安曇野~野辺山までの経路~登山と山麓を回る2泊3日旅(写真多め)🎶【山/風景・山麓を楽しむ旅】

【ブログ新規追加840回】

昨日、2泊3日の白馬登山旅から戻った。

そこから、山のような洗濯、荷物の整理、溜まったメールの返信(仕事)、ブログを書くなど、お風呂や食事をこなしつつ、今朝は一週間分の食料を土砂降りの中、スーパーで買い込んできた。

これで、やっといつもの生活に戻った。

でも、気持ちはまだまだ山の絶景の中にある。

北アルプスは、本当にすごい景色の連続だった。

思うに、1500mまで車で上がってもさらに、リフトを2回も乗りつがなければ行けないところにある景色なのだから、すごいのは当然だろう。

雲海が敷き詰められた空を通り越して、最後は自分の足で登るから達成感や満足感が高いのだ。

同じ2000m地点でも、車で行けてしまう山もある。白馬八方では車で行けるのは黒菱駐車場まで。ここが1500mだった。

朝の真っ青な空に上弦の月が見えて、その横に朝日を浴びてピンク色をした雪をまとった白馬三山。

一瞬でガスに消されてしまった。夢のような景色。

これを見るために、お天気にこだわり、何度も予定を変更してきたんだ。

                 ★

さて、この日を迎える前日は、山梨を抜けて松本~安曇野経由で白馬村までやってきた。

八方尾根登山のことばかり考えていて、山麓周辺の観光名所や名物など、ざっくりとしか調べてこなかった。

特に安曇野に関しては、わさび栽培が盛んで「わさび大王農場」とか標識にあったけど、目的があるゆえスルーした。

途中のトイレ休憩に寄ったコンビニ裏に一面のそばの花畑と黄金色に輝く稲穂が延々続く農道を通った。

すてきだったのは街道沿いのコスモス畑。

安曇野といえば、とにかく田畑が多く人が少ない。これだけの印象(笑)

白馬では、道の駅「白馬」でハックルベリー(料理用)と、野沢菜わさび漬けをお土産に買った。

ペンションで食べようと「ナガノ・パープル」葡萄も購入。これは甘くて美味しい!

で先日のブログでも書いたJR白馬駅周辺の山麓探訪をした。夕方であまり寄れなかったので、翌日、下山後にもう一度ぐるりと回ってきた。

白馬の渓流と山と里を一度に楽しめる「大出公園」にも行った。

パタゴニアなど、とってもお高い山の衣服や道具を見に行った。そうそう、白馬限定のコインケース(1100円)はお土産に最適!(でも買わなかった・笑)

栂池高原は夫が高校時代に真夏の2週間あまりを合宿で滞在した場所だ。その時の合宿所が今でもあることに驚いていた。

栂池から、八方温泉郷に行き温泉にも入った。

最終日、朝6時に白馬を出発。

そのまま白馬ラインというバイパス(有料)に乗って、上田~軽井沢へ向かった。が、連休初日の土曜日。朝8時には少しづつ渋滞しはじめた。

中軽井沢の星野エリアではすでに品川や横浜ナンバーの車が多くすれ違った。

で、軽井沢もスル―したんだ(笑)そのかわり、きれいな浅間山を見られる浅間サンラインをドライブできたのでよしとした。

そして、佐久で美味しい「十割り信州そば」を買って、昨日のブログの「野辺山高原平沢峠」に向かったのだ。

信州そばの美味しさは格別だ。

浅間山も八ヶ岳も素晴らしく美しかった。

深呼吸する旅、目的は果たせた。

行きたい場所はまだまだあるけど、次の機会に巻き取れればいい。

一度に全部行こうとせず、ひたすらその土地を楽しむことに集中する。

こんな気持ちでこれからも旅しよう。

さあ、今晩はお土産の野沢菜わさび漬けを頂く。 やっぱり食べ物は偉大よ(笑)

