春休みラストは中津川でディ・キャンプ~誕生日を祝ってもらいました♪【山/キャンプ・ディキャンプ③】

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WEB画像を拝借

一週間の春休暇も今日で終わり。

ささやかながら、わたしの誕生日を祝うディキャンプに出掛けた。

夫は、ボーイスカウト出身で、かまどを作ったりしようか?と。

わたしもガールスカウトみたいなディキャンプがしたかったので、その案に乗った。

場所は、毎月仕事で訪れる神奈川県愛甲郡愛川町の中津川。

愛川町は、県内でも珍しい無料のフリーサイトキャンプ場が6ヵ所ほど中津川流域に点在している。

キャンプサイトに車で直接降りるのだが、昔ながらの農道をゆっくりと、路肩に脱輪しないように進む。

すぐに河川敷の降り口に到達。朝、月末処理で銀行回りをしてから向かったので、すでに11時過ぎ。キャンプの車が20-台ほど並んでテントを張っていた。

慌てず、河川敷ではなく、真ん中の芝生サイトに陣を取る。

そこから速攻のテント張り。

今日は焚火だけでご飯を作ろうと、メインの焚火台とトライポットの2点を用意した。トライポットは、「ああ~キャンプをしてるなあ」と、感じる超上級アイテムだ。これでまずはお湯を沸かす。

今日の燃料は木炭。直火は基本的にNG。土を焼いてしまえば元には戻らない。 だから、あえてかまどは作って、その中に調理器具のステンレス蒸し器と油のポットで簡単な焚火台を自作した。

かまどを組んで、雑木などを拾い火種を用意した。石ころを組んだだけでもブッシュクラフトっぽくて楽しい♪

(だけど、実際は木で何にも作ってないのよ。次回は薪屋で、スウェーデントーチを用意してみたいな・願望)

メインの焚火台をスタンバイ(着火剤と木炭で火を起こす)

今日は、黒毛和牛(産地忘れた)サーロインを買い、ミディアムレアに挑戦(笑)付け合わせはポテトと2色パプリカ。

冗談みたいに美味しかった。

(ソーセージ、ベーコン、野菜、チョコレートパンを焼き誕生日祝う)→ベーコンでカルボナーラを作る→夫がコーヒーを淹れる(フレンチpressで淹れたコーヒーは抜群の美味しさ)

このキャンプサイトは24時間開放だそうだ。どうでりでソロの男性キャンパーとかが、ゆっくりと、河川敷で読書や日光浴なんかをしていた。

家から正味1時間ぐらいのここは、泊まる?とかせず家でゆっくりしようと、冷たいビールを買い込んで帰ってきた。

まず、一杯。

おめでとう!と、自分に言ってあげた。

こんな、自然の中で祝う誕生日もいいもんだね。

誕生日のお花は、河川敷に咲くタンポポ。お腹一杯食べて、川風に吹かれていたら、風鈴の音が聞こえてきた。

カメラで最大Zoomしてみたら、鮎釣りのお店のよう。それはたくさんの手作り?みたいな不思議な形の風鈴が軒をなして揺れていた。

さて、明日から2021年度。

しっかり仕事中心で頑張ろう。

今日はもう少し呑むとする(笑)

あえて遠くへでかけない休暇を過ごす~今、自分に必要な栄養や思考を積み上げる【写真で綴る旅・安近短】

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赤毛のアン」の名セリフ。

「果てしない未来と、果てしない不安。甘いお菓子が必要だ」と。(アンの青春より)

今の自分に必要な考えやモノがちゃんと表現されている。

今のわたしもこんな心境だ。

ちょうど、この春の彼岸に重なった年度末の休暇もあと1日。

別段、何にもしていなかったけれど丸一年働いた身体へのいい休息となった。

今までは、年度末の仕事が終わったら、「京都」や「神戸」に小さい旅をしようと2月中から予定を立てたりしてたっけ。

コロナのせいで、いつの間にかそういったイベントもすっかり忘れた。

ひたすら仕事に没頭して日々を過ごしてしまった。だって、第四波?が来たら、仕事ストップとか充分考えられる状況だから。

真面目にコロナに向き合ってきた一年だった。

今日もお役人の不祥事がまたまた報道されている。「馬鹿じゃなかろうか!」と思う。

(自分は感染しない!とでも考えてるんかな。厚生労働省の大量飲み会。タダ酒に群がり深夜まで大騒ぎだと。ほんと嘆かわしい。)

