ボジョレー解禁!美味しく飲むために~きのこ料理とチーズやスープをお供に/きのこスープレシピあり【暮らし・ボジョレーヌーヴォー2020】

【ブログ新規追加190回】

今朝、急いで買ってきた、ボジョレー・ヌーヴォー2020

コロナの影響だろう。店頭では例年より品数も種類も激減していた。

わたしは、大のワイン好きだが、実はボジョレーはちょっと苦手。

なぜなら熟成していない葡萄のジュースだから薄い。

フランス産ボルドーのどっしりとした深い赤、スペイン産の太陽を思わせる赤、若い頃を懐かしむイタリア産のミディアムなキャンティなど、それと、カリフォルニアワイン協会会員のわたしがもっともおススメする、ナパバレー産の赤。揚げれば好きな品種は切りがないほど。

赤一択だけどね(笑)

それでも、11月19日だけは、この新人に席を譲る。

でもね。一番お安いので充分(写真のヌーボーは税込み1000円)

今日は、オンライン会議が終わり次第、お祭り気分で頂く予定。あ~楽しみ♪

ポルチーニ茸のチーズ

● ボジョレー・ヌーヴォーとは~歴史と独自の製法

ボジョレー ヌーヴォーとは、フランス・ボジョレー地区でその年に収穫したぶどうを醸造した新酒ワインだ。

ボジョレーは、フランス・パリの東南に位置するブルゴーニュ地方の南部、美食の町リヨンからは北部に広がる地区。なだらかな丘陵地帯。

その名は、「美しい高台」を意味するボージュBeaujeuに由来している。

ぶどう畑は起伏に富んだ丘の東から南斜面に位置するため、標高が高い割に気候は温暖で日当たりもよく、上質なワインづくりに適している。

花崗岩質、石灰粘土層の土壌で、黒ぶどう「ガメ種」との相性が非常によい土地なのだ。

この地では白ワインやロゼワインもつくられているが、ほとんどがガメ種からつくられる赤ワインがかりだそう。

ボジョレー ヌーヴォーとしては白ワインは認められていない

またワインのつくりかたも他の地区のワインとは圧倒的な違いがある。

通常は、発酵の前にぶどうを破砕するのだが、ここでは収穫したぶどうの房を、そのままタンクにいれて発酵させる。

こうすることで、ぶどうの重さでぶどうが潰れ果汁が流れ出て自然に発酵が始まり、タンクの中に炭酸ガスが充満しはじめる。

そして、ぶどうの実の内部でさまざまな成分が生成され独特の風味が生まれるのだ。

収穫されたばかりのぶどうでできたボジョレーヌーヴォーは、渋みが少なく、フレッシュでフルーティな味わいになる。

一口飲めばきっと、寝かせたワインとはまた違った魅力に気付くはずだ。

● 赤ワインのためのきのこ料

料理小説からの抜粋。簡単で上品なきのこのクリームスープ。

きのこ類の軽いクリームスープ エリタージュ風

【つくり方】
 マッシュルームとセージをバターで炒め、ゆっくりと煮だして濾したものに、生クリームを加えて火にかけ塩で味つけをし、再び濾してスープを作る。

さらに別に炒めておいたジロル、しめじ、トリュフなどのきのこ類をパイで包み、オーブンで焼いた物を加える。

パイ皮を割るとプーンときのこの香りが口いっぱいに広がる

  料理小説「はじめての夜 二度目の夜 最後の夜」 村上龍・著(集英社)

自己投資にこだわる理由~一生、興味津々で楽しく生きたいから勉強する【暮らし・自己投資術】

【ブログ新規追加188回】

11月も中旬を過ぎると、書店店頭では年々早まっている来年用手帳&カレンダーなどの売り場は少しずつ縮小されていく。

空いたスペースはクリスマス&年末年始の書籍フェアに使うため。そういった書籍の中で目立つのは、やはりお金関係の本だ。

 どうやって仕事や人生で成功を収めて富豪になるか?と言う単純明快な内容のものから、本物の自己投資を実現する習慣、様々な投資法を説く書籍など。

お金のクセを見つけて、人と比べるのではなく自分のモノサシで幸福度を測るやり方など、それは、100人の著者がいれば皆それぞれ違う観点で執筆された書籍のオンパレードになっている。

思うに今の時代は、ネット社会であらゆる情報が多量(無数)に流れては消えていく状態。過日、流行った、24時間で消えるSNSとか。

流行った要因は、写真以外の文字投稿の場合「ストレス解消」の一言だ。おかしなことを書いてしまっても、消えるのだから大丈夫だという考え方。

わたしは、そこまでしてSNSを吐き出すツールだとは思っていないから、消えれば何でもありとか怖い発想だとしか思えない。

さて、自己投資の話に戻る。

● 本当の自己投資に結び付けることがらとは?

今、「これさえあれば一生安心だ!」というものがなくなりつつある。

つい数十年前までは、学歴や大企業というものが圧倒的な幅を利かせていた。

しかし、今は高学歴で無職やフリーター、大企業であっても倒産する時代・・・。

というわけで、もはや、お金は将来への自分への投資に使うのが一番なんじゃないか?と、考える。

ここで我が家の話をすこし。一人息子は、大学受験時に本人から「学費は全額奨学金で賄う」と決め入試にトライし自宅から通える大学へ入学した。

家計への負担軽減というだけではなく、早くから自立したくて仕方がなかったのだと。

本人の気持ちからそうした。現在は会社員として単身で暮らしている身。結婚などにはまだまだ、目もくれず仕事に邁進中だ。

そんなワケで教育費という枠がかなり軽減された我が家で、その当時、わたし達夫婦が何に自己投資したか?

