週末は「忘れ去られた古城跡」を攻める①~片倉城 / 片倉城跡公園【山・山城コンプリート①】

【ブログ新規追加268回】

先週、隣町の日野市・平山城址を訪れてから、我が街の山城を巡る週末を送りたいと思っていた。

市内の山城は7つ。まずは、30mの超低山である片倉城跡へ出向く。我が家からは、車で15分。国道16号沿いに所在している。

そして、迎えた週末土曜日。日本晴れ。3月下旬の暖かさ。

ただ、緊急事態宣言下の東京では、昼間の人出もできる限り軽減するとの方針で、山歩きであっても、早めに行ってっくるようにしている。

7時~8時 毎週の恒例、北野卸売りセンター市場での買い出し。ここで、一週間分の食料を調達する。

9時~11時には、近くの片倉城跡公園に出向く。ここでは、山城をトレッキングするのが目的だ。まず、もっとも見晴らしのきれいな二の丸まで一気に登る。

ここ、二の丸は、息子が赤ちゃんの頃、おぶって登った記憶がある。たかが30mだけれど、よく登ったな・・・と。

低山トレッキングを1時間ほど楽しんで下山、家に帰る。

で、お昼には、市場で買い出した食品を収納したり、野菜や肉は下処理をして保存したりしながら、ホームメードのお菓子を焼いたりする。

仕事が休みの週末、家事もしながら、山城にも行ってくるアクティブな週末を過ごすのが、この数年、めっぽう気に入っている。

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片倉城の由来・・・片倉城(かたくら-じょう)は、東京都八王子市片倉町にある標高30mの平山城(ひらやましろ)で、扇谷上杉氏の家臣・長井氏が築城したとされている。


もともと八王子は、平安時代中期以降、武蔵七党・横山党の所領であった。
1213年の和田合戦にて横山党が没落してからは、大江広元の領地となる。


そして、室町時代に大江広元を先祖とする大江備中守師親、又は、長井時広が片倉城に在城又は築城したと言われているが、根拠には乏しく諸説あるようだ。


ちなみに、大江広元の4男は所領のうち相模国毛利庄(厚木市)を相続して毛利家の祖となる毛利季光

武功により安芸国吉田荘の地頭職を与えられると戦国大名毛利元就、そして幕末の長州藩主・毛利敬親へと繋がって行った。資料先→https://sirotabi.com/12371/

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今日は、頂上の本丸と住吉神社はスル―し、もう少し距離を伸ばして、奥の沢から見返り台まで歩いた。

しかし、見返り台とは名ばかり。まったく普通の低地で、菖蒲園わきにちょこっとプレートが見つかった(泣笑)

1時間もあれば、ぐるっと回れる山城。

今月末には、スプリングフェメラル・春のはじまりを告げるセツブンソウが咲く。

そのあと、一気にキクザキイチゲ、ニリンソウ、この公園の名物カタクリ、バイモユリ、可憐な草花がそこかしこに咲く山野草の宝庫なのだ。

夏場には、菖蒲が咲き誇る菖蒲園と水車小屋が涼を感じさせる。

野鳥も多く、今日は寝ているカルガモを撮ってきた。

見どころの多い片倉城跡公園は、国道16号沿いに所在し、春から夏は、駐車場(10台程度)が開門と同時にいっぱいになる。

片倉城址公園脇には、蔵cafeもある。

タイミングがあえば、ぜひ挽き立てのコーヒーを頂きたい。

【片倉城址公園・アクセスその他】

片倉城跡公園・アクセスなど→http://umoretakojo.jp/Shiro/Kantou/Tokyo/Katakura/index.htmスポット情報)

蔵cafe ブリックス→https://www.happy-town.net/archive/23005(スポット情報)


源平合戦のいにしえを思う /平山城(ひらやましろ)を取り巻く多摩丘陵北部を歩く~都立長沼公園【山・丘陵トレッキング】

【ブログ新規追加264回】

わたしの住む街には「八王子城址」を始め、7つの山城が点在している。お屋敷も5つある。

山城好きのわたしは、今年も改めて、一城址づつ、山城トレッキング攻めをしてみようと計画中。これはワクワクするね(笑)

昨日、急に思い立って、お隣の日野市と八王子にまたがる多摩丘陵の北部に位置する「都立長沼公園」へ午後一番で出向いた。

ここは、昭和55年開園当時に父親と登った丘陵だ。意外と急な登りに大変だった記憶がある。

もう、大人だし、ちょろいはず・・・と、軽率にも普通のハイキングみたいな恰好で出かけた。

過去の記憶をたどりながら、都立長沼公園の駐車場までやっとたどりついた。

昔ながらの農家の用水路が両脇にあるあぜ道を、落ちないようにゆっくりと車を走らせて、約5台ほど停められる駐車場(無料)に入れて早速、丘陵トレッキングへ。

もうね、ウソみたいな急斜面を登るルートを選んでしまったために少し気持ちが萎える。

急斜面には木で作られた階段があるけれど、それ自体が急でちょっと怖いかも。それでも、どんどん登って行った。

30分ほど、登った場所に別の道が現われた。

「平山口」それは、多摩丘陵北部のクライマックス「平山城址」へ抜ける道だ。

● 平山城(ひらやましろ)とその由来・・・平山城(ひらやましろ)は、平山季重に関連すると考えられる城で、現在、日野市平山城址公園となっている。

この平山季重(ひらやますえしげ)は鎌倉時代の武士で、武蔵七党・西党の最大勢力として平山氏(日野市)を名乗り、一ノ谷の戦いでは熊谷直実と先陣争いをしたことで知られる。


