夏の予定を立てる週末~今年はここ~北・南・中央アルプスを検討中【風景・夏旅の準備】

【ブログ新規追加715回】

GWが終わったばかりだが、今、もう夏の予約は始まっている。(だいたい7月分まで)

GWには、東京・神奈川・山梨をちょろっとしたぐらいで、旅らしい旅はしていない。

(5月末にずらし旅1泊2日を予定中。今週から来週半ばまで仕事びっちり。それでも旅の予定を時おり思い出しながら、自分にはっぱをかけている。発破じゃなくてよ・笑)

だから、夏にはバッっと行きたいところへ行こうと早めに調べはじめている。

この夏もGWの時のように、行動制限なしであれば、ひどい渋滞や乗り物の大混雑が予想される。

申し合わせたように、今週、夫の30年来の友人が「今年は遊びに来てください!」と、メールを下さったのだ。

場所は、大好きな山梨県南アルプス市。

遠くに見える北岳・甲斐駒ヶ岳・仙丈ケ岳・鳳凰山・塩見岳・赤石岳・聖岳・・・まだまだある美しく気高い山々がそびえる街なのだ。

「キツイ登山はしないよ!」っと、言い張る夫の言い分を加味しながら、南アルプスのお花畑を堪能できる山を思い出した。

ゴンドラも山頂付近まであるし、トレッキングには最適な山をいくつか見つけた。

7月~8月を基準に、登山やキャンプとどう組ませるか?ホテルの用意は?友人宅(ログハウス)の滞在は可能か?など、様々なアクティブプランを頭の中で立てていた。

で、7月~8月は登山、キャンプのハイシーズン。

行きたいキャンプ場や登りたい山などは早めに決めて、とりあえず、2泊3日予定でフレキシブルに使える中日に、目当てのキャンプ場を押さえておいた。(人気があるけど、運よくまだ空いてた)

あとは、友人と話合いながら旅程を詰めて行く。

ただ、山やキャンプはお天気次第。

一週間前の天気予想で、無理そうならこの予約もキャンセルするよ。

だから、今から早めに押さえながら、いくつか候補を作ってみている。

やっぱり、旅は計画が一番楽しい(笑)妄想グセがあるから、次から次へと行きたい場所やプランが浮かんでは消え、浮かんでは消え・・・という幸せな土曜の午後だ。

今年、前半の最大のアクティブポイントになると、今からワクワクしている。

今回、参考にした書籍はこちら↓

Alpine Guide 南アルプス』山と渓谷社(2500円)

旅って本当にいいものよね(笑)

★2024年5月10日更新 苔むす話とか~リアルな苔の話をしよう【植物・苔】

【ブログ新規追加712回】

テラリウムってご存知?

小さな箱庭で苔を育てるアレよ。

数年前に静かなブームだったような。100均の観葉植物で作るテラリウムとかも流行ったっけ。

ジブリの作品になぞらえたものもあった。(画像を引用・ラピュタ風の苔テラリウム)

今、また靜かなブームになっているようだ。

一昨年、コロナ禍になって、わたしの山熱も再燃した。

毎回の登山では、お天気が一番の関心事である。

お天気は、時には味方となり、場合によっては敵にもなりうる怖い存在だ。

どれだけ、準備を入念にしても、ひとたび天候不順となれば、アッサリと中止する。

絶対に晴れのお天気以外では登ってこなかった。

しかし、天候不順を狙って登る登山もあるのだそうだ。

雨、曇り、深い霧などが出ている山へわざわざ登る!しかも、場所は八ヶ岳連峰がその目的に最高だという。

いったい何をしに行くのか?

それは、「生まれたての苔」の撮影だ。

八ヶ岳は世界有数の苔の群生地だ。その数も無数。TOP写真も八ヶ岳でよく見かけるふわふわの苔。(名前は忘れちゃった)

登山家の野口健さんも、苔を見に行くのに八ヶ岳を登るとTV番組で話されていた。

たしかに、森の中で湿気と養分をいっぱい蓄えて育った、できたての苔は本当に美しい。              

しかし、苔って長い年月をかけてできると思うでしょ?