2年間は、夫が東京都の援助を受けてとある大学院に通ったがこれは有難くも無償だった。

その後はお互いの仕事の負債を埋めるための資金に変わっていった。

いくつになっても、機会があれば学習機関へ戻り勉強をする。自己投資だと考えて時間とお金を費やすまさに先行投資を続ける。

そうすれば、次の視野が必ず開けるものだと考えている。

● 自己投資は見えない未来への道すじ

そうこうするうちに、3年目にわたしの大病をきっかけに、まずわたしのすべての収入がストップした。

夫もわたしの介護をするために会社を早期退職、慣れない自営に変わらざるをえなかった。

とにかく、持っている資産はすべて生きるための資金にあっという間に早変わりした。

この後からは、大変な状況にかまけて自己投資する余裕すら無くなっていったのである。

考えるに本気で将来の自分のためになり、後に回収できるような「自己投資」をする気があるかどうかが大事な観点だった。

意識的に収入の5%を自己投資に充てるなどの明確な割り当てを決めた上で、何をやるか?など自己分析をしっかりと詰めておくべきだった。

この先行きを見据える視点は本当に重要。

せっかくやったのに、投資じゃなく浪費になってしまい、道半ばで挫折してしまった・・・というふうにはなりたくないものだ。

自己投資には夢や希望がある。お金をかけてもいいし、かけなくてもいい。
人生は勇気さえあれば、本人次第で、いつでもどういう形でもまき直せる。

一生涯、勉強を積み重ねて、自分で自分にあっぱれ!と言ってやりたい(笑)

● 最後に

デザイナーの佐藤可士和氏の書籍を紹介する。

日々、様々な角度からデザインを考える。氏の博報堂入社時での会話から。

~博報堂に入社してすぐ、自分のデザインを営業に見せた。

可士和氏「かっこいいでしょう?」

博報堂営業部「どこが?」

可士和氏「なんでわかんないんだ?!」

ここで、デザイナーは「デザイン」だけでなく「言葉」を補うことが必要なんだと、その時はじめて理解した。~「1冊まるごと佐藤可士和」 Pen編集部 (阪急コミュニケーションズ) より

         

毎年の定番を用意するのはもうやめる~わたしのお気に入りを刷新する話   【暮らし・脱定番】

【ブログ新規追加182回】

11月に入って、もうスーパーで鏡餅を売っているのを見て、何だか早すぎる!と思った。

お歳暮やクリスマスケーキやおせちの案内がされているフロアで、ボジョレー・ヌーヴォーの予約もやっている。せっかくの季節の行事を1つ1つ楽しむことがしにくいなあ〜と。

ちょっとした風情とゆったりとした時間の感覚がほしいとつくづく感じる。

                  ★  

クリスマス前のシーズンには、秋の楽しみの1つとして「キャンドルを灯す」という習慣を今までしてきた。

前回の引っ越し時、新しいキャンドルを2つ購入した。

1つはベリーの香りがすてきなピンクのエッフェル塔型のキャンドル風ライト、これは12月に入ったら毎日夕方に灯して、癒やしの香りを楽しみながら家事をするために使いたい。

もうひとつは石鹸の香りがフレッシュなキャンドルだ。多分新年を迎える用意をしながら、今年をしんみりと振り返る時に灯そうかしら。

日々の暮らしの中にお気に入りの映画と灯火を添える光の演出で、何でもない空間が特別なものに見える。

刻々と変化するキャンドルの光を見ていると、心が平らかになったような気持ちが広がり、とても素敵な瞬間だ。

                 ★

と、書いていてふっと頭をよぎったのが、もうさ、「お気に入り」とかいうセンチな表現はやめようと。

なぜ、そんな風に思うのか、それはある年代以上になってくると、自分の体と心、特に気持ちを上げ調子にもっていき愉しむことが大事だけれど、意外なほど難儀だとも感じる。

要するに、これまで幾度か書いてきたが、小さな感激や感動を「豊富な経験」が邪魔をするのだ。つまらないとね。

休みの日に今の自分をもっと上げ調にするためのポイントをノートにメモしてみたら、その数なんと77もあった!

ちょっと、ここにリストアップしてみると。

”1日に1回、「単純記憶力」を鍛えよう”

“太陽の高さや風向きを気にしながら歩く”

“かつお節をなんにでもトッピングする”