本姓は日奉(ひまつり)。武者所と呼ばれた。


横山党の八王子と領地が近いということもあり、横山党とは仲が良い。

平山季重は1156年、保元の乱の際に源義朝に従い、1159年の平治の乱では源頼朝の長男・源義平に従った。


この時は、待賢門の戦闘で平重盛の軍勢500騎に対して、17騎で戦いを挑む言う武勇が見受けられた。

この後の戦いは省略する。

さて、「平山城」があったとされるのだが、築城年代は鎌倉初期頃と推定され、城と言うよりは高台からの「見張り場」のような機能を持っていたと考えられている。

資料先;https://sirotabi.com/2030/

この源氏の土地を見守った人たちが通った道か・・・なんて源平合戦当時のいにしえを感じながら、やっと、長沼公園最大の見どころ、「展望園地」に着いた。

ここは、多摩丘陵200mを登り切ったところにある見晴らし台だ。遠くに見えるのが秩父山地、奥多摩十座、ぐるっと見渡せば富士山も見つけることができる絶景の場所。

その絶景の一部には、わたしの住む街とひよどり山も見える。

あまりの眺めのよさに思いつきでも来てよかったと、40年ぶりの訪問を心から楽しんだ。

途中で休憩時に近くを飛んでいた野鳥(ヤマガラ)もカメラに可愛く納まった(笑)

この都立長沼公園から隣の都立平山城址公園までは多摩丘陵の山道を縦走できる。次は縦走に挑戦しよう。

【ミニポイント】

※都立長沼公園→都立平山城址公園までは約7,9キロの道のり。

※都立平山城址公園には駐車場はなし。都立長沼公園に停めての縦走をおススメする。

※都立長沼公園は非常に切り立った登りがある丘陵。トレッキングシューズを履いて歩くのがベター。一旦多摩丘陵内に入ったら自販機などない。飲み物はあらかじめ持って登ろう。

【都立長沼公園の概要】

長沼公園の冬は木々の葉が落ち、一見寒々しい景色に見えるが、この時期ならではの見通しが効いた丘陵地らしい景観を見せる。

展望園地から北側に日野・八王子の町並みを望みながらの多摩丘陵トレッキングは人知れず人気がある。

京王線・長沼駅から徒歩5分。

広大な雑木林は元々そこにあったものだそう。東京都の手入れがされた木道もややあるが、どちらかと言えば原風景に近い。

そのためか、昆虫や植物の宝庫。また、関東ローム層など、古代からの地層を持つ地でもある。

所在地 / 東京都八王子市長沼町・下柚木・堀之内(番地なし)

 

超低山ハイク~ひよどり山を登頂する / 今、話題の低山ハイクとは?(写真多め)【山/トレッキング・低山ハイク】

【ブログ新規追加242回】

低山ハイク」って知ってる?

昨日、青梅の書店で「東京の超低山を登頂する!」という、何となくレア(笑)な本を見つけた。

さっそく、立ち読み~~~。何と、我が家から徒歩5分の「都立小宮公園」が登録されている。

はて?

あそこ山?丘陵でしょ?・・・。

でも、あああ~~~確かに「ひよどり山」だわ。

はじめて知ったのだが、ひよどり山に都立公園を作ったのだということを。

どうりで、結構険しい道も多い。

しかしだ、たった63mしかない超低山。その低山ハイク本によると、低山ハイカーに人気が高い東京都の山だそう。

※ おススメ書籍の紹介『花の山歩き・関東低山ハイキングガイド

今日は、午前はオンライン会議で仕事。ランチ後にすぐ飛び出したってわけ。

だって、春先のような陽気。コロナ禍で密を避ける場所としては抜群の低山ハイク。

それでは、簡単に写真で登頂までを追ってみよう。

近所だが、車で行く。約10台分の駐車スペースあり(無料)

ちょっと先に見える弁天橋は、その昔、吊り橋だったのだそうだ(驚)

いざ、ひよどり山へ入山。

先を歩く夫を撮った。低山ハイクには、手ぶらで装備はいらないよ。

枯れ木のブナ林をどんどん登ってゆく。登山道はいくつもあるのだが今日のコースはこんな。

スタート・おながの小道→くぬぎ平→えながの小道→しじゅうからの小道→みずき平→こなら平→こげらの小道→ひよどり山登頂→たんぽぽの小道→おかの小道→雑木林ホール→しろはらの小道→やまぶきの小道→駐車場・ゴール

足に優しい木道は、平坦な場所に張りめぐらされている。

行けども、行けども枯れ木が山の賑わい(笑)

途中で、こんな山の恵みを見つけて写真に納めるのが楽しい。

途中、青々としたシダを見つけ、太古の昔を連想する(笑)

途中の沢では、東京名水100選にも選ばれている石清水も見られる。

石清水の流れを見つけた。

原生林みたいな幻想的な雑木林に心も身体も癒される~俗世間から少しだけ離れて仙人気分を味わえるよ。

そろそろ山登りも終盤。

ひよどり山。登頂!

