下町でバームクーヘンを食べる~バスで巡る東京下町【写真で綴る旅・墨田区の風景】

【ブログ新規追加372回】

この写真は2017年6月3日に撮った。

この日、午後から錦糸町の駅ビルでのイベント仕事の前に、隅田の下町をぐるっとバスで周る小さな旅をした。

東京スカイツリーを望む絶景は、そこいらのバス通りや何気ない橋の上だったりする。

下町の絶景が観られる交差点などの紹介→資料先 http://tokyo-skytree-navi.com/spot_list_n.html?set=2

写真の長浦神南(東向島)のバス停に行けば、こんなスカイツリーが観られるんだ。

バスに揺られて、ふっと車窓に目を向けると「えっ?スカイツリー?」。わたしは、軽い驚嘆の声をあげ、いっそいでバスを下車した。

「いいな、下町って」と、下町商店街をしばしぶらぶら歩いてみた。

あれほど、近くに見えていたスカイツリーも相当離れていたし(汗)

近いような、遠いような絶景を見つけた瞬間だった。

わたしの旅の基本は、普通の電車や路線バス、一般道を車で走る旅。(本当の長距離では迷わず飛行機を使うけれど)

良く知らない町では路線バスに乗ってその土地を堪能する。高速道路やタクシーを使っての旅は、その土地をスル―するだけで実にもったいないし、第一風情もなし。

もう、観光地三昧しない人にはローカル線や路線バス旅が超おすすめよ。

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その日の午後は、アルカキット錦糸町でのイベントだった。くまざわ書店錦糸町店の店長にご当地スイーツを差し入れて頂いた。

何がいい?って聞かれたんで錦糸町ご当地スイーツ「下町バームクーヘン」をお願いする。

下町バームクーヘン(乳糖製菓) 錦糸町店(本店) JR錦糸町駅北口から徒歩10分のところにあるのが、下町バームクーヘン 錦糸町店(本店)

建物内がバームクーヘン工場になっていて、ドアの後ろで作業しているスタッフの方に声をかけて購入できる。資料先→https://www.fperi.com/article/view/61(下町バームクーヘンが買える場所)

乳糖製菓 本社工場店直売の激安バームクーヘン

オンラインでも買える(楽天市場↓)

甘いもの好きのお父さんにしっとりと優しい味のバームクーヘンは「父の日🎶」のプレゼントにもピッタリ。

わたしもおなかいっぱいになるほど、夢中でバームクーヘンを食べてみたい(笑)

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コロナだからって、何となく出かけなくなった。

なんだか、「良く知らない町を歩く」こんなありきたりな発想が非日常を生むし、何しろ楽しい。

つまんないな・・・って、気分をやっつけるには、片道2時間までで行ける日常の延長上がふさわしい。

と、道端で発見する東京スカイツリーと、ご当地スイーツを満喫した思い出の話。

いつもと違う行動をした日のessei【写真で綴る旅・心の景色】

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今日は、いつもと違う日。

自分以外の人のために時間をいっぱい使った。

今日は一粒万倍日。

おこがましいようだけど、人のために少々おせっかいを焼くのが何とも嬉しい。

たった一人のために、あちこち連絡をしたり、もちろん仕事でも夏物の入荷を忘れず投入できた。

たったの一人にフォーカスすることで、グリコ食べなくても「一粒万倍の日」となった。

いつもと違う日の発端は、「身近な叔父が亡くなった」という連絡からだった。

そこから、頭の中は急展開しながら、関係のある人への連絡を入れつつ、夫と、亡き叔父に会いに行った。

そして、何事もなかったかのように仕事へ出向く。

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最近は、長引く自粛で、家に籠るのが普通で、人とも会えないし、会わないよね。

