★2024年7月15日更新 わたし独自の「世界観」って?~人生で初めて考えてみた🎶【風景・独自の世界観】

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「独自の世界観って持ってる?」

改めて聞かれたら、まず「世界観」の意味を相手に問うだろう。

世界観・・・世界を全体として意味づける見方・考え方のことである。人生観より広い範囲を包含する。単なる知的な理解にとどまらず、より情意的な評価を含むものである。(Wikipediaより)

ちょっと、哲学よりじゃない?もう少しわかりやすいのを引用しよう。

~世界とはこういうものだ、その中で人はこう生きるものだという、世界・人生に対する見方。Oxford Languagesの定義から

いずれにしても、わかるようでわかりにくい言葉だ。

こういった言葉を頻繁に使う人は周りにはいないから大丈夫なのよ。

何が大丈夫かって?そりゃあ、知ったかぶりしないで済むでしょう?

でもね、知らないことは知らないと言えばたいがいは済むのだろうけど、そうよ、たまには議論したい風が吹く場合あるでしょ。

そういった時にあんまり簡単に「知らな~い」とか言っちゃうとそこで対話はおしまい。

それじゃあ、つまんないじゃん。

で、考えた。わたしの世界観って言葉にしてみるとなんだろう?

さしずめ、「わたしの好きな世界とは、無用な戦いを起こさない世界。その中で人が伸び伸びと生きられる。そういう世界がいい」と、こんな感じかな。

書いていて思ったことは、世界観ってその人の持つ背景なんじゃないか?って。単純に「ああ、優しい人」とか「クールな人」とかじゃないんだ。

「独自の背景に考え方がミックスされた」とでも言うとわかりやすいのかな。

もちろん、正義も大事だし、世界観そのものが人間の在り方を表す表現だから少々長ったらしい書き方でも全然OK。

一度、書いてみることをお勧めする。

人によっては「競争なくして世界は成り立たない!」という場合だってあるし、「まったく戦いは無意味で悪の巣窟」とか考える世界観の人だっているだろうしね。

自分独自の世界観をしっかりと持っていれば、たとえどこに行っても、病気になっても、ひとりになっても「孤独」にはならないかもしれない。

取り留めのない「世界観」を持つことの話を書き綴ってみた。

某ハイパーブロガーさんが「世界観っ持ってる?」って、You Tubeで話していたのを思い出して書いてみた。

その人の言い分では、「独自の世界観」「独自の付加価値」「狙っているキーワード」の3つが揃っているのが人生の理想だと話していたんだ。

でも、わたしなんて世界観でつまづいたから忘れちゃっていたよ。もう~(笑)

独自の世界観が確立されたら、いよいよ物語を書き出そう。

物語を支える柱は書き手固有の背景を持つ世界観だ。けっして、良くできたプロットとかじゃない。

醸し出されるもの。

さて、おなか空いた!煮込みハンバーグを作ろっと。

これがわたしの「無用な戦いをせずにしあわせになれる世界観」だ(笑)

風景を切り取ったら一瞬で気持ちが変わった話~7月・東京オリンピック目前【風景・東京オリンピック】

【ブログ新規追加405回】

7月になった。

東京オリンピックがもうすぐやってくる。

その前には、東京の明日を占う「都議会議員選挙」が告示を5日過ぎて各候補必死の攻防戦を繰り広げている。

どこかの党の「演説」を運転中に聞けば「東京オリンピック反対!」とか言っているけど。

もうね。やるんだってことだよ!って思わず言ってやろうかと思っちゃった。

コロナの進捗と言えば、昨日東京は700人越え。たとえオリンピック中であっても、何度めか忘れちゃう「緊急事態宣言」の発出すると西村大臣は言われた。

そうなれば、また、仕事に出られない営業の宿命だ。

もう、肚をくくってオリンピックもTVで存分に楽しもう!

