秋の彼岸を迎える前に~より自分らしく生きるための時間術を持とう 【暮らし・時間術】

【ブログ更新130回】

● 秋の本質は夏で疲労した身体を冬への体制に整える大事な時期本意

 やっと9月も中旬に差し掛かったところ。

今日は、タスクをこなし、休養のために家仕事に切り替えた。

わたしと言えば、8の月終わりから、秋の花粉症が始まっていて、朝晩と強烈なくしゃみと鼻水の応酬に苦戦する毎日だ。例年、彼岸ぐらいまではこういった症状が続く。

気をつけたいのが、くしゃみでの骨折とかで、肋骨をやっちゃわないようにするなど、毎日忙しくしているとふっと、鎖骨の下あたりに痛みが走る。

こんな時は要注意。疲労が溜まっているサインだ。休むことが長続きできる最大の方法だから、恒例の10時間睡眠も連休には取り入れよう。

● 秋のことわざ「天高く 馬肥ゆる秋」の意味

 秋のことわざといえばなんといっても「天高く 馬肥ゆる秋」。

その意味は「食べ過ぎ注意」じゃない・笑

気象的錯覚と軍事的警句の複合だそうだ。

「馬肥ゆる秋」は軍事的警句で、「秋になると肥えた馬や収穫物を狙って、北方から匈奴が攻めてくるぞ!」という。中国 前漢の時代、つまり2100年前の言葉。

そして、天高く」は一種の錯覚。

秋は必ずしも晴天率が高いわけでない。

しかし、巻雲(すじ雲)や巻積雲(うろこ雲、いわし雲、さば雲)、高積雲(ひつじ雲)など高層(5000m以上)の雲が発生する。

それが「空が高い」という錯覚を生むのだ。

空の高さは、空が決めるのではなく、雲が決めていた

また、気温からくる体感で面白い現象がある。

 秋彼岸の頃、わたし達は「もう涼しくなって暑くはない」と感じる。

最高気温が25℃で春より10℃以上も高く、最低気温は18℃で春の最高気温より高いというのにだ。

それは、真夏の暑さを身体が覚えていて、それよりはずうっと涼しいと思う、気持ちの問題なのだ。

 真の「体感」温度は(気温や湿度・風速だけでなく)、「それまでの慣れ」からも来るということなのだろう。

体感とは面白いものだね。

● 秋は涼しさを味方につけて、豊かな時間を過ごそう

暑い!暑い!と言っている間にもう、今年ものこすところ4か月を切った。

時間が逃げ去っていくように「忙しい」「時間が足りない」と感じている人は、少なくないのではないかと思うこの頃。

ここで、時間のもつ領域の表を上げてみた。

いったい、どんなことがらで時間に追われているのか?を深掘りするためにこの4領域を使って判別してみることから始めよう。

第三や第四領域の入ることがらが、自分の時間を食いつぶす時間泥棒だったら、今すぐに、きっぱりと手放すのがいい。

ストレスや虚無感から自分を救い出す究極の方法だと考える。

時間マトリックス

(某ビジネス系記事より引用)

書店の店頭でもWEBのビジネス記事でも時間活用術やタイムマネジメントの本や記事は未だに花盛りだ。

それだけ、時間に関する興味と、時間の有効活用、もっと有意義な時間を生み出したいなどの要求が高いのだろう。

大体共通しているポイントは、「やることを書き出して明確化する」「優先順位を付ける」など。

ただ漠然と思いつくままに仕事や勉強をこなすだけでは時間を浪費するばかりだ。やることを具体的に「優先順位をもって見える化」すると、忘れていた、忘れたかった(笑)課題や問題の解決法がおのずと見えてくる。

● 重要なことでも短時間でやりとげられる方法がある。それは?


 もう1つのポイントとして「短い空き時間や朝の時間をもっと活用する」なんていうのも、当たり前に言われ続けてることだ。

1分〜3分のほんのわずかな時間でも何か習い事や有益なことに使うことができるが、中でも語学の修得や楽器のおさらいなど実践を伴う事柄が一番合っていると思う。

時間は過ぎ去っていくもの。やった!出来た!という達成感をもって自分が満足行く日常が過ごせれば、時間革命はどんどん進むだろう。


 多分にして思うことは、ものすごく重要な決めごとでも、実際には短時間で物事は決められる

たくさんの時間が必要だという思い込みが、やること、やりたいこと、やらねばならないことを先延ばしにしているだけなのだ。

「誰しも、自分の人生は、自分の理想のように創りだすことができる」
自分らしい人生を創るために大切なこと 経沢香保子・著 より

この通りで、本当に重要なことを手中に納める唯一の方法は「今、すぐやる!」たった、これだけなのだ。

今回は、秋の時間を自分らしく使い、願った通りの自分になるという提案だ。

美味しい食べ物と有意義な時間をどうぞ。

★2024年9月11日更新 グリーンを室内で育てて簡単ボタニカルライフ~失敗しない7つのコツと書籍紹介 【暮らし・グリーン】

【ブログ更新124回】

今日、久しぶりに観葉植物を買った。ザ・グリーンと言われる緑のライム色がきれいなポトスライム。

ポトスライム

どこに置こう?

水やりの頻度は?

肥料もいるよね。

せっかく買ったグリーンも、わたし達同様に「心地よい環境を求めている」と、以前学んだ。
で、今回は7つのコツにまとめて、育てるためのポイントをご紹介しよう。

【グリーンの簡単な育て方7つのコツ】

① 日当たり・明るさ

午前中直射日光の当たる室内

レース越しの光が入る明るい場所

室内でも電気がいつもついている明るい場所などで育てると良い。

② 温度

植物が光合成できる温度は、8℃~26℃前後。
基本的に5℃を下回る環境では室内グリーンは冬を越せない。

観葉植物の多くは熱帯や亜熱帯が原産。
真夏の暑過ぎる室内は植物に良くないので、扇風機を回したり窓を開けて空気を循環させることで室内が蒸れるのを防ぐと良いだろう。

ポトスライム

③風通し

水やりと同等に大事なのが風通し。
植物も呼吸している。

なぜ、空気が動く必要があるのか?といえば葉は空気に揺らされて呼吸するからだ。

また、植物の土をジメジメさせないためにも風通しよくさせたいもの。

気をつけたいのが、エアコンの風。直接当てると最悪の場合、葉の細胞が死んでしまう恐れあり。窓は2か所開けて、風を良く通すことが大事だ。

④ 湿度

室内グリーンにとって、快適な湿度は35%~60%。

こまめな霧吹きをしてあげよう。わたし達の生活する場所は、意外なほど乾燥している。

冬場は加湿器もいいのだが、こまめに葉に水を与えること。葉の裏側も忘れずに。

そして、こまめに葉を湿らせた布で拭いてあげると良い。防虫効果やほこりから守るため。
注意点;他肉種やサボテンには葉水しない!