・・・なんて生活全般やったほうが良いと思うことをたくさん書き出してみて、いままでは、どんどんやっていくよう仕込んできたのだ。

きっと、飽きずに毎年やっている自作のお気に入りの習慣は、もう飽きたんだろう。

簡単なやりやすいものごとだけをどんなにこなしても満足には至らない。

わざわざ忙しい11月にスタートするのが良い!と思う何かを探して行こう。

張りのある毎日を送るキーワードは「刷新」だ。

さあ、新しい観点の新しい習慣を見出す11月。

※ 最後に

暮らしの手帖・編集長 / 松浦 弥太郎氏のことばより

 文章を書くのにコツはあるかと訊かれたら、どう答えたらいいかと、ふと考えてみました。

素材を生かしたり方法を考えたりと、文章を書くことは料理をすることに実に似ています。

文章は面白くなければいけない。

料理はおいしくなければいけない。

やっぱり似ています。そして愛情も必要というところも。                             松浦 弥太郎氏 くらしの手帖より

立冬から生活美人を目指して~今年のやり残しをやりきろう!【暮らし・冬が来る前の雑感】

【ブログ新規追加179回】

11月7日は立冬。

この日を境に一気に冬へ気候が変わるのだそうだ。ココアが売れ始めるのもうなずける。

そこで、今年一年の目標ややり残した事柄の収束など、来年への希望と期待を込めて書いてみようと思う。

● 一年の終わりを11月にしている理由

わたしの生活全般の切り替え時期は11月。ここで、今年一年の総まとめを行う。

総まとめの内容。

①家計・・・仕事の収入や来年の展望などを思い描き、ざっくりと翌年一年でかかるお金を見通す。

②人脈・・・人の動きに応じて、住所や連絡先の書き直し、追加など。今ではあまり年賀状も書かなくなったから、気をつけておかないと消失しかねない記録などの更新。

③自己研鑽・・・読んだ本の記録はしてはいないが、来年一年間を費やして学ぶ内容の選定。ここが一番楽しいかも。

12月に入ると、師走のせいか、どこか気持ちが落ち着かない。だからこそ、秋と冬のスキマにこんな自分自身の生活一切を取りまとめておく期間が実に大事なのだ。

毎年の恒例にしているのも、わたしの性格というか習性からきている。

根っから落ち着きがなく、常に新しい事や面白そうな事、珍しい事などにアンテナを張って生きてきた。

取りまとめが大好きで、どんどんやって行くうちに、年末が前倒しになったってわけ。

しかし、悲しいかな、年齢を重ねるうちに、かなりの経験そのものが、自分を諭してしまう。

「もうね、無理はしないの」とか。

「誰とも張り合わないの」など。

50代特有の言い訳がつい、口からこぼれそうになる。

それでも、「えいや!」と、元気を出して、やることリストを作り、どんどん手をつけてやって行きたいのだ。

そうでないと、興味を引く事柄が少なくなり、人との出会いもマンネリしてくるかな~と、感じている。

要は、今までの自分から「脱皮」するための11月なのだ。

● 本物のニューノーマルを目指すのが来年の目標

コロナ禍の中、ニューノーマルを真剣に捉えて、思考も行動も真っ先に変化させよう。

きっともう、今までのやり方や生き方には戻れないし、戻らない。

戻るなんて、自分が飽きてしまって、つまらなく感じてしまうのがわかっているから。

素敵な事や美味しい物、美しい景色などは、ほんの少しあればいいんだ」と、いつも思う。

まだ見ぬ景色は、自分が奇跡を掴んだ時に見えるものだろう。

そして、奇跡はお金で買えない経験。

いっそ、脱皮するために、全部捨てるのはどうか??_などと考えてもみた。

いいや、捨てるのではなく、取捨選択を研ぎ澄ますのだ。

何でも前向きに「やる事」には大きな意味や希望があり、そこに向かって集中しなければ何事も成就しない。

反対に「捨てる事」にはそれ相応のリスクがあり傷を伴うけど、いつでも容易く捨て去るのが可能だ。

とすると、できる限り自分で選び取った生活や家族、仕事、友達を大切にして、時には支援を受けたりするのも許容せねば、「奇跡」など絶対に起きない。

こう一人納得している。そこで生活美人のポイントは、

今ある材料で組み合わせるのが正解~と、こんな風に考えをまとめた。

やっぱり未来が美しくなるヒントって、生活の現場にしかないのだろう。

わたしの住む街では、11月15日「コロナ終息を願う花火」が2回打ち上げられる。なんてベストなタイミング!

この日までにやり残しをやり切り、次の年への展望を描きながら夜空を見上げて、花火に酔いしれたいと願う。


11月から12月。卒業も入学もない平凡な日々に喝! を入れたいと思いちょっと語ってみた。

冬が来る前にね。

★2024年11月5日更新 オーケストラを5倍楽しむ方法~ニュースタイルの演奏会/鑑賞報告 【暮らし・音楽】

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11月3日、1年ぶりにコンサートホールでの演奏会を鑑賞した。

舞台の様子が今までとはまったくといっていいほど違う。それは、演奏者の譜面台数の多さだ。今まででは、たいがい二人で一本の譜面台を使う。

それには、理由があって、二人で片方の演奏者が譜面をめくる役目があるからだ。

しかし、今回は各自一本の譜面台を持ち、それぞれが約Ⅰm 離れての演奏。果たして音のまとまりはどうなるのだろう?

お互いの呼吸や間合いなど、距離についての試行錯誤が見て取れる配置だった。

結果オーライ。

楽団員がより互いを意識し、オーケストラという演奏形態を存分に楽しんでいたことが音からも、ステージからも溢れていた。

● 指揮者は時間を彫刻する ~指揮者;佐渡 裕氏「棒を振る人生」より

 クラシック音楽は芸術と呼ばれる。
確かに素晴らしい作品はあり、神々しい演奏はある。

しかし音楽だからといって、それがすなわち芸術だとは限らない。

例えばイチローがとても難しいボールを高度な技術で打ち返したとき、人はそれを「芸術的なバッティング」と呼ぶ。

普通の人間にはできない技をとても美しい流れで見せた瞬間、それは「芸術」と呼ばれる。

しかし、僕は自分を芸術家だと思ったことはない。

それは周りが与えてくれる称号のようなものであり、僕自身は自分のことを 「音楽を扱う職人」 だと思っている。

楽譜という設計図をもとに、なかなか思いどうりにはならないヴァイオリンやフルートの専門家たちを動かして、地道に音を組み立てていく。

その作業はむしろ現場監督の仕事に近い。
                       佐渡 裕

わたしは、もうずいぶんと長い間、楽器を演奏することから離れている。しかし、佐渡氏の「棒を振る人生」を再読して、考えが一変したのだ。

そうか。

芸術というよりは、職人なんだと。それなら、大曲が一曲きっちり弾けなくとも、誰に聞かせなくともいいのだと解釈した。

なまじ、プロで演奏してきた・・・という自負がかえって、音楽への高い壁となっていたんだと気づく。

これからは、興味のある作曲家の解析したい曲を分析していこう。これをライフワークにしたくなった。(実は得意分野)

