自分らしさを見つける行い~それは「エッセイを書くように街を歩いて見つける」(ボタニカル・ライフ③)【暮らし・植物 / 歳時記】

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● 自分のご機嫌を取るために用意したモノ

立春を晴天で迎えた。

立春は中国では旧正月。新しい年が始まったところなんだね。

わたしも、立春に今一度、「この一年を好きなことで埋め尽くし輝くため」に小さな手帳を用意した。

今さらとかは、まったく思わない。

小さな手帳に「宝モノみたいな好き」や「欲しいモノ」や「やりたいことがら」をいっぱい書き集めて、ワクワクしながら眺めている(笑)

自分のご機嫌は、自分でしっかり取るのが大事よ。

● 自分のご機嫌を取る行動は、光輝くお花を愛でる場所に行く

といっても、この行いは、特別な場所などではない。

日頃、外営業で回っている場所に、思いがけず美しい花壇があったり、遠くに輝く山々が煙るような時期にはカメラを車に積んでおく。

そして、仕事がひと段落したら撮影をするのが、わたしの最高のボタニカルライフ。

今日は、毎月美しい花壇を作っている神奈川県相模原市の東電へ。

ここは、知的障害や肢体障害を持つ人たちが一生懸命、丹精こめて手入れをしている街の街頭花壇だ。

今月は、パンジーストックビオラが植えられている。

だいたい、毎月季節の花に植え替えられているのが驚き。

この数年の記憶では、3月はノースポールだったかな。

香りもよく、青空に映える花たちが壮観に咲き誇る。

毎月、この花壇を見ることを本当に楽しみにしてきた。

念願叶っての今日は、一期一会に期待して2枚だけ撮影してきた。

● 自分らしさを見つけて輝くためには、ちょっと視点を変えてものごとを見てみる

平凡な日常をちょっと感動的に、色鮮やかにする方法があるとすれば。

それは「エッセイを書くように街を歩く」この行いに尽きる。

よくある日常的な事柄も、エッセイの中では、まるでドラマティックな映画のワンシーンのように描けるものだ。

もし、エッセイを書いてみたいと思うなら、自分の一日を書き出してみると良いよ。

あんまりにも書くことがない・・・というわけでもないのがわかるはず。

だって、お味噌汁の具にこだわってるかもしれないし、ご飯の炊き方にこだわりがあるかも。

ご飯とお味噌汁だけでも、充分に立派な一本のエッセイが仕上がるのだ。

その平凡だけれど、美味しいご飯とお味噌汁をどう表現するか?

好きな映画のヒロインを真似て書くとか、好きな作家の文体に寄せて書くとか、

いろいろ自由に書けるのがエッセイの魅力。

私たちの身の回りにあるごく当たり前のことが、なぜエッセイになると印象的なものになるのか?

それは作家が、私達とは違う視点から日常を切り取っているからだ。

だから、わたしみたいな普通の人でも、ほんの少し視点を変えることで、いつもの風景が特別なものに変わりうるから、文章の世界は楽しいんだ。

                ★

パンジーやビオラは普通の園芸種。別に珍しくも何でもない。

それが、身体の不自由な人たちの「手」で愛情込めて、植えられて見事に咲き輝いている光景を、いつか写真に撮ってみたかった。

かっこをつけなくても、飾れなくても、無心に作業に没頭する彼らは充分かっこいい。

ドラマは、普通のところにあるものだ。

今年も普通の輝きをいくつ見つけられるかな。

★2024年1月31日更新 ボタニカル・ライフ②~福寿草(フクジュソウ)の花言葉は「幸せを招く」「永久の幸福」【植物・福寿草】

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昨日、夕方4時20分、いつもの場所に「福寿草」を探しに行った。

