『言葉にできるは武器になる。』株式会社 電通 コピーライター 梅田慎司・著(日本経済新聞出版社)【選書・文化】

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『言葉にできるは武器になる。』株式会社 電通 コピーライター 梅田慎司・著(日本経済新聞出版社)

簡単レビュー


★読み継がれて35万部突破★
★新編<現代の国語>高校教科書にも採用される圧倒的名著★
★中学入試から高校入試、大学入試まで続々採用★
★言葉にできる=生き抜く力を手に入れよう★

第一線で活躍するコピーライターが公開する「もやもやした気持ち」を言葉にする技術!新人からベテランまで、プレゼン・面接から日常生活まで、どんな時も役に立つ一生モノの伝える力を手に入れよう!

【できる人は「内なる言葉」を磨いている】
〇なぜ、伝わる言葉と、伝わらない言葉があるのか?
〇心を動かす言葉に、テクニックはいらない
〇伝えたい思いを自ら認識することからはじまる
〇T字型思考法で、自分の意志を、言葉に込める

「うまく自分の言葉で話せない」「人の心に刺さる表現力を身につけたい」――志や思い、自分のなかにあるビジョンを言語化するために何をすればよいのか? そんな悩みを抱えている全ての人に、いま注目のコピーライターが独自の手法をわかりやすく開示する、人の心を動かす言葉の法則。

 人は、その言葉の中に自分の思いを発見したときに心を動かされるのであり、技巧を凝らした表現などいらない。自身が手がけた広告コピー、古今東西の有名事例を、「メッセージとしての明確性」「そこにいかに自分を投影するか」「伝えたい想いをいかに生み出すか」という視点から分解、「意志を言葉に込める技術」を解説する。


【目次】

第1章 「内なる言葉」と向き合う
・言葉で評価される時代
・言葉には2つの種類がある「外に向かう言葉」と「内なる言葉」
・「内なる言葉」と向き合う
・「人を動かす」から「人が動く」へ
・最後は「言葉にできる」が武器になる

第2章 正しく考えを深める「思考サイクル」
・内なる言葉の解像度を上げる
・「思考サイクル」で正しく考えを深める
・「T字型思考法」で考えを進める
・自分との会議時間を確保する

第3章 プロが行う「言葉にするプロセス」
・思いをさらけ出す2つの戦略
・戦略1:日本語の「型」を知る
・戦略2:言葉を生み出す「心構え」を持つ

               ★★★

今月読みたくて取り寄せていた本3冊を今一度紹介する。

1冊目は世界で活躍中である装飾デザイナーが取り組む「SDGsの仕事本」

2冊目は、大人になってからの友だちづくりのコツを謳った「ゆる友活本」

3冊目が「言葉を武器にする思考本」だ。

今回の3冊は、よりよい「人生を生き抜くために必要な道案内」だと思い、連続でレビューをした。

よろしければ、ブログを読んで頂きたいし、本書たちを書店で見つけるか取り寄せて頂きたい。

後悔のない読書案内を目指している。

前回、前々回のブログもここに貼っておく。

弥生3月、読書をお供に春爛漫しよう!

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年3月19日記事

『大人のゆる友活 ちょうどいいつながりが人生を豊かにする』潮凪 洋介・著(集英社クリエイティブ)【選書・自己啓発】

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『大人のゆる友活 ちょうどいいつながりが人生を豊かにする』潮凪 洋介・著(集英社クリエイティブ)

簡単レビュー

なぜ年をとると友だちがいなくなるのか?

 大人の友だち関係は「ゆるい」ほうがうまくいく。

ゆる友活とは、ゆるいつながり=ゆる友を増やし、ゆるくつながり続ける活動だとまず定義されている。

一緒にいて心地いい時間を過ごすためには、相手と無理せずつながるスタンスや方法が必要である。

本書は、ゆる友と出会うための趣味コミュニティの活用や、良好な関係を築くためのコミュニケーションなどを豊富な実例とともに紹介。

ソロ活に飽きてきた人、つながりを求める人へおくる一冊!

              ★★★

夫が先週、約10年ぶりだろうか?八王子支援センターのコミュニティが開催するIT講座へ出かけた。

そこには、以前、別のコミュニティでご一緒されていた方々も参加されていた様子。

しかし、同窓会ではない、現在進行形のIT講座のためか、さほど話は弾まなかったが無駄な時間もなかったそう。

わたしは、その話を聞いて「なるほど!」と、ひとり膝を打ったのだ。

それは、みんな困りごとなら、渋々でもこういった、今のスキルを得ようとするのだということ。

しかし、どーでもいいことに時間を使いたくはないもの。

それでも人との関わりを求めて積極的に行動している。

ここに「ゆる友探し」のポイントがある!と思ったのだ。

まさに、こうした自由参加型のセミナーや講座も「ゆる友活」かもしれない。

「なるほど!」と思うのは、人間関係って、ほとほと面倒くさくて、大変でしょ?

