贅沢の基準とは?~己の価値観を見直すことで豊かな休暇を過ごせた話【暮らし・心が喜ぶ価値観の持ち方/旧記事更新52】

【ブログ新規追加1174回】

昨年の11月から今に至るまで、大好きだった「旅」を封印中。

これまで季節ごとに最低1回はどこかに泊りがけで出かけてきた。

そのわたしが、今ではすっかり妄想旅行で事足りるように変化したんだ。

というのも、行きたい場所ややりたいことは数々あれど、どれも「帯に短き襷に長し」で。

要するに「今の自分にあった贅沢の基準」を追求し、しっかりと見直すことに時間をかけた結果、無理に出て行かなくても充分に楽しめる要素が身近にいっぱいあることに気づいた。

その気づきの一番は「無料」にこだわった演奏会やイベントの数々。

いつもなら、高価なチケットを購入して出かける最高音質のコンサートホールへも、メンバーシップ(会員)演奏会(無料)でなら心置きなく楽しめる。

もちろん推しの演奏家がいる場合は購入するが、ホールの音や装飾など建物自体を楽しみたい場合は、無料招待枠を利用するのがベスト。

で、3月は2回の最高音質で聴くコンサートに行ってきた。

次に、アウトドアの分野では、結構イベントが各地で開催されてはいるけれど、何しろ自然が相手のこと。

お天気や寒暖差が行動を鈍らせる。雪でダメになったり、晴れていても極寒だったりと。

そんなわけで、今年の登山は4月後半にスタートする予定に変更した。もちろん低山だし、入山も駐車場代もなしよ(笑)

TOPの写真も今年のカタクリを見に片倉城跡公園で撮ったもの。満開のカタクリがそれこそ無料でいくらでも見られるとあって、大人気の城跡公園(無料P付)だ。

日本では山の入山や自然公園に入園するのには、ほぼ無料で駐車場も無料が多い。(やや近年では、登山ブームからか、駐車場有料が増えつつあるが)

これは、海外では少ないのだそう。

だからか、インバウンド効果で海外からの旅行者が日本の山にどんどん押し寄せて来ているのだそうだ。

無料でお天気次第では各地の絶景を見られるのだからすごいと。

話を「価値ある無料を追求した3月」に戻すと、音楽・山アウトドアときたら、もうひとつ本の話をしよう。

大好きな作家、村上春樹氏の「私的読書案内」を読んでの一冊。

こんな素敵な本(319頁で3300円+税と高価)が図書館にあったので、早速借りてじっくりと読んだ。

ちょっと購入するには躊躇する値段の場合、図書館で探してみる。

「国内外のお酒の生まれる蒸留所の話、お酒の個性」などを網羅した、いわば「シングルモルトウィスキーのバイブル」となっている。

では、村上春樹氏の読書感想からすこしだけ引用してみよう。

『モルトウィスキー大全』

シングルモルトの奥は深い

スコットランドのアイラ島の醸造所にしばらく泊めてもらって、そこでシングルモルトをたらふく飲ませてもらい、すっかりシングルモルトの愛好者になってしまった。

アイラにはラフロイグとボウモアの蒸留所があり、どちらも素晴らしいウィスキーだ。それからエジンバラの文学祭に参加したとき、アイラ島のお隣のジュラ島の蒸留所からも招待され、ここでも名高いジュラ・ウィスキーを心ゆくまで飲ませていただいた。至福の数日間だった。

しかしシングルモルトの奥は深く、興味を持ち始めると次から次へと飲むべきウィスキーが眼前に現れ、何が何だかわけがわからなくなってしまうこともある。そんなときには、この本がずいぶん役に立つ。これだけの数の蒸留所を回り、すべてのシングルモルトを試飲された著者には、ただ敬意を表するしかない。(村上春樹氏の内容文から引用)

シングルモルトウィスキー大全』土屋 守・著(小学館)

簡単レビュー

『モルトウィスキー大全』『改訂版モルトウィスキー大全』に続く第3弾。改訂版刊行後の動きに完全対応するとともに、スコットランドの全蒸留所に加えて英国の他地域や日本の蒸留所も網羅した、まさに完全版だ。

一家に一冊、いかが?

                 ★★★

さて、音楽も山も本も「無料」にこだわると意外なほど、高品質なものばかりが手に入る。

これがわたしの目指す「贅沢の基準」なのだと思い知った。

今年のアクティビティは好きなホテルや航空会社、自動車保険などのメンバーシップ(無料会員優待)を使い倒す「限りなく無料に近い」ホテル泊やイベント参加を目指すライフスタイルを確立しよう!と考えている。

すべては、情報戦だから上質な情報をキャッチできるように「精進また、精進」よ(笑)

それでは、また!