分析をじっくりやって、作曲家の曲の構成や思いを知り、独断で演奏を続ける。

もはや自由研究の域だ。これで、演奏家の端くれの活動になるね。

とても嬉しい。

早速、曲の分析からはじめよう。わくわくの愉しみがひとつ増えた。

● オーケストラを5倍楽しむ方法

以前は週末電車に乗ると、楽器を抱えた人をよく目にしたものだ。

もしかしたらその多くは、アマチュア・オーケストラの団員だったのかもしれない。

現在、公共施設の充実に伴い日本には市民や学生のアマオケが多くできており、東京地域だけで約400団体、全国では1000団体を超えているそうだ。

昔はチケットを購入し、都内の有名ホールで聴く演奏会ばかりだったが、ここ10年ぐらいの間にアマチュア・オーケストラに所属する人が増えて、プロ顔負けの演奏会が多数、各地域のホールで開催されている。

しかも、そのほとんどが無料である。

私も今では、有料、無料にかかわらず、聞きたいものがあれば行ける範囲で行くようにしている。

プロとアマの違いは簡単に言うと、そのことで食べていけるかどうかだけである。

アマオケの団員募集を見ると楽器を習い初めて2〜3年、週末に練習参加できることなど、ハードルの比較的低い募集が多い。

このところ、演奏する機会も鑑賞する機会も格段に増え身近になった音楽を、生活の充実のために使わない手はないだろうと思うのである。

※ 昔、ブラスバンド部や軽音楽部などに所属していた人ならば、こういった楽団では常時、メンバーを募集している。

プロの指揮者、歌い手、弾き手と共に一曲を作り上げる醍醐味が得らえる。副産物としての友達や教養、音楽の知識など。

● オーケストラを5倍楽しむ~わたしの方法

ここで、私なりの「オケを5倍楽しむ方法」を書いてみよう。
1,ホールを楽しむ
  このところ建て替えなどで新しくなったホールや劇場に出かけることで
  非日常の雰囲気を味わう。
2,クラシック音楽の曲自体に焦点を当てる
  好きな曲の譜面にかかれた記号を、いかにオーケストラという集団で
  音にしているかという場面を堪能する。
3,楽器の美しさを楽しむ
  約、15種類の楽器を一同に目にすることができる。
4,ステージ衣装も必見
  ソロを務める女性のドレスやソワレなどを楽しむ。
5,指揮者の音楽性を読み取る
  音の組合せや仕上げ方の妙、指揮の個性、解釈や盛り上げ方を読む。

● 次にオーケストラの構成例を示しておく。


 弦楽器
   第一ヴァイオリン(8人)、第二ヴァイオリン(7人)、ヴィオラ(3人)、
   チェロ(5人)、コントラバス(3人)
 管楽器
   フルート(3人)、オーボエ(3人)、クラリネット(3人)、ファゴット(2人)、
   コントラファゴット(1人)、ホルン(4人)、トランペット(2人)、
   チューバ(1人)、  トロンボーン(4人)
 打楽器
   パーカッション(1人)
に全体のコントローラが加わる。
   コンサートマスター or ミストレス(1人)、+指揮者 合計52人
———————————————————————————————–
ベートーベンの交響曲第9番(合唱)などだとさらに舞台に上がる人が増える。構成をこうして改めてみると、曲全体をまとめる指揮者の力は計り知れないものと感じる。

 ● 最後に

さすがにアマオケといっても、指揮者は全体の指導と仕上げを兼ねるため、指揮者がアマチュアである楽団はほぼない。

常任を雇っているところや契約で数名が代わるがわる演奏会を支えるという具合だ。普段はよく知られている交響楽団に所属しているプロが多く、演奏のクオリティはある程度保たれているようだ。

私はピアノ専門なのでオケに参加の経験がなく、大集団で演奏できるということに憧れをもっている。

邪道かもしれないが、この1〜2年くらい好きなチェロなどのレッスンに通い、音が整ってきたらどこか程よいアマオケに入団して、交響楽団の舞台に立ちたいなどと夢にみている。

コロナの影響で疲れていた心身を、各段にリフレッシュできる ”音楽に触れる時間” を確保してみてはいかが。



時には自慢の食器を主役に~食器は料理をおいしく見せる格好のツール 【暮らし・食器・うつわ】

【ブログ新規追加171回】

雑誌/クロワッサン 2020年11月10日号 (マガジンハウス)

今日、休日の狭間での仕事先で、つい立ち読みしてしまった美しい雑誌。

女性なら誰でも、たいがいが食器=うつわ好き。

雑誌業界そのものは、苦しい売り上げ状態がもう、10年以上続いているが、安定の「うつわ」特集が組めるマガジンハウスなればこその格別な一冊。

うつわを取材し、編集する担当者のセンスひとつで、雑誌の持つ雰囲気が決まってしまう。

センスいい人の家で使われている食器。ほぼ100均食器などなさそうだ。ほれぼれする希代の銘品などを普段づかいするのが、長いあいだの夢だった。

で、自分をこんな風に分析している。

                                                ★

私はとても欲張り。
食器は大胆な花柄が好きだし、渋い和の器も、時を重ねた古いものも大好き。

歳をとると、無駄なものをそぎ落とし厳選するというけれど、私にとってはどの引き出しも同じくらい大切なものなのだ。

だったらこのままでいいじゃない。

そう割り切った時、ふっと楽になった。

大事なのは、引き出しにかけておいた鍵をさびつかせないこと。

それには、大事にしまっておいたモノたちをどんどん使うのが良い。

               ★                                                    というわけで、今の我が家の3つの食器をフォトで紹介する。