それでも、仙人になって人里離れた場所に暮らして生きたい人は少ないだろう。

やっぱり、気心知れた数少ない人達や家族と和気あいあいと過ごして行きたいわ。

それには、ちょっとしたコツがあるようで、相手との距離を急に縮めず、ゆるく繋がるクセをつけよう!っていう本書の提案だ。

コツは相手への尊敬の気持ちを持ち、居心地のよい言葉選びが大事だと。

そして、この本の「もくじ」が素晴らしく秀逸なので、全部の章を書き出してみた。

特にカッコでくくったところはザっとでも見てほしい!大事なセンテンスばかり。

★なぜ年をとると友だちがいなくなるのか?お互いに心地いい関係を築くための41のヒント。

「もくじ」

第1章 大人のゆる友活とは何か?

~友だち関係は「ゆるい」ほうがうまくいく~

(大人になると友だちとの関係性が変わる!?・そもそも大人に友だちは必要か?・友だちがいるとどんないいことがあるか?・なぜ年をとると友だちがいなくなるのか?・大人にこそすすめたい「ゆる友活」・ゆる友に向いている人、向いていない人・大人のゆる友活のはじめ方 )


第2章 いつもの行動を変える

~人見知りのあなたのための「はじめの一歩」~

(自分はどうしたいかを知る・変わらない日常から抜け出す・趣味に没頭する・身近な人と雑談を交わす・自分の中の意外性を見つける・昔の友だちに連絡を取ってみる・職場の人を誘ってみる)


第3章 自分の言葉を振り返る

~人が離れていくあなたのための「会話術」~

(無意識の癖を甘く見ない・相手を否定しない・意見の対立を避ける・マウントをとらない・感情を暴走させない・受け上手になる・誰も傷つかない話のネタを持つ・相手を楽しませて自分も楽しむ・相手と深い話をするにはコツがある)


第4章 新しい環境に飛び込む

~出会いがあなたのための「つながり術」~

(待っているだけでは出会えない!・オンラインコミュニティでつながる・オンラインイベントで知り合う・オフ会で交流する・学びの場は大人に大人気・ビジネス交流会に参加する・行きつけの店を持つ・自分のコミュニティを自分でつくる・誰とでも仲良くなれるわけではない)


第5章 お互いにちょうどよくつながる

~距離感がつかめないあなたのための「つき合い術」~

(どこまで友だちとつき合えばいいか?・友だちからの誘いをうまく断るには?・誤解されずに異性の友だちとつき合うには?・友だちが困っていたらどこまで助けるか?・友だちと自分を比べても楽しくない・ケンカはしないに限る・「ま、いっか!」でほどほどに許す・距離を置くのに罪悪感はいらない・友情には寿命がある)

              ★★★

各章の大見出し~中見出し~小見出しまで、すべての「もくじ」を書き出した。

著者の潮凪氏の「もくじ」は本当に秀逸!

この「もくじ」を読むだけでも、「大人のゆる友活」の極意に触れられる!

わたしが真っ先に読んだのは、第3章「相手と深い話をするにはコツがある」のところ。

「なるほど・・・!」と、思わず唸ってしまったわ(笑)

というわけで、ごく最近のヒット書籍を紹介した。ぜひ、手に取ってみて!

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年3月17日記事

『SunTAMA Style』2022年3月17日記事

『SunTAMA Style』2023年3月17日記事

『SDGsな仕事「THE INOUE BROTHERS…」の軌跡』「ザ  イノウエブラザーズ」 創立者 /井上聡・著(第三文明社)【選書・ワークスタイル】

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『SDGsな仕事: 「THE INOUE BROTHERS…」の軌跡』「ザ  イノウエブラザーズ」 創立者 /井上聡・著(第三文明社)

簡単レビュー

日本人の両親のもとデンマークに生まれ育った兄弟が立ち上げたファッションブランド「THE INOUE BROTHERS…」

サステイナブルなモノ作りの軌跡を一冊にまとめた。

南米先住民が飼育する最高品質のアルパカ繊維を用いたニットアイテムほか、生産過程で地球環境に大きな負荷をかけずに一から作成するアイテムはどれも本当に素敵なのだ。

また、生産者に不当な扱いをしない”エシカル(倫理的な)ファッション”で、世界に貢献する”ソーシャルデザイン・ビジネス”を追求してきた原体験と未来を惜しみなく語る。

