おはぎ(ぼたもち)の簡単な作り方~たまに食べたくなるあんこのお菓子【暮らし・おはぎ(ぼたもち)】

【ブログ新規追加380回】

6月、水無月に入って一週間。

関東の梅雨入りは平年だと、今日か明日。でも何だかまだみたい。

暑くもなく、寒くもなく、過ごしやすい毎日だけれど、冷やし中華にはまだ早い。

で、急に思いついて、朝も早よから、「おはぎ(ぼたもち)」を深々と作った。

材料は、昨日のうちに用意しておいた。

国内産もち米+うるち米(190g)

北海道十勝小豆(400g)

糖質制限を続けているけれど、たまに、こうして「チートディ」という、食べたいものを食べていい日を設けている。

一昨日、夫が、「たまにはあんこモノ食べたいよ~」と、言い出した。

もう、そろそろチートディの出番だ。

さて、意外なほど簡単な「おはぎ」の作り方を書いてみよう。

おはぎ(ぼたもち)10個 の簡単な作り方

材料/10個分

もち米とうるち米のミックス(190g)※ もち米1,5合 うるち米1合ぐらい。

小豆(400g)

砂糖(270g)※我が家では糖質制限中でラカントを適当に使っている。

あれば、黒ゴマ、きなこなど適量。

作り方

① お米を普通に炊く。

② 小豆を煮る。(あくを取りながら20分程度煮る。煮えたらざるに上げて冷ます。冷めたら流水で濁らなくなるまで流してざるに上げる。上げたらボールに取り砂糖を入れて良く混ぜる。※半分の量を別のボールに入れてすりこぎで潰しておく)

② お米が炊けたらボールに移し、粗熱を取っておく。粗熱が取れたら、すりこぎなどで好みの粗さに潰す。(地方によってはこの米粒が残っている状態をはんごろしという)

③ はんごろしができたら、10個分に丸めておく。

④ ラップを大き目に広げ、小豆を手のひらぐらいに敷く。その上に丸めた米を置いて、ラップを閉じて茶巾しぼりにする。

⑤ ラップの茶巾を開けたら、簡単おはぎの出来上がり!

ポイントは2つ。

• 炊き立ての米を潰す(はんごろしをする)ことで、ねっとりとした米の美味しさが味わえる。

• お米を丸める時に、少量の塩を手につけて丸めるといい塩梅に美味しくなる。

今日は、小豆をごろごろに煮て、そのままつけてみたのと、潰しあんも作り2種類のあんこが楽しめた。

「おはぎ」とあったかい「こんにゃく柚子みそおでん」で、昼から一杯とか楽しい🎶

でも、今日は予定がいっぱい。

甘さ控えめの自家製「おはぎ」食べて出かけようっと。

★2024年6月5日更新 バランスを大事にしよう~2つの小さな失敗談【仕事・エッセイ】

【ブログ新規追加379回】

何ごとにもバランスが働かないと大変なことになっちゃう・・・といった苦い経験をした話。

紫陽花が雨が必要なように。

改めてバランスの大切さを思い出し書き起こしてみた。

ピアノレッスン時の電話はご法度!

ピアノ教室を丸25年の間、主宰していた。

外で教えるのは週3日。家で教えるのは週6日。ほぼ、毎日朝から晩までピアノ個人教授を続けていた。

1レッスン30分のくくりで、毎日午後3時~7時はラッシュ!8人枠を集中して教える。外では、大人のレッスンが主で、これは午前中が人気だった。

いくら好きな仕事でも、ずっと生徒さんとピアノと向き合う毎日は窒息しそうだった・・・と、当時を思い出す。まったく贅沢な悩みだったわ(笑)

そんな時、地域の某グループの責任者になりグループ員さんとの関わりが始まった。

部員さんはいつでもわたしが家にいると思い込んでいて「話を聞いて欲しい!」と、電話をかけてくる。

まだ、メールもSNSもなかった時代。唯一の濃い繋がりが電話だった。

わたしがやってしまった大失敗は「電話での話をずうっと聞いてしまい、レッスンを忘れてしまった」のだ。

レッスンの途中で出てしまった電話。その内容は「ヤバイ」ものだった。

生き死にを匂わせるような。

今、ちゃんと彼女の話を聞かなければ!と、レッスン中の男の子の存在を忘れてしまった。

ドア越しに見える、足をブラブラさせる男の子の暇そうな姿・・・。

なんで、相談相手の彼女に、「今、レッスン中だから後でかけ直すね!」と、言えなかったんだろう。

今だに謎。

その日、レッスンにならなくなった男の子のお母さんから「先生はひどい!ずっと電話してたんですってね。」と、怒り心頭。

男の子の自宅へ伺い何度も謝り、もちろん振替レッスンを2回ほどさせて頂いた。

本来やってはいけないこと。

でも、苦しい気持ちを話したくって電話をかけてきたその女性を無下にできなかった。すべてのバランスを一気に崩した失敗談だ。

たった一回だけれど失敗は失敗。

その日から、わたしは二度とレッスン中の電話には出なくなった。

                 ★

介護の仕事は忙しいの!~板挟みを防いだ叔母の話

先日、介護サービスの仕事を担う叔母との話の中に、わたしの失敗のような話が出てきた。

それは、施設やディサービスに勤めていると経験している人は多いと思う、「利用者さんから声をかけられたら、その場でずう~~っと、話を聞いてしまい周りのスタッフに負担や迷惑をかけてしまった」というくだり。