今年は、少し咲くのが遅い様子。

それでも可愛いつぼみがそこかしこに出ていた。

真冬の寒さも忘れてつぼみを写真に収める・・・ああ~しあわせ。

あんまり夢中になりすぎて、気が付いたら夕暮れが、すぐそこ。

今年も始まった、わたしのボタニカルライフ。

春の樹々や山野草に魅せられてもう10年近くになる。

毎年、必ず同じ場所に咲くとは限らない。一期一会の時もある。

人の手がかかっていない自生している山野草を見つけるハンティングも

醍醐味があるし、季節の山の美しい変貌を見られるのも最高。

⦿ 福寿草とは

フクジュソウは縁起の良い花。

フクジュソウは昔から縁起ものとして親しまれてきた。

現在も、新年を祝う花として、年末年始に販売されているものがよく見られる。

ただし、フクジュソウの本来の開花時期は2月~4月にかけて。

正月に飾られているフクジュソウは、ビニールハウスなどで促成栽培されたものになる。

                

寒い冬を乗り越えて咲く福寿草。

満開になるまで、見守っていこう。

★2024年1月15日更新 蝋梅「ロウバイ」~厳冬を彩る黄色い梅林を見に行く/ 東京都町田市・忠生公園蝋梅苑にて(ボタニカル・ライフ①) 【植物・冬の植物】

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1月、一番に咲く花の色は黄色だそう。

日本水仙や早いところでは菜の花、もう少しすれば、福寿草など。見るだけで元気をもらえる黄色い花。

2021年は、毎月、美しい季節の樹々や山野草をこの植物コーナーで紹介していこう。

1回めは、香りと色が素晴らしい春一番の梅「蝋梅」

黄色い花の代表は、この植物ではないだろうか。

蝋梅「ロウバイ」と呼ばれる、まるで蝋燭みたいに、薄い乳黄色の梅。今日はその中でも、最も黄色い「「満月ロウバイ」を中心に蝋梅の林を訪ねてきた。

ここ、町田市忠生公園は、仕事先の目と鼻の先。今日は、昨日とうって変わってとても寒かった。

曇天の中、約30分ほど、蝋梅の林で写真を撮り続けた。

蝋梅は、独特の香りがすごく強い。

寒気が山肌を覆う早春、ロウバイの芳香が漂ってくるとホッとした。

2年ぶりの訪問で、ああ~帰ってきた・・・という気分が高まった。

人を幸福にしてくれる香り。

甘くフルーティで、微かに石鹸のような清潔感がある香りは春の予感さえ醸し出す。

さて、蝋梅の林をご覧ください。


蝋梅の簡単まとめ

冬のため花の少ない時期だが、暖かい太陽のもと散策するのもいいものだ。(今日はあいにくのお天気・泣)

ロウバイの花は小さな花だが、逆光のなかで観察すると花弁が透けて、とても綺麗に感じるもの。

花の由来は唐の国から来たこともあり唐梅とも呼ばれ、中国名も蝋梅であったことにちなむ。

別の説では花被片が蝋細工のようであったことからそう呼ばれる。

中国原産で早春に芳香のある黄色い花を咲かせる。「ろう梅」と書きますがウメと違ってバラ科ではなく、ロウパイ科という小さな科に含まれる。

ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木。

1月から2月にかけて黄色い花を付ける落葉広葉低木である。

ロウバイの基本種は、花びら(花被片)は黄色で内側の花びらは暗紫色。
また、花やつぼみから抽出した蝋梅油(ろうばいゆ)を薬として使用する。

ソシンロウバイ(素心蝋梅)、マンゲツロウバイ(満月蝋梅)、トウロウバイ(唐蝋梅)などの栽培品種がある。

よく栽培されているのはソシンロウバイで花全体が黄色である。また、初夏に咲く同じロウバイ科のクロバナロウバイがある。
WEB記事より

東京都町田市・忠生公園(蝋梅苑)→https://www.townnews.co.jp/0304/2019/01/17/465448.html



蝋梅苑(ろうばいえん)には、現在、見頃のソシンロウバイやマンゲツロウバイなどが約84本近く植えられている。

ロウ細工の質感を思わす花からは、ほのかな甘い香りが漂う。

どこか懐かしい香りに包まれて幸せ感、倍増よ(笑)

超低山ハイク~ひよどり山を登頂する / 今、話題の低山ハイクとは?(写真多め)【山/トレッキング・低山ハイク】

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低山ハイク」って知ってる?