野辺山高原平沢峠(標高1449m)~山に登り、山を愛でる旅の終わりはリベンジ♬【山/風景・八ヶ岳】

【ブログ新規追加839回】

旅の予定を組む時、行きたい場所、まだ行ったことのない場所を徹底的に調べる。

しかし、旅の時間が足りず、かなりのアクティビティを端折ることになるのだ。

そうすると、行けなかった場所への怨念(笑)間違い!執念が湧くものなのよ。

で、5月末に行った清里キャンプ旅でも、様々端折ってきた場所を今日は攻めてきた。

野辺山高原平沢峠。

長野県南佐久郡南牧村、国立天文台野辺山宇宙電波観測所から平沢山の鞍部を越えて南の清里・千ヶ滝方面に至る八ヶ岳スケッチライン途中の峠が平沢峠。

清里・野辺山エリアでは屈指の八ヶ岳のビューポイントで、峠近くにはしし岩(獅子岩)もあり。

野辺山には5月に訪れているが、天文台散策が暑くてかなりハードだった。

疲れてしまって、すぐ15分ほどで到着できる、眺めが抜群の平沢峠はスルーした。

で、今回丸4か月の時を経て、「野辺山高原平沢峠・1449m」の絶景を眺めてきた。

甲斐駒ヶ岳(2967m)や北岳(3193m)の優美な姿が見られるのだ。

今日のお昼頃到着。そのまま飯盛山へのハイキングも考えたが、今回はスル―(笑)

モニュメントで撮影後、名物の「しし岩」に登った。

園内では、秋の植物が色どりを添えていた。(写真はマツムシ草)

ああ、これで5月のキャンプ旅はやっと完了。

なんだか、ホッとするような感覚。

ジグソーパズルが一つ、一つ埋まっていく達成感のような気分を味わえた。

というわけで、宿題の山旅の一部を書いてみた。

あすは「見る山」の蘊蓄(うんちく)をとりまとめよう。

では、また!

★2024年9月16日更新 白馬岳・八方尾根から見る白馬三山【風景・日本百名山②】

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最高のお天気となった、白馬八方尾根登山。

誰が言ったのかな?WEBでは盛んに「白馬でも八方尾根は登山じゃなくて観光だよ」とか、「普通の服と靴で大丈夫」とか。ここは、登山装備(軽登山靴、手袋、ヘッドライト、雨合羽、長袖の服、トレッキングポール、ザック、水、方位計、簡単な食料、帽子、サングラス)が必要な山だ。

初心者向けの山だから・・・そんな話を鵜呑みにして登山にはまさかこないだろうと、高を括っていたら、まさかの「素足にサンダル女子」「ノースリーブワンピ女子」「うっすい靴下にシャワーサンダル男子」とか(驚き!)それが何人もいるんだよ。

あんな薄いサンダルじゃ、リフトの乗り降りでさえ怪我しそう。

もうね。サンダル履きでは、まったく登れない八方尾根の登山道。

上から目線のWEB記事には本当にがっかりする。実際に登ってみて言ってるのだろうけど、急勾配で岩がゴロゴロの道なのよ。

これを一歩、一歩、歩くんだよ。

タイムコースもっと長く取った方が無難。

リフト乗り場で、わたし達は11時に下山し始めた時、登ってきた高齢の男性がやはり高齢の女性軍団を引き連れて、「まだ11時でしょ!大丈夫!時間はたっぷりあるから!」と。

リフトの最終は16時30分。相当急がねばならない。タイムコース通りに行くと往復だいたい3時間弱。

で、11時からでは2時?無理だよ。そんなに早く登れないし下山もできない。とても危険な滑落箇所も多い。(女性はトイレ休憩も長めだということを忘れてはいけない)

初心者向けとか書かれていても、初心者向けでない山がとても多いと感じている。「若くて健脚」でない場合、WEB記事の鵜呑みは絶対にダメだ。

と、冒頭からミスマッチした様子をつらつら書いてしまった。

WEBでブログを公開している身だから、正確さが一番大事だと常々考えている。

盛った話や、無理を承知で危険を冒す登山は絶対にしないし、そういった記事は書かない。

趣味に毛が生えただけのアクティビティだし(笑)