仕事に行けないのなら、仕事以上の取れ高のある何かを探そう!って、

今朝、味の素スタジアムに着いた時、2020東京オリンピックの垂れ幕を見て、一瞬で気持ちが切り替わったんだ。

ぐずぐず、あーだこーだ言っていても、東京オリンピックを楽しみにしていない人なんて少ないのだろうとも思う。

心では、み~んな選手を応援したいハズだし。

               ☆彡

で、わたしの住む街周辺で開催される競技は「自転車競技ロードレース」だ。

仕事先も多く、東京と神奈川のレース会場などは前持って調べておいた。7月24日からどんどん試合が始まるので、渋滞や人の流れる場所での仕事は23日までに終わらせておかないといけない。

というわけで24日からスタートの調布、小金井での仕事は終わらせてきた。

7月終盤~8月上旬に山梨や静岡にお出かけのある場合は良く調べておこう。東京以外でおもわぬ渋滞や混雑回避のためにもね。

⦿ 自転車競技ロードレース 通過都市名

〈東京都〉 府中市、調布市、三鷹市、小金井市、稲城市、多摩市、八王子市、町田市

 〈神奈川県〉相模原市、山北町

 〈山梨県〉 道志村、山中湖村

 〈静岡県〉 御殿場市、裾野市、小山町 

 コースの総距離のうち、スタート後10キロメートルはパレード走行区間(非競技区間)となり、選手が低速で揃って走行する区間となる。

これを書き出していたら、ワクワクしてきたよ。

今日、味の素スタジアム周辺をスマホで撮ってみた。風景を瞬間で切り取るのが、撮影の醍醐味だろう。

別に、いいショットを撮るとかじゃなくてもいいのだ。

わたしの気持ちはオリンピック開催を喜んでいるようだし、そんな気分を撮影に反映させたいだけだ。

そういえば、生活の風景を切り取るのが上手いなあ~と、思っている星野源さんの曲を思いだした。

梅雨空にぴったりじゃない?

「フィルム」




 

ずっと憧れていたブルーベリー摘みに行く~ピクニック気分も里山はやっぱりトレッキングだった【写真で綴る旅・ブルーベリー摘み】

【ブログ新規追加393回】

念願だったブルーベリーを樹木から摘み取り好きに食べられる食べ放題をやってきた。

そこは、東京都町田市にある「町田里山ベリー園」というところ。とても山深く、里山の頂上では遠くに富士山を望み、手前に大山が見える見晴らしのよい多摩丘陵の一部に存在している。

2年ほど前に町田市での仕事の折りに、ここを知ってからいつか来ようと思っていたが、コロナもあり月日が流れてしまった。

ブルーベリー摘みのタイミングもあり、どうしても行きたいと思って緊急事態宣言最終日の今日、やっと行ってこれた。

里山の山道は、昨日の雨が残り多少ぬかるんではいるものの、ブルーベリー畑ではまったく足元の不安はなかった。

今の季節では8種類程度の味見ができるとあってウキウキだ。

今日、味見ができるブルーベリーの品種説明をオーナーさんから受けながらブルーベリーの畑に入る。

途中、ヤマモモを見つける。

実がびっしり!これで果実酒作りたい!とか思いながら今日はブルーベリーに注力したいから写真だけにした。たわわになっている実を見ると、つい摘み取りたくなってたまらない(笑)

ヤマモモ、ゆず、びわなど季節折々の果樹が植えられている。たぶんもっと色々あるんだろうが、心はブルーベリーに。

ベリ―の畑では、食べ放題だからと、ほぼすべての樹から熟した紫がかった漆黒の宝石をどんどん食べ続けた。たぶん100個以上!

今月中旬から土日だけ摘み取りができるのだが、まだ実のない若い樹が数十本あった。

それは、これから咲く遅咲きの樹だろう。

しかし、よ~く目を凝らして見てみると、すでに摘み取られた感じがする樹もちらほら。

そういった樹の実はびっくり!するほど甘い。

そして、多く摘み取られている樹の両隣りも同じ品種のような・・・。

だと勝手に思い、そこも摘み取り対象として籠にどんどん入れてゆく。大きい粒は100円玉ぐらいある。

驚き!

実の摘み取られた樹を見つけるのが、大事な摘み取りの術(笑)だったようだ。

それでも、まだ固く酸っぱい実でもやはり生食は美味しい。

身体の中がきれ~~いになるみたいな幻想を抱く、つかの間の食べ放題だった。

そこから、里山のトップオブヒルへと向かう。しかし暑い。里山のアップダウンが激しいから滝のような汗が流れた。

あれ?今日はハイキングじゃなかったっけ?と、自問自答したよ。だってトレッキングだったのだもの(汗)