実は、環境さえあれば、苔はすくすくと数年で立派に育つのだ。

                  ★   

なぜ、そんなことが言えるのか?と言えば、以前住んでいた一戸建て(新築してから3年ぐらい)の時の話だ。

小さなわが家の庭(3畳ほどの芝生地)を見せて!と、ご近所のご婦人が訪ねてきたんだ。

わたしは、芝生の手入れも満足にできていない無精を隠す気もなく、「どーぞ、どーぞ」と客人を迎え入れた。

彼女は、やや枯れつつある芝生地に見入っていたのね。そしたら、突然「欲しいものがあった!」と、なかば狂喜乱舞・・・。

それは、その小さな芝生地のすみっこに自生していた「ふわふわのできたて苔」だった。

彼女は臆することもなく「この苔が欲しいんですがダメですか?」と。

わたしは、苔の存在すら知らなかったから「どーぞ、どーぞ」と、持って行ってもらうようにお薦めしたの。

その苔を取るために彼女が用意したものは、玉子の透明なパックと小さなシャベル。

その玉子パックに少しずつ、それは、それは大事そうに入れて行ったんだ。

後に「テラリウム」を作る職人さんだと知った。

彼女は質の良いできたての苔が手に入ったといい、ご丁寧に菓子折りを持って挨拶に来てくれた。

それから、しばらくしてあるTVの番組で、「植物や苔など、山や個人の庭からは移植してはイケナイ!」という事実を知ったのだ。

植物の中でも特に苔はとてもナイーブな生き物で、少しでも違う土や空気や匂いに敏感なのだと。

せっかく移植しても、ほぼ枯れてしまうとも聞いた。我が家に苔を取りにきた彼女も、きっと、にわかテラリウム職人さんだったのだろう。

その後も、わが家のふわふわ苔はどんどん勝手に育成して行った。ずぼらなわたしは、その緑苔を使ってどうこうすることはなかったが、たまに触ってふわふわ感を楽しんでいたんだ(笑)

わたしにはどーでもいいものが、他人には宝の山だったという話よ。

苔むす前にここに記しておこう。

                    ★

最近の流行りをもうひとつ。

パルダリウム」本来であれば、魚を育てる水槽に熱帯植物のジャングルを作るという新種のガーデニングだ。

ここに、資料を載せる→https://t-aquagarden.com/column/paldarium パルダリウム水槽とは?本格ブーム到来!

水槽の電気に照らされた熱帯植物の美しいことったらない!

素敵なハンドブックも見つけたので合わせて紹介する。

『パルダリウム ハンドブック』大自然の景色を手本に作る、ガラスケースのジャングル(長谷圭佑・著/ 双葉社)

わたしは、山に登山で行くようになってから、すっかり里山公園での山野草や園芸店の園芸植物を見に行かなくなった。

なぜ、行かなくなったのか?

たぶんそれは、長いこと、足元の小さな植物を愛でてきたが、山そのものの大きな自然を目の当たりにして、深く、圧倒されてしまったからだろう。

美しい山々の景色や歩いてみたくなる稜線の数々が、わたしを山通いへいざなう。

しかし、「テラリウム」や「パルダリウム」という技法で大自然をお手本にして、一種の箱庭が手に入れられるなんて素晴らしいとも感じた。

どんな形にせよ、緑は素晴らしいものだもの。

古さとの象徴「独立峰・塩の山」に登ってきた②【風景・山梨県甲州市塩山】

【ブログ新規追加705回】

昨日、山梨県甲州市塩山の「塩の山」に登山した。

実は、塩の山では「塩は採れない」のだそうだ。

ではなぜ?この名前がついたのか?ちょっと調べてみた。

• 塩の山 名前の由来→は、「四方からよく見える」「四方がよく見える」という意味で「しほうのやま」と呼ばれたことから名付けられた山名といわれている。 また、平安時代の「古今和歌集」には、おめでたい歌として「志ほの) 差出の磯に住む千鳥 君が御代をば 八千代とぞなく」と詠まれ、宮廷歌人の憧れの地になったと言われているそうだ。(甲州市HPよりhttps://www.city.koshu.yamanashi.jp/iju/54things/articles/no-146.html)