---------------------------------------------旧記事更新52

『SunTAMA Style』2021年4月3日記事

『SunTAMA Style』2022年4月3日記事

『SunTAMA Style』2023年4月3日記事

映画『舟を編む』バリアフリー映画(視覚・聴覚ガイドつき)を無料で楽しむ一日【暮らし・映画鑑賞/旧記事更新48】

【ブログ新規追加1170回】

『舟を編む』原作・三浦しをん 

あらすじ

出版社に勤務する馬締(まじめ)は、並外れた言語感覚を見込まれ、辞書編集部に配属される。個性的な仲間たちと辞書の製作に取り組むが、下宿先の大家の孫娘に一目ぼれし、仕事が手につかなくなってしまう。

出版社の辞書編集部を舞台に、新しい辞書づくりに取り組む人々の姿を描き、2012年本屋大賞で第1位を獲得した三浦しをんの同名小説を映画化。

初公開から10周年となる本年3月、35ミリフィルム上映を含む期間限定リバイバル上映中。

              ★

3月23日(土)午後2時、市内図書館11階ホールで開催のバリアフリー映画を楽しみにしていた。

バリアフリー映画とは?大学病院などの待合などに設置されている「視覚・聴覚」に障害を持つ方々にも番組を楽しめるように、背景説明のナレーションが入る映像のことをさす。

今回は、幼少から全盲であり、図書館勤務26年の男性職員さんの、「街中で視覚・聴覚障害を持つ方に会った場合の接し方」のお話を聞く機会もセットされていた。(映画の前に15分程度)

1か月前に予約をしていた60人限定の無料映画。当日はキャンセル待ちの長い列ができていた。

2時間30分の大作であるが、まったく飽きさせないその濃い内容に圧倒された。映画満足度90%だそう!

『舟を編む』は出版業界の話で、同業のため興味が先行して発売当日に購入し、一気に読んだ記憶がある。

主人公が出版営業から辞典編纂への転身という、わたしにとっては身近な業界ネタだったから作品に没頭できた。

わたしは、若い頃に三省堂の辞書を専門に作る工場に1日だけのスポットでアルバイトに行ったことがある。(確か4時間で4800円を即金で頂いた)

主な仕事は、流れ作業で送られてくる薄紙の束を一度に4冊分ざっと拾い上げて次のレーンに乗せる作業だけだが、それが何しろコツがいる作業だった。

腰をしっかりと入れて、両腕を自由闊達(笑)に使いながら、辞書を4冊拾っては、次のレーンに並べるのを延々と繰り返す。

ただの薄紙だった紙の束が次のレーンに乗ると「合皮の表紙をつけられて辞書になって行く」様は面白かったな。

薄紙とインクの匂いも特有でね。それぞれが自由に15分間の休憩を黙々と取って作業に戻るのね。家の近所でこんな場所があるなんて「非日常感」も伴って不思議な体験だった。忘れられないアルバイトになったわ。

そして、現在では出版社で書店営業を担っている。もちろん辞書も売っている。

丁度、春の辞典フェア真っ最中。入学シーズンで辞書フェアが終わるGW後に展開頂く次のフェア企画を持ち込み中。

さて、辞書の世界だが、まだまだ終わってはいない。

電子辞書があるじゃない?!いえいえ、紙の辞書が今、再び熱いのだ。

子どもに辞書の引き方、使い方を紐解くセミナーなども書店等では開催されている。

現在では、両方持ちの学生が多いと書店員さんから聞いている。(電子辞書はモバイルで、家では紙の辞書でちゃんと調べる)

わたしの辞書使いの最たるものは、病気のリハビリ(ダメージを受けた脳細胞の再生)にと「毎日10ページ国語辞典を読む」という課題が与えられて、夫の辞書を入院先の病院まで届けてもらった記憶がある。(読んだら食べた?わけじゃないよ・笑)

そう、その時初めて「辞書は読むもの」だと知ったのだ。

『舟を編む』は、辞典を読み、例文や類語を知る楽しさ、言葉をつかさどる編集者の熱い思いに触れる名作。

書籍の紹介もここにしておこう。

『舟を編む』三浦しをん・著(光文社文庫)

辞書編纂は何年も時間を費やす、いわゆる「儲からない」と言われる部門。

それでも、チーム一丸となって1冊の辞書を編み上げて行く様は、まさに「舟」そのものだ。

わたしも新年度を迎えるにあたり、心新たに、一層身が引き締まった名画だった。

それでは、また!

ー--------------------------------------------旧記事更新48

『SunTAMA Style』2021年3月23日記事

『SunTAMA Style』2022年3月23日記事

2023年度仕事終わりを迎えて~10日間の休暇に楽しむあれこれの話【仕事・年度末/旧記事更新47】

【ブログ新規追加1169回】

3月22日、今日から31日までの10日間、恒例の年度末休暇を取る。1年頑張った自分へささやかなプレゼントだ。

2023年の仕事もあと1件で完了。

そして10日間休暇の予定は、「人に会う」「映画を観る」「山に登る」「花をいっぱい見に行く」「ヨガのレッスン」「斬新な建物を見る」「温泉に入る」「美味しいものを食べる」など。

1日ひとつを目安にお天気と相談しながら行く。

だから、予約などを入れてはいない。

休暇の10日間は、なにごとにも「ゆったり・のんびり」を目指したい。

空いた時間で2冊の小説、3冊のエッセイを読む。それは面白ければ今後、ブックレビューに書くつもり。

それ以外は、PCやスマホのデータ整理、加入している自動車保険のクラブサービスの更新やメルカリでの初買い付けもやるかも(笑)

まっ、そんなこんなの10日間、1年分の垢落しになればそれで良しだわ。

もうね、楽しみ切るための詰め込み精進行には慣れ過ぎていて、「辛かった1年を取り返す!」とかいう鼻息の粗さは年々減少の一途よ(笑)

良くも悪くも全部味わい尽くす、「自分が喜ぶ仕事」ができた1年だったので満足だ。

さ、新年度への英気を養う「特別な休暇」のはじまり。

それでは、また!