頂上の広場では、青空とパンパスやすすきが風に揺れていた。

多摩動物園のコアラのために輸入したユーカリ。残念なことにコアラの口に合わず、この公園に3本植えられている。

寒椿も蜜柑も終わりそうな風情。

雑木林ホールで休憩する。森の動物たちのはく製が迫力満点。

ホールから一気に下山。

13の小道をひたすら歩いて山登り。所要時間1時間と少し。

軽く汗ばむ感じで気持ちがいい。

健康にも気分転換にも最高な、絶対登頂できる低山ハイク

あなたもどう?

                 ★

ここで、ひよどり山の簡単な歴史を紹介しよう。

ひよどり山

名前の由来は、「兵取山(ひょうどりやま)」、「鵯鳥山(ひよどりやま)」、「鷽鳥山(うそどりやま)」の3説ある。

その中でも、武田信玄・勝頼父子の一軍が永禄12(1569)年に滝山城攻撃の際に陣を構えた「兵取山」がなまって「ひよどり山」となったという説が有力だと言われている。

近隣情報

山頂付近の富士山も見える住宅街には、昭和58年に1,305坪、総工費20億円と言われている北島三郎邸がある。また、山の外輪には、あの高級料亭「八王子うかい亭」がある。

北島三郎邸(画像拝借)

うかい亭(画像拝借)

ひよどり山情報】

東京の山岳総合ガイド→https://yamap.com/mountains/9634

都立小宮公園

八王子市公式HP→https://www.city.hachioji.tokyo.jp/kankobunka/002/005/p003411.html








★2024年1月5日更新 散歩・ウォ―キング・トレッキング~デイリーアウトドアを極める【健康/トレッキング・アウトドア編】

【ブログ新規追加233回】

わたしの趣味は、写真を撮ることと、里山を歩くトレッキング。

春浅い1月は、里山トレッキングの始まりで、山野草ハンターのわたしは、

身体がうずうずしてきている最中。

1月の目指す植物を決めて、どこへ見つけに行くか。関東一円で考えるのが楽しみのひとつ。

年末年始はコロナウィスル感染予防で、食品を近所に買いに行く以外は、一切出かけなかった。

しかし、休み最終日の昨日は、身体を動かすこと、歩きはじめをしようと、車で30分圏内の里山へ出向いた。まず、西側をぐるっと一回り歩く。次に南側をもう一回り歩く。

風も少なく、里山頂上での軽いウォ―キングは、昼頃の温かい気候の中で、心底気持ちのいいものだ。

さて、なぜ、歩くのか?それは、第一に「健康維持のため」であり、歩くことで「四季折々の自然に出会えること」が楽しいからだ。

そんな、散歩やウォ―キング・小さな山へのトレッキングを趣味にするようになって気をつけていることを書いてみよう。

                  ☆彡

● まず、散歩を極める~通り過ぎていた自然の景色に幸せは溢れている

わたしの大好きな、アウトドアのひとつが散歩。所要時間10分~30分、半径800mから1㌔の軽いウォ―キングだ。

たとえば、電車での仕事には駅までをウォ―キング。自粛中には、この半径1㌔の散歩&ウォ―キングで随分、身体も気分も救われた。

近所の都立公園を散歩する楽しみは、植物に付けられているプレートを読むことや、鳥の名前を覚えること。

四季の変化と繋がって行くと、公園の木々や植物たちと、顔見知りになってゆくのが嬉しい。

たった30分でも、金木犀の香りにその存在を知り、タンポポの綿毛が「こっちへおいでよ」と誘ってくれる散歩の楽しいことったらない。

                ☆彡

● 体力がなくても、気軽にトレッキング~エンジョイの精神で自然と共生する

年々、体力の衰えをひしひしと感じている。ただ、それを嘆いたり悲観したりはしない。

トレッキングであれば、頂上を目指さない「walkingtrail」をする方針で、この数年は山岳ではない、里山で歩く楽しみを満喫してきた。

無理は無謀なだけ。体力が足りないのなら、トレッキング時には、持ち物を最低限まで減らし、山道を身軽にハイクする「ウルトラライト・ハイク」とかも、ちょっとだけ取り入れている。

例えば、歩く時間とコースで持ち物を究極まで減らす。

わたしの場合はバッグやリュックは持たず、腰を冷やさない長さのコートのポケットに、スマホ、メガネ、ミニタオル、小銭、を入れる。あとは、カメラは首から下げて。これだけで、4~5㌔ぐらいのwalkingtrailに行く装備だ。