普段は、他人の批評などまったく書かないのだけれど(怒)

                  ☆彡

緊急事態宣言も解除されて、どこかへ行かなくてはいけない!っというわけじゃない。

もっと身近所で楽しもうと決めたら、気持ちがスッキリした。

日頃、本は読み過ぎなくらいなので、あえて本は読まないし、探さない。ネットにもあまり触れずに、とにかく、疲れた身体のあらゆるところに気を配って休みを過ごしたんだ

休みはじめたら2〜3日過ぎて、やっと眼精疲労が抜け、長距離運転でこわばった肩や腱鞘炎ぎみの腕や指の痛みも取れ始めてきた。

で、近所の土手に満開の桜を見に入ったり、今日も車で20分の小さな森でディ・キャンプをして外飯を楽しんでいる。

浅川土手の桜

何もしたくないという日は、多分私の場合1年365日中、1日もないんじゃないかな。

万年、アクティブ路線めいっぱいで毎日を過ごしてきた。

ただ、加齢の淵を歩いている感じで、年々無理が効かない状態になってきたなと、つくづく感じている。


太極拳や合気道、ヨガなどといった東洋の動きは意識を使うことによって強い気を出すことができる。

この間、太極拳で習った「不老拳」を使い、気功で意識革命するのも良いかも。

自分をよりよく見つめて、思考のコントロールをしていかなければと考える。

小宮公園②

さて、明日の休暇最終日も楽しく悔いなく過ごそうっと。 あっと、甘いお菓子を用意しなくちゃ(笑)

森を愛するこころ~ボタニカルライフ⑩【植物エッセイ】

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満開の桜を見逃すまい!と、朝からわたしの住む街の森(都立公園)にも人出がわんさか。

3月31日までは、コロナ禍で公園駐車場の閉鎖が続くが、徒歩や自転車とか、近隣の方々だろう、みんなお弁当持ちで出かけている。

わたしも散歩がてら、森を一回りしてきた。森に一歩入ると、しんと静寂な中、数々の野鳥のさえずりが響き渡る空間。

なんとも贅沢極まりない日常だ。

                 ☆彡

森を愛する理由

森の最も気に入っている点は、都内有数のバードウオッチングの聖地であるだけでなく、とても珍しい山野草が見られるところだ。

毎年4月上旬から咲き始める山野草たちに出会えるのが、今、一番の楽しみ。

今朝は、可憐なピンクと白のイカリソウを山野草園で見てきた。

また、森(公園)のランドスケープデザインも良く、古い枕木を使った足に優しい木道が森の中に張めぐらされ、そういった部分もとても質の高い公園設備ではないだろうか?と、思う。

雑木林を抜け山を登ると、丘陵の頂上には小規模だがフィールドアスレチックや畑などもあり、広々とした原っぱから里山を下ると、深い雑木林の森が延々と続いているのだ。

それは公園を整備する前からある加住丘陵の一角で、起伏の激しい谷間を何本も有する小さな森なのである。

冬には落葉の絨毯ができて、春に芽吹き、夏には蜩などセミの大合唱が響き、秋の紅葉も見事なものだ。

この森には生命の息吹を感じさせる何かが未だに存在する。

その中を夫と散策しながら季節を目一杯全身で受け取る。

何気ない会話のひとときが宝物のように感じられる。

                  ☆彡

● 森と自然環境保全のはなし

 森は 二酸化炭素の吸収源であり自然の代謝も担っている。

また水質の浄化や洪水、渇水などを緩和して土砂の流出や崩壊を防止するという非常に大事な役目があり、季節ごとに江戸の昔から、ふもとの弁天池ではその祭りがとり行われている。

一方、今では地球温暖化の影響で世界的規模の様々な影響から森は失われつつある事も事実である。

ある意味、森はあらゆる環境問題の重要度や深刻度を示す指標となるものであろう。

自然の保護とか言っても、ではどこから?何から?手をつけていけばいいのか?

