時には自慢の食器を主役に~食器は料理をおいしく見せる格好のツール 【暮らし・食器・うつわ】

【ブログ新規追加171回】

雑誌/クロワッサン 2020年11月10日号 (マガジンハウス)

今日、休日の狭間での仕事先で、つい立ち読みしてしまった美しい雑誌。

女性なら誰でも、たいがいが食器=うつわ好き。

雑誌業界そのものは、苦しい売り上げ状態がもう、10年以上続いているが、安定の「うつわ」特集が組めるマガジンハウスなればこその格別な一冊。

うつわを取材し、編集する担当者のセンスひとつで、雑誌の持つ雰囲気が決まってしまう。

センスいい人の家で使われている食器。ほぼ100均食器などなさそうだ。ほれぼれする希代の銘品などを普段づかいするのが、長いあいだの夢だった。

で、自分をこんな風に分析している。

                                                ★

私はとても欲張り。
食器は大胆な花柄が好きだし、渋い和の器も、時を重ねた古いものも大好き。

歳をとると、無駄なものをそぎ落とし厳選するというけれど、私にとってはどの引き出しも同じくらい大切なものなのだ。

だったらこのままでいいじゃない。

そう割り切った時、ふっと楽になった。

大事なのは、引き出しにかけておいた鍵をさびつかせないこと。

それには、大事にしまっておいたモノたちをどんどん使うのが良い。

               ★                                                    というわけで、今の我が家の3つの食器をフォトで紹介する。

砥部焼(とべやき)の小鉢
砥部焼とは愛媛県砥部市砥部町を中心に作られている陶磁器である。一般には食器、花器が多い。

愛媛県指定無形文化財、別名「喧嘩うつわ」と呼ばれている。背後の山地から良質の陶石が産出去れていたことから、大州藩の庇後を受けて発展した。

やや厚手の白磁に呉須と呼ばれる薄い藍色の手書き図案が特徴。讃岐うどんブームで砥部焼の鉢が使われたため、器も一気に人気になった。

数年前、大森研一監督の「瀬戸内 海賊物語」でも重要なシーンでこの砥部焼が用いられていた。

主人の妹が住む松山市近郊で、どうしてもこの器に出会いたくて砥部町の窯元まで連れて行ってもらい、念願かなって手に入れたものだ。

すべて手書きの図案なので値段はお高め。家族3人分、3つ買って、今でも毎日大事に使っている。

萩焼(はぎやき)の茶器
萩焼は山口県萩市の焼物。

茶器として登場したのがはじまり。江戸時代に周防・長門の二国を領有する毛利氏(もともとは安芸・広島が地盤)の御用窯として発展した。

「一楽・二萩・三唐津」と言われ、お茶の世界では欠かせない器である。

結婚が決まって広島の両親を尋ねたときに、まずは萩に行こう!と旅行をプレゼントしてもらった。

秋芳洞や松下村塾などを見て回り、萩焼の窯元で嫁入り道具として茶器を買った。

土が粗いため浸透性・保水性・保温性が高く、土と釉薬(うわぐすり)の収縮率の違いによりできる表面の細かなヒビ(=貫入)から水分が浸透し、器の中から 表面にまで至る。

この浸透により、使い込むほどに器の色合いがだんだんと変化し、なんとも言えない侘びた味わいを醸すのである。

この変化は「萩 の七化け」と呼ばれ、萩焼の特徴的な魅力となっている。独特の柔らかな風合いが温かみを感じさせるが、何しろ割れやすいので、これだけは5つ買い求めた。今でも大切に使っている。

ノリタケの輸出仕様ディナーセット。 
言わずと知れた日本が誇る陶磁器メーカー。

主人のお母さんからオールドノリタケ(復刻版で骨とう品)ティーカップを1客頂いたのをきっかけに、すっかりその美しい白磁に魅了され、それから直営店や百貨店などを見て回るようになった。

シンガポールに行った時、ラッフルズホテルで使われていた業務用ノリタケ(プロユース)に出会い、その凛とした美しさにどうしても手に入れたくなり、アウトレット等を探しに探して日本国内でディナーセットの半分だけ手に入れた。

涼しげなペパーミントグリーンの葉とミルクティー色の薔薇模様が使い込んでも未だ古びてなく、さすが業務用だなと感心している。

もちろん値段も一般的なノリタケボーンチャイナよりは圧倒的に安い!これも惜しみなく使えている理由だと思う。

さすがに、今では、カップ&ソーサ―はまったく使わず。ミントグリーンのカップとお皿だけが毎日のわたしの標準食器なの。

すべて、毎日の食事に使うのだが、それなりによいうつわは壊れにくい。そして、焼き物が好きだというのも実感するこのごろだ。

もうひとつ、京都の清水焼の花器も載せておこう。

京都では、小さなお道具箱や花器、豆皿、お椀などを毎回の旅で購入している。

陶磁器はいつか割れて壊れてしまうもの。

毎日使うたびに愛着が湧いているので壊れたら本当に悲しいが、しかしまた、新たなうつわと出会える。

すてきな器もため込んでいないでどんどん使わなければ損!
最近めっきり食器を買わなくなった。

冒頭の雑誌をみて、新しいプレートなどを手に入れたくなった。

Arabia パラティッシ パープル オーバルプレート 25cm(Amazon価格/4899円)

これぞ!自分仕様の食器の代名詞。ああ~買っちゃおうかな。迷う(笑)

                                                                                                                       

                                                                                                                      

ビジネス雑誌№1「PRESIDENT」~特集10年後「食える仕事、食えない仕事」を書き出し数値化してみた【仕事・10年展望】

【ブログ新規追加169回】

新型コロナウイルス感染で、すべての仕事が急速な業態変化を迫られている。

ある程度、勤め上げていてもう、定年間近じかという人であっても、老後の人生設計に大きく影響するのが、今までの仕事先の浮き沈みではないだろうか。

夫が買う「PRESIDENT」11月13日号に興味深い特集が組まれていたんで、早速取り上げてみた。

● 10年後、あなたの仕事は食えている?それとも食えていない?

