高麗山・湘南平(標高168m)~山頂はぐるっと360度の見晴らしで海・山が同時に楽しめる🎶【風景・高麗山・湘南平】

【ブログ新規追加674回】

(高麗山山頂のTV塔と満開の桜)

横浜で一泊した翌日、三浦半島まで見渡せる絶景ポイントを訪れた。

高麗山・湘南平

高麗山は神奈川県の平塚市と大磯町に跨る山。大磯丘陵の東端にあたり標高168m。 広葉樹の自然林が残り、「21世紀に残したい日本の自然100選」に選ばれている。一帯の県有林約29haは、高麗山県民の森に指定されている。歌川広重の『東海道五十三次』では平塚宿にその姿が描かれた。 ウィキペディアより

多くを語るより、写真で紹介しよう。

高麗山公園には途中・途中にハイキングコースへ出られる駐車場(すべて無料)が完備されている

。わたし達は山頂の一つ手前の浅間山駐車場に停めて山頂を目指した。たぶん100mぐらい細かな階段を登った。

途中、登ってきた階段を振り返ると、そこには海が!遠くに海が見えていた。

海の次は⛰が!見える。

で山頂に到達した。今回は全然登っていない(笑)

さっそく、丹沢山系・大山をバックに一枚撮ってもらう。

ちょっとしか登らないから、登山靴もザックもトレッキングポールもなし。

山頂は強風がすごくて、目が開けていられない。

アウトドアをやっていて思うことは、風にやられるのがいつもとういうほど、風が強いことだ。

「風に吹かれる」というよりは「風にしばかれる」・・・という表現がぴったりなんだ(泣)

風をまともに受ける360度の大展望台からの眺めはこんな。

伊豆方面の海はこちら。(良~く晴れた日には富士山が見える)

夫も今までほとんど使っていなかったカメラで撮影に夢中。

高麗山は桜の名所。

ぼんやりとピンクに霞む山のなんとも素敵なこと。

山頂までの自動車道も桜の沿道となっていた。

高麗山・湘南平の紹介ページはこちら→(https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/kanko/page-c_02820.html平塚市公式HPより)




横浜東急REIホテル・ヴィジュアルに訴えかけるコワーキングを探して【ホテル・ワーキングスペースの是非】

【ブログ新規追加672回】

誕生日を祝おうと、かっこいいコワーキングのある横浜東急REIホテルにやってきた。

みなとみらいのスタイリッシュなオフィス街にあるビジネスとラグジュアリーの中間にあるわたし好みのおしゃれなホテルだ。

※ 横浜東急REIホテル公式サイト→https://www.tokyuhotels.co.jp/yokohama-r/index.html横浜東急REIホテル

コワーキングスペースがいいホテルを一年中探している。

いつでも仕事が快適にでき、駅近くで、車の駐車にも配慮があり、高層で眺めや夜景も素晴らしい・・・と、こんなイメージでビジネスホテルの検索に余念がない。

今日は、誕生日を祝うという仕事ではないフリーの休日だが、やはりビジネスモードのオフィス街や高層ビルを見れば「ああ~~~仕事したいな!」と、なっちゃうんだよ(笑)

しかもこんなにかっこいいコワーキングスペースがあるんだもの。ワクワクが止まらなかった。

ホテルのフロント機能、コワーキング、チャイニーズレストラン、バーと全部が一緒のフロアにある。

さっきも、ハイボールの氷をセルフでもらってきたばかり。

ホテルで会うお客さんもほぼ若い人だ。観光だろうか?ビジネスだろうか?

室内も白と紺色のシックかつ、おしゃれでとてもきれい。

元々は夜19時チェックイン→朝9時チェックアウトのショートステイプランを申し込んだ。

しかし、私は東急カードコンフォートメンバーというホテルステイ時に色々と特典を受けられる会員だ。

そこで、チェックインを早めてもらうのに成功した(笑)

チェックインを19時から15時に。翌日のチェックアウトも9時から12時に。大幅にステイ時間を延長してもらう。

ショートステイ12時間プラン(楽天トラベル)の格安プランを会員特典で19時間に延ばせた。(しかも、すべてポイント清算・笑)