昨日、青梅の書店で「東京の超低山を登頂する!」という、何となくレア(笑)な本を見つけた。

さっそく、立ち読み~~~。何と、我が家から徒歩5分の「都立小宮公園」が登録されている。

はて?

あそこ山?丘陵でしょ?・・・。

でも、あああ~~~確かに「ひよどり山」だわ。

はじめて知ったのだが、ひよどり山に都立公園を作ったのだということを。

どうりで、結構険しい道も多い。

しかしだ、たった63mしかない超低山。その低山ハイク本によると、低山ハイカーに人気が高い東京都の山だそう。

※ おススメ書籍の紹介『花の山歩き・関東低山ハイキングガイド

今日は、午前はオンライン会議で仕事。ランチ後にすぐ飛び出したってわけ。

だって、春先のような陽気。コロナ禍で密を避ける場所としては抜群の低山ハイク。

それでは、簡単に写真で登頂までを追ってみよう。

近所だが、車で行く。約10台分の駐車スペースあり(無料)

ちょっと先に見える弁天橋は、その昔、吊り橋だったのだそうだ(驚)

いざ、ひよどり山へ入山。

先を歩く夫を撮った。低山ハイクには、手ぶらで装備はいらないよ。

枯れ木のブナ林をどんどん登ってゆく。登山道はいくつもあるのだが今日のコースはこんな。

スタート・おながの小道→くぬぎ平→えながの小道→しじゅうからの小道→みずき平→こなら平→こげらの小道→ひよどり山登頂→たんぽぽの小道→おかの小道→雑木林ホール→しろはらの小道→やまぶきの小道→駐車場・ゴール

足に優しい木道は、平坦な場所に張りめぐらされている。

行けども、行けども枯れ木が山の賑わい(笑)

途中で、こんな山の恵みを見つけて写真に納めるのが楽しい。

途中、青々としたシダを見つけ、太古の昔を連想する(笑)

途中の沢では、東京名水100選にも選ばれている石清水も見られる。

石清水の流れを見つけた。

原生林みたいな幻想的な雑木林に心も身体も癒される~俗世間から少しだけ離れて仙人気分を味わえるよ。

そろそろ山登りも終盤。

ひよどり山。登頂!

頂上の広場では、青空とパンパスやすすきが風に揺れていた。

多摩動物園のコアラのために輸入したユーカリ。残念なことにコアラの口に合わず、この公園に3本植えられている。

寒椿も蜜柑も終わりそうな風情。

雑木林ホールで休憩する。森の動物たちのはく製が迫力満点。

ホールから一気に下山。

13の小道をひたすら歩いて山登り。所要時間1時間と少し。

軽く汗ばむ感じで気持ちがいい。

健康にも気分転換にも最高な、絶対登頂できる低山ハイク

あなたもどう?

                 ★

ここで、ひよどり山の簡単な歴史を紹介しよう。

ひよどり山

名前の由来は、「兵取山(ひょうどりやま)」、「鵯鳥山(ひよどりやま)」、「鷽鳥山(うそどりやま)」の3説ある。

その中でも、武田信玄・勝頼父子の一軍が永禄12(1569)年に滝山城攻撃の際に陣を構えた「兵取山」がなまって「ひよどり山」となったという説が有力だと言われている。

近隣情報

山頂付近の富士山も見える住宅街には、昭和58年に1,305坪、総工費20億円と言われている北島三郎邸がある。また、山の外輪には、あの高級料亭「八王子うかい亭」がある。

北島三郎邸(画像拝借)

うかい亭(画像拝借)

ひよどり山情報】

東京の山岳総合ガイド→https://yamap.com/mountains/9634

都立小宮公園

八王子市公式HP→https://www.city.hachioji.tokyo.jp/kankobunka/002/005/p003411.html








★2024年1月5日更新 散歩・ウォ―キング・トレッキング~デイリーアウトドアを極める【健康/トレッキング・アウトドア編】

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わたしの趣味は、写真を撮ることと、里山を歩くトレッキング。