そこからもうひとつのブルーベリーの畑を眺めつつ、わたしはしばし休憩。夫だけがブルーベリーの畑までトレッキングしてきた。

それにしても、農園内はすごいあじさいの園。これだけのあじさいを鑑賞できる場所は少ないかもしれない。

広大な里山の起伏を上手に利用したあじさいの小径。

オーナーご一家の手入れと管理は並々ならぬものがあるだろう。

あまりにきれいなあじさいを撮ったので数枚選んでみた。

もう、当分海外にも行けないのだろう。

若い頃、イギリスの古い町でB&Bを車で泊まり歩く旅に憧れていた。旅の途中の村でイチゴや数々のベリーを摘むとか、農場で生みたて卵をわけてもらうとか、とにかくオフロード旅がしてみたかったの。

未だ実現してはいない。

それでも、日本には里山という素晴らしい文化がある!と思い出し、「低い山と緑に抱かれながら、地産地消の食べ物や地酒を頂く旅」に方向転換をした。

それに、ピクニック気分だったら籠バッグにワインとパンとお気に入りのチーズと水を持って行くだけで、立派なピクニックとなる。

今日も暑い平野サイトでお弁当を広げる家族がいたっけ。

憧れのブルーベリー摘みも里山も実はとっても身近にあったのだ。

海外熱はとうに冷めて、日本の美しいものに夢中だ。

だってこれほどきれいなあじさいロードや美味しい果樹が近くにあるのだから。

(摘み取り籠を持って、前を歩く夫を撮ってみた)


写真とわたしのあいだにあるもの~残したくて撮ってはいないという気持ち 【写真で綴る旅・ショートエッセイ】

【ブログ新規追加388回】

カメラを持って出かける日は朝からうきうきだ。

それは、何でもない日常が、光とともにくっきりとした輪郭を持って浮かびあがる景色を独り占めできるから。

さあ、カメラを持って出かけよう。

                 ★

● カメラ好きなわけ

最近、カメラで写真を撮る行為が快感で心地よい。

あんなにスマホ撮影が好きだったのにね(笑)

以前は数台のスマホをお釈迦にするほど、撮りまくっていた。

しかし、4月に新しく変えたスマホではまだ、1枚も写真を撮ってはいない。

きっと、「とりあえず撮る」みたいな心境が慌てていてつまらないと感じて、イヤなんだろうな。

                  ★

● 撮影にはこだわりは一切ない

撮影には特別な場所も絶景も求めてはいない。その証拠にわたしの撮る写真はほぼ、家の近所ばかり。

たまに、出先でいい場所に出会えたらそれはもう感激するけれど。

しかも写真の基礎知識なども勉強せずに好き放題に撮ってきた。

誰の指示も指図も受けていない。

そして集中し没頭できる。

これほど素敵な趣味は多分ないかもしれない。

                  ★

● 写真を残したいか?

デジタルでもデータで残せる写真。

わたしにとって「写真で残したいもの」ってあるのかな?と、考えてみた。

家族の写真や友だちとの思い出。子どもの成長や旅の記録とか。いくらでも挙げられる。

しかも、それは幸せの記録だ。

紙の写真は大切に取ってある。厳選した家族の記録だけなのだけど。

ただ、今では残すために撮ることはほぼない。

だって、ブログのトップに載せるだけのものだもん。それほど力んではいないってことだろう(笑)

                 ★

● 母の思い出を残すために弟がやったことは?

6年前、わたしの母が亡くなった時、家の処分を弟夫婦とやった。

家中のゴミを業者に引き取ってもらい、きれいさっぱり、何も無くなった家の中と外を、弟夫婦がスマホで撮りまくっていた姿を見て、軽い衝撃を受けたのだ。

思わず、二人に「どーしてそんなに撮るの?」と聞いたら、

「だってさ、お母さんがちょっと前まで住んでいたんだよ。お母さんの帰る場所がもう無くなる(取り壊される)から、こうして写真に撮って家の仏壇に供えてあげようと思ってさ」と。

なるほど。弟は昔っから、とても気ごころが優しい男だったんだ。

だって、「お母さんが帰れる場所」とか真顔で言うんだもの。ねえ。

たとえ、悲しい思い出でも、時が経てば優しい思い出に変わることを、弟に教えてもらった。

そして、写真に残す事はとても意味のあることだけど、本当に大事なのは、写真そのものよりも、残したいと思うその気持ちと思い出だ。

写真はあくまで副産物なんだよ。

そして、写真とは、まるでシーグラスみたいなものかもしれないと思う。

(画像はWEBより拝借)