                   ★

八方尾根はピーク(頂上)があるわけでなく延長先に唐松岳(2696m)が控えている。

時間に余裕がある場合は日帰りで唐松岳のピークを目指す猛者もいるが、だいたいは途中で下山するようだ。

もっとすごいのはキャンプ道具を背負い、唐松山荘という山小屋にキャンプを張って翌日登頂を目指す人もいる。女子でも挑戦する人はかなり多い。

しかし、今日はめっちゃいい天気だったが、ガスが濃く雨もかなり降るので安全に登山を楽しむためには慎重にならざるを得ない。

わたし達は夫の心臓疾患があるから、今回も行けるところまででストップしょうと決めていた。(第一ケルンまで)

それでも、朝一番のリフト(8時15分)を2本乗りつぎ、北アルプス・白馬三山を眺められたし、八方尾根の尾根歩きも実現した。それでも尾根は細くてバランスを崩しやすいから要注意。

そして足下に佇むどこまでも続く雲海。綺麗すぎ(笑)

また、今回は岩の道に気を取られてしまって、カメラの撮影モードが変わってしまい、急におかしな写真(連写?パノラマみたいな?)のも撮れてしまった。これにはがっかりだわ。

やっぱり、こういう部分が初心者っぽいよね。

で、下山時に必ず食べようと八方尾根ソフト(バニラ&ブルーベリー・300円)を食べて満足。

さて、次はどこへ?帰りのリフトで話あった。

次は、今回の色々を踏まえて、お互いに同じ場所をとっさに選んでいた(笑)

とにかく、無理のない、少しずつ経験を積む登山やトレッキング・ハイキングを目指す。

明日は早朝から、長野をもう少し楽しんで帰ろう。

では、また。

※ 白馬三山とは→白馬三山(しろうまさんざん)とは、富山県と長野県にまたがる3つの白馬岳杓子岳白馬鑓ヶ岳)の総称。その周辺の山岳一帯を白馬連峰と呼ばれる。山域は中部山岳国立公園に指定されている。高山植物が豊富で、代表する山として白馬岳が花の百名山及び新・花の百名山に選定されている。(Wikipediaより)

八方尾根自然研究路へ~トレッキング準備中~憧れの北アルプス【風景・白馬岳】

【ブログ新規追加836回】

明日15日~17日の予定で長野県北安曇野郡白馬村北城へ行く。

お天気が最重要!

なかなか思い通りの気象に恵まれず、7月、8月と度重なる予定変更に気持ちが折れそうだった。

現在、台風14号の影響など心配は尽きない。

が、このシルバーウイークに入る直前がチャンス!

今度こそ、お天気の神様に願い続け無事故で行ってきたい。

夏山で高山植物の鑑賞や早朝のモルゲンロード、雲海の中の登山などずっと楽しみにしてきた。

モルゲンロードとは→「モルゲンロード」とは、早朝に昇り始めた太陽の光に照らされて山肌が赤く染まる現象のこと示す登山用語のこと。

語源はドイツ語で「モルゲン(Morgen)」は「朝」、「ロート(rot)」は「赤い」という意味になる。

朝日に照らされた幻想的な山の頂は、まるで早起きだけが鑑賞できる自然の絵画のよう。

※ 資料元;https://weathernews.jp/s/topics/202110/040055/ 「モルゲンロード」が出現 山頂から紅に染まる北アルプス

夏から秋へと季節が移り変わったから、着る物を考えながら準備している。

まあ、あんまり変わらないよ(笑)いつも通り。

とにかく、日常の垢を落としに行くトレッキング旅。

現地の美味しいものを見つけるのも楽しみ。

毎日のブログは現地からアップできる予定。

それでは、準備に戻ろう。

では、また!