[10年予測/PRESIDENT最新版より]

このテーマで、様々な業種を☆いくつで表してみる。(最高は5/最低は1とする)

① 自動車・自動車部品・・・☆4,5

② 精密機器・医療機器・工作機械・・・☆3

③ 重機・機械・・・☆3,5

④ 電子部品・半導体・・・☆3,5

⑤ 素材・・・☆4

⑥ 医薬品・化粧品・・・☆4,5

⑦ IT・情報通信・ゲーム・・・☆4,5

⑧ エネルギー・建設不動産住宅・プラント・・・☆3

⑨ 運輸・物流・・・☆3

⑩ サービス・・・☆3

⑪ 食品・外食・・・☆4

⑫ スーパー・コンビニ・百貨店・・・☆4

⑬ 量販店・・・☆4,5

⑭ 総合商社・卸し・・・☆4

今回のPRESIDENTでは、おしなべて「リーマンショックよりコロナショックは深刻」だと、解かれている。

上の10年後予測を見て、自分の息子や娘の仕事がどうなっているのか・・・心配になった人も多いだろう。

わたしは、この予測を見て、意外だと思った業種が2つある。たとえば、自動車関連は☆4つで見通しは明るい。

これは、EV車、自動運転技術の優位性を確保することが課題だそうだが、とにかく明るい。

次に、スーパー・コンビニ・百貨店の☆4つだ。今年のコロナでの巣ごもり需要が大きく影響している。

この先コロナ禍は続くから、食品を中心に必要に迫られた伸び率なのだろう。※ ただ、百貨店に関しての予測は立っていない。

しかし、わたしのような出版業界や教育関連はどうなるか?また、金融関連もに予測はされていない。

業種カテゴリーすらないではないか。すべてサービスに入るのかな。

どうもざっくり過ぎて(業界を選びすぎて)そのあたり、当てはまらない場合も多そうだ。

まあ、10年後どうなっているか、今できる限りのシュミレーションをするのも悪くない。

雑誌といえども「PRESIDENT」などは企業経営者、経済評論家、大学教授など、情報の信頼度は高いものだろう。

あっという間の10年だから、完璧じゃないけど、10年後を意識してみようと思った週末。

ハロウインも何だか大人しいしね(笑)

~小さな話「40代で資産2億円でもモテないのはなぜ?」~

あなたは、こんな男性どう思う?

● 電車の移動はSuicaではなく、回数券を購入して節約する。

● ガスの契約はせずにカセットコンロで節約する。

● 録画した番組は2倍速で視聴して時間を節約する。

● 維持費等、1㎞あたりのコストを計算した結果、車ではなくバイクを利用する。

● クレジットカードの徹底した活用で、地球3周分のマイルを保持している。

● 金庫に硬貨数千枚を敷きつめ、重量アップで盗難防止する。

● ATMに手数料を払う人を見ると、黙ってられない。

これを現実にやって、現在40代で資産2億円、アーリーリタイア、悠々自適に暮している。

独身。女性観と結婚については、こんな風に考える。

「元々、根っからの投資家気質。女性と付き合うにしても、コスパ・リスク・リターンを考えてしまう」と。

人の気持ちや心は確かに変化するものだ。しかし、それをリスクと捉えるのは、考え過ぎだろう。

だ・か・ら、モテないのよ。

ヴィトンのベルトをするダサさも頂けない。

メールに使う、ひと昔前の絵文字・・・何だか時間が止まっちゃてる。

でも、でも、大金持ちなのだ(笑)

一度、でっかい失敗してほしいな。

第一印象がすべてを変えるか?~仕事もプライベートも進化させる好印象の全貌とは【仕事・印象術】

【ブログ新規追加167回】

新型コロナウイルス感染症の世界的大流行とともに、一気に現実のものとなった「テレワーク

以前のブログで、おもに仕事上の第一印象の話を書いた。しかし、今年は人に会わない、会えない中でのオンライン会議や面談。果てはオンライン飲み会など。

特に初対面の相手にとって、お互いの第一印象って相当重要なものだろう。対面では、声、身振り、手振り、匂いなど、相手に対する判断を五感すべてを総動員して判断するはずだ。

しかし、新常態(ニューノーマル)下での新たな働き方やプライベートでの活動など、対面ではないオンラインという仕組みを受け入れ、一歩先へ進むために知っておくべき知識が新たに加わった2020年だ。

● WEBカメラに恰好よく映るには~カメラ映りが悪くなる理由

オンラインミーティングでの参加者画面を見るたびに思うのだが、「なんとなく、自分の映りが悪い・・・」と、感じる。

こんな時はどうしたらいいのか?と言えば、自宅=仕事場となった今では、ミーティング時の環境を変える、または、WEBカメラの設定を変更するのが望ましいのだそうだ(日経パソコン記事より)