仕事もリアルは20%ほど減って、オンライン会議などが大事な仕事の最前線となる場合も出てきた。いつ100%に戻れるのか不安だ。

営業職は人に会うことでしか、本来の出来高はない。

しかし、コロナは普通に人と会うことを制限することでしか無くならない。イライラが募る。

もちろん、オンラインなどでの人づきあいができる現在は、それ自体が新しい感覚で学ぶ時間だ。

すごい時代?そう思う反面、時々不安にもなる。

外の「世界」に出ず、日々の心の葛藤をやっつけて、コロナ禍では人づきあいまでもオンライン頼みじゃあ、レベルアップしたとはとてもいえない。

何が言いたいのか///

要するに人に会いたいし、人と話がしたい。飢えてるんだろう、わたしは。

これが整えば、病気持ちのわたしだって百万倍なのに。グリコ食べなくたってね(笑)

しかし、オンラインではそれは叶わない。

オンラインがルーティン化するのは仕方がないけれど。

青空の元、気兼ねなく話しがしたい。

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仕事が減った。

余った時間を不義理を続けてきた友だち、親戚、大学の先輩や後輩などに電話やメールを入れ始めたんだ。

「お久しぶりです」と。

7年間、会わなかった友だちとは、メールのあと、すぐに会った。

7年のタイムラグが一瞬で消えた。

ただ、ひとつ違っていたのは、彼女が重い難聴にかかって補聴器をしていたのだ。

引っ越した先の近所に大きなビルが建設されて、その騒音が彼女の耳をダメにしたらしい。

彼女は言ったの「やっと、来てくれた・・・」って。

一緒にちょっとだけ泣いた。

いみじくも、数年に一回の不義理解消の時間をコロナから貰ったんだ。

コロナで学ばなければ損だよね。

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仕事から帰ってきて、一気に書いている。

ノイズキャンセリングのヘッドフォンで音楽を聴きながら書いていたら、藤井風(ふじい かぜ)の「きらり」が頭の中を駆け巡ってきた。

初のCM書き下ろしだそう。

「連れてって~連れてって~♪」のパドったグルーブ感が最高。本日MV発売?なのかな。

爽やかすぎるCMを添付する。

ロングバージョンもどうぞ。

                 ★

今日、いくつか普段と違う行動をした。

些細なものもあったし、とっても重要なものもあった。

行動を変えると、相手の行動も変わる。

わたしがアクションを起こすことで、相手がアクションを返してくれ、未来がいくつか続けて決まった。

ささやかながら、この数日、人に会うという約束をした。

わたしは「自分が動く」ことで、今日という日を未来へのステップに変えた。

そして、小さな一歩だけど結果は120点。上出来だ。

さあ、夕方、叔父の好きだったウイスキーを買ってきたんだ。

「きらり」を聴きながら叔父を偲んで呑もう。

★2024年5月20日更新 山帰来(サンキライ)の葉っぱ~この葉っぱで 「子どもの日」のお餅を包む~あなたの地方ではどの葉っぱ?【写真で綴る旅・植物】

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数年前、この写真を近所の公園で撮影した。

撮った目的は放射状に延びた先についた青い実がたわわで可愛らしかったから。

名前も知らないその葉っぱと実の写真を、当時参加していた「植物コミュニティ」に投稿したら、びっくりするような「いいね!」を貰い、延々続く書き込みの多さにさらに驚いた。

その内容のほとんどが、「実」ではなく「葉っぱ」のことだったのだ。

この植物はその名を山帰来というのだとコミュニティで教わった。

「実」は、冬になる前に真っ赤に染まり、鳥が不思議とつぐまないことから、クリスマスのリースを作る貴重な素材として親しまれてきたのも。

で、「葉っぱ」の部分だが、「子どもの日」に頂く柏餅の外葉として使うのだと。

そのコミュニティでの書き込みで最も多かったのが、関西圏の方々の「ああ、サルトリイバラの葉っぱだね」という誰でも知っているかのような書き込み。

もちろん、わたしは東京以外に住んだこともないし、サルトリイバラの柏餅なんて見たこともない。

コミュニティのある方が、自宅で塩漬けにしたサルトリイバラの葉っぱを写真に撮り、アップしてくれた。

そのまあるいつやつやとした葉っぱが白いお餅をくるむ姿を思わず連想した。

ああ~~、美味しそう(笑)