わたしは日ごろ、出版社に勤務している。

主に紙の書籍を営業販売して歩いているわけで、現在の出版不況は嘆かわしいものだが、森林保護などの環境配慮に対する姿勢は最大限共有して、仕事上のペーパーレスなど微量だが貢献している。

2004年、ノーベル平和賞受賞、世界的環境擁 護者の故ワンガリ・マータイ氏のもったいない精神を見習いたいものだ。

何事にもバランスがとても大切。

やり過ぎれば、どこかが歪む。

今更ながらウイン・ウインの関係を環境にも当てはめて、美しく生きてゆきたい。

戦国山城・滝山城/国史跡・続日本100名城/桜舞い散る名城~500歳を祝う【山・山城②】

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滝山城のいわれ

昭和26年、国史跡の認定を受けた滝山城跡は、中世城郭の最高傑作と言われ続けてきた。その理由は、空堀、土塁、馬出しなどの遺構が現在でも極めて良好なものだからなのだ。

1521年頃、多摩地域一帯を治めていた大石氏により、築城されたと伝えられている。2021年、今年で満500年だそうだ。

後に小田原から勢力を広げて行った北条氏照氏(北条家三代目の三男 )が城主となり主城に収まった。


この頃から滝山城は、北関東への進攻拠点及び、甲斐の武田氏に備える砦としての役割を全うする。城を継承した北条氏照の元で大拡張が繰り返されたのだ。

こうして築き上げられた滝山城は、北を多摩川、南を谷地川に挟まれた東西900mに及ぶ山城となり、平山城としては日本最大級の広さを誇るまでになった。

滝山城の最大の特徴は、その複雑な地形を巧みに活かして構築された縄張りの作り方だ。曲輪、土塁、虎口、馬出し、堀などの縄張り跡が現在も残る。

北条氏照の築城能力の高さが伺える山城だ。1569年頃、武田信玄率いる2万の軍勢からの猛攻を、わずか3千で守り抜いたのである。

戦国屈指の堅城だ。

※ 滝山三城・・・滝山城高月城根小屋城と、この三城を指す。

                ★

年度末の仕事があと2つとなった、23日、朝から絶好の晴天に恵まれた。「これは仕事の前に滝山城跡へ登ろう!」と、朝からソワソワとトレッキングの準備をした。

2020年度の仕事を無事故で終われる喜びと、桜の名所でもある滝山城跡へ登れる嬉しさでテンションが上がる。家からたった15分で得られる至福とも言い換えられる(笑)

今年は、桜の開花がとても早く、気持ちばかりが焦る。

3月に入り曇天、雨が続いたが23日の晴れ渡った日には、朝9時には滝山城跡入口の駐車場(20台程度・無料)があっという間に満車。

                ★

では、写真で追っていこう。

竹林の勾配がきつい山道を登っていく。三の丸~二の丸(千畳敷)~中丸(旧滝山荘と展望台)~本丸へと続く引橋まで。

見事な引橋を渡って本丸へ。

東京都の西端は加住丘陵地域に残る中世の山城、滝山城跡。

500歳おめでとう。




山ライター記事と古い情報の山本が絶大な人気を誇る理由~雑誌「BE-PAL」「山と渓谷」も絶好調【山/キャンプ・仕事観】

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今朝、今年の早咲きカタクリを見つけにある低山(70mぐらい)へ、トレッキングをしてきた。

谷底に無数に咲く可憐なカタクリは圧巻の様。

紫の妖精が飛び交っている。朝日を浴びない谷での花はまだまだこれからそれこそ、たくさんのギャラリーを迎える準備中といったところであろうか 。

朝日を浴びて咲いているカタクリの丘では、早朝にも関わらず、多くの自称カメラマンがシャッターを切っていた。

そこに混じって、座り込んだり、覗き込んだりと、自由なポーズでカタクリ撮影に勤しんだ。今週末から、緊急事態宣言も明けたら激混みするであろうから今のうちに。

今週は、4日間、朝から晩まできっちりと仕事に勤しんだから、手や指が切れて荒れたり、お風呂で痒いと思った場所(デコルテ)を掻いて少し血を出したり(笑)