ではなぜ、カメラ映りが良くないのだろうか。それは、WEBカメラは撮影対象が暗いと、撮影感度を上げるために電気信号を増幅する。

撮影感度を上げることで、暗い場所でも撮影対象が映りやすくなるが、電気信号が増幅すると、その分ノイズも多く発生しざらついた画面映像になる。

顔に光が当たらず、影の部分が増えると、より顔色が悪くなる。

これが映りを悪くしていた原因だ。

で、解決策は、WEBカメラを使う時は、自分に向かって光が多く当たる場所選びが重要になる。

部屋の中では、室内灯や窓からの自然光といった光源があるから、それに向かって行けばよい。WEBカメラの撮影感度を下げることで、きれいな画像が写せるのだ。

夜の場合はどうなんだろう。その場合は、WEBカメラのそばにLEDライトを設置し、自分の正面に向かって光が多く当たるようにすればよい。

カメラアプリなどを使って、設定を操作することで思う自分になれるかもしれない(笑)いずれにしても、素のままじゃダメってことを学んだ。

資料書籍「新しい働き方の必須スキル~テレワーク実践ガイド・完全版」日経パソコン・編集(日経BPマーケティング)

● オンライン初対面での場合、第一印象をどうやって上げるか

改めて「第一印象」の大事さとその影響度について考えてみた。

第一印象とは、物事や人に接したとき最初に受ける印象のことで、就活やビジネス、恋愛などのすべての人との間で非常に重要視されている部分である。

第一印象が好印象だとすべてが上手く行く可能性が増し、話の流れを掴みやすく、次の展開へ有利な方向に進められる。

要するに「トク」なのだ。

しかも、第一印象は、会った瞬間「3秒」で決まってしまうとも言われている。数秒にすべてがかかっているのだね。

下記の図表は「第一印象分布図」

わたしは営業職。人懐っこいタイプでストレートに「素」のままを出してしまうと仕事上では軽い印象にとられがちだ。

だから日頃はなるべく、相手に与える第一印象を慎重にして、とにかく丁寧に話かけ謙虚に対応するようにしている。

※ 丁寧語や基本のマナー語で話す。ため口や流行り言葉、気さくに話すも気安く話すことはまずない。

話題の論点を外さず、短時間でお伝えしたいことをわかり易くお話しているつもりだ。

ここで大事な点は2つある。オンラインでの初対面の場合、「言葉づかい」に気をつける。

わかりやすく、大きめの声で無駄な話をしない→これには原稿を用意しよう!

もう一つは、女性の場合は、きちんとお化粧をしよう。アイメークやチーク、マスクがない分、口紅も忘れずに!(わたしはよく忘れますが・泣笑)

● 自分の持っている自己イメージが相手には伝わらないのが普通

自分の第一印象を考えるとき、自己イメージとどのくらい乖離しているかが重要となる。

おそらく人が見る自分より、自分が感じでいる自分のほうがはるかに良く見えているはず(笑)

では自分の現実を把握し、できるだけ自己イメージに近づけて理想と現実のギャップを埋めるにはどうしたら良いのか

そのためにはあえて、「第二印象」からアプローチしていったら良いと考える。

第二印象とは、実際に少し話したあとに感じる相手の印象のこと。仕事でも恋愛でも、本当の勝負は2回目からだ。


[例題]
①あの人、見た目の印象は良いんだけど、話したら感じが悪い。
②あの人、見た目はパッとしないけれど、話して見ると感じが良い。
③あの人、見た目の印象も良いし、話しても感じが良い。
④あの人、見た目はパっとしないし、話しても感じが悪い。

前の文章が第一印象。後が第二印象となる。これって、よく職場やPTA、コミュニティにつきものな印象論。

まあ、自分がどう思われたか知る機会があったら、どこを改善すればいいかを考える例題なのだ。知っておいてソンはない。

要約すると、第一印象を磨いて第二印象で親しくなる。

見だしなみや言葉づかいに気を配り親しみやすさを重視していくことが最良のコミニュケーション法だ。

● ギャップこそが人の印象と好感度を上げるツール!

では、第一印象と第二印象を逆手に取った素敵な女性のエピソードを話そう。

「べらんめいが素敵な長身でロングヘアの彼女」

「不真面目」そうに見えて、実はすごく「真面目」だったなんて思い違いをすることがよくある。

人は ”意外性” や ”ギャプ” というプラスアルファの部分に多大な魅力を感じる傾向があるそうだ。

つっぱりのお兄さんが爽やかに挨拶をしてくれたりする、などはその典型だ。

私がピアノ教室をしていた昔、レッスン中に消火器の押し売りが来た。

2万円もするという消火器を持ち出し「都の条例で設置せねばならなくなった」と。

「ローンもできますよ・・・奥さん!」とか、言いくるめられて困っていた時、

生徒が玄関に飛んできて、「先生、こいつ、詐欺!押し売りですよ!」

「さっさっと帰んな!!」

「この押し売り野郎〜!!!」

と、マンション中に聞こえるような大声を放ち、あっという間に追い返してくれたのだ。(後日、事実証明を街交番の警官に伝えた)

もうびっくり。その生徒はOLさん。長身ロングヘアが美しい秘書の方だったので、その江戸っ子気質のべらんめえ言葉のギャップがすごく魅力的だった。

第一印象よりも第二印象は「素」が見えるので、この印象が良いと大変評価が上がるようだ。

やはり人間関係で重要なのは、第一印象から第二印象までの自分のキャラをしっかり把握し、仕事でもプライベートでも感じの良い個性を発揮してアピールすることではないだろうか。