----------------------------------------------旧記事更新47

『SunTAMA Style』2021年3月22日記事

『SunTAMA Style』2022年3月22日記事

『SunTAMA Style』2023年3月22日記事

『Life Tour 21st』2016年3月22日記事

http://lifetour.blog.jp/archives/1059830347.html「心が浄化される瞑想の言葉」ブックレビュー第1冊目~ヒマラヤ聖者の太陽になる言葉

『みいこStyle』2019年3月22日記事

http://miikostyle.blog.jp/archives/17050613.html程々の家・東京多摩・ログハウス探訪

古いアルバムを見返したり、以前書いたブログや書籍を読み返すのには深い意味がある~人生の軌道を整える一番の近道🎶【暮らし・辿ってきた道を再確認/旧記事更新46】

【ブログ新規追加1168回】

昨日、息子夫婦から1月に撮影した結婚写真が装丁され送られてきた。

アルバムには載らなかった家族写真など、撮影会での数百枚にのぼるプロのショットはすべてUSBデータに落としてもらった。

今、夫がわたし達夫婦がスマホで撮った当日のオフショットを編集している。これもUSBに落として息子夫婦に贈ろうと思っている。

現在、息子はとある資格試験に向けて猛勉強中とのこと。親の撮ったオフショットをPCで見てなごんで欲しい。

2月初旬にバレンタインチョコを携えて訪問した時、新しいPCを購入した!といい、そこで、結婚写真データを見せてもらった。

ワイワイと皆で、プロの撮った写真の綺麗さにうっとりしたり、わたしは自分の衰えを感じたり悲喜こもごもだったわ(笑)

ああ~~、何だかいい時代だな…と、とっさに思ったのだ。

撮影の時、生き生きと振る舞う息子夫婦を見て「撮影っていいもんだな、いい一日だった」と、改めて感じた。

こうした、家族の思い出を積み重ねて行き、たまに写真やブログを紐解くことでさらに深く思い出に刻まれて行くのだと感じる。

動画もいいんだけれど、こうして残せる紙のアルバムとUSBデータは、長く大切にできる思い出の筆頭だろう。

昨年10月からはじめた家族写真の選定はほぼ終わっている。年度末で仕事が忙しく、次の作業(アルバムに残すための準備)が滞っている。

そして、12月から始めた、わたしのブログ手直しの更新。

家族の歴史は、写真とブログにすべて収まっているから、読みはじめたら、それはそれで、止められないほどなんだよね。

ほろっとさせられたり、大笑いしたり(笑)

要するに、平凡な日常を切り取っただけの文章であっても、心情が伴っていて、すべてを見直したり、読み直すことから「人としてあの頃も今も変わらず筋が通っていることの確認」ができるのだ。

ささやかな日常を、ぐっと、自分に引き寄せていくことで家族の絆を確認したり、自分自身の価値を見直したりできる。

と、いうわけで、自分も家族も大事にでき心を配れる、ささやかな習慣のひとつ(アルバムとブログを見直す習慣)を書きとめておいた。

それではまた!

※ TOPのフォトはわたしがスマホで撮った結婚写真の一枚。

シルエットが今どき。

もう一枚は、息子の胸に差した花と署名の羽ペンもパチリ。

ー--------------------------------------------旧記事更新46

『SunTAMA Style』2021年3月20日記事

『SunTAMA Style』2022年3月20日記事

『SunTAMA Style』2023年記事

「ウォーキング」1日10000歩が必要?~万歩計から発した1日10000歩の普及~WHOは7000歩を推奨【健康・ウォーキング/旧記事更新43】

【ブログ新規追加1165回】

健康長寿の一歩、年齢に負けず「長く続けるための」ウォーキング術を調べてみた。

歩くことが心身の健康に効果的なのは知っているが、実際にはどれだけ歩けばいいのか?

