2024年7月29日更新 高崎でモネを観て~行田で古代蓮を見る午後~モネは少し離れて観るのがいい。古代蓮は真近で咲き誇る姿を見るのがいい【写真で綴る旅・睡蓮】

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昨日の郡馬旅の続き。

郡馬県立近代美術館では、モネの睡蓮にも出会えた。

1914-17
油彩・カンヴァス
131.0×95.0cm

「睡蓮」のごく簡単な解説をどうぞ。

 モネは1883年から、パリ北西の町ジヴェルニーに転居し、自宅に丹精こめて庭園をこしらえた。

モネはこの庭園を20年かけて完成し、「最も美しい自分の作品」と自負している。

1900年以後26年に亡くなる直前まで、モネはこの庭園のなかに作られた、睡蓮が浮かぶ「水の庭」を主題に選び制作を行う。


 これらの作品では、モネは睡蓮の葉の広がりと水面に浮かぶ花によって、鏡のように静かな水面の存在をあらわしている。

そして、水面の鮮やかな青色には空の色まで反映され、大胆な筆の動きは、水中に動く水草と水面に映る柳など周囲の樹木のすがたとが渾然一体となった様子をみごとに表現している。


 睡蓮の池を主題としたモネの作品では、当初、構図のなかで空と池がそれぞれ半分を占めていた。

やがて空は画面の上部に後退し、1905年以降は、画面全体をほとんど睡蓮の池が占めるようになり、画家の眼は水面により接近していく。

こうして、青と緑、そしてピンクの色彩が広がる画面から、水面に映る空を走る雲、池の周囲にそびえる樹木、そして水流に漂う水草の動きを知覚する働きは、見る人の感覚に、そして見る人の内面により深くゆだねられるようになる。

そのためであろう、自然界の静と動のドラマを注視し、ついには生命の神秘にまで迫るような深い内容をそなえたモネの晩年の睡蓮の連作は、個人の内面への洞察を深める20世紀の芸術家に、とりわけ高く評価されている 。(資料元→https://mmag.pref.gunma.jp/works/monet 群馬県立近代美術館HPから)

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これまで、数々の美術館で、モネの睡蓮に出会ってきた。

それこそ、世界中に相当の数の作品があるだろう・・・な。

で、調べてみたら250点のシリーズ作品だということがわかった。

睡蓮》はクロード・モネによって制作された約250枚の油彩絵画なるシリーズ作品

現在では、日本国内にある13ヵ所の美術館所蔵にて、モネの睡蓮は鑑賞できる。

13の美術館の資料はこちら→https://media.thisisgallery.com/20200123 (モネの作品を所蔵する日本の美術館13選)

まだ、13枚すべてを観てはいない。これから、毎年ひとつ、ひとつ鑑賞して行こうと計画中だ。

しかも、フランスにある、「オランジュリー美術館」(モネの睡蓮の間)にも生きている間に訪問したいと願っている。

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さて、ひとしきり、美術鑑賞を終え、次の場所は夫があらかじめ調べておいてくれた、埼玉県行田市の「行田古代蓮の里」という自然公園に行った。

睡蓮は、朝からお昼頃までが、花弁が開き大変に美しいとされているが、夕方にはつぼみにもどって、口をきゅっと結ぶ姿がまさに「睡蓮」そのものなのだ。

で、昨日は午後3時半過ぎに目的地へ着くも、やはり眠りの準備をはじめた無数の睡蓮たちに圧倒されてしまった。

また、風がつよく、ざわざわと風を受けながら葉の生い茂る様も圧巻だった。

まだ、結びきらない花を探し求めて園内を急ぎ足で回る。

やっぱり、朝見にこなくっちゃね!と心底思った、蓮池の鑑賞だった。

かのモネもたくさんの風景画を描いているが、何よりも描きたかったのが「朝の光」だそうだ。次いで、「昼の暑い日差し」そして、「夕方のうすぐらい空」どんどん表情を変える蓮池で生涯、光を描き続けたんだ。