シーグラスとは、海に捨てられる無数のガラス瓶が長い時間をかけて漂流し砂浜に打ち上げられた時、ガラス瓶はとうにこなごなになって、角はなくなりまあるく美しいかけらとなる現象。

写真は時を留めもするが、時を移動もするものだ。

しかも、その姿は美しく優しいものでしかない。              

いつか、書こうと思っていた小さな写真の話。

                ★

● わたしの趣味の行方

わたしの趣味写真を唯一投稿しているWEBサイト「note」から、3月頃だったかな、「あなたの写真が200回使用されました!」というおめでとうメールが届いた。WEB上でのクラッカーも弾けていた(笑)

この「note」では、「みんなのフォトギャラリー」という企画があって、文章を書くクリエイターたちが自由に「使える」写真やイラストなどを提供して使って頂く場所だ。(無料提供)

昨年コロナで鬱々していた際に始めたもので2020年3月24日からスタート。

毎月2~3枚程度を半年間投稿し続けた。どんどん使って頂く頻度が増え、初めは楽しくて、使って下さった作品は必ず読んで、作品の感想などもメールで返していた。

しかし、慣れてくるとあんまり続ける意味合いを感じなくなっていった。

それでも毎日のように使用メールを頂ける嬉しさがかすかにあったから、写真の更新は昨年10月からストップしているけれど辞めてはいない。たぶん現在250人ぐらいの方たちの作品を彩ってきたようだ。

とても嬉しく 感じている。

そろそろ、2021年の写真も投稿していこうかと思案しはじめたところ。

                  ★

わたしの持つ写真観は、残すものではなく、瞬間を切り取るツールでしかない。

弟はわたしのことを「ねえちゃんってさ。クールだもんな」とかいう。

まったく、言い当て妙だよね。

しかし、「その瞬間を誰かが欲してくれるかもしれない!」という期待はいつも心の奥にはある。

このブログのために撮る。

「note」のギャラリーに載せるために撮るのかも。

この先も、ずっと続ける最高の趣味なのだ。

野生のあじさいを見に~早朝トレッキングで出会う山あじさい【写真で綴る旅・植物】

【ブログ新規追加386回】

あじさいには自然に自生している野生種と人の手によって交配した園芸種の2種類がある。

先週は園芸種のあじさいを堪能したので、今週は自生している野生種を見に里山へ早朝に行ってきた。

まず、園芸種の額あじさいが出迎えてくれた。

あまりの美しさに光の方向を変えながら3枚ほど撮ってみた。

額あじさいは、日本原産のあじさいの原種となっているあじさいだ。

小さな花の周りを額縁のように大きな花が囲んでいるのが印象的な花。

日本生まれの額アジサイはとっても育てやすい。

以前一戸建てに住んでいた頃、写真のような淡いブルーの額あじさいを2株ほど、小さな庭に植えていた。近所の人から「清楚でとっても素敵!」と、よく褒めて頂いていた額あじさいの花。

園芸初心者の方でも育てやすくおススメのあじさいなのだ。

※額あじさいの育て方→資料先https://kurashi-no.jp/I0021906

                ★★★

そして、本日、お目当ての野生種の山あじさいを探しに山へ分け入ってみた。

さっそく、白い野生種の山あじさいを発見した。

やはり園芸種の美しさには敵わないが、野生種は無垢で花ビラが小さくぎさぎさしていて、これはこれで可愛らしい。

小さな群生を作って森の中でひっそりと仲間たちと咲き誇っていた。

ここでは、光があまり入らないので撮影が単調になりがち。というか、わたしの腕不足なだけで、2枚ほど撮って終了。

山あじさいとは、主に太平洋側の福島県から四国・九州に分布している花と言われているが、今では日本各地に自生しているあじさいだ。

半日陰の湿り気のある林や沢沿いに生育しているのがほとんど。このことから別名のサワアジサイの名前を持っている花。

周辺の自然によくなじんでいる樹木だ。

中央から花の外側に向かって咲き、縁に沿って装飾花をつける姿が可愛らしく、梅雨時期にわざわざ、山あじさいを探す植物ハンターやあじさい愛好家も多い。

資料先→https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-36 山あじさいの育て方(趣味の園芸)