 (上記の写真はフリー画像から拝借)

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さて、なぜ柏餅の葉がそれほど地方によって違うのかと言えば、元来食べ物を盛る葉っぱのことを、日本では「カシワ」と呼んできたそう。

関西圏では、滅菌作用のあるサルトリイバラの葉が最も使いやすく、どこでも手に入ることから普及した。

ちなみに、東北~寒地圏ではホオノキの葉、沖縄圏ではゲットウの葉だそうだ。

以前、奄美大島の空港でゲットウ(月桃)の葉にくるまれたお餅を買って食べた経験がある。

みんな、似ているようで違うのは、その地方特有の葉っぱの香りが違うからだろう。

江戸時代にカシワの葉でくるむお餅が大流行した背景には、江戸の持つ気質が育てた粋な香りがしたのではないだろうか。

これから、山帰来の葉っぱが5月下旬~梅雨前に青々と茂る。意外と身近にあるかもしれないから、探してみるのも楽しいかも。

名前の違いで、よくわからないのが、山帰来=サルトリイバラだというところ。

まったく違う名前を持つ同じ植物だから。

このあたりは、今後、詳しく調べてみようと考えている。

地方ごとに違う柏餅の葉っぱ。

次は関西圏で見つけて食べたいね。

今は、ひたすら我慢。

写真だけでもど~ぞ(笑)

※ 葉っぱからひも解く植物のあれこれならこの本!

葉っぱで見わけ五感で楽しむ 樹木図鑑

簡単レビュー

●野外で使える樹木図鑑の決定版

気軽に持ち歩けるハンディ版。

身の回りで見られる代表的な樹木375種(画像掲載325)を掲載。

葉っぱの形やふち、生え方のシンプルな項目、リアルな質感を再現した葉っぱスキャン画像が見ものだ。

●五感で観察を楽しめる

樹木の種類から、特長、名前の由来、繋がっている生き物を知ろう。

「見る、聴く、嗅ぐ、触る、味わう」アウトドアの醍醐味である五感を使って観察をするための必読書である。

眺めているだけで楽しく、美しいデザインだ。

●野外観察が楽しくなる観察ノートもついているよ

別冊として、樹木観察の経緯を書き込めるノートがついている。

本書でオリジナルな樹木観察帳を書きつつ、山歩きのお供にぜひ!

ツリーウオッチングが最高に楽しくなる一書の紹介。



★2024年5月17日更新 里山ってどこ?~どこに行けばいいのか~初めての里山歩きに役立つ小さな話【写真で綴る旅/里山・トレッキング】

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里山とは。

里山とは、町に隣接している裏山、低山のこと。

町や集落に近く、生活圏の中に含まれている山だ。

多くの場合は住宅開発から免れた丘陵地帯の丘、尾根、谷戸(谷間)などがそれにあたるだろう。


地元の人にとっては生活環境の一部なので、親しみを込めて裏山と呼ぶこともある。

よって、里山の道は自然が残された道で、生活路、通勤通学や散策に使われていたりもしている。

なかには希少動植物が生息していて都、県、市が公園として管理運営している山もあり。

首都圏では三浦半島から奥多摩に連なる多摩丘陵にまだまだ自然が残されている。


特に横浜、町田、八王子周辺には多くの里山があって、その地域を開発した電鉄会社が各駅からスタートする「山歩き」 「散歩」 「ハイキング」といったタイトルで里山歩きのコースを紹介している。

このマップは京王電鉄が主催している「京王線沿線の里地里山を歩こう」資料先→https://www.keio.co.jp/area/satochi_satoyama/index.html


このようにちょうどいい自然を身近に感じることができて、しかもアクセスが容易、それが里山なのだ。

予定よりかなり早く梅雨入りしそうな模様だ。鬱々しやすい天気が続く。

それでも、やや晴れ間が見えた時は、思い切って近所の里山や公園に繰り出そう!