で、今まで夕方のみなとみらい散策と横浜中華街での食べ歩きをしてきた。そうそう、「ワークマン女子」の桜木町新店舗にも行ったよ(写真を並べてみた)

とうわけで1日めは春の横浜から。明日は鎌倉から大磯方面で軽く登山に行こうと、夫と相談中。

さて、これからお部屋で夜景を肴に呑もう。

下の写真はお部屋からの一枚。

佳き日にはカッコいいコワーキングで過ごすのもおススメよ(笑)

マジックアワーに出会うために早起きをする~今朝は5時17分~身近で見られる絶景【風景・近所の景色】

【ブログ新規追加661回】

マジックアワーを見るために早起きをした。

マジックアワーとは→マジックアワー (マジックタイム)は、日没後、日の出前に数十分程体験できる薄明の時間帯を指す撮影用語のこと。

光源となる太陽からの光線が日中より赤く淡い状態となり、色相がソフトで暖かく、金色に輝いて見える状態である。

水平線に対して、太陽が0度から6度までの角度に位置する時間帯である。( ウィキペディアより)

                    ★

こんな美しい朝の景色を見られたら、一日いいことが起こりそう(笑)

で、今朝のはブルーアワーと呼ばれる青の魔法を撮った。

ブルーアワーは、空が紫と青に近い綺麗なグラデーションになる時間帯。

昼間に見る空の青さとは違い夜に近いような濃い青となるため、別の美しさを感じられるの。

早起きは三文の徳

お金の一切かからない絶景を手に入れられる(笑)

こんな遊びも連休だから気兼ねなくできるのよね。

それでは、お墓参りとお買い物に行ってきます!

では、また。

宝登山(標高497,1m)百花繚乱の山頂梅園と長瀞~寄居町・秩父路をゆく【風景・宝登山登山】

【ブログ新規追加659回】

宝登山に登ってきた。

宝登山(ほどさん)は、埼玉県秩父郡長瀞町にある山。標高497,1m、麓には宝登山神社を擁する。

中腹まで架設されている宝登山ロープウェイは、麓駅から山頂駅までの全長963mを約15分間で結んでいる。

宝登山頂駅付近には国内最大の梅本数を有する白梅園、ロウバイ園がある。Wikipediaより

                   ★

宝登山神社の無料駐車場に停める。そこから、勾配がややきつい宝登山ロープウェイ乗り場まで200mほど登る。

ロープウェイは山頂駅まで約6分で着く。270mを一気に登る。

始めに200m登っているんで、ロープウェイで山まで行けるとは、ほぼキツイ登山はなし(笑)

見頃を終えた蝋梅や今、見頃を迎えた白梅、紅梅、根元に咲く福寿草やスミレなど、まさに百花繚乱。

やや曇ってきたものの、花・樹木花に囲まれる花園を歩きまわる幸せを満喫する。

花のフォトを並べてみる。

梅園を登り詰めると、山頂までは目と鼻の先。

で、嬉しい?山頂フォトを撮ってもらった。三等三角点も。

下山もロープウェイで(笑)

下山後、宝登山神社を尋ねる。森の中複にあり、厳かで彫刻が素晴らしい。

宝登山神社から長瀞アルプスを経由して、岩だたみまで歩けば長瀞・奥武蔵トレイルができる。川下りもね。

このあと、夫が寄居町の鉢形城址へ行きたいとのことで訪れた。

その途中で、出会ったのが普通に走るSL!最初は一緒に並んで走っていたのが、急に「ボウ~~~!」と、汽笛を上げたのでびっくり!

その後、走りつつ秩父鉄道の小さな無人駅で撮影に成功する(笑)

秩父鉄道が主催する「SLパレオエクスプレス2022」期間限定運行の試運転日だった。

すごい偶然の出来事。

                    

で、最後に秩父と言えば「わらじカツ」を買って帰宅。ソースがシミシミのわらじカツ🍺で頂く。あやうく食べきってしまう前に一枚撮った(笑)

