突然、起き上がれなくなった~自分の体と向き合う日々~皮膚細菌感染症は終わらなかった【健康・股関節炎症】

【ブログ新規追加408回】

3日の間ブログやSNSへの投稿を休止して、身も心もリフレッシュした。

しかし、現実はタイトルの通り、突然、足の異変から、歩けなくなり、一度眠ると、朝起き上がれなくなった。

左足の付け根が飛び上がるほど痛くて、寝返りも打てず。夫に助けてもらうも、それすら怖くて思い切って立ち上がれない。

                ★    

と、こんな風に突然、嵐に見舞われた先週末。

と~ぜん、いつもの楽観的観測で「すぐに治るよね」「そうそう、ギックリ腰と似てるし」とかうそぶいて見せていた。

わたしの場合だけじゃなさそうだが、週末って具合が悪くなりやすいのよね。

だから、「ちょっと休んで風邪薬でも飲んでおけば治っちゃう!」というと、

「いそいで、病院へ行け!痛みで頭がおかしくなったのかよ?!」と夫から言われる始末。

そろそろ休め!っという体からのSOSだろう。それを無視してどんどん、週末の用事を詰め込むのが得意中の得意だ。

平日は仕事ガンガン。週末は仕事以外をガンガン。これじゃあ、体は意志とは別の方向に勝手に動いてスイッチを切ろうとするよね。

頭じゃ、わかっていても、「自分は大丈夫だと思い込みたい病」が潜むのがわたし。

今回、事前にちょっと重めな「皮膚細菌感染症」に罹っていたため、もう先週はすでに体調不良だったにも関わらず、薬で症状が急速に緩和したので、月初の仕事に「エイ!」と出た。

そして、7月2日 金曜日、昭島のショッピングモールですたすたと軽快に歩いていた時、左足の付け根に微妙な違和感が一瞬走った。

でも、そんなのすぐに忘れて客先へ行き、いつも通りの商談。

しかし、夜、PCで事務処理をしていた時、激しい痛みと怠さが左足の付け根に勃発した。

すぐに、布団に入ろうとするも、膝の折り方が分からなくなって半狂乱。

どっちにどうやって足を向けて膝から下を畳むのかまったくわからない。そうして約30分ほど膝を少しずつ折り曲げながら体を布団に横たえた。もう汗びっしょり。

データで見てみよう。頭は4〜5kg、腕も4〜5kg、は12〜13kgもあるそうだ。(もちろん、総体重からの重量であるが)

脚はすごく重たいのね。以前、脳出血で右腕を一旦麻痺させてしまった時、自分の腕が重くて重くて持ち上がらない!という経験を持つわたし。

いかに、人の神経が隅々まで体を動かす作用をしているのかがわかる。

股関節の神経を何かがダメにしたんじゃなかろうか!?不安が募る。

で、土曜日の朝、タイトルの通り、自分で自分の体を起こせなくなっていた。

しかし一度、痛みをこらえて起き上がってしまえば、なんとなく動けるじゃん!と、キラキラした希望を見出し、怖いものなしでへーきな顔して車に乗り、朝の買い出しをしに雨の中、市場へ行っちゃった。

翌日、やはり炎症なのだろう。熱が出始めたのでさすがのわたしも万事休す。

月曜日には、総合病院で検査をする予定を組んだのだ。

「もう、当分仕事には出られないだろうな」

「骨に何かあったら入院か」

「痛み止めだけ出してくれ!あとは自分で治すからあ・・・」と、

熱と痛みで泣きたくなった日曜日だった。

              ★

やはり検査を受ける間考えていたのだが、事前に罹ってしまった皮膚細菌感染症が一番怪しいと思った。

激痛を伴う、寝て撮るレントゲンでも、きれ~な股関節が様々な方向から写されていた。

要するに骨じゃないということだ。どこにも折れたとかひびがあるわけじゃない。

レントゲン技師のおねえーさんは、痛みに耐えられずにギャーギャー騒ぐわたしにやっさしく「いたいよねえ」「いたいよねえ」と囁きながら何枚も撮る。撮る前は丁寧に介助下さったおねえさん。

終わったら、「あのう、わたし、ひとりじゃ起きられないんですが」というと、すぐに廊下で待つ夫を呼び寄せて、「どうぞ」と。あっさり。

しかし、レントゲンではマンモグラフィーも天下一品の痛さだが、股関節も同じくだった。

もう二度とやりたくないものの筆頭に上がったわけ。

血液検査の結果で、「炎症値が高い」と、言われた。整形外科の医師からは、「打撲しなかった?」と、何度も聞かれたがそんなのまったくしていない。

13年前の脳出血が関係しているとも思えないと。

炎症の原因が見つけにくそうだから、助け船を出したんだ。

「あるとすれば、皮膚細菌感染症に罹っているからじゃないでしょうか」と。

告げると、「それはあるかもしれない」でしょ。

思った通りだった。

しかし、今回の皮膚細菌感染症の発端は5月中旬まで遡る。が、別に何の細菌に感染したのかなんてまったくわからない。

しかも、コロナで、どこに行っても、消毒を一日に何度もするし、マスクは常備だし、体温も計測してきた。

それでも、どっかで細菌の餌食になったようだ。

せめて、どんな細菌にやられたのか知りたかった。必ず仕返ししたいもの(笑)

               ★

近所の友だちに飛んで来てもらい、新鮮野菜や手作りのソース、飲み物を届けてくれ、通院にも連れて行ってもらった。

本当に感謝している。

いくら気をつけていても感染する時はするのだ。

コロナを身近に感じた数日だった。

さすがに薬がよ~く効き、火曜日からはひとりで起き上がれるようになったよ。(パチパチ)

細菌にすったもんだしている間に熱海市での甚大な災害が起こった。今朝は夫の故郷(広島)あたりも避難指示がでるほどの豪雨災害。

TVでは東京のコロナ感染者激増で4回目の緊急事態宣言と。

せっかく調子が良くなってきたのに、また~~!!