しかも、利用者さんが、スタッフに声をかけてくるのは、たいがい忙しい食事の時間だったりする。

たぶん、優しい物腰の叔母は、良く声をかけられていたんだろう。施設のリーダーから、「その時の状況を第一に考えて!」

「目の前の人から声をかけられてもね!」

と、厳しく叱咤されたのだ。

叔母は単純にも「せっかく、自分を頼って話を聞いてほしい!と、声をかけてきたのにそれを断るなんてできないわ!」と、その時は逆ギレしたほどだったという。

話をしたい利用者さん、話を聞いてあげたい叔母。それでも時間が許さない!完全に板挟みになってしまった。

利用者さんも、コロナ禍で唯一ディサービスの日が人と話せるチャンスなのだろう。

しかし、食事中であれば、食事介助や服薬介助、口腔ケアやトイレ介助もあり、だいたいはチームで動くのだ。だから、ひとりにかかりっきりにはなれない。

叔母は、この日から一つの決断をしたそうだ。

「まず、相手の目をしっかりと見て、そのお話、後でゆっくり聞かせて頂けませんか?」と、丁寧に対応すると、固く決めたそうだ。

その後、利用者さんから声をかけられたら、先の一文を伝えると、利用者さんは一瞬寂しい表情になるが「そうなの。じゃあ後で、お部屋で待ってますね」と、良い返事を下さったのだと。

介護の現場で「今、どうすることが一番重要か?」という瀬戸際の判断を常にしなけりゃいけない、厳しい仕事なんだと、叔母の話から改めて思い知った話。

                   ★

2つの失敗から学んだポイント

~目の前の人にとらわれず、全体を意識しよう!~

Miiko流 いまさら本の読み方~年間300冊を読んでわかったこと【紙上講座・シンプルな読書術】

【ブログ新規追加378回】

わたしは、年間だいたい300冊近い本を読む。

本格的な大量読書に踏み切ったのは、ピアノ講師から出版社での営業職に代わった40代中盤の頃。

速読はやってはいないし、第一やり方を知らない。

以前より時間が取れるようになった今は、できる限り熟読するように心がけている。

● 大量の本をどう読んでいるのか?タネ明かししよう

年間300冊の本を隅から隅まで読み込んではいない。

3割ないし5割程度は必ず目を通しているが、ハズレだった場合は即撤収してしまう(笑)

個人のニーズに合わせた「読みたい・読むべき」本を教えるサービスをWEBで展開中の方が言われていたのが、「せっかく選んだ本だからと、無理に読まなくてもいいんです」「目次と見出しだけ」「導入とあとがきだけ」これだけでも充分に内容は伝わるハズですと。

わたしもこの発言に同感だ。

さらには頭から100ページは我慢してでも読もう!と、言いたい。

身銭を切った本なら絶対にまず、100ページ読み倒す。表紙、奥付けの1ページも入れて、とにかく買ったらすぐ読むのがいい。どこかお茶が飲めるcafeとかがいい。

で、100ページ読んだら、この先読み続けるか決めておこう。

積読が溜まるのは「すぐ手をつけない」のが大きな原因なのだ。

書店では、あの手この手で面白そうな本に感じてもらえる仕掛けがいっぱいだ。紹介文のボードや書店員さんの熱い手書きメッセージのポップなど。

どれも、これも読みたい!と、読みたい気持ちも手伝って手に取ってしまうものなの。

しかし、一旦自宅へ帰れば、その本をおススメするポップもメッセージもない。そこから重い腰をエイ!と上げて読み始めるだろうか?

たいがいは熱が下がっているから、「まあいい。後で読もうっと・・・」となる。

もうひとつ、なぜ、最初の100ページ読みをおすすめするのか?といえば、これまただいたいだが、本の急所(重要ポイント)って、最初の方に80%書かれているのだ。

残り20%は補足に過ぎない。

でも、あれ?ミステリーや長編小説は?

そういった文章形態でも、だいたいは始めのほうに重要なことがらや人物などが書かれている。それでも、展開や話の落とし処を知るために必ず最終章は読むようにするといい。

長年ブックレビュ―を書き続けてきたが、ベストセラーと呼ばれる良書はたいがいこのパターンで書かれている。

あまりに長編過ぎて、助長性の高い小説などは、せめて「問題が勃発するところ」まで我慢して読んでみよう。

その場面が頭に残ってさえいれば、その続きも容易に読み進められるだろう。基本の読書法だとも言える。

わたしの読書法は「すべて読む=読了」に囚われない、「自由な読み方=斜め読み」で年間300冊を読み続けてきた。小さくタネ明かしをしたよ(笑)

● 年間300冊~どのような本を読んでいるのか

年間300冊の本について内容を書き表してみよう。

① 気に入った作家や気になる作家の本を借りられるだけ借りる(図書館で10冊程度+電子書籍2冊はWEBで借りる)

とにかく、ひとりの作家の作品をシャワーを浴びるように読み倒す。これは、もう完全な趣味の領域だ。

面白そうかどうか?とかはまったく気にせず、もちろん巷のブックレビューなどもまったく読まない。要するに読む前に評価を入れずに読む。

ハードカバーが気に入ったら、同じ作品を文庫でも借りる。編集が違うから、新たな書き下ろし文とかが「おまけ」でついてる場合もあって一粒で二度美味しいワケ。

この10冊借りるのは一年中、毎週一回続けている。

今は緊急事態宣言中で30冊借りられるから、夫とふたりで部屋の中はさしずめ図書館みたいだよ(笑)

10冊積んでどんどん片っ端から挑む読み方が大好きで辞められない。

② 表紙やタイトルがひっかかった本をまとめて5冊買う。

今なら、山やキャンプ、トレッキングなどアクティビティ関係が多し。まず、写真が美しいし、ライフスタイルに結びついているから、読んで見て心地よい癒しの時間が持てるのだ。

この場合は、意図的にジャンルをバラバラにして「よろず屋」的な読み方をして楽しんでいる。

③ 勤め先の出版物を読み込む。

これは、仕事だから読書ではない。事前に読んでおかなければ商談にならない。同僚もみんな、ちゃんと読んでいるのかな?謎。

④ 新聞やWEB上で記事になっている本を取り寄せる。

だいたいは、ブックレビューの記事が魅力的だった場合だ。ここで気をつけたいのが、ブックレビューを書いたライターさんの筆力がその本の著者より勝っている場合がある。

これ、実は大問題なのだ。だって売り込み文が本書より面白かったらど~なる?

