★2024年10月21日更新 ブログを書いて仕事にする?~改めて問い直す仕事に必要な「これ」とは  【紙上講座・ブログ仕事論】

【ブログ新規追加159回】

インターネット革命以降、すべては変わった。

決まったレールを歩くかつての成功モデルは音を立てて崩れ去った。

従来の道徳や常識、安定志向は通用しなくなり、グローバルの勢力が押し寄せた結果、仕事は「作るもの」へと主流が移りつつある。

もはや「引き受ける仕事」は滅亡の一途をたどっている。

                                「逆転の仕事論」 堀江貴文著 (双葉社)

出先で撮ったざくろ

● 2015年からより進歩したわたしのブログ

2015年、堀江貴文氏の「逆転の仕事論」を読んで、わたしの仕事に対する意識は180度ぐるっと変わった。

今後、仕事は「自分で作るもの」であって、「引き受ける仕事」は、滅亡の一途をたどると。

かなり衝撃的だった。

あれからさらに5年が経ち、現在も同じ、出版社で営業職に邁進中だ。

ただ、1つ違うのは、こうやって毎日、文章をブログに書き公開を続けているが、嬉しいかな、小さな収益を生むようになったのだ。

勉強を重ねて、ブログで収益をあげる仕組みを取り入れたのが7月。

やはり、「好き、現在やっている、今までやってきたこと」この3点に注力して書くのは、驚くほど楽しいものだ。

ブログ執筆に欠かせない「これ」とは

わたしの執筆作業に対して、「これ」さえあれば!という視点で何が重要か思い浮かべてみた。

これ」とは、気になった言葉影響された言葉自分を支えた言葉などだ。

言葉・文=センテンスを書き写したメモ写真が「これ」なのだ。

しかし、わたしの「これ」は、時折り、仕事が一段落した時などにメモや写真のデータを、一気にすべて消去し捨ててしまうのが習慣化している。

あれほど、「これさえあれば!」と思い、大切にコピーを取ったり、メモをしたり、文章を書き写したり、風景に熱中して何十枚も写真を撮る。

でも、時間の経過とともに、使われなかった、とりあえずの情報や写真はノートやPCに保管しただけになる。

やはり、書く時に勢いがつかない古い情報はいらない。

使うものは使って、今すぐに使わななさそうなものは、潔くストックしないで捨てるに限る。

要するに熱を込めて集めた「これ」は、熱の高いうちに使わなければダメなのだ。

冷めきってしまったただのデータは、すべて一度、捨てることで、清々させる。

いつでも、新鮮な情報や写真のために、スペースを空けておきたいと願う。

だから、衝動的に捨てる行動を起こす。

もう、これはある意味、病気に近いわたしの習性という習慣なのだ。

● 情報は貯めるより、捨てるほうが新鮮かつ質もよいものだと気づく

こうして、ブログをトリガーに情報の旅に出ている。

人生の旅ともいえるブログ生活は、いつでも情報は総とっかえして、新品にしたいと願い、衝動に駆られるように更新し続けている。

情報を捨てる事から始めた、今のライフスタイルが気に入ってもいるのだ。


やっぱり、わたしは心底アップデート・フェチかも(笑)

多読習慣の効き目は埋蔵金を掘り当てるのと同じ~1冊読み切る以上の効果を紹介 【暮らし/紙上講座・多読術】

【ブログ新規追加157回】

以前のブログに”書く”という作業に焦点を当てた「書くこと自体が発想法」という記事をアップした。

今回は”読む”という行為に注目したい。

● 多角的視野と発想の種が得られるという多読の効き目

機会あるごとに書いてきたが、私の読書法は一度に大量の本や雑誌、新聞などを横に積んで、一定の時間でどんどん読み続けていくやり方だ。だいたい本は図書館で10冊単位で毎週借りる。

本当にほしいものは購入するが、図書館利用は長年の習慣になっている。

でも人から見るとそのやり方は、「キチンと読めてないだろうな」「きれいな写真などゆっくりと楽しまないのはもったいないな」「なんでそんなに一度に読んでしまうんだろう?」など不可解な行動に映るらしい。

自分としては興味のあることがらで関連図書をまとめて読み、ある程度の知識を溜め込んだところで消化しているつもり。

なんら不思議なところはないはずなのに、どうも家族や友人からは”そんなやり方で本当に頭に入ってるの?”と思われているようだ。

しかし、多角的視野と発想の種が得られるという多読の効き目は捨てがたい。

● 音大時代に身に着けた多読のスケッチ法で、本の魅力に盗りつかれた

音大入学当時、わずかな日数で何曲も譜読みをし、ある程度の演奏ができるようにしておかないと、とても授業やレッスンについていけなかった。

通学時間も食事時間も授業中も、いつも楽譜を膝の上に置いて譜面をじっと読み込んでいた。

ある時、先輩から「まさか一音、一音読んで覚えてるの?」と、唐突に言われた。

わたし、「えっ?

先輩、「絵を書くようにスケッチしたら?」と。

またまた??「・・・」なわたし。

スケッチとはれっきとした手法で譜面を対角線上に眺めて、全体を記憶するというか、目に覚えさせるやり方だ

細かな部分が多い譜面でも、段の出だしを暗譜すれば、大体のところはOKだ。

だから、すべて覚えてから演奏するわけではなく、覚えていなくても演奏しながら咀嚼、理解をすることができる。

スケッチができるようになってからは格段に音読みが速くなり、また副産物として普通の書物などの読み込みも速くなった。

文章の大量読みは、この頃から当たり前の習慣になっていったのだ。

● 多読を続ける本当の理由

 今でも「多読」はつづけている。

それはなぜかというと、読書を経済的行為、または自分への投資活動のひとつと捉えているから

特にビジネス書は、実務家が自分の体験を中心にして、何年も試行錯誤の上、現在の状況を踏まえたノウハウが詰め込まれている。

それを、数千円のコストと数時間の合間で巡ることができるのだから、実に利にかなった自己投資方法だと感じるのだ。

1日30分をつづけなさい!」(古市幸雄・著)に「私たちは数年前の過去の蓄積で、現在の収入を得ている」と。また「今、勉強しなければ5年後、10年後が危ない」と書かれていた。

