春休みラストは中津川でディ・キャンプ~誕生日を祝ってもらいました♪【山/キャンプ・ディキャンプ③】

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WEB画像を拝借

一週間の春休暇も今日で終わり。

ささやかながら、わたしの誕生日を祝うディキャンプに出掛けた。

夫は、ボーイスカウト出身で、かまどを作ったりしようか?と。

わたしもガールスカウトみたいなディキャンプがしたかったので、その案に乗った。

場所は、毎月仕事で訪れる神奈川県愛甲郡愛川町の中津川。

愛川町は、県内でも珍しい無料のフリーサイトキャンプ場が6ヵ所ほど中津川流域に点在している。

キャンプサイトに車で直接降りるのだが、昔ながらの農道をゆっくりと、路肩に脱輪しないように進む。

すぐに河川敷の降り口に到達。朝、月末処理で銀行回りをしてから向かったので、すでに11時過ぎ。キャンプの車が20-台ほど並んでテントを張っていた。

慌てず、河川敷ではなく、真ん中の芝生サイトに陣を取る。

そこから速攻のテント張り。

今日は焚火だけでご飯を作ろうと、メインの焚火台とトライポットの2点を用意した。トライポットは、「ああ~キャンプをしてるなあ」と、感じる超上級アイテムだ。これでまずはお湯を沸かす。

今日の燃料は木炭。直火は基本的にNG。土を焼いてしまえば元には戻らない。 だから、あえてかまどは作って、その中に調理器具のステンレス蒸し器と油のポットで簡単な焚火台を自作した。

かまどを組んで、雑木などを拾い火種を用意した。石ころを組んだだけでもブッシュクラフトっぽくて楽しい♪

(だけど、実際は木で何にも作ってないのよ。次回は薪屋で、スウェーデントーチを用意してみたいな・願望)

メインの焚火台をスタンバイ(着火剤と木炭で火を起こす)

今日は、黒毛和牛(産地忘れた)サーロインを買い、ミディアムレアに挑戦(笑)付け合わせはポテトと2色パプリカ。

冗談みたいに美味しかった。

(ソーセージ、ベーコン、野菜、チョコレートパンを焼き誕生日祝う)→ベーコンでカルボナーラを作る→夫がコーヒーを淹れる(フレンチpressで淹れたコーヒーは抜群の美味しさ)

このキャンプサイトは24時間開放だそうだ。どうでりでソロの男性キャンパーとかが、ゆっくりと、河川敷で読書や日光浴なんかをしていた。

家から正味1時間ぐらいのここは、泊まる?とかせず家でゆっくりしようと、冷たいビールを買い込んで帰ってきた。

まず、一杯。

おめでとう!と、自分に言ってあげた。

こんな、自然の中で祝う誕生日もいいもんだね。

誕生日のお花は、河川敷に咲くタンポポ。お腹一杯食べて、川風に吹かれていたら、風鈴の音が聞こえてきた。

カメラで最大Zoomしてみたら、鮎釣りのお店のよう。それはたくさんの手作り?みたいな不思議な形の風鈴が軒をなして揺れていた。

さて、明日から2021年度。

しっかり仕事中心で頑張ろう。

今日はもう少し呑むとする(笑)

戦国山城・滝山城/国史跡・続日本100名城/桜舞い散る名城~500歳を祝う【山・山城②】

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滝山城のいわれ

昭和26年、国史跡の認定を受けた滝山城跡は、中世城郭の最高傑作と言われ続けてきた。その理由は、空堀、土塁、馬出しなどの遺構が現在でも極めて良好なものだからなのだ。