(こういった内側の話は、もっともっと展開できるのだけど止めておこう)

まあ、真っすぐにこねくり回していない正当なブックレビューを読んで、それでも読みたい!と、思ったら迷わず購入だ。

⑤ amazonのレコメンドを見てついポチっちゃうのもある。

これは、Amazonだけでなく楽天ブックスでもあり。要するに溜まったポイントの端数を期限中に使い切る時に「本」がいい対象品となるから。まんまとAmazon楽天の営業戦略に載せられてしまってるの。電子書籍が多いかな。

● 何年も年間300冊を読み続けてわかったことが2つある

それは、ある日突然感じた感覚だった。

「言葉が次から次から溢れ出てくる」感覚。

どこかに何か書かなければ!という一種の焦りと書ける感覚がわかったから、衝動的に「ブログ」に手を出したのだ。

たぶん、ずっと書き続けられるだろうと踏んで。

まったく根拠のない自信を持っていたね。

その根拠のない自信は7年経った今も変わらず、こうして毎日文章をしたためられている。

つくづく読書の力の凄さを実感している最中だ。

もうひとつは、溢れる読書量があると、良い本に出会いやすくなるのだ。そもそも、良い本に出会うために読んでいるわけじゃあないのだけれど。それでも出会っちゃうのだ。

毎年300冊読んで、本当に心の底から「読んでよかった」と思える書籍は約30冊。10%の出会い。90%は無いものだ。それでも、まったくムダはないよ。

結局のところ、数の勝負を本気ですれば、「読む力」と「良い本に出会える力」とついでに「書く力」もついてくるのだ。

一生、挑戦できる「戦う読書」の醍醐味を知ったら、もう辞められない。

● 最後に

わたしは、若い頃目上の人や、音楽関連会社の社長などからおススメのビジネス本や小説を教えて頂き、すぐに書店で買ってすぐに読んで感想を電話で伝えていた。

たいがいは、「本当に読んだんだね~~」と喜んで下さり、感想を述べると、「そんな風に読んだのか!面白いね!」と、おススメ読書の話で盛り上がったんだ。

目上の人に「本」好きがいたら、聞いてみるといい。

「今、何を読んでいるのか?」

「これまでで良かった本を5冊教えて!」と、甘えてみよう。

きっと、一生懸命、考えて教えてくれるはずだ。

こんなやり取りは、好きじゃないとできないでしょ。

読書が日常の延長上にある人は、

複眼的な目線が得られるチャンスよ。

  

★2024年6月3日更新 アルコールとカフェインとの距離が少しづつだけど、できてきた~無理に飲まなくなった理由とは【健康エッセイ】

【ブログ新規追加376回】

わたしは、お酒もコーヒーも大好き。

それでも、身体のためにと、アルコールとカフェインを減らす毎日だ。

週末だけ、飲酒する習慣を持とうと決めてかれこれ5年。

始めた当初はノンアルビールやノンアルワインを用意して騙し騙しやってたが、

すぐに、美味しくないノンアルに投資するのは辞めたんだ。

今では、週末と記念日やTVでのサッカー観戦にはお酒を用意することにしている。楽しみに花を添えるお酒の数々。それは、なくてはならないものだ。

で、今晩も【6月3日放送】日本代表vsU-24日本代表|地上波テレビ(TV)中継を控えている。朝、仕事前におつまみとお酒を買い出してきたのだ(笑)

ああ~~、楽しみ♪

と、いうわけで、アルコールの制限がある程度できつつある今、次はカフェインとの距離も取って行こうと目論んでいるのだ。

夫の糖質、脂質、塩分制限を続けているが、今では、調味料の塩や醤油、砂糖はほぼ使わず、オリーブオイルや美味しいお酢とかでアクセントをつけて何でも食べられるようになった。

少量のチーズも塩分調整してあるのを食べて、パンには何もつけないのが美味しくなってきた。食材の持つ旨味だけで充分食べられる。

こうなると、あれほど飲んでいたコーヒーも一日多くて2杯。

たった1杯や2杯なら美味しく飲めるし、胃もやられにくいのね。それ以外は白米はお弁当を持って行く日だけ。だから、白ご飯を食べない日のほうが多くなった。

白米も「おかず」と一緒の感覚になっている(笑)

明らかに体質改善してきたみたい。夫のためだけじゃなかった。一緒にやってよかったと心底感じている。

何しろ、一番の変化は、アルコールや刺激の強い食材、調味料、そしてカフェインに身体が敏感に反応するようになったのだ。

それ以外でも、あまり口にしない、レトルト食品を食べると、すぐに満腹になっちゃう。たぶん味が濃いからだろう。

市販の食品の味が相対的に濃い!ということを改めて舌で知った昨今。

以前より、各段にお酒に弱くなったしね(笑)

