読書をするのにまとまった時間はいらない!~スキマ時間で読書の秋を楽しもう【紙上講座・究極の読書】

【ブログ新規追加855回】

普段、本をどのくらい読んでいる? 

仕事や家事で忙しく、なかなか読書する時間が取れないという人は多いのではないかな?

しかし、実は「忙しくて時間がない」は読書ができないことの理由にはならない。

それだけでなく、仕事を大事にしたい人こそ本を読むべき。そのわけは・・・。

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1日の読書時間が15分未満の人の割合が、起業経験者は30.3%、副業経験者は27.7%と3割前後だったのに対し、いずれも経験していない人では45.8%と半数近くに上っているそうだ。

また、1日に1時間以上読書する人は、起業経験者が14.5%、副業経験者が19.1%に対し、いずれも経験していない人では10.2%。ビジネスに貪欲で、起業・副業を経験している人のほうが、読書時間が長いという結果が出た。

(楽天ブックスが2018年、ビジネスパーソンを対象に、起業や副業の経験の有無と読書時間についての調査から)

若干、古い情報だがあえて載せてみた。

昨日も図書館に行ったが、明らかに人流が戻って来ていると感じた。読書の秋になって、気候も良く何しろ湿度が低い。

考え事や集中したい勉強などもってこい!の季節がやってきた!

しかも、読書すると前頭前野が刺激されて、いわゆるボケ防止に非常に効果を発揮するという。 まさに秋は読書するしかないでしょ(笑)

図書館では、それぞれが思い思いの棚のそばに座り、読みたい、借りたい本を横におき、夢中で読んでいる人が多くいたんだ。

いい風景だと。

本を読まない生活なんてありえない!と心底思っちゃうよ。

で、先のデータを読み解くと、「忙しい人ほど読書と真摯に向き合っている」といえよう。

読書家で知られているマイクロソフトの創始者ビルゲイツ氏(年間50冊は読了を果たし、週1冊は必ず読み切っているそう)が言っていたコメントを載せておこう。

~新しいトピックについて学ぶ方法として、今でも読書が好きだ。子どもの頃から、平均週1冊のペースで読書しつづけてきた。スケジュールが詰まっていて多忙なときでも、読書のための時間を多く捻出するようにしている。ビルゲイツ

起業、副業で多忙なはずのビジネスパーソンや、経営者などとして実績をあげ富を築いてきた富裕層の人々。

こうした忙しい人でも読書している人は多く、むしろ、忙しい人ほど読書していると感じる。

本からは膨大な知識、そして語彙力や表現力を得ることができることは、あえて言うまでもない。

彼らは読書によって得たものを仕事にも活かしているのだと考えることができるだろう。

読書が仕事にとってプラスになるなら、仕事を大事にしている人こそ読書習慣をつけるべきだと思わない?

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ここで、実践的読書を果たしつつ、毎日のブログ更新や動画配信を続けている精神科医の樺沢紫苑氏の言葉と書籍を紹介する。

月20~30冊も本を読む大の読書家でもある精神科医の樺沢紫苑氏はこう言われている。

~読書をする時間がない!というのは、読書が苦手な人にもっとも多い言い訳だ。私は月平均30冊の本を読んいるが、それはまとまった時間ではなく、すべてスキマ時間だけで読んでいる。

樺沢紫苑氏のスキマ時間読書法がみっちりと詰まった書籍がこれ!

読んだら忘れない読書術』樺沢紫苑・著(サンマーク出版)

• 簡単レビュー

こうすれば、読んだ内容を覚えていられる!
脳科学に裏付けられた、本当に役立つ読書術とは?


「本を読んでも、すぐに内容を忘れてしまう」
「せっかく読書をしても、記憶に残っていない」
「凄くおもしろかったのに、少し時間がたつと内容が思い出せない」

誰でも、こんなふうに思っているそうだ。

記憶に残らない「読んだつもり」の読書は、
ザルで水をすくうようなもので、時間の無駄だと著者は説く。


読書とは、その内容を忘れずに自分の知識として定着させて、
自己成長に結びつけてこそ、はじめて意味が出てくるものなのだ。

本書では、精神科医である著者が、
脳科学的な裏付けのある「読んだら忘れない読書術」を公開。


また、「SNSの超プロ」としての立場からも、ソーシャルメディアを使いこなし、
読書で得た知識をアウトプットする方法、人とシェアする方法などを明かしている。

ぜひ、「読んだら忘れない読書術」を手に入れ、
さまざまな本で学んだ内容を仕事や生活の場で実践してほしいものだ。


もくじ

第1章 なぜ、読書は必要なのか? 読書によって得られる8つのこと
第2章「読んだら忘れない」精神科医の読書術 3つの基本
第3章「読んだら忘れない」精神科医の読書術 2つのキーワード
第4章「読んだら忘れない」精神科医の読書術 超実践編
第5章「読んだら忘れない」精神科医の本の選択術
第6章 早く、安く、たくさん読める究極の電子書籍読書術
第7章「読んだら忘れない」精神科医の本の買い方
第8章 精神科医がお勧めする珠玉の31冊

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さあ、読書の季節到来!