かなり前に読んだ時は「ふふ〜ん、すでにやっているし!」などど上から目線で読み下していたが、今、歳を重ねてきてみるとぐっと、蓄積が減ってしまったようで不安な気持ちが湧きあがる。

新たなインプットをしなくちゃ!と焦り気味になるこの頃だ。

● まとめ

なんといっても読書が大好きだし、これから先も「多読」の習慣は生活の最優先事項になるだろう。

ともかくもビジネス書を読む本当の理由は、仕事に活かすだけでなく、「いかに自分を良い方向に変化させるか」という私の人生のテーマと一致している。

これからも人の経験が効率よく活かせる「多読」を繰り返し、仕事も楽しくスムーズにいくように行動範囲を広げ、人脈を深めて人生に余裕を持ちたい。


 どんどん新しい挑戦をして、好循環の毎日にしていきたいと願っている。最後に「ォーカル・ポイント」の一節を紹介しよう。

あなたの行動のほとんどすべて、少なくとも95パーセントは、あなた自身の習慣によって決まっている。フォーカル・ポイント」ブライアン・トレイシー・著(ディスカバー 出版)

★2024年10月18日更新 今、話題のファスティング~夜は寝るだけ!野菜たっぷりの軽い夕食でOK【健康・食事バランス】

【ブログ新規追加156回】

常々、思っていたのだけど、日本人の食事スタイルは不均衡。ちゃんと三食食べてるよ?とかいう話ではない。

● ファスティング(断食)がブームになっているらしい

ファスティングとは・・・ファスティングとは「断食」のことです。 そして、一定期間食事を断つことでダイエット効果を期待して行うのが、ファスティングダイエットになります。(関連リンクより)