もう、食べ放題とかは行かない。

身体に適性な量の食事を心がけてきて胃が正常値になったら、アルコールもカフェインも早い段階で分解できるようになったのだろう。

嬉しい変化だね。

これで、120歳まで生きられるかしら。

ただし、アルコールもカフェインも辞めようとは思っていない。

ただの長生きじゃなくって、心から好きなものをいつでも食べたり飲んだりしたいから、舌の幸せを奪うのだけはイヤ。

これまで、ジャンクフードやお菓子類もせっせと食べ、炭水化物も大好きで麺類も同じく大好きで。甘いジュースも飲んでた。

それが、今では、ほぼ食べなく(飲まなく)なったんだから、わたしの執着はそ~でもなかったんだと気づいた。

いったい、何を食べてるの?とよく聞かれるが、

「たっぷりの野菜と肉、魚かな」と、答えてる。でもね、実は何でも食べて飲んでるのよ。問題は「適切な量」か「味が濃すぎないか」どうかだけ。

ここを、押さえれば案外やれるし、続けられる。

というわけで、

わたしの制限食生活の途中報告でした。

また、変化があったらここに書く。

小説読んでる?~「純文学を読まないと人間として成長しないよ」と言われたらどうする?~わたしの場合【紙上講座・読書論】

【ブログ新規追加375回】

「純文学を読まないと人として成長しないよ!」と、言われてしまったのは藤原和博氏。(元公立中学校校長、著述家、教育改革実践家。 東京都初の中学校の民間人校長として杉並区立和田中学校の校長を務めた。)

藤原氏がリクルートで営業として働いていた頃、ある編集プロダクションの社長が話の途中で、

「ところで藤原君、純文学、読んでる?」と、社長が聞く。

当時の藤原氏、ほぼ読んではいなかった。なんと答えたのか。

「誰の作品ですか?」と、返す。直感的にこの場面では「本を読む習慣がないことをごまかさなければ!」と、藤原氏。

社長は「そうだなあ、今は宮本輝連城三紀彦とかかな」

藤原氏は、名前は聞いたことがあっても、もちろん読んだことなどなかった。そして、言い訳がましく、「いやあ、僕、営業ですからねえ、お客さんの資料や企画書を作るために参考になるようなビジネス書を読むのがやっとで、そこまで手が回らないんですよ」と返した。

その言葉を聞いた社長は真顔になって、キツ~イ一言を発した。

純文学を読まないと、人間として成長しないよ」と。

藤原氏は、読んでいないうしろめたさを棚に上げ、その決めつけるような言い方にムっとした。

さて、その後、ムッとした藤原氏が取った行動は・・・翌日、銀座の旭屋書店に飛び込んで、宮本輝氏の「青が散る」(文藝春秋)と連城三紀彦氏の「恋文」(新潮社)2冊を買い、すぐに、喫茶店で貪るように読み始めたのだそうだ。

結果は、「なんということはない、無条件に面白かった。純文学とはなんたるものかということすら気にならない、エンターテイメントとして最高の作品だった」と。

そこから、宮本 輝氏、連城 三紀彦氏、宮部 みゆき氏、重松 清氏、藤沢 周氏、島田雅彦氏の作品を渡り歩いた。

気に入った作家の作品はすべて読んだ。そこから学んだのは。

純文学は、現代社会を生きる人間の心模様を活写するものなのだ。人間の醜い部分も含めた、人の本質をこれでもか!とえぐり出す。そういった文章の表現は、たいがい、まだるっこしさを感じながらも、重厚な作品へと成長するのだ。読み手とともに~

わたしは、藤原 和博氏の、この文章を読んで、ハッ!とした。

「そうか。やっぱり、文学から離れちゃいけないのね」と、気づかされた。

確かに「青が散る」の青春文学では、「三日三晩、エリートの中年オッサンに身を委ねてしまう女子大生」このあたりの描写が凄かったな。あれこそ一級の純文学。

また、女流作家では大好きな宮部みゆき氏の作品では「レベル7」が忘れられない。「ある日、目が覚めたら部屋に2000万円があった。その金は誰のもの?」医療とサスペンスが交錯する。

というわけで、純文学は、しっかり読むとそのストーリーや描写が頭にちゃんと残る。これって凄いことだ。

作家の思考や脳みその一部がストーリーとなって、自分の頭に移植されるんだから。これが「小説には敵わない」と、思わせる書き手の技なんだろうな。

※ おすすめ現代純文学作家→村上春樹、村上龍、川上未映子、平野啓一郎、村田紗耶香、又吉直樹、中村文則など。

わたしは、村上龍氏の作品はほぼ読破してきた。超長編小説をひとつ紹介しよう。

半島を出よ 』(幻冬舎)簡単レビュー;北朝鮮が本気で戦争を起こすとしたら、まず、日本の長崎(佐世保)を占領し上陸を果たすだろう。その時に使う薬物兵器はなんと、ヤドクガエルという猛毒を持つカエル。カエルを使うコマンド(兵士)の驚きの訓練とは?村上氏10年の構想期間を経て発刊された。第58回(2005年) 野間文芸賞受賞

                   ★

しかし、わたしは無類のエッセイ好き。

今、読んでいるのは「星の王子さま」で著名なサン・テグジュペリ作『人間の土地』だ。

この作品は、映画監督である宮崎 駿氏が、映画の題材に使ったことで有名になった一書だ。

簡単にレビューすると、「飛行機好きのサン・テグジュペリが、サハラ砂漠のど真ん中に飛行機で不時着遭難し、三日後に奇跡の生還を遂げる」エッセイだ。

サハラの乾きと疲労にどう、打ち克ったのか・・・。そこが最大の読みどころだ。

まだ、そこまで読んでいないので、レビューはここまで(笑)

                 ★

久しぶりに純文学にハマりたい。

読み倒して、大成長を遂げる物語が書けるかもしれないしね(笑)

邪推だけども、正直な気持ち。

今、ここから試してみる。と、勢い選んだのは夏目漱石『硝子戸の中

あれ?この名作もエッセイじゃん!

無類のエッセイ好きの周辺にはエッセイが無数に転がっている。小説の道は遠いよ(泣笑)

● 最後に

決めつけないで、読みたい本を読もう!