しかし、とうのわたしは消火器詐欺にまんまと乗せられそうになっていたのだから、ほんと、間抜けだねえ・・・。

パラレル・キャリアとは~夢を実現するもう一つの仕事を作る  【仕事・パラレルキャリア論】

【ブログ新規追加164回】

感謝を通して、当たり前のことは、当たり前でなくなるんです。
「飽き」や「慣れ」に唯一対抗できるのは感謝なんじゃないんでしょうか。
                                           佐々木 典士氏 「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」著 より

● パラレルキャリアとは

パラレルキャリアとは、P・Fドラッカーが「明日を支配するもの」(ダイヤモンド社)で紹介した考え方だ。

「本業を持ちながら、第二のキャリアを築くこと」と定義されている。

パラレル・キャリアとは、本業がありながらその他に自分の好きなことをして活躍してゆく生き方。

要は2枚目の名刺をもって活動することだ。

冒頭、引用文に使った佐々木典士氏も、「編集者」と「中道ミニマリスト」というパラレル・キャリアの持ち主である。

彼らのように2枚目の名刺を持ち、本格的に社外活動をしている人たちが、近年増え続けているらしい。

● パラレルキャリアのメリット(可能性)

① 自分の元々持っている特性を生かす→夢を叶える

私事だが、演奏家になりたくて音楽大学に進学したが、卒業後には紆余曲折あり最終的には子供にピアノを教える音楽教室の講師となった。

ただ、1つ違うのは個人で立ち上げず、メーカーの支援の元、会社員でありながら、教室運営ができた点だ。

家のまわりで、地域の方々に支えられながらの音楽教室運営は、地域の子どもたちの情操教育にも役立ったのだと、自分でも納得のいく仕事になった。

会社の持ち物である教室に派遣されて指導にあたりつつ、自宅では個人教授もでき、メーカーのグレード制度で、生徒たちに適切な能力を段階的につけさせてあげられたことも喜ばれた。

最後には、元々夢だった演奏家にも、メーカーの開催するコンサートや演奏会で演奏できた。

すべてはメーカーに就職したところから、音楽に対する可能性がどんどん開けていった。

現在は、本意ではない仕事に就いている人であっても、パラレルキャリア思考で、たとえば、メーカーでボランティア活動をおこなうなどのプロボノワーカー求人を探す対策を立ててみてはどうか?

夢に近づき、早々に実現の道が開かれるかもしれない。

※ プロボノワーカーとは・・・社員も企業も個人も成長できるもうひとつの働き方

プロボノとは、「本業で身につけたスキルをボランティアで活かすこと」を指す。

会社員であれば、本業では出会えないような人と出会い、経験できないことを経験することにより、社員はキャリアアップすることができ、企業の成長に繋がる。

プロボノは短期のプロジェクトでおこなうことができることから、推奨している企業も多くあるようだ。  

個人でパラレルキャリアを実践してみたい人やプロボノに参加してみたい人は、NPOやボランティアサイトで自分の経験やスキルを当てはめ、興味のあるプロジェクトを丹念に探して、参加することから始めよう。

② 起業や副業の下準備期間として取り入れる→もうひとつの仕事を自分で作る楽しみが得られる(成長路線を描ける)

このように、パラレルキャリア思考を深めることは、本来の仕事へのモチベーションアップとなり、さらには新しい人脈や環境が手に入る。

今回はざっと簡単に2つの仕事を持つことで、自分の思い描く夢や希望を叶える方法を書いてみた。

新型コロナウイルス感染の影響で、働き方や仕事の業態変化が日々進んでいる今、まさに自分に立ち返り、食べるためだけではない、忘れていた自分の夢や希望をもう一度描き直してみては?

● ピーター・ドラッカーの名著・「明日を支配するものダイヤモンド社の概要を引きつつ、まとめよう

 経営学者のピーター・ドラッカーもパラレル・キャリアを予言していたという。

著書「明日を支配するもの」では寿命が延びた現代においての働き方について。

「個人は一つの組織に依存して同じ仕事を続けるだけでなく、それとは別の「第二のキャリア」にも時間と労力の一部を費やすことで新しい世界を切り開くべきだ」 と述べている。

パラレルキャリアは、IT技術の発展やソーシャルメディアの活用などで、今の時代の流れに合った仕事の形にピッタリな思考だ。

始めるポイントは、やりたかったこと、好きなことをやることで、事業を改善するもよし、コミニュティを強化する方向で運営するのも可能だ。

また、NPOのような非営利団体にしてもよいかも知れない。

「夢」を小さな形で始め徐々に発展させる道すじで、やりがいのある人生になるはずだ。

また複線化しネットを活用し小さくはじめることでリスクの分散が可能だ。本業に刺激を与えバランス良くやることで、余裕と自信が生まれるのだと思う。

★2024年10月25日更新 愛おしい女性たち~職場に咲き誇る花 【仕事・女性エッセイ】

【ブログ新規追加163回】

一昨日、職場のオンライン研修で、同僚の勤続20年を祝った。

              ★

彼女は、わたしの1つ年上だが、仕事上では大先輩な存在だ。

ただ、可愛らしい見かけによらず、言いたい事をズバッと言ってしまうのが難点だ。天然なんだろう。

例えば、会議で隣りの席になった時、いきなりこんなことを言う。

「もっと、真面目にLINEして!あなたのことが知りたいのよ。普段の・・・」とか。

とうのわたしは、「へっ?知りたい?」

「知られたくないわよ」と、へーきで返していた。

これまで12年間、すいぶんと、言いたい事を言われて、それをバ~ンと跳ね返してばかりだったな。

彼女の振り絞った要求など、ただの一度もちゃんと聞いてあげてこなかった。でも、いつでもそばにいて、いいアドバイスを投げてくれた。

感謝している。

                                                ★           

12年前、入社したばかりのわたしは、出版社で働くという喜びもさることながら、自分が長い事、しっかりとした社会事業の一部に存在していなかったため、ついていけるか不安だった。