 歩き方の秘訣や歩行量の目安を運動生理学の専門家に聞く(ニューズウイーク日本 3月8日版)

ウォーキングの重要性と1日1万歩の真意を探る。

まず重要なのが、短い散歩に1日数回出るなどして、座りっぱなしの時間を減らすのが大事だという。 

1日10000歩のウオーキングが健康維持の「常識」とされて久しい。けれども、この数字はどこから来たのか。そもそも本当に正しいのか。

毎日の歩行量を増やすことで心身の健康にメリットがあるのは間違いないと、専門家は言う。

「ウオーキングの歩数を伸ばすなどして運動量が増えれば、心血管機能の改善、体重管理、メンタルヘルスや睡眠の質の向上、認知機能の強化につながる」と、英ハートフォードシャー大学のリンジー・ボトムズ准教授は語る。

「ウオーキングには、認知症のような慢性疾患や一部の癌の発症リスクを抑える効果が期待できる。2型糖尿病などの改善にも役立つ場合もある」

では、そうした恩恵にあずかるためには、一定の歩数をクリアしなければならないのか。運動と健康に関する生理学が専門のボトムズに、ウオーキングにまつわる疑問をぶつけた。

Q,そもそも「10000歩」の数字はどこから?

A,「1965年に日本の歩数計メーカー、山佐時計計器が発売した商品が由来らしい」と、ボトムズは言う。

その商品は『万歩計』と言い、『万歩』は日本語で10000歩を意味する。これが広まり、1日に達成すべき歩行量の目標として世界中で定着したのだろう」

Q,10000歩では足りないって本当?

A,運動はどんなものであれ免疫力を高め、心の健康を改善してくれる。

ウオーキングはシンプルでどこでもできるのが、大きなメリット。

年齢を問わず手軽に生活に取り入れられて、健康増進に効果のあるエクササイズだ。

欧州予防循環器学会(EAPC)の機関誌に昨年掲載された論文によれば、1日に2337歩以上歩くことで心血管疾患による死亡リスクが減少した。

1日に3967歩では、死因を問わず全ての死亡リスクが低下した。

米国医師会報(JAMA)の神経科専門誌に2019年に発表されたアルツハイマー病に関する論文は、発症リスクの高い人も1日8900歩程度歩くことで認知機能の低下と脳萎縮を遅らせられるかもしれないと結論付けた。

一方で、健康維持のためには1日20000歩を目指すべきだとの声もある。

だが、心臓の健康に最適な効果を得るには1万歩さえ必要ないとの研究結果もあると、ボトムズは指摘する。

むしろ多くの人がチャレンジできるように、目標は低めに設定したほうがいい、というのが、ボトムズの考え方だ。

「20000歩を目指すのを止めるつもりはないが、一般的な目標はもっと低く設定したほうがいい。達成できない目標を課しても、やる気をくじくだけだ」

「歩行量が7500~8500歩を超えるあたりから死亡リスクにも心血管疾患の発症リスクにも変化が見られなくなると、複数の研究が示している。また、約4400歩のウオーキングを一定期間続けることで女性の死亡率が下がったという研究結果もある」

毎日7000歩は歩くよう心がけたい

やる気が続くように歩行量を1000歩増やすところから始めよう。

結局のところ、どんな目標を掲げればいいのか。

「私ならできるだけたくさん歩きつつ、座っている時間を減らすことを目標にする」と、ボトムズは言う。

毎日7000歩は歩くよう心がけたい。1日の歩行量が7000歩に満たない人は、現状の数字に1000を足した歩数を目標にするといい

ウオーキングを暮らしにうまく取り入れ、長く続けるコツはあるのだろうか。

近年、長時間座りっぱなしの生活がさまざまな健康リスクを増大させることが分かってきた。だから私は歩数にこだわるより、仕事中も座りっぱなしにならないように注意している

「犬の散歩も会議の合間を縫って、1日数回に分けて行く。話の内容にもよるけれど、散歩をしながら電話で会議に出ることもある。朝晩は必ず犬を散歩に連れていくが、夜は用事を全て済ませてからと決めている。いったん座ってしまうと、立ち上がるのが億劫になるからだ」

「通勤や買い物に車を使うなら、目的地から少し離れた場所に駐車して歩数を稼ぐのもいいだろう」

ただし、ウオーキングが自分には向いていないと思ったら、別の運動に切り替えよう。ボトムズは「肝心なのは体を動かすこと」だと言い、WHO(世界保健機関)のガイドラインを参考に挙げる。

成人は週に中強度の有酸素運動を150分以上、もしくは高強度の有酸素運動を75分以上行い、さらに筋肉トレーニングを2回することをWHOは推奨している。

さて、ざっと、ニューズウイーク日本版「ウォーキングについて」を箇条書きにしてみた。

花粉症には充分気をつけながら、上手にウォーキングを生活に取り入れて健康生活しよう!

それでは、また!

———————————————————————————————————————————-旧記事更新43

『SunTAMA style』2021年3月13日記事

『SunTAMA style』2022年3月13日記事

『SunTAMA style』2023年3月13日記事

東京オペラシティ・コンサートホール「タケミツメモリアル」で聴くヴィジアル・オルガンコンサートに行く【暮らし・日常にある演奏会②/旧記事更新41】

【ブログ新規追加1163回】

3月8日。39回目の結婚記念日。

ああ~~、予報通りの雪の朝。6時の一枚。

さて、今日は東京オペラシティに行く予定だ。

2月に入って、3月8日にタケミツメモリアルで開催される、パイプオルガンの演奏会の案内を受けていた。

タケミツメモリアルコンサートホールは、広々として開放感溢れる館内。

洗練されたドラマチックなホールにて有名なクラシックコンサートや音楽リサイタルが鑑賞できる。

ヴィジアルの意味は、遠くで演奏されるパイプオルガンの手元、足元を映画のように映し出すという指向。

3段からなる鍵盤と足鍵盤(エレクトーンみたいな)のライブ映像が映し出されて臨場感溢れる舞台演出が観られる。

(開演前のパイプオルガンとバルコニー席、天井の照明などあまりの美しさに息をのんで撮った一枚)