何も持たないと自由度が非常に高く、心底歩くことに集中できるのが最高にいい。

また、服装の工夫は、超軽量なダウン、インナー、タイツ、ネックマフラー、手袋、レギンスなど、薄くて温かいものばかりにしている。

疲労回復には、高機能の着圧タイツとかも履いているけど、仕事にも使って腰を守るようにしいる。

しかも、トレッキング時だけでなく家でもまったく同じにして身体を冷やさないようにするのが一番大事。寝袋やダウンなども寒い家の中では大活躍よ(笑)

                ☆彡

● 楽しく歩くために必要な栄養素を事前に摂る

別にサプリメントおたくじゃないのだけれど、歩く趣味を持つようになってからは、積極的に筋肉疲労や全身疲労に効くサプリメントや肉、魚、野菜を良く摂るようになった。

数年前から、夜、布団に入る時に「メリメリ・・・」っと、骨がきしむような感覚があり、怖くてすぐに骨密度を調べてもらったが、その時は、まだ大丈夫な状態だった。

ただ、数年に一回発症するギックリ腰や、背中の痛みなど、養生する箇所がどんどん増えていくのが現実。

そのことがきっかけで、肉・魚・野菜の養分をしっかりと身体に取り込むのに注力しはじめた。

何事も兆しをつかむのが大事だね。

~自然とつながって、心豊かに暮らそう~

★2024年11月1日更新 奥多摩の紅葉がはじまった~渋滞・混雑を避ける朝旅の極意(写真多め/文章少なめ)【山/トレッキング・東京紅葉①】

【ブログ新規追加170回】

まさに日本晴れの11月1日。予定通り東京奥多摩の紅葉を楽しんできた。朝6時過ぎに出て、お昼12時には帰宅。トレッキングをした割には、渋滞を避けられた分、スイスイで運転を楽しめた。

家から1 時間 14 分 (41.6 km)の秩父多摩甲斐国立公園。今回は行き方を反対から攻めてみた。

● 今日のルート

① 秩父多摩甲斐国立公園(東京方面)の代名詞と言えば、深いブルーの湖美しい山間の溪谷、そして都民という名前のついた森

で、手はじめに、大多摩walkingtrailを1,5㎞ほど歩いてきた。朝7時~7時40分まで。すでにこの場所で標高300m。手袋を忘れて、恐ろしく寒い。一度に5人しか渡れない吊り橋(すごく揺れる)をヒヤヒヤしながら渡り、紅葉と渓谷を楽しんだ。

深く澄んだ水に引き込まれそうになる。

朝一番で、燃えるような紅葉を存分に楽しんだ。

鳩ノ巣溪谷・・・所在地: 〒198-0106 東京都西多摩郡奥多摩町棚澤/Pは無料・トイレあり。朝早くないと、停められない人気の場所。

鳩ノ巣からこのトンネルを抜けて奥多摩湖へ。

② 奥多摩湖(小河内ダム側)・・・奥多摩湖は正式名称を小河内貯水池と言い、東京都西多摩郡奥多摩町と山梨県北都留郡の丹波山村・小菅村に跨る東京都水道局管理の人造湖である。

1957年、多摩川を小河内ダムによって堰き止めて造られた。 竣工当時、水道専用貯水池としては世界最大規模の貯水池であった。

現在も水道専用貯水池としては日本最大級を誇る。

※ ここでは、湖の美しさを堪能した。朝の光が降り注ぐ湖と紅葉は絶景。無料P,トイレあり。

奥多摩湖の終点地では水の色がまったく違っていて驚き!

ここから東京都檜原都民の森を経て、奥多摩周遊道路と別れた。道中の紅葉もきれいで自然の力を味わい尽くした気分。

東京都 唯一の村・檜原村数馬の紅葉

③ 秋川渓谷で築300年の庄屋お屋敷と紅葉、遊歩道から溪谷に降りて散策。(黒茶屋から溪谷へ降りた/Pは無料)

水のきれいさに都心から来た方々が歓声をあげ、感嘆されていた。

春、夏、秋と3シーズン楽しめるルートをこなしてきた。走行距離は約90キロ前後。仕事ではないし、紅葉でドライブが最高に楽しくなった。

余談だが、普段わたしは、ものすごく本を読む。今週「秋の読書週間」で、今日11月1日は「本の日」だ。

しかし紅葉だし日本晴れだしってことで、本を捨てて外に出ている(笑)

たまには、頭の中もきれいさっぱりデトックスしなくっちゃ。

帰りの秋川で、農家さんから、大量のじゃがいもと柿をもらった。帰ってきて、急いでじゃがいもは茹でて、塩とマヨネーズで頂き、デザートは柿で〆た。

相変わらず、「ほぼ無料の旅」を続けているけど、結構できるものなの。それに、今回も、無料で観られる絶景の場所を見つけた。(都民の森付近)

そこは、朝8時台でもう、車やバイクがいっぱい。すでに、知られているようだ。目の前には朝日に輝くイロハもみじが広がる、それはそれは美しい場所だった。

来年は、まず、真っ先にそこへ行こう。

渋滞と人混みを避けるのが朝旅の極意。

メッツァビレッジでくつろぐ休日~森と湖で人生の余白を楽しむ贅沢な時間 【山トレッキング/地域探訪・埼玉県飯能市】

【ブログ新規追加158回】

くつろぎのデッキチェア

メッツァ(Metsä)は、埼玉県飯能市宮沢327-6にある郊外型レジャー施設。このテーマパークは「ムーミンバレーパーク」と、北欧の生活をテーマにしたショッピングモールメッツァビレッジ」からなる。

