★2024年 1月5日更新 三国山から見る富士山と芦ノ湖~伊豆・箱根スカイラインから望む【風景・三国山/標高1070m】

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1月3日、久しぶりの箱根・伊豆スカイラインのドライブを楽しんできた。(写真は夫が中華スマホで撮影した三国峠からの1枚)

わたしの一枚は三国峠のパーキングから。

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山に行くようになってから、不思議と面白い場所に出会えている。

今日も、天城山を擁する天城高原をこの伊豆スカイラインで巡って「三筋山/標高780m」への天城三筋山遊歩道トレッキングを予定していた。

しかし、天城高原の頂上付近の道路が午後でも凍結!もうね、怖くてすぐに引き返してきちゃった。

それからしばらく伊豆・稲取方面でも行ってみようか?と思い立って車を走らせること20分ぐらい。

目の前にど~~~んと、不思議な形(円錐形)の単体山が現われたんだ。

「大室山」という。まったくのノーマーク(笑)

その520mの低山は「伊豆半島ジオパーク」の中にあり、伊豆半島ジオパークトレッキングとして立派な登山ができる!と思い三筋山を諦めて、大室山へと方向転換した。

しかし、大室山には登山道など一切ない。

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で、この続きは明日にまとめる予定。

それでは、じゃあ、また!

トーベ・ヤンソン あけぼの杉の森~クリスマスだから誰もがくつろげる空間に行ってきた🎶【風景・埼玉県飯能市】

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仕事納めをして、クリスマスだし、打ち上げ気分で、国道16号を車で走り「トーベ・ヤンソン あけぼの子どもの森公園」へ行ってきた。

埼玉県飯能市にあるこの公園は、北欧の童話作家として有名なトーベ・ヤンソンとの手紙のやり取りから生れたそうだ。

トーベ・ヤンソンの想いは、公園内のいろいろなところに散りばめられている。

きのこの家では、ムーミン一家の住む家として再現されている。訪れた人を家族として温かく迎え入れる暖炉や広間が印象的なきのこの形をした家だ。

その他にも「森の家」や「子ども劇場」「cafe」トイレまでもが、トーベ・ヤンソンの描く童話の世界を再現されている。

そして、トーベ・ヤンソンのメッセージは、「子どもも、大人も、生き物も、草花も。それぞれがお互いを受け入れ、自由に時間を過ごす森」こんな構想を抱いていたのだそう。

そして、フィンランドとの姉妹都市である埼玉県飯能市が手を挙げて、トーベ・ヤンソンとの交流の中で、「トーベ・ヤンソン あけぼの子どもの森公園」が出来上がったのだ。

おとなも子どもも思いっきり身体を伸ばせるあけぼの杉の森。

忙しくてメタセコイヤ杉の見事な紅葉を見損なってしまった(泣)

しかし、完全に葉の落ちたあけぼの杉のなんといい感じ。

園内のそこかしこにクリスマスのしつらいがあり、とっても素敵よ。日没からは森中がライトアップされる。

やっと、この一年の仕事を終えて、穏やかなクリスマスが迎えられた。

帰りにブッシュドノエルとラウンドピザ、チキンのセットを買い、これからゆっくりお酒と頂く。

素敵な自然の中で景色を満喫。これがわたしへのプレゼント。

あとは、美味しいもので満足じゃ(笑)

トーベ・ヤンソン あけぼの子どもの森公園




「整える23」ポインセチアの花言葉~クリスマス前に♪【植物・ポインセチア】

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★品川プリンスホテルの大ステンドグラスとクリスマスツリー★

仏教徒の多い日本でもクリスマスシーズンになると、街はクリスマスカラーで埋め尽くされる。その中でもあの葉っぱだけのポインセチアが一番クリスマスらしい植物なんだろうなと感じる。