わたしも梅雨時期は園芸種と野生種、さらに原種あじさいを求めて歩くトレッキングを毎年続けてきた。

3種類の原種あじさい

• がくあじさい

• やまあじさい

• えぞあじさい

大きくこの3種類が日本固有の原種あじさいと言われている。

野生種の原種あじさいを見つける楽しさは、梅雨の鬱蒼とした気分を吹き飛ばすパワー溢れるアクティビティなのだ。

土の違いが花の色を変えるあじさいの妙技は当分続くだろう。

だって、梅雨はまだなんだもん(笑)



今年のアナベル~開花情報6月8日~そろそろ見頃を迎えて【神奈川県相模原市/相模原北公園内・あじさいの丘】

【ブログ新規追加381回】

神奈川県相模原市の花は紫陽花。(昭和49年制定)その紫陽花をこれでもか!と堪能できる県で唯一の場所、

資料先→ https://www.youtube.com/watch?v=EmX2GuEDI9s (神奈川新聞より)

紫陽花の女王、真っ白なアナベルの開花状況を見に行ってきた。今日も、真夏日で本当にうだる暑さ。

さすがの紫陽花もきれいはきれいなんだけど、雨と共に濡れて輝く紫陽花が見たかった。う~ん、残念!

それでも気を取り直して、かなり人出が多かったあじさいの丘でしばし撮影に没頭した。

約200種類、10000万株の紫陽花の競演だ。お目当てのアナベルもだいぶ白が混じってきて、幻想的な雰囲気。雨の中煙る白い絨毯のようなアナベルは、また来年におあずけしよう。

● 紫陽花の女王アナベルのちょっといい話

梅雨時期のしっとりとした雨露にさらされた紫陽花の青や紅紫の慎ましく靜かな風情は、まさに「これぞ、ザ・日本!」と、言えるほど日本人の好みにマッチした花だろう。

                   ★

 特に、ガクアジサイがわたしは大好きだった。

幼い頃、覚えた折り紙で紫陽花の花を折り目正しくきれいに何十個も折り、青や紫の紫陽花の花をどんどん完成させて、父や母しまいには小学校の先生に見せると、それはそれはいっぱい褒めてもらったものだ。

「丁寧だね」

「角をきっちりと折れてるね」

丁寧さを褒められるのが一番好きだった。

褒めてもらえるのが嬉しくて、花を折るのがどんどん上手になった。

「手先が器用だね」と言われてるのも嬉しかった。

実は、折り紙は今でも得意なの。

たまに、昔を懐かしんで折り紙に没頭するのは一年に一回ぐらいかしら。

ボケ防止じゃなくてよ(笑)

                  ★

子どもの頃大好きだったガクアジサイ。大人になった今では、そういった、日本的な美しさとは一線を画した真っ白い紫陽花、生まれは北アメリカ原産のアナベルが大好きになった。

大好きになった理由は、白い花が好きだったある女性の影響から。その人は「私が亡くなったら、白い花でおくってほしい」と、周りに告げていた。

その通りのお見送りとなった。

                  ★

アナベルは、アメリカ原産野生種のワイルドホワイトハイドランジアを園芸種として品種改良したものだそうだ。

純白の花は可愛らしく、6月の花嫁のブーケにも使われるようになったことから一大ブームに。

写真↓は福岡アナベルハウス(ウエディング風景写真を拝借)

ガクアジサイなどの一般的なあじさいの花は、土壌が酸性かアルカリ性かで花の色が決まるものらしい。

しかし、このアナベルは土壌を選ばず、どこででも純白の花を咲かせることから、永遠の清らかさを醸し出す6月の花嫁が携えるブーケに使われるようになった。

花言葉も「ひたむきな愛」とされている。

素敵よね。

● アナベルの見頃はいつ?

アナベルの見頃は、他の紫陽花よりも少し遅めだ。初めは緑一色の幻想的な雰囲気だが、徐々に白く変化するから、期間中、何度もあじさいの丘を訪れる人が多いんだそう。

例年では、6月後半から7月前半に見頃を迎える。

他の品種も同時に楽しみたい!という場合は、6月中旬が狙い目だ。

2021年6月8日は、アナベルはまあまあ、見頃じゃないかな?他の紫陽花もかなり咲きに咲いてた様子。

今年は、暖冬だったために例年より、若干花の動向が早い。タイミングを逃さないようにしよう!