~モネを観てから蓮池に行く~なんとも贅沢な日帰り旅だった。

撮影をしながら、閉まる寸前の売店でゴーヤの詰め合わせと🍅の詰め合わせを購入(笑)

で、深谷バイパス→国道17号→国道16号で6時に帰宅。

最近は、コロナ禍で首都圏近郊の北関東は「群馬・茨城・栃木」などに小さな旅をするのが流行っているらしいよ。

まだまだ、行きたいところはいっぱいあるしね。

楽しみは尽きない。

群馬の「ゲルニカ」を観に行く~群馬県立近代美術館にて【旅・パブロ・ピカソのタピスリー】

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群馬県高崎市にピカソの「ゲルニカ・タピスリー」がある!と、知ったのは今月に入った頃。

群馬馬県立美術館の所蔵品だそうだ。毎年、期間限定での公開となっている。

※ 2022年一般公開→7月2日~8月28日

ピカソ自身が関わったタピスリー(つづれ織りの織物)は3点のみ。「ゲルニカ」の原画はスペインのプラド美術館所蔵。

では、あと2点のタピスリーは?どこに?ちょっと調べてみた。

ピカソはこの絵画と同じ図柄のタペストリーを3つ制作しており、ニューヨークにある国際連合本部の国際連合安全保障理事会議場前とフランスウンターリンデン美術館と日本の群馬県立近代美術館に展示されている。

(余談だが、 日本の徳島県鳴門市にある大塚国際美術館には絵画の実物大のレプリカが置かれている。)

というわけで、大変貴重な作品が群馬で見られるとあって、今日、朝から車を飛ばして行ってきた。

作品紹介「ゲルニカ」について

スペインの小さな町ゲルニカは、戦争で爆撃を受け、大勢の人々が殺された。

ピカソは、この出来事に激しく怒り、巨大な「ゲルニカ」という作品を描き、世の中に戦争の恐ろしさ、悲惨さを伝えようとしたのだった。

この「ゲルニカ タピスリー」はピカソが描いた原画をもとに、ピカソ自身が職人を選び、糸の色に精密にこだわった作品に仕上がっている。特にグレーの配色が素晴らしい!と、ピカソ自身も絶賛したそうだ。

また、原画を上手く表現されているとも。

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作家であり、キュレーター(学芸員)でもある原田マハ氏が、箱根ポーラ美術館での「ゲルニカ タピスリー」巡回企画展での講演の記事が見つかったので載せておこう。

原田マハ氏のお話で、大変興味深かったのが、「タピスリーは作ってよい点数が世界基準で3点まで」なのだという話。

キュレーターならではのうんちくも豊富で、しかも、彼女の作家名「マハ」のことまで話されていた。

原田マハ氏の話を読んだだけでも、この7mもあるタペスリーを観に行きたくなるはず。

今年は戦争を考えるだけではない、本物の戦争が海の向こうで起こって早や半年が経つ。

現実の戦争がTVで放映され目の前に広がっている。

こんな状況に、一刻もはやく停戦終結を願う日常がある。

だからこそ、何もできなくても、誰にでもできることがある。

それは「忘れない」ということだ。

★2024年6月21日更新 植物図鑑「アガパンサス」~薄青い梅雨に咲く花【植物・梅雨の色】

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アガパンサス

南アフリカからやってきた。ユリ科で梅雨に清々と咲く薄青い花。

花言葉→「恋の訪れ」「ラブレター」「知的な装い」

雨の中、一枚だけ撮ってきた。

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英名 African lily

和名 紫君子蘭

別名・流通名 アフリカンリリー

科名 ユリ科

属名 アガパンサス属

原産地 南アフリカ

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アガパンサスは、ユリ科の多年草で、5月下旬ごろから7月頃、光沢と厚みのある葉が茂った中からすっと花首を立ち上げて花火のような放射状の涼やかな青い色の花を毎年咲かせる。

南アフリカが原産で種類は10~20種あり、その性質は大変丈夫で育てやすいため、公園や花壇の植え込みなどによく植えられてるのを見たという人が多いだろう。

学名の「Agapanthus(アガパンサス)」は、ギリシャ語で愛を意味する「agape」と花を意味する「anthos」が語源となり、愛らしい花の美しさからこの名前が付けられている。