今、ファスティング・ブーム。一日一食とか、3日間ファスティング(準備~飢餓状態~回復)を3日間でやるなど、食べ方への関心はとても高い。

一日一食で有名な人では、シンガー・GACKTさん、芸人中田敦彦さんなど。

皆が注目し、こぞってやる目的とは。

① 内臓疲労を取り去る

② いったん、身体を飢餓状態にするから、頭脳が鮮明に動き出す

③ 食べ物(糖質、油質)アルコール、カフェインなど、の執着=依存を取り去る

こういった目的で、ファスティングに挑戦するのだそうだ。

しかし、そういった極端なファスティングなど、普通はあまり関心や興味もないだろう。

特に若いうちは、朝は摂ったり摂らなかったり、昼は時間に追われてササっと済ませ、晩ご飯でやっとしっかり食べるという食スタイル。

夕食に重点を置くやり方では昼の活動エネルギーは足りるのかな?と心配になるほどだ

ヨーロッパ等は、お昼をうまく活用している。

最近では減りつつあるらしいが、シェスタ(昼寝)の習慣があるのも悪くない。

家の近くに職を求め食事は家に戻って食べる、というやり方で健康を維持すると同時に、家族のコミュニケーションをも保っている。

ランチに重点を置いておしゃべりに時間をかけ、午後はゆっくり休んでからもうひと踏ん張りする、というタイムマネジメントなのだ。

● ファスティングに走らなくても健康的な食事を摂るには~野菜をどう摂るかが決めて

わたしの一日の食事を文字で再現する。

1日の重点を朝と昼に移し、ここでしっかり食べてから、夕食を野菜中心で軽めにする。

また、その日を振り返り、足りなかった物を捕食するように付け足す。

このところ夕食を野菜で軽めにし、ノンアルで断酒を習慣化したことで、朝にはかなり食欲が出て、体調はかなり良くなってきている。

まずは、7時にパンとコーヒーを基本に、バターや季節の果物・ジャム等をグリーン野菜やハムなどと一緒に食べ、昨晩の味噌汁やスープで補う。

ヨーグルトや温かい牛乳などは、なるべく摂るようにしている。卵もね。

 たま~に寝坊で、サッと済ませることもあるが、大体は30分ぐらいかけて、ゆっくりと多めに食べる。

朝の時間は夫と、お互いの予定を確認しあい調整して、たまに大事な話もする。

食べる順序にも気を使い、甘いジャムなども食事の終わり頃に摂って、急激に血糖値を上げないように工夫、眠っていた脳細胞を目覚めさせるのだ。

このレベルで食べて、一日動き回れるかな。無理なファスティングは今はしない

はだいたい13時前後になる。お昼は一番の勝負どころだ。

まず一人であることが多く、外食も結構時間を取られるけれど、それが楽しみになっている。※写真は中華定食での一枚。

スムーズに仕事の流れで摂れるようにするように工夫、車の場合はお弁当。

夫の減塩食と同じものを詰めて車内で食べる。このパターンが多い

問題は電車で外回りの場合、この時は前もって、話題のお店や季節のご飯などをリサーチしておき、それを楽しみに仕事を頑張るようにしている。

最後に夕食だが、4~5種類の野菜を入れたスープを帰宅後作って、それに麦入りのご飯を少し。※写真は、9種類の雑穀米を炊いたご飯。

肉、魚等は朝と昼に摂るようにしているので、夜は本当に野菜中心にして、夫婦ともに太らない体づくりをしている。

夜寝るだけの体にまともに食べ物を入れたら、胃腸は夜中働き続け朝にはへヘトヘトなはず。

それでは、朝、食欲がない!のは当たり前。消化のリズムと良質な睡眠のバランスを整えていけば、健康的な体が手に入るのは当然。

で、最近やってみて納得の効果が見えてきている。

● 食事は呼吸と同じ。リズムを持って摂る~カラダが覚える健康への道すじ

身近な食生活と長年の習慣やリズムをうまく調整して、健康と良く働く頭を手に入れている人は、意外に多いと感じる。

我が家も、バランスを朝:昼:晩=4:4:2としてやっと、そういった賢い生活が手に入りつつある。


 今、あまりにも快適なので、このリズムは何とか崩したくはないな。
        

今の仕事には満足?それとも辞めたい?~仕事にやりがいを見出す方法とは 【仕事・やりがい】

【ブログ新規追加155回】

 10月1日「都民の日」・・・すっかり忘れていた。

仕事で、今までの担当を外れる日だった。まるで「半沢直樹」物語の中で頻繁に登場する「帝国航空の担当を外れてもらう!」とかと似てる(笑)

仕事の規模や内容が全く違うから比べようもないが、「担当を外れる」や「出向」などは、本当に働く意欲や、やりがいを大きく削がれるものだ。

10月1日。リクルートスーツの男女がぞろぞろと。

あれ?そうか!コロナで入社式がずっと延期されていた大企業の面々だった。同僚が「家の息子も今日◯◯企業の内定式なの」と言っていた。

皆、厳しい就職戦線を勝ち抜いてきたんだな、と。その大変さに共感する自分がいる。

● 今の仕事や人生に主体性や自信があるか

しばし、「初めて仕事に就いて、働いて、対価を得る」ということを改めて考えてみた。

作家の石田衣良氏の話で「・・・でも、人間って不思議ですよね。社会に出て、最初に就く仕事で、その後の人生が結構決まるじゃないですか」と。

家庭を持っている女性はさらに仕事と家事の両立、それは、ある意味壮絶なまでに自分を追い込んでしまう。

しかし、最優先せねばならない仕事でも、多くの女性が、責任ある仕事を任されるわけでもなく、サポート的なことばかり。

特に仕事にやりがいを感じないものの、転職をするのも簡単ではないし、ほかにやりたい仕事も見つからない。

こんなふうにもんもんと、している人も多いことだろう。では、毎日を充実した日々に変えるためにはどうしたらいいのか。

どんな仕事であっても「楽しみや充実感を感じている人」と、「やりがいを感じない人」のちがいってなんだと思う?

 ※ それは、仕事に対して『主体性』や『自信』があるかどうか

また、仕事にやりがいを見出せない人の中には、「こんなの私らしくない」と思っている人が多い傾向がみられる。と、マイナビで読んだ。

そもそも『自分らしさ』とはなんなのか。

● 自分の人生を簡単にリセットしない→やりがいや自分らしさになるにはの前の仕事のプロになろう!

たとえば、今の仕事には「自分らしさがない」と言って転職を繰り返す人がいる。

一見、スキルアップのために主体的に転職をしているように見えまるが本音は、仕事の内容に満足していない人間関係など嫌な毎日から目を背けたいという理由が根底にある。

言ってしまえば、今の自分をそのまま受け入れてもらえる幸せにしてくれる環境を求めているだけ

そういう人は、自分の人生を簡単にリセットしてしまう癖がつき、技術だけでなく精神的にも成長しにくくなる。

そもそも、どんな仕事であっても100%満足できるものはすくない。

華やかで誰もがあこがれる仕事をしている人も、その水面下では地味な作業を誰よりも繰り返している。

そして、失敗や苦労に直面したとき、逃げ出さずに乗り越えて達成感を得ているはず。

※ 大事なのは、「主体的」に困難と立ち向かい、地道な努力を積み重ねることで「自信」が身につき「自分らしさ」や「やりがい」にも繋がっていくものなのだ。

現在のコロナ不況において、たとえ、与えられた環境(職場や仕事)であっても、とても幸せだと思う。

「やりがいのある仕事」や「自分らしい仕事ではない」と嘆く前に、今、目の前にある仕事のプロになってはどうか?

 やりがいがないと決めつけるのではなく、小さな目標を積み重ねる

※ 目の前の仕事に力を注ぎ「誰でもできる仕事だけど、自分が一番できる」という「プロになる意識」を持つと自信がつき、主体的に楽しく取り組めるようになる。

また、得意分野を伸ばし、その仕事を成し遂げると、またさらに次の目標が見えてくるはずだ。

● まとめ

誰にでもその人にしかできないことがある。

自分にしかできないことを人に認めてもらおうとする前に、「この仕事は誰にも負けない」と自己承認していこう。

どんな内容であっても自分の仕事に誇りを持ち、自信を持って取り組んでいる人はとても輝いて見える。

★2024年10月16日更新 秋は映画を観る / 映画を観るメリット5選~家で観る映画は最強のコミュニケーションツール!【暮らし・映画】

【ブログ更新155回】

プロローグ

コロナ感染対策で、久しく映画館にも行っていない。

それでなくともここ数年、映画を観る機会がめっきり減っている。

どうしても観たい映画がなかったこともあるが、2〜3時間映画館で座っている時間をとることが億劫だった。

ネット配信だと更に悪く、まず、落ち着いて座っていられない。細々とした雑用で、立ったり座ったりの繰り返しだ。

それでも今年はたった一本だが、最後まで目が離せず座ったまま動けなかった衝撃の作品を観た。その一本は「LIFE!