あっちもこっちも立たずだ。

わたしは当面、炎症で衰えてしまった左足のリハビリと、12日にはコロナワクチン接種と、ご自愛体制で行こう。

とにかく、細菌にはご用心。


最後に。

明日は痛みが取れた日に読んだある本の話を書こう。

その著名な本の帯にはこう書かれている。

「なにが起こっているのだろう。」

持っている人はかなり多い。でも読んでいる人をあまり見かけない本。

ね、意味深でしょ?(笑)

作法の美しい人に出会った~経験値がもたらす影響とは【作法・Life tuor 21st】

【ブログ新規追加408回】

作法のきれいな人に出会った。

その様は、わたしの笑顔に対する固定概念をガラガラと崩していったのだ。

笑顔・・・これって、普通の行為でしょ。でもたまに、驚くほど輝く笑顔(破顔)を向けられたことが幾度かあった。

破顔とは・・・硬い表情が笑顔に一瞬で変わることを指す。顔をほころばす・にっこりする・笑みがこぼれる・白い歯を見せる・口元がゆるむ・・・など。資料先→https://thesaurus.weblio.jp/content/Webio(類語辞典)

笑顔が作法になる?そうなんだ。美しい笑顔に出会った時、人は(すくなくともわたしは)感動し、胸襟をひらくものだ。

そして考える。

どうしてあんなに素敵な笑顔を作れるんだろう?と。

わたしもそうなりたい。自然で美しい笑顔を手に入れたいと痛烈に願った。

もちろん練習もしてみた。

自分の顔のくせを良く知っていないと、笑顔ってそう容易くはできないという。

それでも、ピアノ教師をしていた頃は「優しい笑顔」だったらしい(生徒の親御さんからよく言われていた。

でも、ちょっと破顔とは違う。

~貴方に会えてわたしは心の底から嬉しい!~という気持ちを一瞬で表現できる破顔は、最高の武器ともいえるんじゃないだろうか。

ああ、今でも憧れる破顔の作法だわ(笑)

               ★

以前のブログにも作法の心得を書いたので、全文掲載する。

「作法とこころ」2015年6月24日Life toer21stより

朝顔2015

我が家の今年初もの朝顔。

一度のお辞儀で、人の心を捉える、そんな場面に出くわしたことがある。


その女性は仕事先の所長をされていた40代の独身女性で、正月あけの仕事初めにご挨拶に伺った時のことだ。

お決まりの新年の挨拶をした私に対して、80度の美しいお辞儀を深々とされてから、ゆっくりとだが、しっかりとこちらの目を見つめて、「今年もどうぞ宜しくおねがいいたします」 と言われた。

その間数秒だったが、一生忘れられない丁寧で美しいお辞儀を下さった方だった。

人を大切にすること、思いやることは何も難しいことではないのだと思う。

謙虚な気持ちや振る舞いを、言葉や仕草で表現する。

基本は、「人さまにとって見苦しくない」 ように立ち振舞うことだと考える。

つくづく、「余韻の残る女性」になれたらなあ と感じるこの頃である。

思いやりと優しさで忘れられない女性がもう一人いる。

私の初めてのピアノの先生だ。

6歳でピアノをはじめた時、近所に先生はいなくて、親戚のそばにあるお教室をおばに紹介してもらった。

バスに乗って15分ほど行ったところだった。先生は、ちょっと太めだが笑顔が素晴らしく、オペラ歌手だったので声も素敵だった。

レッスンはきびしかったが、終わるといつもソファに一緒にすわり、バスの時間までお話をしたり、暑い夏には冷たいジュースを用意してくれ、いつも必ずドアの外までお見送りをしてくださる、それはそれは、優しい先生だった。

