「山道具に魅せられて」~ザックと登山靴がわたしの生活を変えた~雑文エッセイ【風景・山道具】

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山梨の旅2日目の朝。

雨で真っ暗。

さて、どーする?

当初は、帯那山に連なる、低山(792m)の淡雪山

へトレッキングの予定で、前日まで情報を集めていたのだ。

(淡雪山の画像を拝借する↓)

淡雪山は昇仙峡の羅漢寺山を思わせる真っ白な花崗岩が突出した風景が圧巻だと知り、ぜひ行きたい!と願っていたが、朝の時点で悪天候、残念だがあっさりと登山は中止。

で、ホテルをチェックアウトして、甲府市のワークマンプラスでしばしお買い物。

そこから中央市にある、養蚕が盛んだった中央シルク工芸館に行ってみる。ここは、4つの種類の地層が重なり合う、いわゆるフォッサマグナ?みたいな地層の影響で滾々(こんこん)と湧き出る天然温泉が有名だ。

また、すぐそばに、春には千本桜が咲き誇り、南アルプスの展望が素晴らしいパノラマ台を擁する「たいら山」があると知り、温泉を堪能ランチを取り、その足で、たいら山トレッキングへと出向いた。

お昼ごろは、朝の悪天候が嘘のように晴れ渡り、パノラマ台では南アルプスの8つの山がほぼ見えた。八ヶ岳だけが煙って見えず残念。

8つの山は「間ノ岳・北岳・瑞峰山・茅ノ岳・八ヶ岳・鳳凰山・甲武行山・聖岳」まだあったみたいだけど覚えきれな~い!(泣笑)

                    ★

美しい山々を眺めて思ったことは。

ザックを背負って、登山靴を履く人生を送るとはまったく考えていなかった。

子どもの頃、両親の用意してくれたキャンプや登山は、それはそれはワクワクの尽きない楽しい冒険だった。

しかし、大人になる過程では楽しいことはいくらでもあって、いつの間にか山への思いは忘れてしまった。

4年前の上高地旅で、本当に久しぶりの本格的雪中トレッキングをして、「ああ、自然ってこんなに素晴らしいのか。空気も風も緑も水もすべてが美しい」と。

また、行きたい!と考えて、まず近所の里山から歩いてみようと思い立ってもう5年目だ。

歩けば、登れば、自分と向き合う有意義な思考の時間が与えられるのだもの。

今の課題や将来の夢を練りに練るために登っているんだ。

そして、「日本百名山などの有名な山を見に行きながら麓の低山へ登る・泊まる」という、自分の足にあったトレッキングが実現している。

ザックを背負わなければ、登山靴を履かなければ、まったく踏み入れないであろう、地味な里山の原風景。

もう、観光地への旅をする必要はなくなった。

毎月、仕事やものごとをやり切って山へ歩きに行けば、すべての心の汚れや疲れを洗い流せる。

この先も、山行が進めば、少々高い山にも挑戦するだろう。

でも、低山が基本だ。

安心・安定の里山に登り歩いて行こう。

「創作の森 おびな」一日4組だけのプライベート感満載キャンプ場に行く~標高1422mの帯那山にて【風景・山梨県甲府市】

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南アルプスを望む甲府市の里山にひっそりとあるキャンプ場に行ってきた。

今年3月のその存在を知って、3月、5月、7月と3回に渡りキャンプ場の予約をしてきた。

しかし、毎月の緊急事態宣言が延長、延長と、いとも簡単に延長されて、県外への遠出を避けるお達しが出ると、「考えを是正する=キャンセルする」という選択種しかなかった。

そして、やっと、憧れだった「創作の森 おびな」へ、昨日行ってきた。

WEBで見ていたのである程度、様子はわかってはいたが、全体に小さいかなと思った。WEB画像はマジックだから~~~(笑)

ABCDと4つのキャンプサイトがあり、週末はほぼ埋まっているが、平日は空いていて予約は取りやすい。(☎予約のみ)

研修施設やウッドデッキが併設されていて、国や県の教育機関の後押しもあり、付近の里山散策や農業体験などのイベントなどが組まれている。(写真はCサイトから見える管理棟↓)