昨今ではハロウィンが終わったとたん、花屋の店頭にはポインセチアが並び始める。

ポインセチアはマダガスカルの国花だと最近知った。中南米じゃない。やっぱりあの緑と赤と土の色がクリスマスシーズンをそれらしく彩るという事で、いち早く西洋文化に取り入れられたんだそう。

花言葉は「聖なる願い」とか「私の心は燃えている」など。

まあ、花言葉って勝手に決めることが出来るらしいのよ。で、わたしも自分らしいポインセチアの花言葉を考えてみた。

「若き日の遠き情熱を忘れない」とか(笑)

  

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 この花言葉は毎年、わたしが冬至の日に出すクリスマスカードに託している。

音大の親友が厳しい病気に見舞われた時、同級生たち皆で、「動けなくても遠く離れていても皆を思い出して元気になって!」と、クリスマスカードを贈った事があった。

それからもう30年以上、思い出したように、クリスマスカードを本当に親しい友だちに贈っている。

12月に入ると年賀状を買ったり、文房具コーナーのクリスマスカードを眺めては今年はどんなのにしようかな?っと。ささやかな楽しみでもあるのよ。

中学・高校や音大時代の親友に愛情たっぷりに贈る。

それはそれはもう、ありったけの気持ちを注いでね。(笑)

 こういうのは、双方向じゃなくってあげたい人に贈って、新しい年を迎えるまでのささやかな癒しというか友情のつなぎだと思っていて、返してくれなくても全然いい。

この年になると、だいたい病気の発症が多く、早く元気になって!と励ますのにもこのカードは雄弁で一番いいと思うのだ。

さて、いよいよ今年の仕事もあと2日。

頑張ろうよね。

「ダイヤモンド富士」を見に高尾山へ~冬至前後に見られる自然現象を見て今年の登山の登り納めをする♪【風景・高尾山】

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今年の山登り納めをしに、わが家から車で30分の地元の名山「ミシュラン三ツ星・高尾山」に登ってきた。

先週末あたりから毎日ウェザーニュースと首っぴきで、お天気の推測を続けていた。

それは、12月の冬至付近では高尾山から「ダイヤモンド富士」を見ることができるから。

今年の登り納めにぴったりな天体ショーだ。

今日は今週で一番暖かく山頂では午後3時、0℃を観測していたが、日差しの暖かさでまったく寒さも感じなかった。

雲ひとつない青空にピッカピカに光る太陽。それが、少しづつ富士山の山頂付近に近づきはじめた午後3時。

午後3時に山頂へ着くという計画で、午後から登り始めた。

登りは自分の足で!と奮起し、かなり急登な1号路をひたすら登った。

薬王院を抜けてケーブル高尾山頂駅に辿り着く。

登り切ったご褒美に、北海道産黒豆がゴロゴロ入った天狗焼き(1個150円)を食べる。黒豆がふわっふわで美味しい♪

バーナーでお湯を沸かし、フレンチプレスで入れたコーヒーが寒いせいか、ことのほか美味しかった。

山頂では、3時ですでにダイヤモンド富士を見に来たお客さんでいっぱい。それでも、よ~く見るとテラスに2人~3人分の空きスペースを見つけて場所取りは見事成功した(笑)

それから、太陽が沈むまでの1時間と少し、陽気なおじさんに声をかけられて話込んだり、カメラの調整をしたりしてあっという間だった。

本当はカメラの調整はまったくせず。なぜなら直前の操作で失敗したくなかったから。

でも、光が入り過ぎて太陽と富士山の境がわからないショットばかりで残念(泣)

それでも太陽が真上から沈むまでの3枚をチョイスしてみた。

トップの写真は夫が中華スマホで撮ったのを借用した。

一度見たかった、太陽が富士山の頂上に落ちるのを(正確にはかするのを・笑)