1521年頃、多摩地域一帯を治めていた大石氏により、築城されたと伝えられている。2021年、今年で満500年だそうだ。

後に小田原から勢力を広げて行った北条氏照氏(北条家三代目の三男 )が城主となり主城に収まった。


この頃から滝山城は、北関東への進攻拠点及び、甲斐の武田氏に備える砦としての役割を全うする。城を継承した北条氏照の元で大拡張が繰り返されたのだ。

こうして築き上げられた滝山城は、北を多摩川、南を谷地川に挟まれた東西900mに及ぶ山城となり、平山城としては日本最大級の広さを誇るまでになった。

滝山城の最大の特徴は、その複雑な地形を巧みに活かして構築された縄張りの作り方だ。曲輪、土塁、虎口、馬出し、堀などの縄張り跡が現在も残る。

北条氏照の築城能力の高さが伺える山城だ。1569年頃、武田信玄率いる2万の軍勢からの猛攻を、わずか3千で守り抜いたのである。

戦国屈指の堅城だ。

※ 滝山三城・・・滝山城高月城根小屋城と、この三城を指す。

                ★

年度末の仕事があと2つとなった、23日、朝から絶好の晴天に恵まれた。「これは仕事の前に滝山城跡へ登ろう!」と、朝からソワソワとトレッキングの準備をした。

2020年度の仕事を無事故で終われる喜びと、桜の名所でもある滝山城跡へ登れる嬉しさでテンションが上がる。家からたった15分で得られる至福とも言い換えられる(笑)

今年は、桜の開花がとても早く、気持ちばかりが焦る。

3月に入り曇天、雨が続いたが23日の晴れ渡った日には、朝9時には滝山城跡入口の駐車場(20台程度・無料)があっという間に満車。

                ★

では、写真で追っていこう。

竹林の勾配がきつい山道を登っていく。三の丸~二の丸(千畳敷)~中丸(旧滝山荘と展望台)~本丸へと続く引橋まで。

見事な引橋を渡って本丸へ。

東京都の西端は加住丘陵地域に残る中世の山城、滝山城跡。

500歳おめでとう。




山ライター記事と古い情報の山本が絶大な人気を誇る理由~雑誌「BE-PAL」「山と渓谷」も絶好調【山/キャンプ・仕事観】

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今朝、今年の早咲きカタクリを見つけにある低山(70mぐらい)へ、トレッキングをしてきた。

谷底に無数に咲く可憐なカタクリは圧巻の様。

紫の妖精が飛び交っている。朝日を浴びない谷での花はまだまだこれからそれこそ、たくさんのギャラリーを迎える準備中といったところであろうか 。

朝日を浴びて咲いているカタクリの丘では、早朝にも関わらず、多くの自称カメラマンがシャッターを切っていた。

そこに混じって、座り込んだり、覗き込んだりと、自由なポーズでカタクリ撮影に勤しんだ。今週末から、緊急事態宣言も明けたら激混みするであろうから今のうちに。

今週は、4日間、朝から晩まできっちりと仕事に勤しんだから、手や指が切れて荒れたり、お風呂で痒いと思った場所(デコルテ)を掻いて少し血を出したり(笑)

毎日書類とPCの入ったBAGを担ぎ、2万歩を超える歩きを連行する電車とバス営業。これは、山行への訓練だと思い身体は痛むが、ひたすら頑張って歩いている。

しかし、もう4日も続けたから今日は前半休を取って、低山トレッキングに行った。これで仕事のストレスもかなり軽減された。

午後は、営業に出よう。

● 雑誌の世界は大不況だが、アウトドア系雑誌は売り切れ続出の現在。

このところの山ブームからキャンプやアウトドアが流行ってることから、アウトドア系の「BE-PAL](小学館)は、毎号売り切れ御礼が出るほど。付録も楽しく、今ではYouTuberの恰好のネタだ。

山と渓谷」(山と渓谷社) も写真の美しさが群を抜く雑誌。やはりとても売れている。

こういった雑誌の中の山記事を書くライターの随筆エッセイが大好きで長年愛読してきた。

BE-PAL」で6年連載中の「エベレストには登らない」角幡唯介・著(同タイトルですでに書籍化)の記事が素晴らしい。

探検家の考える、アウトドアを生活の中心に据えつつ、子育てや食える仕事としての雑誌記事ライターという仕事を語る。

要するに「遊びながら仕事をする」という夢の暮らしを実現させているのだが、恐ろしい程現実的。

すでに多数の山関係の書籍を執筆。(第45回大佛次郎文学賞受賞)

フリーランス業に苦悩しつつ、山へ行き、そのすべてを文章に吐き出し、書き上げる至福を淡々と繰り返す作家としての生き方が自分らしいのだという。現在45歳。

息づかいを感じる文章、雑念というが知性溢れるその内容に一発で掴まれてしまった。興味があれば、「BE-PAL」でぜひ読んでみて。

● 古い情報としての「山の本」の価値はどこにある?