その行動がすでに成長路線なのだから。

心のリセット術「3つの方法」~梅雨前に心の掃除をしよう【健康・精神バランス】

【ブログ新規追加373回】

毎日、無意識に通り過ぎている日常。

昨日と今日と明日は続いていると、誰もが信じて疑わない。

一方で、一日ごとに終わる=死ぬという禅の教えも存在する。(要するに瞬間、瞬間を生き切る教えだそう)

この5月、二人の人生の大先輩を見送った。

悲しいけれど、お別れをじっくりと味わうことができた。

こういったことは、もう50代に入ってから増えつつある日常だ。

心の隙間に寂しい風が吹き、同席した方々と、故人の思い出を語り合い涙する清らかで靜かなひとときだ。

家や仕事があること。

家族がいること。

今の状況が当たり前で、これからも続いていくものだと思っていると、今日一日、その一瞬一瞬を味わえず流してしまいがちだ。

だから、わたしは二人の大先輩を見送るにあたり、自分の周辺情報を一旦遮断した。

差しさわりのない(自分が出ていなくてもOKな)オンラインミーティングはお断りし、メールも出さず、SNSもこのブログをアップするだけに留めた。

他の投稿をほぼ見ないで、数日の間、故人の思い出を手繰り寄せる大切な時間を作り出した。

こうして、ちゃんと向き合うことで、心の整理ができ精神バランスが保てる=心の切り替えがすんなりできた。

次へ行くためのささやかな儀式だ。

                                                           ★

毎日、仕事や人間関係など、目まぐるしく様々な思考の渦にいる。

前の晩に色々と考え過ぎて頭が一杯になった状態で、深く眠れなかったという経験は誰にもあるはず。

深く眠れなければ翌日に脳と身体に疲れが残り、日中のパフォーマンスに影響する。

力が発揮できなかった時は、充実感を味わい損ねる典型だと感じる。

いったいどうしたら、その日の疲れを翌日に持ち越さないようにできるのか?

今、コロナ禍で親しい友人と呑んで憂さ晴らしとかはNG。

だから、ひとりでできる「心や頭を正常にリセットして身体の疲労を分解する術」を持とう!という提案だ。相変わらずお金はかけないんだけど(笑)

で、考えた。こんなリセットはどうだろう?

① 机の周りを片づける

机の周りの状態は、心や頭の状態を表すバロメーターだと、以前どこかの記事で読んだ。

何とかしなければいけない案件や悩みが深くなると、机の周りが乱れるのだと書かれていた。
• 決めては、「完全にやらない」→毎日5分掃除とかで楽々よ。

適切な資料が見当たらないので、「そうそう!これはいいかも!」って、思われたら、やってみて(笑)

② リセット日記を書く

毎日書かなければ・・・という縛りは一切なし。

心や頭をリセットしたい時だけ開くリセット日記。

言わずもがなだけど、見られたらど~しよ?とかムダな労力がかかってしまう場合はダメかも。

わたしは、このブログを毎日、思いっきり書くのが、完全リセット術なの。よーするに毒だしのために書いてるの。そして、

• 決めては、「書いたら忘れる」これに尽きる。

書く作業で頭の中の考えや、うやむやを一旦外に出せば「あ~ら、何だかすっきり!」よ(笑)

日記を書く目的は「心のリセット」にあるのだから。

③ アクティブ路線ならば、一人で運転して片道2時間範囲のドライブを楽しむ。

神経を使う車の運転は、鬱々した気分だろうと、常に事故に遭う危険にさらされているものだ。そこを踏まえた上での「憂さ晴らし」に一番適しているのではないだろうか?

行先の一工夫は、景色が堪能できるとか、歴史的建造物があるところなどがいい「憂さ晴らし」の場所になる。

• 決めては景色を堪能したら、「よし!リセット完了!」と号令してサッサと帰ってこよう。

お供の音楽は1970年~1980年代のCity popがいい(Epo、大滝詠一や山下達郎、竹内まりや夫婦など)

どのアーティストの歌詞も、ほぼ、おしゃれだもん。

🎶冷蔵庫を開ける~冷えたトマトを食べるだけでおしゃれ。

🎶信号が赤から青に変わっただけでストーリーが始まるのよ(笑)

🎶車から見える何でもない鉄塔が東京タワーに見える!

そんな幻想が訪れる懐かしい曲たちを存分に聴きながら、片道2時間のドライブを楽しんでみて。

絶対楽しいよ。 

と、3つのひとりでする心と頭のリセット法を書いてみた。

やってもあまり効果の期待ができないのが一人酒。

お酒で憂さ晴らしは意外なほど、悩みを解消しないものなの。かえって酔いが覚めたら、さらに悩みが深くなってる・・・(泣)わたしの長い飲酒生活から言えることよ。

毎日、寝る前までに、心と頭のリセットするのを習慣にすれば、日々新しい気持ちで、一日や一瞬までも味わい尽くせるのではないだろうか?

太陽は毎日新しくなっているわけじゃないでしょ。それでも、太陽が昇れば新しい朝が来た!と思うよね。

どれだけ、前の日の疲れや悩みを持ち越さないかが大事な観点だろう。

どーしても、持ち越している悩みはこの3つ(机の掃除・日記を書く・車で2時間ドライブする)でリセット。

梅雨前の今、さっそくやってみてね。


★2024年5月31日更新 仕事の現場で残念な人が「やってしまいがちなこと」を書いてみた【仕事・気づき】

【ブログ新規追加373回】

仕事の現場で、極めて「残念だな・・・」と、感じる人に出会うことがままある。ちょっと、自戒の念も込めつつ、書いておこうかと、思い立った。

こんな人いる?いるよね。

こんなことやる?やっているかも!(汗)

「残念な」という言い方は若干遠回し的で、率直に言うと、手厳しいようだが「仕事の基本がわかっていない」と言い換えられるかもしれない。

ここで言う「仕事の基本」とは、手練手管の忖度まみれでやる仕事が仕事だと勘違いしている人には通じないだろう。

本来、仕事ができるというのは、決してスキル云々ではなく、「その仕事の基本を徹底できるかどうか」なのだ。

あくまでもわたし自身が感じる「残念な」言動と行動の2つを書く。

(これは、仕事だけでなく、日ごろ、何気なくやってしまいがちな事柄なので、誰にでも当てはまるのでは)