砥部焼(とべやき)の小鉢
砥部焼とは愛媛県砥部市砥部町を中心に作られている陶磁器である。一般には食器、花器が多い。

愛媛県指定無形文化財、別名「喧嘩うつわ」と呼ばれている。背後の山地から良質の陶石が産出去れていたことから、大州藩の庇後を受けて発展した。

やや厚手の白磁に呉須と呼ばれる薄い藍色の手書き図案が特徴。讃岐うどんブームで砥部焼の鉢が使われたため、器も一気に人気になった。

数年前、大森研一監督の「瀬戸内 海賊物語」でも重要なシーンでこの砥部焼が用いられていた。

主人の妹が住む松山市近郊で、どうしてもこの器に出会いたくて砥部町の窯元まで連れて行ってもらい、念願かなって手に入れたものだ。

すべて手書きの図案なので値段はお高め。家族3人分、3つ買って、今でも毎日大事に使っている。

萩焼(はぎやき)の茶器
萩焼は山口県萩市の焼物。

茶器として登場したのがはじまり。江戸時代に周防・長門の二国を領有する毛利氏(もともとは安芸・広島が地盤)の御用窯として発展した。

「一楽・二萩・三唐津」と言われ、お茶の世界では欠かせない器である。

結婚が決まって広島の両親を尋ねたときに、まずは萩に行こう!と旅行をプレゼントしてもらった。

秋芳洞や松下村塾などを見て回り、萩焼の窯元で嫁入り道具として茶器を買った。

土が粗いため浸透性・保水性・保温性が高く、土と釉薬(うわぐすり)の収縮率の違いによりできる表面の細かなヒビ(=貫入)から水分が浸透し、器の中から 表面にまで至る。

この浸透により、使い込むほどに器の色合いがだんだんと変化し、なんとも言えない侘びた味わいを醸すのである。

この変化は「萩 の七化け」と呼ばれ、萩焼の特徴的な魅力となっている。独特の柔らかな風合いが温かみを感じさせるが、何しろ割れやすいので、これだけは5つ買い求めた。今でも大切に使っている。

ノリタケの輸出仕様ディナーセット。 
言わずと知れた日本が誇る陶磁器メーカー。

主人のお母さんからオールドノリタケ(復刻版で骨とう品)ティーカップを1客頂いたのをきっかけに、すっかりその美しい白磁に魅了され、それから直営店や百貨店などを見て回るようになった。

シンガポールに行った時、ラッフルズホテルで使われていた業務用ノリタケ(プロユース)に出会い、その凛とした美しさにどうしても手に入れたくなり、アウトレット等を探しに探して日本国内でディナーセットの半分だけ手に入れた。

涼しげなペパーミントグリーンの葉とミルクティー色の薔薇模様が使い込んでも未だ古びてなく、さすが業務用だなと感心している。

もちろん値段も一般的なノリタケボーンチャイナよりは圧倒的に安い!これも惜しみなく使えている理由だと思う。

さすがに、今では、カップ&ソーサ―はまったく使わず。ミントグリーンのカップとお皿だけが毎日のわたしの標準食器なの。

すべて、毎日の食事に使うのだが、それなりによいうつわは壊れにくい。そして、焼き物が好きだというのも実感するこのごろだ。

もうひとつ、京都の清水焼の花器も載せておこう。

京都では、小さなお道具箱や花器、豆皿、お椀などを毎回の旅で購入している。

陶磁器はいつか割れて壊れてしまうもの。

毎日使うたびに愛着が湧いているので壊れたら本当に悲しいが、しかしまた、新たなうつわと出会える。

すてきな器もため込んでいないでどんどん使わなければ損!
最近めっきり食器を買わなくなった。

冒頭の雑誌をみて、新しいプレートなどを手に入れたくなった。

Arabia パラティッシ パープル オーバルプレート 25cm(Amazon価格/4899円)

これぞ!自分仕様の食器の代名詞。ああ~買っちゃおうかな。迷う(笑)

                                                                                                                       

                                                                                                                      

多読習慣の効き目は埋蔵金を掘り当てるのと同じ~1冊読み切る以上の効果を紹介 【暮らし/紙上講座・多読術】

【ブログ新規追加157回】

以前のブログに”書く”という作業に焦点を当てた「書くこと自体が発想法」という記事をアップした。

今回は”読む”という行為に注目したい。

● 多角的視野と発想の種が得られるという多読の効き目

機会あるごとに書いてきたが、私の読書法は一度に大量の本や雑誌、新聞などを横に積んで、一定の時間でどんどん読み続けていくやり方だ。だいたい本は図書館で10冊単位で毎週借りる。

本当にほしいものは購入するが、図書館利用は長年の習慣になっている。

でも人から見るとそのやり方は、「キチンと読めてないだろうな」「きれいな写真などゆっくりと楽しまないのはもったいないな」「なんでそんなに一度に読んでしまうんだろう?」など不可解な行動に映るらしい。

自分としては興味のあることがらで関連図書をまとめて読み、ある程度の知識を溜め込んだところで消化しているつもり。

なんら不思議なところはないはずなのに、どうも家族や友人からは”そんなやり方で本当に頭に入ってるの?”と思われているようだ。

しかし、多角的視野と発想の種が得られるという多読の効き目は捨てがたい。

● 音大時代に身に着けた多読のスケッチ法で、本の魅力に盗りつかれた

音大入学当時、わずかな日数で何曲も譜読みをし、ある程度の演奏ができるようにしておかないと、とても授業やレッスンについていけなかった。

通学時間も食事時間も授業中も、いつも楽譜を膝の上に置いて譜面をじっと読み込んでいた。

ある時、先輩から「まさか一音、一音読んで覚えてるの?」と、唐突に言われた。

わたし、「えっ?