驚いたのは、日の沈むのってあんなに速かったんだと。

後ろで見ていた若い女性が、涙まじりで「おてんとうさま、ありがとうございました!」と、口走っていた。

山門で、何度も会釈を繰り返す若い人や。何だか、みんな信仰心が強いんだな~~って、感じた。

で、無事ダイヤモンド富士を見て、山頂からケーブルカーの駅まで30分の道のりを焦らずトワイライト・ハイクと洒落込んだ。

今日は、平日ということもあって、ケーブルカーもほぼ並ばずすぐに乗れてあっという間(6分)で下界に到着。

夕方早い時間に商店街はほとんど閉まっていたが、一軒のお店で登山バッチを買い、急いで駐車場へ戻った。

登山者数が年間300万人と世界一を誇り、ミシュランガイドで三つ星の観光地に認定されている高尾山。

標高599メートルと低山だが、意外なほど急な登りが多い。今日使った1号路はほぼ舗装されている登山道だが、舗装と言っても石が混じった道路で登りづらい。

しかし、手軽な装備で半日登山にはぴったりな距離と施設だろう。

というわけで、今年の登り納めは地元の名山「高尾山」で〆た。


★2023年12月20日更新 トワイライト&ナイトハイクに行く準備中~夕方から夜の高尾山初体験♪【風景・夜の高尾山歩き】

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ウェザーニュースでは、今週末からさらに寒くなり、お天気も崩れると。

今週末には今年の仕事納めもして、晴れて山行しようと計画してたんだけれど、どーもお天気は芳しくないな。

もうね、毎日まずネットで観る情報は「天気」一択よ(笑)

年末でさすがに仕事は休めない。でもねえ、登り納めをどーしてもしたいんだ。

で、考えた。「仕事終わってから登ろう!」って。

丁度、冬ならではの自然現象(ダイヤモンド富士とかムササビとか)が見れるかもしれない。

ちょっと発想を変えてみようかな?っと、思い立った。

ナイトハイクで結構人が多い高尾山に登ってこよう。

朝、仕事に出る前とか冬ではNG。寒さで霜柱が立っていて登りずらい。その点、午後から夕方なら霜の心配はない。11月の明神山登山で学んだのだ。

毎回の山行で、いっぱい知識とか知恵を頂いているんだよね。

で、今、仕事から帰ったばかりなんだけど、早速ブログも書いて、ザックや登山靴を出して、道具の準備と点検もしちゃってる。

ああ、ほんとに楽しいな。

明日は、今日より気温も上がっていい感じ。

わたしの「ソトアソビ」の方法は、四季に合わせた計画がまずありきで、一年中アウトドアを楽しむために知恵を使いまくるってところだ。

特に、「天気を読む」のが一番大事。まだまだ、読み切れない!勉強・勉強だね。

やりたい!と、思ったことは全部やればいいと考えている。

だって、一生は一回だもん。

寒い12月に有意義な「ソトアソビ」の準備に熱中しているって話(笑)


「山道具に魅せられて」~ザックと登山靴がわたしの生活を変えた~雑文エッセイ【風景・山道具】

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山梨の旅2日目の朝。

雨で真っ暗。

さて、どーする?

当初は、帯那山に連なる、低山(792m)の淡雪山

へトレッキングの予定で、前日まで情報を集めていたのだ。

(淡雪山の画像を拝借する↓)

淡雪山は昇仙峡の羅漢寺山を思わせる真っ白な花崗岩が突出した風景が圧巻だと知り、ぜひ行きたい!と願っていたが、朝の時点で悪天候、残念だがあっさりと登山は中止。

で、ホテルをチェックアウトして、甲府市のワークマンプラスでしばしお買い物。

そこから中央市にある、養蚕が盛んだった中央シルク工芸館に行ってみる。ここは、4つの種類の地層が重なり合う、いわゆるフォッサマグナ?みたいな地層の影響で滾々(こんこん)と湧き出る天然温泉が有名だ。

また、すぐそばに、春には千本桜が咲き誇り、南アルプスの展望が素晴らしいパノラマ台を擁する「たいら山」があると知り、温泉を堪能ランチを取り、その足で、たいら山トレッキングへと出向いた。