さて、写真の山やアウトドアの本は、長年夫やわたしが集めてきた本の一部だ。これらは、今でも書店で平積みされているもの。

驚きの息の長さだ。この分野でいい本が出せれば、長い間表紙を見せる平積みの夢が叶う。

そこで、トレッキング実践学の著者、高橋庄太郎氏の言う、「古い本の情報は価値が高く侮れない」という箇所を引用する。

~ともすると、情報収集は「最新」のものばかり探そうとしてしまうが、何十年も前に書かれた本も実は、興味深いものだし、歴史や謂れも信憑性が高く情報度は非常に高い。

特に次の山に行ってみようと計画を立てたときに、想像力を働かせてくれるものなのだ~

参考資料→トレッキング実践学(著・高橋庄太郎 / 株式会社 枻(えい)出版社)

と。

この本を読んでから、情報を今再び書籍から取ろうと決めた。ネットの最新情報はどれもが欲しいものばかりではないし、薄い内容や雑な文章も多い。

ネットやYouTube動画ばかりじゃ物足りなくなったら、やっぱり「本」の出番!

これに気づいたのが、一番の収穫だった(笑)






森林セラピーへようこそ~森の力で本来の自分を取り戻そう【健康/山・森林セラピーとは】

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梅の季節から桜の季節へ。いよいよ山歩きの季節が到来。

御承知のように、日本は世界有数の森林国で、世界森林白書によると、先進国フィンランドに次いで国土の森林面積比率が多い国なのだ。

しかし、北欧のような森と湖が混然一体となったロマンティックなイメージからは程遠い感じさえする日本の森林。

なぜなら、日本は亜熱帯から寒帯までの気候を一国で持ち、森林や樹林も多彩。特に本州の地形は細長く、その特徴を成す山脈は標高3000m以上の険しい山が連なる。

狭い平坦な地域は都会が広まり、平らな野原は限られている。だからかフィンランドのようなロマンティックさには欠ける。

それでも、コロナ禍でソーシャルディスタンスが日常的に取り入れられた昨今、山への眼差しは熱く空前の山ブームとなっている。

森林セラピーとは~森の効果を知る

2004年頃「森林セラピー」という言葉をある書籍から知った。

それは、森の持つ自然治癒の力を現代人に訴求するのが目的で、全国に約37か所ある「森林セラピー基地」でウォ―キング、トレッキングをしながら、心と身体を鍛えるのだと知った。

特に、「森林セラピー」が効果を発揮するのが、今では2人に一人かかるとも言われる「生活習慣病」だ。

しかし、コロナの影響から不適当な食事、喫煙、不規則な睡眠など、かなり軽減された一年ではないだろうか。

ただ、運動不足に関しては、長引く自粛生活やテレワークなどで深刻になっている。今、まさに「森林セラピー」を個人で生活にも導入すべきだろう。

自宅近くの公園や山・川などを上手に利用しながら、運動不足解消を図りたいものだ。

わたしが好んで出向く「奥多摩」は東京の2つしかない「森林セラピー基地」として整備されている。

※都民の森は基地の中心であり認定ロード。認定ロードとは、危ない箇所の手入れが行き届いた、「歩くための道」が整備されている場所を指す。

日本全国の森林セラピー基地の数は?

北海道・東北・・・5か所

関東・甲信越・・・14か所

東海・北陸・近畿・・・4か所

中国・四国・・・5か所

九州・沖縄・・・9か所 

計37ヵ所

これだけの「森林セラピー基地」が点在する我が国。

一生涯歩ける間は「森林セラピー基地」を訪ねる旅とか憧れる。

この春は、自分の住む地域の「森林セラピー基地」を訪ねてみよう。

いつもとは違う、森林セラピーで五感(視覚・嗅覚・触覚・聴覚・味覚)で自然を感じる、歩くための新しい旅のひとつになるはずだ。

人間が本来のあるべき姿に近づく、それが「森林セラピー」の効用なのだ。

参考にした書籍「森林セラピーガイド」大人の遠足/NPO法人森林セラピーソサエティ(JTBパブリッシング)

最後に。

五感で楽しむにもポイントがある。

視覚・・・風景を楽しむ→新緑や紅葉、バードウオッチング、フラワーハンティングなど。

嗅覚・・・香りを楽しむ→樹木の匂い、フィントチット(森の香り)、花の香りなど。

触覚・・・手触りを楽しむ→樹木・岩石・水・風など。

聴覚・・・音を楽しむ→せせらぎの音、鳥の鳴き声、葉すれの音など。

味覚・・・食べ物を楽しむ→木の実、山菜、魚、お弁当など。

こういった森林を楽しみ尽くすポイントを知って旅するのがBetter!