サンクチュアリ~大切に思うこころと守り方【風景・サンクチュアリ】

【ブログ新規追加491回】

サンクチュアリ・・・一度は聞いたことがある言葉だろう。

サンクチュアリの意味は、聖域(聖人の境地、聖人の域~土地など) 自然保護区のことだ。

               ★★

昨日、東京都の自然保護区「三頭山」を登山した。登山口には「体力がない・健康が損なわれている場合は登れません」と、はっきり書いてある。

とにかく、厳しい山行だった。

鎖場がなかったので「初心者」でも登れると、わたしは判断したが、下山が難儀だった。

人ひとりがやっと通れる細い登山道が多く、濡れ落葉で滑るのを危惧しながら一歩、一歩、歩みを進めた下山だった。

そんな山行の中、心の支えになったのが、通り過ぎる登山者が必ず、つけていた「熊鈴」だった。もちろん、前を歩く夫の熊鈴に安心しながら登ったり下ったり。

わたしは、音楽家だった頃から小さな音が耳障りだった。母がつけていたバッグの鈴や夫の登山時の熊鈴なんか。

「鈴の音が嫌だな、そんなに警戒するならバッグ持って出なければいいじゃない!」と母にうるさそうに口走った覚えがある。

母は「置き忘れた時なんかに、早く気がつけるように付けてんのよ!年配者の知恵」と、返された。

ひと気のない森ほど怖いものはない。しかし、遠くから「チリン、チリン」と鈴の音が近づいてくると、無償に嬉しくなるものだ。

人がこちらへ向かってくる!と。これで、情報がもらえる、場合によっては助けてもらえるなど。人身の保安に一役も二役も買うものなのだ。

基本は、山中で暮らす「ツキノワグマ」などを遠ざける効果があるからつけているものだ。

三頭山でも「ツキノワグマ」に注意と喚起されていた。

熊も鈴の音が聞こえて来た時には、警戒するのだろう。かえって、彼らの聖域を侵す者は私たちなのかもしれない。

だから、せめて「近くに来ないで!」と、信号を発信して登らせてもらっているんだろうと感じた。

まさに「サンクチュアリ=聖域」なのだ。

そこを守るためには、数々の知恵が必要だろう。昨今の地球温暖化で四季を通じて、山猿や熊、カモシカが人里に出現し続けているとTVで観た。

まさにSDGs。水や資源を大切にする行為は今すぐにでも始められる。

               ★

(画像を拝借)

昨日の帰り、檜原村で夕方に山猿が多数、道路で戯れているのを発見。だいたい30頭ぐらいはいたような感じだった。

登山の疲れで、わざわざ車を停めて撮影はせず。山猿も夕飯の種を探しているし、最後に狂暴にやられたらイケないしね。

人間の行き過ぎた行動が「サンクチュアリ」を侵してしまう。

そこに住み続けてきた、人も動物も皆、一定の距離を保っているハズだ。

さらに謙虚になろう・・・と、聖域に近づいた一日だった。

★2024年5月15日更新 トレッキング・ポール(杖)を手にいれたので、早速使ってみた~低山ハイク【写真で綴る旅・山道具エッセイ】

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山で使うトレッキング・ポールを楽天ポイントでゲット。ずっと欲しかったの。

きっと、勾配のある山や丘陵をトレイルするためには必要だろうなと。4月に今熊山に登った時、勾配のキツさに驚き、もっと楽に登るには道具が必要だと、現場でやっと気づいた。

まわりを見渡すと、だいたい、帽子、バックパック、カメラ、手袋、長袖、ストレッチパンツ、トレッキングシューズの人は、トレッキング・ポールを持つか、バックパックに装着している。それも2本。

トレッキング・ポールは2本でこそ効果を発揮する場面があるようだ。例えば、急勾配な登山道とかを長く歩く時など。

使わない時は、バックパックの側面に装着できる。

以前、上高地で雪中トレッキングのキツさから、ビジターセンターでトレッキング・ポールを購入しようと見せてもらったが、すごい高級品ばかり。

だいたい1本8000円ぐらいから・・・。

ね、これじゃあ、わたしは買わないよ。というより買えなかった。

で、今回手にいれたトレッキング・ポールはこれ。爆安。

しかもポイントでもらったんで実質0円。

トレッキングポール 2本セット 軽量 アンチショック機能付き I字型ハンドル アルミ合金 多機能 歩行 スケール付き 持ち運び ノンスリップハンドル ハイキング トレッキング アウトドア(outdoor-0010102)
価格 1,480(円) × 1(個) = 1,480(円) 色;シルバー

使用感だが、トレッキング・ポールの機能で重視されているのが、3段伸縮アンチショックの部分。内部に細いバネが仕込まれていて、手を付いた時、軽く押し返す動作が歩くのを助ける。

今日は、低山も低山。1段目だけを伸ばして使う。(写真参照)