パイプオルガンの設置されているホールって、日本にはいくつあるかご存じ?(関連資料→https://jp.yamaha.com/products/contents/keyboards/pipeorgan/organs/i

たった25か所。

これまで、行ったホールは、横浜みなとみらい・神奈川県民ホール・東京オペラシティーホール・府中の森芸術劇場・東京芸術劇場・サントリーホール・すみだトリフォニーホールと、7か所にのぼる。

しかし、実際にパイプオルガンの演奏会を聴いたのは音楽人生で今日が初めて。

最高に素敵なホールでの先着順で無料チケットが手に入る大人気のコンサート。

しかも、まず、だいたい予約が取れないの。

しかし、今回はしっかりと応募スタート日を毎日WEBで確かめつつ、応募して電子チケットを無事に手に入れておいた。

で、今朝の雪!もうね。やってくれるう・・・(笑)

9時まで道路の様子を見て小雨混じる中、車でオペラシティ(初台)までびゅ~ンと行ってきた。

会場のタケミツメモリアルホールはほぼ満席。

本当に大人気なんだね。今回で224回だそう。

だいたい毎月、開催されているから、興味のある方はこちらのページも参照してね!https://www.operacity.jp/ 東京オペラシティ

本日の演奏者はパイプオルガン奏者・山田由希子氏(プロフィールは名前の下にリンクを貼っておいたので参照ください・経歴すごし!)

プログラムはロマン派の中から選りすぐった5曲。

ラインベルガー オルガン・ソナタ第2番変イ長調 op,65より第1楽章

J.S.バッハ 装いせよ、わが魂よ BWV654

メンデルスゾーン 前奏曲とフーガ ハ短調 op 37

レーガー アヴェ・マリア op-5

ヴィエルヌ  オルガン交響曲第3番op 28より 第5楽章「フィナーレ」

たった5曲だけれど、充分に濃いパイプオルガンの音色に浸れた45分間だった。

なかなか、パイプオルガンのプロコンサートには行けないし、良い記念日になった。

毎週、演奏会に参加できて、しかも無料で心おきなく楽しんでいる。(次の演奏会は4月の予定)

というわけで、まだまだ無料イベントが続く3月。

次は地元開催のキャンプギアの見本市だ(笑)

それでは、また!

おまけ・・・ラインベルガー オルガンソナタ

———————————————————————————————————————————旧記事更新41

『Life Tour 21st』2018年」3月8日記事

http://lifetour.blog.jp/archives/1053421947.html『只今、ライター奮闘中!!

『みいこStyle』2020年3月8日記事

http://miikostyle.blog.jp/archives/23850679.html「蒼き瞳に出会いに行く~わたしの睡眠改善法」

『みいこStyle』2019年3月8日記事

http://miikostyle.blog.jp/archives/16583411.html 『本と戯れる

『SunTAMA Style』2021年3月8日記事

『SunTAMA Style』2022年3月8日記事

『SunTAMA Style』2023年3月8日記事

やっと、負けてもいいと思える自分になった?【仕事・ショートエッセイ/旧記事更新40】

【ブログ新規追加1162回】

ブログの旧記事更新をしていてふっと思ったこと。

約9年の間、綴ってきた様々な角度の文章は、ど~でもいい日常を切り取っただけのものや、めちゃくちゃ大事な瞬間をそれは、それは大切に綴ったものなど、毎回、きちんと拾い上げてきたんだな・・・と。

ちょびりっと自分で自分を褒めてあげたい気分。

過去に書いた文章は記憶の底に沈んで、常に「前」だけを見て走り続けてきた。

そんな自分の1500本にも及ぶ膨大な旧記事を読み返し、古い情報は手直しして、自分の辿ってきた道に実った果実をちゃんと味わおう!として、はじめた旧記事更新への思いだ。

                 ★★★

さて、最近、ちょっと思わぬことが続いてて「これはわたしの考え方が違うの?」と感じることが度々あったんで、少々書き残しておこうと思う。

そのうちのひとつ、会社の営業会議の件。

ずっと大事だと思い、できる限りリアル参加してきたのだけれど、ついに完全にリモートになる様子が!

上司が変わり、改めてその動向を見ていると、会議に人を集めて「どーのこーの」するのは大事だが、そこまでの準備でリモートでできる部分はリモートだけでいいんじゃね?って感じが見え隠れ・・・(笑)

でも、集められるこちらとしては「集めないなら集めない旨のアナウンスをどーしてしないんだろう?」と。

明日の会議だよ。

WEB会議日程の確認だけで「察知しろ!」ってことなのか?