★2024年3月6日更新 トレッキングの話 /トレッキングとは?~種類と目的/ 用意したい初心者向け装備と今年注目の山紹介【健康;山・トレッキング】

【ブログ新規追加288回】

いつの間にか当たり前に耳にするようになったトレッキング.。

ハイキング?山登り?いいえ、どれとも違う。

トレッキング(英語:trekking)は、歩きのこと。

登頂を目指すことを主な目的としている登山に対し、トレッキングは特に山頂にはこだわらず、山の中を歩くことを目的としている言葉。

ただし、結果的に行動の過程で、山頂を通過することもある。ニュージーランドでは、トランピング (tramping) と呼ばれている。(wikipediaより)

登山とトレッキング、ハイキングの違いは

登山・・・文字通り山頂を目指す行為。(海外ではロープやアイゼンなど専用の登山用具を使用するクライミングが登山にあたる)

トレッキング・・・山頂を目指すわけでなく、ただ山の中を歩く行為。低山に登る「軽登山」とも言う。(海外では用具を使用しない山歩きと一般的には言われている)

ハイキング・・・軽装で風景や景観を楽しむ行為。

トレッキングという山歩きにハマってもう4年。

冬から春、春から夏、夏から秋、秋から冬。一年を通して季節の移り変わりを山歩きで体感してきた。

トレッキングには、わたしの趣味のすべてが入っている貴重なもの。

写真、植物、歩く、最近では山飯も(笑)

山を歩くための装備に凝ったり、デイ・キャンプの準備もしたり、たかが山歩きだけど、されど山歩きなのである。

トレッキングは「どこからどこまで」という行程の中で、プロセスとして山頂を踏む場合もある。

結果として途中で登山をしていても、全体として見ればトレッキングというわけ。


また、 トレッキングは山の奥深くに入る場合もあるため、ハイキングに比べると足場や道の条件が良くないことも想定される。

だから、装備は周到にすべきよね。

トレッキングにも種類がある自分の好むトレッキングスタイルを知ろう

トレッキングは、さらに歩く場所によって「リバートレッキング」「スノートレッキング」などに分類される。

また、自転車やバイクで山を走る行為も「トレッキング」と呼ぶ。

かなり広義に使用されている「トレッキング」だが、「山の中を歩く」という点が共通している部分だ。(資料先→https://yamahack.com/306)

トレッキングの始め方

実際に「トレッキングを始めたい!」と思っていて始め方もいるから、準備の仕方などをアレコレ簡単にまとめよう。

⦿ 装備の用意

コースにもよるが、徐々にレベルアップをしていくのであれば最初に機能性のある道具を揃えておいた方がよい。

・トレッキングシューズ(登山靴)

・ザック(バックパック)

・防水性のあるウェア(ゴアテックスなど)
・吸水速乾性のあるアンダーウェア
・トレッキングポール(杖)
・アウトドア用帽子(ハットなど日よけ効果のあるもの)
・グローブ(ポールや、場所によっては鎖を掴むこともあるので)


などが挙げられる。最初から一気に揃えるのはハードルが高いので、まずは黒字の部分だけは用意したい。

● トレッキングのおススメ装備(女性版)

トレッキングおすすめ装備紹介!

● 都民ならでは!奥多摩十座とは

トレッキングコース:奥多摩

出典:WIKIMEDIA COMMONS

今年は、奥多摩十座(御岳山、日の出山、雲取山、高水三山、三頭山、大岳山、川苔山、鷹ノ巣山、御前山、浅間嶺)の中、いくつかを登る予定。

すでに登ったところ(三頭山など)は抜かし、花の時期に合わせて今から着々と準備をしている。

簡単にコンプリートできそうもない。毎年、少しずつ登って行こうと考えている。

とりわけ、雲取山は、あの「鬼滅の刃」で兄妹の故郷という設定で書かれたことから、大人気を博しているが、2000mを越える険しい山である。

軽装で登る人が増えてとても危険だと、現在、注意喚起されている山だ。

奥多摩は東京都でありながら緑が豊かでアクセスも良く、トレッキングコースの多さが魅力だ。しっかりと準備をしてムリなく登りたいものだ。


                


★2024年2月28日更新 早朝ディ・キャンプを楽しむ~コロナ禍でのささやかな遊びと道具のお試しをする【山/キャンプ・キャンプ道具】

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今朝、良く晴れて風も穏やか。これなら、「つどいの森」で、ディ・キャンプできそう!と、朝6時からいそいそと準備を始めた。