春浅い1月は、里山トレッキングの始まりで、山野草ハンターのわたしは、

身体がうずうずしてきている最中。

1月の目指す植物を決めて、どこへ見つけに行くか。関東一円で考えるのが楽しみのひとつ。

年末年始はコロナウィスル感染予防で、食品を近所に買いに行く以外は、一切出かけなかった。

しかし、休み最終日の昨日は、身体を動かすこと、歩きはじめをしようと、車で30分圏内の里山へ出向いた。まず、西側をぐるっと一回り歩く。次に南側をもう一回り歩く。

風も少なく、里山頂上での軽いウォ―キングは、昼頃の温かい気候の中で、心底気持ちのいいものだ。

さて、なぜ、歩くのか?それは、第一に「健康維持のため」であり、歩くことで「四季折々の自然に出会えること」が楽しいからだ。

そんな、散歩やウォ―キング・小さな山へのトレッキングを趣味にするようになって気をつけていることを書いてみよう。

                  ☆彡

● まず、散歩を極める~通り過ぎていた自然の景色に幸せは溢れている

わたしの大好きな、アウトドアのひとつが散歩。所要時間10分~30分、半径800mから1㌔の軽いウォ―キングだ。

たとえば、電車での仕事には駅までをウォ―キング。自粛中には、この半径1㌔の散歩&ウォ―キングで随分、身体も気分も救われた。

近所の都立公園を散歩する楽しみは、植物に付けられているプレートを読むことや、鳥の名前を覚えること。

四季の変化と繋がって行くと、公園の木々や植物たちと、顔見知りになってゆくのが嬉しい。

たった30分でも、金木犀の香りにその存在を知り、タンポポの綿毛が「こっちへおいでよ」と誘ってくれる散歩の楽しいことったらない。

                ☆彡

● 体力がなくても、気軽にトレッキング~エンジョイの精神で自然と共生する

年々、体力の衰えをひしひしと感じている。ただ、それを嘆いたり悲観したりはしない。

トレッキングであれば、頂上を目指さない「walkingtrail」をする方針で、この数年は山岳ではない、里山で歩く楽しみを満喫してきた。

無理は無謀なだけ。体力が足りないのなら、トレッキング時には、持ち物を最低限まで減らし、山道を身軽にハイクする「ウルトラライト・ハイク」とかも、ちょっとだけ取り入れている。

例えば、歩く時間とコースで持ち物を究極まで減らす。

わたしの場合はバッグやリュックは持たず、腰を冷やさない長さのコートのポケットに、スマホ、メガネ、ミニタオル、小銭、を入れる。あとは、カメラは首から下げて。これだけで、4~5㌔ぐらいのwalkingtrailに行く装備だ。

何も持たないと自由度が非常に高く、心底歩くことに集中できるのが最高にいい。

また、服装の工夫は、超軽量なダウン、インナー、タイツ、ネックマフラー、手袋、レギンスなど、薄くて温かいものばかりにしている。

疲労回復には、高機能の着圧タイツとかも履いているけど、仕事にも使って腰を守るようにしいる。

しかも、トレッキング時だけでなく家でもまったく同じにして身体を冷やさないようにするのが一番大事。寝袋やダウンなども寒い家の中では大活躍よ(笑)

                ☆彡

● 楽しく歩くために必要な栄養素を事前に摂る

別にサプリメントおたくじゃないのだけれど、歩く趣味を持つようになってからは、積極的に筋肉疲労や全身疲労に効くサプリメントや肉、魚、野菜を良く摂るようになった。

数年前から、夜、布団に入る時に「メリメリ・・・」っと、骨がきしむような感覚があり、怖くてすぐに骨密度を調べてもらったが、その時は、まだ大丈夫な状態だった。

ただ、数年に一回発症するギックリ腰や、背中の痛みなど、養生する箇所がどんどん増えていくのが現実。

そのことがきっかけで、肉・魚・野菜の養分をしっかりと身体に取り込むのに注力しはじめた。

何事も兆しをつかむのが大事だね。

~自然とつながって、心豊かに暮らそう~

ウエルビューイングな変貌を遂げるJR立川北口~SORANO HOTEL→グリーンスプリングス→IKEAまでの平日散歩【ホテル・沿線探訪】

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先月の渋谷に続き、立川北口が新しく変貌を遂げている。国立市での仕事を終え、早速、話題のスポット探訪をしてきた。