⑤ 水やり

せっかく買ったグリーンを見事に枯らしてしまう。一番の原因は水のやり過ぎだ。

植物は本来、少々水が足りなくても生きようとするため復活する事ができるが、

水のやり過ぎは根の呼吸を妨げ根腐れの原因になってしまう。根が腐ったらもう、復活できない。

水やりのタイミングは、土の表面がさらさらに乾いたらあげる。

回数は少なく、一回の量はたっぷりとがいいそうだ。

⑥ 肥料の種類と与え方

肥料には液体(即効性)固形(緩効性)の2種類がある。

肥料は植物を美しく健康的に育てるためにとても重要。
肥料をあげるのは春と秋で、真夏と冬は与えない。

⑦ 植え替え

植え替えのタイミングは、鉢底から根っこが出てきた時。また、水を与えても流れ出てしまう時などだ。

植え替えベスト期は5月頃。真夏や真冬は避けるべき。

本来、植物を育てるというのは本当に楽しく心を豊かにすることだ。

植物は、声を出さない代わりになにか調子が悪いときは必ず何らかのサインを出すもの。
この7つのチェックでグリーンの健康状態を正常にしてあげよう。

ポトスライム

● ポトスライムの舟/【第140回芥川賞】津村記久子・著

グリーンを彼氏?のように擬人化した秀逸な作品。思い出したので再読。

早速、背景をレビューしよう。

主人公はアラサー女子「ナガセ」物語の群像劇は会社員、自営業、妻、嫁、母…とそれぞれ立場の違う女たちが彩る。

本作も現実しかり。

世界一周旅行163万円はパート年収と同額だった。

時間を売って得た金で、食べ物や電気やガス…を買い細々と生き長らえている。

社内いじめの物語だ。

どちらも何処にでも居そうな人たちの日常。

なのに、いや、だから心がえぐられる。

懸命に生きるしかなく、そんな自分がツラく悲しいのだ。

そんな時も、ポトスライムは靜かに寄り添う。

心が弱っている時には読まない方がいい。

★2024年9月6日更新 心を動かす脳内物質読書術~心が動くと記憶に残る4つの忘却防止習慣とは 【暮らし/紙上講座・忘却防止読書術】

【ブログ更新119回】

● 三度目の正直で書く書評

せっかく、良い本や記事を読んでも、どこが良かったか、一週間も経ってしまうとほぼ、忘れている。

一方で、初めての海外旅行でのワクワク、胸躍る初めてのデート、大切に飼っていたペットの死、交通事故や震災などの激動は、簡単に忘れやしないものだ。

でも、本一冊でも忘れてしまうのはもったいないな・・・と、よく感じている。だからこそ、こうやってブログに落とし込んでいる毎日。

わたしが書評を書いているブログ記事には、いくつかの定義=ルールを設けている。

① 本当に気に入った本は三回通読する。(場合によってはそれ以上に読む)

② なぜ、書評を書くのか→目的を明確にするためのメモが書ける本

③ 読んでいてワクワクするかどうか

この3つの条件に当てはまった書籍を自分のブログで、わざわざ書評として落とし込んでいる。だから、あまりたくさんは書けない。

この3回読むという行為は、昔からの習慣として持っていたやり方。

なぜそうするようになったのかといえば、わたし達の日常的に起こる平凡な出来事って、だいたいすぐに忘れてしまう。

しかし、繰り返し登場する情報には、脳はしっかりと前向きに記憶しようと頑張るものだということを昔、大学の教育学の授業で聴いた。この話を真に受けたわたし。もう、30年以上も続ける習慣となった。

そうよね。3回きっちりと、読んだ本は愛着も沸くし。だいたい覚えているもの。

精神科医の樺沢紫苑氏のセミナーで聴いた話の中にも「何度も利用される情報」と「心や気持ちが動いたり揺らいだ出来事」この2つは忘れにくいのだそうだ。

精神科医 樺沢紫苑氏がいうのには、心が動く出来事はその後復習やアウトプットしないのに忘れない。

それは、喜怒哀楽を伴っている出来事だからだと。脳内物質(ドーパミン、アドレナリン、エンドルフィン、オキシトシン)が大量に放出されるからだそうだ。

また、恐怖映画を観た時に背筋が凍る体験をしたことは誰でもあるだろう。あの時に出る脳内ホルモンはアドレナリンと、ノルアドレナリン。恐怖と不安に伴って分泌される脳内物質だ。

また、エンドルフィンは快楽物質で、「やった!」「サイコー!」などの気分がハイになれる物質。オキシトシンは愛情幸せ物質で愛されてる、美味しいものを食べて幸せなど。

色々と脳内物質を書き出してみたが、読書という行為は、他人や非日常を疑似体験や追体験できる格好の素材なのだ。

コロナ禍で鬱々している・・・などという場合には、壮大なストーリーや宇宙の秘密や不思議な体験を小説やノンフィクションで読まれるといいだろう。

物語と一緒になってエンドルフィン効果で「やった~!」とか・笑

読書で脳内の活性化、つまるところ脳内の忘却防止に一役も二役も買う事は間違いない。

● ブックレビューと読書感想文との違い

ここで本題からすこしそれるが、ブックレビューと読書感想文との違いを書こう。

まず、ブックレビューとは、作品の紹介文を書き、いかにその本の魅力を端的に伝えて、読むか読ないかの判断をさせ、購買まで結びつけるかが目的の文章。(作品へ、キャプションをつけるともいわれる)