たった1段だけで伸ばしたトレッキング・ポールのおかげで、安心して楽に歩けるのだ。

安くても見た目が良く、使いやすければいうことなし。

これを手に入れたから、俄然、山に行きたくてウズウズ~~~。当分眺めて我慢だけど(泣)

               

わたしの母が、亡くなる数年前に、突然、わたしに「ねえ、登山で使う杖、買ってきて欲しいのよ」と電話がきた。

事情があると思い、急いで会いにいった。

そしたら色々言うわ、言うわ。

母「足腰がきつくて、歩くのに楽になるモノが欲しいのよ」

母「そしたら、山登りに使う杖あるでしょ?あれがいいと思いついたってわけ」

母「そもそも、お年寄りの持つ杖とは形が違うじゃない」

母「山登りの杖は持ち手が真っすぐでしょ?」

母「お年寄りの杖は持ち手が水平っていうのかな。平べったいよ」

母「あれだけは持ちたくないのよね」と。

娘のわたしから見てもちょっと小ぎれいでおしゃれだった母。

その後、念願だったちょっとお高いトレッキング・ポール(1本)を手に入れて満足気だった。

最後に終末ケアで入院した時も、お気に入りのトレッキング・ポールを持って入院した。

お世話して下さる看護師さんたちが、「○○さん!登山が趣味?カッコいいねえ~♪」とか言われて、やった!と、すごく嬉しそう。

もちろん、登山なんてまったく趣味じゃないのに(笑)

こういった「自分を輝かせる小道具」を上手に使った母。やり手だ。

もちろん、火葬の時にも棺に入れてあげた。

わたしも母のように、歳をとってもずっと、杖はトレッキング・ポールで行くだろうな。

母から、いい越し方を教えてもらったのを、今朝、森で新緑を堪能しながら、思い出していた。

こんな息抜きが、つくづく実りのある時間だと感じている。

杖といっても色々。

魔女が持つ悪い杖。

魔法を使う不思議な杖。

お年寄りの歩行を助ける命の杖。

そして、山登りに使うカッコいい杖。

わたしは、カッコいいのでいいよ(笑)


緊急事態宣言の前に今まで行った所の下見をしたら、ほぼ状況が変わっていたという話【山/キャンプ・下見は大事】

【ブログ新規追加339回】

行って良かった場所にリピートってする?

できれば、安・近・短で行ける場所は、リピートしたいし、旅先の「定番」を持ちたいものだ。

で、こんな風に考えた。

リピートしたい場所の現在の情報の書き替えをしよう!という提案だ。

ネット検索して、頭の中だけでリニューアルしてもいいし、自粛明け、実際に現地へ出向くのでもいい。

きっと、以前の記憶や情報が変わっているはず。変わりどころをきちんと押さえておくと、リピート時に絶対に役に立つ。

                  ★

                

昨年から、コロナの影響で旅やレジャーの予定はまったく立たなくなった。

東京都に住むわたしは、東京から脱出せず、ずっと東京の中で仕事(若干、神奈川を含む)をし、アクティビティも近場でのお出かけを敢行してきた。

東京の隅々まで知ってるわけじゃないけど、多摩地域に関しての情報はそれなりに多く持っているだろうと感じている。

そこで、3度めの緊急事態宣言前の4月22日、以前行って良かった多摩地域の下見に行った。

今では、以前とは違う、登山やトレッキング、キャンプなどのアクティビティが加わったため、新たな視点の拡充を求めて。

以前のように、現地に行ってノンビリできれば良し!とかでなく、一歩深く地元の多摩地域を楽しむために下見行脚を始めた。

一か所づつ丁寧に、情報の更新に取り組んで行く予定。

                  ★

● 第一回目の下見先は「秋川渓谷」→https://www.akirunokanko.com/(資料先)