よく真意がわからない。

声掛けは、いくら重なってもいいと思うんだけれど、そのひと手間を惜しむというか、大事にしないと感じるのよね。特におばちゃんの場合は。

たぶんわたしがかなり歳上だから、「気づかいされる」立場になっているからだろう。そんなに言いにくいのかしら?

ここで、かなり年上のわたしが口を挟めば、巷で盛んに言われている「老害」にはなりやしないか?とも思うしね。ああ~~~、気を使ってばかりでストレス倍増(泣)

実は、他にもあって、客先でも、せっかく事前に取ったアポイントにドタキャンされたり。まあ、重要視されていないんだろうね!と、苦々しい気持ちにもなるよ。

実は、わたしはちょっぴりプライドが高い系(笑)

自分から、あれや、これやとうるさく詮索せず、あまり言わないタイプだ。

要するに、爆弾落して「雨降って地固まる」をなるべく避けたいタイプともいえる。

そんな、わたしでも、今の30~40代の人のやり方に沿えないことが増えてきたように思っている。

とはいえ仕事だし、最低限のやりとりは必須だし、仕事上での付き合いならコミュニケーションは多めに取りたいものだ。

こういった、一般社会の中での人間関係ほど、ストレスまみれで面倒くさいったらありゃしない。

でも、誰かと張り合ったり、競争したり、勝ち負けで判断するんじゃなく、現場・現場で気持ち良くともに進もう!っと、改めて思い直しているところだ。

だから、わたしは「負けて豊かになる」のさ。

言い換えれば、「やっと、負けられる」ようになったの。

だから、「もう!ちゃんとやってよ~~~!!!」」みたいなことはしない。でもね、ここぞ!という場面ではきっちりと「言いたいことを言う」スタンスは変えないで行こう。

愚痴までもネタにし、昇華してしまえる、文章書きの醍醐味をさらに追及していくよ。

それでは、また!

※今週8日のブログ更新は翌日9日となります。

どうぞ、よろしくお願いします。

こぼれ話

TOP写真は年末の川越で撮ったスターバックスでの一枚。大きな暖簾が素敵。

———————————————————————————————————————————旧記事更新40

『SunTAMA Style』2019年3月6日記事


『SunTAMA Style』2022年3月6日記事

『SunTAMA Style』2023年3月6日記事

『ライフストラテジー』2020年3月6日記事

https://aystrategy.wordpress.com/「パラダイムシフトなのか?」















東京芸術劇場~小澤征爾氏、小林研一郎氏 巨匠の第九を聴いた思い出の劇場~リニューアルからやっと再訪が叶う🎶【暮らし・日常にある演奏会①/旧記事更新39】

【ブログ新規追加1161回】

3月~4月は都内の名だたる音楽劇場を紹介する。

昨日のひな祭りは吹奏楽団の定期演奏会に招待されたので、リニューアル後、初めて訪れた。

このホールの特徴だが、世界最大級のパイプオルガンを有するクラシック専用の大コンサートホールがあること。

また、客席数1,999席(別に車いす用スペース8席)の、本格的なコンサートホール。

舞台はオープンステージで、120名編成のオーケストラと200名の合唱団が同時に演奏できる広さも注目すべきホールだ。

アクセスは東京芸術劇場(〒171-0021 東京都豊島区西池袋1丁目8−1)

東京芸術劇場は、1990(平成2)年に開館し、その後、大規模改修を経て、2012(平成24)年にリニューアルオープンした。(資料はこちら→https://geigeki.jp/about/index.html 東京芸術劇場とは)

長~いエスカレーターを上がり、そこからエレベーターで会場となる大ホールの入口へと到着する。

そこには、軽い軽食やお酒が頂けるBarがあり、地上100mの展望を見渡せるデッキが現れる。

そして、会場ミストレスに3階バルコニー席への誘導をお願いした。かなり高く急な階段を上って席の案内を頂く。(バルコニー席から観た開演直前のステージ写真はTOPに使った。)

さて、JRの駅前でアクセスは抜群。久しぶりに車で行ってみた池袋はすごい人混み。

それでも駐車場は比較的多く、わたしは公営駐車場に入れられずLUMINEの地下パーキングへ(1時間600円ほど・コインPだと15分300円!高い!)

街角では、どこも食事を求める人が行列をしていた。

人気店が多いのだろう。

次回は食の探訪で訪れてみたいと思った街だった。

演奏会の話に戻る。

演目「祝典序曲 作品96」ショスタコーヴィッチ /作曲 がこの日、一番の注目曲。大ホールで聴けて幸せだった。

ショスタコーヴィッチは、ソ連政府の抑圧を受け、自由な表現を抑制された人生を送った。しかし、秘めた思いを楽譜に託して数々の名曲を生み出した。

「祝典序曲」はかの独裁者スターリンの逝去した直後に発表された名曲だ。

曲の背景を知れば知るほど、古から21世紀になってもなお、抑圧紛争は収まることを知らず。

一日も早い、戦争締結を望みながら名曲を脳裏に焼き付けてきた。

佐渡 裕氏の指揮でどうぞ!