新緑を堪能するだけでも「コロナなんかに負けないぞ!」なんて、前向きになれるはず。

どうぞ、お近くの里山へ。都会の方は公園へ。

里山や公園が待ってるって(笑)

※ トレッキング関連書籍の紹介

ロングトレイルという冒険」加藤則秀・著(ART OF LIVING)

簡単レビュー

何日も、ときには何ヵ月も、原生自然の真っただ中を歩きつづけるロングトレイ ル。

世界中の名だたる縦走を歩破してきた第一人者がその魅力をあますところなく語る。

実践的な歩き方の心得を手はじめに、自然に身を置き、自然と分かち合 いながらヒトが生きるという、ロングトレイルの真髄を鮮やかに伝える。

ソロー、ジョン・ミューア、グレゴリー……アウトドア文化を拓いた先人たちの精 神を受け継ぎ、山や森の奥深さを綴った歩行のクロニクル(歴史を年代順に表記)が展開される。

ウォ―キングにハマった時に手に入れた一冊。

この本から、様々な「歩く」を学んだのだ。

少しでも時間があったら、近くの丘陵へ歩きに行く日々。

歩くにつれ、感じるのは、「自分の力などではどうにもならない事柄」要するに、コロナなどの不愉快極まりない事柄への怒りや憤りを「歩く」という行為が、鎮(しず)めてくれるのだ。

自然が好きになればなるほど、より謙虚に生きていきたくなるの。

歩いた歩数は忘れてしまっても、歩いた記憶は忘れない。

トレッキングやハイキングは、それこそ、一生、歩ける間は続けられる最高の趣味だ。

積み重なる歩く記憶か。

すてき。


★2024年5月15日更新 トレッキング・ポール(杖)を手にいれたので、早速使ってみた~低山ハイク【写真で綴る旅・山道具エッセイ】

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山で使うトレッキング・ポールを楽天ポイントでゲット。ずっと欲しかったの。

きっと、勾配のある山や丘陵をトレイルするためには必要だろうなと。4月に今熊山に登った時、勾配のキツさに驚き、もっと楽に登るには道具が必要だと、現場でやっと気づいた。

まわりを見渡すと、だいたい、帽子、バックパック、カメラ、手袋、長袖、ストレッチパンツ、トレッキングシューズの人は、トレッキング・ポールを持つか、バックパックに装着している。それも2本。

トレッキング・ポールは2本でこそ効果を発揮する場面があるようだ。例えば、急勾配な登山道とかを長く歩く時など。

使わない時は、バックパックの側面に装着できる。

以前、上高地で雪中トレッキングのキツさから、ビジターセンターでトレッキング・ポールを購入しようと見せてもらったが、すごい高級品ばかり。

だいたい1本8000円ぐらいから・・・。

ね、これじゃあ、わたしは買わないよ。というより買えなかった。

で、今回手にいれたトレッキング・ポールはこれ。爆安。

しかもポイントでもらったんで実質0円。

トレッキングポール 2本セット 軽量 アンチショック機能付き I字型ハンドル アルミ合金 多機能 歩行 スケール付き 持ち運び ノンスリップハンドル ハイキング トレッキング アウトドア(outdoor-0010102)
価格 1,480(円) × 1(個) = 1,480(円) 色;シルバー

使用感だが、トレッキング・ポールの機能で重視されているのが、3段伸縮アンチショックの部分。内部に細いバネが仕込まれていて、手を付いた時、軽く押し返す動作が歩くのを助ける。

今日は、低山も低山。1段目だけを伸ばして使う。(写真参照)

たった1段だけで伸ばしたトレッキング・ポールのおかげで、安心して楽に歩けるのだ。

安くても見た目が良く、使いやすければいうことなし。

これを手に入れたから、俄然、山に行きたくてウズウズ~~~。当分眺めて我慢だけど(泣)

               

