書きたいテーマ持ってる?~テーマを見つける必殺技はこれ!【紙上講座・テーマを見つける】

【ブログ新規追加367回】

文章を書くのは好き?

好きだと思ってたけれど、実際書いてみようと思った時、

「あれ?書きたいけど、いったい何を書けばいいのかわからない!」

と、こんな悲鳴まじりのコメントを友だちからもらった。

ここで、「好きなことを書けばいいのよ」と返すのは、あまりに薄情だ。

すぐに解決しなくっちゃ!と、わたしは、おせっかいにも

「例えば、Twitterとかに140文字の小さなつぶやきを書いてみたら?」と、

ススメてみたのだ。

               

要するに書く練習をSNSでする方法。

無数の読者が漂流しているSNS。

そこで、好きなペンネームで、何か一つテーマを決めて140文字で収まるように書いてみる。

                

どんな事柄でも、初めは少しだけ厄介なものだ。

それでも、少しづつ心の中を文章にできるようになる。それもあっという間に。

できない・書けないは氷山の一角だ。

しかし、ただのつぶやきではすぐに満足できなくなる。

そこで、オリジナルのテーマを持つようにして行こうという提案を続けた。

Twitter始めました!と、連絡を頂いた。

すぐさま、わたしは「テーマ決めた?」と、聞いてみたの。そしたら、友だちいわく、

「よくわかんないのよ」

「わたしの好きなことってなんだっけ?」

「そんな無個性なわたしの記事なんて誰が読んでくれる?」と、早くも尻込み。

こうなると、何にも書けなくなるから、そこでこんな風に返した。

「わたしは、手の平に乗るようなちっちゃな話題、それも全部本当の話を、今持っている言葉で全力で書いているのよ」と、お話しした。

ここでいう、本当の話とは、実際の体験はもとより、表現の問題だ。

例えば、「緊急事態宣言が始まったばかりの東京。それでも暖かい陽気のせいか、土・日の渋谷はびっくり仰天するような人出だった」と書いたとしよう。

えっ?そんな物凄い人出だったの?

先週より若干増えたぐらいでは「びっくり仰天」とは言えないし、ちょっとおおげさでおかしいよね。

もうひとつ、例にあげるとすれば、「ズバリ!」「ありえない」を何にでも使う。これも大いにおかしい(笑)

そんなに、「ズバリ!」って、他人に言い切られるのってイヤじゃない?

なんでも「ありえない~!」と決めつけてしまうのもどうかな?

このあたりを気をつけながら、自分の持っている言葉に置き換えて書ければ万事OKだ。

                ★

テーマの話に戻そう。

わたしの主流テーマは「本の世界」ここを徹底的に使い込んで攻めている。

本の紹介、読んだ本のレビュー、著者の背景、本の装丁、出版業界の裏話など、出版関係に勤めるメリットを使い、公私混同極まりないけれど、漠然とはしていないはずだ。

「ああ~〇〇さんは本の人」という認識が大方だろう。

そこでテーマを決めていく方法だが、具体的なテーマが見つからない場合は「悩み」とか「失敗談」とかを書くのはどうだろう。

別に丸裸になるわけじゃないけど、そのぐらいの覚悟で書かれた文章には、驚くほどの熱量がこもるハズ。要するに面白い文章になりやすいのだ。

特に、「失敗談」は、読み手のハラハラ・ドキドキを引き出しやすいし、どうやってその失敗から立ち直ったのか?など、一粒で何度も美味しい話が書ける。

本当に「失敗は宝の山」だ。

文章表現なんて、どーでもいいかも(笑)

また、「悩み」や「失敗談」はいったいどっからきたのか?と自分に問いかけてみて。

仕事の「現場」だったり、家庭内の話だったり、自分の立ち位置で書ける文章になるでしょう?

「悩み」や「失敗談」を書くのはハードルが高いかもしれないけれど、それが、「たった140文字」だったら、エイヤ!って書けちゃわない?