今回、Aサイトには女子3人のグループが入っていて、朝から焚き火料理でワイワイとにぎやかに楽しんでいた。

わたし達は、その横のCサイトを予約していた。管理人のおばちゃんが、「今日は車をサイト横に置いてオートキャンプしていいよ」と、嬉しい提案を頂いた。

気さくなおばちゃんは、お昼ごろにサイトに来て「お昼でちょっと家で休憩だから、不在します!」と言い、愛車で山を下りて行った。

また、焼き残しの炭や薪を入れる一斗缶を持ってきてくれたりと「至れり尽くせり」だ。

なんだか、ありがたいし、ほっこりする♬

帯那山の山肌に作られたキャンプ場は、AとCだけが車で入れる仕組みになっている。

そして、嬉しいのは2サイトに1つづつトイレがある(もちろん掃除が行き届いた暖房便座のトイレ・笑)

水場はサイト中央に1か所。

わたしは、山でもキャンプ場でもその場所がいくら人気でも絶景でも「トイレ」や「水場」の良しあしで、すべてジャッジしている。

やはり、トイレが残念な場所がとても多いとも感じている。

人に薦める際も「トイレのきれいさ」で判断し勧めているの。

これも、小さなこだわりよ。

                     ★

で、今回のディ・キャンプでやりたかったことは、夫のリクエスト「ハンバーガーと豆のスープ、焼きいもを焚き火で完成させる」というミッション(笑)

結果は、どれもまあまあ、よくできました!という感じ。

そうそう、このサイトの良い所はサイトの中に木製テーブルとイスがあり、調理やテントを収納する時にとても重宝したんだ。

もう一つのミッションは夫の「火遊び拡大」で、焚き火台を4台用意して、薪、木炭、豆炭と次々に試したりミックスしたり。

豆炭はいい具合に焼けたら取り出して、ダッチオーブンの蓋に載せて焼きに拍車をかけたりと、一歩進んだ調理ができた。

スープがふつふつと沸くのを見て、「しあわせ~」と感じたよ。

サイトの中の林はほぼ桜だそう。小枝がたくさん落ちていて、管理のおばちゃんが拾ってきてくれ、スターターとして使わせて頂く。有難い!

                 ★

南アルプスの山々の美しさに涙が出そうになったり、帯那山の見晴らし台から見た夕方の富士山に圧倒されたり。

きれいな山の競演を見せつけられた山梨甲府旅。

おびなのおばちゃんは、「また来る?」って聞くから、わたし達も「桜の時期にぜひ!」とお応えした。

あまり知られていない小さなキャンプ場。

ここでは、1サイトに1グループだから、他人の目が気になることはない。

自由にサイト内を使って、思い切り独自のキャンプを楽しめる。(サイト内はテントが4つ建てられる大きさ)

料金

① 9時~13時(400円)

② 13時~17時(400円)

③ 17時~21時(400円)

④ 21時~翌朝9時(1220円)

※ 泊まり、ディ・キャンプ等、人数ではなく、コマ割りで上記の時間を「足して」支払う。(昨日、わたし達は9時~13時、13時~17時の2コマで800円支払う・激安)駐車場は無料。

絶対にまた行くんだ。

★2023年12月16日更新 山梨・ホテルスティ【風景・旅の徒然】

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山梨に来ている。

今年、3回予約するも、緊急事態宣言発出ですべてキャンセルしてきたキャンプ場で、念願だったディ・キャプを楽しんできた。

標高1471mの高山キャンプ場だ。

そしてディ・キャンプ後、甲府市内のホテルに宿泊している。

甲府ワシントンホテルプラザ。

ワシントンホテルは、友だちの結婚式以来。今日は、甲斐の特産品を使った朝食(和食)付きの6800円の宿泊だ。先日当たったJTBギフトカードにてお支払い(笑)

落ちついたいい感じのお部屋。取ったお部屋は10階と高層なので、甲府の月夜の夜景も素晴らしい。

今日は、南アルプスを見ながらのドライブ。山の美しさに泣きそうになったよ(泣)

そうそう、ホテルステイでのお楽しみは、夜の街をぶらつくことよね!

舞鶴城と県庁のライトアップをつかの間、夕食前に楽しんできた。

明日は、甲府市の里山登山の予定だが、どうも天気が荒れそうだ。

そうなったら、武田の杜トレイルのトレッキングは諦めて、温泉でも入りに行くか(笑)

お天気ほど、じゃじゃ馬なものはないね。

まったく翻弄されっぱなし。

で、今日は夕方の見晴らし台で撮った、雲の傘をまとった富士山の眺めを一枚。(スマホ撮影)

それでは、おやすみなさい♪

山とキャンプのご飯は「美味い・軽い・早い」が鉄則~外食の概念がまったく変わった~♪【風景・山キャン飯/整える12】

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萩原編集長の山塾 秒速! 山ごはん』 山と渓谷社

山やキャンプで食べるご飯はどーして美味しいんだろう?