最後に。

以前のブログを再登場させる。詳しい施設案内を書いた。

 

★2024年6月7日更新 神奈川県の郡部に行く~せっかくなので神奈川県の郡部を紹介しよう【写真で綴る旅・神奈川県愛甲郡】

【ブログ新規追加380回】

日本には未だ、市になっていない郡部地域が48もあるそうだ。

わたしの仕事先で、唯一の郡部が神奈川県愛甲郡に一件ある。

東京都の郡部は西多摩郡だけなのだが、現在、その地域での仕事がないため訪問してはいない。

興味が湧いて調べてみたら、神奈川県の郡部は7つもあるそうだ(驚き!)

ここで、郡部の説明を少し説いてみよう。

郡は、行政区画の一種。中国・日本・朝鮮などの漢字文化圏に導入されたものである。(Wikipediaより)

市となるには3つの大きな定義がある。

① 人口5万人

② 各地域の中心となる市街地が6割以上を占める

③ 各都道府県で定められている都市的な施設が存在する(駅、警察署、郵便局など)

このような定義だそうだ。

資料先→市区町村郡の違いとは?定義や要件、人口の基準をわかりやすくhttps://netwadai.com/blog/post-8223

やれやれ、市になるのも大変。

ま、単に人口が規定に満たないだけで市への変更がままならないだけだろう。だからこそ、豊富な山や川などの自然がいっぱいある場所ばかり。

特に神奈川県の郡部は都市からも近く、開けた場所が多いことから、近年、密かなブームとなっている。

で、今日、町田市から愛甲郡愛川町での仕事が早く終わったので、ずっと懸案だった中津川の上流を渓流ドライブしてみた。

さっさと帰るには惜しい夏日となったから。

いったい梅雨はどーなるんだろうね(笑)

                 ★

愛川町の田代という場所に行った。歴史的建造物見事な水田を、上から見渡せるベタ踏み坂を一気に降りるドライブを満喫する。

戦争の傷跡が残るリペット橋 平山橋(国の登録有形文化財)

資料先→愛川ポケットhttps://pocketniaikawa.com/a_016/

ここには徒歩と自転車やバイクの2輪のみが渡れる歴史的な鉄骨の橋がある。

平山橋付近に車を停めて写真撮影した。

次回は、橋を歩いて渡ってみよう。ライトアップも見てみたい。

田代運動公園周辺

この橋の付近にある田代運動公園の駐車場に車を停めて10分ほど中津川中流沿いを散歩。真夏日となった今日は、鮎釣りの釣り人が本当に多い。

実際は、蔓延防止対策で6月20日まで川沿いには一切入れない。釣り人は遊漁券をコンビニなどで購入して、所定の場所でのみ釣りを楽しめる。

箕輪耕地遠望 (車を停められず、写真はWEBより拝借した)

資料先→愛川ポケットhttps://pocketniaikawa.com/a_018/

遥かに広がる田園風景。田んぼをまっすぐに走る道は水道みちと言われ、かつては半原(愛川町)の水源地から横須賀まで水道水が送られていた。

川をわたるたびに鉄骨の橋が現われる。

普段はまったく違う都市部の仕事場ばかりだから、

新鮮な気持ちで、1時間ほどドライブできた。

田代からの帰り、薪と炭の専門店とくらやを訪れた。

針葉樹の薪、一束450円から(安い!)

で、すごいのが、薪や炭を購入したら、廃材の詰め放題ができる!

次回、絶対にやろう(笑)詰め放題ね。

資料先→アメブロhttps://ameblo.jp/hbshbs56905/entry-12632862990.html

さて、家まで1時間半。

サッサと帰る♬

下町でバームクーヘンを食べる~バスで巡る東京下町【写真で綴る旅・墨田区の風景】

【ブログ新規追加372回】

この写真は2017年6月3日に撮った。

この日、午後から錦糸町の駅ビルでのイベント仕事の前に、隅田の下町をぐるっとバスで周る小さな旅をした。

東京スカイツリーを望む絶景は、そこいらのバス通りや何気ない橋の上だったりする。

下町の絶景が観られる交差点などの紹介→資料先 http://tokyo-skytree-navi.com/spot_list_n.html?set=2

写真の長浦神南(東向島)のバス停に行けば、こんなスカイツリーが観られるんだ。

バスに揺られて、ふっと車窓に目を向けると「えっ?スカイツリー?」。わたしは、軽い驚嘆の声をあげ、いっそいでバスを下車した。

「いいな、下町って」と、下町商店街をしばしぶらぶら歩いてみた。

あれほど、近くに見えていたスカイツリーも相当離れていたし(汗)