アウトライン

映画の概要をまとめた。

「LIFE」誌の写真管理部に務めるウォルターは、何ひとつ代わり映えのしない日々を繰り返している。

彼の唯一の趣味は、現実から逃避して突飛な空想に浸ること。ある日、最終号の表紙を飾るネガがないことに気づく。

彼は一大決心をしてカメラマンとネガを探す旅に出発する。そのありえないほどの波乱万丈な冒険の道のりが、彼の人生を一変させていくのだった。

見どころは、N・Yから数日間の間にアイスランドまでたどりついたかと思えば、すぐにそこからヒマラヤに行くという強行だ。

新しい次元に行くための移動である。しんどいけど気持ちの上では近道だ。それを選んで突き進んで行く主人公にハラハラ、ドキドキさせられる。

次の仕事、どうしよう!という身辺の不安が見事に吹き飛ばされて爽快な気持ちにまでなる。

彼にとっての移動時間は自分の中に「創造性=クリエイティビティ」を生み出し、新しい思考を短期間で育むベースだと感じる。

そして、最後の「LIFE]誌を飾る表紙とは何か?・・・奇跡と感動のヒューマン・アドベンチャーとなっている。

(ベン・スティラー、シャリィー・マクレーン、ショー・ペンなどの最高なキャストとデビット・ボウイの主題曲なども注目点)                         ★

● モノローグ

さて、映画を観ることのメリットを箇条書きにしてみた。

① リフレッシュする→気分転換の要素が大きい。

② 健康になる→今は、コロナ対策で映画館へは、足が向かないだろうが、このまま映画館が廃れないようにと願うばかりだ。

やはり、わざわざ大スクリーンでみるシネマって素晴らしいよね。気分の高揚が身体に与える影響は莫大なもの。

③ 頭が良くなる→一冊の小説を読むのと同じ効果。

ストーリーを追いながら先行きを展望したり、登場人物になり切ったりと、疑似体験、追体験ができるから自然と頭の回転が良くなる。

④ 教養がつく→人・モノ・歴史など、それまで知らなかった英知がたった2時間弱で手に入る。

⑤ センスが磨ける→センスとは、生き方そのものだろう。映画の時代背景を観ることで、古くて新しい「温故知新」が学べる

以上5つの映画を観るメリットを挙げてみた。ぜひ、参考にどうぞ。

● エピローグ

 映画ほど一瞬にして、空想の世界に連れて行ってくれる存在はない。

わたしの20代は毎週オールナイトを観に、友人と新宿まで車を飛ばして行った。

年間かなりの本数の映画を観ていた。良い映画には、作り手の深い考えと、ポジティブなエネルギーが流れていて、見終わったあとに爽快感ややる気がみなぎってくるところが素晴らしい。

だから、自分にとって価値ある1本に出会いたいと真剣に選んできた。

冒頭に紹介した「LIFE!」を見て得た感想。

--人生は本当はシンプルなもので、むすかしくしているのは私たち自身ではないか?--

こんなふうに感じた。世界をまたぎ、心の旅が容易になった現代、自分を振り返るプライムタイムを上手に持ちたいものだ。

● エンド

さて、
ひさしぶりに映画を観に行きたくなった。厳しい問題をバシバシと解決するような女性の作品がいい。自分自身、根拠のない自信にあふれるような‣笑。

で、10月16日(金)はTVでこれを観る!

プラダを着た悪魔」https://kinro.ntv.co.jp/lineup/20201016(金曜ロードショウ/リンク先)

徹底的にカイゼンする!~トヨタ式カイゼンは仕事以外でも使える/今さら?さっそくやってみた【仕事・トヨタ式カイゼン術】

【ブログ更新152回】

トヨタカイゼンをご存知だろうか?一時期TVCMで社長自らがスポーツカーに乗り、わが社のカイゼンを俳優・香川照之氏にとうとうと、ポジショントークしてる姿が印象的だった。

ずっと気になっていた。2012年当時の「トヨタのカイゼン」とは?今、改めて、あらまし書いてみた。

トヨタ自動車のカイゼンは、生産現場の無駄な作業や動作などを省く方法を分析して実行、仕事を効率化して過剰な在庫を抱えないようにする活動である。

そしてその目的は、製品をより早く納品するため、最も短い時間で効率的に造ることに注力している。

今やカイゼン活動は、製造業だけでなく、さまざまな企業や自治体へと普及しています。

               ★

たんに仕組みを変えるだけじゃなさそうだ。とはいえ大企業がTQC運動を促進するのは福利厚生の一環ぐらいだと高を括っていた。

今回、カイゼンの真相を伝える良質な「小説」が見つかったので、それを紹介する。

世界中で採用されてるのに日本人だけが使っていない日本流の働き方」原マサヒコ(トヨタ技能オリンピック最年少優勝)・著(扶桑社)

【あらすじ】

ダメダメ営業マン、中村一歩はある日、出会ったのは「カイゼン」の威厳を名乗る老人。

その老人から「正しい働き方」を伝授されるのだ。その後、一歩は確実にダメダメ社員のスパイラルから抜け出し、ついには、誰もが想像しえなかった快挙を達成する。

一歩の売る商品は車ではなくタブレット端末だ。

トヨタ技能オリンピックで最年少優勝を果たした著者が、すべての働く人に向けて書き下ろした「トヨタ式カイゼン」の成長ストーリー。

日本の製造業が現場で培ってきた「底力」に胸が熱くなる。

言い古された言葉だが、カイゼンはトヨタの「お家芸」そのものだ。

【もくじ】

プロローグ

第一章 いつも机が汚い人の仕事は絶対にはかどらない(5S/ 整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)

第二章 つたなくとも早い仕事が人の心を動かす(巧遅より拙速)

第三章 「プロフェッショナル」が仕事を滞らせる(多能工)

第四章 仕事は「言われた通り」やってはいけない(動くのではない、働くのだ)

第五章 真の解決とは問題の本質を突き止めること(なぜを5回 / モグラ叩きをしてはいけない)

第六章 「パっと見」で分からなければ意味がない (視える化)

第七章 目標は非常識なほど劇的な結果を生み出す(非常識な目標を設定する)

エピローグ

中村一歩のカイゼンまとめ

新トヨタ式「改善」の教科書―世界No.1に導いたものづくりの原点

              ★

以上だ。どの章も非常に面白く読み応え抜群!著者の原氏はトヨタの技術者だが、すごい文才の持ち主。エンタメ要素満載の作品。

のめり込むほどに、早朝、仕事の前に3日間で読破した。

ダメ社員と老人の「出会い」とかって、ちょっとありがちなシチュエーション。

しかし、この主人公のダメっぷりが最高だし、今期の営業チームもつわものばかり。

チームが失敗すれば一歩の進退も良くて出向、最悪は退職だ。

そのダメダメ営業マンが、どんどん見違えるように見た目も仕事の仕方も急速に変わっていく。素敵な恋のお話もあり・♡

カイゼン、お見事だ!