お昼ごろは、朝の悪天候が嘘のように晴れ渡り、パノラマ台では南アルプスの8つの山がほぼ見えた。八ヶ岳だけが煙って見えず残念。

8つの山は「間ノ岳・北岳・瑞峰山・茅ノ岳・八ヶ岳・鳳凰山・甲武行山・聖岳」まだあったみたいだけど覚えきれな~い!(泣笑)

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美しい山々を眺めて思ったことは。

ザックを背負って、登山靴を履く人生を送るとはまったく考えていなかった。

子どもの頃、両親の用意してくれたキャンプや登山は、それはそれはワクワクの尽きない楽しい冒険だった。

しかし、大人になる過程では楽しいことはいくらでもあって、いつの間にか山への思いは忘れてしまった。

4年前の上高地旅で、本当に久しぶりの本格的雪中トレッキングをして、「ああ、自然ってこんなに素晴らしいのか。空気も風も緑も水もすべてが美しい」と。

また、行きたい!と考えて、まず近所の里山から歩いてみようと思い立ってもう5年目だ。

歩けば、登れば、自分と向き合う有意義な思考の時間が与えられるのだもの。

今の課題や将来の夢を練りに練るために登っているんだ。

そして、「日本百名山などの有名な山を見に行きながら麓の低山へ登る・泊まる」という、自分の足にあったトレッキングが実現している。

ザックを背負わなければ、登山靴を履かなければ、まったく踏み入れないであろう、地味な里山の原風景。

もう、観光地への旅をする必要はなくなった。

毎月、仕事やものごとをやり切って山へ歩きに行けば、すべての心の汚れや疲れを洗い流せる。

この先も、山行が進めば、少々高い山にも挑戦するだろう。

でも、低山が基本だ。

安心・安定の里山に登り歩いて行こう。

「創作の森 おびな」一日4組だけのプライベート感満載キャンプ場に行く~標高1422mの帯那山にて【風景・山梨県甲府市】

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南アルプスを望む甲府市の里山にひっそりとあるキャンプ場に行ってきた。

今年3月のその存在を知って、3月、5月、7月と3回に渡りキャンプ場の予約をしてきた。

しかし、毎月の緊急事態宣言が延長、延長と、いとも簡単に延長されて、県外への遠出を避けるお達しが出ると、「考えを是正する=キャンセルする」という選択種しかなかった。

そして、やっと、憧れだった「創作の森 おびな」へ、昨日行ってきた。

WEBで見ていたのである程度、様子はわかってはいたが、全体に小さいかなと思った。WEB画像はマジックだから~~~(笑)

ABCDと4つのキャンプサイトがあり、週末はほぼ埋まっているが、平日は空いていて予約は取りやすい。(☎予約のみ)

研修施設やウッドデッキが併設されていて、国や県の教育機関の後押しもあり、付近の里山散策や農業体験などのイベントなどが組まれている。(写真はCサイトから見える管理棟↓)

今回、Aサイトには女子3人のグループが入っていて、朝から焚き火料理でワイワイとにぎやかに楽しんでいた。

わたし達は、その横のCサイトを予約していた。管理人のおばちゃんが、「今日は車をサイト横に置いてオートキャンプしていいよ」と、嬉しい提案を頂いた。

気さくなおばちゃんは、お昼ごろにサイトに来て「お昼でちょっと家で休憩だから、不在します!」と言い、愛車で山を下りて行った。

また、焼き残しの炭や薪を入れる一斗缶を持ってきてくれたりと「至れり尽くせり」だ。

なんだか、ありがたいし、ほっこりする♬

帯那山の山肌に作られたキャンプ場は、AとCだけが車で入れる仕組みになっている。

そして、嬉しいのは2サイトに1つづつトイレがある(もちろん掃除が行き届いた暖房便座のトイレ・笑)