歳で目が弱いなどの症状でなかなか読書に手が出ない方には、amazon オーディブル(現在2ヵ月間無料中‼)などの活用もいい。

TVのかわりに小説を聞き流している人も多いのだそう!

充実感を求めた読書の仕方だわ。

わたしも紙の「本」とオーディブルでスキマ時間の読書三昧しよっと。

★2024年9月30日更新 手書きとタイピングの違いとは?~インプットとアウトプットの関係【紙上講座・手書きのよさ】

【ブログ新規追加852回】

ペンを使ってノートに書く・・・この行為はわたしにとって最も重要なもの。

一方で、PCを使い仕事をこなすことやブログを執筆することも同様に大事なことなのだ。

紙に書くのもキーボードでタイピングすることも同じ「書く作業」だが、この二つはまるで影と陽向のように異なり、またセットでひとつという感覚がある。

呼吸に例えると、ペンで紙に取るメモは「吸う」だと思う。とにかく入れたい!入れたい!の連続だから。

意外にも、そこいらの紙に書いた大事なメモが結構溜まってしまうんだ(笑)

そして、PCで書く文章は、絶対に「吐き出す」ものだね。

必死で取った忘れたくない言葉やちょっとした気づきを文章に認める作業そのものが、息を吐き出し続けているように感じるのだ。

ペンを使って書く作業は文字通りインプット(入れる)だ。

あっ!いい言葉を見つけた!とか授かった!と感じた時に数秒でその風を捉えることができたら上出来でしょ?

だって、そのままにしておいたら、完全に忘れてしまうものだから、メモを取ることって瞬間を切り取る重要な作業だと、つくづく思う。

手を動かしてメモを取る。すると、頭じゃなく身体で記憶できる。要するに記憶が定着するんだ。

だから、書くこと自体に最大の意味があり、書いたものはそのまま捨ててしまうなんてことも多いよ。

かの、宮沢賢治の「雨にもマケズ」は、小さな紙きれに書かれたメモだったのは有名な話。

賢治はこうやって、メモを大量に書いては捨てていたんだろう。

どんなメモがあったのか、ポケットの謎を知りたい。

すべてをアウトプットするのではなく、何かに導かれたかのように見つかる宮沢賢治の詩。

また、イタリアには田舎の小さな村にレオナルド・ダヴィンチの描いた小さな壁画が見られる教会があるそうだ。

偉大な人たちが残した小さな功績を探しに行く旅がしたくなった。

賢治もダヴィンチも書いた(描いた)瞬間に頭と身体が記憶しちゃってるんだろうから、残すことに深い意味を持たなくなったんだろうね。

天才だけが持つ感覚ではなく、人間の記憶の経路を最短で利用した例だ。

だから、書き留めた紙きれも教会の壁もいわば保険のようなもの(笑)

どうしても思い出せない時に戻る場所だ。なくなっちゃったら、それはそれでノーカウント。

いやはや、すごいな。

わたしなどは、必死で書き留めてからPCで文字に起こすんだから、完全にそれはアウトプット作業だ。

キーボードを打ちながら、頭の中にある知識や情報、感情などを再構築して、言葉を紡いでいる。

手で書いたメモが生きるのは、一瞬でつかんだいい言葉が自分なりの表現で落とし込めることなんだろう。

ブログを毎日書くのは、入れたら出すという、自然の原理に基づくものなのだ。

せっかくのいい言葉も知識や情報も出さなければ詰まってしまうじゃない!

メモを取ること(入れる)と、タイピングする(出す準備)とは、いわば知識の呼吸ってことかな。

常に新しく新陳代謝を続けるブログでありたいとささやかに願う。

「今、ここに生きているわたし」を表現することに没頭できる間は賢治やダヴィンチの心情に近づけるかも?(笑)

~ささいなことでも手書きで書く~

では、また。

時間の使い方で人生を変える~簡単で効果抜群な方法をひとつ🎶【紙上講座・効率よく記憶する】

【ブログ新規追加848回】

(2冊の同じ手帳。1冊は普通に使い、もう1冊は「やったことメモ」を書き出す手帳)

                  ★

「すべての人に平等に与えられているもの」

それは「時間」だ。

平等にと言えば、確かにその通りであり、その時間をどのように使うか?