わたしの母が、亡くなる数年前に、突然、わたしに「ねえ、登山で使う杖、買ってきて欲しいのよ」と電話がきた。

事情があると思い、急いで会いにいった。

そしたら色々言うわ、言うわ。

母「足腰がきつくて、歩くのに楽になるモノが欲しいのよ」

母「そしたら、山登りに使う杖あるでしょ?あれがいいと思いついたってわけ」

母「そもそも、お年寄りの持つ杖とは形が違うじゃない」

母「山登りの杖は持ち手が真っすぐでしょ?」

母「お年寄りの杖は持ち手が水平っていうのかな。平べったいよ」

母「あれだけは持ちたくないのよね」と。

娘のわたしから見てもちょっと小ぎれいでおしゃれだった母。

その後、念願だったちょっとお高いトレッキング・ポール(1本)を手に入れて満足気だった。

最後に終末ケアで入院した時も、お気に入りのトレッキング・ポールを持って入院した。

お世話して下さる看護師さんたちが、「○○さん!登山が趣味?カッコいいねえ~♪」とか言われて、やった!と、すごく嬉しそう。

もちろん、登山なんてまったく趣味じゃないのに(笑)

こういった「自分を輝かせる小道具」を上手に使った母。やり手だ。

もちろん、火葬の時にも棺に入れてあげた。

わたしも母のように、歳をとってもずっと、杖はトレッキング・ポールで行くだろうな。

母から、いい越し方を教えてもらったのを、今朝、森で新緑を堪能しながら、思い出していた。

こんな息抜きが、つくづく実りのある時間だと感じている。

杖といっても色々。

魔女が持つ悪い杖。

魔法を使う不思議な杖。

お年寄りの歩行を助ける命の杖。

そして、山登りに使うカッコいい杖。

わたしは、カッコいいのでいいよ(笑)


クマガイソウの群生を訪ねて~自生の絶滅危惧種を初めて見に行く/ 裏高尾、うかい鳥山の自然・ボタニカルライフ⑮【植物 / 絶滅危惧種Ⅱ】

【ブログ新規追加343回】

緊急事態宣言の真っただ中、市内にクマガイソウの群生が見られるところを発見してしまった。

これは、もう見に行くしかない!と、今朝早く、裏高尾に行って目的を果たしてさっさと帰ってきた。

誰もいない石造りの鳥居の裏に、クマガイソウはひっそりと、咲き乱れていた。

クマガイソウとは・・・ラン科アツモリソウ属に分類される多年草の一種だ。大きな花をつけ、扇型の特徴的な葉をつける。

クマガイソウ(和名)の由来だが、レブンアツモリソウと共に、膨らんだ形の唇弁を昔の武士に見立てて、背中に背負った母衣を思いなずけられたそうだ。

• レブンアツモリソウとは・・・樺太・礼文発祥の敦盛草。下の写真はレブンアツモリ群生地。(花&群生地 / 画像拝借)

また、源平合戦の熊谷直実(くまがい なおざね)と、一の谷の戦いで直実に討たれた平敦盛(たいらのあつもり)に充ててつけられたという説もある。(資料先→https://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia より)

クマガイソウは、地元の保全活動をされてる方々に保護されている。

一帯には100輪近く(数えてはいない)のクマガイソウが群生していた。

あの高級料亭「うかい鳥山」がすぐそこにある。

クマガイソウを見るために、近所の家々の前には駐車はできないが、神社の前の空き地には駐車しても良いと、地元の方から聞けた。

クマガイソウ、昔は高尾山で普通に咲いていたそうだ。

しかし、環境変化や乱獲などの影響により、自生のクマガイソウは激減してしまった。

こうして保護されていたり、人が足を踏み入れないところでひっそりと咲いている姿でしか見かけることが難しい状態。

ここも、ロープが貼られ保護されていた。

それでもかなり接近でき、初クマガイソウの撮影ができて嬉しかった。

※ 撮影場所・・・菊一吉高稲荷の鳥居の後ろ(うかい鳥山の看板標識を見つけたら左折してすぐ左手)
 

5月1日 午前9時。

うかい鳥山の手入れされた至極の庭園を眺めてきた。もちろん、食事はしない。

コロナだもの(笑)

緊急事態宣言の前に今まで行った所の下見をしたら、ほぼ状況が変わっていたという話【山/キャンプ・下見は大事】

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行って良かった場所にリピートってする?