水場はサイト中央に1か所。

わたしは、山でもキャンプ場でもその場所がいくら人気でも絶景でも「トイレ」や「水場」の良しあしで、すべてジャッジしている。

やはり、トイレが残念な場所がとても多いとも感じている。

人に薦める際も「トイレのきれいさ」で判断し勧めているの。

これも、小さなこだわりよ。

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で、今回のディ・キャンプでやりたかったことは、夫のリクエスト「ハンバーガーと豆のスープ、焼きいもを焚き火で完成させる」というミッション(笑)

結果は、どれもまあまあ、よくできました!という感じ。

そうそう、このサイトの良い所はサイトの中に木製テーブルとイスがあり、調理やテントを収納する時にとても重宝したんだ。

もう一つのミッションは夫の「火遊び拡大」で、焚き火台を4台用意して、薪、木炭、豆炭と次々に試したりミックスしたり。

豆炭はいい具合に焼けたら取り出して、ダッチオーブンの蓋に載せて焼きに拍車をかけたりと、一歩進んだ調理ができた。

スープがふつふつと沸くのを見て、「しあわせ~」と感じたよ。

サイトの中の林はほぼ桜だそう。小枝がたくさん落ちていて、管理のおばちゃんが拾ってきてくれ、スターターとして使わせて頂く。有難い!

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南アルプスの山々の美しさに涙が出そうになったり、帯那山の見晴らし台から見た夕方の富士山に圧倒されたり。

きれいな山の競演を見せつけられた山梨甲府旅。

おびなのおばちゃんは、「また来る?」って聞くから、わたし達も「桜の時期にぜひ!」とお応えした。

あまり知られていない小さなキャンプ場。

ここでは、1サイトに1グループだから、他人の目が気になることはない。

自由にサイト内を使って、思い切り独自のキャンプを楽しめる。(サイト内はテントが4つ建てられる大きさ)

料金

① 9時~13時(400円)

② 13時~17時(400円)

③ 17時~21時(400円)

④ 21時~翌朝9時(1220円)

※ 泊まり、ディ・キャンプ等、人数ではなく、コマ割りで上記の時間を「足して」支払う。(昨日、わたし達は9時~13時、13時~17時の2コマで800円支払う・激安)駐車場は無料。

絶対にまた行くんだ。

★2023年12月16日更新 山梨・ホテルスティ【風景・旅の徒然】

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山梨に来ている。

今年、3回予約するも、緊急事態宣言発出ですべてキャンセルしてきたキャンプ場で、念願だったディ・キャプを楽しんできた。

標高1471mの高山キャンプ場だ。

そしてディ・キャンプ後、甲府市内のホテルに宿泊している。

甲府ワシントンホテルプラザ。

ワシントンホテルは、友だちの結婚式以来。今日は、甲斐の特産品を使った朝食(和食)付きの6800円の宿泊だ。先日当たったJTBギフトカードにてお支払い(笑)

落ちついたいい感じのお部屋。取ったお部屋は10階と高層なので、甲府の月夜の夜景も素晴らしい。

今日は、南アルプスを見ながらのドライブ。山の美しさに泣きそうになったよ(泣)

そうそう、ホテルステイでのお楽しみは、夜の街をぶらつくことよね!

舞鶴城と県庁のライトアップをつかの間、夕食前に楽しんできた。

明日は、甲府市の里山登山の予定だが、どうも天気が荒れそうだ。

そうなったら、武田の杜トレイルのトレッキングは諦めて、温泉でも入りに行くか(笑)

お天気ほど、じゃじゃ馬なものはないね。

まったく翻弄されっぱなし。

で、今日は夕方の見晴らし台で撮った、雲の傘をまとった富士山の眺めを一枚。(スマホ撮影)

それでは、おやすみなさい♪

山とキャンプのご飯は「美味い・軽い・早い」が鉄則~外食の概念がまったく変わった~♪【風景・山キャン飯/整える12】

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萩原編集長の山塾 秒速! 山ごはん』 山と渓谷社

山やキャンプで食べるご飯はどーして美味しいんだろう?