正式施設はテーマパークとパブリックゾーンを含めた「メッツァ」であるが、マスメディア飯能駅の副駅名標などの案内には「ムーミンバレーパーク」の名称が使用されることが多く「メッツァ」の名称が登場することは少ない。

ムーミンテーマパークは本拠地であるフィンランド以外では海外初進出となる(資料参考先→https://ja.wikipedia.org/wiki/)

・・・今日は、埼玉県飯能市(我が家からは60分)のムーミンバレーパーク(有料ゾーン)のお隣り、メッツァ・ヴィレッジ (無料ゾーン)を訪ねた。

パブリックゾーンの「メッツァビレッジ」は「ムーミンバレーパーク」より先行して2018年11月9日に開業。

その年、同じ飯能市内にある、ムーミンの作者トーベ・ヤンソンが監修を勤めた「あけぼのこどもの森」があり、そこへ行った。当時のブログはここへ。

大切なことはムーミン谷の住人が教えてくれた」→http://lifetour.blog.jp/archives/1067313890.html

メッツアビレッジも早く訪れたかったのだが、もう2年も経ってしまった。今日は、ビレッジ内の自然やショップの写真をいっぱい並べてみる。

今回は文字はすごく少ない(笑)

● Arabia、ittara の食器が出向かえてくれる雑貨&カフェ

ブルーが素敵な北欧建築 雑貨&カフェ
店内の可愛い階段。裸電球がおしゃれ

● 湖を望む広場はサンデッキやベンチがいっぱい。お弁当持参でくつろいだ。

好きな場所で自由にくつろぐ。
主人を撮ってみた
わたしは赤いベンチで

● カヌーショップ&カヌー乗り場にて

カヌーショップ
カヌーを待つ場所
カヌー乗り場にて
風が強くなってきた

● メッツァとは

メッツァとはフィンランド語で「森」という意味なのだそうだ。宮沢湖は小さな人造湖だが、森林とゆるやかな車道に囲まれてとても靜かだ。

しかも、森の中にはひっそりと日帰り天然温泉もある。(宮沢湖温泉・喜楽里別邸→https://www.yurakirari.com/miyazawako/)

帰りに飯能市の市内をぐるっと回って帰ってきたが、市庁舎、商工会、市立図書館、飯能駅駅舎内など、どの建物にも飯能市で植林生産されている「あけぼの杉」を使ったものばかり。

自然との調和をテーマに、ムーミンの里となった飯能市。

のんびりと深呼吸できた。凝り固まった身体も心もじわ~っと、ほぐれる秋晴れの一日。

で、今回もほぼ、無料施設の紹介となった。(駐車場は平日は無料。土日は有料)

【施設案内&アクセス】

※ 施設案内は公式サイト下をクリック!

メッツァ公式サイト→https://metsa-hanno.com

イーグルバスは交通系ICカード利用不可

有料ゾーン(ムーミンバレーパーク)も楽しそうだった。

けど、ゆっくりくつろぐなら無料ゾーン「メッツァビレッジ」は最高!

やっぱりかわいいよね

一年に一度の休み (勤め先の創立記念日)には、毎年、日帰りで何処かへ出かける。仕事はぜ~んぶ置いて(忘れて)遊ぶ大人の休日。

・・・余白を楽しむ暮らしがしたかったんだ。

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今晩は、飯能市のクラフトビールで乾杯しよう。

飯能市のクラフトビール酒場にて

十五夜のしつらえを拝見する~相模原市古民家園【山川・地域探訪~神奈川県】

【ブログ新規更新141回】

● 中秋の名月について

昨日は中秋の名月。

わたしの家からも真ん丸なお月様が見られた。

中秋の名月とは、旧暦8月15日のお月様のことを指す。そして、旧暦では毎月1日が新月となる関係で、15日がほぼ満月となるのだそう。

昨晩、真ん丸のお月様を見て、あれ?真ん丸じゃない?とか思った。それは、旧暦には閏月(うるうづき)がある年のせいで、若干のズレが発生すると。

だから、今日10月2日が本当の満月~中秋の名月。なんだかなあ・笑

今年は10月1日、2021年は9月21日、2022年は9月10日。バラバラね。

そして、今日の満月はわたしの星座・牡羊座の満月。ってことで、お祝いにと、中秋の名月を愛でるしつらえ(設え)が素晴らしい神奈川県相模原市の古民家に仕事のついでに行ってきた。

● 中秋の名月のしつらえ(設え)が美しい古民家~基本情報をたっぷりお伝えする

相模原市・古民家園 

美しいお供え

              

【施設概要】

古民家園は、平成10年4月、相模原市大島の相模川自然の村公園内に開園した。


園内に移築・復元された「旧青柳寺庫裡(きゅうせいりゅうじくり)」は、江戸時代中期に建てられたと推定される建物で、神奈川県下の近世上層大形民家の間取りや構造を基本としながら、土間の妻側にも入口を設けた「妻入り(つまいり)」の形式となっていることなど庫裡独自の要素を保っている。