家から車で15分足らずの場所に、東京では、めずらしい、予約なしで無料のディ・キャンプ場がある。

ここ「つどいの森」は野営(泊まり)はできないのだが、開門朝9時~夕方5時閉門まで、晴れていれば遠くに富士山が見え、市内を見渡せる眺めのよい高台の広域芝生公園だ。

すでに1台待ち。やっぱり早めに来なくっちゃね。9時オープンではあっという間に5台入ったもん。もちろん無料P。公園全体では30Pあるけどかなり歩くの。

                   ★

さて、わたしの趣味の基本は、低山(1000mぐらい)の山登りだから、キャンプしないで済む装備にしたいのが本音。

一方、夫は山よりもディ・キャンプがしたいという。意見が分かれたから、今回はディ・キャンプで、山登りに持って行くコーヒーや軽食を作る燃料を試すのを目的に用意をして行った。

で、「つどいの森」では、現在BBQ禁止(自粛)という案内がされていた。公園や山なら大丈夫というわけではなかった。残念。

そんなこんなで、BBQは諦めて、固形燃料でコーヒーを淹れチーズとパンを焼いて試してみた。小型バーナ―や炭火はまたの機会にしよう。

わたしは、小型バーナ―、練炭や炭火、固形燃料のそれぞれを試してみたかったんだ。実際、今日は固形燃料でコーヒーを抽出してみた。美味しいけど熱々からは程遠い。

先週、高尾山で小型バーナ―を使い「高尾そば」を茹でる動画を観た。小型バーナ―でも少々ぬるいそうだ。そばがもそもそする~~~とか、言ってた(笑)

山にはウルトラライトハイク(極端にモノを減らして登る)これで行く。低山ならではの身軽な装備に憧れている。

だから、コーヒー一杯のために重量オーバーとまでは言えなくとも小型バーナ―は必要でないのかも。

でも登った後の熱いコーヒーは最高のご褒美だから諦め切れないの。もうね。燃料関連はいつも最重要で、検証が大事なのだ。

重い荷物は絶対にイヤだし、無理だし、ホント、迷いの境地(笑)

今朝の寒さ(風が強い!)にも、完全防備して3時間のディ・キャンプを楽しんできた。その日、その日でできることが変わってくる自然の中での遊び。

きれいな眺めを存分に楽しむコロナ禍のディ・キャンプ。翌日の仕事に響かない、低装備キャンプは本当にいいストレス解消になる。

おススメよ。

片倉つどいの森」情報先→https://www.city.hachioji.tokyo.jp/shisetsu/109/p011932.html





★2024年2月22日更新 若い頃の散歩と歳を重ねてからの散歩~散歩ライフのご提案【トレッキング・散歩の楽しみ】

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散歩とは・・・散歩とは、気晴らしや健康などのために、ぶらぶらと歩くことである。散策(さんさく)、そぞろ歩き逍遥(しょうよう)ともいう。(wikipediaより)

昨日、枝垂れ梅を探して、我が家からは車で15分ほどのある町へ行った。

そこは、高台のハイソな住宅街を抜けて、一気に坂を下った場所にあった。信じられないくらいの昔ながらのあぜ道。

こんな道を最高のお天気の中、梅香とともに靜かに散歩する。これ以上の贅沢はないかも。

人もほとんど歩いていない。広い田畑があるわけじゃないから、その場所はまるで蕎麦打ちをする楕円のお盆のような、ぽっかりと空いた空間みたいだと感じた。

のどか・・・とは、本来こういう場所で発っせられる言葉だろう。枝垂れ梅も素晴らしかったが、あまりののどかさに、「来れて本当に良かった」原風景だった。

これぞ、まさしく、歳を重ねたからこその、目的のある贅沢散歩だ。

若い頃の散歩も同様に、どこか目的の場所を訪ねて楽しむものだった。それは、流行りの名物をたべたり、見たり、買ったり、思索に耽ったり、そのひとつ、ひとつが楽しかった。