毎日書類とPCの入ったBAGを担ぎ、2万歩を超える歩きを連行する電車とバス営業。これは、山行への訓練だと思い身体は痛むが、ひたすら頑張って歩いている。

しかし、もう4日も続けたから今日は前半休を取って、低山トレッキングに行った。これで仕事のストレスもかなり軽減された。

午後は、営業に出よう。

● 雑誌の世界は大不況だが、アウトドア系雑誌は売り切れ続出の現在。

このところの山ブームからキャンプやアウトドアが流行ってることから、アウトドア系の「BE-PAL](小学館)は、毎号売り切れ御礼が出るほど。付録も楽しく、今ではYouTuberの恰好のネタだ。

山と渓谷」(山と渓谷社) も写真の美しさが群を抜く雑誌。やはりとても売れている。

こういった雑誌の中の山記事を書くライターの随筆エッセイが大好きで長年愛読してきた。

BE-PAL」で6年連載中の「エベレストには登らない」角幡唯介・著(同タイトルですでに書籍化)の記事が素晴らしい。

探検家の考える、アウトドアを生活の中心に据えつつ、子育てや食える仕事としての雑誌記事ライターという仕事を語る。

要するに「遊びながら仕事をする」という夢の暮らしを実現させているのだが、恐ろしい程現実的。

すでに多数の山関係の書籍を執筆。(第45回大佛次郎文学賞受賞)

フリーランス業に苦悩しつつ、山へ行き、そのすべてを文章に吐き出し、書き上げる至福を淡々と繰り返す作家としての生き方が自分らしいのだという。現在45歳。

息づかいを感じる文章、雑念というが知性溢れるその内容に一発で掴まれてしまった。興味があれば、「BE-PAL」でぜひ読んでみて。

● 古い情報としての「山の本」の価値はどこにある?

さて、写真の山やアウトドアの本は、長年夫やわたしが集めてきた本の一部だ。これらは、今でも書店で平積みされているもの。

驚きの息の長さだ。この分野でいい本が出せれば、長い間表紙を見せる平積みの夢が叶う。

そこで、トレッキング実践学の著者、高橋庄太郎氏の言う、「古い本の情報は価値が高く侮れない」という箇所を引用する。

~ともすると、情報収集は「最新」のものばかり探そうとしてしまうが、何十年も前に書かれた本も実は、興味深いものだし、歴史や謂れも信憑性が高く情報度は非常に高い。

特に次の山に行ってみようと計画を立てたときに、想像力を働かせてくれるものなのだ~

参考資料→トレッキング実践学(著・高橋庄太郎 / 株式会社 枻(えい)出版社)

と。

この本を読んでから、情報を今再び書籍から取ろうと決めた。ネットの最新情報はどれもが欲しいものばかりではないし、薄い内容や雑な文章も多い。

ネットやYouTube動画ばかりじゃ物足りなくなったら、やっぱり「本」の出番!

これに気づいたのが、一番の収穫だった(笑)






森林セラピーへようこそ~森の力で本来の自分を取り戻そう【健康/山・森林セラピーとは】

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梅の季節から桜の季節へ。いよいよ山歩きの季節が到来。

御承知のように、日本は世界有数の森林国で、世界森林白書によると、先進国フィンランドに次いで国土の森林面積比率が多い国なのだ。

しかし、北欧のような森と湖が混然一体となったロマンティックなイメージからは程遠い感じさえする日本の森林。

なぜなら、日本は亜熱帯から寒帯までの気候を一国で持ち、森林や樹林も多彩。特に本州の地形は細長く、その特徴を成す山脈は標高3000m以上の険しい山が連なる。

狭い平坦な地域は都会が広まり、平らな野原は限られている。だからかフィンランドのようなロマンティックさには欠ける。

それでも、コロナ禍でソーシャルディスタンスが日常的に取り入れられた昨今、山への眼差しは熱く空前の山ブームとなっている。

森林セラピーとは~森の効果を知る

2004年頃「森林セラピー」という言葉をある書籍から知った。

それは、森の持つ自然治癒の力を現代人に訴求するのが目的で、全国に約37か所ある「森林セラピー基地」でウォ―キング、トレッキングをしながら、心と身体を鍛えるのだと知った。

特に、「森林セラピー」が効果を発揮するのが、今では2人に一人かかるとも言われる「生活習慣病」だ。

しかし、コロナの影響から不適当な食事、喫煙、不規則な睡眠など、かなり軽減された一年ではないだろうか。

ただ、運動不足に関しては、長引く自粛生活やテレワークなどで深刻になっている。今、まさに「森林セラピー」を個人で生活にも導入すべきだろう。

自宅近くの公園や山・川などを上手に利用しながら、運動不足解消を図りたいものだ。

わたしが好んで出向く「奥多摩」は東京の2つしかない「森林セラピー基地」として整備されている。

※都民の森は基地の中心であり認定ロード。認定ロードとは、危ない箇所の手入れが行き届いた、「歩くための道」が整備されている場所を指す。

日本全国の森林セラピー基地の数は?