と、こんな感じで、メッセをくれた彼女との会話は終わった。

今では、Twitterだけでなく、他のSNSでも自分の言葉で、投稿を存分に楽しんでいるようだ。

「悩み」や「失敗談」はあんまり書かれていないようだけれどね(笑)

                ★

わたしの好きな某新聞記者の言葉を引用する。

人は他人の意見など聞きたくない。聞きたいのは他人のお話」だと。

ほんと。 その通り。

※ 書きたい人におススメの一書を紹介

『いますぐ書けの文章法』堀井憲一郎・著

書評コーナーからの抜粋・全文掲載(レビュー、書籍案内)

文章が好きで、書きたいと思う人は一家に一冊。

これを読んだら、すぐに書きたくなるよ。ほんと。
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★2024年5月24日更新 月曜日は仕事の話を~女性の仕事には頑張った以上の「おつり」が欲しいもの~過去ブログも引用【仕事・Life Tour21st】

【ブログ新規追加366回】

わたしの弟は大手流通会社で管理職を担っている。そして今回は開催を無理くりに進めている東京オリンピック(パラリンピック)の事業側開催役員もしてるのだそうだ。

昨日、叔父の葬式後、火葬場での待ち時間に聞いた話。品川事業所に勤めているのだが、現在、空輸されるコロナワクチンの輸送に日々追われる毎日だと。朝5時起き→夜21時30分ぐらいの帰宅。

かなりの激務。もう若くないから内勤とはいえ、そりゃあシンドイだろう。

弟いわく、「一人2回のワクチンを全国民分用意するとかって、俺たちが運ばなければどーするよ?もう少し国もそういった最前線で奮闘する流通業に光を当ててくれよ!要するに手当をしろ!ってことかな」と。

ワクチンをいくら大量に空輸できたとしても、使用期限が限られた時間との闘いだから、結局は人頼みになる。

適材適所に優秀な運転手をどれだけ集められるか?瀬戸際のオペレーションの現場での話を興味深く聞いた。(弟は、以前「プロジェクトX流通最前線」にも出演した経験あり)

翻って、わたしはといえば、度重なる緊急事態宣言で客先の休業が相次ぎ、茫然自失。それでも、頑張って休まず営業を続ける取引先へは、以前にも増して丁寧な商談をさせて頂いている。

そんな中、客先からの企業努力(もっとこうして欲しい・新刊本の訴求改善・ノベルティのアイデアなど)を、お話し頂く機会が少しずつ増えてきた。

親身になって、売り場のために「あーだ・こーだ」と客先で話合う。その一部始終を会社に持ち帰り案件として提出するのだが、段々と提出した案件が重要会議にまで上がるように変わってきた。

この部分が一番大事なポイントだ。(要するにおつりの部分・笑)

国だろうと、一企業だろうと、底辺の声がしっかりと決定権のある場所まで吸い上げられるかどうか?それをサポートするのが、全営業職の仕事なのだ。

そして、TOPの耳に入るスピードが最も速くなけりゃだめだ。

きっと、弟はこの部分の問題を取り上げて話をしていたのだろう。かなり愚痴まじりだったが(笑)

一日も早いコロナ終息を願ってお互い頑張ろう!とエールを送って別れた。

                 ★

さて、以前のブログで「女性と仕事」という記事を書いた。今日はリライトせず、全文掲載する。

「女性と仕事」2015年5月11日記


私は、苦しいときにふたつのことを意識する。

ひとつは、とんでもない苦境ほど、素晴らしい立ち直り方を魅せる格好のステージだと思って張り切ることにしている。

そしてもうひとつは、必ずあとから振り返って、あれがあってよかったね、と言える大きなプラスアルファの拾い物をしようと考える。

うまくいかないということは、負けず嫌いの私には耐え難く、単に乗り超えるだけでは気持ちが収まらない。

おつりが欲しい、そういうことだ。   「不格好経営〜チームDeNAの挑戦」南場智子・著 より


 どんな仕事でも大変さは同じだが、それが家事や育児・介護だとしても大変さは同じ。その中で仕事を続けることは本当に難しい。

女性には他にも役割があったりするから尚更大変なのに、社会的に職場や家庭での立場への理解はつくづく乏しいと痛感するこの頃だ。


 「女性はなぜ活躍できないのか(大沢真知子著)」では、”女性が離職する本当の理由は結婚や出産ではなく、仕事への不満や行き詰まり感だ”と述べられている。

社会生活の中で、互いの足を引っ張りあうのではなく、がんばれ!がんばれ!と風を送りあいながら、仕事を続けられたら良いなあと思う。


(先週土曜日はイベントサポートで出勤、張り切りすぎてギックリ腰発症、終了後歩けなくなり主人にレスキューしてもらったが、ちょっと今週の仕事に不安を感じている・笑)