男性版「プリティウーマン」のよう(笑)

さて、せっかくだから、わたしもカイゼンを取り入れてみた。

やる気を持続し、継続するための簡単術→メモに「まず動く!」と書いてPCに貼り付けた。もうひとつ「すぐ書く」もね(笑)TOP写真の感じ。

普段から、熱量が高いわたしでも、いざ、営業に出る時に「絶対会いたくない」客先も実はいくつかある。

そういったイヤイヤな仕事に出る前はどんよりしていたのだが、たんに「まず、動く!」と書いてあるメモが目に入ると、スイッチが入り、気分や感情に支配されなくなった。

すごいメモ効果だ。

で、どんどんアポを取り、アイデアも沸き、仕事が乗ってきた今日は大型受注を頂いた。

このトヨタ式カイゼンではビジネスマナーや、健康、など仕事の周辺の知恵が豊富に詰まっている。

カイゼン」が古いと思う人は、どの辺が古いと感じたのかを深く掘り下げてみるといい。これだけの改善をどこの大企業が行っているであろうか。

掃除、整理整頓、しつけなど、まったく、子どもに教えるようなことばかりじゃん!とか思う暇は、この本を読む限りではまったくないだろう。

わたしが感動したのは、「たった10人の社員が始めた月曜日の朝掃除を、現在社員3000名以上の大所帯になっても続けている」ある大手通信会社の話。

その大手通信会社は「楽天」だ。

世界のトヨタといっても、他社の素晴らしい行いをカイゼンにすんなりと、取り入れている。

いいものはいい。

自分をより成長させるカイゼンを、あなたもどうぞ。

(1920文字)

★2024年10月11日更新 ♪ 読書の秋 ♪ 今度こそ、読書を習慣化する簡単な方法~読書を続けることで得られるメリットも紹介  【暮らし/紙上講座・読書術】

【ブログ更新150回】

こんにちは。Miikoです。

出版営業をしながら、紙の本は1日1冊、電子書籍も1本、その上に仕事で営業するための下読みもしていて、かなりの量を消化することに時間を使う毎日です。

このブログの主体は「エッセイもノウハウもすべて本に関連づけて記事を書く」ことで、軽く特化された内容にしています。

書評も書いていますが、毎日読んで毎日書評を書く・・・これは、内容が浅くなりがち。

それだと書いても納得がいかないだろうから、2度3度と繰り返し再読した本だけを書評としてブログに落とし込んでいます。

そんな中、ごくたま~に、コメントで「読書を習慣化したいのだけど、なかなかうまく行かない」とか、「読み始めるとだいたい眠くなる」などのご意見?を頂いています。

悩みというほどではないにせよ、読書の秋になると、こういった話が必ず書かれるようになりました。

読書はしたいし、いい習慣だけど続けられない・・・

こういう人が多いのでは?と気が付きました。そこで少しでも読書本来の愉しみや最後まで読み進める醍醐味が味わえるような簡単読書法をまとめてみました。

出版不況なんて言われ始めて、早や12年。わたしの勤続年数と同じな不況業界ですが、今年は、コロナからのステイホームでの影響が大きく、書店頭ではお客様もほぼ戻り、増益となっている客先も多いのです。

ということは、今、また本の世界がブレイクしつつあるということ!雑誌関連以外は本当に新しい情報でいっぱいです。

最近、大型書店を覗いていないなあ・・・って人はぜひ!足を運んでみて。ネットサーフィンじゃ得られない、充実した時間が過ごせますよ。ただ、コロナの不安があるので、時間は短めでね。

では、読書を習慣づける方法を説いていきましょう。

● 話が面白い人の読書法を聞くとためになる~「読書を始めるとすぐに眠くなってしまう人」のための読書法

早速ですが、周りに頭の回転が良くて話が面白い人はいたら、迷わず本を読んでいるか?どんな本?それ以上に大事なのは、どんな読み方をしているのかヒアリングしてみよう。

話の面白い人は、たいてい頭の中でストーリー性を持たせた話をしているハズ。

例えば、基本の文法→4W1H/ いつ・だれが・どこで・どうしたのか   こういった内容を端的にまとめる編集能力が長けているから、自然とそういう人の話って引き込まれてしまいます。

しかし、ただ文法通りに話しているわけではないようですよ。

ある事業の成功者に聞いた話では、彼は本屋に週一回は出向き、パ~っと、店内を歩き、気になった本の目次だけを目で追うのだと。(この間15分程度)

で、必要なら迷わず購入する。ネットでもいくらでも動かず買えるのになぜか?