これまた自由だし、人それぞれ。

一日を目いっぱい忙しく過ごすことで充実感を覚える人もいるだろうし(まさにわたし・笑)一方で、のんびりと時間に縛られずに過ごすことこそ人生の醍醐味だと感じる人もいるだろう。

まあ、適度にやりがいのある何かに関わり、自由な時間もある程度確保できる・・・こんなのが理想じゃないかな?

20代の終わり頃から30代は「仕事と家事、育児に追いかけられている!」と、感じて強度のストレスにまみれっぱなしだったわ。

「ど~して、わたしばっかり忙しくしてなくちゃならないわけ?!」と、怒りの矢を自分に向けて放っていたなあ(笑)

要するに被害妄想がひどくて、強いお酒で憂さを晴らしていたような。

それでも、ある日のこと、なぜだか急に「自分の思考がおかしな状態になっていることに気がついた」わけ。

そして、自分だけが、ネズミのくるくるみたいに途切れなくモノゴトに取り組んでいる状態はあってはならない!と、を時間管理することにしてみたの。

時間管理=時間割を組んでみたってわけ。小学生みたいに。

しかし、ちっとも時間通りに行きやしない。わたしの夫や母なんか「もっと余裕のある時間配分で約束して!だいたい遅れるのだもの!」とか、怒るんだよ。

それだけ従事することがらが多かったんだもの。無理はない。 今でも軽い時間割を立てて毎日を過ごしている。(だいたいは頭の中で時間割を立ててる)

当時、家族の予定や他にもいろいろ関わっていることがらが多く、時間内に終わらないことばかりだったから、時間にものごとを当てはめるだけじゃなくて、一日の終わりに全部書き出してみる方法をある書籍から学んだ。

それがねえ・・・笑っちゃうんだけど、何をやっていたのか?忘れてしまうというか思い出せない時間があったりする。きっと、どーでもいい細切れの時間のことは書き出す必要がない!と、勝手に思い込んで端折っていたんだ。

それと、夜寝る前にする作業は疲れていてシンドイのひとこと。自分で決めた「やったことメモ」だけれど、あっけなく挫折(泣)

じゃあ、良く寝て翌日の朝、前日のやったことを書き出すようにしてみたら、なんとすらすら~~と、だいたい8割の内容で時間をどう使っていたか?書き出せたんだ。

朝の脳は最高!

こうして、スケジュールの徹底とやるべきことの書き出し~翌日にはやったことの書き出しを続けるようにしたのだ。

「やったことを書き出すだけ」なんだけど。

ただ、毎日が忙しく流れていくのではなく、あるいは無為に過ぎていくのでもない、一日一日に付箋を貼り着けるような気持ちで、積極的に時間管理に取り組めた体験よ。

                   ★

実は、この「やったことを書き出す」というシンプルな作業を毎日やって、偏差値35からスタートして2浪後に「東大」に見事合格!した西岡氏の記憶力アップ法とよく似ているのを、つい最近知ったのだ。(西岡氏の方法は作文を書くのだそうだ)

西岡氏の記事を添付する→https://toyokeizai.net/articles/-/620391?page=5&fbclid=IwAR3-_pF61SjSnl07aTRQjJGDuI 「2浪 偏差値35の僕がそれでも東大を目指したワケ

西岡氏は浪人中、東大志望の知り合いに片っ端から恥を忍んで、勉強方法を聞いて回ったそうだ。そうしたら驚くほど自分の勉強方法と違う人ばかりだった。自信喪失したそうな。

その中で、「前日勉強したことがらを全部書き出す」という振り返りを先生から聞き、記憶力アップを睨んで、さっそくやってはみたものの、2割も書き出せなかったそうだ!

要するに自分が何を勉強しているのかさえ、把握できていなかったのだと。愕然としたのは言うまでもなく、その後、書き出し作文に馴れてきたら、だいたい8割の勉強内容が書き出せるようになったそうだ。

もちろん、学力もうなぎのぼり!

やったことを書き出すことで、辛い浪人生活を新鮮な日々に変えて、見事合格を果たした西岡氏の記事には感動を覚えた。

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紙にやったことを書き出すことで、人生は充実したものになるだろうな・・・とか思っていたわたし。

それが、今では毎日ブログを更新している。毎日書くことで、記憶力の維持に相当役に立っているハズ。

「やったことメモ」の書き出す内容は、仕事、プライベートの予定(買い物や通院など)ブログ書き(ネタ仕込み)掃除や洗濯などの家事全般、料理(買い出しなど)趣味の草花の手入れ、ストレッチやランニング(今はやってない)これらの少々煩雑なことがらは記号にして書き込んでいる。