ブログ365日投稿を迎えて~まるでピアノの調律をするように書いてきた日々【紙上講座・ブログエッセイ】

【ブログ新規投稿365回】

この写真のピアノは、わたしの持つコンサートグランドと同じモデルのカタログからの一枚。

父と、新幹線に乗り、楽器店のご招待で受けた、浜松のヤマハ本社で4種類のコンサートグランドから選んだ珠玉の一台だ。

コンサートグランドを手に入れた日。

父は親の役目を果たした喜びで帰りの新幹線でビールで祝った。

しかし選んだモデルはかなり、打鍵が重い。少し無理したのかな・・・。

「わたしの細腕で弾きこなせるかしら」と、ちょっとだけ不安だった。でもね。「弾きこなしてみせる」と、闘争意欲満々だった(笑)

本格的音楽家への入口に、ドキドキしたのを思い出す。

コンサートグランドと一緒に「調律の名手」と呼ばれ、全国に顧客2000名を抱えるビッグネームの調律師がある日、納品されたばかりのピアノの調整に現れた。

この日から、わたしはその名手が紡ぎ出す音(調律)の虜になった。

彼は、私の演奏を聴きまくり、目指す音作りに欠かせない名チューングを的確にして下さる。

そこから、筋トレをし過ぎたような熱気を彷彿させる、深い音作りの毎日が始まった。

その後、念願だった個人事務所でのコンサート事業では、年10回のコンサートホールでの調律を10年の間、勤めて下さった、 まさしく戦友となった。

スタインウェイを調律できる職人を身近に持てる幸せも付帯できた奇跡の戦友との日々。

わたしが、ピアノから離れてしまっても年一回は会ってきた。会えば、「●●先生!」と呼ばれて照れるんだけど(笑)

このように、コンサートグランドを手に入れた時に、一緒に音作りを担ってくれる戦友が持てた幸せは計り知れない。

                ★

ここでは、ピアノの専門的な話を。

ピアノを持ったら、調律は必須だ。

ピアノが弦を張ってできているというのは誰でも知っているだろう。その弦はチューニングピンによって巻き付けられているのだが、弾いても弾かなくても弦は緩むものなのだ。その緩みが音の歪みを引き起こし、何とも言えない音のピアノになってしまう。

そこを、チューニングハンマーという道具を使って、一音一音正確に調整して弦を締めていくのが調律師の仕事の心臓部なのだ。

わたしも、これまで何度も経験してきたが、調律されていないピアノの音に、その場のレッスンが続けられなかった場面に出くわした時。

歪んだ音にならない音を必死で奏でる生徒さん。可哀想ですぐに調律をされるように納得が行くまでお話しをさせて頂いていた。

要するに、音感のズレは気持ち悪いものなのだ。耳も悪くなる。だから、毎年一回は調律することをお勧めする。

例えば、1月に調律したら、次の年は2月という具合に12年をかけて、すべての季節を一周する調律がいい。

               ★

さて、ピアノの話をいきなりはじめてしまったが、このブログも今日で毎日投稿365日達成だ。

毎日書けるか・できるか・どうか?そんなことはまったく考えなかったこの一年。

ただ、ピアノを毎日弾き続けてきた経験値から、不安はなかったな。

毎日、このWordpressに執筆するのが楽しみで、楽しみで。未だ、書くという表現に夢中になれる幸せは続いている。

音大を卒業して先生になっても、ピアノの練習って、毎日するものなの。

そう、一生ね。

ピアノの弦が緩むように、練習を怠るとすぐにピアノ筋力が落ちてしまう。ピアノの調律は、その緩んだ弦を引き締めて正しい音に戻すのが仕事だ。

だから、弾き手は毎日弾くことでその緩み具合を肌で知っていくのだ。

翻って、ブログを毎日書くのは、明らかに執筆筋力を鍛えるのが目的だ。

習慣にまさる技術はないと思う。これは、長年、ピアノを弾き続けた演奏家や、音作りの職人から教わった道理だ。

たかがピアノ。されどピアノ。

今も昔も、ちっぽけなわたしを支えてくれた、続ける習慣が持たせてくれた上等な技術。

そして、たかがブログ、されどブログ。

遊びだと思われているかもしれないけど、わたしにとっては大事な表現の現場。

本物は習慣から生れるものだ。そこに辿り着いたら幸せが待っている。

だから、毎日書く幸せは簡単に手放さない。

あとは、文章表現の名手となる戦友が欲しい。

わたしの緩んだ文章をバッサリと推敲下さるような(笑)