そりゃあ、外で食べるという解放感があるからだと。それに、燃料の豊富さ(薪や練炭、木炭、ガスなど)それぞれの持つ独特の香りが食材をさらに美味しく仕上げるんだ。

わたしは山ごはんの美味しさを知ってから、外食の概念がまったく変わってしまった。

何十年も主婦業をやってきて無数にご飯を作り続けてきた。決して料理上手とは言えないが、それなりに様々な料理を、それなりに美味しく作れるようにはなってきた。

しかし、自分の作る料理にも飽き飽きしていた。コロナ禍で外食もできずだったそんな時に出会った「山とキャンプ」で作るご飯。

ここで、実際にやってみての話をしよう。まずはキャンプから。

キャンプでは、薪や炭だけで作るご飯のメニューや手順を事前に考えて買い出しもし、当日のルーティンをみっちりと考えておかないといけない。

なぜなら、メニューを一品づつ作っていたら、キャンプの間中、焚き火と料理を繰り返していなければならないでしょ(笑)

それじゃあ、時間制限のある中で楽しむのには難しい。

だから、一番大事なのは、まず美味しさでしょ、次に速さでしょ、この2つを徹底して突き詰めて最近では、メニューや仕込みを作り上げているのだ。

例えば、現場での食料を包丁でカットすることを徹底して省くとかね。できるかぎり家で仕込んで出かけるのがいいかと思ってそうしている。

家のキッチンの五徳の数を考えてみて。

五徳が2つの場合は一度に2つ料理を作れるでしょ?五徳が3つのキッチンで普段料理をしている人なら、キャンプでの火元の少なさに驚くだろう。

そこで、わが家では焚き火台(大型1台)とトライポットを利用した小さな焚き火台の2つをメインの調理台として使う形に落ち着いた。

それ以外でも炭火で焼く料理用に、B6タイプの調理焚き火台がある。

これであれば、焚き火台で同時に3つ以上の料理が作れ、トライポットではお湯や鍋でスープを沸かす。

料理が終わったら、網やポットは外して本来の焚き火を楽しむ。

同時にどれだけできるか?が、キャンプをたのしく有意義な時間にできるか?の境界線だろう。

次に山めしの実際は。

さて、山登りの時の山めしには美味い!早い!にもうひとつのポイントを足さねばならない。

それは、軽い!だ。

車で運べるオートキャンプとは一線を画す、人力で運ぶ山のご飯では、軽さは最重要なのだ。

直前の仕込みも、できる限り軽い食材を選び、調理に使う水も少なく、燃料も1ガスバーナー、小フライパンで「美味い・早い・軽い」という三要素を極めてきた。

少ない水で、軽くシンプルな食材でいかに美味しいものを作るか、という制限があるなかでのご飯作りの鉄則だ。

油がなくても美味しいとか、ビジュアルも素晴らしい食材は何か?とか、考えることは多数ある。

最近では、スーパーに行くのが楽しい。乾燥野菜なんか豊富だし、チューブ入りの調味料などのバリエーションも多いから味の新境地を開拓中だ。もちろんレトルトもね。

キャンプといい、山登りといい、いつも天気や季節に左右されつつ、絶好のタイミングをつかめるかが勝負どころだ。

最高の天気や季節に、最高の外めし。旨くないわけないよ。

そう、誰が言ったのか定かではないが「山では空腹は最大の調味料である」という格言がある。そーよ。その通り。

そもそも山だったら、何でも美味しいってことでしょ!(笑)

こんなプラスハンデがあるのだ。カップラーメンだって、激うま~♪

というわけで、外で食べるご飯の美味しさをこれでもか!って、書いてみた。

コロナに気をつけながら、外ご飯を楽しもう!