私もいつか先生みたいになりたいと憧れて、一生懸命ピアノに通った思い出がある。

松平家 こころの作法」を読んだ。

簡単レビューと読後感

簡単レビュー

「本来ならお姫様であった人の礼法は、現代の若い女性への最高の贈り物になるだろう」櫻井よしこ(ジャーナリスト)推薦の書。

徳川270年、一流の気品から生れた幸せを呼ぶシンプルな教えだ。必読は、心の整えかた、人付き合い、美しい所作、愛される秘訣。

世界一美しい自分磨きをしよう。

読後感

作法のこころとは、正しいと思う物差しを自分の中の軸とすることである。

こころに自分の軸を持っている人は、いざという時に強い。こう生きるという信念、守りたい人やもの、誰にも攻め込まれまいとする強い心が 「自分軸」 なのである。

「自分軸」を持つと、どんなに辛い状況にあっても ”踏ん張れる力” が湧いてくる。

「自分はこういう人生を生きたい」「ここまでは許せるけれど、ここからは譲れない」 という自分の城をつくって自分を守るのだ。

今、豊かで便利な時代になったからこそ、礼節と作法の大切さをひしひしと感じている。

丁寧な言葉づかいや謙虚な振る舞いが自分を鍛え、幅のある人生を送ることができる唯一の武器ではないかと思う。

さりげなく、清々としていて、美しい言葉、思いやりのある振る舞いが自然と出てくるようになりたいものである。

きっとそんな場面で普通に振る舞えたら、手にはとれないけど最高の宝物が手に入った瞬間なのだろう。


★2024年7月3日更新 ヘアドネイションをするために髪を伸ばしている~早や15ヶ月、結構伸びるもの【暮らし・ヘアドネイション】

【ブログ新規追加407回】

コロナ禍でヘアドネイション(髪の毛を寄付する)が流行っているのだそうだ。

何を隠そう、わたしもやろうと、昨年4月から本腰を入れて髪を伸ばしてきた。

コロナが終息するのには早くて2年半ぐらいはかかるだろう・・・という専門家の意見を報道で耳にした。

それを聞いた瞬間に、「そうだ!コロナという世界的な感染症が流行った記念?というか証しを何か残そうと思い立った。

それには、お金がかからず、しかも病気で髪を失った幼い子どもたちの役に立つ「ヘアドネイション」という 髪の毛を寄付する制度に参加しようと、準備を始めたんだ。

準備を始めたといっても、わたしはただ伸ばすだけ(笑)

ある日ネットで目にした記事で、「JHD&C」という日本のNPO法人の記事を読んだのが始まり。

今では、ここを通して個人が髪を送るシステムになっているようだ。

               ★


で、現在こんな感じまで伸びた。営業仕事で外へ出てはいるけれど、別にロングヘアで困ることは何ひとつない。

昨年、夏頃は芸人作家の又吉直樹さんみたいな雰囲気になっちゃって、ちょっとどーしようかな?切るか?とか、気持ちは揺れに揺れていた。

しかし、今年になったら、規定の31㎝が取れるまで伸ばそう!と決意した。

で、ヘアオイルやハーブエッセンスで栄養を送りながら丁寧に髪を育てている最中。

これを切ったら、もう二度と髪を伸ばすことはないだろうな。

コロナは憎いが、コロナがなかったなら考えもしなかった、「ヘアドネイション」だ。

いい勉強になるはずだし、

いい思い出になるだろう。

多分、あと8か月ぐらい伸ばしたら行けそうじゃない?


大きな気づき~皮膚炎につき断酒中~このままいけるか?【気づき・Life tour21st更新】

【ブログ新規追加406回】

もう、半月以上、お酒を飲んでいない。当然だが、皮膚細菌感染症になって、たぶん、初めて飲みたくなくなったんじゃなかろうか。

そのぐらい痒みの酷さから、お酒で体の体温を1mmも上げたくなかったの。

もうね。このまま行けるかもしれない。

第一、年々さほど飲まなくてもいい日が増えたし、要するに「憂さ晴らし」はしなくてもいい!という毎日だったんだもの。

ブログを始めた2015年か2016年当初にも確か、こんな風にお酒を絶てるかもしれない・・・といった状況があったの。

心理的なもので、精神的に追い詰められたことに所以したのだっけ。その時もまったくお酒を受け付けなくなった。

このことから、わたしのお酒は「食べ物をより美味しく頂くため」の調味料のようなものだと気がついた。

だから、酔いたいとか、たくさん飲みたいとか、そういった部分に関係がなかったのだ。

体の調子が戻ったら、きっと美味しいお酒が飲めるのだと楽しみにしている。

体の声って大事だ。

では、ここで以前のブログの全文掲載をしよう。

              ★

「エブリディ・ワインだったけど」2015年7月1日

 お酒の話をしようと思う。
私のワイン好きは周りでも良く知られている。

大体、毎晩グラスに1杯のワインをこの30年間(病気以外)欠かしたことがなく、すべてが赤ワイン。

暑い夏や懇親会などでははじめこそはビールを頂くが、すぐに赤ワインを追加する。

会社ではもう誰もが知っていて、ワインばかの上役がせっせと(笑)用意してくれる。

有り難いことだ。

ただ、飲みながらも、「呑兵衛ではないのよ。1杯だけと決めてそれ以上は頂きません!」 なんて言っている。

とても1杯だなんて・・・ワイン好きが集まれば、皆の一押しを頂きながら、某ドメーヌで飲んだ貴腐ワインの「話」だとか、上役から聞くワインばかの話に夢中だった。

気づけばだいたい5~6杯。

人と一緒だとお酒の量は確実に増える。

一人酒はちょっとで済む。

だから家飲みはとっても経済的なのだ(笑)

 特に意識して赤ワインを飲むようになったのは、貧血や老化防止にポリフェノールが大変に良いと新聞で読んだ直後だった。

丁度貧血気味だったことからお医者様に薦めて頂いたことがご縁となった。

実際、動脈硬化を防ぐポリフェノールの医学的根拠も常識的になってきている昨今である。

確かに飲み始めてから貧血の症状が出なくなったと実感したことがあった。

大体180㏄ぐらいを飲むので2日で1本。

私は毎週、土曜日の午前中、食品を1週間分まとめて買い出す。その時にワインは何を買うか、マーケットでちょっと迷うのも楽しいものだ。

ちなみに,先週はスペイン産「王様の涙」を買った。まだ飲んでいない。

銘柄には詳しくはないが、あえて言うならば好みは重めのボルドーとライトなカリフォルニアあたりがマスト。

今日はここまで、と1日の区切りをつけて暮らしのけじめをするのにも、お酒の力が必要だと感じている。

 しかしだ。6月28日(日)の午後3時頃一本の電話が入り、痛く、私の自尊心を傷つける話をされたことが心に刺さってしまって、なんと、そこから丸1日何も食べられない状態になった。

他人の身勝手な一言だった。

もちろん、お酒なんてもう全然受付けない。精神的なダメージでお酒が飲めなくなることは、今まで一度もなかったのに信じられないことだった。

否応なしの休肝日だ。今日は7月1日、気持ちを改めて、新しいワインを頂くこととしよう。

うつ病の処方にも1〜2杯のワインを取り入れることがあると主治医から聞いた。

飲み過ぎなければ薬にもなるワイン。なんと素晴らしい飲み物だろう!