というわけで、1000日まであと645日。

より、一層楽しんで書いて行こうっと。

 

早起きを長年続けてきて~手ごたえと今後の課題【健康・早起き】

【ブログ新規追加361回】

わたしの朝は5時から始まる。

昨日、やり残した仕事のとりまとめや、その日の商談の資料や持ち物の準備を一気にやっている。

それから、珈琲豆を挽き、朝食の準備を。

あれ?洗濯は?(我が家では、夫担当なの。8時30分にアラームをセットして取り掛かっているよう。有難い)

わたしの出勤前の約2時間は、諸事情の連絡事やご無沙汰している友人へのメール&電話タイム。

年を取ったら、仕事よりも友だちが大事よ。だから少しずつだけど、不義理を今から解消中。

それでも、まだ時間があれば、ブログをこれまた一気に書いておく。

朝一の仕事では、一番難しい案件、気の合わない客先など、要するに気の進まない営業先を攻める。

これは入社当時から、自己メンタルを鍛えるためと、その日一日の勝利体験を積むため。もう、完全に習慣化している。

朝一番で勝負したら、結果がどーであれ(笑)、お昼の休憩では、「今日も良くやった!」と、ささやかながら自分を褒めるのだ。

一番、身近な自分を褒めなくて、いったい誰が褒めてくれる?

ご自愛で、美味しいランチ&コーヒーを頂くために超がんばるのだ。

                 ★

わたしは、午前中が一番、集中力とパフォーマンスが高い。

一方、夕方以降は生産的な活動はほぼしない。

フルで集中なんて絶対無理。

自分の性質が早くからわかっていたから、お昼に集中のピークを迎えられる、早寝早起きの習慣はもうかれこれ40年以上も続けてきた。

早起きするだけで、わたしの場合は、高いパフォーマンスの時間を必然的に増やせる。

だから、パフォーマンスの低い夕方以降~夜に期待して、無理くり、大事な事柄をそこで刈り取ろう!とかは全く考えない。

早く寝てしまう(10時~11時)のは、何だかモッタイナイ?ような気分もあるけれど、生産的でないのなら、あっさりと寝て充分な睡眠をしっかりとる方が健全なのだ。

早寝早起き生活サイクルを徹底してきたことで、無理なく日々の生産性を上げられてきた。

仕事ややることに忙殺されない狙いがここにはある。

                    ★

早起きを40年間続けて~手ごたえは?

手ごたえは、やはり何といっても、朝起きた時の頭のスッキリ感だろう。

モヤモヤ、イヤな何かを抱えていても、朝起きたら「あ~ら不思議」まったく問題にならない。

かえって、問題解決のアイデアがどんどん湧くから。早起きほど、充実した金の時間はない。まるで宝の山よ。

どれだけ、質の高い睡眠道具を揃えても、遅く寝る、深酒、深夜のSNSではまったく睡眠の質は上がらない。

どうせなら、きっぱりと10時、いいや11時までに寝てしまおう!と提案したい。

質のよい睡眠は誰にでも簡単に手に入る宝なのだ。

              ★

● それでも地味に課題も出てきた

長いあいだ、早寝早起きが習慣になっていても、昼寝を入れて体力維持に努めてきた。

しかし、ここ最近は全く昼寝の出番がない。というか、疲れていても、何だかんだで忘れちゃうのよ(笑)

ボケてるわけじゃないけど、かえって心配になる時がある。

でも、夜ちゃ~んと、寝てるから大丈夫でしょ!