結婚前のデートも、はたまたひとりの思索に耽る散歩も、歩くという行為だけで充分だった。

子どもが生まれてからは、散歩の在り方も一変した。彼の機嫌が良くなるように、元気いっぱい遊ばせられる広い公園へ出かけた。

夫もわたしも平日の仕事が立て込んで疲れもピーク。それでも、子どものために頑張って公園や里山で軽いウォ―キングをして、疲れを発散していた。

ここで、思うことは「散歩」という響きの持つ優雅な感覚ではなかったってわけだ。

ただただ、外へ出るそれだけなのに、こんなに子どもが喜ぶんだったら、いくらでも!という挑戦的なものが、我が家の「散歩」だったのだ(笑)

時を重ねてきて、今は多少の目的を作り近場の「散歩」に勤しんでいる。コロナ禍の東京では感染率も下げ止まり傾向にある。

まだまだ、油断はできない。散歩も人の少ない時間を選んで出ている。

仕事や家事で、有り余る時間があるわけじゃないからこそ、何とかひねり出した時間を無駄なく楽しみたいものだ。

昨日は、枝垂れ梅のあと、美濃焼の器を求めて、とあるショップへ。ご飯茶碗を2つ、新調した。

それから、アウトドア専門店で、ランタンを購入し、それだけに留まらず、夫が前から欲しがっていた、ホーローのコーヒーカップ(驚くほど高い!)を買ってあげた(笑)

※ ホーローカップ/メーカー・・・キャプテンスタッグ https://www.captainstag.net/

こんな、散財も、優雅な散歩のお土産。

さあ、最高の季節がもうすぐ到来する。

この春はどこで満喫するか、早めの仕込みが大事よ。

バレンタインはウインドーショッピングと焚火cafeでなごむ~東京都昭島市/MORIPAKE・Outdoor Village【キャンプ・アウトドア系ショッピング】

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最高のお天気だった昨日、バレンタインデーは、昼過ぎに家から車で20分の昭島市にある、モリタウン・アウトドアヴィレッジにウインドーショッピングしようと洒落込んだ。

いつも仕事で行く場所だけど、目先を変えれば違う楽しみ方ができる。

コロナ禍で、もう、この1年以上、まともな買い物とか、全くといっていいほどしていない。単に密を避けるだけではなく、興味の対象がさらに研ぎ澄まされて、普通のショッピングでは物足りなくなっているからだ。

メディアで知る、各SNSの流行やスイーツやファッションの流行りなどは、一応押さえてはいるけど、それはそれで追い続ける気がしない。

ただ、せっかくのバレタインだから身近なところで、夫と趣味を共有しているアウトドアの専門店をウインドーショッピングする休日とした。

モリタウンとは

JR昭島駅前に広がる夢と森につつまれたショッピングセンター。
飲食店や各種専門店、映画館などが揃い、お買い物からエンターテイメント・サービスまで、ファミリーで楽しめる。(参考資料;http://akishima-showa-no-mori.jp/moritown/index.html)

この駅前一帯の一部にある、アウトドア系専門店が並ぶアウトドア・ヴィレッジで、ウインドーショッピングをするのが目的。

ここで、今の最新のアウトドアグッズを眺めたり、施設内にあるウォ―キング用の200mあるtrailレーン(木道)をウォ―キングしたり、ハンモックに揺られたりと、アクティビティも楽しめる。

また、何と言っても最大の見どころは、ボルダリングのクライミングウオールが2ヵ所あり、そこでクライマーたちが習練に励む様子が見れるのだ。

プレイ場にあるクライミングウオールは約13m。道を挟んだもうひとつのスーパークライミングウオールは、国際競技基準に則った ワールド・クラスの大会開催 が可能な高さ16.5mのウオールだ。

また、ヨガスタジオにも、約5メートル、延長56mにも及ぶ屋内クライミング施設を備える。

                 ☆彡

JR中央線から五日市線、青梅線と乗り入れる駅前にあるアウトドアヴィレッジは国内最大級の都市型アウトドア専門パークだ。

奥多摩十座などに登山するクライマーやキャンパーもここに立ちよって、グッズや情報を仕入れるのだそう。

わたしたちのウインドーショッピングは、Colemanで、小型バーナやケトルを見ること。新しいスタイルの3人用テントで寝てみたり(笑)

ここで見ておいて、実際にバーナとかは地元の量販店で安く購入する。ウインドーショッピングをよくしておくことが大事なの。

で、数店舗のウインドーショッピングを終わらせたら、クライミングウオールのある広場で開催中の焚火cafe(オープンは午後2時~5時・不定期開催)に行き、焚火で焼くマシュマロと甘いココアを頂ける。これはすべて無料。(ただし、マシュマロがなくなったら終了)