北海道・東北・・・5か所

関東・甲信越・・・14か所

東海・北陸・近畿・・・4か所

中国・四国・・・5か所

九州・沖縄・・・9か所 

計37ヵ所

これだけの「森林セラピー基地」が点在する我が国。

一生涯歩ける間は「森林セラピー基地」を訪ねる旅とか憧れる。

この春は、自分の住む地域の「森林セラピー基地」を訪ねてみよう。

いつもとは違う、森林セラピーで五感(視覚・嗅覚・触覚・聴覚・味覚)で自然を感じる、歩くための新しい旅のひとつになるはずだ。

人間が本来のあるべき姿に近づく、それが「森林セラピー」の効用なのだ。

参考にした書籍「森林セラピーガイド」大人の遠足/NPO法人森林セラピーソサエティ(JTBパブリッシング)

最後に。

五感で楽しむにもポイントがある。

視覚・・・風景を楽しむ→新緑や紅葉、バードウオッチング、フラワーハンティングなど。

嗅覚・・・香りを楽しむ→樹木の匂い、フィントチット(森の香り)、花の香りなど。

触覚・・・手触りを楽しむ→樹木・岩石・水・風など。

聴覚・・・音を楽しむ→せせらぎの音、鳥の鳴き声、葉すれの音など。

味覚・・・食べ物を楽しむ→木の実、山菜、魚、お弁当など。

こういった森林を楽しみ尽くすポイントを知って旅するのがBetter!



高尾梅郷を巡る観梅トレッキング~木下沢特別解放にて / ボタニカルライフ⑨【植物・裏高尾梅郷】

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昨日の春の雨嵐が収まった今日。朝、夫が「高尾に梅を見に行かないと!」と言われ、急いで仕度し高尾目指し、GO!

すごい晴天だからか、JR高尾駅からウォ―キングで高尾山を目指す人が沿道にいっぱい。密だね(怖)

わたしも行くまで知らなかったのが、木下沢の梅林特別解放が8日から始まっていた。9時40分頃、車を沿道に停めて解放時間を待つ列に並ぶ。

ここで、高尾梅郷の情報を書いておこう。

                 ★

毎年3月に裏高尾の旧甲州街道沿いで行われる「高尾梅郷梅まつり」。
今年(2021年)は3月13・14日に開催の予定だったが、残念ながら新型コロナウイルスの影響で中止となった。


一方で、まつり自体はなくなったが、梅まつり実行委員会では3月8日(月)〜21日(日)の期間に、裏高尾に点在する梅林を自由散策する「観梅ウォーク」を開催中。

高尾梅郷へのアクセスは、梅林周辺には駐車場がないので、高尾駅北口から「小仏」行きのバス に乗るか、歩いていくかになる。

※ ただし、木下沢梅郷では、特別解放中のみ沿道に車を停められる(NXSCOの誘導もあり・おおよそ30台・無料)
(高尾山口駅からも「小仏」行きのバスは出ているが本数はかなり限られる)


歩きであれば高尾駅からでも高尾山口駅からでも同じくらいの距離。(約4,5キロ)

高尾山の帰りに高尾山口駅からふらりと寄ってみるのもいいかもしれない。

ただし、木下沢梅林は結構勾配がキツイ。ちょっとした低山だからウォ―キング感覚じゃなくてトレッキング。

登山あとだと、疲れもピークだから、入口の荒井梅林などの低地梅林がおススメ。

【電車+ウォ―キングで目指す例として】
スタートは高尾駅北口。ここから8つの梅林すべてを回って、一番奥の「小仏梅林」まで歩いていく行程。
距離にして4.5kmで、単純に歩くだけだと所要時間はだいたい1時間ですが、いろんな梅林に寄ると1時間30分〜2時間ほどかかる行程になるだろう。

木下沢梅林までの道すがら、ルアーフィッシングのマス釣り場があったり、裏高尾名物「するさしの豆腐」峰尾商店もある。

また、地元取れたて野菜の無人販売スタンドがいくつもある。

魅力的だからと、ついつい買い込んでしまうと荷物になって大変!