言わずと知れた東京三大溪谷等々力溪谷/世田谷区・御岳渓谷/奥多摩・秋川渓谷/あきる野市)のひとつ秋川渓谷を訪ねた。

新緑が眩しい森を抜けると、石舟橋が現われる。橋を渡り切った所に、以前であれば小さな小道があり、美しい溪谷の水に触れられる川岸へ簡単に降りられた。

しかし、現在はその小道も通行禁止区域となってた。理由はわずかな私有地があるからだそう。

昨今の、キャンプ流行りで、河原でのディキャンプを楽しむ人が増えたのにも関係していそう。

この河川の上流では、河川に降りるには有料(人/600円・車/1000~1200円)など有料となっている。

甲斐多摩秩父国立公園内の溪谷では、無料で河川に降りないように小道でさえも通行止めにしたのかしら・・・。

とまあ、下見をしてわかることがらは多い。他にも、一昨年の台風で破損し崩れた山道などの改修や補強も所々やっている。

自然との戦いや、人の往来過多に対する戦いなど、現場での労苦は計り知れないだろう。

緊急事態宣言中は、おとなしくブログの整備をしよう。

特に、地域情報が変更されているところなどは、追加情報を加筆して常に新しくするのが大事だ。

もう、一発屋で、出たとこ勝負みたいなやり方はしないよ(笑)

ヘキサタープを張る練習に行く~見ず知らずの方々が手伝ってくれた🎶【山/キャンプ・ディキャンプ④】

【ブログ新規追加336回】

ディキャンプにはテントじゃなくて、タープだけで充分だと気づいた。

日照りも多少の雨でも充分にしのげるし、何より日陰なので癒し効果が得られて、外なのにとても落ち着くのがいいの。

で、ヘキサタープを手に入れたのはいいけど、立ち上げる練習をしないといけない。

買ったのはこちら。

BUNDOK(バンドック) ミニ ヘキサゴン タープ UV BDK-25 【3~4人用】 収納ケース付 テント アウトドア

朝、食品の買い出し→オンラインミーティングを終えた11時過ぎ、家から車で15分の「つどいの森」で、まだ立ち上げ練習していなかったヘキサタープの立ち上げ練習をしようと、いっそいで荷物を車に積んで出かけた。

明日から、東京は緊急事態宣言発出のため、不要不急の外出を避けて!と、小池都知事からの要請を受けるのだ。事実、今年のGWは消えた。

だからか、今日は、朝の市場でもすんごいセール!セール!サラダ菜6個100円、ブナピー3個100円、大根、白菜、キャベツ50円、ニラ2束50円、ショウガ40円・・・いっぱい買い込んだ。

野菜だけでなく新鮮な肉、魚も色々買ってホクホクなわたし(笑)

市場での買い出しが成功した日は、だいたい一日上手くいくのだ。

もちろん、今日も。

                   ★

つどいの森は、ほどほどの人出。駐車場にもすんなり入れた。そこからタープを張る場所を決める。

タープの端にロープを通す。次に支柱のポールを一本立てて、ヘキサ(6角形)なので8ヵ所のロープワークが必要だ。

ペグという金具でロープを留めていくのだが、その時重要なモノを忘れたことに気づいた。

大き目のトンカチを忘れた!

タープの付属品である簡易トンカチはまったく草場の土に歯がたたず。

夫と相談し、わたしが家にトンカチを取りに帰っている間40分。

その間に、鎌倉から毎週このつどいの森にディキャンプしに来ているというご夫婦が、わたしのいない間に夫に手伝いを申し出てくれたのだそう。

でっかいトンカチ片手に(笑)

その後、わたしがトンカチ持って現場に戻った時、ヘキサタープが美しく立ち上がっていた!驚きと、嬉しさですぐに鎌倉から来たご夫婦にお礼を言い、反対に炭焼きの焼き芋を頂いた。

ホクホクで美味い。遠赤外線は神だ!

と、なぜか、いいことだらけ(( ´艸`)

ちょっとだけ残念だったのが、鎌倉旦那さんの華麗なロープワークを見たかったなあ~~と。ミッションインポッシブル並みだったらど~する?