それでは、また!

———————————————————————————————————————————旧記事更新39

『Life Tuor 21st』2017年3月3日記事

http://lifetour.blog.jp/archives/1064673487.html『大丈夫という言葉

『みいこStyle』2019年3月3日記事

http://miikostyle.blog.jp/archives/16460782.html『起きていることはすべて正しい

『SunTAMA Style』2021年3月3日記事

『SunTAMA style』2022年3月3日記事

『SunTAMA style』2023年3月3日記事

春の無料イベント尽くし月間~2024年「山の日」プレイベントin奥多摩、キャンプギア見本市、東京オペラシティ他2会場での演奏会、ずっと観たかった日本映画~毎週、東京のどこかで遊ぶ🎶【紙上講座・旅ブログについて/旧記事更新37】

【ブログ新規追加1159回】

当ブログの特徴は、「お金をあまりかけずに生活を楽しむ」をモットーとして、あらゆる角度から楽しみを再考する生活を綴っている。

昨年末から、一旦、旅を封印して腰を落ち着けて、過去ブログの更新を続けてきた。早37回め。

旅にも熟成期間(行く前からの準備と行った後の振り返り)がとっても重要だと気づいたから。

要は「お手入れ」をしっかりとすることで、質を保ち、常に新情報にすることが最優先。

まず、1500本以上の過去ブログを紐解きながら、ブログのテーマである「心と身体にも、お財布にも優しい」を今一度、考察している。

同じ日時の過去ブログのリンク先を手直したり、商品や書籍を再リンクして最新の内容に整えて再投稿してきた。

この作業が慣れてきたら俄然楽しくて仕方がない。そして、更新後に新たな読者獲得もできて一石二鳥なのだ。

というか、ブログ記事を読み返していると、「旅」に関しても、本当にこの9年間いろんな場所を旅してきたなあ・・・と、感慨に耽る日々だ。

どの記事にも、自慢の写真と考えに考え尽くした「旅のエッセンス」が詰め込まれているんだもの。再び読んでみても楽しくないわけないじゃない!(笑)

たんなる旅ブログじゃなくて、ずっと残る「旅ギア」であるし、「旅のエッセンスノート」のようなブログになっていて、我ながら嬉しい。

近場の街歩き、ちょっと遠出の歴史散歩、最高の趣味「山」歩き、国内外の旅行をすべてブログにとりまとめてきた。

「家を出て、どこかに行って、何かを見たり聞いたり・・・つまり外で色んな体験をしたことの全記録」って感じかしら。(しかも無料イベントや無料で利用できる施設の紹介多し)

観光地で温泉に入って地産地消の美味しい名物を食べ、地酒を呑んだり、家の近所を歩き回って得た自然や、山や海で本物の絶景に触れて感じた気持ちなど、上げればきりがないほど、充実した「旅のブログ」なのだ。

そんな、旅のブログも更新されているから、ぜひお時間が許す時に御覧ください!

目下、次なる旅先の「あこがれ」を熟成中。

そして、3月は年度末。仕事もがんがんに忙しいし、ひなまつり、ホワイトデー、結婚記念日やわたしの誕生日などのささやかなお祝いはすべて無料イベントに行く予定を立ててみた。

(2日山プレ、3日演奏会、8日演奏会、10日キャンプ見本市、23日映画など・・・実は当たったけれど都合がつかず泣く泣くキャンセルしたイベントもあり)

今月は数々のイベントに応募し当選してあるので、イベントブログもたくさん書けるかな。

体験したことを書くから「旅ブログ」は楽しいんだ。

いつの間にか「体験することが当たり前になり」「ブログに記録できるからより楽しい」って感じのブログライフ。

今、思いついたんだけど、3月は「旅の思い出をぎゅっと詰め込んだ記事の書き方」紙上講座(3回ぐらい)も書いてみよう。

例えば、旅先の「客観事実・行程や食事、アクティビティ」正確に記録したログ。かたや「自分の声・本当はこう思っていたんだけど、調査不足でおもい通りに行かなかった」など。

こんな旅人ならではの視点をとりまとめてちょっとした「旅記事」を書く・・・みたいな講座がいいかも。

いまや、SNSでいくらでも情報発信できるでしょ。SNS活用のひと手間をサクッ!っとお伝えしようと考えている。

そして、アナログ回帰で「散歩+旅ノートの作り方」なんかもいいわ。

そして最後に旅エッセイ(短編小説みたいな・笑)も書いてみようかな。

(ちなみに、こんな内容で3月中、毎週1回アップ)

旅講座①→WEB投稿をサッとかっこよく仕上げてアップ!

旅講座②→「散歩ノート」「旅ノート」の作成・いつまでも見返したくなるノートを作ろう!

旅講座③→小さなお話をエッセイに!「大人ウォーキングで目指すウェルビューイング」仮題

旅ひとつとっても様々な切り口が見つかる~見つかる~♪

それでは、また!