というわけで、早寝早起きの課題があるとすれば、昼寝をしなくなった件。

昼寝はしなくてはいけないわけじゃないと思うが。

もし、昼寝についての知識や知恵のある方がいたら、ぜひ!ご一報くだされ~♪

睡眠の話は、すごく大切だから、また、どこかのタイミングで報告しようと思う。

ここで、最強の早起き本の紹介をしよう。

マンガでぐっすり! スタンフォード式最高の睡眠」西野精治・著(

• 簡単レビュー

あの30万部大ベストセラー「スタンフォード式最高の睡眠」がマンガになって、帰ってきた。

あらすじ
乳製品専門商社に勤める主人公・竹宮まゆ(25)は、
海外とのやり取りが多いこともあって
睡眠時間は不足しがち。

寝不足で働く毎日を過ごしていた。
最近は肌も荒れ気味で、小さなミスも目立つように……。

そんなとき、若手睡眠研究者の如月タクミと出会い、
「すべて睡眠負債が原因だ」と告げられる。

はたして「睡眠負債」とは?
時間がない中、まゆはぐっすり眠れるのか?
タクミが明かしたのは、科学的根拠に基づく「睡眠の質を高める解決策」だった

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
スタンフォード大学の最新科学で裏付けられた
究極の熟睡プログラム。


ぜひ、マンガで「ぐっすり眠る」秘訣を手に入れて
「朝、起きられない」「日中眠たい」「寝ても疲れが取れない」といった悩みを
解消して!

(本書のおもな内容)
◎「たっぷり寝る」より「ぐっすり寝る」べき科学的根拠
◎眠れないと、太る・病気になる・肌も荒れる…寿命も縮む
たった40分の睡眠不足を解消するのに3週間必要! ?
◎理想の睡眠時間は「90分の倍数」ではなかった! ?
◎世界の睡眠実験でわかった驚きの事実
「お風呂に入る時間」でぐっすりか否かが決まる
◎必ずスッキリ起きられる「スタンフォード式 アラームセット法」
「夜の冷やしトマト」が最強なわけ

ただの早寝早起きの話だけど(笑)

エッセイを書く~考えを具現化する一番よい方法~エッセイを書いて自分を知ろう【紙上講座・エッセイの書き方】

【ブログ新規追加360回】

エッセイという文章は、今でこそ誰にでも認知されているものだ。

しかし、実際に「ササっと書いているよ!」とかいう人はあまりいない。

やはり、まとまった文章を書く・・・ここに壁があるように感じている。

それでも、エッセイの持つ自由な文章表現に憧れる人も多い。エッセイには、「自分の考えを文章を利用し具現化する」という最大のメリットがある。

具現化とは、 空想・アイディアなどに具体的な形を与え、見えるようにすること。

ここで、エッセイの持つ意味合いを書いておこう。

                  ★

エッセイとは・・・特定の文学的形式を持たず、書き手の随想(思ったこと・感じたこと・考えたこと)を、思うがままに書き記した文章。

また、エッセイストと名乗る書き手の場合、その多くが何か本業を持ち、その内容から発する書籍や記事を執筆し、その延長上に日々の随筆を書くようになったという経緯がほとんど。

ただ、本業の執筆内容よりも、さらに著者を身近に感じやすく、まるで知り合いにでもなったような親近感でファンになる読者が多い。

その結果、エッセイストとして随筆一本の書き手として認知されるようになるのだそうだ。

               ★

エッセイを書いてみよう!

エッセイの魅力といえば、「どこからでも書き始めてもいい、終わりを決着しなくてもいい文章」だ。

何も、5W1Hに則っていなくとも、独自の表現方法でどんどん書いてみよう。

それを、誰も責めはしないし、かえって新しい文体が生まれるかもしれないというワクワク感さえある。

一切、敷居の高さなどない、自由なエッセイの世界。

上手く書こうとか、長く書こうとかどうでもいいことだ。

溺れても知らないけど(笑)

              ★

• 肩の力が抜けるおすすめエッセイを紹介しよう。

たそがれビール」小川 糸・著(幻冬舎文庫)

• 簡単レビュー

パリの蚤の市で宝物探しに奔走し、モロッコでは夕日を見ながら屋台で舌鼓。

旅先でお気に入りのカフェを見つけては、本を読んだり、手紙を書いたり、あの人のことを思ったり。

年末に帰ってきた自宅ではおせちカレンダーを作り、新しい年を迎える準備を整える。

ふと、すると忘れがちな、当たり前のことを丁寧にする幸せを綴った大人気日記エッセイ。

このタイトル、最高!!