                  ★

大きな森に小さなリビングだけの我が家ができた。

タープを張るなら、深い森や川のある場所がいい。

溪に沿って流れる風が炭焼きの煙とともに同化して流れる、それは芳醇な時の経過だ。

しばし、立ち上がったタープの中で、夫が淹れてくれた粗挽きのブラジルを飲み、朝、市場で買ったソーセージを網焼きにしようと、ガスバーナーを点火した。

つどいの森は野営(泊まり)ができないため、2時間ほどで、早々に片づけて帰る。

我が家の週末に戻る。朝からさばいたままのリビングを片付けながら、次のキャンプのために道具の手入れする。

で、これから夕食。やっとお酒が飲める~♪。週2日の飲酒デーを存分に楽しむのだ。

週末のお昼ご飯はディキャンプで・・・これ、いいよ。ホントに。

タープを張るために参考にした書籍はこれ。

タープの張り方 火の熾し方~私の道具と野外生活術』高桑信一・著

簡単レビューを。

沢登り、渓流釣り愛好家、ブッシュクラフトで注目の野外生活術を楽しんでいる方々に朗報。
沢登り会のレジェンド・高桑信一が教える美しいタープの張り方と火の熾し方。

野外生活術と高桑氏の装備、愛用のモノや源流釣りについてのうんちく満載!

昔の渓から今の渓をエッセイで綴った一冊。

あなたの野外生活のおともに最適なヤマケイ文庫で待望の復刊!

とっても美しい写真と、丁寧な文章に惹かれて手に入れた本のひとつ。

これから、登山やキャンピングを始めよう!ていう人にはとても良い教科書である。

初短歌~テーマは「肉」/ 短歌で肉を語る【山/キャンプ・短歌と肉料理】

【ブログ新規追加330回】

「肉」で一首。

肉好きの 旦那とちがう わたしでも キャンプにいれば 肉も分け合ふ

今朝、急に思い立って、人生初の短歌を詠んでみた。

短歌とは・・・短歌(たんか)とは、和歌の一形式で五・七・五・七・七の五句体の歌体のこと。資料先→https://ja.wikipedia.org/wiki/

食べものそのものを詠んでみたくなったけど色恋ではない。じゃあ、短歌じゃない?せめてもの夫婦を題材に書き表したんだけど。本当に形式ってめんど草(笑)

                  ★

先日、わたしの誕生日にディキャンプで焼いた肉の感触や匂いが素晴らしかった。

炭火で焼き、トングで裏返した時の肉の柔らかさは驚きだったし、包丁でなく、サバイバルナイフで肉を切るワイルド感に魅了された。

その時、「ああ~、わたしはずうっと、こうした肉の美味しさや感触を知らなかった=忘れていたんだ」と感じた。なんでなのかな?

興味がなかっただけなのかもしれないね。

目の前の旨い肉にやっと感動できたのを普通の文章じゃなくて、古式ゆかしい短歌で書き残したくなった。

燃料にぞっこんな理由~焚火を楽しむために

先日使った木炭は切炭、いわゆる黒炭。もっとも安く一年中どこでも手に入る。

木炭・薪・オイル・ガス・固形燃料など、燃料のアレコレを調べて実際に使うのが最近のマイブーム。そのうち、お高い備長炭(白炭)を使った外飯も作りたい。

ある程度、木炭での調理が終わったら、その燃えカスに薪をくべる。この時は、牛乳パックを細断をしたのも焚きつけに使った。

ここからが焚火の本番となる。焚火は夜じゃなければ楽しめない。

杉・檜・唐松なんかのいい香りの薪を用意してゆっくり楽しむのが近々の願望。

昔、子ども会で行ったキャンピングでは焚火が大人気で、火吹き棒がみんなの取り合いになったものだった(笑)

炭火で料理を楽しみ、薪で暖をとりつつ焚火を楽しむ。

人生を振り返る豊かな時間。

冒頭の短歌は、ゆるい遊び気分をチラっと入れてみた。

日常から解放される、そんな時間を作るのにキャンプは好都合だし、短歌も続けて行こうかな(笑)

今熊山に登る~明日からまん防が発令されるのでその前にトレッキングに行ってきた【山・低山ハイク】

【ブログ新規追加323回】

今朝、今熊山に登ってきた。ここは、わたしの故郷の隣町。幼い頃から良~く知っている山だが、実は大人となってからは初登山だ。

今年は挑戦の年にしようと決めている。まず、初登山を今日は納める。

明日から「まん延防止重点措置」で、わたしの住む街も対象となってしまった。

まだまだ、まったく油断できない新型コロナウイルス感染。

GWの予定も即、変更して小池都知事の言われる「不要不急の外出は避けて・県をまたがない」を実行する。仕事は細心の注意をしながら続ける。

明日からの1ヶ月は、今まで通りだが東京から一歩も出ないよ(泣笑)