一方の読書感想文は、文字通り、その本を読んで、自分が感じたところを鮮明にし、心情を交えながら書き上げるものだ。

内容を正しく伝えるのがブックレビュー。(自分の感想や意見は入れず

読んだ気持ちを自由に表現するのが読書感想文。(自分の感想や意見で成り立つ

この違いをきちんと咀嚼しておくと、良い読書感想文が書ける。また、読書感想文であっても、その本を知らない読者もいるだろうから簡単な概要や背景は書くほうがいい。

今ではネット上でも、この2つが入り乱れて書かれている読書サイトが多い。しかし、どんなスタイルでも本を読むという知識を高める文化継承に役立つのであれば結果オーライだ。

ブックレビューの仕事を請け負っていた時は、だいたい営業の仕事に出た先で、その本にまつわる類書を探し(これは職権乱用・笑)ザっと目を通して情報のビルドアップをする。

家へ帰ってから、ネット検索で、類書のレビューを読み、いざ、ば~~っと本題の仕事に取り掛かったものだ。

そして、本題の本の他人の書いたレビューは一切読まない。自分で仕入れた情報を駆使して、本題のブックレビューを仕上げていた。

こうすると、誰も書いていない、独自の記事が出来上がるし、何しろ読者の食いつきがまったく違った。

また、読書感想文とは違い、自分のささやかな意見はまったく入れない。この作品を客観的に深読し文章にする技術をしっかりと叩き込まれた。

いづれにしても大好きなに関われる仕事は、ホントに幸せだった。

● 4つの忘却防止読書術(忘れたくないならやるべき!)

さて、こうすれば記憶にとどめておける読書ができる!という4点を取り上げてみよう。

① 本を読みながら、気になったところに線を引く

② その本からの気づきをSNSで発信(その本をシェア・著者名と出版社明記)する

③ その本の読書感想文を書く(書評でも)

④ その本を人に薦める

まず、これだけやれば、せっかく読んだのに、忘れてしまう・・・という悩みはおおかた解決するだろう。ちょっと面倒でも大いにやる価値はある。

また、こういった読書法は、長年続けていると、その本の本当に重要だと思える場所がすぐわかってくる。

ただ、わたしは、仕事でも趣味でも本漬けで、時間不足が影響していて、なかなか深読みができない。重要な部分を読んでおしまい!という軽率な読み方も多々あり反省中。

物忘れは誰にでも起こりうる現象。

だからこそ、今の自分のステージに合う本を探してどんどん読もう。

読み馴れている場合は、ちょっとだけ難しめの本も忘却防止効果が高い。

さあ、読書の秋、三度目の正直本が生まれるか否か。

1日を24時間以上にする方法~ゆとりを生み出す知恵と本物の自己投資とは【暮らし・暮らしのゆとり編】

【ブログ更新118回】

● ゆとりってどうやって生み出すものなのか

家に飛んできたコクワガタ。

9月に入り、公私ともどもに大変な忙しさだ。

“もっと昼間の時間があればなあ” とか “何とかして疲労を補いたいなあ” とか毎日思う時がある。

実際には寝る時間を惜しんでまで他のことをやっているわけではない。だんだん歳をとり、体調調整のため、ちゃんと寝る時間は取るようにしている。

反対に昼間のアクションタイムの使い方を工夫して、質の高い時間を生み出す方法を見出したほうがよいのではないかと考えた。

そして、自分の生きる時間の質を高めること自体がゆとりに繋がるのでは?と気がついた。

※ あらためてゆとりとはどういったことなのか?ちょっと調べてみた。

~物事に余裕があり窮屈でないこと。余裕。「経済的にゆとりがない」「心にゆとりを持つ」など~(https://dictionary.goo.ne.jp/word/ goo国語辞典より)

なるほど!今さらながらだが、心の余裕がゆとりという状態を生み出すのね・笑

よく「時間を増やす」という内容の本を見かける。

とはいえ、私たちは神様ではないので、どう頑張っても時間は増やすことは不可能だ。けれど、「ゆとり」ならけっこう簡単に増やすことができまる。

なぜなら「ゆとり」は私たちの心が生み出すものだから。

● ある女医さんの時間奮闘記~ジレンマの克服

ここで、某大学病院勤務の女医さんの時間奮闘記を、とある記事から抜粋しまとめてみた。

 以前、雑誌「GOETIE」の記事に、5児の母兼ドクター吉田穂波さんの ”時間「超」整理術” という取材記事が載っていた。

5人の子供たちを育てながら、医師として大学病院に勤める・・・いったいどうやって生活を回しているんだろう??と興味は尽きない。

その記事の本人の言葉では、「以前の私は常に仕事に育児、勉強と追われて、ストレスばかり。時間の制限から職場では実力が発揮できず、悔しさを感じていたんです」 と。

またこうも言っている。

自分にとって大切な複数のことを、同時進行させるから自己実現の満足を得ることができるのです。例えば、忙しければ忙しいほどやりたいことは増えてくるけれど、時間がなくてできない。そんな状況の時こそが次のステージに大きく成長できるチャンスなのだ、と考えるようになりました」と。すべてのことがらを、丁寧に良く考え、集中的にこなせるように切り替えたことで、ストレスのジレンマから抜け出したのだ。

子ども別のスケジュール管理は夜しっかりと組む。仕事と家事の調整もルーティンで簡単には同じやり方を崩さない。

こういう風にすべてをロジカル・シンキングし尽くした結果、医師としてやりがいのある部署への移動が決まったり、研究が進むなど、悔しさをバネにした思考の転換で一定の成果が出たのはいうまでもない。

なるほどそうか。

悔しさを自分の成長のためのエンジンに変えた時、自分の凝り固まった発想も変わったんだな、と記事を読んでとても納得した。

こういったジレンマのストレス克服法は、わりと誰にでも思い当たるのではないだろうかと考える。

ストレス→ジレンマ→やる気→成果を上げて次のステージへ。要は大局的に状況把握ができるかにかかっているともいえる。

じゃあ、豊かな時間を過ごせれば、1日が24時間しかない!とか24時間もある!とか時間の概念に縛られずに生きられるってこと。

● 実際にゆとりを持つために①すること②しないこと③やりたいことの書き出しが必要

さて、つぎに、時間に縛られずに、ゆとりを生み出す秘訣をお伝えしよう。

① 自分の暮らしを丁寧に司る(すること)

② 無理なことは挑戦しない(しないこと)