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育て方の特徴をまとめてみた。

アガパンサスは、冬でも葉が枯れない多年草タイプのものと、冬になると地上部が枯れる宿根草タイプのものがある。

大きさは、大人の膝丈にも満たないくらいの大きさのものから、1mを超える大型のものまであるそうだ。

花色は赤みがかった紫~青紫、白があり、青紫色の花でも、色は濃いものから薄いものまでさまざまでバリエーションにはことかかない。

つぼみのまま花が開かないといった、少し変わった面白い品種もある。

資料元→https://lovegreen.net/library/bulb/p88845/アガパンサスの育て方

★2024年6月19日更新 山登り365日 首都圏起点240コース (ヤマケイアルペンガイド)【風景・登山ガイド】

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山登り365日 首都圏起点240コース (ヤマケイアルペンガイド)

• 簡単レビュー

「どこか山に行きたい」

ふと思いついたそのときに、もっとも「旬」な山行プランを紹介する365日のベストコースガイド。


各季節、各月、各日日ごとに、どのエリアのどの山に、何を楽しみに出かけたらいいのか、具体的にオススメの登山コースを紹介している。


首都圏を起点として、日帰り登山から3泊4日の縦走、キャンピング登山、雪山にもチャレンジするなど、多彩なプランをご案内。

                  

この本では、毎月の日にち別カレンダーにその時、最適な山の紹介が載っている。

たとえば、今日6月19日おススメの場所は、埼玉県にある「和名倉山」で、ポイントは、奥秩父の長大な尾根末端に佇む隠れた名山だと。(1泊2日)

と、こんな風に「場所」「期間」「おススメポイント」を短く365日分カレンダーにしてある、優れた書籍だ。

                    ★   

3年前、コロナがはじまったばかりの頃、この本を図書館で見つけて何度も借り返していた。

コロナでどこにも出かけられない!という状況になったので、この本で「そうだ!次の山を見つけておこう!」と、思い立ったんだ。

子どもの頃の登山歴(車山や霧が峰・美ヶ原・富士山、関東の低山)家族で登った山を思い出しながら、新たな登山歴を積もう!と、淡々と365日の山登りカレンダーをコピーに納めておいたのだ。

6月は、下界は梅雨だけれど、天空は晴れ間が広がる登山最適期に入る。

長野、群馬、新潟など、中級山岳の名山に高山植物が顔を出し始める。

と、こんな風に「次の山」に思いを馳せるのにピッタリな「365日 山登り カレンダー」だ。

今、思いを馳せているのが、2023年、来年の「山の日」に登ろうと思っている山を決めつつある。(長野県または岐阜県狙いで、マイカー規制などを避けるために高速バス利用で。コロナ禍で、まだ高速バスは早いと思い来年に延ばす計画。山は逃げないから・笑)

で、今年の「山の日・ 8月11日」は、長野県の山(日本のチロル)に行く予定。

あくまでもお天気次第となるが。

まだまだ先の予定だから、絶対はないだろう。

お天気の祈祷師にでもなるかな(笑)

★2024年5月31日更新 大自然のキャンプ場と都会のホテル~どちらにもいい刺激がある~月1回はどこかに泊まるっていいかも【風景・宿泊エッセイ】

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3月から毎月1回、どこかのキャンプ場やホテルに泊まっている。