そりゃあ、外で食べるという解放感があるからだと。それに、燃料の豊富さ(薪や練炭、木炭、ガスなど)それぞれの持つ独特の香りが食材をさらに美味しく仕上げるんだ。

わたしは山ごはんの美味しさを知ってから、外食の概念がまったく変わってしまった。

何十年も主婦業をやってきて無数にご飯を作り続けてきた。決して料理上手とは言えないが、それなりに様々な料理を、それなりに美味しく作れるようにはなってきた。

しかし、自分の作る料理にも飽き飽きしていた。コロナ禍で外食もできずだったそんな時に出会った「山とキャンプ」で作るご飯。

ここで、実際にやってみての話をしよう。まずはキャンプから。

キャンプでは、薪や炭だけで作るご飯のメニューや手順を事前に考えて買い出しもし、当日のルーティンをみっちりと考えておかないといけない。

なぜなら、メニューを一品づつ作っていたら、キャンプの間中、焚き火と料理を繰り返していなければならないでしょ(笑)

それじゃあ、時間制限のある中で楽しむのには難しい。

だから、一番大事なのは、まず美味しさでしょ、次に速さでしょ、この2つを徹底して突き詰めて最近では、メニューや仕込みを作り上げているのだ。

例えば、現場での食料を包丁でカットすることを徹底して省くとかね。できるかぎり家で仕込んで出かけるのがいいかと思ってそうしている。

家のキッチンの五徳の数を考えてみて。

五徳が2つの場合は一度に2つ料理を作れるでしょ?五徳が3つのキッチンで普段料理をしている人なら、キャンプでの火元の少なさに驚くだろう。

そこで、わが家では焚き火台(大型1台)とトライポットを利用した小さな焚き火台の2つをメインの調理台として使う形に落ち着いた。

それ以外でも炭火で焼く料理用に、B6タイプの調理焚き火台がある。

これであれば、焚き火台で同時に3つ以上の料理が作れ、トライポットではお湯や鍋でスープを沸かす。

料理が終わったら、網やポットは外して本来の焚き火を楽しむ。

同時にどれだけできるか?が、キャンプをたのしく有意義な時間にできるか?の境界線だろう。

次に山めしの実際は。

さて、山登りの時の山めしには美味い!早い!にもうひとつのポイントを足さねばならない。

それは、軽い!だ。

車で運べるオートキャンプとは一線を画す、人力で運ぶ山のご飯では、軽さは最重要なのだ。

直前の仕込みも、できる限り軽い食材を選び、調理に使う水も少なく、燃料も1ガスバーナー、小フライパンで「美味い・早い・軽い」という三要素を極めてきた。

少ない水で、軽くシンプルな食材でいかに美味しいものを作るか、という制限があるなかでのご飯作りの鉄則だ。

油がなくても美味しいとか、ビジュアルも素晴らしい食材は何か?とか、考えることは多数ある。

最近では、スーパーに行くのが楽しい。乾燥野菜なんか豊富だし、チューブ入りの調味料などのバリエーションも多いから味の新境地を開拓中だ。もちろんレトルトもね。

キャンプといい、山登りといい、いつも天気や季節に左右されつつ、絶好のタイミングをつかめるかが勝負どころだ。

最高の天気や季節に、最高の外めし。旨くないわけないよ。

そう、誰が言ったのか定かではないが「山では空腹は最大の調味料である」という格言がある。そーよ。その通り。

そもそも山だったら、何でも美味しいってことでしょ!(笑)

こんなプラスハンデがあるのだ。カップラーメンだって、激うま~♪

というわけで、外で食べるご飯の美味しさをこれでもか!って、書いてみた。

コロナに気をつけながら、外ご飯を楽しもう!