③ 自己投資に繋がる良書の読書(したいこと・わたしの場合)

あの仕事をやり切ったら、ちょっと休む・・・と、にんじんをぶら下げた爆走な頑張りが効かなくなる50代。

適度な休みをとりながらの稼働が大事だと思えるようになってきた。1日置きに営業に出るとか。緩急をつけながらやることで、体も心も長持ちするのだとやっとわかってきた。遅いよね。

しかし、緩急つけるとはいっても、適当にやるのではない。どんなことも丁寧にやるのだ。

私は、大の詰め込み屋だが、にっちもさっちも行かなくなった時は、時間の速度を緩めて、物事を進める手を止めたり、思考を絶ったりすることをやる。焦りは何も生み出さないから。

そうすると、自分だけの特有な時間が流れ始める。これこそがわたしのゾーン

要するに他人や外の時間に左右されない、すべて自分が決めて行動する、作業をする、勉強を始めるなど、自分にとって、最重要になることがらをゆっくりと醸造するような時間を取り、せっせと生み出す。これが、ゆとりの正体だ。

その立て役者は本。良質な本を読んで、思考を深めたりするのがことのほか、わたしにはゆとりを生み出すし、時間の幅を広げる行為となる。まさにゆとりそのものなのだ。

また、こうも考える。

時間の長さはかえられなくとも、質は高められる。1分という時間の密度を高めて勉強などに邁進することで、1日は25時間にもなるはずだ。

困難な状況を思い悩んでいても、その時間は取り戻せない。集中して「やりたいからやる」と決めることで、時間の伸びしろが生まれてくるのではないだろうか。

葉山のハーバーにて

ゆとりの正体は、ひとそれぞれ。

人との交流、旅、美味しいものをたくさん食べる、など、趣味や興味に彩られるものかもしれない。

しかし、わたしが考える本物のゆとりって「こころからゆったりしている」という充実感だと。そうなると、わいわいがやがやは違うし、旅もちょっと違う。

人との楽しかった時間、遠くの地で見た絶景・・・そういう人生を彩る行動の後、ゆっくりと、自分の中にドリップする時間のことをゆとりというのだ。

もう、がさがさせず、最優先の好きを存分に味わって、優雅に振舞うことにしよう。

で、何か言われたら「ゆとり中ですけど、なにか?」と返す・笑

★2024年9月4日更新 100均文具・グッズとアイデアの力~ひらめきは100均で叶える!あの高級手帳似も 【暮らし・100均文具】

【ブログ更新117回】

● オンラインで受ける授業や会議・テレワークには100均文具やグッズをお供に!

カプチーノミキサー

初秋となり新学期の始まる時期、今年は前代未聞の感染症発症により、感染防止対策で大学生なども、学内→自宅での後期オンライン授業が始まっていることだろう。

PC画面での授業を受けることにも慣れてきて、かえって勉強が捗るなんて声も新聞紙上などから漏れ聞こえる。

そこで更なる、勉強の捗りを期待するような文具やグッズを安価で揃えてみてはいかが?

● おススメグッズ / 小さなハンドミキサー

さしずめ、わたしがテレワーク時によく使うようになった100均グッズは、カプチーノミキサー(TOP画像がミキサー先端)

一杯の淹れたてコーヒーに、フレッシュなミルクをこのハンドミキサーで泡立てて載せると、

あ~ら・・・お店みたいなふわふわなコーヒーのできあがり。

と、現在愛用中のハンドミキサー(電池式で電池は別売り)

スタバの豆も買い、家でドリップ&ふわふわミルクで仕事の休憩にはもってこい!の美味しさ。

この小さなミキサーは、卵など小さく泡立てたいものには重宝している。

おススメ文具・アイデアノート2種

また、ダイソーで2018年に爆発的にヒットした2つのノートがある。

SMART WORKINGというシリーズの「アイデアノート」が超おすすめ♪

9マスのアイデアノートを愛用中

9分割になってるアイデアノートと、4分割マトリックスノート。使い方は様々で、思考の整理に何度もリピート買いしている優良ノート。(A5版・40枚)

学生ではなくとも新しい文具などを揃えて仕事や生活に刺激をもたらしたいところ。

まあ、大人になってから使う文具はペンや手帳が主体なので、あとは周辺のサポートツールを工夫し、安くうまく活用したいもの。

● 手帳に書き出すことで思考の整理をする習慣がもたらす幸せとは

黄色いのが100均ノート。まるで高級ノートみたいだ

夜、仕事を終えてやっと一息。

さてSNSでもと、延々と画面を見つめる・・・。

この行動が翌日のパフォーマンスに影響するらしい。

なぜならば、こういった習慣は脳に負担をかけている可能性があるから。

勉強や仕事のパフォーマンスがなかなか上がらないという人は、こうした夜の過ごし方が問題なのかもしれない。

時間にゆとりがある夜だからこそ、自分自身と向き合わない?

そこで活用してもらいたいのがノート

夜にノートをつける習慣を作ると、脳のメンテナンスが捗り、翌日以降のパフォーマンスを上げることができるのだそうだ。

● あの高級ノートによく似た優れモノノートとは

で、ここでも100均ノートの威力を紹介しよう。ということで、100円ショップの文具が補助ツールとして威力を発揮する。

実際わたしが使っているものとしては、高級ノートとして有名なモレスキンとそっくりなノート。(マニアの間ではダイスキンといわれている)

正式名称はカラーレザータイプ・ノートブック、A6サイズメモ96枚でレザー風表紙(色もモレスキン風に多数あり)にゴムバンド付きというもの。

2020年のカラーは、大理石柄と赤・キャメル・黒が人気。

あまりに似ていて一見そっくりのすぐれもの。細かいことを言うと、モレスキンの特徴であるモグラ皮のオイルクロス表紙は真似ることができない。

ダイスキンは布製で手に馴染む感触がないことや中の線の種類が少ないが、なにせ本物は一番小さい物でも1890円!もするので、思いっきり使える100均ダイスキンを使う人が増えているのもうなずける。

モレスキンは、愛好者だったゴッホピカソようにデザインスケッチを裏抜けしない丈夫な紙に書くためだったり、現代ではアイデア発想のメモや仕事の流れ等を繰り返し書き込むようなビジネスシーンでこそ重宝するツールなのだ。

たった1行、毎日の気持ちを綴るだけという事でも良いし、イラストが描ける人ならばさらに楽しみが倍増する。

このイラストや心情を描いたらSNSへ投稿する、という流れで、ダラダラネットサーフィンの時間が有意義かつ明日への先行投資に代わるんだもの、やらない手はないよ。

しかし、あまり堅牢性や永続性を欲しない私にはモレスキンはもったいない。

ダイスキンで十分・笑

※ 高級ノート/モレスキン

]

● 毎年の手帳&名刺入れも100均で!