● たましん美術館

たましん本社ビルとSORANO HOTEL

まず、多摩中央信用金庫(たましん)の美しい本社ビルとたましん美術館がオープンした。新進気鋭の画家やクリエイターの作品鑑賞は300円。2階へ上がると、無料のギャラリーがあり、多摩地域で創作活動をされる画家の作品がコリドーに並ぶ。

で、そこから、全面ガラスのドアーを開けて噴水のある空中庭園「グリーンスプリングス」へ。ここからSORANO HOTELと、約20店舗のカフェや雑貨店が軒をつらねる。

冬用のストーブがたくさん庭園内にあって、暖が取りやすくなっていて嬉しい。

ずっと楽しみにしていた「SORANO HOTEL」へ。

今回の視察はロビーメインで訪れた。インフィニティ―プールはまた次回に。

とにかく、シンプルで美しいホテル。植物の多さも必見かも。女性の利用者が多そう。

ここで、立川市とSORANO HOTEL、双方が目指す「ウエルビューイングな暮らし方」とは。

ちょっとひも解いてみよう。

● ウエルビューイングとは

幸福。安寧。
身体的・精神的・社会的に良好な状態。

特に、社会福祉が充実し、満足できる生活状態にあることをいう。(コトバンクより)

簡単にまとめてみた。SDGs(持続可能な開発目標)の普及により、さらにこういった傾向は進むであろう。

この芝生のオフィスの屋上にベストスポットがあると知ったので早速、急な階段を登る。

階段の頂上から見下ろした(怖いよ~)

で、びっくりする多摩地域の眺めと、遠くに富士山が現われる。もちろん、ズーム最大で撮った。

ストーブとウッドデッキの展望台。奥にはcafeもある。

途中の植え込みには冬いちごが!まさに、ストロベリーフィールズ。

と、素晴らしい眺めを堪能したら、最後はグリーンスプリングスの前の立川IKEAへ。

歩き疲れたので、店内はほぼ見ずに、カフェへ直行。ストロベリーソフト(50円)を食べて休憩する。

クリスマスオーナメントやディスプレイが可愛い。

と、こんな具合で、変貌を遂げるJR立川駅北口を探訪した。隣りの市だけど、ウエルビューイングの具現化を、こんな形で計る行政や地元企業の熱量を存分に感じた一日だった。

ウエルビューイングを目指すと、とたんに近くの場所が、特別な眺めや美しい場所に生まれ変わる。

もう、遠くに行かなくてもいいかも(笑)

やっぱり、挑戦や変貌は素晴らしい!




★2023年12月13日更新 本に夢中になったあの頃の自分を探す旅~ところざわサクラタウン【写真・KADOKAWA】

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ところざわサクラタウン」は、日本最大級のポップカルチャーの発信拠点として2020年11月6日、グランドオープンを果たした。

埼玉県所沢市の唱える、「みどり豊かな地から最先端の文化と商業を生み出し、世界に向けて発信するCOOL JAPAN FOREST」この構想に手を挙げたKADOKAWA。

KADOKAWAの新オフィスでは、広大なワンフロアで1000人のメンバーが勤務するという。KADOKAWAの書籍製造、物流工場やオフィス、イベントホール、ホテル、ショップ、ブックストア、レストランをひとつの大型ビルに集約させた。

そして、屋外の巨大な巨石のような「武蔵野ミュージアム」では、アニメ、ラノベ図書館、エディットタウンはまるで、本の街に入り込んだような空間。開館中チケットを手に入れれば、一日中、好きな本と過ごせる。

このミュージアム圧巻のブースは50000冊のKADOKAWAの書籍を高さ8メートルの書棚で壁一面にあしらった本棚劇場。

画像拝借

この本棚劇場でのエンタメは、「本と遊び、本と交わる」をコンセプトに掲げ、プロジェクションマッピングの上映が観られる(有料・今日は完売でみられず/画像は公式サイトから

その他のブースもグランド・ギャラリーや角川の創業者が愛した庭園など見どころは多い。ただ、コロナ対策で、入場制限がされていたり、チケットが売り切れていたりと、行かれる場合には前売りなどの情報を得て行くとよいかも。