 

伝わるブログが書けるようになる~その秘訣を考えた~5つの書き方メソッド【紙上講座/ブログ・執筆】

【ブログ新規追加359回】

文章の上手い、下手の境目があるとすれば、それは「伝わる」かどうか。

どんな、深刻な内容でも、ふざけた内容でも、読者に「そう!そう!それ!」と、伝わっているかどうか。

そこのところの真意を書き手は、み~んな心の底から知りたいのだ。

劇作家、井上ひさし氏のあまりにも有名な名言から

むずかしいことをやさしく、

やさしいことをふかく、

ふかいことをおもしろく、

おもしろいことをまじめに、

まじめなことをゆかいに、

そしてゆかいなことはあくまでゆかいに~とある。

度々、メモにして読み返している名言だ。もうね、ぐうの音も出ない素晴らしい表現。

これこそが、「そう!そう!これ!」というものだろう。

参考書籍

井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室」 (新潮文庫)

                                                          ★

先週、思いがけず執筆のご依頼ラッシュを迎えていた。

水曜日、あるWEB会社のアウトドア関連サイト「ヤマコレ」からの「登山関連」記事の作成。

木曜日、あるWEB会社からのWEBマーケティング関連サイトへの執筆。

金曜日、1月にこちらから応募した作品賞(もちろん賞は逃した)の出版社さん。新たな方向を示して頂き、作品の文庫本化(セレクション)のご相談と。

この3社様と現在、やりとりを進めてるのだが、ご担当は皆さん、わたしのこのブログに辿り着いて、読んで頂き依頼に繋がった案件だった。

ここで、気がついたのは、「伝わる」が進んできたな!という実感だ。

新聞記事の記者が書く、どこかに忖度(そんたく)する文章ロジック(論説・論法)を使うわけではなく、真っすぐに包み隠さず(笑)常にだれにでも簡単に読める記事を書き続けてきただけだ。

そして、今のわたしの力量では、たぶんだけれど、この3つの案件はお断りするだろう。

ただ、こういった執筆活動の依頼を引き出せたのが何とも嬉しい。

こうした現場でのやりとりも、執筆を長く続けて行くための大事なプロセスなのだ。

               ★

伝わる書き方5選~いつもわたしがやっていること、心がけていること~

① 目的をはじめに書く

② 一文は短く(接続助詞「が」を省く。例えば、「○○なのだが~」などの文章を助長的に長くする表現をやめる)

③ ストレートに書かない(好き嫌いを尖らせない)

④ 催促・アピールしすぎない

⑤ 難しい表現や漢字を一切使わない

たったこれだけ。

考えを巡らせるトリックが妙技の推理小説や、登場人物の思考をいくつも並べる長編小説ではこうはいかないのかもしれない。

しかし、簡単に書けるようになっていくと、自分の考えが実にスッキリとまとまるのを、ブログを書く行為を通して経験済み。

自分の考えがしっかりとまとまっている文章ならば「伝わる」は叶う。

さて、日曜日。

簡単に伝わるブログ文章術を書いてみた。

「書きたい!」が多い場合は、この5つで書き進めてみて。

スッキリと減量できるんではないかな?

ああ、まるで生活習慣病と向き合ってるみたいね(笑)



耳活してる?~朝、音声読書(オーディオブック)を親しむ~有効に時間を使えるメディアの紹介【紙上講座・音声読書(オーディオブック)】

【ブログ新規追加357回】

読書が良い習慣だと思うけれど、なかなか読めなくて・・・

電子書籍や紙の本もいくらでも、読もうと思えば読めるけれど、読書の習慣が基本的についていない場合はとりわけ困難さがつきまとう。

それでも、このコロナ禍で有り余る時間を読書に充てたい!と。

そういう場合は、音声読書アプリ(オーディオブック)を取り入れてみるのがいい。

オーディオブックを聴く習慣が持てれば、読書に親しむのと同じ効用がある。一番の効用は「自己肯定感」が持てる。

今日も、本が読めた!(聴けた!)と、

たいして、頑張って読まなくとも、聴いただけで自己肯定💮花丸じゃない?