月に一回、こうして家以外の場所に泊まると確実に生活が豊かになると実感している。

先週は、深緑の山梨でログケビンというキャンプ場内のログハウスに宿泊してみた。

大自然の中だけれど、よ~く手入れされた室内は、まるで子どもの頃に夢みていた、秘密の隠れ家のようなしつらえだった。

そのケビンには車を横付けし、自然を満喫できる野外活動(タープを張ったり、焚き火をしたり、炭火で料理をしたり、お酒を外で飲んだり、星空を見たり)ができた。

田舎育ちのわたしには、こうした野外活動を日常に取り入れることで「帰ってきた!」という懐かしい気分になれるものなの。

何度か、大自然の中での宿泊を経験してきたが、行くたびに「こんなところに住みたいな」と移住とか二拠点生活が頭をよぎる。

しかし、今の都会に出やすい郊外生活の良さは手放せないとも思うのだ。

移住するまでもない、東京の郊外生活だから。

                 ★

東京の話。

都心に行くと、人の多さと空の狭いことに気がつく。

実際には空が狭いわけじゃなく、都会へ出向く己が、どれほど「武装」しているのか?の顕れに過ぎないのだ。

電車やバス、タクシーを利用して移動するのだが、車が多く、騒音だって大きいよね。

こう書いてしまうと、じゃあ、何で「都会のホテルが魅力的だ」とか言うわけ?

と、自分自身に疑問を投げかけてみた。

そのココロは、時間軸がとてもタイトだということかな。

現実からアッ!という間に、非日常にシフトできるのが魅力なんだ。

ホテルは非日常を実現できる場所であるから、仕事を頑張ったご褒美にホテル宿泊をして、盛大に飲んで食べて自分を「甘やかす」のが、OLさんの間でも大ブームになっているほどだ。

You Tube の中にはそんな、OLさんの番組がホテル別にた~くさんあるんだ(笑)

例えば、飲み放題バーや夜泣きそばが無料提供される、出張応援団的ビジホ「ドーミーイン」を泊まり歩くOLさんの日常番組が大ヒットしていたり。

昨今、ビジネスホテルの「朝食」がすごいことになってる!らしい。

ホテルメイドの焼き立てパンの朝食が無料で提供される「スーパーホテル」こちらは、大浴場も完備。一緒にホテルを盛り上げる「アンバサダー」も随時募集されている。

アンバサダーになって、You Tube で配信して、無料宿泊と配信で稼ぐOLさんも続々誕生している(笑)

そういうホテル番組を仕事から帰ってきてぼんやりと観るのが楽しい(笑)

仕事で失敗してとか、上司とのぶつかり合いなど、日常に起こりうる話をホテルという非日常の舞台を使って、思う存分に吐き出すことで「共感」を得ているようだ。

ま、You Tube はやらないけど、こうしてブログを書くことで、かなり日常を吐き出しているから一緒だね。

大ヒットOLさんみたいに、お気に入りのホテルチェーンに毎月1回泊まり、それを記事にしようかな?とか、ひたひたと思案中よん(笑)

そうそう、わたしもビジネスホテルが大好き。

都会の刺激も受けたい!という欲も満たされるし、都会で、夜の会食をしても帰る場所がホテルであれば、帰宅せねば・・・という負担も少ない。

しょっちゅう、「泊まりたいホテル」と、「行きたいキャンプ場」のチェックをしている。

なかば、趣味の一つかも。

以前は「旅行」そのものに興味や関心が強かったけれど、最近では「泊まる」という観点での旅に興味津々。

どーでもいいことをつらつらと書いてみた。

月1回の宿泊やキャンプだが、6月は梅雨なのでやらない予定。

梅雨明け以降の予定を今日から立てる。

まずは、しっかり働くよ(笑)

※ 写真3枚は、お気に入りホテルチェーン「東急ホテル」今、泊まりたいホテル3か所。

東京「キャピトル東急」 神奈川「羽田エクセル東急」 長野「白馬東急ホテル」


国立天文台 野辺山宇宙電波観測所に行く【風景・野辺山】

【ブログ更新729回】

清里で満天の星空を満喫したが、撮影は難しかった。これは一生のテーマとして取り組もうっと(笑)

で、翌日はキャンプ場から車で15分圏内の、赤岳登山口、JR鉄道最高地点、野辺山国立天文台の3か所をたったかた~~~!と、足早に尋ねた。

憧れの八ヶ岳。次は絶対に登る(笑)

朝からすごい快晴だが1300m以上の地点では、ほとんど汗もかかない。なんて快適なんだ!やっぱり住みたくなってきた(笑)

丁度、小海線の電車が通過。車体半分しか撮れず(泣)