入社14日目、初の大阪出張。そこでは、わたし達営業部の研修がメインだった。初めてメンバーと新横浜駅から新幹線に乗り込んだ。

先輩からの質問攻めにあいながらも、「なんて素敵な時間なんだろう」と、年上の女性4人に囲まれて、幸せな気持ちが充満していた。

誰も、足を引っ張らない、おべんちゃらもなく、しかもとても優しい。

こんな風になれたらいい・・・と、この職場を選んだ自分を心底褒めた。

今では、そんな素敵な女性たちもほぼ退職された。

                ★        

言いたいことをズバっという彼女も実は、苦境の真っただ中にいた。彼女の苦境は、重度の更年期障害。

電車営業中に、何度も、電車に飛び込みたくなったと言う。うつ病も併発していたのだ。

どうか、無事でいてくれるようにと、祈っていた。

一緒にランチをすることもなくなって、しばらくは寂しい気持ちだった。しかし、更年期はいつか終わるとみんな周りは分かっていて、身体や気持ちが収まるまで靜かに待っていた。

で、今では、仕事では誰かれとなく、いつもの言いたい放題で歯切れがよく、一緒にご飯も食べられる。

              ★

わたしは、常々思っている。こういったある意味「空気を読めない」「空気をあえて読まない」人を、遠ざけるんじゃなくて、そばに一人はおいておきたいと願ってきた。

だって、本当のことを誰が言ってくれる?しかも利害関係なしで。これって天然じゃないとできない崇高なことだろう。

              

これから、どうなるんだろうね。わたし達は。

歳を取って弱る、仕事の上でのちっちゃな気持ちなんか放っておいて、わたし達は70歳まで、ブイブイやって行こう!と、エールを贈った一昨日。

成人式を迎えて、晴れ晴れとした彼女の笑顔が圧巻だった。

やっぱり、年上の同性にはかなわないや・笑

宅呑みは健康的なおつまみで~帰宅したらすぐできるお得意3品を紹介する【健康・簡単おつまみ3品】

【ブログ新規追加162回】

● 晩酌とは / 晩酌とは、夕食時など、夕方から晩の時間帯に飲む酒。

または、そういった時間帯に飲酒する習慣をあらわす。

ただし、この時飲まれる酒の種類は、特に決まっておらず、人によってまちまちである。

また、酒の飲み方も、人によって違う。

なお、晩酌は行われる時間帯の関係上、これが寝酒となる場合もある。(Wikipediaより)

                                                  ★                                       

晩酌は日本独特のお酒の楽しみ方。

そして晩酌のつまみは何でもないそこいらにあるもので、ちゃっちゃっと作るのがいい。

油あげや葱、海苔やこんにゃく、漬けモノ、納豆など・・・ 。

しらたきだけから気の利いた一品を作るなんて、これこそつまみの真骨頂というもの。

で、今日は、普段わたしの作る、超簡単、安くて健康的なおつまみ3品を書き出してみよう。

● 簡単・健康的な晩酌の3品はこれ!

① 焼き油揚げと刻み葱まぶし・・・油揚げを4等分に切って、フライパンで乾煎りする。ちょっと焦げた感じで。そこへ、刻んだ長ネギを山盛りに。仕上げはしょうゆを垂らす。

② しらたきと葱の煮物・・・しらたきは水で洗って、切らずに鍋にスタンバイ。そこへ、斜めに削ぎ入りした長ネギを一本分いれて、鰹だし、茶色い砂糖少し、醤油で味付け煮る。あっ!、水をちょっと足す。

③ 揚げ出し豆腐・・・水を切っておいた豆腐に軽く小麦粉をはたく。油は少な目、サイコロ状に切った豆腐を一面づつ、きつね色に焼く。

薬味は、小葱、ショウガ、など。

これで分かるのは、わたしのつまみの定義は長ネギや小葱のネギ類と、油揚げや豆腐の大豆類。この2種の食材があれば、それはおつまみになるというわけだ。

そして、最近ではあまり白米を食べなくなっているから、時おり炊き立ての白ご飯が〆のご馳走になる時もある。

● 酒のつまみの定義とはおかずになる前の段階がつまみには最適

わたしは女性だからか、つまみに肉類がなけりゃだめ!とか思わない。

しかし、あまり晩酌をしない夫の晩ご飯には、揚げ出し豆腐にはそぼろ豚肉を入れたり、しらたきには豆腐と肉を入れてすき焼き風にする。

魚の粕漬けとか焼けば、それで晩ご飯完了なのだ。3品が基本よね。

同じ食材を使っても呑み手と、そうでない場合にはまったくメニューは変わってくる。

毎晩、ご飯を炊かなくなってから、味噌汁も毎晩作らなくなった。食事の内容も日々進化しつつある。

● 大先輩の女性から教わったつまみ3品

実はこの3品のおつまみには思い出がある。

わたしには世間で言う「小股の切れあがった」粋な部類の先輩が何人かいる。

ずっと若い頃からお世話になってきているが、いつも突然伺っても、サッと簡単な,滋味深い料理でもてなしてくれるのだ。その中のおひとり、九州の福岡出身の彼女は、現在86歳。