と、旧甲州街道をぶらぶら歩きながら、8つの梅林を訪ねるスロウな旅がいい。途中、景信山登山口とかある。高尾から小仏峠を抜け景信山への縦走ができる。

しかし、梅郷を楽しみ尽くすのなら今回は登山はスル―がいい。

梅の見終わりを楽しむ3月。裏高尾の梅は咲き終わりが遅く、かなり長い間楽しめるけれど、登山と合わせるとまず、時間が足りないし、急こう配な道を延々歩くのには閉口するだろう。

いっぺんに済まそうとせず、最高の見頃を迎えた「梅郷」の梅花と香りを楽しもう。

最後に。

高尾梅郷と源氏物語を掛け合わせた以前のブログから。

紅梅♡♡♡源氏物語の香り」→http://lifetour.blog.jp/archives/1052534765.html

              

満開のマグノリアを見る~春告げる白い花の散り際に立ち会う/ ボタニカルライフ⑧ 【植物・コブシの花】

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家からすぐの低山「ひよどり山」のシンボルツリーである「コブシ」の花が満開を迎えた。

コブシとは・・・和名を辛夷といい、学名をマグノリアという。モクレン科モクレン属の高木だ。早春に他の木々に先駆けて白い花を梢いっぱいに咲かせる。(wikipediaより)

北海道から九州、朝鮮半島南部の山地に自生する落葉性の樹木で、高さは大きくなると20mにも達する。 3月中旬頃に葉が出てくる前に6枚の花びらをもった大きくて白い花をたくさん咲かせる。 花には芳香があり、満開時期の枝いっぱいに花を付けた様子は遠目からもよく目立つことから、田園などではシンボルツリーとして重用されている。

                 ★

わさわさと、日常を時間が通り過ぎて行くけど、この春告げる樹木の花を見逃すわけにはいかない!と、昨日朝、仕事に出る前に一目見ておこうとひよどり山へ。

大木が離れて3本ある。一番大きい樹木の傘の下に小人みたいに入る。どんどん散っている花の姿を写真に撮りたかった。

ハラハラと散るその様は、まるで雪が降り注いでいるみたいで印象的。

しかし、散る花を撮りたかったのだけど、ふ~ん、難しい。

樹木の花を撮るのがまだまだ苦手。どこをどう撮ったらいいのかわからなくなる(笑)

そんな時は、写真映りからいったん引いて、花の香りや形を楽しむ。

コブシの花にも薄っすらと、青臭いバナナみたいな香りがある。花そのものより、枝先をチョッとへし折り香ってみる。

少し、埃くさい、青臭さはまさに「春を告げるため」に咲く花の香りだ。

小さなベンチで、散り行くコブシをしばし見届ける。

今日の午後から明日の一日は春の嵐だそうだ。雨と風にやられてしまう。

柔らかな白い花がきれいなうちに見ておきたかった、たった10分間、至福のボタニカルタイムだ。

では、また来年、ここで会おう。

記念日はここで/川崎キングスカイフロント東急REIホテル~世界初水素ホテルに滞在中【ホテル・環境実験ホテル】

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今日3月8日は36回目の結婚記念日。

こういった夫婦の記念日は自分たちで祝い楽しむもの。

昨日から滞在している川崎キングスカイフロント東急REIホテルは、2017年開業の世界初の水素を利用したホテルだ。

世界初の水素ホテルの仕組み・・・資料先https://www.tokyuhotels.co.jp/kawasaki-r/facility/38732/index.html