そして、念願だった「国立天文台 野辺山宇宙電波観測所」にやってきた。

広大な無料駐車場に車を停めて歩くと、天文台ヘリオグラフ(使用済み)が出迎えてくれる。まるでイースター島(笑)

外にいた職員の方から天文台の話を聞き胸が躍る。

下↓の写真は、お話しを聞かせてくれた天文台の職員さん。

記念に後ろ姿を一枚(笑)

この施設は天文台の敷地内にある売店やレストランなどが入っている。

天文台見学は無人受付だ。

コロナ禍で入場には代表者1名が記名をする。おおむね見学(無料)は1時間あれば十分だろう。(現在は研究施設の入館は禁止されている)

さっそく、見学コースに則って歩き始めた。

雄大な八ヶ岳が靜かに見下ろす幻想的な雰囲気の電波観測所だ。

国立野辺山天文台は、日本の電波天文学の「聖地」といわれている。

戦後間もない頃に誕生した日本の電波天文学。

ここ野辺山にて、太陽電波の観測、さらに45m電波望遠鏡を中心とした、宇宙電波の観測が世界レベルへと発展した場所なのだ。

国立天文台公式HPhttps://www.nro.nao.ac.jp/

• 45m 電波望遠鏡(ミリ波では世界最大級を誇る)

1400m離れた場所からもば~~んと見える天文台のシンボルだ。

ここにつくまでに、宇宙からの電波をキャッチすることができるミニ観測機が置いてあり、夫が興味深く試していた。

ゲーム機のアームみたいな装置を上げたり、下げたりすると、ぐ~~ん、ぐ~~んと、不思議な音がして、この音が宇宙の電波音なんだ!と、ちょっとだけ博士になったみたいな気分だった(笑)

戦後まもなく誕生した天体観測器のあゆみも見学した。

しかし、ちっちゃなヘリオグラフのかわいいことったらない!

現在は60機が作動していると職員の方から聞いた。

このちびっこたちがミリ単位での太陽電波観測には欠かせないのだそうだ。(みんなで力を合わせて世界的な仕事が実現しているのだと、感動的な話を伺った)

さて、なぜこれほどの世界的な電波観測所が野辺山に作られたのか?

それは、天体からの電波はとても弱く、大気中の水蒸気に吸収されてさらに弱められてまうのだそう。

観測には標高が高く水蒸気の少ない場所や人口の少ない場所が最適だという。

野辺山の良く晴れてカラっとした気候と、周りの山に囲まれて「都会からの電波を遮る環境」が、宇宙電波の観測にはピッタリなのだ。

あっという間の理科系見学だった。

久しぶりに勉強をした気分で清々しい。

国立天文台のキャッチフレーズは「目を醒ませ、好奇心」だ。

ここで学んだ天文の知識は、きっといつか、どこかで役に立ちそうな予感がする。

それまで好奇心の塊でい続けるよ(笑)

山梨週末旅は38年ぶりの清里~八ヶ岳高原ライン・小淵沢ライン・清里ラインのドライブで旅を更新する【風景・山梨県(一部長野県】

【ブログ新規追加728回】

5月27日~28日の週末で山梨県の清里に行った。実に38年ぶり。

車でのドライブが楽しい!

(写真↑清里ライン・まきば公園。遠くに雲海と牛が見える)

無料道路を乗り継ぐことで深緑の季節にいまだ、雪の残る天空の八ヶ岳連峰を眺めながら長野県を通り過ぎ、山梨県小淵沢では美しい別荘地が立ち並ぶ小淵沢ラインを経て、清里ラインに辿り着いた。

八ヶ岳(最高峰・赤岳)を眺めつつ、ずっと深呼吸している気分になったよ。

普段、呼吸が浅くなっていても、そのまま忙しさに忘れて過ごしてしまうけど、深呼吸をすればするほど、体内の血液は循環して新しいきれいな血液を生み出す。ああ、これで生き返ったな・笑)

道中、道の駅での小さな買い物や風景撮影も楽しみ。

はくしゅうでは、キャンプで使う「南アルプスの天然水」を汲むのがミッション。

無料で何本でも汲める。

(写真↓は「はくしゅう」で夫が買った植物の鉢。

お店で小さな段ボールのBOXと新聞紙で持ち帰り用にして頂いた。2つで320円!)