これを付けるようになってから、一番変わったことは「わたしの気持ち」なの。

「一日で、こんなにもたくさんのことをこなしたわたしってすごい!」とか「偉い!」とか。自己肯定感がアゲアゲになる(笑)

そして、仕事や家のことに追われているという気持ちもどっかへ行っちゃって、さらなる達成感と、充実感を味わいたくて、こまごま詰め込んで長年、行動してきた。

スケジュール帳に記号の羅列で継続できている、やったことメモ。

こんな、ちょっとの頑張りで「時間」と向き合い続けてきた話をざっくりと書いてみた。

ちょっと頑張った自分へのご褒美は、意外にも0円で叶う「やったことメモ」で充分(笑)

どうぞ、時間管理と、充実感や達成感を同時に手に入れる「やったことメモ」をやってみない?

デジタルデトックスがどんどん進む日々【紙上講座・デジタルから離れる】

【ブログ新規追加832回】

一昨日は丸1日、PCもスマホも開かないというデトックス日だった。

我が家の通信はデータ使い放題。だけど格安プランの宿命、大量に使う我が家では3日10G制限ぎりぎり。

オプションサービスの夜間完全フリーを使ってなんとかデータ量を制御している。

しかもそれに加え余ったGIGAも裏技で繰り越せるので、生活パターンを習慣化し日中はアナログ作業に専念すればいいのだ。

なんだかんだメリハリつけてやってきたが、一昨日、なぜかメリハリに失敗。

日中に使いまくってぎりぎりになってしまい、自ら通信制限をかけざる負えなくなった。

こうなったら制限回避のため、丸一日をぴたっとデジタルデトックスする!と、肚を決めた。

デジタルを見ないということは、恐ろしく暇だろうな・・・と、思いきや、実際はそーでもなかったんだ。

制限がある分だけ知恵と工夫ができ、時間の有効活用で信じられないくらいのんびりと家中の掃除ができたよ。まさにデジタルとアナログの融合=ハイブリットなスタイルだ。

今までまったくやったことのない場所まで掃除ができたんだから、制限様様じゃん(笑)

掃除の次は、今、流行りのロルバーン(Roollbahn)のノート術(ノートを最後まで使い切る)をやり始めてみたよ。

ロルバーンとの出会いは、流行り始めた数年前、仕事先の書店でアクリル壁一面にば~んとロルバーンの可愛い柄物や、カッコいいノート&ダイアリーが面陳されていて圧倒されたのだ。

ミニサイズのノートでもワンコインはする高価なノート。ダイアリーなどはだいたい1300円ほどする。

表紙の可愛さに思わず手に取ったが、「1260円!ちっ!こんな高いのはいらない!」と、さっさと戻した経験がある。

たしかに紙質もいいし、クリーム色の目に優しい罫線がとても使いやすそうだし。

先日も仕事ついでに、毎年新作が加わるダイアリーの表紙ラインナップも大型書店で見てきた。

2023年版から干支柄のデザインもあり、とってもキュート。

さらにLoftなど、文具専門店の限定販売は大人気。文具熱って、すごいんだよね。

今、ロルバーンファンの女子の間で、「ノートを使い切る方法」などの動画が盛んにアップされている。

なぜ?使い切るのに方法がいるのだろう?

そんな興味を持って動画を数本観てみた。

なんと、リングを外して余った紙を取り除き、新しいノートもリングを外して取り除いた紙を付け加えてリングを戻し、全部大切に使うんだという。

なんとも、ほんわかいい感じがしたよ。

SDGsしてるんだ!と、自信満々で話していた。

オタ活、推し活には欠かせないマイノートを作れるロルバーンの世界を思いだして、これまで使ってきたノート達を復活させる時間ができたんだ。

たんに、PCやスマホを開かないだけで、クリエイティブな時間が持てるのが驚き!

また、朝起きたばかりの時間帯も、デジタルを見ない日を送る。

それは、こんな理由があるから。

まず、朝の起きたての時間のことを「プラチナタイム」と呼ぶそうな。

目覚めた直後の脳は、睡眠によってリセットされて、まっさらな状態であるそうだ。

そのまっさらな脳に、今日一日で一番大切な案件をしっかり反復させるのがいい。

それが、自分と向き合う唯一の方法だ。

わたしは、ノートにその日、大事な案件を朝、起きたてに書くようにしてみた。

SNSなど、外部情報もすぐには開かない。

たった一行、朝、自分に向けた案件をメッセ―ジするだけで、自分を大切に扱っているという気分になれる。

早朝に書くノートは、まさに自分と向き合う活動なんだ。

「どんな一日にしたい?」と、自問自答しながら、書き出してみて。

そうすると、PCやスマホを開く時間や頻度がどんどん後回しになって行く。

「ネットに浸食されたくない!と、思いながらも浸食されている人」だったら、ぜひ、「寝起きのノート書き」をおすすめする(笑)

今回、ネット通信制限から、PCやスマホを使わず、思いのほか充実した自分時間が作れた。

ずっとは無理でも、半日ぐらいのデジタルデトックスは毎週やるべきかも。

脳も気持ちもスッキリするから。

どうぞ、お試しあれ!