何だか、雅(みやび)な名前の由来だった。

塩の山は単体の独立峰で、富士山、南アルプス、秩父連山と360度ぐるりと見渡せる低山として、古くから地元民の憩いの場所として親しまれてきた。

昨日、山頂でおにぎり休憩していたら、地元民らしいご家族が飼い犬を連れて登ってきた。

そのわんちゃんも山頂で、ゆっくりと登りの疲れを癒しているのか?座り込み富士山側の景色をずうっと眺めていたんだ(笑)

お若いお父さんだけがヒーヒーだった様子。奥さんや小さなお子さんはまったく息切れもせず、「おうちどこかな?ばあばのおうちも探そう!」と、地元民ならでは、景色を堪能していたよ(笑)

登山道と山頂に2か所「健康の鐘」なる木版がある。

木だからか、ちっともいい音はしなかったが、誰でも登りきったら鳴らす鐘だろう。

もちろんわたし達も鳴らしたよ(笑)

さて、独立峰の話に行こう。

独立峰とは→https://ja.wikipedia.org/( Wikipediaより)

文字通り、単体で立つ山のこと。他の山から離れて単独でそびえる山だ。また、ヤマケイなどの調査では、独立峰の基準がある。

独立峰としての山容の美しさ

展望や自然の豊かさと、登る上での魅力

地域に根差した文化・歴史的側面

こんな基準があり、この基準を満たしている日本国内の独立峰は45座ある。

もっとも有名なのが「富士山」だろう。

+

塩の山からも見える。昨日は晴天だったが、富士山方面に雲が多く、時おり雪をかぶった頂上が覗く程度で残念だった。

上の写真↑は山頂から撮った雲をまとった富士山。

「山と渓谷」2021年4月号「日本の独立峰45選」が秀逸な一冊だったので、リンクしておく。

というわけで、塩山の「塩の山」へ登った経過と簡単な名前の由来、独立峰の話をまとめてみた。

                     ★

• 旅のこぼれ話

これまで、平日だけで旅を続けてきたが、今回はなぜだか祭日を「選んで」しまった。

やはり、GWの車渋滞の罠に見事にハマった午前中。

本来なら家から1時間もかからず抜けられる相模湖までの一般道が2時間もかかった(汗)ちなみに高速道路でも同様。

まあ、多くの人が訪れる場所を選んでいないので、目的地へは相模湖を抜ければスイスイだ。

勝沼市のフルーツライン(標高410m)の展望に車を停めて、これから登る「塩の山」を見定めてワクワクする。

しかし、葡萄や桃のなってない棚園はさみしいものだと思いきや、新緑の季節を迎えてそれは、それは美しい。

しかも、遠くに南アルプスを擁し、ぐるっと山々に囲まれた甲府盆地の壮麗さに、清々しい気分になれる。先月も、長野県(松本市)と、山梨県(甲斐市)を旅したばかり。

どんだけこっち方面が好きなの?って言われそうなぐらい毎回、満足度が高く大好きな地域なのだ。

食べ物では、山梨県の地域スーパーで買う「ほうとう 生麺」1袋二人分 (税別138円)が絶品。昨日は2つ買った。この形で138円は安い!