 いつかはやってみたい、大人の美味しい修学旅行「カリフォルニア ナパバレー・ワインの旅」(数年前のナパバレー大火災の後、ナパの復活の状況は得ていない。詳細はまたの機会に)

ここでは、ワイン仲間を集めて醸造やテロワールやアロマなど専門の知識も吸収できる、最高の思い出となるワインツアーがしてみたい。

国内では大人の美味しい遠足「山梨ワイナリー巡り」。

ここでは是非ワイン造りを体験してみたい・・・と夢は膨らむ。


どうぞ、ワイン好きの方はこっそりと教えてください。旅はいつになるかはわかりませんが。

それまで、当分はコミック「神の雫」でワインの薀蓄にどっぷりと浸ってみてはいかがでしょう。

※ 少々加筆した。元原稿はこちら→「エブリディ・ワインだったけど

学びを学ぼう~2030年、まだ働いているならポータブルスキルが必要【仕事・ポータブルスキル】

【ブログ新規追加403回】

何歳まで働く?どうやって、何をして?と、質問を自分に投げかけてみた。

わたしの場合、当面あと10年は会社員で働くのが希望。しかし、体や頭脳(思考)はそうはさせてくれないかもしれない。

それに今、ものすごい勢いで変化を迎えている世の中の働く仕組み。

ポータブルスキルの登場だ。ポータブルスキルとは、年代に関わらず汎用性の高い人材を表すものだそうだ。(資料元→https://mitsucari.com/blog/portable_skills_examples/)

ポータブルスキルの一例→UXライティング、ノーコード、データ分析 etc

それに伴って、ちょっと気になるワード UXライティングを簡単に解説してみよう。合わせて書籍の紹介もする。

ビジネスマンのための新教養 UXライティン』高橋慈子・冨永敦子・著(kindle版)

UXライティング→ユーザー(読み手)の体験を助け、体験の価値を高めるように配慮した文章の書き方=技術だ。WEBを使って、直接顔を合わせることのないままビジネスを進めるのが日常となった今、ユーザー目線での書き方がとても重要になるのだそう。

WEBでの仕事に適した考え方が学べる。今ではもうWEBなしでは成し遂げられない仕事の現場。

そんなことわかってるよ!と、言われそうだが、ではUXライティングの具体的な例をひとつあげてみよう。

              ☆彡

Facebookの画面で、こんなのを見た事ある?

〇〇さん、その気持ち、シェアしよう

わたしは毎日見るよ(笑)

表層的なUXライティング(UXデザイン)の効果で「操作の誘導」をユーザーに促す文章のことなのだ。

どう?他にも多数こういった、ユーザーを「誘導」する文章がまわりにはあるはず。

最近では、冒頭の書籍のように身近で紐解きやすくなった。WEBでの流行語やWEBだからこその変化を読み取るには、UXライティングを学ぶのが手っ取り早いってわけ。

               ☆彡

2030年、どんな形で社会に貢献できているか分からないが、最新の技術や思考、モノゴトの流行は確実に押さえておきたいのよ。

それを続けていければ、2030年も活躍できるんじゃないだろうか?と、淡い夢を描いているのだ。

               ☆彡

オックスフォード大学の論文では、こんな風に書かれていた。

2030年に求められるスキルのうち、最重要項目のひとつに「学び続ける力」というのがある。

オックスフォード大学の研究論文「2030年に仕事で必要とされるスキル」では、120ものスキルの中、堂々1位だったのが「戦略的学習力」だった。


このことからもわかるように、時代の変化のスピードが加速すると、学びそのものの重要性は増加傾向になると。

働きながら、未来思考で学ぶってところかな。

今までの学習が「今の仕事に必要な知識やスキルを習得すること」だったとすると、未来型の学習は、「未来を見据えたうえで知識やスキルを習得し、今も未来でも生かせること」にするものだという。

資料元→https://schoo.jp/news/2021/2021-06-11?ref=top schooより)

大人の学びをサポートする「schoo」では、戦略的に学習を取り入れるべくWEB授業が日々、開校されている。

幅広く、大人の学びが展開されているのだ。

有料と無料がある。まずは手始めに無料で「未来への学び」を手に入れるのも悪くない。

わたしは夫から遅れること5年でschooの受講生となった。

暇な時間はあまりないが、毎日のスケジュールのどこかに落とし込める時は、積極的に学びに参加している。

だいたいは、眠くてうつら、うつらしながらだけど(笑)

ダメな受講生(もちろん無料学生)よね(泣)