風が強くて、火元が大丈夫かと思ったけど、割と大丈夫。薪がどんどん燃えて、あっという間になくなる。小さなお子さんが多く、ここも密になりやすかったので15分で退散する。

現在、仕事先でも商談はできるだけ抑えてまとめ、15分滞在にするようにしている。そういった行動抑制がまだまだ必要なコロナ禍だ。

約2時間ほどのウインドーショッピングだったけれど、それなりにストレス解消にもなり、お互いの共通の趣味で飽きずに楽しめた。

だってバレタインだもの。

いくつになっても、たのしまなくっちゃね(笑)


週末は「忘れ去られた古城跡」を攻める①~片倉城 / 片倉城跡公園【山・山城コンプリート①】

【ブログ新規追加268回】

先週、隣町の日野市・平山城址を訪れてから、我が街の山城を巡る週末を送りたいと思っていた。

市内の山城は7つ。まずは、30mの超低山である片倉城跡へ出向く。我が家からは、車で15分。国道16号沿いに所在している。

そして、迎えた週末土曜日。日本晴れ。3月下旬の暖かさ。

ただ、緊急事態宣言下の東京では、昼間の人出もできる限り軽減するとの方針で、山歩きであっても、早めに行ってっくるようにしている。

7時~8時 毎週の恒例、北野卸売りセンター市場での買い出し。ここで、一週間分の食料を調達する。

9時~11時には、近くの片倉城跡公園に出向く。ここでは、山城をトレッキングするのが目的だ。まず、もっとも見晴らしのきれいな二の丸まで一気に登る。

ここ、二の丸は、息子が赤ちゃんの頃、おぶって登った記憶がある。たかが30mだけれど、よく登ったな・・・と。

低山トレッキングを1時間ほど楽しんで下山、家に帰る。

で、お昼には、市場で買い出した食品を収納したり、野菜や肉は下処理をして保存したりしながら、ホームメードのお菓子を焼いたりする。

仕事が休みの週末、家事もしながら、山城にも行ってくるアクティブな週末を過ごすのが、この数年、めっぽう気に入っている。

                 ★

片倉城の由来・・・片倉城(かたくら-じょう)は、東京都八王子市片倉町にある標高30mの平山城(ひらやましろ)で、扇谷上杉氏の家臣・長井氏が築城したとされている。


もともと八王子は、平安時代中期以降、武蔵七党・横山党の所領であった。
1213年の和田合戦にて横山党が没落してからは、大江広元の領地となる。


そして、室町時代に大江広元を先祖とする大江備中守師親、又は、長井時広が片倉城に在城又は築城したと言われているが、根拠には乏しく諸説あるようだ。


ちなみに、大江広元の4男は所領のうち相模国毛利庄(厚木市)を相続して毛利家の祖となる毛利季光

武功により安芸国吉田荘の地頭職を与えられると戦国大名毛利元就、そして幕末の長州藩主・毛利敬親へと繋がって行った。資料先→https://sirotabi.com/12371/

                  ★

今日は、頂上の本丸と住吉神社はスル―し、もう少し距離を伸ばして、奥の沢から見返り台まで歩いた。

しかし、見返り台とは名ばかり。まったく普通の低地で、菖蒲園わきにちょこっとプレートが見つかった(泣笑)

1時間もあれば、ぐるっと回れる山城。

今月末には、スプリングフェメラル・春のはじまりを告げるセツブンソウが咲く。

そのあと、一気にキクザキイチゲ、ニリンソウ、この公園の名物カタクリ、バイモユリ、可憐な草花がそこかしこに咲く山野草の宝庫なのだ。

夏場には、菖蒲が咲き誇る菖蒲園と水車小屋が涼を感じさせる。

野鳥も多く、今日は寝ているカルガモを撮ってきた。

見どころの多い片倉城跡公園は、国道16号沿いに所在し、春から夏は、駐車場(10台程度)が開門と同時にいっぱいになる。

片倉城址公園脇には、蔵cafeもある。

タイミングがあえば、ぜひ挽き立てのコーヒーを頂きたい。

【片倉城址公園・アクセスその他】

片倉城跡公園・アクセスなど→http://umoretakojo.jp/Shiro/Kantou/Tokyo/Katakura/index.htmスポット情報)

蔵cafe ブリックス→https://www.happy-town.net/archive/23005(スポット情報)