これをお土産に買うのが定番だ。道の駅やほうとう屋さんのオリジナルを買うのもありで、味比べになって楽しい。

煮込む調味料もみそだれがそれぞれ違うので、そのあたりも現在研究中。

この生麺を野菜やお肉で煮込んだ自家製「ほうとう」は本当に美味じゃあ(笑)

昨日は、ワークマンでキャンプTシャツをお土産に購入。夫は、さっそく今朝から着ている。

と、こんなGW中日を過ごしている。

5月は来週から3週間はバッチリ働いて、また月末旅に出る。

メリハリの利いた暮らしを推進中だ。

塩の山(標高553m・独立峰)~甲府盆地の超低山を登る~登山前①【風景・山梨県塩山を訪ねて】

【ブログ新規追加704回】

山梨県は甲州市。塩山を尋ねるのは実に、30年ぶり。

塩の山は、塩山駅から徒歩でも行ける「向獄寺」というお寺の脇の登山道から登る超低山。

しかし、その山姿は、お寺様を遥か昔からお守りし続けてきた威厳に見舞われそびえ立っていた。

南アルプスのように連なる山々とは違い、塩の山は単体の独立峰だ。この独立峰の話は明日の②にまとめてみる。

向獄寺は初めて訪れたのだが、あまりにも厳かで、靜かな場所だった。GWの観光地の喧噪など皆無。わずかな観光客が虫取りに網を背負って来ていた。あとは塩の山への登山者だけ。

無料駐車場(たぶん20台ぐらい)を見つけるのにちょっと苦労したが、すぐ見つかった。

いい場所を見つけた。

手入れの行き届いた境内や御池が、静寂を保っている姿が素晴らしかった。

そのたたずまいが見事だったので、塩の山への直行ではなく、まず、お寺様の鑑賞をしたのだ。

そして、必見だったのが「春もみじ」だ。

昨年、春に紅葉するもみじを鑑賞しに裏高尾へ行ったのだ。季節を見まがうほどの色づきに驚いた。

ここ向獄寺でも、丁度、お寺の登山道入り口山門に植えられていた。

それは、裏高尾でみたもみじとも違う、どこか厳かな雰囲気がした。

なぜなら、裏高尾では至る所に集中的に何本も植えられて、まるで燃えているかのような眩しさだったが、ここではたった一本だったから。

その存在感に圧倒されながら登り始めた。

このモミジはイロハモミジの一つ「静崖(せいがい)」という品種。

鮮やかな紅色の若葉が特徴だ。

驚くことに、この若葉は、生長につれて徐々に緑色に変わってくのだそう。

と、いうわけで、登山前のお寺鑑賞の様子をお伝えした。

明日、後半②では、超低山「塩の山」の命名の由来をひも解いてみよう。

お楽しみに🎶

※ 向獄寺(こうがくじ)→https://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/spot/p1_4495.html富士の国やまなし観光機構より)アクセス・歴史など情報はこちらから。

GW2日目 ディ・キャンプ日和~東京の清流で過ごしてきた~東京都青梅市柚木町 柚木の山崎川原【風景 / ディ・キャンプ】

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東京都青梅市を流れる多摩川の上流域に、無料でキャンプできる河川敷がある。

昨年、もっと上流でラフティングを楽しむツアーと出くわしたんだ。

で、今日もラフティング体験のゴムボートが何艘も下ってきた!

いいお天気で川下りも最高だ。

この青梅市柚木町の河川敷は、石ゴロゴロの場所となぜだか、白っぽい砂地もある。

今日は、お昼頃に初めて来てみたのだが、すでに駐車スペースがいっぱい。それでもよ~く探せば何とか入れられるスペースがあり、さっそくそこに駐車。

たぶん20台ぐらいでいっぱいになる。

すでにファミリーが何組か、BBQをやってて、そのそばで男子学生っぽいグループももれなくBBQ(笑)しかし、水辺のそばは石ゴロゴロ地帯だ。

わたし達は、少し上の方の砂地で、久しぶりにサンシェードをサッと建てて、椅子2客と折り畳みテーブルを出して、ガスバーナーでランチの支度。

今日は、家でカレー稲庭うどんを仕込んできた。軽く温めてノンアルコールビールと一緒に頂いた。

砂地では、多分泊まったと思われる外国人男性グループ(音楽をかけながら、話声がめっちゃうるさいし、誰もマスクしていない・・・こういう迷惑グループには絶対に近づかない)が。