「整える11」小さな暮らしに変えてわかった本当に必要なもの~捨てるべきは執着だし、持つべきは軽いもの~軽量化を図ろう【風景・小さな暮らし】

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大型の3LDKから少し大きめキッチンのある2DKに移り住んで早や7年。その間にわたしの母や夫の両親を看取り、親達の残した家を家じまいしてきた。

家じまいをせず、残された家を引き継ぐことも可能だったが、何しろ大きな家や古い家はもう、わたし達夫婦にはまったく「興味のない必要もない」ものだった。

だから、家の広さや狭さって、そこに住む人間の人数だけ必要なだけだと、こんなあったりまえの原理が肌身で分かった7年間だった。

もう、無用な空間はいらない。

現在の住まいに住み替えるにあたり、たくさんのものを手放した。勢いづいて手放し過ぎたかもしれないが、今の自分たちに本当に必要なものを知るいい機会となったのは言うまでもない。

料理の道具なども、亡くなった母が愛用していた鉄鍋やフライパンは我が家で再利用している。それももう6年が経ち、そろそろ買い替えの時期だ。

新しく買うならどんなものでも軽いものを

買うからには大事に使えるものを選びたい。一番のポイントは「軽さ」じゃないかしら?

もう、年齢を重ねるたびに思うことは、持ち物の軽量化を図らなければいけない!ということばかりだ。

重いものは必然的に使わなくなるし、重いものは生活を豊かにしてくれるものに囲まれたいわたし達にとっては不要なものでしかない。

「大きいものより小さいもの」「重いものより軽いもの」この2点が今の暮らしを支える基準なのだ。

道具を選び抜いたら、まったく使わなくなったものはこれ!

使う時に疲れない物選びを最優先にすると、まったく使わなくなった物が出てきた。

例えば「掃除機」とか。

小さな暮らしには軽くてサッと使える、ほうきと塵取りのセットがひとつあれば掃除は万端だ。

狭い部屋は掃除機よりもほうきのほうが各段に小回りが利き、いつでもきれいにしておけるし、「掃除機の内部に埃りやゴミを放置したまま置いておく」あの感覚がどうも苦手なの(笑)

体力が低下する世代になって、生活の楽しみ方も大きく変化した

持ち物だけでなく、体調や体力の変化に伴って、暮らしの楽しみもずいぶん変わってきたと思うこの頃。

わたしの一番の趣味は「トレッキング」だ。軽装で野山を歩き回るという極シンプルなアクティビティが好きで仕方がない。

トレッキングにも数々のスタイルがある。登山使用でテントを積んだヤドカリスタイルや、究極まで荷物を減らし、衣服やメモ帳まで軽量化を図るウルトラ・ライト・ハイクなど。

ここでは、ウルトラ・ライト・ハイクを取り上げる。

ウルトラ・ライト・ハイクとは→水・食料・燃料を除いたバックパックの総重量が4,5キロ以下になるようにして山に行くスタイルを指す。一方でテント泊などでは総重量14~20キロにも及ぶ。

わたしも含む体力のない人にとって背負う荷物を軽くするのは、それだけで見たかった景色に近づける一番大切な作業だ。

衣服(ウエア)やザック(ギア)を軽さを基準にして選ぶと、体力がない「しんどさ」が減るだけでなく、今までよりも歩く距離や登る高度を上げられる、という利点がある。

わたしなどは、持ち物が軽くなった分、大好きな山野草を見つけ、撮影したりする「自然を楽しむ」余裕が生まれる。

とはいえ、登りの時は身体を支える相棒となる少々重たい登山靴を履くことも多いし、ザックの中には食料と言う名のお菓子がたんまり入っていることもあるんだ(笑)

• 最後に

これからも、心と身体の負担を減らす軽量化を続けて行くだろう。

まだまだ試行錯誤の連続。

暮らしの中で、わたしにとっての「ちょうど」を探すのが究極の目的。