結婚前に訪れた場所にも立ち寄った。清泉寮は深い緑の森の中に佇んでいた。

清泉寮を簡単に説明する→https://www.seisenryo.jp/

清泉寮(せいせんりょう)は、山梨県北杜市高根町(旧北巨摩郡高根町)清里にあり、キープ協会により運営されている宿泊研修施設である。濃厚なソフトクリームが有名。(一種類で400円)

現在は足湯(無料)もある。雲海を富士山側で見ながら朝イチで入浴した(笑)長距離運転の癒しに一役かう天空の足湯。

素晴らしいね。

運営: キープ協会

開業: 1938年(昭和13年)

部屋数: 92室

レストラン数: 2軒

                    

27日~28日と滞在した「清里中央オートキャンプ場」昨日のブログも添付する。

白樺の美しい森でキャンプ~ログケビンに泊まる~清里中央オートキャンプ場【風景・山梨県北杜市高根町南牧村】

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28日朝。青空に赤岳が映える。

早朝にタープを撤収後、ログケビンのテラス(笑)で朝食。

まだ固かったアボカドをナイフでカット。カマンベールのせて塩・胡椒をぱらり。これを管理棟の電子レンジで温めて食べた。

お隣さんの犬と仲良しになったので1枚。

28日は小海線最高地点と野辺山天文台へ向かう(天文台ブログは次回に)

午後18時帰宅。

無事にブラタモリ(八王子編)を観る(お土産のほうとうをたべつつ)

★2024年5月27日更新 白樺の美しい森でキャンプ~ログケビンに泊まる~清里中央オートキャンプ場【風景・山梨県北杜市高根町南牧村】

【ブログ新規追加727回】

3月に、この清里のオートキャンプ場(標高1200m)を知った。とあるYou Tuberさんの番組にコメントをしていた人がいた。

「3月にハイシーズンの半額で素敵なキャンプ場に泊まった!」と、書かれていていた。

わたしは「半額?!」「どこ?どこ?」と、急いで調べてみたら、なんと、半額の期間は年間3回あって、5月中旬~6月いっぱい半額。

清里中央オートキャンプ場→http://www.autocamp.co.jp/

で、ハイシーズンを避けて旅したいわたしは、梅雨の前に深緑が美しいこのキャンプ場に予約を入れた。

夫が「半額だったら、今回はテントやめれば?」「ログケビンを借りてキャンプしようよ」と言うので、さっそくそのログケビンを予約した。

ログケビンはハイシーズンの約3分の1で借りられる!(14900円のところ5500円・一棟貸しで人数制限はあるが基本はこの金額だけでOK)こりゃあ、借りるしかないでしょ?ってことで、今、ログケビンでブログを書いている。

キャンプ場内はWIFIもびんびんで、さきほど、ちょっとだけだが、仕事もしていた。

管理棟が目の前にある。トイレがホテルなみのきれいさ。シャワーも同じくとてもきれい(100円)

ログケビン自体も中はピカピカの木目が美しく、コンセント4つとオイルヒーターも完備されている。

5月末でも清里はまだまだ冷え込むから、わたし達は電気カーペットを持ってきた。なのでぬくぬくとくつろいでいる(笑)

テントを設営せず、タープのみでラクチンだ。

今日のお疲れ様には生ハム&パイナップルと、道の駅「はくしゅう」で購入したサントリーpremiumビールで乾杯。

そこから、ハイボールを作り、焼き鳥を30本焼いてどんどん食べてと、待ち焦がれた炭火焼の味に舌鼓みを打つ。

で、いつも思うことだが、キャンプ飯はとにかく忙しい。これってわたしだけ?