できれば、安・近・短で行ける場所は、リピートしたいし、旅先の「定番」を持ちたいものだ。

で、こんな風に考えた。

リピートしたい場所の現在の情報の書き替えをしよう!という提案だ。

ネット検索して、頭の中だけでリニューアルしてもいいし、自粛明け、実際に現地へ出向くのでもいい。

きっと、以前の記憶や情報が変わっているはず。変わりどころをきちんと押さえておくと、リピート時に絶対に役に立つ。

                  ★

                

昨年から、コロナの影響で旅やレジャーの予定はまったく立たなくなった。

東京都に住むわたしは、東京から脱出せず、ずっと東京の中で仕事(若干、神奈川を含む)をし、アクティビティも近場でのお出かけを敢行してきた。

東京の隅々まで知ってるわけじゃないけど、多摩地域に関しての情報はそれなりに多く持っているだろうと感じている。

そこで、3度めの緊急事態宣言前の4月22日、以前行って良かった多摩地域の下見に行った。

今では、以前とは違う、登山やトレッキング、キャンプなどのアクティビティが加わったため、新たな視点の拡充を求めて。

以前のように、現地に行ってノンビリできれば良し!とかでなく、一歩深く地元の多摩地域を楽しむために下見行脚を始めた。

一か所づつ丁寧に、情報の更新に取り組んで行く予定。

                  ★

● 第一回目の下見先は「秋川渓谷」→https://www.akirunokanko.com/(資料先)

言わずと知れた東京三大溪谷等々力溪谷/世田谷区・御岳渓谷/奥多摩・秋川渓谷/あきる野市)のひとつ秋川渓谷を訪ねた。

新緑が眩しい森を抜けると、石舟橋が現われる。橋を渡り切った所に、以前であれば小さな小道があり、美しい溪谷の水に触れられる川岸へ簡単に降りられた。

しかし、現在はその小道も通行禁止区域となってた。理由はわずかな私有地があるからだそう。

昨今の、キャンプ流行りで、河原でのディキャンプを楽しむ人が増えたのにも関係していそう。

この河川の上流では、河川に降りるには有料(人/600円・車/1000~1200円)など有料となっている。

甲斐多摩秩父国立公園内の溪谷では、無料で河川に降りないように小道でさえも通行止めにしたのかしら・・・。

とまあ、下見をしてわかることがらは多い。他にも、一昨年の台風で破損し崩れた山道などの改修や補強も所々やっている。

自然との戦いや、人の往来過多に対する戦いなど、現場での労苦は計り知れないだろう。

緊急事態宣言中は、おとなしくブログの整備をしよう。

特に、地域情報が変更されているところなどは、追加情報を加筆して常に新しくするのが大事だ。

もう、一発屋で、出たとこ勝負みたいなやり方はしないよ(笑)

ヘキサタープを張る練習に行く~見ず知らずの方々が手伝ってくれた🎶【山/キャンプ・ディキャンプ④】

【ブログ新規追加336回】

ディキャンプにはテントじゃなくて、タープだけで充分だと気づいた。

日照りも多少の雨でも充分にしのげるし、何より日陰なので癒し効果が得られて、外なのにとても落ち着くのがいいの。

で、ヘキサタープを手に入れたのはいいけど、立ち上げる練習をしないといけない。

買ったのはこちら。

BUNDOK(バンドック) ミニ ヘキサゴン タープ UV BDK-25 【3~4人用】 収納ケース付 テント アウトドア

朝、食品の買い出し→オンラインミーティングを終えた11時過ぎ、家から車で15分の「つどいの森」で、まだ立ち上げ練習していなかったヘキサタープの立ち上げ練習をしようと、いっそいで荷物を車に積んで出かけた。