昨年の手帳&ステンレス製名刺入れ

毎年の手帳も100均で買う。

もう,かれこれ10年ぐらいの習慣になっている。10月スタートのスケジュール帳を11月に買っておいて12月から使い始める。(写真は昨年のもの)

その年の総決算と次年の目標や予定を立てるためだ。仕事の現場でのスケジュール調整はPCクラウド上に置いておき社内共有するので、実際の手帳に書き込む事柄の大半は個人的なライフイベントや読書記録など。

趣味のワイン、料理、今後行きたい旅先のリスト、それと先だってアップした「ひとり会議」に使うフレームを用意している。

営業マンの必需品、名刺入れはステンレス性のものを。これは鏡の見れない時のとっさの化粧直しにも役立つ。

雨に降られる、靴擦れ、メガネを失くす、などの出先でのトラブルもをことごとく解決する。100均様さまである。

● 100均のアイデア=ひらめきの創出を学ぶ

100均の商品アイデアはどうやって出しているのかというところにも興味がある。

もちろん入念なマーケティングありきだろう。アイデアが枯れない方法を会社内でどのくらい持っているのか、またボツのネタを莫大に持っているのか、なんて勝手に考えてしまった。

実際にこうしてブログ1つにしてみても、定期投稿を続けるにはそれなりの分量のネタと正誤性のリサーチが欠かせない。

わたしの場合は、その事にまつわる自身のエピソードや体験・思い出などを織り交ぜて連想し、1つのエッセイに仕上げている。

実際に自分で書いてボツにしたものはまだない。

それこそ、ノートにアイデアメモを大量に書くことで内容の取捨選択をしてきた。一つ一つの発想が紐付いて人や物を結びつけ形にしていく工程はことのほか楽しい。

アイデアが具体的な形となった時、「ああ、人生には無駄はないのだな」と実感する。

今はまだ、自分の発想術を鍛えて、前向きにブログの投稿も続けていこうと考えている。

この先、自分がいったいどんなアイデアに辿りつけるのか。

常に新しい組み合わせに新鮮な驚きを感じたいと願う。

2020年/秋冬のトレンドカラーはピンク・イエロー・グレー~色と素材で楽しむ抗ウイルス対策 【暮らし・トレンドカラー】

【ブログ更新116回】

夏が恋しいとは思えない秋の涼やかさは素晴らしい

夏の終わりの画像を拝借

暑い暑いと言い続けて暑さにも飽きが来る頃、晩夏の乾いた風が吹くようになると、とたんにあの強い日差しが恋しくなる。

まだ鮮やかな夏の余韻に浸っていたい・・・なーんてちょっと前までは思っていたけど、毎度の酷暑にほとほとくたびれ、急に秋の気配を感じる今日このごろにホッとしている。

さっそく、9月1日からはチョコレート色のトップスに身を包み、2020年トレンドカラ―のグレーのパンツで仕事に出ている。台風の影響から、急な雨の涼しさにジャケットを羽織ったが、ちょっと秋の色をまとうだけで気分も高まるもの。

秋色の服を着るという幸せな気分がことのほか大事で、ちょっと大変な商談でも気持ちよく一日動ける。

● 衣更えをしなくなって季節の変わり目を楽しめるようになった

秋の画像を拝借

衣替えはしない。

今までの常識があまり通用しなくなった昨今、昔ながらの衣替えという習慣は合わなくなってきていると感じる。

冷房対策で夏でも長袖が必要だったり、重ね着を駆使して春〜夏〜秋とスリーシーズン着ている服もある。

よく晴れた日の日中に時間を摂ること自体が難しかったりで、まあ、面倒なこととして、やらなくなってきている。虫干しのことね。

普段から、着るものの整理、汚れの処理をきちんとしてあれば、季節のもの-冬ならばセーターやジャケット、コートなどを出せば良いだけ。

こうなってくるとその手間が省けた分、今年流行のものをいち早く取り入れる時間が確保できるので気分もうきうき。

● 2020年秋のトレンドカラーはこの3色ピンク・イエロー・グレー

2021年スケジュール帳にイエローを選ぶ。いいや🐈だったから・笑

私の好きな流行の取り入れ方は「色」にこだわること。
実は1年中、秋の色が大好きで、ブラウン、カーキ、ボルドー、など夏でも着ている。

持ち物もほぼそうで、色の感覚や好みは、大きくこの数年で加齢と共に変わった。

2020年秋冬のトレンドカラーはこの3色。ピンク、イエロー、グレー。

わたしはすでに、秋用のパンツを先週、調達したばかり。グレンチェックのワイドパンツとグレー一色のクロプットパンツ。

9月1日から仕事に着て出ているけど、トレンドカラーだと、ちょっといい感じがする。こういったおしゃれは、セールやバーゲンまで待てないし、待たない。

だって、旬だもの・笑

● 9月1日配信のホットなファッション記事を引用してみた「ファッションと抗ウイルス

一昨日のホットなファッションWEBサイトからの引用。トレンドキーワードは「ファッションと抗ウイルス」と。

記事を抜粋しよう。

“2020年はコロナウイルスの影響で外出が減少しファッションを楽しむ機会が減っている。

ファッションを楽しみたいけど、ウイルスは怖い。

業界では、そんな人々の「不安」を取り除くために急速に抗菌・抗ウイルス素材、抗菌加工・制菌加工、抗菌機能、抗菌生地などの開発が進んでいる最中だ。

抗ウイルスには天然繊維・化学繊維どちらが良いのかも今後の需要分岐点になると考えられる。(どちらが良いかについては、まだ科学的根拠による発表はないのだが)