ただ、継続が大事なのは、他の趣味と同じ。

例えば、毎日、朝食の前後に10分、オーディオブックを開いて聴く。

何だか贅沢な趣味みたいだし(笑)

友人とかに「わたし、毎朝、オーディオブックで、お気に入りの作家の作品を聴くのが趣味よ」と、言ってみて。

「ええ~~~?」とか、きっと、驚いてくれるだろう。

また、「新しい感覚の趣味」が持てて、自慢できるかも(笑)

ここで、わたしの一押しオーディオブックをひとつ紹介しよう。

Amazon オーディオブック

Audible(オーディブル)は、プロのナレーターが朗読した本をアプリで聴けるサービス。

最初の1冊は無料。今すぐ聴こう。

わたしも、今朝、オーディオブックで、あの大ベストセラー「さおだけ屋はなぜ、潰れないのか?」の著者・山田真哉氏の「2000円の弁当を3秒で安いと思わせなさい」を聴いた。

短い時間で、公認会計士の書かれた「お金のロジックを知る」有意義な時間が持てた。

ちょっと感動。

目で読むだけが、読書じゃない。

色々なスタイルで今年は読書に親しもう!




★2024年5月13日更新 珈琲は最高に旨い一杯を、一日一回にする理由~カラダを気遣うのが本当の贅沢【健康・珈琲の効用】

【ブログ新規追加355回】


胃の痛みや不快な症状、大人であれば誰でも思い当たるのでは?

そんな時は、一週間ほどで良いから、「一日三回の適切な分量の食事」「適切な睡眠」この2つを徹底してやると、胃が何に対して反応しているのかわかるのだそう。

これは3月頃、ラジオで偶然聴いた話で、F1など、数万分の一で勝ち負けを争うレーサーの方が話された健康秘話。あえて書かなかったが、胃の状態を正確に自己診断する場合は、「禁酒」も必須だと。

仮りに、そのレーサーが試合で、数万分の一で2位になったとしよう。その場合は、すぐに「ああ~あの時呑んだ一杯がなければ・・・」とか、思い当たる節が必ずあるそうだ。

わたしは、この話を聞いて、「わたしの場合はコーヒーが胃を荒らしているのでは?」と、ふっと、その頃の胃の具合について思い当たったのだ。

営業という仕事がら、客先で頂く場合やアポ待ちの時、ついつい飲みたくもないコーヒーを習慣で飲んでいた。

夜になると、意味不明の不快な胃のもたれが続いていた。コロナで仕事に多大な影響が出始めていた頃だった。

単なるストレスだと、片づけてしまい、胃の小さなSOSを見逃していたんだ。

で、4月、新年度からは、朝、一番好きなコーヒーを用意し、朝食を楽しむように切り替えた。

その時から「とりあえず」で飲むコーヒーは姿を消した。

そして、今朝からは、さらにもっと、美味しく飲むために焙煎された豆を購入し、自分で挽くようにしてみた。

朝、忙しいけれど、この豆を挽く作業がことのほか、いい感じ。

忘れていた案件を思い出したり、どうしようかな・・・とか、考えがついていなかったことがらがコーヒーの深い香りを吸い込むことで、「そうだ!」と、逆にアイデアが生まれて、あっという間に解決♪

これが、コーヒーの効用かもしれない。

そして一杯だけを最後まで存分に味わう。

コーヒーもお酒も本当に好きな味わいだけを選んで一杯だけ、

というのが一番美しいし、何より贅沢な飲み方だ。

                  ★

※ 今朝、挽いた豆の配分を紹介する

ブラジルとコロンビアの豆を一対一でブレンドした豆。

それぞれを焙煎してからミックスする形の商品。

コーヒー豆をブレンドする前にローストするのが

こわだりの単品焙煎だそうだ。

そのうち、自分でも自家焙煎しようか?とも考えている。

コーヒー一杯に夢が広がるゥ♪


東京オリンピック(パラリンピック)の是非~どちらになっても合わせる気持ち~風をあつめて【暮らし・2021東京オリパラ】

【ブログ新規追加354回】

東京オリンピックの開催が、危ぶまれる緊急事態宣言の延長。無観客開催か中止か。いったいどうなるのか。

類を見ない不確実性の高い祭典。菅首相のしどろもどろの会見も致し方ないかもしれない。

命とオリンピックを天秤にかけての戦いは、壮絶なものだろう。

わたしは、2度めの東京オリンピックだ。1964年当時、まだ2歳。父親が日立製作所でTV局にVTR(録画再生)を導入するために、技師として全国行脚中だった。

家では、VTRの試作品でオリンピックを録画し、繰り返し観ていたそうだ。

あれから、うん十年(笑)