好物が唐揚げで柚子胡椒味の唐揚げを作って持っていくと大喜びしてくれる。

で、わたしのどーでもない世間話を聞きながら、茄子があればきんぴらを作って、おしゃべりの間に炊き込みご飯もしかけておいてくれる。

そして、昼間から軽くビールで一杯…という感じ。

聞けば、福岡で料亭の女将をやっていたのだそう。とても几帳面でどんなこともメモを取り、言ったことはシャキッ!とやるタイプの女性だ。

こうして、僅かな時間でも先輩方に会いに行くたびに、わたしのつまみのレパートリーは少しずつ増えてきた。

ああ、なんて素敵な時間だったのだろう。

老齢なご婦人たちの生きざまに触れながら、旨い酒と肴を頂くなんて。

聞き上手になれたのも、彼女たちの訓練の賜物。

● 晩酌のつまみは家にあるものでちょこっと!

気取らず、冷蔵庫にある物でちゃちゃっと出すお酒のアテが大好き。

凝った料理よりよっぽど美味しいと周りからは言われている ( `ー´)ノ。

自分が飲むのだから、食べ物とのマリアージュにこだわるのは必然だね。

今では、中性脂肪が気になるので毎日魚料理は必ず1品取り入れている。特にサーモンや焼きシャケは必ず購入する。

ささいちにごり

秋によく作るおつまみ3品は「小芋の胡麻味噌和え」「モロッコインゲンの天ぷら」「焼き鮭


 晩酌のつまみは家にあるものでちょこっと!これがいい。〆に栗ご飯を用意して・・・。

★2024年10月23日更新 波は自分で起こすもの~漫画「鬼滅の刃」に学ぶ / 社会現象には乗ったほうがいいという話  【仕事・営業と娯楽】

【ブログ新規追加161回】

 10月16日の公開以来、わずか3日間で興行収入46億円を突破し、動員数は342万人を記録した「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」(10月22日 Yahoo!ニュースより)

歴代の日本映画の興行収入でも上位に入ることは確実視されており、もはや「社会現象」と言っても過言ではない快進撃を見せている。

鬼滅の刃」原作は吾峠呼世晴氏。2016年~2020年に「週刊少年ジャンプ」にて連載していた和風ダークファンタジー。

2019年4月~9月にTVアニメ全26話で“竈門炭治郎 立志編”が放送され、今回の劇場版では続く“無限列車編”が描かれている。

10月19日、「鬼滅の刃」公式Twitterアカウントが「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」初日3日間で観客動員 342万493人(興行収入 46億2311万7450円)

これを受けて、「君の名は」の新海誠監督は「ひえー…日本の映画興行でこんなことがあり得るんですね。まさに快挙!」と驚きのコメントをツイートした。(10月19日、Twitter記事より)

                ★ 

● アニメとの関わりについて    

昨年9月、「鬼滅の刃」をモチーフにコミックや雑誌の現状を書き表した記事を書いていた。(以前のブログ記事は下記で。)

波は自分で起こすもの~やってきた波も逃さない」→http://miikostyle.blog.jp/archives/21175785.html

アニメに全く興味がないというわけではない。むしろ今でもコミックや週刊雑誌を買って読むほうだ。

ただ、社会現象になるとは、昨年の9月にはまったく考えていなかった。

社会人の息子が週末家に戻ってきた時に買ってくる、週刊少年ジャンプを後で読んでいた。

しかし、今では、息子も仕事に熱中していて、もう、週刊少年ジャンプも買ってこなくなったから、必然的に読まなくなっていた。

が、昨今の大人気に、わたしの仕事先の書店頭でも大人買いのための全巻パックなるコミックの大袋が売られている。

大人買い・・・ちょっとこころが揺れる(笑)

※ 大人買いの定義は、漫画、お菓子など子どもの好む品物をドンとまとめて購入する大人の行動を指す。

わたしは、昔からこのスタイルで、コミック全巻一気買いと、お菓子大量買いを「ストレス解消」にやってきたのよ(笑)

コミック大好き人間は、大人買いが大好物。今までも何度も大人買いを続けてきた。コミックを大量に「手」に入れた後は、ドンキホーテで「お菓子&カップ麺&お酒」を買い込む至福の流れ。

「鬼滅の刃」も初心者だから、どーしようっかな?って考えているうちに、仕事がどんどん詰まってきて、もう、いいや・・・と留飲が下がってしまった。

読んでから観る?観てから読む?~社会現象は仕事にも役立つ

わたしの仕事先は一般書店。出版営業として書店の担当者に商談をさせて頂く毎日だ。

商談中にも、爆売れしている書籍の話題は花が咲き喜ばれるものなのだ。

業界ならではの風景。

たとえ、映画をまだ観ていなくとも、こんな風に会話が弾む。

わたし・「今回の映画作品は、どうも、初心者用に、詳しい解説などないらしいんですよね」

「今までの熱烈なファンのために作られたと、〇〇書店のコミック担当から聞きました!」

担当者・「へえ~、映画を観る前にやっぱりまとめて買っちゃうのがいいかも・・・」

とか、話す方も聞く方も熱がこもるコミニュケーションツールになっているのだ。

だから、知らないでは済まされない。

毎日が情報合戦なのだ(笑)