「整える11」小さな暮らしに変えてわかった本当に必要なもの~捨てるべきは執着だし、持つべきは軽いもの~軽量化を図ろう【風景・小さな暮らし】

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大型の3LDKから少し大きめキッチンのある2DKに移り住んで早や7年。その間にわたしの母や夫の両親を看取り、親達の残した家を家じまいしてきた。

家じまいをせず、残された家を引き継ぐことも可能だったが、何しろ大きな家や古い家はもう、わたし達夫婦にはまったく「興味のない必要もない」ものだった。

だから、家の広さや狭さって、そこに住む人間の人数だけ必要なだけだと、こんなあったりまえの原理が肌身で分かった7年間だった。

もう、無用な空間はいらない。

現在の住まいに住み替えるにあたり、たくさんのものを手放した。勢いづいて手放し過ぎたかもしれないが、今の自分たちに本当に必要なものを知るいい機会となったのは言うまでもない。

料理の道具なども、亡くなった母が愛用していた鉄鍋やフライパンは我が家で再利用している。それももう6年が経ち、そろそろ買い替えの時期だ。

新しく買うならどんなものでも軽いものを

買うからには大事に使えるものを選びたい。一番のポイントは「軽さ」じゃないかしら?

もう、年齢を重ねるたびに思うことは、持ち物の軽量化を図らなければいけない!ということばかりだ。

重いものは必然的に使わなくなるし、重いものは生活を豊かにしてくれるものに囲まれたいわたし達にとっては不要なものでしかない。

「大きいものより小さいもの」「重いものより軽いもの」この2点が今の暮らしを支える基準なのだ。

道具を選び抜いたら、まったく使わなくなったものはこれ!

使う時に疲れない物選びを最優先にすると、まったく使わなくなった物が出てきた。

例えば「掃除機」とか。

小さな暮らしには軽くてサッと使える、ほうきと塵取りのセットがひとつあれば掃除は万端だ。

狭い部屋は掃除機よりもほうきのほうが各段に小回りが利き、いつでもきれいにしておけるし、「掃除機の内部に埃りやゴミを放置したまま置いておく」あの感覚がどうも苦手なの(笑)

体力が低下する世代になって、生活の楽しみ方も大きく変化した

持ち物だけでなく、体調や体力の変化に伴って、暮らしの楽しみもずいぶん変わってきたと思うこの頃。

わたしの一番の趣味は「トレッキング」だ。軽装で野山を歩き回るという極シンプルなアクティビティが好きで仕方がない。

トレッキングにも数々のスタイルがある。登山使用でテントを積んだヤドカリスタイルや、究極まで荷物を減らし、衣服やメモ帳まで軽量化を図るウルトラ・ライト・ハイクなど。

ここでは、ウルトラ・ライト・ハイクを取り上げる。

ウルトラ・ライト・ハイクとは→水・食料・燃料を除いたバックパックの総重量が4,5キロ以下になるようにして山に行くスタイルを指す。一方でテント泊などでは総重量14~20キロにも及ぶ。

わたしも含む体力のない人にとって背負う荷物を軽くするのは、それだけで見たかった景色に近づける一番大切な作業だ。

衣服(ウエア)やザック(ギア)を軽さを基準にして選ぶと、体力がない「しんどさ」が減るだけでなく、今までよりも歩く距離や登る高度を上げられる、という利点がある。

わたしなどは、持ち物が軽くなった分、大好きな山野草を見つけ、撮影したりする「自然を楽しむ」余裕が生まれる。

とはいえ、登りの時は身体を支える相棒となる少々重たい登山靴を履くことも多いし、ザックの中には食料と言う名のお菓子がたんまり入っていることもあるんだ(笑)