MAGAZINEHOUSEのEWB会員登録をした~もっと雑誌が読みたいから【紙上講座・雑誌購読】

【ブログ新規追加829回】

MAGAZINEHOUSEのWEB会員登録を昨日やって寝た。

現在では、各雑誌がひとつのブランドとしてWEB登録されている。その各雑誌のコンセプトや近々の情報を得るために会員登録をした。

紙雑誌の概念は「過去」のものであろう。

有名雑誌からの情報とメルマガ先を選んだ。(おっと、ターザンを忘れちゃった!)

BRUTUS

CasaBRUTUS

Hanako

&Premium
と、とりあえずこれだけ選んだ。

CasaBRUTUS。やっぱり、グラビアがきれい。建築好きにはたまらない、素敵なアングルばかり。

一般人の写真上手な画像ばかり観てる昨今では、ゆっくりとプロの撮る写真を愛でる機会を逃しているなあ・・・と、つくづく感じるのだ。

料理でも、旅でも建築でもすべて、雑誌からセンスを栄養補給するように吸収してきたわたし達世代。

WEBではあるけれど、グラビア感満載のマガジンハウスの会員(無料)になってみるのも乙なものかも。

ずら~~~っと、表紙を眺めるだけでも、とても楽しいし、いい息抜きになりそうだ。

Hanakoとか、旅の特集が大好きだけど、なんせ紙版の雑誌だと、文字があまりに小さい!というか小さすぎる(泣)

だから、WEB会員専用ページで既刊の雑誌記事やメルマガを大きく伸ばして閲覧できるのでストレスなしよ。

(資料に関しては個人IDが必ず入ってしまう関係で今回はリンクせず)

というわけで、会員制のWEBマガジンを紹介してみた。

圧倒的にセンスを磨くなら、マガジンハウスでしょ?(笑)

「小さな印税(おこづかい)生活」【紙上講座・電子書籍の印税】

【ブログ新規追加815回】

昨晩、お世話になっている、某都内出版社からの6月~7月分の書籍純売り上げ(冊数、金額合計など)報告書類が送られてきていた。(たぶん2ヵ月ごとだっけ?ちゃんとわかってはいない結構ズボラ・笑)

そんな時、一瞬思う「わたしは物書きだ」という実感。

たぶん、電子書籍でデビューしている分、気軽なんだろうね。

しかし、「著者の証し」である印税が運ばれてくるんだから、いい加減ではいけない・・・と、気を引き締めてきたこの6年あまり。

延べにすると、毎月20人ぐらいの方がわたしの電子書籍を買って下さっている。

これは、驚きというか意外。川の流れのようで、とても嬉しい。

仕事で毎日、平積み書籍を各5冊・・・などの受注をリアル書店で商談しているわたしが思うに、実店舗では実売につなげるまで時間がかかる。

WEBでは、読者に見つけてもらって、すぐ購入を決めてもらい、書店や出版元、引いては著者には「在庫が一切ない」という最高な環境が電子書籍にはある。

わたしは、紙であっても、電子であっても出版業界に奉公に出た人間だから、本業では精一杯アピールして売り、私生活ではそれこそ夢中で書く毎日が実現している。

在庫(売れ残り)を持たない、願った通りの物書きになって「小さな印税生活」を謳歌中だ。

                 ★

ここで、簡単に「紙の書籍と電子書籍の印税の違い」を明記しておこう。

紙書籍は売れなくても作った冊数で印税が発生する。 1万冊本を刷ったら、刷った時点で1万冊分の印税が発生する計算。 対して電子書籍はあくまで売れた分だけだ。 実売数にあわせてお金がもらえる形になる。(資料元→https://konogi.fanbox.cc/posts/945755 電子と紙のどちらで買うのが作家さんのためになりますか?WEB記事より)

紙の印税:販売価格の10%

電子の印税:販売価格の15%

                 ★

ブログを書き始めて7年が過ぎ、その間にブックレビューライターとなり大手出版社からの依頼を頂き、書籍のブックレビューライターを約3年ほど勤めた。

この7年の間にやはりブログを読んで頂き、2度の電子書籍執筆依頼を頂いた。

とにかく、この7年間、ブログ、レビュー記事、書籍執筆と書いて、書いて書きまくってきた。(それ以外でもWordpressの導入やアドセンス広告の分野を勉強してブログが収益を上げるまで少しづつ成長路線を開拓してきた)