明日から、東京は緊急事態宣言発出のため、不要不急の外出を避けて!と、小池都知事からの要請を受けるのだ。事実、今年のGWは消えた。

だからか、今日は、朝の市場でもすんごいセール!セール!サラダ菜6個100円、ブナピー3個100円、大根、白菜、キャベツ50円、ニラ2束50円、ショウガ40円・・・いっぱい買い込んだ。

野菜だけでなく新鮮な肉、魚も色々買ってホクホクなわたし(笑)

市場での買い出しが成功した日は、だいたい一日上手くいくのだ。

もちろん、今日も。

                   ★

つどいの森は、ほどほどの人出。駐車場にもすんなり入れた。そこからタープを張る場所を決める。

タープの端にロープを通す。次に支柱のポールを一本立てて、ヘキサ(6角形)なので8ヵ所のロープワークが必要だ。

ペグという金具でロープを留めていくのだが、その時重要なモノを忘れたことに気づいた。

大き目のトンカチを忘れた!

タープの付属品である簡易トンカチはまったく草場の土に歯がたたず。

夫と相談し、わたしが家にトンカチを取りに帰っている間40分。

その間に、鎌倉から毎週このつどいの森にディキャンプしに来ているというご夫婦が、わたしのいない間に夫に手伝いを申し出てくれたのだそう。

でっかいトンカチ片手に(笑)

その後、わたしがトンカチ持って現場に戻った時、ヘキサタープが美しく立ち上がっていた!驚きと、嬉しさですぐに鎌倉から来たご夫婦にお礼を言い、反対に炭焼きの焼き芋を頂いた。

ホクホクで美味い。遠赤外線は神だ!

と、なぜか、いいことだらけ(( ´艸`)

ちょっとだけ残念だったのが、鎌倉旦那さんの華麗なロープワークを見たかったなあ~~と。ミッションインポッシブル並みだったらど~する?

                  ★

大きな森に小さなリビングだけの我が家ができた。

タープを張るなら、深い森や川のある場所がいい。

溪に沿って流れる風が炭焼きの煙とともに同化して流れる、それは芳醇な時の経過だ。

しばし、立ち上がったタープの中で、夫が淹れてくれた粗挽きのブラジルを飲み、朝、市場で買ったソーセージを網焼きにしようと、ガスバーナーを点火した。

つどいの森は野営(泊まり)ができないため、2時間ほどで、早々に片づけて帰る。

我が家の週末に戻る。朝からさばいたままのリビングを片付けながら、次のキャンプのために道具の手入れする。

で、これから夕食。やっとお酒が飲める~♪。週2日の飲酒デーを存分に楽しむのだ。

週末のお昼ご飯はディキャンプで・・・これ、いいよ。ホントに。

タープを張るために参考にした書籍はこれ。

タープの張り方 火の熾し方~私の道具と野外生活術』高桑信一・著

簡単レビューを。

沢登り、渓流釣り愛好家、ブッシュクラフトで注目の野外生活術を楽しんでいる方々に朗報。
沢登り会のレジェンド・高桑信一が教える美しいタープの張り方と火の熾し方。

野外生活術と高桑氏の装備、愛用のモノや源流釣りについてのうんちく満載!

昔の渓から今の渓をエッセイで綴った一冊。

あなたの野外生活のおともに最適なヤマケイ文庫で待望の復刊!

とっても美しい写真と、丁寧な文章に惹かれて手に入れた本のひとつ。

これから、登山やキャンピングを始めよう!ていう人にはとても良い教科書である。

★2024年4月19日更新 野山に自生する妖精キンラン~ボタニカルライフ⑭【植物・キンラン】

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キンラン(金蘭、Cephalanthera falcata)はラン科キンラン属の多年草で、地生ランの一種。和名は黄色(黄金色)の花をつけることに由来する。資料先→https://ja.wikipedia.org/wiki/