近いような、遠いような絶景を見つけた瞬間だった。

わたしの旅の基本は、普通の電車や路線バス、一般道を車で走る旅。(本当の長距離では迷わず飛行機を使うけれど)

良く知らない町では路線バスに乗ってその土地を堪能する。高速道路やタクシーを使っての旅は、その土地をスル―するだけで実にもったいないし、第一風情もなし。

もう、観光地三昧しない人にはローカル線や路線バス旅が超おすすめよ。

                  ★

その日の午後は、アルカキット錦糸町でのイベントだった。くまざわ書店錦糸町店の店長にご当地スイーツを差し入れて頂いた。

何がいい?って聞かれたんで錦糸町ご当地スイーツ「下町バームクーヘン」をお願いする。

下町バームクーヘン(乳糖製菓) 錦糸町店(本店) JR錦糸町駅北口から徒歩10分のところにあるのが、下町バームクーヘン 錦糸町店(本店)

建物内がバームクーヘン工場になっていて、ドアの後ろで作業しているスタッフの方に声をかけて購入できる。資料先→https://www.fperi.com/article/view/61(下町バームクーヘンが買える場所)

乳糖製菓 本社工場店直売の激安バームクーヘン

オンラインでも買える(楽天市場↓)

甘いもの好きのお父さんにしっとりと優しい味のバームクーヘンは「父の日🎶」のプレゼントにもピッタリ。

わたしもおなかいっぱいになるほど、夢中でバームクーヘンを食べてみたい(笑)

                  ★

コロナだからって、何となく出かけなくなった。

なんだか、「良く知らない町を歩く」こんなありきたりな発想が非日常を生むし、何しろ楽しい。

つまんないな・・・って、気分をやっつけるには、片道2時間までで行ける日常の延長上がふさわしい。

と、道端で発見する東京スカイツリーと、ご当地スイーツを満喫した思い出の話。

いつもと違う行動をした日のessei【写真で綴る旅・心の景色】

【ブログ新規追加363回】

今日は、いつもと違う日。

自分以外の人のために時間をいっぱい使った。

今日は一粒万倍日。

おこがましいようだけど、人のために少々おせっかいを焼くのが何とも嬉しい。

たった一人のために、あちこち連絡をしたり、もちろん仕事でも夏物の入荷を忘れず投入できた。

たったの一人にフォーカスすることで、グリコ食べなくても「一粒万倍の日」となった。

いつもと違う日の発端は、「身近な叔父が亡くなった」という連絡からだった。

そこから、頭の中は急展開しながら、関係のある人への連絡を入れつつ、夫と、亡き叔父に会いに行った。

そして、何事もなかったかのように仕事へ出向く。

                ★

最近は、長引く自粛で、家に籠るのが普通で、人とも会えないし、会わないよね。

仕事もリアルは20%ほど減って、オンライン会議などが大事な仕事の最前線となる場合も出てきた。いつ100%に戻れるのか不安だ。

営業職は人に会うことでしか、本来の出来高はない。

しかし、コロナは普通に人と会うことを制限することでしか無くならない。イライラが募る。

もちろん、オンラインなどでの人づきあいができる現在は、それ自体が新しい感覚で学ぶ時間だ。

すごい時代?そう思う反面、時々不安にもなる。

外の「世界」に出ず、日々の心の葛藤をやっつけて、コロナ禍では人づきあいまでもオンライン頼みじゃあ、レベルアップしたとはとてもいえない。

何が言いたいのか///

要するに人に会いたいし、人と話がしたい。飢えてるんだろう、わたしは。

これが整えば、病気持ちのわたしだって百万倍なのに。グリコ食べなくたってね(笑)