それは、タイトルから連想される内容を実物で凌駕できているかどうか確かめているのだそう。

要するに、誇大表現ではないか?紙の質感やデザインも非常に大事な要素だと言われていました。

これが、ネット通販ではわからない。

わたしの知識で補足すると、ネットで本を買う場合、ネット上には本の帯表示はありません。(広告枠で編集されたものになる)

しかし書店に行けば、有名作家の新刊帯を誰が書いているのか?ポップの内容など、レアな情報が無料で手にはいります。

本のタイトルをたくさん読むだけ、帯やポップの内容を読むだけなら0円で相当楽しめます。

そうした購買促進への起業努力も、読書を習慣化させるいい材料となるでしょう。

こうして、直接読むまでの道筋をつけておくことで、本と関わる充実した時間が過ごせます。

わたしも疲れている時は、本を開いたまま、居眠りしてます・笑 しかし、帯やポップの内容をわかっている分、その本の入口には立っているので積読にはなりませんね。

しかも、話の面白い人や成功者がやっていることだから絶対に効果あり!!

本を読むと眠くなる人の読書を後押しする3つの簡単な方法(疲れていない時間に行動して情報を得ておこう!)

  • 話の面白い人に本の読み方を聞く。
  • 書店で気になる本の目次を読み、紙の質感を確かめる。
  • 帯やポップはネット上ではほぼ読めない。書店頭で楽しもう。

● 「読書が習慣化できなくて」と、悩んでいる場合はこの5つの方法で!

● 読みやすい、好きなジャンルを選ぼう

● 同じテーマのものをいくつか読んでみよう

● カフェなど家以外で好きな読書する場所を持とう

● 本の需要な(主要)部分は最初の20%。後の80%は補足と知ろう。

● 本を常に携帯する。

             

まだまだ読書習慣に良い方法はあるでしょうが、今回はこの5つ。

いくつか抜き出して説明して行きますね。

まず、「同じテーマの本をいくつか読んでみよう」では、図書館でまとめて借りて、ばあ~~~っと読み比べてみて!

学校や仕事のテキストを見る感じでいいのです。

なぜなら、ノウハウ本やビジネス本にありがちなのが、同じ内容やノウハウ が出て来るってこと。

だから、同じテーマの本を複数買うのは経済的ではないんです。ただ、発想を変えて、同じ内容のものをスピードをつけてどんどん読み込むと読書筋が鍛えられて読書習慣がわりと簡単に速くつきます

また、わたしは内容が被った場合、6割が違う内容だったら買うことにしています。

だいたいは、図書館で充分ではないか?と考えます。

もうひとつ、「本の重要な(主要)部分は最初の20%。後の80%は補足と知ろう」では、主に、ノウハウ本、ビジネス本などがこの傾向で書かれています。

ですから、本のたった2割にすべての「エッセンス」を入れていると知っていれば、そこを中心に読む事で、時間短縮になるし、説明は後回しでも充分元は取れるってものなんです。

ただし、小説やエッセイなどは、まったく違う構成で書かれていますから、8対2の法則はあてはまりません。あしからず。

読書そのものを習慣化したい!ということなら、できるかぎり無料で借りられる図書館を利用するのが望ましい。

また、図書館利用が難しい場合は中古本の購買。そして、普通に買う事を厭わない場合は書店やnet通販でどうぞ。

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● 最後に~読書習慣を持つことで得られる9つのメリット

  • ストレスが解消される
  • 創造力が磨かれる
  • 脳が活性化する
  • 仕事や日常のヒントをもらえる
  • 視野が広がる
  • 教養が磨かれる
  • 読解力が高まる
  • 知識が増える

どうでしょうか?いいことしかありません!

今年の読書は、今までとは違った視点で取り組んでみましょう!(3087文字)


断捨離とミニマリストの違い~断捨離を終えたらミニマリストへが良い 【暮らし・断捨離→ミニマリスト】

【ブログ更新149回】

新型コロナウイルス感染防止で長期自粛生活をされた人が、持て余した時間を何に使ったか・・・それは、断捨離だったのだそう。

そうよね。普段忙しい中で、降って湧いたステイホーム期間に、家の中をもっと快適にしたいと断捨離を考え始めた人は多い。

憧れの書斎スペースや家事スペースの確保。今までないがしろにしていた部分を空いた時間と給付金などでお部屋の簡単リニューアルなんかが流行った。

で、ふっと思ったことに、「断捨離」と「ミニマリスト」の違いって・??明確にわからない。

早速調べてみたら、こんな立て訳だった。

● 断捨離とミニマリストの違い

断捨離」は今自分が持っている物を、文字通り断ち切って減らしいていく作業のこと。

ミニマリスト」は「断捨離」を重ねて必要十分の持ち物で暮らす人のこと。

(WEB記事より~持たない暮らし→https://gimon-sukkiri.jp/danshari_minimarist/)

● 断捨離を行う頻度はどのくらいがいい?まずは断捨離あれこれ

断捨離といえば、作家/やましたひでこさんの著作に度々書いてあることをまとめてみよう。

大きな断捨離は、生活のしにくさを感じたときに行うのがベスト。

年末の大掃除や引っ越しなどもいい機会にはなるが、それまで不満足な暮らしが続き、だんだんとモチベーションが下がるのでできればすぐ取り掛かった方が良い。

思い立ったらすぐに予定を立てて決行しよう。

大がかりな断捨離が終わったら、キレイな状態をキープするために定期的に断捨離する日を決める。

断捨離術を伝えているブログや本などでは、曜日を決めて行う方法や、ひとつ買ったらひとつ捨てるようルール化する方法など、さまざまなアイデアが紹介されている。

自分の暮らしに合った頻度で、小さな断捨離を続けてくのがベターだそうだ。

こころに効く断捨離の文中より 「口ぐせ」の心理

「だって、めんどうくさい」→片づけは先送り

「でも、もったいない」→始末するのは先送り

「しかし、いつか、そのうち」→捨てるのは先送り

「口ぐせ」は自己肯定感の「欠如」と自分軸が「確立」されていない!と手厳しい!

● なかなか捨てられないモノはどうする?