それを背にして、川岸にサンシェードを建てた。風が強くて、長居は無用と1時間ほどで撤収してきたよ。

まあ、川の水はとてもきれいで、キラキラ光っていてそれは素晴らしかったし、ブッシュクラフトを楽しむ若い男性たちのカッコいい焚き火スタイルもいい目の保養となった。

新緑が眩しく、ラフティングのボートを何艘も眺めながらのカレーうどんは、美味しかったよ。

近年、台風の影響によって、多摩川上流域も河岸が大きく削られて、河川敷のスペースがどんどん狭くなっているそうだ。

青梅市柚木町の近隣住民の憩いの場として、古くから大切に保全されてきたとも聞いた。

迷惑にならない程度に使わせてもらうんだったら、ディ・キャンプで丁度いいんじゃないだろうか?

泊まって、大酒飲んで、大声ではしゃぐとか有り得ないよね。

というわけで、一度行ってみたかった青梅市の柚木の川原を紹介した。

詳しくはこちらの資料をどうぞ→https://camp-quests.com/81664/東京「柚木の川原(山崎川原)」無料でキャンプができる都内の数少ない野営地の紹介

失われた習慣を取り戻す~旅の計画を立てる~忘れてたやり方を思い出した【風景・旅を日常に組み込む】

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最近気が付いたことのひとつ。

毎日の生活の中に、確実になくなってしまった習慣があったことに気がついた。

それは、「旅の予定」を組むこと。

我が家では、コロナの出現前までは、年頭には丸一年分の旅行計画を立てるのが習慣となっていたのだ。

もう、コロナ禍となって、先行きの見えない旅程は立てられないと、まったくそうした習慣をを辞めていたし、持っていた事すら忘れていた(驚き!)

今年のGWは、この2年半とは全く違った何の規制もない自由な連休だ。

しかし、GW初日のニュースで、実際GWに遠方に出かける人の割合は実に全体の3割に「過ぎない」のだと、びっくりするような統計結果だった。

な~~んだ!みんな出かけないんだ・・・。

家で過ごす人が63%だという。

コロナ感染への心配だけでなく、世間に踊らされず、じっくりと身体を休める休暇を取る人が増えたのだそうだ。

たしかに、わたしもGW前の仕事では激務だった。

そのせいか、今週、左腕に五十肩のような嫌な痛みがあり、GW前半は痛めた身体の休息に充てている始末。

毎日、仕事に勤しむ人が「さあ!GWよ!」となってもわたしのように、身体がすぐに追いつかない場合も多いだろう。

しかし、約3年間の新型コロナウイルス感染という前代未聞の期間を経てきたわたし達が、生き抜くのには、「旅」が与えてくれるエネルギーが何より必要なんだ。

長旅でなくてもいい。ただ、日常から踏み出すことをためらってはいけない。

今こそ、1泊2日の非日常を栄養分として与えてあげよう!

時間の長さにかかわらず、そこで出会う濃密な体験、圧倒的な風景や未知の匂いは、味気ない毎日に劇的な変化を与えてくれるはず。

新しい自分に出会うため、心ざわめくのだ

.

で、今日、大雨の午後、新しい旅先への予約を完了させた。

5月下旬に「ずらす」事で、ハイシーズンの半額で予約できた。

忘れてしまった「旅する感覚」を取りもどす、このGWはまさにリハビリ期間だね(笑)

こうして、「旅することをあきらめない」わたしが戻ってきた。

エコツーリズムで手軽に旅しよう~家から1~2時間圏内をくまなく旅する~観光の既成概念を取り払う♪【風景・エコツーリズム】

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エコツーリズムってご存知?