たぶん炭や焚き火料理がそうさせるんだろうね。だってすぐに焼けちゃうし、野外だと冷めるのも速いものだから。

ログハウスはわたし達が泊っているケビン、他にはトレーラーハウス、コテージ、グランピングなど様々。

道具のレンタルや無料で使えるモノも多く、管理棟で優しい男性(若い)女性(やや若い)が丁寧に対応下さる。

焚き付け用の小枝もいっぱい用意されていて自由に使えるのだ。ウエットティッシュやゴミ袋も無料で頂いた。

さて、ブログをアップしたら、少し休んで、夜中に星を見に行く。

今も満天の星空だ。手が届きそうな星空。

すごい。

もったいないから、しっかり、この目に焼き付けておきたいと思う。

それでは、清里からおやすみなさい。

仕事やお金に惑わされず好きなことをする~さっそくTRY~週末は小さな旅に出る【風景・小旅行】

【ブログ新規追加726回】

月末の仕事をほぼ終えた昨日。

今日の午後から明日~明後日の小旅行の準備をする。

仕事モードから旅行モードへの切り替えにブログを書いているようなものだ。

今は、荷物の選別をしながら大雑把に決めたコースの再確認をしている。

午前中、仕事先で食材や諸々の買い物も抜かりなく終えて、明るいうちに荷物を車に積み込んだ。回を追うごとに手順が良くなっているね。わたし(ウソよ・旦那様が・笑)

                 ★

さて、タイトルの(仕事とお金に惑わされない)話。

新年度が始まって2ヵ月。今年の報酬もほぼ確定した。

最低限、幸せに生きていくためには「まだまだ」お金が必要だと痛感している。

まあ、これまでどんぶり勘定できたのがいけなかったのか、きちんと把握してこなかったのがいけないのか?

常に、「もっと、もっと」このくらいないと将来が不安だと、漠然と考えていた。

その不安を取り除くために必死で働いてきた。

しかし、もう、お金の不安や恐れに振り回されずに生きて行きたい!って、猛烈に思うようになった。

ただ、わたしの仕事観は「やりたい・なりたい仕事」を集中して目いっぱいやれること。

だから、無理せず、楽して生きていければいい・・・というようなメンタルにはいない。

暇を持て余すようであれば、その時間やエネルギーを「すきなこと・人の役に立つこと・楽しいこと」に振り当てて行こうと決めている。

営業職は、それなりに削がれるものだから、やり切ったら、行きたい所へ行って世間の垢を落とす楽しみを繰り返す。

要するにモチベーションの一環として旅は重要なポイントとなっている。

旅がもったいない!とか、まったく考えられないもの。我慢もする時はするけど、メリハリで仕事やり切ったら、旅・・・というようにこれからも切り替えて行く。

このほうが、あくせく働くことや将来の不安ばかりを持ち越すだけでなく、「やり切る=楽しみが待ってる」という好循環な環境が得られるはずだから。

                  ★

そして、マネーゲームに終わりはない。

巷には、胡散臭い金儲けの誘いとかイヤというほどある。あれってほぼ詐欺でしょ?

だったら、積極的にマネーゲームから逸脱(抜け出すともいえる)する選択もありじゃないだろうか。

何も、資本主義を否定するのでも、小欲知足ばかりを推進して霞を食べて生きる仙人みたいになろうとか、そういったのとはまったく次元が違う。

要するに、「最低限プラスαの暮らしを実現する!」これで行こうと、ボーダーを決めて、心穏やかに楽しく暮らそうと考えている。

何歳までにこのぐらいないと、生きていけない!とか、2000万円ないと老後が心配とか、あげれば、あくせくしなくちゃいけない世相の煽りを感じている。

しかし、できる仕事をしっかりとやり、誰とも戦わず、丁寧な暮らしをすることで、充実とやりがいは同時に手に入るものだ。

収入を漠然と増やせればいいのだ!という考えは改めた。

意外だけど、お金に対する意識を変えたことで、反対に仕事が適量になってきたし、仕事をさらに丁寧にやろう!と、まるで新人のような気分で取り組んでいる。

そして、余った分の時間やエネルギーは、好きなことや大切なことに振り分けるという好循環の話を書いた。

もし、仕事をこれでもか!と増やしていき、収入は多少増えても、多忙でブログに文章を認めることができなくなったら、どこか満足や納得の行く人生になれないだろうと思うのよ。