いまや、世間はトレンドファッションよりも抗菌やウイルス対策を求めている。

2020年は特にデザインアイテムよりも、質や素材、生地にこだわったアイテムに注目が集まりそうだ。(2020AW/TREND より)

● トレンドカラーは小物で差しこむのがわたし流

さて、秋といえばコスモスの花。

毎年、コスモスの咲く時期になると、なんてきれいなんだろう・・・とコスモスのピンク色に見とれる。

薄ピンク、濃ピンク、紫、白、オレンジ、黄色、チョコレートなど。まさしく色の宇宙、コスモスそのものである。

2020年のトレンドカラーのピンクを、秋の装いに取り入れてみたい。

ブルーのシャツにくすんだピンクのスカーフとか、秋のおしゃれは楽しいもの。 旬の色や最新の色にときめきたい年頃。

※おすすめ本の紹介

最後に、イラストレーター、デザイナーであり作家の大橋歩さんの書籍「おしゃれは大事よ!」から抜粋する。

おしゃれは大事よ!

 成長した子供を見る時、自分の有り様がそこここに表れていると思う。


もちろん全部ではないし、必ずしもでもないけど。そしてまた夫の好みも妻による場合が多そう。

家の中のことは妻に任せているという男性は多いもの。

食と住を任せている男性は、たいがい衣も任せている。

主婦は責任が重いよ。                         大橋歩 著

「可愛い」という言葉の意味を辞書で調べると何がわかるか~辞書は言葉を知る最強の教科書【暮らし・辞書の使い方】

【ブログ更新114回】

● あらためて「ことば」のことを考える

猫画像を拝借

最近つくづく、「ことば」はおもしろいと感じている。だから、ちょっと立ち止まって考えてみた。

普段、なにげなくしゃべっている会話も、すべて「ことば」のつらなり。日本国憲法も、そこから派生する法律も「ことば」である。

時には国際問題に発展したり厳しさを迫られたりと、「ことば」のもつ意味は深くて難しい。

だから以前、「作法」の記事でも書いたのだが、人に何か大事なことを伝えるためには、きちんとした言葉遣いと振る舞いが大切なのではないだろうかと思う。

● ボキャブラリ(語彙)が少ない!には、こんな対処法がある

10年前、同期入社の同僚が 「うちの娘、ボキャブラリがすごく少なくて」といい、

自分の言いたいことが言えていないと思うのよね」っと。

つまり、「ことば」で表現することができていないのが同僚の母としての悩みだった。

丁度中学3年生、受験生の夏だ

そんな話を聞きつけた、新入社員で30代の後輩が割込み口を挟んだ。

国語辞典を読ませたらいいんじゃない?」 という。

これは後輩の実体験で、後輩自身も物事や感情を「ことば」で表現することが苦手であった。そんな彼女に、中学時代の国語の先生が辞書を読むことを勧めてくれたという。

それを、言われた通り、しっかりと読み込むことで、意外にも、ことばの使い方例文や反対語の面白さに目覚めてハマってしまったというから驚きだ。

今では、ボキャブラリ豊富な彼女の発するトークはイベントなどでも、大きな魅力のひとつになっている。

なるほど、みんな「ことば」で苦労しているのだなと、改めて考えさせられたのだった。

● よく使う「ことば」をわざわざ辞書で調べてみると発見がいっぱい!

可愛い”—この言葉に注目してみた。

今、老いも若きも男も女も超越して誰もが当たり前のように使っていることばである。国際標準?とも言われる「可愛い」 は、クールジャパンの一つの表現だ。

旺文社版の国語辞典では「愛らしい、ちいさいこと」などの一般的な表現。

三省堂の新明解国語辞典を引いてみると「かはゆし」から来た、原義は「放っておけば悪い事態になるのをそのまま見過ごせない。自分より弱い立場にある者に対して保護をしてやりたい」と思うのが「かわいい」ということ。

例文があるものや無いもの、2冊の辞書でも内容に差異があることに、いまさら!というか改めて驚きを禁じ得ない。

これだけ 「可愛い」 という言葉の持つ感性や価値が世界で評価されているなんて、ちょっと意外ですごいことだなと実感している。

● 紙でも電子でもいい。辞書をうんと引いてみよう。まだ見ぬ世界がきっとみつかる

我が家の辞書の一部・英語・漢字も交じってる

ことば」を辞書で調べる。
電子辞書も手軽だが、わたしはやはり紙の辞書が好きだ。辞書を引くという言葉の表現や振る舞いが物語る、丁寧な時間の流れを感じられるからかもしれない。


でもね、あの文字の小ささがたまにきず!そのうちルーペで拡大して見るようになるのかしら・笑


それでも辞書が好き。

                    

最後に三浦しをん氏・著「小説・船を編む」から、編集者「荒木」の抱く辞書への思いを一説。

~荒木ももちろん、勉強よりも外で友達とあそぶほうが好きだったから、小学生のころは、教室に1冊だけ置いてあった国語辞典のことなど、たいして気にもとめていなかった。

たまに背表紙が視界にはいるだけの、置物にすぎなかった。

実際にめくってみた辞書のおもしろさといったら、どうだろう。

ぴかぴかの表紙、どのページにもびっしりと印刷された文字のつらなり、薄い紙の感触。すべてが荒木を虜にした~

(船を編む)文中より

第3の人生に入る前にすべきこと~① 断・捨・離 ② 人生100年プランを立てる 【暮らし・生き方戦略】 

ブログ更新108回

今日、仕事先で興味深いコーナーを見つけた。それは「認知症の体験談」を集めた棚だ。

今の人様の興味はこれか・・・っと、ほとんど普通の人たち、年代も30代から70代ぐらいまで幅広く、己の認知症発病から、今日までの闘病と奮闘の軌跡が描かれ編まれている。