エコツーリズムとは

  1. 自然・歴史・文化など地域固有の資源を生かした観光を成立させること。
  2. 観光によってそれらの資源が損なわれることがないよう、適切な管理に基づく保護・保全をはかること。
  3. 地域資源の健全な存続による地域経済への波及効果が実現することをねらいとする、資源の保護+観光業の成立+地域振興の融合をめざす観光の考え方である。それにより、旅行者に魅力的な地域資源とのふれあいの機会が永続的に提供され、地域の暮らしが安定し、資源が守られていくことを目的とする(一般社団法人エコツーリズム協会https://ecotourism.gr.jp/definition/)

アウトドアの旅を指向するわたし達夫婦は、かなり前から「エコツーリズム」の目指す旅の仕方を意識的に取り入れてきた。

• エコツーリズム・・・なるべくローカルな乗り物や徒歩を使って身近な自然に触れることを目的とする旅。

• マイクロツーリズム・・・家から1時間~2時間程度で行ける場所を旅の中心地とする。

例えば、秋の山梨で勝沼町のぶどう棚を巡る旅とか。(写真は勝沼町のぶどう棚での一枚↓)

これは数年前の実体験だが、13ヵ所もの甲州ワイン醸造所を徒歩で巡り、工場見学をしつつ、ヴィンヤードと呼ばれるブドウ園の土壌を知ったり、地域性を学んだり、高級なぶどうの味を行く先々で堪能するという、まさにワイン好きには至福極まりない旅が実現したのだ。

一日で15キロほど歩きながら、20種類の品種を飲み、23種類だったかな、ぶどうの味見をした。それらは、すべて無料だった。

限りないエコツーリズムの走りだったと、感じている。

同じぶどう棚をタクシーで回っている観光客も多く見かけたが、だいたい外国人のツアーリストは、わたし達同様に徒歩でkatunumaシャトーを回っていた。

徒歩でワイン醸造所を回るのは、ぶどう畑の起伏を知るいいチャンスなんだ。登山と似てるね。

それを、タクシーで回ってしまうのなら、最初から自分の車で回るよ。でもそれじゃあ、飲めないじゃん(笑)

エコツーリズムの醍醐味のひとつに、その地域に走る電車に乗って現地に入るというのも楽しみのひとつ。駅はその街の交流のスタート地点だ。様々な情報の発信地だ。

さあ、家から1~2時間で行く、ローカル線(または自家用車)と徒歩を組み合わせる「エコツーリズム」をやってみよう!(旧所や歴史のある場所ならさらにいいよね。おすすめは酒蔵、山城、歴史的建造物など)

お仕着せの観光旅行ではない、「裏観光」を独自の目線で企画してみよう!という提案よ。(一流のツアーリストになったつもりでね・笑)

たぶん、行列や人混みに悩むこともなさそうだし(笑)

わたし達は、このGWでは最近見つけた、山梨県「駅からすぐ行ける独立峰」の低山に登山する予定。電車で行けばエコツーリズム的だろうけれど、飲まないので車で行こうと思う(笑)

地図を広げて、家から1~2時間範囲がどこなのか?知るのも楽しいよ。

そうしながら、まだ行っていない場所を攻めるもよし、お気に入りの場所ならば何度でも訪れるもよしだ。

満足度も高くなるハズ。

「エコ・ツーリズム」を生活に取り入れて、自分だけの旅をしよう!

ずらし旅のすすめ~ずらせば思い通りの旅に近づける~ハイシーズンのちょっと前がおすすめ♪【風景・ずらし旅の極意】

【ブログ新規追加698回】

旅はハイシーズンでなければ、料金も少なくて済み、混雑や行列は皆無のノンストレスだ。

しかも、時間をずらす感覚を会得していると、思いのほか、有意義な時間が生み出せるのだ。

それはなぜか?答えは簡単で、多くの人と同じ時間に同じ場所に向かえば当然だが、混雑するよね。

わたしは、行列はムダだと思っていて、なるべく並ばずに済む方法をいつも考えている(笑)

行列を攻略するのは、ただひとつ。

一番に並ぶんだ。

要するに時間をずらすだけで、ガラガラ状態を満喫できるハズ。

桜の時期だったら満開前がいいし、山開きだったら前日とかがいいのかもしれない。

大群が押し寄せる前にフェイントしちゃうのが、わたしの旅の流儀(笑)