たくさんの失敗と、かけがえのない出会いの数々をつづりながら。

               ★★★

昨年秋に、ある新聞記事で、イノウエブラザーズのことを知った。

単なるSDGsの仕事術なるものだろう…と、思い込んでいた。

実際に取り寄せてみた本書を読み始めて夢中になった。

ある意味久しぶりに読書に没頭した。

なぜなら、井上氏がおっしゃる「不当に搾取されてきた人々がいることで成り立つ「安さ」を僕自身は決して受けいれたくない」と言われていたから。

本書の中に繰り広げられていた井上氏の本意はこのようにまとめられていた。

「今の社会に根づいた構造をおかしいと感じること」

「人と自然が調和して生きられるような世界こそが、真にサスティナブルであると信じること」だと。

「一人でやっても何も変わらない」という無力感をきっぱりと否定し、独自の方法でソーシャルビジネスに打って出た井上兄弟の軌跡の物語。

読後感は清々しかった。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年3月14日記事

『SunTAMA Style』2022年3月14日記事

『Life Tour21st』2017年3月14日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1064914824.html 「甘え上手って、色々あるよね」

『75歳、心が弾めば人生は楽しい』江面 旨美・著(KADOKAWA)【選書・自己啓発】

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『75歳、心が弾めば人生は楽しい』江面 旨美・著(KADOKAWA)

簡単レビュー

~若く見えるより、元気に見えるほうが得だなって思う~

デザインし、縫製し、個展で販売する――を39年間ひとりで続けてきたumamibags(ウマミバッグ)クリエーターの「心が弾む」ことを大事にしたライフスタイルエッセイ。

さりげなくオシャレなファッション、紆余曲折の仕事さがし、心の静穏をもたらすインテリアに惹かれる。

1日2食(うち1食は残り物)の楽しみ、75歳の健康、家族、付き合い、そして、これからどう生きていこうか?

やりたいことはまだあるか?

やりたい気持ちをキープすれば、結構やれるもんだそう。

好きなことがあれば、それを温めていこう!

ファッション同様のさりげない著者の言葉に、いつしか私たちの心も弾むことまちがいなし!

                 ★★★

めっちゃ、素敵な生き方指南書を見つけた。

著者の江面 旨美さんはバッグ作家であり、現在は99歳のお母さんと暮らしている。

雑誌「レタスクラブ」のコラムで見つけた言葉は「ネガティブもポジティブもあるけれど。大切にしたい99歳の母との時間」だ。

お母さんの介護のこともせきららに描かれている。記事を添付しておこう。

記事参照→https://www.lettuceclub.net/news/article/1239505/

先月、3年ぶりにピアノ講師時代の友だちと会った。

お互いに積る話は横に置いて、わたしは、「彼女が毎月2週間の間、長野県で一人暮らしをする母親の介護にひとりで行っていること」の事情を聞きたかったの。

お母さん、93歳だそうで、まだ歩けるから、公的な介護は受けられない?申し込んでもはねられてしまうのだそうだ(驚)

それは、お母さんが極めて元気なんだろうけれど、長野県特有の考え方から来ている様子。

それは、長野県が長寿県だからで、「一人で歩けるうちは自分のことは自分でするように!」と市からも指導されているという。

だから一人暮らしも推奨されていると聞いた。

すごい!と、わたしは彼女の話を聞いて驚き、思わず拍手しちゃった!

彼女は60代後半だが、介護とはいえ、愛車でひとり、高速をビュイーンと飛ばして行くのもなんだか、かっこいい。

せっかくだから、長野県がなぜ長寿なのか?調べたので、それも載せておこう。

                ★

長野県 長寿 理由(参考資料)→https://www.asahi.com/articles/ASR7X7VN2R7WUOOB013.html#:~:text=(全国1位の長寿県)

AI検索では→AI による概要

長野県が長寿県である理由は、高齢者の就業率や野菜摂取量、健康ボランティア、地域の保健医療活動など、さまざまな要因が考えられます。

【要因】

  • 高齢者の高い就業率
  • 野菜摂取量の多さ
  • 健康ボランティアによる自主的な健康づくりの取組
  • 専門職(医師、保健師、管理栄養士等)による活発な地域の保健医療活動
  • 病気を予防する意識の高まり
  • 食生活の改善や運動を促すといった社会保健活動
  • ヒートショック対策の早さ
  • 健康に関する啓もう活動の継続
  • 伝統的な暮らしぶり

長野県では、がんや心疾患による死亡率が低いという特徴があります。また、長野県では、高齢者が生きがいを持って生活しているという特徴もあります。

長野県では、保健補導員等による生活に根付いた予防運動が実施されています。また、長野県では、健康ボランティアによる自主的な健康づくりへの取り組みが活発です。

                ★

というわけで、人生後半を生き生き暮らすコツを語る書籍と著者の紹介と、わたしの交友記をザっと書いてみた。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年3月5日記事

『僕には鳥の言葉がわかる』鈴木俊貴・著(小学館)~現在大ヒット中の動物観察記(essei )【選書・文化】

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『僕には鳥の言葉がわかる』鈴木俊貴・著(小学館)

簡単レビュー

ようこそ シジュウカラの言葉の世界へ

山極壽一先生(総合地球環境学研究所所長)絶賛!
類人猿を超える鳥の言語の秘密を探り当てたフィールドワークは
現代のドリトル先生による新しい動物言語学の誕生だ。

NHK『ダーウィンが来た!』をはじめ国内外のメディアが注目する気鋭の若き動物言語学者による初の単著、ついに刊行!