                   ★

今朝は、ミツバツツジの名所で知られる東京の秘境である「今熊山」に登ってきた。

今熊山】標高505,7m

東京都八王子市にある山で、「呼ばわり山」とよばれ、失踪した人を呼び寄せる霊山として崇められていた。山頂には今熊神社の奥宮がある。

さて、今熊神社の階段から登山が始まる。わたし達の登山は、登山といっても頂上を目指さないトレッキングスタイル。

おおよそ、30分~60分登ったら下山する予定だ。今熊山は大変に起伏が激しい山と言われている。

たかが505,7m、低山じゃん!と思うだろうが、岩場や鎖が張られる難所がはじめっから現れる山だ。

石がゴロゴロの登山道。普通の運動靴ではかなり痛い。私はトレッキングシューズだったが、それでやっと歩ける状態。足場の悪さは凄まじい。

かなり軽装で来ている人、クライマーだろう登山ルックが決まっている人、驚いたのがアスリート系のランナーの軍団。

何十人ものランナーがガンガン登って行く。すごいな。

最後に驚愕したのが、杖をついた老人を含む高齢者のパーティーだ。まさか頂上まで?滝が2つあるがそこまで行く?

そういえば、駐車場も満車だし、バスで来る登山者も多く、ハイキング客でいっぱい。

密だな・・・と。感じる。

わたし達は一時間と決めて、密になってはいけない!という意識が大事だと話あってきた。

だから今日は、推定200m付近、岩場までの道のりと決めた。

トレッキングは森林浴を楽しむためにするものだから、無謀な計画は立てないのが続けていける秘訣だと、夫の口ぐせ。

登山遭難者の4人に3人は高齢者なのだそうだ。

それに、今日のいいお天気ゆえ、汗もかなりかきそう。途中で下山は正解だろう。

                   ★

それでは、石階段登山口から岩場までを写真で追ってみよう。

登山口にて。ミツバツツジはほぼ終わっていたが、大島桜のきれいさに空を見上げる。

登山口はまず石階段から始まる。鬱蒼と茂った森の登山道。

樹木の根っこが続く歩きにくい登山道。

途中で、暑くなって上着を脱ぎ、一息、山の風情を堪能する。そして、登山道が険しいので、ここでカメラを背負っているバックパックへしまう。

しばし山の頂上へ向けて歩き進む。しかし、樹木の根っこか石ころか石段の登山道はかなり歩きにくく、一歩一歩、歩き進めていく。

で、40分ほど登った所で、鎖のロープが現われて、急所の岩場に到達。これは、ここでは間違いなく道だ。キツそう。でも、今日はここまで。

ここからはのんびり、ゆっくり下山を楽しむ。

途中、ものすごくキツそうに登ってきた男性とすれ違う。息があがって、顔色が悪いし、額に汗が滲んでいた。無理はしないで!と言いたかったけどね。

で、下山後、最後に大島桜の場所で一枚。

そのあと、持参した熱湯で野点コーヒーを一杯。

美味しい。

午前中で終わる登山は翌日に疲れを残さない。

頂上を目指さないトレッキングスタイルが中高年の仕事人には適しているようだ。

やはり、登山はいい。いかに自分が無力であるか、浅い考えなのかとか、自己を顧みながら登る。

まさに「六根清浄どっこいしょ」だわ(笑)

今熊山情報

今熊山は、東京都八王子市上川町にある標高505.7mの山である。 東京都立秋川丘陵自然公園に含まれている。戸倉三山に隣接する。

失踪者や遺失物などを戻して欲しいときに、この頂上で「を出してくりょーやーい!」と大声で呼ばわれば元に戻るとの信仰があり、「呼ばわり山」のひとつに数えられている。 ウィキペディアより

所在地: 〒192-0151 東京都八王子市上川町19

標高: 505.7 m

※ ミツバツツジの見頃に撮った写真とブログをこちらに。

お里がえりはミツバツツジの咲く頃に」→http://miikostyle.blog.jp/archives/17562101.html