源平合戦のいにしえを思う /平山城(ひらやましろ)を取り巻く多摩丘陵北部を歩く~都立長沼公園【山・丘陵トレッキング】

【ブログ新規追加264回】

わたしの住む街には「八王子城址」を始め、7つの山城が点在している。お屋敷も5つある。

山城好きのわたしは、今年も改めて、一城址づつ、山城トレッキング攻めをしてみようと計画中。これはワクワクするね(笑)

昨日、急に思い立って、お隣の日野市と八王子にまたがる多摩丘陵の北部に位置する「都立長沼公園」へ午後一番で出向いた。

ここは、昭和55年開園当時に父親と登った丘陵だ。意外と急な登りに大変だった記憶がある。

もう、大人だし、ちょろいはず・・・と、軽率にも普通のハイキングみたいな恰好で出かけた。

過去の記憶をたどりながら、都立長沼公園の駐車場までやっとたどりついた。

昔ながらの農家の用水路が両脇にあるあぜ道を、落ちないようにゆっくりと車を走らせて、約5台ほど停められる駐車場(無料)に入れて早速、丘陵トレッキングへ。

もうね、ウソみたいな急斜面を登るルートを選んでしまったために少し気持ちが萎える。

急斜面には木で作られた階段があるけれど、それ自体が急でちょっと怖いかも。それでも、どんどん登って行った。

30分ほど、登った場所に別の道が現われた。

「平山口」それは、多摩丘陵北部のクライマックス「平山城址」へ抜ける道だ。

● 平山城(ひらやましろ)とその由来・・・平山城(ひらやましろ)は、平山季重に関連すると考えられる城で、現在、日野市平山城址公園となっている。

この平山季重(ひらやますえしげ)は鎌倉時代の武士で、武蔵七党・西党の最大勢力として平山氏(日野市)を名乗り、一ノ谷の戦いでは熊谷直実と先陣争いをしたことで知られる。


本姓は日奉(ひまつり)。武者所と呼ばれた。


横山党の八王子と領地が近いということもあり、横山党とは仲が良い。

平山季重は1156年、保元の乱の際に源義朝に従い、1159年の平治の乱では源頼朝の長男・源義平に従った。


この時は、待賢門の戦闘で平重盛の軍勢500騎に対して、17騎で戦いを挑む言う武勇が見受けられた。

この後の戦いは省略する。

さて、「平山城」があったとされるのだが、築城年代は鎌倉初期頃と推定され、城と言うよりは高台からの「見張り場」のような機能を持っていたと考えられている。

資料先;https://sirotabi.com/2030/

この源氏の土地を見守った人たちが通った道か・・・なんて源平合戦当時のいにしえを感じながら、やっと、長沼公園最大の見どころ、「展望園地」に着いた。

ここは、多摩丘陵200mを登り切ったところにある見晴らし台だ。遠くに見えるのが秩父山地、奥多摩十座、ぐるっと見渡せば富士山も見つけることができる絶景の場所。

その絶景の一部には、わたしの住む街とひよどり山も見える。

あまりの眺めのよさに思いつきでも来てよかったと、40年ぶりの訪問を心から楽しんだ。

途中で休憩時に近くを飛んでいた野鳥(ヤマガラ)もカメラに可愛く納まった(笑)

この都立長沼公園から隣の都立平山城址公園までは多摩丘陵の山道を縦走できる。次は縦走に挑戦しよう。

【ミニポイント】

※都立長沼公園→都立平山城址公園までは約7,9キロの道のり。

※都立平山城址公園には駐車場はなし。都立長沼公園に停めての縦走をおススメする。

※都立長沼公園は非常に切り立った登りがある丘陵。トレッキングシューズを履いて歩くのがベター。一旦多摩丘陵内に入ったら自販機などない。飲み物はあらかじめ持って登ろう。

【都立長沼公園の概要】

長沼公園の冬は木々の葉が落ち、一見寒々しい景色に見えるが、この時期ならではの見通しが効いた丘陵地らしい景観を見せる。

展望園地から北側に日野・八王子の町並みを望みながらの多摩丘陵トレッキングは人知れず人気がある。

京王線・長沼駅から徒歩5分。

広大な雑木林は元々そこにあったものだそう。東京都の手入れがされた木道もややあるが、どちらかと言えば原風景に近い。

そのためか、昆虫や植物の宝庫。また、関東ローム層など、古代からの地層を持つ地でもある。

所在地 / 東京都八王子市長沼町・下柚木・堀之内(番地なし)