宝登山・長瀞・寄居の一日旅は見どころがいっぱい。1泊2日で行くのがいいかも。

宝登山、山バッジは蝋梅がかわいい。

展望の山~景信山(標高727,1m)高尾梅郷へ春登山♪【風景・景信山】

【ブログ新規追加652回】

快晴の金曜日。

これまで仕事尽くめの10日間。大きな山をいくつも越えてきた。
ここで一旦小休止。

山に行こう!近くの山へ!
市内の山もまだまだ、登り尽くせてはいないのだ。

裏高尾町にある景信山は、東京都八王子市と神奈川県相模原市との境に位置する高尾縦走路の中間にある低山だ。

東京都立高尾陣場自然公園および神奈川県立陣馬相模湖自然公園に指定されており、奥高尾縦走路上の山としても知られる。

名前の由来は、北条氏照の重臣横地景信が守護していた場所であったことから名づけられたそうだ。武田氏の情勢を窺うための出城を築いた歴史的場所であもる。(Wikipediaより)

かつては武田氏と北条氏らが戦ったとされ、山頂に陣を張った事から
名づけられた陣馬山のお隣りで峰続きの一座。

縦走登山だけでなく単独登山でも人気の高い山で、平日でも結構人が多く登っていた。

山頂の景信茶屋では、お正月には名物「餅つき」も申し込めばやれるそうだ。新年会とかに良さそう。

ま、コロナ禍で今は無理。
(二升から申し込み。10人分/6500円~)

山頂にある2軒の茶屋ではなめこ汁や甘酒に天ぷら、夏にはかき氷など、
これを目指して登る人がとても多い。
しかし、平日は茶屋は2軒ともに営業していない。(飲み物やお弁当は持参で)

それでは、写真を順に追って行こう。

午前11時の小仏峠の無料駐車場(10台前後)


ここ(標高369m)から登山道が始まる。山頂まで約60分のコースタイム。


中間の小仏峠まで約35分ぐらい。石ころやじゃりだらけの登山道だ。

前を行く老夫婦が、倒木を上手に足でへし折って、杖を作っていた。さっそく、夫も真似をして杖を作ってみた(笑)


広々した道が、急に細い登山道になった。しかも、キツイ勾配に縄場が始まった!

まだ10分も登っていないのに、縄につかまりながら登ったよ(笑)


で、ここまで35分。

小仏峠から山頂まで1,2キロの急勾配が続く。

山頂まで約30分の道のりだ。


あっという間に山頂へ。

眺望のよいデッキに席を取り、ウインナーラーメン(コミック「山と食欲と私1巻」に出て来るメニュー)を作る。

サイドにきゅうりとチーズのサンドイッチ。
コーヒーとクッキーでお昼を終える。

山のご飯は本当に旨い!


さらにもう一段上がった場所がもう一つの茶屋と、三等三角点(表記あり)のある頂上だ。
眺めは抜群!でも霞がすごくて富士山は拝めず(泣)

景信茶屋の西側から小仏峠方面への縦走路となる。
しかし、今日は縦走するわけではないから、来た道を下山した。


滑りやすい斜面を下り、尾根筋に続く道を辿って行く。
徐々に高度を下げ、最後に急坂を下ると広々とした小仏峠に下り立つ。
甲州街道を越えた起点峠となる。


ベンチがあり、明治天皇巡幸記念碑があると登山記事で読んだが。(でも見つからなかったよ・笑)
駐車場へ戻る。14時40分。
ゆっくり写真を撮りながら、登山を楽しむ3時間半だった。

帰りに裏高尾の木下梅郷へ行くもまだ2部咲きと聞き、梅郷はやめて梅の郷広場で5部咲きの
梅を楽しんで、15時30分には家路についた。

仕事をやり切って、眺めの良い山へ登る・・・。

最高の気分だけど、世界情勢や大震災の記憶や
コロナ禍など、やり切れない思いも奥底に潜んでいるのは確かだ。

だから山に行く。
山にいくたびにわたしは満たされ、そして次の夢や希望を見つけて帰ってくるんだ。
その繰り返しの中で、わたしの人生が紡がれて行く。
いっつも、膨れ上がった幸福感を抱きながら下山する。
今日も幸せだった。

そろそろキャンプ地の下見に行く~小倉橋(神奈川県相模原市緑区)は景色もいい超穴場🎶【風景・キャンプ穴場情報】

【ブログ新規追加636回】

天皇誕生日。朝から雲ひとつない快晴。

そろそろ、キャンプ地の視察に行こう!と、夫が見つけてくれた相模川上流の小倉橋付近を散策に行ってきた。(家から約40分。とっても近い)