どの人も明るく、認知症の発病時のことを語り、決まって先行き不安な自分に向けてのメッセージを送る。すでに達観された文面ばかり。

「気ちがいと言われ、職場を失った。まだ39歳の認知症男性」こんな帯の一行ですでに売れる兆しを感じる。そしてみんな弾ける笑顔のカバーばかり。大いに圧倒された。

             ★  ★  ★  ★  ★

今日8月26日は、わたしが脳出血を発症して、命拾いをした日。

もう11年が経った。当時はよく回りから「治ったら本書いて!」と言われた。しかし、自分の歴史はまだまだだ。

命をもう一度頂いたのだから、色々と忙しいのだ・笑。

過去の闘病の余韻に浸っている時間はない。何かのきっかけで売れ筋が見つかれば書籍の発表もあるかもしれないが。

※ 以前のブログから闘病の記録をエッセイにまとめた「約束の日」をここへ。リンク先はタイトルをクリック。

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で、今後も軽く生き続けていくために必要な、第3の人生に向けての準備を書いてみようと思い立った。

ここで、第3の人生の意味合いを述べておく。

第3の人生(定年退職後)の生き方

家庭においては、子育てが終わり、社会においては、定年を迎える時、いよいよ第3の人生が始まる。

明るく、健康的に暮らすのには、自己の自立が大いに必要になってくる。自立とは、一家庭であっても一社会であっても同等に、自分のことは自分で考え、行動する中に価値がある。やりがいは自分で見つけるものなのだ。

例えば、社会の一員でいたいというならば、第2の就職先を探す(社会福祉的なボランティア、NPOなど)を通じて、社会の役に立つという視点ありきで行動する。

余暇の楽しみである旅行や娯楽、趣味なども充分に味わうようにやろう。

体、頭、心を積極的に動かせば、一日ぼーっとすることはないだろう。生きがいを生むことこそが、豊かな第3の人生そのものなのだ。(Web版 第3の人生「青春編」より)

断・捨・離から始めよう

まずは、モノの執着を手放すのに有効な、断・捨・離をする。長く生きていると所有するモノたちのスペースも取らなくてはいけないし、モノの整理は少しでも若いうちがサクサクと進んで、自分の将来を描く格好の舞台となるだろう。

断・捨・離は現代、必須のレジャーだ。

断・捨・離が終わったら、次は人生100年プランを立ててみよう

昨年2019年の気になるキーワードにも上がった老後破産という言葉。

老後の金融資産が約2000万円必要との金融庁の試算が波紋を呼んだ。自分も破産するかもしれないという不安を抱いている人は多と聞く。

 だが、将来のお金の出入りをシミュレーションするライフプラン表を作れば、漠然とした不安は解消できる。シングル、DINKS(夫婦2人、子供なし)、2人の子持ち夫婦の場合に分け、標準型、節約型のライフプランで人生100年時代を展望するのはどうか?という提案だ。

少子高齢化で公的年金制度の改悪は避けられないのに、65歳になった女性の半分は90代まで生きるとされる現代。

みんなが老後破産のリスクを意識するのは無理もない。ただ、リスクの具体的な大きさが分からないために、過剰に恐れている人が多いことも事実だ。

 年金が『今より』減るのは確実だが、今の20~50代の人にとっても老後を支えてくれる存在であることは変わらないだろう。

誰もが老後破産寸前とは考えないで!と言いたい。不安を取り除くために作るのが人生100年ライフプラン表だ。

人生100年ライフプラン表の作り方 ※とても簡単!

~いつ、どれだけの収入や支出が発生し、いくらお金が残せるかを、100歳時点まで見える化するのが目的だ~

1、ノートに手書きでも良い。エクセルとかを使ってでもよい。自分と家族のライフプランを100歳まで、仮想で書出すことから始めよう。

2、これを書くポイントは幻想や妄想を一切しないこと!(ここが重要)

3、ありのままの自分を投影して、今の現状での純資産、収入の口、毎月の生活費などをきっちり出す。

4、年金の推移、資産の運用が叶っているかなど、保有しているものの価値を洗い出してみよう。

5、こうして、毎月、いや毎週1回でも、自分を取り巻く家族や持っている資産のあり様などを、徹底してノートや表に作り上げる。

この1~5をしっかりと取り組むことで、自分とお金の関係が把握でき、あれほど不安だった将来の資産や年金などが、意外と大丈夫なことがわかる。

現代は、ITの進歩によって、想像以上にいろいろな生き方ができる。断・捨・離→100年ライフプラン表ができたら、次は働き方、趣味などにどんどん着手していこう。

この人生100年ライフプラン表は0円でできる最強ツール。自分の人生を思い描くために必要な武器になるだろう。

老後破産に打ち勝つ武器をひたひたと準備することで、毎日がワクワクの連続になる。正しい情報を自分でしっかりと手中に収めることができる。

思考停止するのは、就寝時だけという幸せを手に入れられる。

ポイントは「今、すぐ、やる」これだけ。

【暮らし・インデックス投資】お金はコツコツ貯めて大きく育てる~「3000円投資」論・初めての投資は簡単スタートで

【ブログ更新107回】

毎年、なぜだか、決まって書店頭に平積みされる「3000円投資生活」横山光昭・著(アスコム)だ。1996年7月が第1刷り、その後、毎年重版を重ね続ける大ベストセラーとなっている。

まさしく、この小さな新書版の本は、手元の3000円で毎月インデックス投資を続ける→10年後、20年後には大きく育つことを目論むという、小さなおこづかいを大きく育てる夢のような投資本なのだ。

投資経験がゼロでも、貯金が無くても、誰でも簡単に貯められて、しっかりと増えていく方法だという。

で、今年もお決まりの書店浮上が7月。今回は書籍カバーもゴージャスに一新され、さらにパワー溢れる本となった。しかも、ビジネス雑誌「THE21」で、ポストコロナで、給料が増えなくてもお金が増える方法のトップにこの3000円投資生活が特集で揚げられていた。

さて、本の冒頭に著者の印象的な言葉がある。ちょっと引用してみよう。

 あなたは人生で、やりたいことがありますか?
人生でやりたいことが分かると、自然と「必要なお金」がわかります。でも「お金がないせいで、人生が楽しめない」「やりたいことがやれない」「夢が叶わない」。
 では、どうすればいいでしょうか。 答えは、無理のない範囲で投資を学び、少しずつお金を増やすことです。

本当にごもっとも。で、わたしも、この本「3000円投資生活」と雑誌「THE21」を元に今度こそ、インデックス投資に踏み出そう・・・と息ごんでいるところなのだ。

この3000円投資法はきわめてシンプル。まずネット証券会社を選び、本誌おススメのバランス型の投資信託を選んで、月々3000円の投資をスタート。

という工程だけ。ちょっと面倒なのが、ネット証券会社との手続きぐらいかな。実に簡単。

投資の良い所は、投機みたいに短期間で利益を得るのではなく、長期に渡り保有し、貯蓄との同時進行で安全にお金を増やせるところ、銀行より高い利回りで回せるのだ。

雑誌「THE21」ではインデックス投資のことを詳しく解説、横山氏のレクチャーによる福利効果の凄さに驚かされる。

● 月1万円の貯金と3000円の投資を続けた場合(図表)   

雑誌からの画像・THE21「ポストコロナのお金・新常識」

たった月額13000円の積み立て&投資で30年後には534万8760円!