でも、今のWEB授業のスタイルを早くから取り入れてるから刺激があり、ちょっと知らない勉強ができたりと、いいストレス解消になっている。

             ☆彡

さて、今日は6月30日。

今年半分が終わったので、振り返りをしようかな。

コロナで何も進まなかった気分だが、学びは続けてきた。

継続は力」ひとつひとつの成果は小さいものでも、地道に続けることでやがて目標を達成できる・・・ ·だわ。


ただのじんましんかと思ったが診てもらったら「感染症」だと診断された~自己診断しがちだったダメな話 【健康・皮膚の病気】

【ブログ新規追加401回】

今朝、皮膚科を受診して、患部を診察して頂き「皮膚細菌感染症」だと診断された。

細菌感染症?すぐに頭の中では「新型コロナウイルス」と関係していないことを願いながら受診した。

いったいどこで?何に感染したの?ほぼわからない。

きっと、コロナに感染しちゃった人も「いつ・どこで」がわかんない場合が多いのかもしれない。

皮膚細菌感染症とは・・・【概要】皮膚は、細菌感染を防ぐ非常に優秀なバリアとしての役目を果たしています。皮膚には外界の様々な細菌が接触するほか、元から皮膚に生息している細菌も多くいますが、正常な状態では、これらの細菌の感染が成立することはありません。皮膚細菌感染症が起きた場合、その範囲は小さな点状のものから、体表面全体に及ぶものまで様々です。重篤さの程度も、害のないものから生命を脅かすものまで多様です。(資料先→https://www.msdmanuals.com/ja-jp/ホーム/17-皮膚の病気/皮膚細菌感染症/皮膚細)

見過ごすと重篤になる場合もあるようだ。

• わたしの場合

5月の中旬、お風呂に入っていた時、猛烈な痒みに襲われた。患部は左首すじ、胸、肩など。

気が付いたら、血がにじむほど、搔き壊していた。

手が勝手に掻いてしまい止められなかったと言える。

それでも、お風呂を上がって、メンターム(わたしは大のメンタム好き)を塗りその日、何事も無かったかのように寝た。

で、朝、肩も胸も首すじもな~んにっも見当たらないほど、すっきりときれいになっていた。

その日から、もうあれほどの強い痒みは現れなかった。

しかし、6月15日ごろだったかな。ひたひたと痒みは忍び寄ってきた感じがあった。

仕事とそれ以外にも多忙だったわたしは、「きっとそんなの疲れからのストレス性のじんましんでしょ!」と、自己診断を下し、メンタームEXを塗り、やり過ごしていた。

それでもその直後から、どんどん赤みがかった湿疹がただれて傷になった。息子も「お母さん、ちょっとヤバくない?」とか、言われて重い腰を上げたのが一昨日のことだった。

知人で皮膚病に詳しい方にメールで色々聞いて、「なるほど」「皮膚の病気はまず、内科へ行く」とか、評判の良い病院とか教えてもらって、今日の受診となった。

それまでの一週間あまりは、薬局の薬剤師さんにお世話になって、以前から花粉症やハウスダストにやられた時に処方される「タリオン錠」 (10錠/1380円) を購入し、朝や昼は眠気防止で飲まず、夜だけ飲んで仕事に出ていた。

今日、皮膚科の女医さんが、わたしの以前のカルテを見て、

「ああ、皮膚が弱かったですよね。確か」

「何かの細菌に感染したようです」

「ほぼうつりません」

「お薬3種類で一週間分出しますね」

「来週、月曜日に来てください」

「食事の制限はありません」

「ワクチンOKです」と。

最後に「毎日、お風呂でせっけんで洗ってよく流してください」

「これがキーポイントです」と、言われて受診は終わった。

もちろん、それから仕事へ向かった。

明日から30日までは休暇としよう。

• なぜ、自己診断に頼ってしまったのか?~以前の経験値から

わたしは、皮膚科にちょっとしたトラウマがある。20年前、急な全身に渡る痒みに遭遇して、地域の名医師だと言われる皮膚科にかかるも、「全く見当がつかない」「長くかかるだろう」とか、何にも手立てがないまま帰された経験がある。

名医師でもわかんない?そんなにわたしの症状はおかしいの?と、半ば怒り心頭。

それで、自分で調べたり、人に聞いたりして飲み薬(タリオン錠・処方箋)と、塗り薬(メンタム、フルコート・市販薬)で何とか治した。

調べた結果、更年期障害の症状の一つだった。だから、わずかでも積んだ経験値から、ど~しても自己判断に頼る傾向にあったのだ。

で、教訓。

やっぱり、自己診断しちゃあダメでしょ。

ちゃんと 診て頂いて、安心を手に入れなくっちゃね。

冒頭の写真はこの一週間分の薬。塗り薬は一日一本!かなりベトつきそう。

でも驚きの安さだったし。

(受診・薬で2200円也)笑

安心の診断と安心の薬を手に入れられた話。

• 今回の処方

飲み薬→(オロパタジオン塩酸塩錠5mg・「明治」「処」アレロック錠)  (ケフラールカプセル250mg)

塗り薬→(リンデロンーVG軟膏0,12%)



野暮と粋について、ちょっと語ろう【仕事・江戸っ子論】

【ブログ新規追加400回】

粋な人が要領よくエネルギーを使う様は、清々しくストイックとは無縁だ。

一方で、「こうでなくてはならぬ」と、自分をがんじがらめにするほど、野暮ったくなる。

粋について語るとか言っても、わたしは生粋の東京多摩地域の出だ。

江戸っ子とは程遠い。

要するに気をつけなければ野暮がついて回るのを良~く知っている。

今回驚いたのは、この歳になって「野暮」を調べてみたら、あなた!恰好がわるいことやダサいことじゃなかったのよ。

野暮・・・わからず屋で融通の利かない人だと。そう言う人を指すのであって、同意語には「無粋」とあった。

無粋は、気の利かない人のことだとばっかり思っていた。

でも、わかったのは、「わからず屋で融通の利かない人」が「素晴らしく気がつく」なんてあるわけないじゃん!って腑に落ちたのだ。

一方で「粋」とは。これまた調べてみたのだ。

・・・さっぱりしていて、気立てが良く、あか抜けている様だそうだ。また、人情の機微に通じ、さばけている人柄とも言える。(話からズレるので色気については省く)