しかし、2022年、各地で数々の事故が多発している。

毎年4月27日開山祭りの上高地では、道路の倒木不備により開山祭りは急遽中止となった。

道志村では、キャンプシーズンを迎えているが、頭蓋骨の白骨が見つかったばかり。2年前の行方不明者、小学6年生「美咲ちゃん」を彷彿とさせる。

さらに、知床遊覧船の大規模事故など。出かける際は、すべて自己判断で危険を回避できるように慎重に行動したいものだ。

それでなくとも、旅にはアクシデントはつきものだから。

約3年に及ぶ、新型コロナウイルス感染拡大の縛りが一切ない今年のGW。

10連休を取り皆、日本中へ出歩く事が必然だ。

行く先々で、コロナ禍で鈍った感覚は、驚くほどに渋滞や行列を弾き出すだろう。

で、わが家では、わたし達夫婦は先週3日間さきどりで旅してきたが息子も同僚と、ちょっと早い箱根旅で温泉三昧してきた。

TOP写真はそのお土産。大涌谷の野菜の味噌漬けと箱根の地酒は最高(笑)

息子たちは、平日~週末の1泊2日だったが、人はかなり多かったと聞いた。これがGWとなると、宿泊費も跳ね上がり、どこへ行っても行列待ち。

せっかくの旅だもの。行列や人の混雑を避けに避けて楽しめる方法が必要だ。

明日は、さらに今までの観点とは違う旅の仕方を書く予定。

どうぞ、楽しみにして~~~(笑)

旅の余韻=後遺症から抜け出した~旅の醍醐味は行く前と行った後♪【風景・旅の本質】

【ブログ新規追加695回】

先週は仕事して旅に出て、帰って仕事して週末というハードなスケジュールをこなした。

このスケジュールを企てたのはわたし。

春の登山と泊まりキャンプデビューを上手に組み合わせられるか?

第一、新年度の4月、仕事を丸3日も休めるのか?

その日程で、現地のお天気は?キャンプ泊するためには雨・風の推移を予想せねばならない。

決める前に調査にずいぶんと時間がかかった。

結果、すべてがベストマッチだった。

                    ★

いつからだっただろう。

お仕着せの旅行から脱皮したのは。

それは6年前、格安航空券という魅力的な商品とLCCという新しい小型航空機なるものを知った時。そして、バーゲンチケットをWEBで発見!チェジュ航空で往復航空券をたった600円×2で取った時だった。(成田→仁川の往復で、ひとり諸費用込み6890円!)

どーしても取りたかったので、申し込みから完了まですべてが英文!だったが、必死でゲットしたんだ(笑)

LCCのおかげで、国内外に頻繁に旅することができた。

わたしは、特別英語が得意なわけじゃないが、どーしてもという時は、それこそ夢中で頑張れる。だって、訳せばいいだけだから。

(どーでもいい話だが、このブログの本体、Wordpressの習得もほぼ英語だったし。今でもダッシュボードの先のメンテナンスではすべて英語圏なの(泣)でも大丈夫みたい。)

今では、誰でもツアーリストにならなければならないし、憧れだったツアーリストの職種が格安航空券の出現や世界的パンデミック・コロナウィスルの出現で一気に先細ってしまったときく。

                     ★

今回も実際、2泊3日という76時間をどう有意義に過ごせるか?に注力し切った。

ツアーリスト的発想で、タイムスケジュールをざっと組んではいたものの、もっと綿密に図れたのかもしれないと思っている。

行先、泊まる場所、どーしても行きたいアクティビティ、お天気が崩れた時の代案など、調べることや決めることは満載だ。

で、手前味噌だが(笑)今回の「春の信州旅・キャンプ&登山」は想像以上の大成功を収めた。

まず、お天気は2日間は大晴天、3日目にやや曇り。もうこれだれで優勝した気分(笑)