感染症でこれほど世界が疲弊するとは、誰もわからなかった。

                 ★

1964年の東京オリンピックを境に目まぐるしく変化した東京を憂いて書かれたという曲を思い出した。

「はっぴいえんど」「風をあつめて」細野晴臣・曲/松本隆・詞

 

ぜひ、聴いてみてほしい。「ああ~知ってる!」と思うはずだから。

当時にしては、新しい「ゆるさ」を持つ曲だが、何ともいい感じ。

東京は汚点だらけに見えるけど、そうじゃないよ。

さて、わたしも風をあつめに出かけよう。

ああ、仕事でね。

ありがたいカスタマーレビューを頂く~低評価も悪くない~本を読んだら作家に向けてレビューを書こう【紙上講座・カスタマーレビューの効果】

【ブログ新規追加353回】

今朝、わたしの電子書籍に、購入者からの評価=カスタマーレビューが登録されていた。(Amazonカスタマーレビュー)

評価は★2つ。

★5つ中の2は、もちろん低評価だ。

しかし、そこに展開されていた講評には、感謝しかなかった。ザっとまとめてみる。

• マイナスよりの評価

① 表現が中高生でも読みやすい平易な内容

② ネットで検索すればいくらでも出てくる文章術

• プラスよりの評価

① 知らなかったフリーランス向けの補償の内容がいい

② ネットで調べた知識は散漫になるからこうしてまとまっていると使いやすい

と、こんな感じ。

ブログか一般のネット上で知った無名の作家の書籍を購入し、読破し、丁寧にカスタマーレビューを書く・・・こういった作業を厭わずやって下さった方。

これは、感謝以外何物でもないでしょう!

ちなみに、こうしたカスタマーレビューが最低10件はあるとAmazonの書籍評価も上がるらしい。

わたしも率先して、購入者の特権であるカスタマーレビューを書いてみようと、思わされた出来事だった。

                   ★

わたしは、今朝、自分へのカスタマーレビューを読み、しばし、気持ちを鎮めるために近所の薔薇園まで散歩をした。

もう、薔薇の季節なんだね・・・。コロナで仕事が減り、予定も変更ばかりで鬱々していた。薔薇の咲く時期になっても、その香りさえ楽しむのを忘れてたんだ。

今朝のカスタマーレビューを読んで、内心どうだったか?と言えば、悪意のない、感じたままの丁寧な文章に、傷つくどころかありがたかっただけ。

そして、購入者の「自分が知らなかったこと」を教えてもらった内容部分があったのを取り上げて、素直に感謝下さっていた。

評価は最高の無料コンサルだ。第三者が歯に衣着せずいう言葉から客観的な視点を学べる。しかも、わたしの本に注目してくれたのだから。

このことから、わたしは、今後の道すじがはっきりと見えたのだ。

要するに、kindle電子出版では「自分のやってきた事柄の成功例を手順よく書く」、ブログでも「さらに自分がやっている、またはやってきた事柄に注力」しようと。

購入者だけでなく読者となって下さる方がたは、みんなネットの検索はイヤというほどやっているだろう。もちろん、わたしも。

だから、どっかの記事にあったような内容だとまったく価値はない。このあたりはGoogleアドセンスでも厳しく問われている。

「独自性」のかたまりになっている自分にしか書けない書籍の執筆や、さらに役立つブログを書き続けて行こうと肚が決まった。

★2つのカスタマーレビューをもらって、やっと、文筆家の入口に立った朝だ。

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昨日、ある月刊誌で読んだ記事に「おおっ!」と思える体験談があった。

それは、ある高齢男性の記事だ。事業が上手く行き始めた時、客先の連帯保証人となったことで、多額の借金(2000万円)を背負わされて訴えられてしまった。

その時、この高齢男性の取った行動は「まず、法律を知るために猛勉強した」のだそうだ。

なぜなら、弁護士を雇うお金などなかったからだ。

この裁判が相手方ともつれて最高裁まで行ったが、奇跡的に「勝訴」を勝ちとった。という話だった。

最高裁で、言われた言葉が「素人に法律で負けるなんて・・・」という相手方の弁護士の悔しそうな言葉だったそうだ。

勝機はどこにあるか分からない。

あるのは、目指すものへのやる気だけ。