• 最後に

これからも、心と身体の負担を減らす軽量化を続けて行くだろう。

まだまだ試行錯誤の連続。

暮らしの中で、わたしにとっての「ちょうど」を探すのが究極の目的。


「整える7」わたしの山道具収納術~山の予定が決まったらすぐに取り出せる優秀な道具たちをどう収納するか?【風景・山道具】

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「山に行きたいな」

そう思った時に、サッと気軽に山の道具を用意できるようにしておくのが山との距離を近くするコツのひとつだろう。

家の中での山道具の保管も、カビないようにいつも風通しよくしてきたつもりだ。

先日も、朝の市場での買い物の時、八百屋で市場かごを下げた男性のお客さんが、「この空いたりんごの木箱、どーするの?もらっちゃってもいい?」と、聞いていたんだ。

わたしは、耳ダンボでずうっとそのやりとりを聞いていたら、その男性は「この木箱に山登りの道具やキャンプの道具をとりあえず入れておくのにいいんだ」と言われていた。

な~るほど。

りんごの木箱に山道具を入れて保管か・・・。うん、いい。

                    ★

9月からの家中の不用品を整理して、売ったり、捨てたりして空いたスペースに我が家らしいキャンプや山道具の収納・保管をし風通しなど現在、検証中だ。

ある山の本で素敵な山道具収納スタイルの記事を見て、ハッとした。

DIYの世界だ。この記事ではツーバイフォーという角材と有抗ボードでDIYしたお手製の壁かけ山道具収納を作成したという。

部屋の穴を開けずに作れるから賃貸でも大丈夫よ。

                     ★

道具の定位置を決めておくことで忘れ物が各段に減らせる。

いつでも一緒に歩いてくれる相棒たちへの愛着も沸くし、次の山を目指すために道具を眺めているだけでニヤニヤ(笑)

                  ★

最後に

わたしの山道具の収納場所は、ザックの中。

ボンベ、コッフェルセット、サングラス、手袋、複数のカトラリー、ヘッドライト、コンパス、風よけの簡易リフレクター、ブランケットなどをザックの中に入れて収納している。(忘れ物防止)

これに、あとは行き先の地図(紙)や食材、水なんかを追加すれば山行の装備となる。

以前、上高地(標高1500m)の山開き(毎年4月27日)に参加した。4月も末だから何の装備も必要ないだろう・・・と、思って手袋、ブーツで雪原を歩いた。

雪原の状態は、山開きの時期でもまだ真冬。本当なら軽アイゼンやトレッキングポールも必須だった。

それがないが故の難行苦行(笑)

本来なら、大正池から梓川沿いに続く河童橋まで約1時間ほどで歩けるのだが、2倍の2時間を擁してやっと、ハイキングコースのゴールへとたどり着いた。

あれから、やっぱり適切な道具の必要性を肌身で感じている。

今日は、仕事を終えたら、安いカラビナを買いに行こう。カラビナをひとつ持っていれば、どこにでも荷物や自分の身さえも支えられるんだもの。(カラビナなどの山道具の話はまた次回に)

そう、こんな小さな道具もわたしはまだ、ぜんぜん用意できてないんだ。

トップの写真は、夫に10年前プレゼントした「時計付きカラビナ」だ。

今でも愛用の品らしい。毎日使うバッグに携帯している。

いいものをプレゼントしたよ(笑)

と、いうわけで今朝は山道具の収納と必需品を整える話を書いた。

かたずけは楽しいし、次の欲しいものが見つかる作業だ。

いつか、部屋の壁に道具の陳列をしれっと、やりたいものだ(笑)

明日は、「物の軽量化」の話を。

「整える5」旅はすべてプランニングから始まる~まず、頭の中のプランを具体的に書き出すことから始めよう♪【風景・旅の準備】

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この土・日で、12月近々の出かける予定を立てている真っ最中。

忙しい12月。仕事や家のアレコレをこなしつつ、ちょっと開きそうなところで「サッと」出かけたい。

あくまで、「サッと」が基本だから宿やキャンプ場の予約はせず、週間ウェザーニュースと首っ引きでターゲットの「日」を決める。

何しろ「旅」の基本はお天気だから。ここを外してはならないんだよね。

天気との折り合いがついたらそこから、行ける場所、行きたかった場所、泊まりたかった宿、見たかった景色、やりかたったアクティビティや、仕事の考慮、わたし達夫婦の体調の考慮など、頭の中の妄想を総動員してパズルのピースをひとつ、ひとつ埋めて行く。

一切の妥協はない。

だから、この仕込みにはかなりの時間がかかるから、仕事のない週末にやるしかない。

昨日も夕食後、3時間が見事にササア~~~と、溶けてしまった(泣笑)

今日も、色々と調べる一日になるだろう。

そして、自分たちに合わせた最高の計画「PLANING」が立てられたら、

昨日、買っておいた美味い「濃いめのボルドー」を開ける。

まだ、行ってもいないのに計画が完璧に立られたなら、すでに制覇!した気分(笑)