今日は、テントやタープ、焚き火の道具などはまったく持たず。

来週、二人とも3回目のワクチン接種が控えているので、体調を考慮して視察だけにしてきた。

11時に現地に着くと、オートキャンプ用品専門のスノーピークやうさぎマークがかわいいDODなどの有名ブランドドームテントやタープがはためいている。

あちらこちらから、焚き火の煙や薪ストーブの煙が立ち昇っていた。全部で20基ほど。とても小さなオートキャンプ地だ。

まるで秘密基地みたい(笑)

そんな中に、最近人気なの?車中泊の軽バンおじさんも交じって楽しんでいる。

綺麗な渓流と、靜かな雰囲気と、何しろ景色がいい。

3月になったら、まずディ・キャンプやってみようっと。

トイレ完備だし、何しろ無料だし、事前予約なし。近くにショッピングモールやホームセンターもある。

現在、相模原市の公式HP「相模原スタイル」で検索すると、たくさんのキャンプ場の紹介が出てくる。(有料キャンプ場の割引もあるよう)

↓「相模原スタイル」おしゃれなWEBサイト。

↓紙版ポスターはこちら。

いい場所、みつけた!

「吾妻山/標高136,2m」・菜の花ウオッチング~早咲き菜の花と相模湾を一望~湘南遺産をトレッキング【背景・吾妻山登山】

【ブログ新規追加610回】

昨日、今月の仕事をすべて納めてホッとしたところで、ずうっと行きたかった「湘南遺産・吾妻山」を登ってきた。

※ 吾妻山 (吾妻山公園)の所在地

〒259-0124 神奈川県中郡二宮町山西1084

平日だからか、コロナ禍だからか、さほどの人流ではなく、登山道でも人とすれ違う場面もほとんどなく、密は避けられた。登山口付近のコインパーキングはほぼ満車だったけど。

来週にも緊急事態宣言が出されそう・・・そうしたら、他県へは出にくくなってしまう。その前に早咲き菜の花畑を見ておきたかったのだ。

今日は、現地も10℃以上の穏やかな気温で、登山中もちょっと汗ばむ陽気だった。

ひとつ残念だったのが、菜の花の先に富士山が見えるはずだったが、晴れてはいても富士山の方面は曇天で拝めず(泣)

まあ、満開の菜の花のきれいなことったらない!から、それで満足よ。

山頂から眺める山々も美しかった。

標高136,2mの我妻山の頂上から望める山は、13座(富士山・白銀山・二子山・駒ヶ岳・明神岳・明星ヶ岳・金時山・矢倉山・御正体山・棟洞丸・塔ノ岳・大山)

朝、10時過ぎに出発~国道16号(バイパス経由)~国道129号(厚木方面)~国道246号(伊勢原方面)~県道63号(神奈川県大磯町)この下道ルートで約2時間のドライブ。

JR東海道線二宮駅を通り、町役場登山口を確認して、残る3つの登山口も順番に車で回る。梅沢登山口が頂上まで約20分と一番近かった。

そこで、梅沢登山口周辺のパーキングを探したら、一軒家の庭駐車場がみつかり、終日500円と、とても安かったのでそこに決める。(入口に「あがつま山駐車場1日500円」という立て看板がある)

家からお若い女性が赤ちゃんをだっこして出て来て、吾妻山の地図と「菜の花、今すごいきれいですよ~~~(^^♪」と、嬉しい情報を貰った。

梅沢登山口を登り始める。頂上まで、ジグザグにこんな登山道が10折りぐらい続くので、136,2mでも、足腰の弱い人やケガで故障中の場合は山頂は厳しそう。

途中、吾妻神社でひと休み。早咲き梅も咲いていた。

山頂までは、あと少し。登り切って菜の花と相模湾を一望する絶景に出会える。

どーでもいい写真もとりつつ、山頂にて一枚撮ってもらう。

記念撮影後は、急いで広場のウッドテーブルでお昼(買い置きラーメン、セブンのパン、ブレンドコーヒーを沸かして)やっぱり、冬の外ラーメンやコーヒーの美味しさったら。やめられないね。