             

わたしの仕事は出版営業で毎月70店舗の書店に訪問営業を行っている。その客先はほぼ、今ではチェーン店だ。

各々の書店特有の書籍展開も、もう身体に沁み込んでいるから、何がどこに置いてあるか?かは目をつぶっていても探せる(笑)

今日、楽しみにしていたKADOKAWAのブックショップ「ダ・ヴィンチストア」は、巷の書店とは、まったく趣が違う。

書店なんだけど。ブックコンシェルジェ?(書店員さん)が手掛ける棚の見事な展開。本がまるで美術品のように扱われていた。

プレゼントにするためには?と題されたコーナーでは、あるテーマに則った3冊の本が無造作にクラフトテープで貼られまとめられたものがいっぱい。

本と一緒に差し上げたい文具やファンシーな小物たちがフロア中に陳列されている。

そうかと思えば、あるBIGネームの編集者のコーナーは個室のよな作り。今回の本棚劇場を提案から創設まで仕切ったVODが流されるなか、編集者の著作を手に取ることができる。

また、昨今、多くの書店の入口付近には児童書のコーナーを配置するのがトレンド。

ダ・ヴィンチストアでも入口からの児童書コーナーの圧倒的な在庫数と、子どもが遊べるスペースや絵画と遊ぶコーナー、回転塔の見事な絵本の陳列など、子どもの目線に立った、子どものための空間に相当力を入れている様子だ。

さて、一般書のコーナーでは、本のカテゴリー別には本が並べられてはいない。要するに簡単に欲しい本がみつけられないのだ。迷宮に入ったかのよう・・・。

男と女の本とか、発見の本とか、ちょっと、凝った言葉が壁にたくさん書かれていた。入り口の黒板にブックコンシェルジェがなにやら、エッセイのような短い文章とそれにまつわる本の紹介+イラストを、あっという間に書いていた。

驚き!

しかし、ひとりの中年男性が「小説がない、ないよ」と探し回っていた。このストアのショップコンセプトを知らなければいけないのかも。でも、それも、なんだかな~~~。

わかりやすさや見つけやすさが絶対だと思い過ぎてるのかな。色々と考えてしまった。

所沢市とKADOKAWAの共同プロジェクト。「誰もが住んでみたい所沢」「本に夢中だった頃の自分を探す」この2つのメッセージがこめられた大型文化施設。

桜の時期にもう一度行こうかな。読みたい本ばかりじゃなく、ブックコンシェルジェの勧める本をわざわざ買いに行くとか。

いいかもね。

ところざわサクラタウン

〒359-0023 埼玉県所沢市東所沢和田三丁目31番地3

■ところざわサクラタウン駐車場  148台
■第2駐車場 所沢市松郷138番地3 40台

■第3駐車場 所沢市松郷143番地1 142台



★2023年12月12日更新 枯れ木も山の賑わいを楽しむ~冬ならではの植物の風景【植物・冬の風景】

【ブログ更新211回】

枯れ木も山の賑わい」とは、日本古来のことわざ。

つまらないものでも、無いよりはましであるということ。

また、役に立たない者でも、いないよりはいたほうがましだということのたとえ。

それでも、春には芽吹き、満開の花を咲かせる植物たち。

一年のうちに、誕生→生育→満花→熟成→枯れる・・・と。このルーティンを淡々と繰り返す、植物の静寂な力強さに魅了され続けている。

今朝も、もう春を思わせる「白モクレン」の芽吹きを写真に納めた。すぐそばには「金柑」の実がたわわになっている。

枯れ木も山の賑わい」は使い方を真重にせねばならない。

自分を謙遜して言う言葉なので、他人に対して使うのは失礼にあたるなど気をつけたい。

いつか、わたしもパーティーのお誘いを受けた時に、こんなことわざを使う場面があるのだろうか?