もう、この一杯を頂くために一生懸命になるんだ。

わたしの「旅」の目的は「まだ見ぬ景色を見て、撮影し、文章に残す」こと。

思いつきだけの「旅」(失敗も多々あり・笑)はもう何百回もやってきたからこそ、準備の大切さや自然との絶妙なタイミングを計る面白さにハマってるともいえる。

独自のプランニング方法を日常的に身に着けておくと、生活や仕事のリズムが各段に良くなるのは間違いない。

何となく、モヤモヤする・・・とかいう場合は、とりえず「旅」の計画=「PLANING」を立ててみることをおススメする。気分を整えるのに役立ててみて。

「旅のPLANING」とは~0円で気分の一掃ができる最高のアクティビティ

これだけで、スッキリとした気分になるハズよ。

「整える3」毎月、月初は焚き火の用意をする~焚き火に欠かせない8つの神器紹介♪【風景・焚き火の用具】

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すっかり焚き火にハマっている。

最近では毎月、月初に神奈川県愛甲郡愛川町での仕事の折り、「とくらや」で薪を買うのが楽しみとなっている。

昨日は、良く燃える杉材の束(450円)を買い、恒例の木材端切れの詰め放題を存分に楽しんだ。

お店の奥さんが、「これ引いて!」とくじ引き(当たれば2000円相当の何か)を勧めてくれた。見事にハズレ!てしまったのだが、手作りのフェザースティックをお土産に一本持たせてくれた。

着火の必需品。まるで魔法のつえ(笑)

※フェザースティックとは?→フェザースティックとは、木の表面を削って鳥の羽根(フェザー)のように毛羽立たせて、火が着きやすい状態に加工するテクニック。 ナイフと木、火種さえあれば着火剤を使わなくても焚き火ができるようになる。資料先;https://www.goodspress.jp/reports/258994/焚き火の隠れた楽しみ

着火剤を自分で創るという作品的感覚が生まれるのも焚き火の醍醐味だろう。

                   ★

焚き火を快適に楽しむために用意しなければいけないGoodが8つある。

焚き火台、焚き火チェア、防火マット、革手袋、なた、火ばさみ、薪キャリー、(火吹き棒)以上8点だ。

自作の焚き火台で火吹き棒を使うわたし。

今回は、快適に焚き火時間を過ごすために、揃えておきたい道具を紹介した。

(マッチやライター、火種になる着火剤、消化用の水などは言うまでもないので外す)

 ただ薪を燃やすだけではなく、「焚き火」を安全に楽しむためには、それなりに道具が必要になるのだ。

しかし、買った薪類を使うまでは車に「積んだ」まま。ちょっと良くないよね。第一重いし。でも、出して置いておく場所もない。

まあ、まず今月分は「整えた」

これで、次のキャンプでも焚き火三昧(笑)

「リベンジ消費」してる?~我が家はこれを買いました~別にリベンジじゃないし、高価じゃない買い物が楽しい♪【風景・リベンジ消費】

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先日、TVで「リベンジ消費してますか?」というあるニュース番組のコーナーをチラっと見たんだ。

若いOLさんが、「どこにも行けなかったからおしゃれしていない!」「そこで、ド~ンと買っちゃいました!」

「ダウンコート」を。

超高級ダウン「モンクレール」だそう。↓30万円強!

(モンクレール公式HPより)

すごい・・・。

ダウンコートの女性のあとは、車を買い替えた(400万円強)家を買った(数千万円)とか。

これって、コロナ禍で耐えて頑張ったご褒美じゃないんじゃない?ただのお金持ちの方々の消費を取材してるみたいだった。

そもそも、どーして、どこにも行けないからとか言って買うのかな?理解不能だ。

リベンジ消費=高級品を買うという公式になっちゃってると感じた番組コーナーだった。

                     ★

では、わが家はな~んにも買っていないのかと言えば、買っている(笑)

大き目の「焚き火台」と「焚き火チェア」を先週買った。ずっと欲しかったのだそう(夫)我が家にしては、大き目(40㎝×40㎝)なのだが、このサイズから価格が跳ね上がる。

清水の舞台から飛び降りる・・・ほどでもないけど、3回見に行ってやっと買った品。購入のポイントは「薪が悠々と乗せられる形と深さ」安定感だ。

さっそく、今日は仕事のやりくりをしリフレッシュ休暇を取って、いつもの「つどいの森」で、新しい「焚き火台」のお試しをしてきたんだ。

お天気が最高でも平日だからか、ディ・キャンプの人さえもまばらな状態。

しかし、火起こしするからあまり人がいないほうが好都合だ。

11時ぐらいから、お昼寝用にテントを建てて、新しい焚き火台をワクワクしながら組み、もうひとつのトライポットでは、お湯を沸かすためにこちらも点火。

完全な火遊び状態。

大きくなった分、一度に2つや3つの料理が作れる。

少し寒かったから焚き火で煮えたおでんが染みる~(チーズinハンバーグ、焼きブナピー添え、おでん、マシュマロを焼いて、コーヒー、ノンアルビール)これらを平らげて大満足じゃ。