特長だが、山や丘陵の林の中に生える地上性のランで、高さ30-70cmのの先端に4月から6月にかけて直径1cm程度の明るく鮮やかな黄色の総状につける。

花は全開せず、半開き状態のままである。花弁は5枚で3裂する唇弁には赤褐色の隆起がある。狭楕円形状で長さ10cm前後、縦方向にしわが多い。柄は無くを抱き、7、8枚が互生する。(Wikipediaより)

                  ★

雨上がりの日曜。近所の都立公園は朝から2つの駐車場は満杯。それでもどんどん入ってきて大渋滞。わたしは、混雑を見越して徒歩で出向く。

先週の山吹の山は、ほんの数日で新緑だけの森になっていた。そんな中、森の妖精と謳われる「キンラン」が咲き始めたとの情報をキャッチした。ぷっくりとしたつぼみが可愛いラン科の自生植物である。

雨あとで、足元どうかな・・・と案じて家に閉じ篭っていようか?と考えたが、せっかくのいいお天気、一人、都立公園に出かけた。

新緑が眩しい都立公園。お目当てはキンランだけ。

咲いていそうな場所はすでに押さえてある。

ものの1分で発見! 

今年もちゃんと咲いていた。 自生地(しろはらの小道)を知っていたとはいえ、なかなか運がいい(笑)

全部で5株を発見。  

人の手がまったく入っていない場所ではないが、このあとの道では多くの熊笹に占領されて、

ほとんどキンランは見つけられなかった。全部で6つの散策ロードがあるから、他でも多分見られるのではないだろうか。 

出会えただけで、充分に幸せな気分になれる黄色の美人草。

「キンラン」の花言葉

~華やかな美人~

初短歌~テーマは「肉」/ 短歌で肉を語る【山/キャンプ・短歌と肉料理】

【ブログ新規追加330回】

「肉」で一首。

肉好きの 旦那とちがう わたしでも キャンプにいれば 肉も分け合ふ

今朝、急に思い立って、人生初の短歌を詠んでみた。

短歌とは・・・短歌(たんか)とは、和歌の一形式で五・七・五・七・七の五句体の歌体のこと。資料先→https://ja.wikipedia.org/wiki/

食べものそのものを詠んでみたくなったけど色恋ではない。じゃあ、短歌じゃない?せめてもの夫婦を題材に書き表したんだけど。本当に形式ってめんど草(笑)

                  ★

先日、わたしの誕生日にディキャンプで焼いた肉の感触や匂いが素晴らしかった。

炭火で焼き、トングで裏返した時の肉の柔らかさは驚きだったし、包丁でなく、サバイバルナイフで肉を切るワイルド感に魅了された。

その時、「ああ~、わたしはずうっと、こうした肉の美味しさや感触を知らなかった=忘れていたんだ」と感じた。なんでなのかな?

興味がなかっただけなのかもしれないね。

目の前の旨い肉にやっと感動できたのを普通の文章じゃなくて、古式ゆかしい短歌で書き残したくなった。

燃料にぞっこんな理由~焚火を楽しむために

先日使った木炭は切炭、いわゆる黒炭。もっとも安く一年中どこでも手に入る。

木炭・薪・オイル・ガス・固形燃料など、燃料のアレコレを調べて実際に使うのが最近のマイブーム。そのうち、お高い備長炭(白炭)を使った外飯も作りたい。

ある程度、木炭での調理が終わったら、その燃えカスに薪をくべる。この時は、牛乳パックを細断をしたのも焚きつけに使った。

ここからが焚火の本番となる。焚火は夜じゃなければ楽しめない。

杉・檜・唐松なんかのいい香りの薪を用意してゆっくり楽しむのが近々の願望。

昔、子ども会で行ったキャンピングでは焚火が大人気で、火吹き棒がみんなの取り合いになったものだった(笑)

炭火で料理を楽しみ、薪で暖をとりつつ焚火を楽しむ。

人生を振り返る豊かな時間。

冒頭の短歌は、ゆるい遊び気分をチラっと入れてみた。

日常から解放される、そんな時間を作るのにキャンプは好都合だし、短歌も続けて行こうかな(笑)