先輩、「絵を書くようにスケッチしたら?」と。

またまた??「・・・」なわたし。

スケッチとはれっきとした手法で譜面を対角線上に眺めて、全体を記憶するというか、目に覚えさせるやり方だ

細かな部分が多い譜面でも、段の出だしを暗譜すれば、大体のところはOKだ。

だから、すべて覚えてから演奏するわけではなく、覚えていなくても演奏しながら咀嚼、理解をすることができる。

スケッチができるようになってからは格段に音読みが速くなり、また副産物として普通の書物などの読み込みも速くなった。

文章の大量読みは、この頃から当たり前の習慣になっていったのだ。

● 多読を続ける本当の理由

 今でも「多読」はつづけている。

それはなぜかというと、読書を経済的行為、または自分への投資活動のひとつと捉えているから

特にビジネス書は、実務家が自分の体験を中心にして、何年も試行錯誤の上、現在の状況を踏まえたノウハウが詰め込まれている。

それを、数千円のコストと数時間の合間で巡ることができるのだから、実に利にかなった自己投資方法だと感じるのだ。

1日30分をつづけなさい!」(古市幸雄・著)に「私たちは数年前の過去の蓄積で、現在の収入を得ている」と。また「今、勉強しなければ5年後、10年後が危ない」と書かれていた。

かなり前に読んだ時は「ふふ〜ん、すでにやっているし!」などど上から目線で読み下していたが、今、歳を重ねてきてみるとぐっと、蓄積が減ってしまったようで不安な気持ちが湧きあがる。

新たなインプットをしなくちゃ!と焦り気味になるこの頃だ。

● まとめ

なんといっても読書が大好きだし、これから先も「多読」の習慣は生活の最優先事項になるだろう。

ともかくもビジネス書を読む本当の理由は、仕事に活かすだけでなく、「いかに自分を良い方向に変化させるか」という私の人生のテーマと一致している。

これからも人の経験が効率よく活かせる「多読」を繰り返し、仕事も楽しくスムーズにいくように行動範囲を広げ、人脈を深めて人生に余裕を持ちたい。


 どんどん新しい挑戦をして、好循環の毎日にしていきたいと願っている。最後に「ォーカル・ポイント」の一節を紹介しよう。

あなたの行動のほとんどすべて、少なくとも95パーセントは、あなた自身の習慣によって決まっている。フォーカル・ポイント」ブライアン・トレイシー・著(ディスカバー 出版)

★2024年10月16日更新 秋は映画を観る / 映画を観るメリット5選~家で観る映画は最強のコミュニケーションツール!【暮らし・映画】

【ブログ更新155回】

プロローグ

コロナ感染対策で、久しく映画館にも行っていない。

それでなくともここ数年、映画を観る機会がめっきり減っている。

どうしても観たい映画がなかったこともあるが、2〜3時間映画館で座っている時間をとることが億劫だった。

ネット配信だと更に悪く、まず、落ち着いて座っていられない。細々とした雑用で、立ったり座ったりの繰り返しだ。

それでも今年はたった一本だが、最後まで目が離せず座ったまま動けなかった衝撃の作品を観た。その一本は「LIFE!

アウトライン

映画の概要をまとめた。

「LIFE」誌の写真管理部に務めるウォルターは、何ひとつ代わり映えのしない日々を繰り返している。

彼の唯一の趣味は、現実から逃避して突飛な空想に浸ること。ある日、最終号の表紙を飾るネガがないことに気づく。

彼は一大決心をしてカメラマンとネガを探す旅に出発する。そのありえないほどの波乱万丈な冒険の道のりが、彼の人生を一変させていくのだった。

見どころは、N・Yから数日間の間にアイスランドまでたどりついたかと思えば、すぐにそこからヒマラヤに行くという強行だ。

新しい次元に行くための移動である。しんどいけど気持ちの上では近道だ。それを選んで突き進んで行く主人公にハラハラ、ドキドキさせられる。

次の仕事、どうしよう!という身辺の不安が見事に吹き飛ばされて爽快な気持ちにまでなる。

彼にとっての移動時間は自分の中に「創造性=クリエイティビティ」を生み出し、新しい思考を短期間で育むベースだと感じる。

そして、最後の「LIFE]誌を飾る表紙とは何か?・・・奇跡と感動のヒューマン・アドベンチャーとなっている。

(ベン・スティラー、シャリィー・マクレーン、ショー・ペンなどの最高なキャストとデビット・ボウイの主題曲なども注目点)                         ★

● モノローグ

さて、映画を観ることのメリットを箇条書きにしてみた。

① リフレッシュする→気分転換の要素が大きい。

② 健康になる→今は、コロナ対策で映画館へは、足が向かないだろうが、このまま映画館が廃れないようにと願うばかりだ。

やはり、わざわざ大スクリーンでみるシネマって素晴らしいよね。気分の高揚が身体に与える影響は莫大なもの。

③ 頭が良くなる→一冊の小説を読むのと同じ効果。

ストーリーを追いながら先行きを展望したり、登場人物になり切ったりと、疑似体験、追体験ができるから自然と頭の回転が良くなる。

④ 教養がつく→人・モノ・歴史など、それまで知らなかった英知がたった2時間弱で手に入る。

⑤ センスが磨ける→センスとは、生き方そのものだろう。映画の時代背景を観ることで、古くて新しい「温故知新」が学べる

以上5つの映画を観るメリットを挙げてみた。ぜひ、参考にどうぞ。

● エピローグ

 映画ほど一瞬にして、空想の世界に連れて行ってくれる存在はない。

わたしの20代は毎週オールナイトを観に、友人と新宿まで車を飛ばして行った。

年間かなりの本数の映画を観ていた。良い映画には、作り手の深い考えと、ポジティブなエネルギーが流れていて、見終わったあとに爽快感ややる気がみなぎってくるところが素晴らしい。