次に「どーしても行きたかった」場所を登山で訪れた。それもさほど厳しくない?状況で。

さらには、無駄に費用を捻出せず、これまでの修行の成果か、かなり節約できた旅全般が実現した。

帰ってきて、翌日から仕事に出たが、心も身体もまだまだ、旅の余韻を引きずりながら少しづつ、日常のサイズ感に戻ってきた。

その間、2日。

時差があるわけでもないが、いつまでも八ヶ岳の空気をまとっていたくて、何度も美ヶ原の風景を思い出していた。これが、旅の余韻というか後遺症なんだろう。

下の写真は、今日4月24日 美ヶ原のライブビュー午後18時34分

遥かに広大な自然を堪能したことで、自分の一番大切な「小さな暮らし」に戻ってもガンバレるんだよ。

まさに、旅とは命の洗濯。

このことに気づいてから、旅を「あらゆる可能性と出会いの時間」へと変えてきたのだ。

旅を綿密に計画し、実行して垢を落とし、現地で人や自然に感動し、旅の余韻を咀嚼し、栄養にしてこそ、それが旅の醍醐味だとも言えよう。

今は、次への指標を案じてはいるが、当面行きたいところとか、魅力的な場所が見つからないし。

ま、どんなに引きずっても、刻々と日常に戻ってしまうけれどね。

さて、明日から月末。GW前のもう一丁!

張り切って仕事、行きまっしょい(笑)

信州・甲斐路~旅のまとめ【風景・長野・山梨の旅】

【ブログ新規追加693回】

長野県松本市でのキャンプ泊から美しヶ原高原のロングトレイルを経て山梨県甲斐市のホテル泊で温泉三昧。

3日目は、お天気が今一つだったが、河口湖で今、人気沸騰中の「ほうとう不動・東恋路店」に行き、真っ白い雲をイメージしたキッチュな建物を撮影し、お土産にほうとう生麺を購入。付属の田舎味噌が本当に美味しかった!(4人前490円)

それから、2度めとなる「忍野八海」へ出向き水深8mの湧き水の池でスイスイ泳ぐイワナやアユを見てきた。(お魚の目に表情があって怖い・笑)

ずっと、裾野しか見えなかった富士山もほんのすこしだけ顔を出してくれたんだ。

富士山が大好きな夫と、気持ちが通じているみたいだった!(笑)

                  ★

                

詰め込み主義なわたし達の2泊3日だったが、かなり行きたい場所を端折ってきた。

そんな行きたかった場所を画像(WEBからの拝借)を3か所抜き出してみた。

• 松本十帖木の本箱(ホテル&ブックストア)画像を公式HPから拝借↓

• 道の駅白州(サントリー白州醸造所の手前にある。まるで醸造所のような建物が素晴らしい)↓


• 高ボッチ高原 長野県塩尻市(ここの絶景無料キャンプ場を利用するハズだった。しかし災害被害で主要道が閉ざされていることを知り断念。2022年4月21日開通。また、今年から有料キャンプ場へと変わったので要注意だ)↓

いくつも行きたい場所はあれど、時間が許さなかった(泣)

また、いつか来ようと思わされる場所ばかりだから、こうして写真と共にブログに残している。

また、今回の旅ではキャンプ場は無料、ホテル(天然温泉ホテルリブマックスBUDGET甲府)はマイナポイント利用で無料。

美ヶ原のトレッキング・トイレ・駐車場もすべてが無料だった。

さらに高速道路は使わずガソリン代のみ。普段の営業仕事で長距離運転には馴れているので、自然とそうなった。忘れた物の購入や、あちこち寄り道が楽しい一般道の旅。

ただ、ここまでが限界だろうけど(笑)

一般道では山梨県と長野県の県境で「左側に南アルプス、右側に北アルプス」を同時に見ながら運転でき、まさに至福のひとときだった。

このブログでは、「財布に優しい情報提供」を謳っている。

GWに役立つ最新情報となっている。

今はまだ、次の旅を考える余裕はない。

それだけ、今回の信州・甲斐路旅は充実してるんだろう。

さて、明日からは次の旅を模索しようっと(笑)