ホテルで使用された歯ブラシやアメニティ、おもにプラスチックのゴミ廃棄されたものを、30%水素の「燃料」に変換する装置施設を伴なっている。

環境省の後押しのSDGs目標を掲げたホテル。また、ホテル周辺もバイオ研究施設が立ち並ぶ、環境実験用地さながらである。

3年前に雑誌で見かけて、環境問題に興味があるわたしは「かっこいいホテルだな」「いつか行こう」と、思い続けていたがタイミングが合わず、いつしか忘れる始末。

ここが東急グループだと知ったのが昨年末。

わたしは東急カード会員。昨年からの新型コロナ感染対策でほとんどの買い物をこの東急カードで支払っていた。

調べたらポイントが〇〇〇〇〇円!かなり溜まっている。

すぐにここ、川崎キングスカイフロントに☎で聞いてみた。「ポイントで宿泊できますか?」と。

もちろんOKだ。そこで3月8日の結婚記念日に、憧れだったあの水素ホテルで迎えようと対策をはじめた。

で、緊急事態宣言が解除されるであろう3月7日(日)に予約を入れたのが2月初め。予想は外れ、緊急事態宣言の解除が2週間延びた。

そこで、この1年余り学習したコロナ対策をしっかり取り予定通り宿泊した。川崎だから車でホテルへ向かい、直接チェックイン。

チェックインは15時。これには意味があって、このホテル自慢の水素で沸かす大浴場がある。そこに一番で入るためには15時チェックインしかない。

昨日は寒かったから、多摩川河川敷のサイクリングや工場夜景などはすべて止めて、お風呂を楽しみ、コワーキングスペースでブログを書いたり、本を読んだりして寛いだ。

もちろん、コロナ対策一番の要である食事はホテルメイドのお重やおやつを部屋まで運んだルームサービス。これで人との距離を心配せず、大河ドラマを観ながら食事をした。

こうしてゆったりとした時間と空間で、日ごろ溜まった疲れや痛んだ身体の養生となった。夜10時にはベッドへ。

朝5時まで、7時間ぐっすりと眠ったら、眼精疲労や軽い背中の痛みが無くなっていた。

休養って、家から離れるとしっかりできるのだと改めて実感。

ホテルのアメニティもチェックイン時にたくさん頂いたし、それで衰えたお肌の再生もできてGoo(笑)

このホテルは羽田空港に車で10分。宿泊客の多くがビジネスマンだ。

スタイリッシュなNY風のリバーサイドの部屋。各階に設えられたジムでは、自由にバイクで有酸素運動できる。テレワークで滞在中の若い男女に、絶大な人気があるのもうなづける。

今回も記念日だとフロントにお話しする。

部屋のアップグレード、チェックアウト2時間延長、などのサービスを受け、さらにホテルのマスコット「テディ・ドッグ」を頂いた。超カワイイ(笑)

ホテルに直接申し込まず、楽天トラベルの期間限定プランで「夕食付3680円」を選ぶ。(本来のお部屋値段の半額!楽天トラベル安いね)

駐車場まですべてを東急と楽天ポイントで賄えた。

記念日だけど、コスパ重視の無料旅の実現が叶った。

これは本当に嬉しいし、達成感抜群。

無理ムダを徹底的に省いた旅プランでストレスからも解放されて、初コワーキングも存分に利用。今、コワーキングでこのブログも書いている。

今日は仕事は休みを頂いた。これから雨の羽田空港へ寄って家路へ。夕方の渋滞は避けたいね。

これで、忙しい年度末は頑張れるはず。


初コワーキングでブログを書く【仕事・ホテルコワーキング】

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初めてコワーキングスペースでブログを書いている。溜まった事務処理や執筆などがサクサク進む。

(場所や詳しくは明日のブログで)

静かな中にちょっと人の気配もあるって、めっちゃ快適(笑)

バーとcafeスペースをぐるりと囲むコワーキングスペースはかなりの広さ。

で、仕事をしている人は、さすが日曜。ほとんどいない。

まわりを見渡すと、カップルが多く、間隔を取って座ってそれぞれがスマホで何かやっている。

東京は、緊急事態宣言がさらに2週間延長になった。

残念な気持ちもあるけれど、これまで学習した感染症対策をさらに強化しなければ!と、手綱を引き締めた。

今日は、これから、オンラインミーティング。

ここから部屋を替えて靜かで話ができる場所に移動する。

時間までは、昨日、図書館で見つけたずっと読みたかった本を読もう。

大人の休日はコワーキングで。

という提案。