① 残念な言動→常に5W1Hが抜ける話しかできない人

文章を書く上で基本となる5W1Hは、言わずと知れた仕事の現場でも置き換えられる公式だ。

ここで、5W1Hをおさらいする。

5W1H・・・「When いつ」「Where どこで」「Who だれが」「What 何を」「Whyなぜ」「How どのように」といった、英単語の頭文字を取ったもので、伝えたい内容をこの要素に沿って構成すると情報の整理がしやすい。

ビジネスや人とのコミュニケーションの際に、この5W1Hを当てはめる習慣を身に着けていけば、どんな状況でも対応可能なのだ。

小学校国語で教わっただけで終わっている場合がほとんどじゃないだろうか。実は、仕事の現場でも常々、「基本中の基本」と言われている。

シンプルな要素だからこそ、使い方によっては、大きく可能性を広げる便利な公式なのだ。

常に5W1Hが抜ける話 しかできない人は、仕事の目的や動機、その仕事をどのように進めるのかなどの手段までを漏れなく確認しない・・・という状況を生みだしている。

そして、そのことに気づいてもいない。

どれか、ひとつでも抜けてしまえば、商談なら破談になる場合も往々にして起こり得る。

これで、仕事が上手く運んでいると思っている場合はおおかた、勘違いしているのだと思う。

例えば、割と多いのが、What(何をするか?)と、When(期間)この2つだけが明確で、そもそもの目的となるWhy(なぜするのか?近々の目的)などが抜け落ちているパターン。

思うに、Whyなくして、WhatやHowなどは導き出せないはずだ。

また、Whyにより、WhatやHowは、自在に変化するものだろう。

にもかかわらず、「とりあえず急ぎで」「〇〇さんに急に言われたから」一番厄介なのが「今までこうしてきたから」という旧態依然。

今、書いたひとつ、ひとつが極めて合理性に欠けるものだと思わない?

今まで、やってきたことで、ノリの良さや空気感で仕事やそれ以外の日常的なことがらを依頼するとか。

仕事を手練手管でこなす現場を見るにつけ、反射神経だけでやっているなと、わたしは感じてしまう。

要するに場当たり的な感じ。

これでは、本当に詰めたい話も詰めて行けない。限られた商談の現場では一度で詰めなければいけない場合が多い。時間のムダは嫌われるだけだ。

早急にW1Hに合わせて情報伝達の整理をしよう。

そして、それぞれの頭の中と現場での共有事項の組み直したほうがいい。

何しろメールのラリーが激減するだろうから(笑)

もちろん、わたしも、もっときちんとやって行こう。(自戒の念を込める)

                  ★

②残念な行動→メールメッセージを既読スルーする人(癖かも)

これは、仕事上、最もわたしが嫌う行動のひとつ。

わたしは、PCやスマホにメッセ―ジが入っていたら、どんなに忙しくてもとりあえず、メッセージのお礼を入れ、内容に対しては後ほど、じっくり書き込む方法を必ずとる。

お礼だけは、早いのが最も好印象。

仕事が忙しい人に限って、レスがめちゃ早い。見習ってわたしも見つけた段階ですぐにレスする。見つけたのが遅かったらまず「お詫び」からだ。

これは、何も仕事の現場だけじゃない。SNSなどのコミュニケーションツールの場合もまったく同じだ。

何かを感じて、わたしのために時間を使ってくれたことへの感謝しかないと思うから。

一方で、まったく我関せずというか、わたしが、書いたメッセージをずっと放っておかれることがたまにある。

スピード感の違いだろうが、後回しにされたようで大変に悲しいし残念な気分になる。

こういったことが続くと、現場環境に悪い影響が起こりかねない。

やっぱり、メッセージやコメントなどの書き込みにはちゃんと対応したほうがいい。

人の品格って、まず、礼儀からでしょ?

                 ★

● 最後に自戒の念・色々な言葉から

• 人の振り見て我が振り直せ

• 初心忘るべからず

• 凡事徹底

• Back to the basic やっぱり、ここに還るのだ。


緊急事態宣言再再延長~5月28日(金)は夏の予定を一斉に変える日~ピンポイントでエンジョイする方法【暮らし・予定の立て方】

【新規投稿370回】

緊急事態宣言がさらに延びる方向

9都府県 緊急事態宣言6月20日まで延長。資料先→ NHK WEBよりhttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20210528/k10013055111000.html