県下では、茅葺き屋根の維持が困難なことや生活の変化のため、近世の庫裡はあまり残っていないそうだ。

旧青柳寺庫裡は年代が古いにもかかわらず保存状態が良く、近世における庫裡と民家との建築的関連を考えるうえで貴重な建物であることから、神奈川県指定重要文化財として保存されている。


平成30年9月には、平成10年3月の復原整備から約20年が経過し、旧青柳寺庫裡の茅葺屋根の傷みが大きくなったことから、屋根の全面葺き替えに着手したほか、土間・軒下の補修や建具の修繕なども行い、平成31年3月に装いも新たになった。


※庫裡とは、もと寺の台所をいい、転じて、住職や家族の居間のこと。

小学生の課外授業で子どもたちがたくさん、庫裡に集まっていた。撮影は断念・笑

  • 旧所在地 相模原市上鶴間2958番地 青柳寺内
  • 建築年代 18世紀初期(江戸時代中期)
  • 規模 桁行十間半、梁間5間、木造1階
  • 屋根構造 茅葺寄棟造(土間の妻側のみ入母屋造)※相模原市公式サイト

基本情報

所在地 〒252-0135 緑区大島3853-8(相模川自然の村公園内)
電話番号 042-760-1130

開館(所・園)時間午前9時30分から午後4時30分まで
ただし、7月、8月は午後5時30分まで

休館(所・園)日12月28日から1月3日まで


その他、臨時に休園する場合がある

交通アクセスJR・京王橋本駅からバス、「上大島」徒歩15分


コミュニティバス「相模川自然の村」徒歩5分
入園料

無料 バリアフリー対応について

駐車場(一般・障害者用)は、相模川自然の村公園内にあり。

● 気持ちを立て直す時にはこんな優しい自然の中で

古民家の外側ぐるりとせせらぎが流れている。いつもなら、はだしで川に入っちゃうのだが、何せ、営業中でスーツだからここも断念。残念!

実は、昨日仕事のことで少しつまずいてしまった。帰ってすぐ、夫に話をし、収まらない気持ちは夜、お月様に聞いてもらった(笑)

何となくいろんなことが上手く噛み合わない日だった。

しかし、ぐっすり眠ったら、朝からとてもいい気分。まるで生まれ変わった?ような感じ。そして、今日が牡羊座の新月・・・そうか!自分の星に行く前に、垢落としをしたのかも。

いろいろ身辺で変化のある時は心を落ち着けて靜かに過ごすのがいい。

で、今日思い立って、たった30分の昼休憩をこの美しい古民家で過ごした。お供えのある縁側に座り、涼やかな秋風を感じながら、すすきの影でウトウト・・・なんて贅沢な時間。

しつらえ(設え)とは、準備、用意という意味。これもまた美しい日本語。すべてものごとには準備が必要だ。丁寧に準備されたことがらには、襟を正したくなる。

お供えのお団子を丸める作業も、優しくてすてきなものだし、旬の野菜とすすきを供えるなんて、靜かに誰かが供えてくれている。

風情でしかない。素晴らしい古民家園。

どうぞ、お近くの方は一度行かれてみて。

季節折々の自然の宝庫だから。

             

新秋の高尾山で森林浴~TAKAO599MUSEUM /多摩武蔵御陵へ訪れる 【東京山丘陵・地域探訪】

【ブログ更新123回】

TAKAO599MUSEUM・画像
 

2019年これまで 年間の登山者数約300万人。見事世界一でミシュラン三ツ星に認定。今年2020年には日本遺産東京一番を獲るなど、今や国内をはじめ世界中から愛される東京霊山高尾山。

今回は高尾山の魅力をとことん学べる自然の博物館 TAKAO599MUSEUMを紹介する。

● 高尾山・自然の博物館 TAKAO599MUSEUMとは

高尾山の麓にあるTAKAO 599 MUSEUMへ行ってきた。

2018年8月11日にオープン、2年ぶりだ。ちなみに599とは高尾山の標高。

 訪れたミュージアムは、自然に映え、美しく白っぽい建物である。

その中には高尾山に生息する数々の動物達の剥製や、アクリルケースに収まった昆虫の標本、四季折々の美しい植物なども整然と収まっていて、それはそれは素敵な展示になっている。

動物のはく製

最近ではめずらしく、どんぐりやまつぼっくり等の木の実がじかに触れられる展示があり、面白く、とても気に入った。

入場料は無料! 自然に遊び動植物や昆虫の勉強をし、童心に戻り楽しい時間を過ごす事ができた。

高尾山の魅力を存分に感じさせるミュージアムだ。

高尾599ミュージアム 施設情報

アクセス/京王線高尾山口駅から徒歩4分

開館日/通年開館(臨時休館あり)

開館時間/午前8時から午後5時(12月から3月は午後4時まで)