断捨離をするときに困るのが不要品の判断。

使えなくなったモノでも思い出があると捨てにくいものだ。その場合には写真を撮ってから処分する。

例えば、家族のアルバムなど。わたしは、使わなくなったアイフォンのカメラに1枚1枚すべて取り込んで保存している。

だいたい30冊あった紙のアルバムはすべて処分した。

ただどうしても判断がゆらぐ場合は無理して処分しない方がいい。

特に思い出の品などはうまく収納することも検討してみて。

しかし、もったいない!で捨てられないモノは1つを残してあとは捨てるなど、潔くやってみることも大事。(食器などはこのパターン)

また、肌に合わない衣類や化粧品。どんなに高かった商品でも不用品。しかも使用したモノは捨てるに限る。

重たい寝具、使わなくなった家電など、今の生活でたんにしまわれているモノが断捨離の対象となる。

● 断捨離に成功したら整理整頓の習慣をつける

断捨離がうまくいっても、整理整頓ができなければすぐ元の状態に戻ってししまうもの。

そもそも物が増えるのは、「どこに・何が・どれくらい」あるのか把握できないのが原因。

例えば、ハサミが使いたいときに探しても見つからず仕方なく購入・・・というのを繰り返し、気づけば家に何本もあるなんてことになる。

そういうクセがある場合は、収納場所をいくつも作らないで、リビングテーブルに小さなトレーなどを置いて、常に見える化するのもあり。(これもわたしがやっていること)

モノの管理に大事なのは、適量を持つことだと言えるのだ。

● ここでミニマリストの登場!~いったい何がそれほど断捨離と違うのか?

ミニマリストが流行った当時、書籍や雑誌などに、何もないフローリングの部屋が多く採用されていたことを思い出す。

極端にモノを減らして生活をする、ちょっと窮屈なイメージがあった。そう、まるで修行僧みたいな。

だからか、断捨離にはのめり込んだ人もミニマリストは敬遠したそうな。

なぜなら、それはどこか大事なモノを失うような簡素なイメージが、豊かに暮すというところから、かけ離れてしまったからだと考えた。

断捨離がインドヨガ仏教からくる無駄を省いて豊かな空間を手に入れることを目指すある意味、精神性の高い行い。

いっぽうのミニマリストの目指すべきところは、自分にとって不必要なモノを完全に持たない生活を実現することなのだ。

ミニマリストは、間に合わせの買い物を避け高品質で多用途に使える物を厳選して買う。

そうやってひとつの物を長く使い続ける方が豊かに暮らせると考えるから。

翻ってみるとわかるのだが、いきなりモデルルームのような部屋を追求しなくても大丈夫だということだ。

まずは必要な物だけで心地良く暮らすことをゴールに。

それまで、しっかりと断捨離しよう。

そして整理整頓は大の親友になるよう願う・笑

● まとめ~ミニマリスト式の断捨離効果は?

断捨離によってモノを減らすだけでなく、ミニマリスト式に自分の求める必要不可欠なモノを中心に持つことで、その後の暮らしに好循環が生まれる。

断捨離をして、ミニマリストにならい、必要最小限のもので暮らすようにすれば掃除が楽になり、他の家事もはかどる。整った部屋で、毎日気分良く過ごすことができるのだ。タイムイズマネーそのもの。

今回、参考にした書籍はこちら→ぼくたちに、もうモノは必要ない。 – 断捨離からミニマリストへ

















今こそ、我が家の経済状況を把握する~暮らしの経済を握る3つの簡単ルール/旅話もあるよ♪ 【暮らし・ミニマリスト的節約術】

【ブログ更新148回】

GOTOでどこに行こうか?希望の場所を検索する毎日。ついついやり過ぎて、大事な時間をやすやすと何時間も浪費してしまう。

いっぽう、旅に関しては、こんな風に考えている。

わたしの旅する目的は、「知られざる人」になることだ。

それは、たったひとつの美術品を求めて行くとか、たった一杯のコーヒーのためにわざわざ高速に乗るとか、一期一会を常に目指す、そんな旅が好きだ。

詰め込まず、誰にも知られず、だからといって、行きたいところは絶対に逃さない。

今そんな、場所をGOTOするか?検討中。たぶん誰とも被らないだろうな。ふふふ・・・密かな自信がある。

川端康成古都」を再再読し、この本に出てくる主人公の散歩ルートに沿って京都の街を歩く・・・。

一昨年、梶井基次郎の「檸檬」を再読して、その舞台の京都「丸善書店」を訪れた。

丸善書店には、目指すレジ横に本当に生の檸檬が!あった。(ないと思ってた)

ああ~新しい檸檬を買ってレジ横のバスケットに入れてくればよかったなあ・・・残念。爆弾に見立てた檸檬を忘れた!しゃれにもならない。

こんな素敵な出会いが本の中から蘇る旅。

本と京都好きのわたしならではの旅。

2018/8月 みいこStyleブログより 「檸檬と琥珀を求めて京都へ」リンク先→http://miikostyle.blog.jp/archives/11093945.html

けっして、ありふれてはいない。だって、古風な川端康成とかって、今じゃあ、芥川賞作家、又吉直樹氏ぐらいしか読んでいないのではないだろうか?とか思うし・笑

それも、道中では、クレカを一切使わない、現金のみの旅にしたい。お宿は民泊\(^o^)/!