こりゃあ、野暮は絶対、粋には敵わないよ(笑)

             ★

さて、今の仕事を始めた時の上司の話をしよう。

わたしが、今の出版営業に転職したのは13年前。採用下さったのが、当時33歳の若き、営業部リーダーだった。(長身でちょっとイケてる・笑)

上司となって、わたしが担当することとなった地域へ同行営業をしてもらった。

上司は、生粋の江戸っ子だと聞いた。「ええ~~っ?ってことは、ちゃきちゃきの?短気な性格ですかあ?」と、聞いた覚えがある。

しかし、上司の営業センスは「ちゃきちゃき」どころか、人情を巧みに利用したどこか温かみのある心情を伴う行動の連続だった。

わたしは、その江戸っ子らしい「ちゃきちゃき」がどこに現れるのか密かに楽しみにしていたのだが、物腰し低く丁寧に書籍の説明をしたら、相手に自分のペンを渡して、ボードに置いた注文書に注文数を記入してもらう。

その間中、ボードを支えて持ち続けるのは上司だ。

膝まづくわけではないが、相手にボードなど持たせず、サインだけを頂戴する執事みたいな作業をする上司に、心の底から驚いた。

上司は、そのあとで、「今日はこれでOK。一日で全部刈り取ろうとしないのが大事なんだ」「相手を思うならガツガツしちゃあダメだ」と。やっと江戸っ子らしい言葉が聞けた。

客先の都合もある。しかしこちらだって売りたい。このせめぎ合いになるのが営業の常だ。

いつも、ギラギラ、ガツガツは本当に嫌われる。8割は相手思いで、2割を頂くようにすれば、嫌われず気持ちの良い商談ができることを一瞬で教えてくれたのだ。

ガツガツすれば「野暮」だとね。

これは、意外なほど、わたしの営業センスの柱となった教え。

粋な江戸っ子上司は、今では部長となって輝いている(笑)

              ★

で、「やりすぎ」や「無理」や「不自然」が野暮だと、気づく前にそれまで充分過ぎるほど、仕事も生活も「やり過ぎて」いた私は、案の定、病気に倒れた。

それでも、安心して休めるように、半年という長期休暇を社から頂いた。

その時、心から誓ったのは「もう、野暮はしない」と。

野暮なことはしない。

野暮なことは言わない。

野暮を避ければ、そこにはちゃんとした、生き方の基礎が築かれるのだろう。

そうして、野暮を手放したことで余裕が生まれたところに、ほんの少しの大人のムダ(トレンドなど)という遊び心を入れて楽しめるようになったのよ。

これこそが、粋なんじゃないかしら?

「 自分の文章を磨く」【紙上講座・ショートエッセイ】

【ブログ新規追加399回】

なぜ、毎日文章を書くのか。

それは、簡単に言うと「わかって欲しい」から。

別に「やむにやまれる思い」とかがあるわけじゃない。

言ってみれば、世間に対する「少し違和感」みたいなモノを取り上げて、周辺情報を交えて、好き勝手に文章にしているだけだ。

ただ、発信するからには「みんなもそうでしょ?」って、言いたくなるような、「私も!」って、言ってもらえるような、文章を書くように心がけてきた。

それこそ、一生懸命に書いた文章が、たった一人の琴線に触れたなら、どれだけ嬉しいだろう。

「そんな考え方があったのか!」なんて、手を打ってもらえたら、

しあわせだ。

               ★

いまや、各SNSはじめ、インターネットの高速道路に文章を載せれば、瞬く間に世界中に発信できるすごい時代だ。

まったく知らない場所の知らない人が書いた文章によって、人生が左右されちゃう場合すらある。

昨日の話。

コロナワクチンを大規模接種会場で受ける手続きが職場であったと、息子から聞いた。

もちろん家族の分もあったそうだが、家族は個々でやっているから大丈夫だとスル―したと、聞いた。

しかし、息子本人は「まだ、受けるのをためらっている」そうだ。

ここ数日のネットによる若い人の副反応の情報を読んで判断していると推測される。

ほ~らね。

いとも簡単にネット情報に左右されちゃって。

もっと情報ソースを良く調べて、的確な行動を取りたいものよね!と、やんわり話を閉じた。

ま、社会の混乱をきたすためのデマ等悪い文章は、しっかりと見極めて行けばよい。

ちょっとおかしい文章は、読まないのが一番だ。

               ★

一方で、「自分のために書く文章」はどう磨くのがいいのだろう?