料理が終わったら、焚き火を楽しむために大型の網は除いて使う。

道具は買ったらすぐ使わなけりゃね。

というわけで、「コロナ禍で我慢が続いたから高級品を買う」という流れが世間に流布していたのが驚きだったという話。

我が家のは、まったく「リベンジ消費」じゃないよ(笑)

休日は山飯&キャンプ飯を考える~焚き火や炭火でますます美味しくなる~意外な素材の取り合わせに思い込みを打破しよう♪【風景・山・キャンプ飯】

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11月は、キャンプ好きの夫に付き合って、海や里山、湖畔と毎週どこかしらでディ・キャンプをしてきた。真冬になる前のアクティビティだ。

そこで、熱を入れて用意してきたのが、「山で食べるご飯」や「キャンプで食べるご飯」だ。

おもに山でご飯を作る時の燃料はガスバーナー一択だ。一方で、キャンプの場合は、木炭だったり、薪だったり混合だったりする。

山では、食べるのを楽しむというより、あくまでも空腹を速攻で満たすためのものだと感じている。そして温かいものを食べて登山への鋭気を養うのが大筋の目的だ。

そこへ行くと、キャンプご飯は、明らかに食事を楽しむためにやるものだ。

焚き火を楽しむためにやるキャンプ。

炭火の料理を楽しむためにやるキャンプ。

さらには焚き火を利用したダイナミックな焼き料理や煮込み料理など。バリエーションもいくらでもあるし、メニューも10人いたら10通りだ。

今、ハマっている You Tube動画はこれ!

山と渓谷社から出版されている書籍の動画だ。

フライパンで山ごはん シンプル・簡単なレシピ90

ちょっと地味だけど、おしゃれでやったことないレシピばっかり。

ごぼうとアサリのオリーブオイル煮とか。ごぼうの処理の仕方がとっても新鮮だ。

手でポキンとサバ折り(笑)して、また、さらにポキンと半分に折って、手で軽く裂いて行くんだ。

あんなの見た事ない!

しかし、人の手の動画って見ていてすごく面白くて、ハマっちゃった。

で、次のディ・キャンプではおもに、夫の作成中の二次燃焼ストーブをテストしたり、新しく買ったもののお試しをする予定。

だから、メニューも簡単に3品ほど作ろうかと考えている。

例えば、ハンバーグ好きの夫のために「チーズinハンバーグ デミグラスソース」これはフライパンで焼く焚き火料理。

普段と同じ作り方や味つけでも焚き火で焼くとめっちゃ美味しい。付け合わせの野菜はどーするかな?冷蔵庫にあるもので決めよう。

ハンバーグを焼きながら、トライポットでは炭火と薪のミックスで火を起こし「大根と卵とちくわのおでん」を煮る。

デザートはキャンプの定番、「焚き火で炙るマシュマロ&チョコレートコーティング」など。

これだけでおなかいっぱいよ。

後は、深煎りブラジルコーヒーで〆れば完璧な我が家の外ご飯だ。

平日は仕事に忙殺されてるんで、週末、頭を空っぽにしてひたすら山飯やキャンプ飯を考えて買い出しするのが最高に楽しい。

何ごとも準備が大事。

でもね。「みたらし団子の豚バラ巻き」はつくらないよ(笑)

ホットサンドメーカーでもできる。

外は豚バラがカリっと、中は団子がもっちもち~~~!

こりゃ、美味いハズ。

とあるキャンパーさん情報では、付け合わせはショウガのガリが合うそうだ(笑)

先週のTV「男子ごはん」では、豚バラ巻く前にシソの葉を巻いていたっけ。

興味の湧いた方はぜひ、お家のフライパンでやってみて。

レシピの引用先→https://cookpad.com/recipe/4637787 みたらし団子の豚バラ焼き

やっぱり、わたしもやろうかな。

さっそく、次のディキャンプでやってみようと思う。