まったく、教養の引き出しが必要だよ(泣笑)

紅葉(もみじ)狩りに行ってきた~京都でもなく、近所で紅葉(もみじ)終わりを堪能する【植物・紅葉(もみじ)狩り】

【ブログ新規追加209回】

秋になると、紅葉の鮮やかさ、色の奥深さに毎日の外営業が楽しくて仕方がない。

今日、午前中のオンライン会議を終えて、すぐにカメラ片手に近所の都立公園へ紅葉(もみじ)狩りと、しゃれこんで来た。
 
 
秋になると、わんさか外国人観光客が京都に押し寄せるのを毎年TVで観ている。そしてその激込みを避けて京都へは出かけてきたものだ。

京都の神社・仏閣ほど管理と手入れが入念にはなされていないものの、この都立公園の紅葉(もみじ)の見事なことったらない。

紅葉(もみじ)が森の古い神社や古池に映えているだろうから・・・と、わくわく、いそいそと、真っ赤に燃える紅葉(もみじ)を撮ってきた。


日本人は万葉の時代から紅葉を愛でてきた。現代でも、桜と紅葉は天気予報でお知らせがあるほど大切な行事。
 
紅葉狩り(もみじがり)」という名称も古風極まりないがいい。

● 桜は「見る」・紅葉は「狩る」のはなぜ?
 


 調べてみたところ、諸説は色々あるようだが、いくつかを組み合わせて言い伝えられてきたようだ。

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もっとも有名どころの話では、長野県戸隠の「紅葉伝説」で「鬼女」退治をした「紅葉狩」という題材があるのだそう。

能や歌舞伎の演目にもなっている話だが、これは平安時代の平維茂の話なので、紅葉狩りの言葉より後にできたもの。

そこへ行くと、かの万葉集には、すでに、樹の花を愛でる所作について「狩る」と唱えられている。

庶民の最大の遊びであった「花見」を「桜狩り」と言っていたと。

思うに、「桜」は月や雪と同じ、目で見て楽しむ雰囲気がある。一方の紅葉(もみじ)は秋の収穫時期と合いまって、鑑賞することを「狩る」と、表現したのだろう。

様々な、文献をひも解いてみたが、どの説も、ごもっとも!

● 明治の俳人・与謝蕪村の名句を紹介

与謝蕪村は、松尾芭蕉・小林一茶とならんで称される江戸三大俳人の1人。

「江戸俳諧中興の祖」といわれている。

~山暮れて 紅葉の朱を 奪うけり~ 与謝蕪村


 


 
 

 
 

 
 

 
 

 
 
 
 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

12月なので、先日のイルミをまとめてみた~六本木けやき坂/東京イルミネーションランキング1位【風景・イルミネーション】

【ブログ新規追加203回】

いつも、文章ばっかりじゃあ飽きるよね。12月になったんでイルミネーション写真を並べてみた。


参考資料リンク先→六本木ヒルズのクリスマスイルミネーション2020、約70万の …www.fashion-press.net › … › イベント
2020/11/13 — 六本木ヒルズのクリスマスイルミネーションイベント「六本木ヒルズ クリスマス 2020(Roppongi Hills Christmas 2020)」が、六本木けやき坂通りなどで開催。期間は2020年11月13日~12月25日
Roppongi Hills Christmas 2020 けやき坂 イルミネーション

● 六本木ヒルズ入口(JRA共催)

顔出しして撮影できるよ(笑)

六本木ヒルズを出たところで光のシャワーにびっくり!

11月12日、プレ開催されていた!ラッキー。

六本木ヒルズといえば、現代美術家・村上隆画伯のアイコンで有名。けやき坂商店街のマークにもなっている。

夕方5時で、ライトアップされたため、車の渋滞が起こり始めていた。

最後はテレビ朝日内の毛利庭園で♡のオブジェでおしまい。

 

以前は、車ですう~っと通り抜けていたけやき坂イルミ。今年は思いがけず、旅程と合い堪能できた。

けやき坂のイルミネーション銀色一色。このクールさが憎い。あまりにも簡素ながら場所柄なのかとても華やかで軽い印象がある。

一番好きなイルミを見られたので今年は満足。

次に好きなデザインのライトアップを探してみようかな。

まあ、この時期、夜、寒いのがネック(泣)

だから、泊まるのがいい。