冒頭の「わかって欲しい」を解析すると、

「発見」が文章の中にあるかどうか?だと決着した。

な~んにもない文章を読ませる時間泥棒にはなりたくない。ただ、読み手の反応を左右できはしないもの。

だから、「発見」があり、そこを丁寧に掘り起こす作業の後が見えれば、意味のある文章になると考えるのだ。

そうね、文法とか言い回しとか、そういった国語的なモノも、本来はきちんとやらねばならない。

でも、スキルばかりに囚われると、無個性になりやすいしなあ~と感じてもいる。

しかし、それを超えたところにある「自分にしか書けない」文章を見つけ出して、磨くのが一番大切なんだろうね。

そこで「自分にしか書けない」を追求していたら、句点ごとに改行して書く「書き方」が好きでテンポもいいと思えて、この一年ほどはずっとやってきた。

もう、歳で目の悪さから、ギュっと詰まった文字だらけの文章は読めなくなった。

これってわたしだけじゃないだろうな・・・と、思って「書き方の工夫」をしたのが本当のところだ。

「自分にしか書けない文章」への道のりは遠いのさ。。

               ★

で、毎日「わかって欲しい」文章に(最新の情報を加えて)せっせと磨いているのだ。

わたしのブログに久しぶりに来てくれた人が「ああ~こういったものがあったんだよね」「忘れてたよ」とか、言って戻って来てくれたなら、涙がでるほど嬉しい。

本来、文章ってそういうものだと思う。

~はいてすてるほどある、ただのかんそうなんてかいちゃあだめ・笑~

白米やパンをぎりぎりまで減らす糖質制限も早や2ヵ月め~代用食オートミールを味わう~意外に食べられた!【健康・代用食】

【ブログ新規追加398回】

今や、ダイエットの主流は「糖質制限」だ。

我が家でも、夫の食事制限下の中、真っ先に取り組んだのが糖質制限だ。

急性心筋梗塞で倒れた夫を待っていたのが、約3年間で6回に及ぶ心臓手術と、厳しい糖、油、塩の管理をする食事制限だった。

それも 早や5 年、何とか頑張り通して、薬の量もずいぶん減ってきたこの頃。

先だって4月の検診時に、「糖が増えている。このまま行ったら再発だよ!白ご飯は減らしておやつは厳禁!」と脅された。

おやつ…ダメは、かなりの落ち込みだった。

すぐに、糖質制限の基本に戻って白米をカット。そしたら、体重がするすると急降下。

糖質制限(ダイエット)は、一生懸命やればかなりの効果は期待できるのよ。

特に、男性の場合、ご飯を食べる量が多いでしょ。だから白米を止めれば劇的に痩せるのね。

しかし「お米を食べない」という現実は、意外なほど、脳にストレスを与えるらしい。

これは、農耕民族の持つDNAかしら(エビテンスなし・笑)

だいたいは、道半ばでとん挫してしまう。我が家でもそうだった。

うまくいく例もあれば、リバウンドに苦しむ例も無数にありそう。

そして、この糖質制限でリバウンド以外にもある問題点。それは、便秘になりやすいという症状だ。

そのため、糖質制限をする場合には、便秘対策で、必ず代用食(繊維質の多い食品)を摂るようにと、以前管理栄養士から言い渡されていたのをすっかり忘れていた。

少し前には「バナナ1日1本」をやっていたが、糖が多いのが気になって止めた。

この数年お世話になっているのが、マンナンライフの「ララクラッシュ」季節限定味を毎週1袋(1日1個)をお通じのために食べている。

ちなみに同じマンナンライフの「蒟蒻畑」は糖分が多いので避けている。

そして、先日NHKの「朝イチ!」でやっていた「オートミールのご飯化」というのを観たようで、事あるごとに「オートミール買ってきて!」と、いいつけられていたが、ずっとスルーしていた。

だって、わたし、あのオーツ麦が嫌いだもんで。

どう食べても美味しく食べられないの。

サントリービール工場でも麦やホップの試食をして、何度も気分が悪くなった経験があり小さなトラウマさえある。

でも、できたてビールを飲む頃には気分は立て直せていたよ・現金なもので(笑)

それほど夫が食べたい!というのならと、やっと週末に重い腰を上げて、小さい粒のオーツ麦を使ったオートミールの素(500g)を買ってきた。

で、お昼に1合のご飯を炊いて、そこに30gのオートミールを入れてよく混ぜた「即席麦ご飯」を用意した。すぐにオートミールだけを水で炊くのは抵抗があったので、食べ慣れた白米に応援を求めたってわけ。

お味は、昔ほどイヤな臭いもしないし、どこか懐かしい麦わら帽子の匂い(笑)がして、夫は「美味しいじゃん!」と満足そう。

とりあえず、口に合ってよかった。

特にこのご飯、スパイスカレーとかに絶妙に合う。

このためにスパイスを買い揃えてみた。特に気に入っのが「ピンクペッパー」あざやかな色が特徴で、ルーから作るカレーやチキンのスパイス焼きとかにピッタリ。

(写真は、黒・赤・白でそれぞれ、専用ミルで砕いて使う。)

オーバーナイトミールもやっている。

これは、ヨーグルトに30グラムのオートミールを入れて混ぜ、一晩、冷蔵庫で寝かした超簡単レシピ。

もちろん、朝食のご飯やパンの代用食となる。

オートミールに最も合うのが、ヨーグルト。そこに、バナナ(1本の半分をカット)、凍らせた果物(今週はずっとブルーベリー)、アカシアはちみつを小さじ1入れて食べる。

長くつら~い糖質制限。砂糖も0カロリーのラカンを使い、これまで代用食(バナナやこんにゃく)を使ってあの手この手とやってきたが、次は麦だった。

でも腸活には「麦活」最高かも。今、絶好調に腸の調子がいい。

えっ?ビールのことじゃなくてよ(笑)

