってから決めればいいんでしょ?とか、旅の工夫も何も、まったく決めてはいなかった。慌てる、慌てるう~~~!

急いで、昨日から今回の秋旅行の仕込みを始めたってわけ。で、三密を避けるため都心でも車で行くと決めて、まずは駐車場から攻略をはじめた。

最近では都心のホテルは敷地内にパーキングスペースがある場合でもほぼ有料。で、今回泊まるホテルは近所のコインパーキングを案内するということだった。

さっそくホテルの紹介しているパーキングを調べてみると高い!だいたいの滞在時間を入れてシュミレーションするアプリが弾き出した金額は1日2890円だ。さあ、これを高い!と思うか、当然と思うか。

即、高い!と思ったわたしは、ホテルの紹介するパーキングではないが、ホテルからほど近いコインパーキングに絞って検索をした結果、ほぼ、埋まっていて予約できず(泣)

そこから気を取り直して、あーだ、こーだとネット検索で探すこと1時間。

ホテルは1丁目だ。当たりまくって1丁目に敗退するも、名案が浮かぶ。

隣町でいいじゃん!(目の前がパあ~~~っと開けたもんね。ミラクル)

2丁目のパーキングを当たると、なぜだか安いのがすぐに見つかった。駅からちょっと離れてしまえばそんなもん(笑)

そこで、そのパーキングを2日間終日予約をした。(終日24hで1000円!この界隈では終日2800~3000円だから激安よ)

まあ、激安駐車場が予約できて一安心。パーキング難民にならずに済んだ。

しかし、こういった旅の準備とかが、最近ひどく面倒になっていた。よーするに攻略型の旅プランを練るのがささっとできなくなった感じ。

今まで、数々の旅をしてきたが、ひとつ、ひとつ手順通りに進めなければ必ずどっかで抜けるというかミスる場合が多かった。

だから、きっちりやることに全集中する。行き当たりばったりとかは、もう絶対にできないし。

それも、これも、大好きな旅で失敗したくないだけなんだけど。

筋書通りに行くように何度もシュミレーションするのが大事なんだけど、そこに辿りつくまでの行程を調べて組み立てるのが面倒で仕方がない。

旅行会社のツーリストは「すごい!」と、今さらながらそう思う。(もちろん、ツーリストの場合は、様々な忖度を上手に使ったり、回避したりする技に長けているんだろうな)

駐車場を取れた夜、続けて2日間の旅程を組むべく、夜なべ(笑)で調べ上げた結果、思いのほか楽しめる旅程が組めた。鬼検索のたまものやん(笑)

だから「信じられないような値段でデザインホテルに泊まり、車の駐車も都心だけど「えっ?」って言われそうな値段の場所を押さえる」のがコスパ重視のわたし的攻略だ。

お金をかければ簡単だろう。

だけど「そんぐらいいいや!」とか言ってたら、いつまでもじりピン。知恵と工夫で削れるところは徹底的に削りたい。

削った分、美味しいものにありつけたり、さらにグレードアップされた旅になることは明白だ。

しかし、調べ上げて、見たかった場所や食べたかったものの店や価格を引き出し、時間配分する旅程を組み立てる~これは、かなり面倒くさい。

混み具合を計算して、「あっちがダメだったら、こっち」と、いくつかの案件を優先順位をつけて並べておく。こういった計画アプリあるんだろうけど。自分でやったほうが断然達成感あるよ。

そろそろ腰が重くなってきたのかな。そうだとしたら悲しい。まだまだやりたい攻略はたくさんあるから、到底やめるつもりもない。

• 最後に

好きなのに「やる気」になれない!とか「面倒」くさい時、たぶん疲れが相当溜まってるんだと感じる。で、「やる気」を引き出す一番の処方箋はこれ!

よく「寝る」ことだ。

気持ちがついていかないとか、やる気が出ないとか、だいたい頭や身体の見えない疲労が原因だそうだ。

よ~く寝て、頭も体も回復したら、朝からサクサクと「面倒くさい」案件かたずけましょ(笑)これは、教訓だね。

睡眠をあなどってはイケナイ。

★2024年11月4日更新 物の片づけこそ「悲喜こもごも」~いよいよ大物片づけでフィニッシュ!【暮らし・片づける】

【ブログ新規追加528回】

今朝、待ちに待った廃品回収!(笑)

一般業者の引き取りだ。出したい物を朝8時30分までに配られたチラシを添付して夫が出した。

その内容だが、バイク、自転車、石油ファンヒーターの3点。(ナンバープレートや防犯登録の扱いなどを事前に☎確認済み)

それぞれが、30年以上使い続けてきた身近な物たちだ。その時は「なくてはならない物」ばかり。

ほぼ破損が元で捨てるのだが、軽い「悲喜こもごも」な心境にもなっている。(大げさな!・笑)

※ 悲喜こもごもとは、喜びと悲しみが入り混じって同時にくる心境のこと。または代わるがわる(交互)にくる心境ともいえる。

でも、0円で捨てられるのならこんな嬉しいことはない!