食後、すぐに下山開始。下山には一気に20mは下れる「ローラーコースター・無料」に乗る。本当に童心に還ったかのような遊びができちゃった。でも、途中で勢いが足らずに止まってしまったので、うんこら・えんこらと自力を振り絞ってなんとか100mはあるローラーレーンを乗りきれた。もう、乗んないよ(泣笑)

その後は、ウッドチップが敷かれた足腰に優しい登山道を下山。これはラクチン!だわ。途中で小さな浅間神社と神社をぐるりと囲む立ち寒椿を見ながら歩く。

そして、夫がどうしても見たいという「水仙の園」を鑑賞する。

日本水仙がもう山肌にびっしりと咲き誇っている。まあ、菜の花の迫力には敵わないが、とても清楚でほのかな香りに気持ちが洗われた。

かなり、下山してきたが、最後の見晴らし台では、眼下に広がる湘南の街々と壮大な相模湾。ホント、吾妻山は低山でもとびきり眺めが素晴らしい。

午後3時。急いで家路へ。この時間なら渋滞に巻き込まれにくいだろう。案の定、スイスイと来た道を戻った。途中買い物もして6時には帰宅。

早咲き菜の花を見られて幸せだ。

これで2月も頑張れそうだ。

やっぱり、わたしは「団子より花」なので(笑)

※ 湘南・二宮町公式ホームページ(http://www.town.ninomiya.kanagawa.jp/soshiki/toshi/toshiseibi/koenryokuchi/r01/r05/index.h)写真は公式HPから拝借。




山道具に魅せられて~軽アイゼンを買った~来る冬登山のために♪【風景・山の道具】

【ブログ新規追加566回】

一昨日、楽天市場で購入した「軽アイゼン」(※チェーンスパイクともいう)が届いていた。

夕べ、トレッキングシューズに早速、装着して履いてみたら、「あら~~~、これはいい感じ。足元がぐっと安定するう!」って、新しく楽しい気分になったんだ。

身長も3㎝ぐらいアップして景色も変わったよ(笑)

ここで、軽アイゼンの簡単な説明を。(わたしの買ったアイゼンは19歯)と類似(11歯)の画像拝借↓)

本格的な雪山登山で使用されることが多い通常のアイゼンに対して、爪の数が少なく、比較的雪が少ない場所や夏山の雪渓などで使用されることが多いものは「軽アイゼン」と呼ばれている。

雪山用のアイゼンは靴底の硬い靴にしか取り付けられないが、軽アイゼンは靴底の柔らかいトレッキングシューズにも着用することができるのが大きな特徴だ。

資料先→https://www.montbell.jp/generalpage/disp.php?id=583 (スノースパイクの選び方 montbellより)

                     ★

軽アイゼンはスパイクとは違う。

スパイク(シューズそのものにピンのついたもの)を、履いていたのは45年前じゃないかな?

中学の頃、部活動で陸上部だったわたしは、主に短距離を中心に走っていた。

そして、中学3年の夏、最後の都大会に出場することが決まった。

その時、初めてミズノのスパイクを購入した。

はじめはスパイクなんて要らないんじゃないか?と、思ったのだが、実際に予選会の時、他校の選手の足元に釘付け!

だって、ほとんどの選手がスパイク履いていたんだもの。軽い驚きと、その日すっ飛んでスパイクを買いに行ったのだ。

実際に履いて走るのと、履かずに走るのでは雲泥の差があったのよ。

それでも実力不足で、ベスト3には入れず(泣)中学3年の夏はそこで終わった。

                     ★

車のチェーンも同様だ。雪や凍った道の怖ろしいことったらない。

また、昨年の明神山での圧倒的な高さの霜柱が続く登山道は、決して登山靴で登れなくはなかったが、滑りやすく捕まるところのないすすきの草原では、下山のことを考えるだけで怖くて、到底無理だろうと察知した。