野口悠紀雄氏「超整理法」押し出しファイリングがわたしの「ザザっと収納」の原点だ【暮らし・超整理法】

【ブログ新規追加396回】

家の中の整理法=片づけといえば、やましたひでこさん提案の「断捨離」とか今や、諸外国でも人気のある、こんどうまりえさんの「ときめく片づけ」など、キャッチィーで華やかな世界が展開されている。

でもたかが片づけでしょ?自分流にやり方が出来上がっている人も多いと思う。

その一方、TVで一時的に流行った「汚部屋」なるものを作り出す女子の人生を変えるかたづけ依頼を受けて、片づけまくる家事エコノミストの方々の番組。

一定層はいらっしゃる片づけ嫌いの主婦層にも大変な人気のある番組だったよう。

わたしといえば、大の雑誌好きだったから、各雑誌の毎号特集される、片づけや収納の記事には目を凝らしつつ、大事に切り抜いて取っておいたものだった。

しかし、その「面倒な分類」や「片づけたモノを収納するために用意しなければならない100均イレモノの多さ」に辟易してしまったのだ。

な~んだ!やっぱりグラビア風な片づけは庶民には高値の花なんだ!と、時間と経費と労力はとてもかけられない!と、憤慨する始末。

そんな時出会った、ある大学教授の方の書かれた片づけ本。しかも地味な新書だ(笑)

その内容は堅苦しい文献などではない、普通の主婦がバンバン読んですぐ実行できる!超簡単なモノや情報の整理術を唱える良書だったのだ。

それが、この本。

超整理法ー情報検索と発想の新システム』野口悠紀雄・著(中公新書)

• 書籍の簡単レビュー

1993年発刊。

情報洪水のなかで書類や資料を保存し検索するには、従来の整理法では対処できない。

本書は、「整理は分類」という伝統的な考えを覆し、「時間軸検索」という新しい発想から画期的な整理法を提案する。

机の上は魔法のように片付き、「整理する時間がないほど忙しい」人に対する福音となるはずだ。

さらに、パソコンを用いた情報管理体系、アイディア生産を支援するシステムなど、知的活動の生産性を高める新しい方法論を提案する。

⦿ この本の唱える超簡単な整理法はこれ1つだけだ!

野口氏推奨の「押し出しファイリング」とは?

押し出しファイリングとは、経済学者の野口悠紀雄氏の提唱する書類の整理法である。(超整理法としても知られている)

「分類はムダ」という基本的な考えに基づく雑多な情報管理の方法。

やり方は本棚(あれば)棚一列に一定の区画を確保し、書類をひとまとまりごとに日付と内容を書いて角型二号(A4サイズのあれ)の封筒に入れ、右から左に順に並べるだけ。(文章資料;Wikipediaより)

超簡単でしょ?

だって、郵便で来た使用済みの封筒に、気になる新聞記事や雑誌の切り抜き、引いては子どもの学校のお便りや様々なお知らせの紙類を一切分類せず、全部入れちゃうだけだもの。

まあ、わたしは支払い等の書類は一緒くたにしなかったけれど(汗)

で、どんどん入れるから棚に収まり切らなくなった分は、その時改めて開封して中身を選別すればよし。(※ 忘れちゃいけないのが月日の記入)

数か月は取っておく書類もいざ、開封したら要らなくなったモノだらけだよ。きっと(笑)

間違って捨てる凡ミスも防げるし。

と、こんな野口式情報紙類のまとめ方をずうっとやっていた。

そして、インターネットの時代の到来とともに郵便物が激減。紙類の情報も本当に少なくなった。

気づけば、書類の整理よりはPCのデータの処理が一番重要になったってわけ。

それでも、紙類の情報をどう取り込むか?ってところに長年コミットしていたから、今でも、常に数社のWEB新聞や数々のWEB雑誌の閲覧(紙も含めて)を毎日の糧にしていることには変わりない。

野口氏も近年、WEBサイト「note」に現在の情報の取り方を考える文献を寄稿されている。(確か有料記事だった)

時代は変われど、情報を上手に整理するのには、未だに技術が必要なのだね。意味のある役に立つ情報は誰でも、お金を払ってでも欲しいものだろう。

               ★

ここでひといき。

思いついた内容を書いておく。情報の話ではないのだけれど。

このブログの柱である、ブックレビューを大きく方向転換させる。

今まで、ありとあらゆる年代の書籍を紹介してきた。しかし、もう、昔の情報に価値を置く必要性が感じられなくなってきた。

野口氏のように、情報ソースを上手に取り込む技術を書籍にまとめるのではなく、WEBサイト「note」に寄せるような方法もある。

歴史モノや小説などは古いモノもブックレビューを書いて行こうと思うが、仕事に直結するビジネス本はどうだろう?

IT化、AI化がどんどん進む中、世界を震撼させた新型コロナ感染の恐怖。

今朝のヤフーニュースでも、この5月の首都圏でのビジネスマン出社率はコロナ前の5割を切ったそうだ。

リモートワークの推進は着実に進んでいる。

で話を戻すが、ことビジネス関連書籍はここ1年内に出版された、いわゆる新刊だけをレビューすることに決めた。

読んだら、何でもかんでもレビューを書くわけじゃなくて、どうしても書いておきたい、今のフレッシュなものだけに絞り込んでみようと。(先週書いた、今年3月発売された隈研吾氏の本がその一例だ)

こうなると、仕事以外で立ち寄る本屋でも、渾身の一冊が見つかるかもしれない!

新刊だけをレビューするなんて、ライター時代のワクワクが蘇る~(笑)