だから、自分にとって価値ある1本に出会いたいと真剣に選んできた。

冒頭に紹介した「LIFE!」を見て得た感想。

--人生は本当はシンプルなもので、むすかしくしているのは私たち自身ではないか?--

こんなふうに感じた。世界をまたぎ、心の旅が容易になった現代、自分を振り返るプライムタイムを上手に持ちたいものだ。

● エンド

さて、
ひさしぶりに映画を観に行きたくなった。厳しい問題をバシバシと解決するような女性の作品がいい。自分自身、根拠のない自信にあふれるような‣笑。

で、10月16日(金)はTVでこれを観る!

プラダを着た悪魔」https://kinro.ntv.co.jp/lineup/20201016(金曜ロードショウ/リンク先)

断捨離とミニマリストの違い~断捨離を終えたらミニマリストへが良い 【暮らし・断捨離→ミニマリスト】

【ブログ更新149回】

新型コロナウイルス感染防止で長期自粛生活をされた人が、持て余した時間を何に使ったか・・・それは、断捨離だったのだそう。

そうよね。普段忙しい中で、降って湧いたステイホーム期間に、家の中をもっと快適にしたいと断捨離を考え始めた人は多い。

憧れの書斎スペースや家事スペースの確保。今までないがしろにしていた部分を空いた時間と給付金などでお部屋の簡単リニューアルなんかが流行った。

で、ふっと思ったことに、「断捨離」と「ミニマリスト」の違いって・??明確にわからない。

早速調べてみたら、こんな立て訳だった。

● 断捨離とミニマリストの違い

断捨離」は今自分が持っている物を、文字通り断ち切って減らしいていく作業のこと。

ミニマリスト」は「断捨離」を重ねて必要十分の持ち物で暮らす人のこと。

(WEB記事より~持たない暮らし→https://gimon-sukkiri.jp/danshari_minimarist/)

● 断捨離を行う頻度はどのくらいがいい?まずは断捨離あれこれ

断捨離といえば、作家/やましたひでこさんの著作に度々書いてあることをまとめてみよう。

大きな断捨離は、生活のしにくさを感じたときに行うのがベスト。

年末の大掃除や引っ越しなどもいい機会にはなるが、それまで不満足な暮らしが続き、だんだんとモチベーションが下がるのでできればすぐ取り掛かった方が良い。

思い立ったらすぐに予定を立てて決行しよう。

大がかりな断捨離が終わったら、キレイな状態をキープするために定期的に断捨離する日を決める。

断捨離術を伝えているブログや本などでは、曜日を決めて行う方法や、ひとつ買ったらひとつ捨てるようルール化する方法など、さまざまなアイデアが紹介されている。

自分の暮らしに合った頻度で、小さな断捨離を続けてくのがベターだそうだ。

こころに効く断捨離の文中より 「口ぐせ」の心理

「だって、めんどうくさい」→片づけは先送り

「でも、もったいない」→始末するのは先送り

「しかし、いつか、そのうち」→捨てるのは先送り

「口ぐせ」は自己肯定感の「欠如」と自分軸が「確立」されていない!と手厳しい!

● なかなか捨てられないモノはどうする?

断捨離をするときに困るのが不要品の判断。

使えなくなったモノでも思い出があると捨てにくいものだ。その場合には写真を撮ってから処分する。

例えば、家族のアルバムなど。わたしは、使わなくなったアイフォンのカメラに1枚1枚すべて取り込んで保存している。

だいたい30冊あった紙のアルバムはすべて処分した。

ただどうしても判断がゆらぐ場合は無理して処分しない方がいい。

特に思い出の品などはうまく収納することも検討してみて。

しかし、もったいない!で捨てられないモノは1つを残してあとは捨てるなど、潔くやってみることも大事。(食器などはこのパターン)

また、肌に合わない衣類や化粧品。どんなに高かった商品でも不用品。しかも使用したモノは捨てるに限る。

重たい寝具、使わなくなった家電など、今の生活でたんにしまわれているモノが断捨離の対象となる。

● 断捨離に成功したら整理整頓の習慣をつける

断捨離がうまくいっても、整理整頓ができなければすぐ元の状態に戻ってししまうもの。

そもそも物が増えるのは、「どこに・何が・どれくらい」あるのか把握できないのが原因。

例えば、ハサミが使いたいときに探しても見つからず仕方なく購入・・・というのを繰り返し、気づけば家に何本もあるなんてことになる。

そういうクセがある場合は、収納場所をいくつも作らないで、リビングテーブルに小さなトレーなどを置いて、常に見える化するのもあり。(これもわたしがやっていること)

モノの管理に大事なのは、適量を持つことだと言えるのだ。

● ここでミニマリストの登場!~いったい何がそれほど断捨離と違うのか?