しかし、オンラインではそれは叶わない。

オンラインがルーティン化するのは仕方がないけれど。

青空の元、気兼ねなく話しがしたい。

                 ★

仕事が減った。

余った時間を不義理を続けてきた友だち、親戚、大学の先輩や後輩などに電話やメールを入れ始めたんだ。

「お久しぶりです」と。

7年間、会わなかった友だちとは、メールのあと、すぐに会った。

7年のタイムラグが一瞬で消えた。

ただ、ひとつ違っていたのは、彼女が重い難聴にかかって補聴器をしていたのだ。

引っ越した先の近所に大きなビルが建設されて、その騒音が彼女の耳をダメにしたらしい。

彼女は言ったの「やっと、来てくれた・・・」って。

一緒にちょっとだけ泣いた。

いみじくも、数年に一回の不義理解消の時間をコロナから貰ったんだ。

コロナで学ばなければ損だよね。

               ★

仕事から帰ってきて、一気に書いている。

ノイズキャンセリングのヘッドフォンで音楽を聴きながら書いていたら、藤井風(ふじい かぜ)の「きらり」が頭の中を駆け巡ってきた。

初のCM書き下ろしだそう。

「連れてって~連れてって~♪」のパドったグルーブ感が最高。本日MV発売?なのかな。

爽やかすぎるCMを添付する。

ロングバージョンもどうぞ。

                 ★

今日、いくつか普段と違う行動をした。

些細なものもあったし、とっても重要なものもあった。

行動を変えると、相手の行動も変わる。

わたしがアクションを起こすことで、相手がアクションを返してくれ、未来がいくつか続けて決まった。

ささやかながら、この数日、人に会うという約束をした。

わたしは「自分が動く」ことで、今日という日を未来へのステップに変えた。

そして、小さな一歩だけど結果は120点。上出来だ。

さあ、夕方、叔父の好きだったウイスキーを買ってきたんだ。

「きらり」を聴きながら叔父を偲んで呑もう。

★2024年5月20日更新 山帰来(サンキライ)の葉っぱ~この葉っぱで 「子どもの日」のお餅を包む~あなたの地方ではどの葉っぱ?【写真で綴る旅・植物】

【ブログ新規追加362回】

数年前、この写真を近所の公園で撮影した。

撮った目的は放射状に延びた先についた青い実がたわわで可愛らしかったから。

名前も知らないその葉っぱと実の写真を、当時参加していた「植物コミュニティ」に投稿したら、びっくりするような「いいね!」を貰い、延々続く書き込みの多さにさらに驚いた。

その内容のほとんどが、「実」ではなく「葉っぱ」のことだったのだ。

この植物はその名を山帰来というのだとコミュニティで教わった。

「実」は、冬になる前に真っ赤に染まり、鳥が不思議とつぐまないことから、クリスマスのリースを作る貴重な素材として親しまれてきたのも。

で、「葉っぱ」の部分だが、「子どもの日」に頂く柏餅の外葉として使うのだと。

そのコミュニティでの書き込みで最も多かったのが、関西圏の方々の「ああ、サルトリイバラの葉っぱだね」という誰でも知っているかのような書き込み。

もちろん、わたしは東京以外に住んだこともないし、サルトリイバラの柏餅なんて見たこともない。

コミュニティのある方が、自宅で塩漬けにしたサルトリイバラの葉っぱを写真に撮り、アップしてくれた。

そのまあるいつやつやとした葉っぱが白いお餅をくるむ姿を思わず連想した。

ああ~~、美味しそう(笑)

 (上記の写真はフリー画像から拝借)

                ★

さて、なぜ柏餅の葉がそれほど地方によって違うのかと言えば、元来食べ物を盛る葉っぱのことを、日本では「カシワ」と呼んできたそう。

関西圏では、滅菌作用のあるサルトリイバラの葉が最も使いやすく、どこでも手に入ることから普及した。

ちなみに、東北~寒地圏ではホオノキの葉、沖縄圏ではゲットウの葉だそうだ。

以前、奄美大島の空港でゲットウ(月桃)の葉にくるまれたお餅を買って食べた経験がある。

みんな、似ているようで違うのは、その地方特有の葉っぱの香りが違うからだろう。

江戸時代にカシワの葉でくるむお餅が大流行した背景には、江戸の持つ気質が育てた粋な香りがしたのではないだろうか。

これから、山帰来の葉っぱが5月下旬~梅雨前に青々と茂る。意外と身近にあるかもしれないから、探してみるのも楽しいかも。

名前の違いで、よくわからないのが、山帰来=サルトリイバラだというところ。

まったく違う名前を持つ同じ植物だから。

このあたりは、今後、詳しく調べてみようと考えている。

地方ごとに違う柏餅の葉っぱ。

次は関西圏で見つけて食べたいね。

今は、ひたすら我慢。

写真だけでもど~ぞ(笑)

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