こぼれ話

今回の2枚の写真はすべて家のそばで撮った。

晴れの日雪冠の富士山、雨降りの夜マック(倍バーガーを買いに)と。

近所でも時折りスマホ撮影して、身近な旅を楽しんでいる。

ー--------------------------------------------旧記事更新37

『SunTAMA Style』2021年2月28日記事

『SunTAMA Style』2022年2月28日記事

『Life Tour 21st』2017年2月28日記事

http://lifetour.blog.jp/archives/1064623365.html「わたしのライフハック ~ 生活を上手くやる術とは?

『静かな働き方「ほどよい」仕事でじぶん時間を取り戻す』シモーヌ・ストルゾフ(著)大熊希美(訳)日本経済新聞出版【仕事・明日へのわたしに充てて/旧記事更新35】

【ブログ新規追加1158回】

静かな働き方「ほどよい」仕事でじぶん時間を取り戻す』シモーヌ・ストルゾフ(著)大熊希美(訳)日本経済新聞出版

簡単レビュー

本当の成功って、なんだろう?
人生を取り戻した人たちのストーリーが教えてくれる、大切なこと。
NYタイムズベストセラー。

過労に悩む人や人間らしさを見失っているリーダーへの警鐘となる一冊だ。
――アダム・グラント、ペンシルベニア大学ウォートンスクール教授

最高!仕事だけが生きる上ですべての中心であるべき、という考えへの挑戦状である。
――オリバー・バークマン『限りある時間の使い方』著者

ジャーナリストで有名デザインコンサル会社IDEOのデザインリードを務めた著者が、自身の退職を機に、働き中毒となった米国ホワイトカラーの実態とその背景にある仕事の「神話」に疑いの目を向け、「適度な仕事」を問い直す全米話題作。

ミシュランの星付きシェフ、投資会社ブラックロック、グーグル、キックスターターなど有名企業・組織をやめた人々への取材から、21世紀のいま、仕事に仕事以上の「意味」を求めすぎることで、人間性が奪われているさまが明らかにされていく。

昨今の仕事における「パーパス」重視の思想が、ときに過重労働をひきおこしがちになることに強い警鐘を鳴らす。

働き方を見直したいすべてのビジネスパーソンに贈る一書だ。

                 ★

連休中にこんな記事を読んだ。

~ファッション・メイク、そして働き方も…「静かさ」が世界で大ブーム~だそう。

何?静か?一体どういうこと?と、俄然興味津々で読み進めてみた。

クワイエット・ラグジュアリーという言葉が、ファッション界の一大トレンドになっていることをご存じ?

メイクアップの世界では、韓国発の「ミュートメイク」がブームの兆し。だと。

ああ~~、なんとなくわかるような・・・?(笑)

ほら、3コインズだっけ?

商品を「くすみカラー」として売りだし大ヒットさせた。ラインマーカーなど部分を目立たせるために使う物までくすみカラー!を使うのが文具のトレンド。

しかも、ぼんやりしているようで、そうではない、きりっとした面持ちがある色味ばかり。

そう、このクワイエットな風潮が「静か」の根源なのだ。

クワイエット(Quiet)もミュート(Mute)も、どちらも「静かな」という意味。

おしゃれ業界では今、「静かな装い」がビッグトレンドになっている。そしてその傾向は、実はキャリア・働き方の分野でも。

「静かな退職(Quiet Quitting)」という言葉を聞いたことはある?

実際には退職せず会社に勤務してはいるものの、仕事へのやりがいは求めず、淡々と業務を遂行する働き方のことをそう呼ぶ。

「好きを仕事に」とか、パーパスのある仕事とか、起業や副業・プロボノとか……。

仕事を単に、「給料を得るための労働」とみなすのではない価値観が社会に根付いてきたように感じている。

しかしそれは、「自分自身」と仕事の境界が曖昧になり、毎日が仕事で埋め尽くされる「沼」のはじまりなんだと。

そのことに気づき、そこからはい出ていこうとするのが、「静かな退職」なのだ。

今回、紹介した『静かな働き方』はまだ新刊(2023年12月3日発行)だから、いち早く手元に持っていてもいいだろう。

まったく、想像もしなかった、新しい感覚を覚える一書だった。

もう、ガツガツ求めてばかりは古い。仕事と仕事を数珠つなぎして、自分を無くしてしまわぬようにしたい。

それも、仕事だけでなく生き方全般に反映する思考だとも感じた。

熱と力の表現方法が変わってきた。

さて話は変わり、わたしも随分と、ブックレビューを休んでいたのね。

ここ最近は、書店にお客様がどんどん増えてきていると思っていたんだけど、面白そうな本が簡単に見つかる。

出版低迷期からコロナを経て、やっと、本屋に元気が少しづつ戻ってきた。

で、図書館でもバンバン借りておいて、書店でも購入している。

今後は、少し内容をグレードアップさせた新刊レビューが書けそうで嬉しい。

それでは、また!

ー--------------------------------------------旧記事更新35

『SunTAMA Style』2021年2月26日記事

『SunTAMA Style』2022年2月26日記事

『SunTAMA Style』2023年2月26日記事

『Life Tour 21st』2016年2月26日記事

紅梅💛💛💛源氏物語