                   ★

さて、話は変わるが「SDGs」の発展は新型コロナウイルス感染の影響も相当あるのではないかと、推測される。

2年に渡った緊急事態宣言が招いた自粛生活。

それぞれが今までの生活から「ムダ・ムリ」を刷新できたのではないだろうか?

特に食材や物の大量買いが減って、「食材は廃棄しない」という取り組みが一家庭単位で考えられた貴重な期間だった。

物を捨てることも、ムダにスペースを使わないことに通じるし、持たない暮らしも悪くない!と感じた人が続出したそうだ。

SDGsに繋がる行動としては、今日はオンライン会議で朝から午後までずうっと仕事をしている。

時短、ペーパーレス、ノンストレス、リモートワークで刷新できた部分も多いのだが、「同僚との他愛ないコミュニケーションが不足」していて寂しい。

まさに「悲喜こもごも」だわ。

途中、休憩時にこうしてブログ記事を書き進めている。まず、通勤なしで会議に参加できるのは、今は慣れて本当に有難い。

今までの行動基準をもう、忘れてしまった・・・となるにはまだまだ時間が必要だ。

さらにSDGsに則ったコロナ禍での新生活様式をしっかりと取り入れて、自然志向で生きていきたい。

「是々非々」と思う場面に遭遇した時に取る行動とは~不公平を一喝すれば良かった話【暮らし・言う勇気】

【ブログ新規追加526回】

日常には色々な不公平がある。例えば順番待ちの列に平気で横入りしちゃう人とかいる場合。

この時、一言、言えるか?まあ、いいやと、許せるというか見逃すか。

ともすると他人の正義感の問題に片づけられそうだが、不公平に直面した時の反応は、意外なほど心の奥底に残ってしまうと、最近気が付いた。

不公平に感じる振舞いを受けた時のとっさの判断は様々だ。

                   ★

もう6~7年前のこと。

秋の紅葉が素晴らしい風光明媚な場所での飲み会だった。久しぶりに会う男女の仲間たち。年齢も様々だった。

その日、その宴会も終わりの頃、中心的長老が、「今日の飲み代は割り勘で!」と言った。わたしは「はあ?」と、一瞬たじろいだ。

だって、わたしはみんなを車で乗せてきたんだ。(もちろん宿まで送るつもりだから帰りも車)要するに一滴も飲んでないのよ!

だけれど、その場の雰囲気で覆せなかった(言えなかった)のだ。その心は「いい歳をしてお金払いの悪いヤツ」と、思われたくなかったのだろう。

わたし以外の人たちは、新潟の地酒と囲炉裏焼きが美味しい店で、「鳥海山!」「八海山!」「越乃寒梅!」とかを飲みまくったじゃない。

それを見つめていただけのわたしの気持ちはどーなるの?みんなの酒代込みで割り勘だと!あまりにも不公平でしょ(泣)

しかも、その長老、「一番若いメンバーの男子(といっても30代後半・笑)は1000円でいいよ!」と、のたまう。

それに関して、その場にいた酔っ払いは誰も異議なしでスル―。

こんなことってある?

あとで、わたしの後悔はMAXだった。どーして「割り勘に異議あり!それぞれで会計!飲んだ人の分は払わない!」と、言わなかったんだ!

自分の勇気のなさにがっかりした夜。

あれから、そのメンバーと卓を囲むことはなく、平穏で常識的な日常が続いている。

しかし、日常に転がっている不公平の影は、たまたま表に見えないだけなのだ。

いつでも言い返せるように爪を研いでおかないと!と、たま~にこの苦い話を思いだすのよ。

こうしてブログに書き残しておくことで忘れないんだ。

                   ★

この話にはこの言葉が合う。「是々非々」だ。簡単に訳すと、「立場にとらわれず良いことは良い、悪いことは悪いと判断する」という意味になる。

中国は筍子(しゅんし)の言葉。

少し丁寧に解説すれば「是々非々とは、善を善とし悪を悪というのを「智」といい、善を悪とし悪を善とするのを「愚」ということ」となろう。

まさに、割り勘の不公平さをその場で正さなかったわたしの取った行動は「愚」極まりないというわけだ。

「正直者はバカを見る」・・・で書こうと思った話だが、「是々非々」が本質だと気づいた。

少しは日頃の勉強が身についてきたんだと実感するよ。

ちゃんちゃん(笑)