そして、レビューライターの収入、ブログではGoogleアドセンス、Amazonアソシエイトの広告料、書籍の印税などこの3つの収入が、わたしの「おこづかい」となった。

本業(出版営業)があるぶん、こちらの執筆業で得た金銭については、すべてわたしの旅や趣味に費やす活動費になった。

はじめは収益で旅ができるのが嬉しくって、そりゃあもうね、行きまくったよ(笑)

それも、今では、落ち着いて、かなり行きたい!と思わなければ簡単には出かけなくなった。

また、筆の鈍りはまったくないものの、様々なおこづかい口の金銭がプールされつつあり、「もっと遊ばなきゃいけないんじゃない?!」と、嬉しい悲鳴すらある(笑)

でもね、稼ぐために書いてはいないの。

一生書き続けたいから、ブログは筋トレで毎日書くし、印税を頂けている間は、もう一冊、もう一冊と、細々と書いて行きたいと願っている。

「長く書き続けるのが目標」であるから、売れた分だけ印税の入る電子書籍が性分に合っているとも言える。

今日は、わたしの「小さな印税生活」の裏側を書いてみた。

ずっと書いていたら、びっくりするような大化けするかもしれないし(笑)

まあ、そりゃあ、あるか?ないか?誰にもわからないから面白い。

本や映画の情報源は、一度インプットしたら手放す~その姿勢が「何となく見る・読む」を防ぎ、生きた情報収集ができる【紙上講座・情報収集のコツ】

【ブログ新規追加810回】

さて、夏休み終わり仕事モードに完全に切り替わった今朝。

ここで、情報収集のツボというか、コツを簡単にまとめてみよう。

わたしは、情報収集に関してはあまりリピーターにならない。

旅でも食べものでも、趣味でも。

それは、究極、出会いは「一期一会」だと感じているからだ。

旅でも限られた時間の中で、出会いを求めて行動をするのが好きだ。

いつものあの場所・・・みたいな慣れ親しんだモノやコトを探すのはまだまだ先のこと。

この「リピーターにならない」「リピートしない」という感覚が、常に新しい場所や知らない場所、人、モノに繋がって興味の幅を広げて来たと言えよう。

試しに「この本を読めるのは今だけ」「この映画を観られるのは今しかない!」と決めて、本を読み、映画やTVを見てみよう。

あら~~~不思議。いつもよりずっと、情報が頭の中に残らない?

もし、こういった「一期一会」の出会いが面倒くさい・・・とか馴れ親しんだ場所でなけりゃ・・・と感じる場合は、その情報源は「今、必要がないもの=今、大切ではない」のだと割り切れる。

わたしは、本を読みながら「これは実践したい!」「取り入れたい!」と、感じたところにはどんどん付箋を貼って読み続ける。

しかも、すぐに実行できそうなら、時期を待たずにやる。

本来の私に必要な情報源だけど、すぐには実行不可能な場合は手帳に「仮設定日」を設けてインプットする。

そして、実行した結果の報告や「これいいな!」と思った本や、モノは余さずブログで紹介する。

それが終わったら手放す(次へ行く)。

見つける→すぐにやる(読むや見る・行くなど)→ブログに落としこんだら終了。

こうすることで、「またあとで読もう」とか「じっくり時間を取って読もう」・見よう」とか、結局「積読の始まり」「死蔵を作らない!」というのを実践できる。

ま、積読や死蔵が苦手なだけ。

本や旅先の情報や観た映画など、ブログに詳細に記録し、アウトプットすることで、自分なりの咀嚼が進み、生きた情報収集ができる。

リピーターの本当の心情は「いつでも手に取れる安心感」だ。

わたしの性分では、得意の「集中力」を発揮して、新しい、まだ観ぬ場所やモノやコトを限りなく「一度で取り入れる」を繰り返して、自分の力を蓄えてきたと自負している。

~その情報、すでにインプット済みじゃない?~

こんな風に自分にいつも問いかけているよ。

同じ本を2度買ってしまった経験はまだない(笑)

たぶん、この性分で生きれば、ボケたりしないだろう・・・という、根拠のない自信すらあるのよ。

さ、今日から通常勤務。キッチリ働きましょ!