ミニマリストが流行った当時、書籍や雑誌などに、何もないフローリングの部屋が多く採用されていたことを思い出す。

極端にモノを減らして生活をする、ちょっと窮屈なイメージがあった。そう、まるで修行僧みたいな。

だからか、断捨離にはのめり込んだ人もミニマリストは敬遠したそうな。

なぜなら、それはどこか大事なモノを失うような簡素なイメージが、豊かに暮すというところから、かけ離れてしまったからだと考えた。

断捨離がインドヨガ仏教からくる無駄を省いて豊かな空間を手に入れることを目指すある意味、精神性の高い行い。

いっぽうのミニマリストの目指すべきところは、自分にとって不必要なモノを完全に持たない生活を実現することなのだ。

ミニマリストは、間に合わせの買い物を避け高品質で多用途に使える物を厳選して買う。

そうやってひとつの物を長く使い続ける方が豊かに暮らせると考えるから。

翻ってみるとわかるのだが、いきなりモデルルームのような部屋を追求しなくても大丈夫だということだ。

まずは必要な物だけで心地良く暮らすことをゴールに。

それまで、しっかりと断捨離しよう。

そして整理整頓は大の親友になるよう願う・笑

● まとめ~ミニマリスト式の断捨離効果は?

断捨離によってモノを減らすだけでなく、ミニマリスト式に自分の求める必要不可欠なモノを中心に持つことで、その後の暮らしに好循環が生まれる。

断捨離をして、ミニマリストにならい、必要最小限のもので暮らすようにすれば掃除が楽になり、他の家事もはかどる。整った部屋で、毎日気分良く過ごすことができるのだ。タイムイズマネーそのもの。

今回、参考にした書籍はこちら→ぼくたちに、もうモノは必要ない。 – 断捨離からミニマリストへ

















今こそ、我が家の経済状況を把握する~暮らしの経済を握る3つの簡単ルール/旅話もあるよ♪ 【暮らし・ミニマリスト的節約術】

【ブログ更新148回】

GOTOでどこに行こうか?希望の場所を検索する毎日。ついついやり過ぎて、大事な時間をやすやすと何時間も浪費してしまう。

いっぽう、旅に関しては、こんな風に考えている。

わたしの旅する目的は、「知られざる人」になることだ。

それは、たったひとつの美術品を求めて行くとか、たった一杯のコーヒーのためにわざわざ高速に乗るとか、一期一会を常に目指す、そんな旅が好きだ。

詰め込まず、誰にも知られず、だからといって、行きたいところは絶対に逃さない。

今そんな、場所をGOTOするか?検討中。たぶん誰とも被らないだろうな。ふふふ・・・密かな自信がある。

川端康成古都」を再再読し、この本に出てくる主人公の散歩ルートに沿って京都の街を歩く・・・。

一昨年、梶井基次郎の「檸檬」を再読して、その舞台の京都「丸善書店」を訪れた。

丸善書店には、目指すレジ横に本当に生の檸檬が!あった。(ないと思ってた)

ああ~新しい檸檬を買ってレジ横のバスケットに入れてくればよかったなあ・・・残念。爆弾に見立てた檸檬を忘れた!しゃれにもならない。

こんな素敵な出会いが本の中から蘇る旅。

本と京都好きのわたしならではの旅。

2018/8月 みいこStyleブログより 「檸檬と琥珀を求めて京都へ」リンク先→http://miikostyle.blog.jp/archives/11093945.html

けっして、ありふれてはいない。だって、古風な川端康成とかって、今じゃあ、芥川賞作家、又吉直樹氏ぐらいしか読んでいないのではないだろうか?とか思うし・笑

それも、道中では、クレカを一切使わない、現金のみの旅にしたい。お宿は民泊\(^o^)/!

GOTOで高級ホテルや高級旅館が今ターゲットになっているが、旅の目的に沿った宿探しが重要だわ。

みんなが高級志向なら、渋い場所をあえて選んでくつろぎ優先で行きたいと考えている。

旅は人生そのもの。GOTOに熱くなり過ぎた。タイトルの経済に話をすすめよう。

● 今週は「お金に愛される方法」を伝授した週

さて、今週は、月・火と2日間「お金に愛される方法」を伝授してきた。

3回目の今日は、フランスの作家兼ミニマリスト/ドミニック・ローホー著作の「私が選んだもので私は充分」(講談社)という本から、「幸せをつくる選択肢」という章を読んだ。

で、早速、本の内容から、より具体的に考えた3つの経済の洗い出し法をひも解いてみよう。

● 暮らしの経済を握る3つの簡単ルールとは

① 月に1度は徹底して家庭内経済と向き合う→すべてを洗い出すために時間を捻出しよう。

※ ①のポイントは、現在の生活にどのくらいお金がかかっているのか、正確にきっちりと把握する。

※①のカテゴリーは2つ(固定費からなる主要な出費、変動のある出費)

(固定費;家賃(ローン)、車、日々の交通費、光熱費、スマホやnetの通信費、各種保険、税金、学費、その他クレジットローンなど)

(変動費;食費、バカンス、交際費、衣類などの消耗品、家具、その他)

② 丸々、1ヵ月、クレカなどのカードローンを使わずに現金のみで生活してみる。(これには、現金が必要)

※②のポイントは、本当の我が家の経済を現金化してみること。

③ 簡単に物を買わない。(洋服は1年間買わないなど)

※③のポイントは、持っていても使わない物の消費を促進すること。

簡単な経済洗い出し法3つを唱えてみた。我が家の経済がイマイチはっきりしていない!なんて場合はこの簡単3つのルールで洗い出してみると、驚くほどすっきりするハズ。

で、働けばいいじゃん的な消費は、年数を決めてストップしよう。GOTOに何回も行けるけど、カードでばかり行ってたら、後の祭り・・・だ。

国の税金で行けるわけだから、使わない手はないけど、身の丈にあった使い方をしたいものだ。

それと、くれぐれも期限を忘れずに。