また、意外なほど、濃い内容にいい大人が引き込まれているとも聞いた。

リモートワークで出社が激減したビジネスマンが読む必須のコミックになった。

普段、仕事の現場で揉まれている人が多そうだもんね。いいストレス解消になればと考える。

やっぱり、わたしも大人買いして、リモートの合間に読もうかな。

さて、今日は、これから会議。

もちろんリモートで。花金だから終わったら呑もう。

さつまいも天ぷら/カロリーを気にせず食べる!~ヘルシーで美味しい仕上げ方・レシピあり 【健康・さつまいも天】

【ブログ新規追加160回】

秋ならではの定番おかず、さつまいも天ぷら

我が家では、さつまいもだけをた~くさん揚げて、ザ・さつまいも天ぷら祭りを一年に一回だけやる。

中型のさつまいも3本(500gぐらい)を薄切りに切るのがポイント。だいたい25枚程度に切り分ける。

包丁はよ~く、研いでおくのも大事なポイント。

この準備で、サクサク食感がおいしいさつまいも天ぷらができる。

しかし、ダイエット中はカロリーが気になるのも当然。ここでお惣菜として売られているさつまいも天ぷら(一枚分・約20g)のカロリーを上げておく。

さつまいもの天ぷら1個(20g)のカロリーと糖質量

エネルギー量(カロリー)……44kcal

糖質量……7.1g

この数字を元に食べる分量を調節するのが良い。

カロリーは忘れない!こんな程度でよいのではないか。

美味しく楽しく食べるのが満足に繋がるのだろうから。

● なぜ天ぷらのカロリーは高いのか

揚げ物のカロリーは衣によって変わる。パン粉を使わないぶん、天ぷらはフライより低カロリー。

もっともカロリーが低いのは素揚げだが、天ぷらと大きな差はないという。

チップス状にカリッと揚げる場合、調理油の使用量が増えるためだから。

きのこや野菜など低カロリーな食材であっても、天ぷらにするとカロリーが上がってしまう。

その理由は、食材が揚げ油を吸うから。調理によって食材が吸収する油の量を割合で示したものを「吸油率」といい、食材によって異る。

青じそのように、揚げると水分が失われる食材は、吸油率が高いため注意が必要だ。

また、衣の厚さもカロリーが高くなる理由のひとつ。つける量が多いほど衣そのもののカロリーが上がるのはもちろん、吸油率が高くなってしまう。

ここで、さつまいも天の話に戻ると、なぜ、薄切りがいいのか?というと、衣を薄くつけることで、油の吸収率を下げ、しかも火の通りを良くして、短時間で揚げ物を仕上げるのでヘルシーなのだ。

● さつまいも天ぷらを簡単に揚げるレシピ紹介

[材料]

さつまいも・・・200g(中一本)あらかじめ薄切りにスライスしておく。

天ぷら粉・・・1カップ(約100g)

打ち粉・・・衣と同じ天ぷら粉(少々)

水・・・150ml

[作り方]

① 天ぷら粉と水をさっくり混ぜ合わせ、衣を作る。

② スライスしたさつまいもに、打ち粉をしてから①をつける。

③ たっぷりの油(温度は約170℃)でサクっと揚げる。揚がり具合は、竹串がスッと刺されば揚がり。

④ 器に盛りつけてお好みで、天つゆ、塩、醤油などで味付けして食べて!

※ よりさっくり感を出したい場合は、水を冷水に変えることでさくさくの食感が楽しめる。

※フライパンを使って揚げ焼きにすると、油の使用量を抑えられる。カロリーオフにつながるうえに、後片付けが楽になるのでおススメ!

今晩のおかずの一品にいかが?

★2024年10月21日更新 ブログを書いて仕事にする?~改めて問い直す仕事に必要な「これ」とは  【紙上講座・ブログ仕事論】

【ブログ新規追加159回】

インターネット革命以降、すべては変わった。

決まったレールを歩くかつての成功モデルは音を立てて崩れ去った。

従来の道徳や常識、安定志向は通用しなくなり、グローバルの勢力が押し寄せた結果、仕事は「作るもの」へと主流が移りつつある。

もはや「引き受ける仕事」は滅亡の一途をたどっている。

                                「逆転の仕事論」 堀江貴文著 (双葉社)