                    ★

お金には人を惑わす魔力がある。

だからといって、お金にコントロールされ続けてはいけない。

奪われ続けたパワーを取り戻すために、人生の大切な時間は「これまでやってこれなかったこと」に費やそうと。

忘れていた好きなこと、大切なことを、追いかけ続けて行こう。

お金に換えられない喜び。

                 ★

今回の小旅行はずうっと、やりたかった「星の観測」をしに、清里高原(野辺山)へ行く。

夫は、ミラーレス一眼と三脚、小型天体望遠鏡や単眼鏡を準備していた。気合い入ってるう(笑)

事前学習に役立ったのはこの本。

STARS 星空キャンプの教科書』出版元;株式会社G.B.

• 簡単レビュー

本書は「きれいな星空を見る」をテーマにした新しいキャンプ本。
星がよく見える日時・キャンプ場選びから、星座観測や星空撮影法の解説まで、家族の思い出に残るキャンプの仕方を紹介している。

もちろん、初心者でも分かるテント選びから、冬キャンプのトレンドである薪ストーブの使い方まで、キャンプ情報も満載!


インスタのフォロワー4万人以上の松尾真里子さん、移動式プラネタリウムで星座解説をする名講師の木村直人さん&唐崎健嗣さん、詳しくわかりやすい撮影テクニックの教え方に定評のある田中達也さんなど、充実した監修陣が確実に星空キャンプを120%楽しむためのテクニックを伝授している。

美しい星空写真も満載で、家族と星を見にキャンプへ行きたくなること間違いなし!
満天の星空の下で一緒に星を眺めれば、家族の絆はより深くなる。

この本で紹介されているキャンプ場を今回は予約した。

月や星の読みかた、月のカレンダーも覚えて、春終わりの「にわか天体観測」に行ってこようとワクワクしている。

毎日、いくつかの天気予報と首っぴきだった。

満天の星、見えるかな。

★2024年5月20日更新 情報ダイエットしなくっちゃね~勘所を磨く日々【風景・情報ダイエット】

【ブログ新規追加721回】

来週に予定している小さな旅だが、ど~もお天気が芳しくない。

毎回、お天気に左右されている。

もうね、以前の自分に戻りたい!と、思うぐらい。

それだけ、頑強に「根拠のない自信」で、絶対に旅程を変えたりしてこなかったのよね。若いってことだろう。

で、ほぼ毎回、お天気の神様が降臨あそばされてきた。

わたしは、いわゆる晴女だと確信してたのだ(笑)

しかし、来週末のお天気の崩れ方は、もう、ダメじゃん!と思うから、明日、日にちを変更するつもり。空いてなかったらキャンセルよ(泣)

というわけで、今回も自分の五感に頼る旅はできそうもない。

ウェザーニュースという、ありがたいお天気の情報がある。しかし、お天気ってとても日和見なものなのね。

昨日調べたのと今日調べたのがもう、違っている・・・こういう状況が日常茶飯事だもの。

ついつい、情報があると安心してしまいがちなのだが、旅に限らず生きるため全般が、へんに情報過多になっていると最近、感じた。

結局、お天気情報も様々あるのだけど、ジャストマッチな状況であればそれで済む。 一方、まったく予定や計画がお天気によって、なし崩しにもなりかねない時は、「ああ~~~振り回されてるな」と、感じる(泣)

そうなると、元々持っている「野生のカン」が働かなくなっちゃう(笑)

旅はそんな五感を磨くというか、鍛える格好の材料だとつくづく感じるのだ。

いみじくも、来週の「旅」は自分の「五感」に頼り切った旅にしたいなあ・・・。

というわけで、情報を集めまくっても適切な判断は「自分の五感を信じて頼る」という結論に着地した。

五感に「頼る」と、意識的に情報過多にならないよ。

五感は必要な局面で発揮される不思議なパワーだから、注意深く取りあつかいたいわね。