あんな状態の時、トレッキングシューズに簡単装着できる「軽アイゼン」を持っていたなら、多分、頂上まで登ったのだろう。

また、リベンジしよう。

山の天気は著しく変わるものだ。オミクロンで今後の登山がどうなるのかはわからないけど、山行では標高に関わらず「軽アイゼン」の使用頻度が上がるだろう。

というわけで、わたしのザックにまたひとつ、「軽アイゼン」というお守りが追加されたという話。

安全を期する中にも、山道具に魅せられているこの頃だわ(笑)

奥武蔵ロングトレイル105K・ ロードランニングのメッカを登る~天覧山中段から多峯主山縦走【風景・埼玉県飯能市】

【ブログ新規追加598回】

本日、やっと今年の山登り始めをやってきた。

場所は、このところちょっとLOVEぎみの埼玉県飯能市(北欧はフィンランドの姉妹都市であり森と湖が美しく、自宅から1時間かからないのがいい)の、「天覧山」(標高197m)から約1,5㎞離れた「多峯主山」(標高271m)への縦走を試みた。

ここは奥武蔵ロングトレイル105kというロードランニングのルートでもある。

                    ★

※ 多峯主山 概要

多峯主山(多峰主山 とうのすやま)は、埼玉県飯能市の市街地からすぐ近くにある山。

市外に近い隣の天覧山とハイキング道がつながっていて、市民の山、お散歩の山として親しまれている。

山頂からは富士山や、大岳山などの奥多摩の山並み、伊豆ヶ岳などの奥武蔵の山並みが眺められる。山頂直下には涸れることがないという雨乞池がある。


また、登山道中の見返り坂は源義経伝説があり、常盤御前が義経を追って東国に向かうときに急坂で立ち止まっては振り返ったために付けられたという。

                     ★

天覧山もそれなりに険しい箇所があるが、多峯主山は想像以上の険しさで驚いた。

特に山頂付近の登りは、2か所もなが~~~い鎖場があって、さすがにわたしは鎖場は使わずに、えっちら、おっちらと石段を上り詰めて行った。

最後に山頂付近では、真冬に咲く「馬酔木」の花を観賞。

だいたい、飯能市市民会館駐車場から、天覧山経由で多峯主山山頂まで1時間はかからないぐらい。

天覧山には行かないで、能仁寺↓の脇道を直接アタックすれば、30分程度で多峯主山の360度の大パノラマに出会える。

眺めの良さでは低山とはいえ、ここ多峯主山は本当に素晴らしいと感じた。

今日は、雲が多くて富士山は拝めなかったが、東京スカイツリーはほの遠くに見えていた。

午後からの登山だったんで、下山後、麓のめっちゃ広い飯能中央公園の東屋で恒例の山めしタイム。

鶏と舞茸の炊き込みご飯を1,5合炊きのメスティンで炊く。炊いている間にコーヒーを沸かし、ビスケットやチーズを食べる。

写真のご飯はちょいと混ぜすぎてきれいじゃないけれど、味はお出汁が効いてGoodよ(笑)

外で食べるチーズの美味しいことったらない!多分登りで相当汗をかいたからだろう。

まあ、最小限の道具と材料で、外という最高のスパイスがあることで驚きの美味しさになる山ごはん。

暖かいご飯はそれだけでご馳走だもんね。

下山途中で、夫が軽く足をすべらせてぐるっと緩やかに転倒した。今、すこし足腰が痛むのだそう(泣)

そうそう、冬の霜柱対策で、今日は午前11時過ぎに家を出て、12時30分ぐらいから登り始めた。それでも湿原の多い多峯主山ではぬかるみが多かった。

そして、今日は地図をまったく持たずだったので下山のルートがあやふやなまま、半ば感に頼った登山になっちゃった。

低山とはいえ、やはり山は山。舐めてかかっちゃいけない。

教訓だ。

それと、やっぱり登山靴で行けば良かった。

登山靴はぬかるみにも全く頑強だし。トレッキングシューズではかなり汚れるし沁み込みそうでヒヤヒヤしたもん。

次回は、ちゃんと地図を持って登山靴を履いて登ろう。

三角点にて(笑)