GOTOで高級ホテルや高級旅館が今ターゲットになっているが、旅の目的に沿った宿探しが重要だわ。

みんなが高級志向なら、渋い場所をあえて選んでくつろぎ優先で行きたいと考えている。

旅は人生そのもの。GOTOに熱くなり過ぎた。タイトルの経済に話をすすめよう。

● 今週は「お金に愛される方法」を伝授した週

さて、今週は、月・火と2日間「お金に愛される方法」を伝授してきた。

3回目の今日は、フランスの作家兼ミニマリスト/ドミニック・ローホー著作の「私が選んだもので私は充分」(講談社)という本から、「幸せをつくる選択肢」という章を読んだ。

で、早速、本の内容から、より具体的に考えた3つの経済の洗い出し法をひも解いてみよう。

● 暮らしの経済を握る3つの簡単ルールとは

① 月に1度は徹底して家庭内経済と向き合う→すべてを洗い出すために時間を捻出しよう。

※ ①のポイントは、現在の生活にどのくらいお金がかかっているのか、正確にきっちりと把握する。

※①のカテゴリーは2つ(固定費からなる主要な出費、変動のある出費)

(固定費;家賃(ローン)、車、日々の交通費、光熱費、スマホやnetの通信費、各種保険、税金、学費、その他クレジットローンなど)

(変動費;食費、バカンス、交際費、衣類などの消耗品、家具、その他)

② 丸々、1ヵ月、クレカなどのカードローンを使わずに現金のみで生活してみる。(これには、現金が必要)

※②のポイントは、本当の我が家の経済を現金化してみること。

③ 簡単に物を買わない。(洋服は1年間買わないなど)

※③のポイントは、持っていても使わない物の消費を促進すること。

簡単な経済洗い出し法3つを唱えてみた。我が家の経済がイマイチはっきりしていない!なんて場合はこの簡単3つのルールで洗い出してみると、驚くほどすっきりするハズ。

で、働けばいいじゃん的な消費は、年数を決めてストップしよう。GOTOに何回も行けるけど、カードでばかり行ってたら、後の祭り・・・だ。

国の税金で行けるわけだから、使わない手はないけど、身の丈にあった使い方をしたいものだ。

それと、くれぐれも期限を忘れずに。

世代交代をどう受け止めるか?~「終わった人」にはなりたくはないが・・・ではどうするか【仕事・定年論エッセイ】

【ブログ更新147回】

10月1日、オープンから関わってきた案件を退いた。いわゆる業務拡大の上での世代交代だ。

会社員であれば、誰でも経験する事だし。今までも幾度か経験してきたが、今回はゆっくりと、だが確実にボディーブローが襲ってきた。

要するに気持ちが不安定になり、心の置き所が見当たらない。しかし、日々の業務は、どんどん進んでいて相変わらず忙しい。

で、今日は一旦、ここで吐き出してすっきりしようと。自分のメディアだし自由にね。

最近は、会社の次なる飛躍に向けて世代交代の色が濃い人事異動を行う会社が増えている。当然ながらベテラン社員にとっては、戦々恐々となる話。

世代交代はいつか必ず迎える問題。それと定年もね。わたしはまだ先の話だけれど。

終わった人」(講談社)という作品を思い出した。

内館牧子氏のベストセラー作品。ダンディな舘ひろしさんとザ・宝塚の黒木瞳さんが主演で映画にもなった定年問題話題作。

夫婦で迎える定年を乗り越えるドラマが妙にコメディタッチ。だけれど、涙なくしては観られないお仕事終盤劇場だ。

物語のさわりを簡単にレビューしよう。

終わった人

主人公は63歳で定年退職をした田代壮介。

壮介は子会社への出向や転籍はあったけれど仕事一筋で、家族を養うために趣味も持たずに頑張る日々を過ごしていた。

定年退職した次の日から何もやることがなく、でもプライドを捨てきれず次に何をしたらいいのかわからない。

妻は雇われ美容師。娘と一緒になって家に居座る夫をなじり始める。

「いっそ、恋でもしてみたらどう?」と、外へ出るように焚きつけるのだ。

壮介のような人は世の中にたくさんいるのかもしれない。

1日何もすることがなかったら、全部が自由時間だったら最初は嬉しいかもしれないけど、何かしなければと焦ってしまうだろう。

誰でもいつかは訪れる日なんだよと、主人公はつぶやく。

仕事だけじゃない。この世代交代に気づいた時の気持ちの持って行き場のなさは驚きだ。

主人公自身がこれまでの人生をある意味ちゃんと受け止めていかなければいけないのだと。

こうなる前に、準備をしておくべきだった・・・エリートサラリーマンの悲痛な叫び。

人生はキビシイ~~!

※ この作品から卒婚という言葉が流行った記憶があるね。

            ★

また、今年はコロナで在宅勤務に転じたビジネスマンも相当数いる。わたしの同僚なども、旦那さんが在勤となって早や6か月・・・。

彼女の言葉→なんか今、主人が在宅勤務6ヶ月目だから、プチ定年後生活を味わってる気分だよ💦

まだ仕事があるからいいけど、ほんとやることない日々を迎えたら…考えると恐ろしいよね(,,•﹏•,,)っと、

こんなLINEが来てた。

終わった人」は、定年を数年後に迎える多くの男性が主な読者だそう。みな、定年まで、どんな思いでこの本を読むのだろうな。

複雑な気分。

わたしの回りでもどんどんと定年されていった先輩がた。最近では社内メールでのご挨拶が一般的。コロナで慣例習慣も様変わりしたようだ。

             ★      

9月のミーティングで、ひとつ年上の同僚が「わたしたちは70歳まで頑張ろうね!」と言われて。

わたしは、目を満丸くして「はっ?70さい?」

彼女「あなた!契約書をちゃんと読んでないんでしょう!!」「書いてあるわよ!よ~く読み直しておいてね!」と言われてしまった。

はあ~~。知らなかった。70歳まで働けるのね。驚きだわ。

この先10年以上もあるのだけど、世の中がどのくらい変わるのか、この目でしっかりと見届けたくなった。

今回のプチ世代交代はこうして、70歳まで働こう!という同僚の元への不時着で完了を遂げた。

一週間経ってようやく吹っ切れた感じ。

それに生きがいのブログもあるし。

さあ、仕事終わりのビールをまだまだずっと楽しむのだ・ワハハ~♪