文章のアレコレ~時間があったので目指す文章を考えてみた~今後に活かす文体を見つける【紙上講座・文体】

【ブログ新規追加799回】

ワクチン熱が下がっても、熱の後遺症でだるくすぐに元に戻れなくて、昨日は少し思考の面で考えを取りまとめてみた。

時間がある時だからこそ、文章があーだ、こーだとか、本当に目指すべき文体など、かなり考えておかないとと、ずうっと思っていたんだ。

そういった、考えのとりまとめをしておかなければ、なかなか使えないし、使えるようにならないのが文章のアレコレ、文体というものなのだ。

改めて「文体」とはどーいうものなのか?調べてみた。

文体とは→文章の様式。和文体、漢文体、あるいは書簡体など。筆者の個性的特色が見られる、文章のスタイル。(資料元;https://kotobank.jp/word/ コトバンク

そうか。個性がにじみ出る文章表現がスタイルとなり、作品となればそれ自体が文体と言えるのだと改めて知った。

で、今のわたしが考え尽くす文章のアレコレはこうだ。

ディティール説明が少なく、それでいて情景が浮かぶ文章

贅肉の一切ない、彫琢された文体」(※ 彫琢とは→宝石などをきざみ磨くこと。比喩的に文章を磨くこと。)

元々、「中学生がスラスラ読んで理解可能な内容」や「難しい漢字を用いないで書く」のが、わたしの長年のスタイルだ。

これを逸脱すると、文体がめちゃくちゃになってしまうので、おおかた守ってきたかしら。

どんな物を書くかで、文体を決めたり変えることはしないし、何人もの自分がいるみたいで気持ちが悪いものだ。

今後も、没個性にならないように、華美な装飾は避け、硬派なわかりやすさを目指して書くのは変わりないだろう。

昨今、プロとアマチュアの境界線があいまいだ。

文章の世界でも言わずもがなである。

だからこそ、文章の技巧に頼るというよりは、モノゴトを見る眼の深度を上げることが大事だと思う。

細部のリアリティがあってこそ、はじめて揺るぎないノンフィクションが構築されるんだ。

フィクション(創作)の話はまたの機会に。

小さな、情景描写に心血を注ぐ・・・そんな文章を連ねて行きたい。

★2024年7月17日更新 ゆるく身体をいたわる3連休~養生エッセイ【健康・文章で癒す】

【ブログ新規追加777回】

戻り梅雨なの?

毎日良く降る。今朝は、TVで見た仙台の集中豪雨に驚き、思わず仙台在住の同僚にTwitterでメッセ―ジ。

彼女の住む街は大丈夫だと聞き、ホッとするも、今晩が雨のピークだそうで気が抜けないと。

わたしは、週末の買い出し→冷蔵庫の掃除をして食品を収納→とれたてトウモロコシを茹でて→ちょっと仕事して→お昼を食べて→バタンキュー(5時まで寝ちゃった)

低気圧のせいだよ。この眠さは。

ああ~~~せっかくの土曜日を5時間も昼寝で溶かしちゃった(泣)

でも、身体をいたわってあげないとね。

                  ★

というわけで、今日の話は「やっちゃった!」は、恰好の「ネタ」になる!って話を書いている。

ブログの書くネタに困ったときはこれ!!!「やっちゃった話」が一番いい。

(わたしは日々やらかしているんでまったくネタには困んない。書けば書くほど泉湧くの・笑)

ネタに困ったら、ぜひ自分のやらかした話を書いてみて。

やらかし3つの視点をここにあげておこう。

● 何をやらかしたのか?

● どんな気持ちだったのか?

● どうやって乗り越えたのか?

恥ずかしいかもしれないけど、でも…確実に読んだ人を勇気づけられるものなの。

                    ★

肩に力が入ってなくて等身大な自分を書いているのが伝わってくる文章ってやっぱりいい。

で、ネタの充実度は「やらかした話」と、もうひとつあるんだ。

それは、「好きなことを書く」だ。

~自分が幸せなら、何を書こうがそれが一番だ。わたしはそう思い続けて書いてきた~

あまりにも簡単で、さらっと書いてみたけど、それが一番いいはず。

心の中で、つぶやいていることの端っこだけを書いてみてもいいんじゃない?

そうやって、発信を続けていると、まさに「泉が滾々と湧いてくる」のを実感できるだろう

たとえ世間的に矛盾があったとしても、SNS上でどうかじゃなく、こっち(リアル)の自分が幸せになるための発信かどうかの方が大事だと思うのよね。

内なる自分との対話が実は、みんなが読みたい文章なんじゃないかな?とも感じる。

読み手がどう捉えるか?なんて気にしないで書く。

自分の幸せのために書くんだよ。

これが、わたしの考える「ブログ道」だ。

「うまく伝えよう、いいことを言おう」じゃなくて、「本当に思っていることを書こう」というスタンスだともいえる。

そのスタイルが幸いしたのか、これまでの7年間、炎上はなしだし、「自己発見ブログ」というジャンルにまで到達できたのは、感慨深い。

誰かに理解されようとなんてしないで、自分が楽しいことや好きなことをやって、それを自分らしい文章で綴る。

こんな風に暮らしたかった・・・が叶った。

わたしにとっては「発信は難行苦行」じゃなかった(笑)