「大室山/標高580m」登山道のない火山へ行ってみた【風景・伊豆半島ジオパーク】

【ブログ新規追加589回】

昨日、偶然に火山へ行けることになった。

当初の予定通りに行かない地元の低山トレッキング。現地情報も中々集まりにくい。

WEBや書籍情報も実は、あまりあてにはならない。

例えば、今回登山を予定していた三筋山の場合、あのコミック「ゆるキャン△」にも出ているらしいが、登山口や駐車場が当時の状況とはまったく変わっているというWEB記事を読んだ。

著者がいったいどこまで信憑性のある現場情報を掴んでいるかが怪しいとまで書かれている。まあ、コミックが最新情報じゃなく、日々古くなる場合、そういった差異も当然起こり得るよね。

本やWEBの情報だけを鵜呑みにしてはいけない。

こりゃあ、現場に行かなければ到底わかりようもない。

だからわたしは、リアルで出かけた場所の良い部分と残念な部分、これはヤバいとか、自然現象の体験を必ず書くようにしている。

比較的暖かい伊豆半島の天城山・天城高原でも、やはり高原の頂上付近は昨晩の雪がかなりあって、凍結状態(怖かった・汗)

もう、車を乗り捨てるわけには行かないし、三筋山までまだ45分もかかる・・・。

そこで、12時となり時間との勝負になっちゃったんでアッサリ、天城越え(笑)をあきらめて、別のアクションへアプローチしようと、考えながら車で伊豆半島の海岸沿いを20分ほどドライブした。

その時、夫が「ねえ、あの黄色の砂山みたいなのはなんだろう?」って、突然言った。

気づけば、目の前にど~~~んと、真黄色の円錐形が見える。わたしは、浅はかにもこの周辺の情報をまったく集めてはいなかった。

ほどなくして、その黄色いすすきに覆われた低山が伊豆半島ジオパークの中にある「大室山」だとわかった。

580mの低山で、調べてみたらなんと「火山」だっていうじゃない!これは、登るしかない!と、駐車場に車を停めて、大室山リフト乗り場という観光地へ行った。

このリフトにすんごい観光客が押し寄せ行列ができていた。たぶん200人ぐらい。山風がかなり厳しい中、その行列に数時間も並んでリフトに乗るなんて!絶対ムリ!

登山道を探して登ればいいじゃん!と、簡単に考えていたが、その登山道は一切ないのだとそこで知る。

理由は、山自体が国の指定を受けた「天然記念物」だからなのだそう。人の足で踏み荒らしてはならないのだとも書いてあった。要するに御神体だ。

で、山を前にしてリフトも行列がすごいし、足で登れないレアな火山だったので、火山のことを知ろうと、山の麓の伊豆半島ジオパーク・桜の里に行った。

ここも、千本の桜が植わっている名所で、溶岩が噴き出した跡などが真近で見て触れる。

太古の地層が好き!興味があるなんて人にはたまらない場所だろう。

もちろん、ザックを背負って(笑)そのパークの中腹に東屋があり、そこでザックからラーメンとコーヒーやパンを出して、いつものようにガスバーナーで調理して遅いお昼を食べた。

寒い冬山でのご馳走はやっぱりラーメン。多数の登山家が言っているもん(笑)

食後は夫が麓の松林で松ぼっくりを拾い集めていた。(キャンプで焚き付けに使う)

なんだか、山に来たのだけど、足で登れない山で、火山で、不思議な出会いの山体験だった。(登れない山を見上げるわたし↓)

2月の2週目の日曜日に700年続く「山焼き」があるそうだ。

夏の青々とした山にするために焼くのだ。(夏の大室山画像を載せる↓リフトで山頂へ行き、一周15分で歩ける)

青々とした大室山も見てみたい。夫はハードな山行でない、こういった低山や丘陵のトレッキングなら大喜びで行く!という。

今年はまだ山には登っていない。

さて、初登りは何処に行こう?

考えるのもめっちゃ楽しいけどね。

                   ★

※ 伊豆半島ジオパーク・大室山 概要

大室山は、静岡県伊東市にある標高580mの火山。

独立峰で、700年以上続く山焼きが毎年早春に行われるため一年生植物で覆われてよく目立ち、伊東市のシンボル的存在である。

山体は国の天然記念物および富士箱根伊豆国立公園に指定されている。

標高 580 m

最新噴火 約4000年前

種類 スコリア丘山系

独立峰(東伊豆火山群)

(ウイキペディアより)