これは、始めない手はないのではないだろうか。わたしも3年ぐらい前から、様々な投資のセミナーに参加してきたが、今一つ始めてこれなかった経験がある。

ネット証券の口座も開設してみたものの、なぜだか馴染めず。やっぱり、お金に縁遠いのかしら・・・と地団駄踏んでばかりだった。

この本と雑誌から得られる知識はの大半は「低金利の時代に預貯金だけでは絶対にお金は増えない!大きなお金をさらに大きくするという快挙にでなくても、「小さなお金をコツコツ投資して大きく育てるコツ」が網羅されている、非常に優良な書籍なのだ。

今回の新型コロナウイルス感染の影響で、様々な業種が立ち行かなくなった。他人事ではないが、本来の己の仕事の対価、業種の持つ金銭体質などを見直す絶好のチャンスだったのではないだろうか。

やはり、大きな懸けをするには大金が必要だ。しかし、懸けはせずとも、生きていかなければならないのならば、こういった小さなお金に注目し、育てることに注力するのがもっとも賢い生き方なのではないだろうか。

※ 以前のブログより「お金持ち入門」→リンク先;http://miikostyle.blog.jp/preview/edit/8fc102e617c0988fe8924b03fbdab182

たった一冊の新書と一冊の雑誌が未来の資産を作る手助けをする。

これは買わない手はない。

我が家をパワースポットにする~帰るとエネルギーチャージができる空間を作ろう【暮らし・こだわりのインテリア】

【ブログ更新102回】

我が家の照明

わたし達女性は、それ相応のこだわりを持っているおしゃれな人が多いと思うが、こと住環境においては、子どもや親などの制約が多く、なかなか自分のこだわりを暮らしに実現できない!という声を漏れ聞く。

であれば、こんな椅子に座ったら癒されるとか、窓際はわたしの特等席とか、寝室を充実させるなど、パワースポットらしき空間を作ってみては?

そんなの無理、無理とかいう場合でも、小さな棚を自分の好きなモノで飾るとかいうのも、理想のパワースポット作りに近づくもの。

秋まじか、理想のコーナー作りに挑戦してみようという提案。

ここで、我が家のモノ減らし奮闘記を紹介しよう。

● 家財道具を3分の1に減らしてのシンプルなライフスタイルにシフトする

今の家に引っ越して早や6年が過ぎた。緑溢れる都立公園にほど近く、朝は、野鳥のさえずりで目を覚ます・・・という豊かで靜かな環境が手に入った。

丁度、6年前、息子の単身での転勤が決まり、ほぼ同時にわたしの母の介護が始まった。仕事を続けながら、母の面倒をみることは、想像以上に時間も取られ、50代のわたしの体力にも限界があった。

しかし、母は最後まで一人の生活を望んだので、だったら、動けるこちらが引っ越しし、母の家から車で5分の場所に新居を求めた。

突然の引っ越しにあたり、自分たちらしく、シンプルな暮らしをしたいと、それまで住んでいた3LDKのマンションでの持ち物を思い切って3分の1に減らしての引っ越しをすることに決めた。

一番減らした物は夫の書籍2000冊!当時、上流SEを生業としていたビジネスマンだったから、仕事に使えそうな本はすべて購入していた。ブックオフに出張できてもらい、200冊を残しすべて買い取ってもらった。売った代金は引っ越し費用の一部として役立った。

12畳ほどのリビング兼書斎が本で埋まったのには壮観だった。そして、新居は二人暮らしだからお互いの自分らしい空間をつくろうね!と話合いながら、結婚生活、実に6度目の引っ越しをワクワクで進めた思い出がある。

ここで、良書の紹介を。

“>できる人のスピード整理術」中谷彰宏・著だ。

内容の要点

∼豊かな人はモノが少ない~

モノを整理すると7つのメリットが生まれる

① 決断力がつく

② 頭が整理される

③ エネルギーが生まれる

④ スピードが出る

⑤ 仕事ができるようになる

⑥ ライフスタイルが生まれる

⑦ やる気がわく 

● シンプルにこだわったモノたち

モノを減らすにあたり、それでも今まで愛用してきたお皿などはどうしようかな?っと考えた時、そうだ!色で決めようと思いつた。その時の気分は白いお皿やシンプルな器を使いたいと。

愛用の数少ない食器

で、フルセットで利用していたコレール白いお皿3枚、サラダボール3つを残して後は潔く処分した。

夫の本棚もカバーの色合いを合わせるように工夫したり、床の絨毯はブルーが基本なので、和室にも、今年ニトリNクールの接触冷却ラグをブルーで揃えたりしている。このラグでの昼寝は涼しくて最高。

Nクールラグ

また、わたし達夫婦は読書時間を楽しむことをとても重要視している。小さな書斎には、シンプルなフロアライトを選んで使っているが、こここそが我が家のパワースポットと言っても過言でないだろう。

読書や思索の時間、ゆっくりお酒を頂く時間には、優しい照明が必要だ。特に50代で暮らしたい家にはシンプルで優しい光のフロアライトは欠かせない照明器具だ。

これがあるだけで、一つ上の暮らしが簡単に手に入る。

最近汚れが目立つフロアライト

もう、毎日の暮らしに流される取りあえずの家ではなく、身も心も癒され、エネルギーをチャージできる我が家を作るのが、最高に有意義なライフスタイルだと考える。

誰に見せるわけでもないから、高級なモノもいらない。

気に入っているオーガニックワインとオリーブのチーズ

美味しいお酒・本・間接照明・それに近くの自然があれば、そこがわたしのパワースポット。

神社仏閣だけがパワースポットではない。