とういう「やらかした話」「好きなことを書く」の2つで、かなり幸せになれるというネタと発信の極意を書いた。

さ、夕飯ならぬ、晩酌の用意、しよっと。

※ 2枚目の画像は、冷やし甘酒のレシピ。

(写真の4つをミキサーで攪拌してキンキンに冷やしてどうぞ。)

蒸し暑い夏に合う、お酒はお酒でも、身体に優しいお酒(笑)

自分の人生の主役になるならアウトプットをしよう!~わたしのアウトプットは読む文脈登山で叶える【紙上講座・文章で主役を目指す】

【ブログ新規追加757回】

人生はインプットとアウトプットの連続。

人間は基本的に生まれてから、ずっとインプットをする生き物だ。

そして、言葉や環境、動作をどんどん覚えて吸収して成長する。

ただ、ふっと思ったのだが、インプットという情報を入れる作業には夢中になれるが、アウトプットは、歳を追うごとに減ってしまうんではないだろうか?

動物の摂理では、「入れたら出す」が身体を健やかに保つためにもっとも重要だ。

情報や日々の出来事も、「入れたら出す」を習慣にすることで、次のステージ(段階)に行けるのだと考えている。

でもさ、食べものを入れたら、出るのはカス(うんこ)でしょ?(笑)

アウトプットって大仰なことを言わなくたっていいんじゃない?とか思っちゃった。

                ★

さて、わたしが考えるアウトプットのあれこれを簡単に書いてみたのだけど、あまりに日常にまみれた(それこそうんこ)文章はやっぱり書きたくない!

できれば、美しい場所への旅や素晴らしい書籍の紹介など、よかったことやおススメのあれこれを書きたい。

そこで、長年の読書遍歴から得た「文脈登山」をやってきたのでちょっとだけ紹介しよう。

文脈登山とは、文字通り、山を題材にした書籍を読み、実際にその場所に立ち、その土地の民藝や神話、神社や仏閣、果ては中世山城を尋ねる独自性の高い旅というか登山をして、それを文章にまとめている。

そのためにブログを運営してきた。

わたしの求める「美しい自然に身を置く」と「知的な行動を追い求める面白さ」が一対となって、味わえるのが、まさに読書と登山であるのだ。

しかも、高山過ぎない山。もう、無理だから。高山は麓から眺める山として取っておく。

これまで、読んだ文脈登山最高峰はこちら『エヴェレスト 神々の山嶺』夢枕獏・作(角川文庫)だ。

(簡単レビュー・世界初のエヴェレスト登頂目前で姿を消した登山家・ジョージ・マロリー。謎の鍵を握る古いカメラを手に入れた深町誠は、孤高の登山家・羽生丈二に出会う。山に賭ける男を描いた山岳小説の金字塔)

以前の書評ブログ↓

わたしなどは、実際には、麓に立つだけなら行けるかもしれない・・・と、夢に描いているのだ。

麓を歩くだけでも充分だし、先に本を読んでいたなら「山脈ならぬ文脈を歩く」まさに文脈登山は想像を掻き立てる最高の趣味となった。

その最高の趣味を熱量を込めてアウトプットしているのだ。

                 ★

画家 東山魁夷伯の絵画には、数々の山の麓が描かれている。

代表作の「白馬」の解説を本で読んだことがある。

絶対にこの湖畔に行くんだ・・・と、意気込んだ記憶があるがまだ、達成されてはいない。

書籍には、スケッチした場所や季節も紹介されているが、東山魁夷伯でなければ、あのような幻想的な絵画にはならない。

同じ場所で、同じ角度で描いてもまったくああはならない。だから素晴らしいんだ。

そして、具体的にその場に立つ日を決めて、その日までその場所の勉強を重ねておく。

その場所に立つ喜びは格別なものであるから、山や自然を題材にした作品により多く触れて、どう感じたのかを文章に残すことで、わたしはわたしの人生の主役となれる。

こんな風に文脈登山は登る前から、始まっているんだ。しかも、何を読んでいるのか?などは、SNSを利用して発信できるのだから、アウトプットにはうってつけ。

このSNS発信も意外なほど、ハードルが高いそうだが、そこのところは「楽しんでやれる範囲」で充分。

何しろ、健康的な精神を保つために行うアウトプットなのだから。

例えば、地理や歴史が好きな人にとっては、ワクワクしない理由などあるまい。

「低山(1500m迄)×歴史探訪」とかいうテーマで、本を探して読んで、その地に出向く。

そんな文脈登山、最高じゃない?