入館料/無料

所在地/東京都八王子市高尾町2435-3

● 高尾山/概要

山頂の画像を拝借


 今や、世界一の登山客(年間260万人)を誇る高尾山。すごいな、いつの間に?・・・って感じだけど。

高尾霊山は実に1300種以上の植物、100種以上の野鳥、5000種以上の昆虫が生息していると言われており、関東では非常に稀なブナの木も見られる。

登山コースも多種に渡り、なんと9コースを有している。

1号路(表参道コース) 2号路(霞台ループコース) 3号路(かつら林コース) 4号路(吊り橋コース) 4号路(吊り橋コース) 6号路(琵琶滝コー ス) 稲荷山コース(見晴らし尾根コース) いろはの森コース 高尾山・陣馬山コース

■高尾山
住所:東京都八王子市高尾町
時間:ケーブルカー8:00~最終18:00前後(季節によって異なる)、リフト9:00~16:30(土日祝は延長、冬季は短縮)
料金:ケーブルカー、リフト各大人片道480円ほか

高尾は、高尾山縁起によれば、ここを開いたのは遠く聖武天皇の時代にさかのぼるらしい。文学や伝説・民話も豊富で昔から多くの歌人や俳人が訪れてはその自然の美しさに心を打たれ数多くの作品を残している。参道に15名の著名な俳人の歌碑が並ぶ様に圧倒される。

北原白秋の歌碑

我が精進 こもる高尾は 夏雲の 下谷うずみ 波となづさふ
昭和37年11月、詩人でもあり歌人でもあった北原白秋の20回忌に高尾に初めて建てられた歌碑が迎えてくれる。


 白秋は、こよなく多摩を高尾を愛してくれた人の一人だ。時として山を散策し、また山房にこもっては瞑想したといわれている。

この歌は昭和12年白秋主宰の短歌誌「多摩」の全国大会が薬王院で行われたときの作である。仏舎利塔入口、設侍茶屋の前に大きな真鶴石に刻まれている。

この碑面の文字は、白秋のペン書きを拡大し刻んだものだそうだ。                                                                        「高尾薬王院唱」(『橡つるばみ』より)

東京で一番高い所にあるビアガーデン 高尾ビアマウントは夏の定番。

正月の初日の出から秋のもみじの絶景紅葉と、子供から大人そして高齢者に至るまで楽しめる山。世界一の登山者数との話も納得だ。

あまりに近所にあるせいか、このところ縁遠かった。

小学3年から5年まで薬王院の行事参加、遠足、キャンプ、中学の陸上部マラソン登山などしょっちゅう訪れた場所。

車で家から20分程度。今では、ちょっとした息抜きをすることが多く、参道で軒を連ねるとろろ蕎麦を食べて、ミュージアムを見てと、山登りはせずとも充分に楽しめる。

そして、行たびに懐かしさと変わらぬ自然を楽しんでいる。

● 多摩武蔵御陵

ちょっと休憩をとった後、高尾山から甲州街道を東京方面へ。東京都八王子市長房町の武蔵御稜(多摩御陵に併設)に向かった。今度はれっきとした森林浴・笑

参道入口のお水取り

わたしの父のお墓が同じ長房町にあるが、秋のお彼岸前に墓前の掃除もかねて訪れた。 

多摩武蔵陵 広大な入口から150本の京都北山杉が出迎えてくれる。
 

昭和天皇の武蔵稜墓地の手前の、宮内庁事務所でパンフレットを手に入れ、約400メートルある表参道の玉砂利を踏みしめながら一歩一歩進んだ。

落ちついた静かな森を歩きながら、一種神々しい空気のなか、マイナスイオンたっぷりの森林浴となった。

野鳥の鳴き声、まだ残る蝉の大合唱、新秋の虫の音を聴きながら、昭和天皇・皇后様の陵地を参拝した。

武蔵陵墓地には、多摩陵、多摩東陵、武蔵野陵、武蔵野東陵の4陵がある。多摩陵は大正天皇の御陵。その東隣の多摩東陵は、貞明皇后の御陵。そのひとつ、ひとつが遠く大変に厳かであった。

裏参道には小川が流れ、古池らしきものもあり、何とも言えない心の安らぎと癒やしを感じられる。昭和2年、稜所として選定されてから今年で90年目となる。

多摩武蔵御陵。

ここは、自然と調和しつつ、東京独特の雰囲気を醸す西多摩最大のパワースポット。

多摩武蔵御陵/所在地

〒193-0824 東京都八王子市長房町1833番地

【山川・東京秘境】晩夏を過ごすのにぴったり~憩いの秋川渓谷/黒茶屋で陶芸と籠に出会う一日

【ブログ更新112回】

昨日、夕方のTVで東京秘境の紹介(タカトシ温水の路線バスで!8/29フジTV)がされていた。

で、昨年、5月にカフェと陶芸、籠ショップに立ち寄った時のフォトと簡単な店舗紹介をまとめてみた。

(2019年5月 記事から抜粋)

東京三大溪谷のひとつ、秋川渓谷を通り黒茶屋という川魚料理の料亭と庭園カフェに寄った。※店名下の店舗サイトのリンクをぜひ、開いてみて。素晴らしい庄屋お屋敷と癒しの景観が見られる。