TVでは、飲食店、観光産業など様々な業種で、悲鳴とため息まじりのコメントが流されている。

もちろん、他人ごとではなく、わたし自身ももれなく3割の仕事減で、この5月はずいぶん精神的に追い詰められてしまった。

「もう!いつまでこの状況が続く?」

「もう、政府のやり方にはとても迎合できない」と、言った発言を多く聞く。

どこの何を信用して行けばいいのか?庶民のわたし達ばかり振り回されている感じがする。

                    ★

● 先手必勝~さきどり予定を入れて「手」を打っておこう

コロナとのつきあいもかれこれ1年半。

もう、以前とは違う感覚がある。例えば、夏の旅の予定をコロナで立てられずにいる人はとても多いと聞く。

みんな、我慢しているんだ。

だから、こんなことを考えてみた。

今、わかっているのは、6月20日には宣言解除されるだろう。だって、無理くり開催のオリンピックのためだろうから。

で、宣言の再再延長が決まる今日、この夏の予定を一気に立ててしまおう!って提案だ。

わたしも、仕事が終えてからは、この夏の予定を入れてみようと考えている。

戦うべき相手は実はコロナじゃなくて、行動制限をかける政府しかり、感染したらどうしよう・・・という己の気分の問題なのだから。

感染症対策は自分でできる。

しかし、行動制限の可否は自分で決められない(世間体)のが今の日本の宣言下。

「どうせ決めても、またダメになってキャンセルでしょ!」という人。

それでも、楽しみにしていた夏の予定をみすみす捨てる必要はないよ。

とにかく、さらに情報に敏感になって、前のめりでコロナ対策と向き合おう。

せっかく立てた予定が崩れたら、さらにもう一回挑戦する。

コロナ禍でもできる遊びこそ、本気で取り組むべきだ。

                 ★

● キーポイントになる日をあらかじめ選定しておこう

予定を立てるのに一番大事な観点は「キーポイントとなる日」をあらかじめ選定しておくことだ。

要するに自己シュミレーションを考えておく。

例えば、

• 再再延長される緊急事態宣言解除日・・・6月20日

• 2021年梅雨明け(予想)・・・7月19日(平年)

• 東京オリンピック開催(予定)・・・7月23日

近々のキーポイントとなる日ではないだろうか?

この日の周辺では、やれ「緊急事態宣言がやっと解除された!」とか、「梅雨が終わった~~!!」とか、「中止を望んできたけど、やっぱり、オリンピックだよね・笑」とか。

一斉に、人が動き出す日。

ワクチンの予約を取れなかったみたいに、景色が売りの観光先や話題のスポットなど、すぐさま予約でいっぱいになるだろう。

今日、時間を都合して、この夏の予定を立てるホントの意味は、気づいた時にすでに出遅れてしまわないための小さな作戦よ。

常に、自分がどうしたいのか?を探っておこう。

たった1日でもいい。コロナを吹きとばす最高の日を手に入れよう!

今日のミッションは「2021 夏の予定」を決める。

ウキウキするね。

                 ★

🎶 先日、仕事先のショッピングモールに「テントの小川」直営店オープンしていた。さっそく、小川張りのテント&タープを真近で見られて嬉しい。

可愛いくまグッズもいっぱいあったよ。

しかし、小川はハイブランド。とってもお高い。

だから手は出さず、資料及びショールーム入口写真だけここに残す(笑)

GRAND lodge 高尾アウトドア スポーツ用品店 · イーアス高尾クリニック東浅川町550−1 イーアス高尾1F · 042-673-7008営業中 ⋅ 営業終了: 20:00店舗内ショッピング可

                 ★  

※ グラビアが美しい雑誌の紹介(既刊)

旅の手帖 2021年5月号《一人で泊まれる絶景露天風呂の宿》 [雑誌]

~旅は気持ちを整えるところから、すでに始まっている~

★2024年5月27日更新 GIONスタジアム(東京都町田市)初訪問~ばら広場にも行く【暮らし・Life Tour21st】

【ブログ新規追加369回】

町田市にJ2サッカーチームがあるのをご存知?

FC町田ゼルビア」この、J2チームのノベルティ(サポーター用シャツとロングタオル)を4月中旬に息子が持って帰ってきた。

客先からのプレゼントだそう。そして、スポンサー仕事とはいえ、J2の招待観戦をして来たのだと。何とも羨ましい。

実は、わたしは大のJ2ファンだ。

なぜなら、J1昇格を目指して泥臭い試合を続け、地域性を活かしたチーム作りがなされているから。

大学までサッカーを続けてきた息子との共通の話題は今でも、もちろんサッカー(笑)

何度も、J1、J2、日本代表戦を家族で観戦してきた。

息子(FW)が中学時代スタメンで出場した試合で初ゴールを決めた日は、今でも鮮明に覚えている。懐かしい思い出。

我が家では、ディズニーランドには一度も行かずサッカースタジアム通いだった(笑)

特に、好きなのはフォーメーションとか戦術の話。

観てきたばかりの試合の話も盛り上がったよ。この日のフォーメーションは前半4-4-2、後半4-2-3-1。

で、「サポーターシャツとタオルあげるよ!」と、気前のいい息子。

最近ではいつもトレッキングに着ている(笑)

ここに当日の動画と記者の戦評も載せておこう。

FC町田ゼルビア」資料先→https://www.zelvia.co.jp/

明治安田生命J2リーグ【第9節】町田vs琉球 ダイジェスト DAZN™ 2021/4/22

【戦評を引用】

ホームの町田は前線からプレスを掛けて相手のパス回しを狂わせ、ボールを奪うスタイルを披露。

この戦術が功を奏し、前半のうちに2点を挙げて試合を折り返す。後半に入っても展開は変わらず、後半5分に大きく突き放す3点目を決めると、終盤はブロックを固めて守りに徹し、琉球の攻撃を完全に封じ込めて試合に幕引き。

相手の持ち味を消したホームチームが勝利を収め、今季初めての連勝を達成した。

一方の琉球は得意のパス回しが全く機能せず、完敗。

開幕から続けてきた無敗記録が途絶えた。

DAZN Jリーグ月間表彰2、3月

                 ★

昨日、GIONスタジアムへ行った。仕事の現場からほど近い、森の中のサッカースタジアムは素晴らしい眺めだ。

都立野津田公園の中に併設されたサッカースタジアム。現在、平日はコロナワクチン接種会場になっている。毎週日曜にはJ2の試合が行われている。

平日は駐車場も無料で夜8時まで解放されている。(日曜日は有料Pとなる)

                 ★

スタジアムの入口には、2020年に作られたばら広場のばらが見頃を迎えていた。

新株、移株合わせて1419株、447種類のばらの競演が無料で見られる。

昨日は、時間がなくて、好きなばらだけ見つけて撮影した(チャイコフスキー、リュートなど)