出先で撮ったざくろ

● 2015年からより進歩したわたしのブログ

2015年、堀江貴文氏の「逆転の仕事論」を読んで、わたしの仕事に対する意識は180度ぐるっと変わった。

今後、仕事は「自分で作るもの」であって、「引き受ける仕事」は、滅亡の一途をたどると。

かなり衝撃的だった。

あれからさらに5年が経ち、現在も同じ、出版社で営業職に邁進中だ。

ただ、1つ違うのは、こうやって毎日、文章をブログに書き公開を続けているが、嬉しいかな、小さな収益を生むようになったのだ。

勉強を重ねて、ブログで収益をあげる仕組みを取り入れたのが7月。

やはり、「好き、現在やっている、今までやってきたこと」この3点に注力して書くのは、驚くほど楽しいものだ。

ブログ執筆に欠かせない「これ」とは

わたしの執筆作業に対して、「これ」さえあれば!という視点で何が重要か思い浮かべてみた。

これ」とは、気になった言葉影響された言葉自分を支えた言葉などだ。

言葉・文=センテンスを書き写したメモ写真が「これ」なのだ。

しかし、わたしの「これ」は、時折り、仕事が一段落した時などにメモや写真のデータを、一気にすべて消去し捨ててしまうのが習慣化している。

あれほど、「これさえあれば!」と思い、大切にコピーを取ったり、メモをしたり、文章を書き写したり、風景に熱中して何十枚も写真を撮る。

でも、時間の経過とともに、使われなかった、とりあえずの情報や写真はノートやPCに保管しただけになる。

やはり、書く時に勢いがつかない古い情報はいらない。

使うものは使って、今すぐに使わななさそうなものは、潔くストックしないで捨てるに限る。

要するに熱を込めて集めた「これ」は、熱の高いうちに使わなければダメなのだ。

冷めきってしまったただのデータは、すべて一度、捨てることで、清々させる。

いつでも、新鮮な情報や写真のために、スペースを空けておきたいと願う。

だから、衝動的に捨てる行動を起こす。

もう、これはある意味、病気に近いわたしの習性という習慣なのだ。

● 情報は貯めるより、捨てるほうが新鮮かつ質もよいものだと気づく

こうして、ブログをトリガーに情報の旅に出ている。

人生の旅ともいえるブログ生活は、いつでも情報は総とっかえして、新品にしたいと願い、衝動に駆られるように更新し続けている。

情報を捨てる事から始めた、今のライフスタイルが気に入ってもいるのだ。


やっぱり、わたしは心底アップデート・フェチかも(笑)

多読習慣の効き目は埋蔵金を掘り当てるのと同じ~1冊読み切る以上の効果を紹介 【暮らし/紙上講座・多読術】

【ブログ新規追加157回】

以前のブログに”書く”という作業に焦点を当てた「書くこと自体が発想法」という記事をアップした。

今回は”読む”という行為に注目したい。

● 多角的視野と発想の種が得られるという多読の効き目

機会あるごとに書いてきたが、私の読書法は一度に大量の本や雑誌、新聞などを横に積んで、一定の時間でどんどん読み続けていくやり方だ。だいたい本は図書館で10冊単位で毎週借りる。

本当にほしいものは購入するが、図書館利用は長年の習慣になっている。

でも人から見るとそのやり方は、「キチンと読めてないだろうな」「きれいな写真などゆっくりと楽しまないのはもったいないな」「なんでそんなに一度に読んでしまうんだろう?」など不可解な行動に映るらしい。

自分としては興味のあることがらで関連図書をまとめて読み、ある程度の知識を溜め込んだところで消化しているつもり。

なんら不思議なところはないはずなのに、どうも家族や友人からは”そんなやり方で本当に頭に入ってるの?”と思われているようだ。

しかし、多角的視野と発想の種が得られるという多読の効き目は捨てがたい。

● 音大時代に身に着けた多読のスケッチ法で、本の魅力に盗りつかれた

音大入学当時、わずかな日数で何曲も譜読みをし、ある程度の演奏ができるようにしておかないと、とても授業やレッスンについていけなかった。

通学時間も食事時間も授業中も、いつも楽譜を膝の上に置いて譜面をじっと読み込んでいた。

ある時、先輩から「まさか一音、一音読んで覚えてるの?」と、唐突に言われた。

わたし、「えっ?

先輩、「絵を書くようにスケッチしたら?」と。

またまた??「・・・」なわたし。

スケッチとはれっきとした手法で譜面を対角線上に眺めて、全体を記憶するというか、目に覚えさせるやり方だ

細かな部分が多い譜面でも、段の出だしを暗譜すれば、大体のところはOKだ。

だから、すべて覚えてから演奏するわけではなく、覚えていなくても演奏しながら咀嚼、理解をすることができる。

スケッチができるようになってからは格段に音読みが速くなり、また副産物として普通の書物などの読み込みも速くなった。

文章の大量読みは、この頃から当たり前の習慣になっていったのだ。

● 多読を続ける本当の理由

 今でも「多読」はつづけている。

それはなぜかというと、読書を経済的行為、または自分への投資活動のひとつと捉えているから

特にビジネス書は、実務家が自分の体験を中心にして、何年も試行錯誤の上、現在の状況を踏まえたノウハウが詰め込まれている。

それを、数千円のコストと数時間の合間で巡ることができるのだから、実に利にかなった自己投資方法だと感じるのだ。

1日30分をつづけなさい!」(古市幸雄・著)に「私たちは数年前の過去の蓄積で、現在の収入を得ている」と。また「今、勉強しなければ5年後、10年後が危ない」と書かれていた。

かなり前に読んだ時は「ふふ〜ん、すでにやっているし!」などど上から目線で読み下していたが、今、歳を重ねてきてみるとぐっと、蓄積が減ってしまったようで不安な気持ちが湧きあがる。

新たなインプットをしなくちゃ!と焦り気味になるこの頃だ。

● まとめ

なんといっても読書が大好きだし、これから先も「多読」の習慣は生活の最優先事項になるだろう。

ともかくもビジネス書を読む本当の理由は、仕事に活かすだけでなく、「いかに自分を良い方向に変化させるか」という私の人生のテーマと一致している。

これからも人の経験が効率よく活かせる「多読」を繰り返し、仕事も楽しくスムーズにいくように行動範囲を広げ、人脈を深めて人生に余裕を持ちたい。


 どんどん新しい挑戦をして、好循環の毎日にしていきたいと願っている。最後に「ォーカル・ポイント」の一節を紹介しよう。

あなたの行動のほとんどすべて、少なくとも95パーセントは、あなた自身の習慣によって決まっている。フォーカル・ポイント」ブライアン・トレイシー・著(ディスカバー 出版)