水車が回る庭で、照明が美しいギャラリーの水彩画を拝見したり、勾玉豆腐という岩清水で作る滋味深い豆腐を頂いたり、センスの良い陶芸や籐かごのショップを眺め品定めする優雅な時間。ステイするには丁度いいお茶屋でのんびりと過ごした。

お店の下段から渓流へ降りる事もできる。鮎釣りで釣り人が多かった。わたしはここは初めて。

8月~9月夏の終わりには、こんな避暑を訪れて渓流遊びや美味しい山里料理を味わい、趣味の籠や陶芸に触れる豊かな時間を持ってはいかが。

川のせせらぎ音に心身共に癒されるはず。帰りにはすぐ近くのイオンモール日の出で買い物をするのも良い。

わたしもこの秋、ぜひ、囲炉裏で焼き肉や焼き魚を味わいにこよう。

黒茶屋
住所:東京都あきる野市小中野167
電話:042-596-0129

※ 庭園内は自由に庄屋のお屋敷やショップを見て回れる。

(無料駐車場あり)




【山滝・東京秘境】払沢(ほっさわ)の滝~東京で唯一「日本の滝100選」に選ばれている滝、1日中ただで遊べる♪

【ブログ更新101回】

夏休み最終。新型コロナウイルス感染対策で東京から一歩も出ない!と決めていた。それでも東京には驚くほどの大自然がど~んと西の端に君臨している。

で、家から約1時間で着く、実は初めて足を運んだ払沢の滝。東京で唯一「日本の滝100選」に選ばれている払沢の滝は、東京都の最も西に位置する檜原村にある。

払沢の滝は四段からなっていて一段目は落差26m。全段で合わせて60mの落差にもなるがが、実際に下から見えるのは一段目と二段目。

で、今回は二段目の小さな滝つぼで水遊びをしてきた。※サンダルは必須。忘れちゃった(泣)

第二段の滝つぼで遊ぶ
驚く綺麗さの滝つぼの水

今回は行かなかった、山頂付近の滝源流の画像は拝借した。

払沢の滝

第二段までのアプローチを紹介しよう。

まず、払沢の滝入口とある豆腐店「ちとせ屋」を車で入れば、村営駐車場(30台・無料)がある。

ちとせ屋では、その場で店主が揚げているとうふドーナツが絶品で、いつもは行列ができてるらしい。今日はあいにくの定休日。

豆腐店ちとせ屋

しかし、村営駐車場は夏場には早朝からすぐにいっぱいになるので、近くの小学校の臨時駐車場(豆腐屋から徒歩1分・トイレあり・無料)が用意されている。

広大な敷地の臨時駐車場

車を停めたら早速、徒歩15分ほど歩いて払沢の滝(入場料なし)を目指す。登山道は檜原産木製チップが敷かれていて、ふわふわの歩きごこち。勾配もゆるやかでとても歩きやすい。

足の優しい木道

途中、東京最果て、森の郵便局に立ち寄る。しかし、今では営業されていなく残念。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

歩きながら、途中の小さな滝つぼを写真に撮りつつ、歩き続けること15分。

沢の水のきれいさに唸る
岩しだれの滝は涼しげ

段々山深くなって行く感じ。それでも軽いトレッキングの様相だ。

滝つぼ到着

そうしているうちに大きな滝つぼに到着。森のマイナスイオンと、滝から溢れるマイナスイオンとで、汗が自然と流れるが、実に爽快な気分。小さな子どもたちも滝つぼに入って遊んでいる。平坦な場所は安心して遊ばせられる。

この先、天狗滝~綾滝~つづら岩と登り詰めていくと、冒頭の細い滝源流にたどりつく。冬場は凍り付いて、60mもの滝が氷結する姿を見られるが、ここ数年温暖化で氷結しないのだそうだ。

また、ライトアップもされる冬場にも見にきたいものだ。途中、山アジサイも木漏れ日を浴びてきれいだった。

山アジサイ

帰りに寄る人が多い、山のカフェ「やまびこ」は画廊にもなっていて個性的な建物。かき氷を頬張るお客さんでいっぱいだ。

顔が目印のカフェ「やまびこ」

秘境といっても、バスも発着所がすぐにあり、エコトレッキングセンター(観光案内)もあり、冒頭に記載した臨時駐車場も整備されていて、トイレもどこもとてもきれいだった。

先週、TV番組(出没!アド街ック天国・TV東京)でも奥多摩特集で取り上げられたばかり。現在、東京の大人気スポットだ。

一日でかなりのスポットを回れるだろう。計画を綿密に立てて行かれると良い。地元の産直で秋川野菜やとれたて沢わさび、おやきなどを買うのも楽しみ。秋川渓谷~奥多摩~御岳の滝巡りとトレッキングの旅。

滝の町にて

しかも、この先には都民の森(無料施設)や日原鍾乳洞など、秘境観たっぷりな大自然が待ち受ける。以前のブログから「美しい東京 都民の森・奥多摩湖」を載せておこう。

まだまだ行ききれてはいない、美しい東京。