まだ、ばらの木が若くむせ返るようなばらの香りはしない。今後の手入れ管理で年を追うごとに美しいバラ園になっていくだろう。

また楽しみが一つ増えた。

そして、夕暮れのサッカースタジアムもどこか哀愁が漂う。フェンス越しに一枚撮ってきた。今度はサポーターとしてシャツ着てロングタオル首に巻いて試合を観戦したい。

以前、素敵な記事を読んだ。抜粋する。

~某サッカー雑誌の記事に、イタリア・セリエA フイオレンティーナ サポーターである老婦人のコメントが載っていた。

いたく驚き感動した。
週末、シーズン中はいつもスタジアムへ応援にいくわ。ええ、髪は紫のメッシュを入れてね。ごひいきの選手のマフラーを巻いて応援するのが本当に楽しみで若さの秘訣よ。多分ずっと変わらずにスタジアムへ行くと思うわ。」と。

こんな感じのメッセージだった。大好きなご近所チームを応援する人生・・・ちょっといいな。

私もメッシュでチームカラーを入れてみようかな(笑)
さて、何色のメッシュ?~

身近に行けるサッカースタジアム。

いい場所、みつけたよ。

                   

※ 以前のブログからサッカーの記事をひとつ。

サッカー友だちのM君との初対戦が味スタで叶った!2015年9月記。

記事はこちらから→「I LOVE J2」http://lifetour.blog.jp/archives/1040954702.html




「好き勝手に生きる」これができたら天才!~意外とわかっていない縛りの法則を小さく解決【仕事・心の自由】

【ブログ新規追加368回】

大人になって自分の人生を生きられるようになった。

しかし「好き勝手に生きている」人ってあまりいない。

わたしもいつか「好き勝手に生きる」レベルをあげてみたいと密かに熱望中。

でも、考えて。

いったいいつになったら、わたしは「好き勝手」を発動させるんだろう。

身体が衰えて、もしかしたらボケて、そうなった時に人生初めての「好き勝手」が手に入った・・・は、まったく笑えないしかなり怖い(泣)

                 ★

わたしは、一日だいたい日中5時間ほど出版社の営業に出ている。コロナ禍で度重なる緊急事態宣言下、客先の一時的な訪問不可により活動時間も2時間ほど短縮中だ。

しかし仕事そのものは、朝、社内WEBに勤怠の事前登録と行先を記入したら、もう仕事マインドバリバリ(笑)

要するに、誰かから命令されるわけでもなく、概ね方向づけは会議で共有されているので、多くの内勤の方に比べれば相当自由度は高い。この環境は「好き勝手」じゃないか?とよく思う。

しかし仕事=ビジネスだ。

取れ高がない営業では仕事じゃない。

一つの商談に向けて、せっせと前の晩は準備に余念がない。

ストーリーを簡単に描いて、自社の書籍をどのように紹介、訴求するか?など独自の語り口を考えておくのが準備の最大のキモなのだ。

ああ~、やっぱり「好き勝手」に生きているって感覚からは程遠い。

準備一つにしても、自分で自分への縛りをかなりキツクしてるのも事実だから。

その他、主婦であるから家事全般もやる。買い物のルーティンは欠かせない。

縛りという点ではこのブログを毎日書いて発信する・・・これもかなりキツメの縛りだろう。

夫のために行っている、糖・油・塩制限食なども同様にキツイものだ。

自分で自分を縛る日常を誰もが平然とこなしているのが今の現代人なの。

気づいてる?

みんなすごいね。

いったい、どうやったら、「好き勝手」に生きられるのだろう。

                ★

こんなやり方はどうだろう?ちょっと考えてみた。

やりたいことを最優先して、やりたくないことは極力やらない

「やるべき」「やらねば」に囚われず、「やりたい!」「ワクワク」にフォーカスする。

このやり方で大事なのが、「心の納得」じゃないだろうか。

自分の心のタガを外しても大丈夫?

人って承認欲求の塊でしょう?

回りの誰かに「どう思われているか?」が(信じられないけど)一番大事だと思う人はすごく多い。

それを壊してまで、日ごろのルーティンタスクを変えるなんて・・・って、思う場合は、まだ「好き勝手したい!」の度合いが低い。

しかし一つだけ「納得」のいく方法がある。

それは、すべてのものごとの「さきどり」だ。

すべての身辺情報をいつでも意識的に集めて、すべての場面で、「さきどって」行く行動学だ。

「はい!もうやっています」と、いつでも言える現場感覚があれば、どんな場面でも気後れせず対応できる。

人は人から言われてやるのは嫌いなもの。

自分で気づいてやりたいのが本音でしょう。

元々貧乏性のわたしはダラダラ時間を過ごすのは一年中ほぼない。

そこに「さきどり」思考を徹底して取り入れたら、自由な時間が生まれたんだ。

これこそが誰にも邪魔されない「好き勝手」な時間。

その「好き勝手」な時間に、トレッキングで身体づくりしたり、季節の風景を写真に収めたりできている。

人からの依頼も、仕事の処理も、作業だったらすぐやる。

後回しはしない。

それほど意識してやっていてもたまに忘れる、ヌケることがらもあるんだけど(泣笑)

                 ★

もうひとつ、作業がイヤだけどやめられない場合の心理的対処法を書いてみよう。

作業はまず面倒くさいものだ。

書類の手続きやPCやスマホなどのIT設定など、上げればキリがない。

こういった面倒くさいものほど、 やった後の「達成感」やその設定を使う時の「ワクワク感」をストーリーとして考えておこう。

順を追って行動に落とすのには、ストーリーを考えるのが一番だ。

頭の中が整理されて何しろ効率的に動ける。こうなるとあれほど イヤだった作業が楽しい!なんて変化も期待できる。

小さな作業でも「よくやった!」と、自分を褒めて、スイーツとかのご褒美を与えてあげよう。

わたしなんて、こんな小さな達成感を積み上げて「なんて好き勝手してるんだろう」と悦に入っているのだ。

ご褒美はスイーツじゃなくて、一杯の冷えたビールで(笑)