古代ギリシャ時代から現代に至るまで、言葉を持つのは人間だけであり、鳥は感情で鳴いているとしか認識されていなかった。


その「常識」を覆し、「シジュウカラが20以上の単語を組み合わせて文を作っている」ことを世界で初めて解明した研究者による科学エッセイ。


動物学者を志したきっかけ、楽しくも激ヤセした森でのシジュウカラ観察の日々、鳥の言葉を科学的に解明するための実験方法などを、軽快に綴る。

シジュウカラへの情熱と愛情あふれるみずみずしい視点に導かれるうちに、動物たちの豊かな世界への扉が開かれる。

読後に世界の見え方が変わる一書だ。

また、巻頭口絵にはシジュウカラたちのカラー写真が、巻末にはシジュウカラの言葉を聞ける二次元コードつきなのも嬉しい。

                 ★★★

2025年1月に発刊されたばかり、わずか2週間で4刷5万部を売り上げ脅威の大ヒットとなった作品を取り上げてみた。

本書担当編集者が目からウロコが落ちたともいえる視点が、著者の鈴木氏が「シジュウカラのことが好きだ、もっと知りたい」というまっすぐな気持ちで自然の中に身を置いて、「根気強く鳥たちを観察するフィールドワークの姿勢」を真近で見て大変に驚き・感動したのだそうだ。

文系、理系、アウトドア派、インドア派問わず、何かを「好き」と思う気持ちを大事にすることは、何よりも重要かつ幸せなことではないだろうか?

日常生活の中でも新鮮な驚きや気づきが得られ、ひいては世界的な発見にまで繋がる。

これは本書の読者にとっても、ポジティブなメッセージとなることと思うと述べられていた。

ちなみに、初の単著となる本文内のイラストはすべて鈴木氏ご自身によるもの!

こまかなところまでかわいらしく描かれているのは、愛と興味をもって丁寧に相手を観察する鈴木氏ならではのタッチ。

そんな背景までも楽しめる素晴らしい名書である。

児童書を専門に出版営業を生業とするわたしの、今、最も注目する一書を紹介した♪

ぜひ、書店(児童書コーナー)で探してみて!

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年2月24日記事

『SunTAMA Style』2022年2月24日記事

『SunTAMA Style』2023年2月24日記事

『Life Tour21st』2017年2月24日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1064481786.html 「冬の関西旅 後編 京都」

『みいこStyle』2020年2月24日記事

https://miikostyle.blog.jp/archives/23668026.html 「わたしの春の見つけ方」

『雑草と恋愛 れんげ荘物語』群ようこ・著(角川春樹事務所)~群ようこさんと原田ひ香さんの女流作家対談を読んで紹介【選書・文化】

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『雑草と恋愛』群ようこ・著(KADOKAWA)

簡単レビュー

有名広告代理店を早期退職し、月十万円ずつ蓄えを切り崩しながら穏やかな暮らしを送るキョウコ。
おかめの手ぬぐいで頬被りしてアパートの庭の雑草抜きに勤しんだり、隣人のチユキさんの悩みを聞いてあげたり、友だちのマユちゃんが遊びにきたり……と、楽しく自由な日々。
小さな幸せを大切にするロングセラー「れんげ荘物語」シリーズ、みなさんに愛されて待望の第9弾。
書き下ろし最新長篇。

★★★

久しぶりに女流作家同志の対談を角川の冊子、「ランティエ」で読んだ。

60代後半の群ようこさんと、50代後半の原田ひ香さんの興味深い対談。

丁度10歳違いのいい感じのお二人。

お互いの作品のファンでもあり、女性作家ならではの「仕事と家庭」「人生と経済」などの視点が多く盛り込まれた対談は、仕事中の休憩などにピッタリの内容で「得した気分」になれた。

また、群ようこさんの執筆に関する秘話もあり、そのあたりを書いたエッセイも紹介されていた。

手に入れたら、良~く読んで(笑)レビューしようと思う。

群ようこさんと原田ひ香さんの対談だけでなく、連載陣も多数。

特に、あさのあつこさん、天童荒太氏の連載がおすすめ。

新連載は、山口恵以子さんと楽しみが尽きない。

よりどりみどりの作家陣で構成される「ランティエ」は書店等のレジ付近にサービス(無料)でおかれている。

書店頭で見つけたら、ぜひ1冊頂いてみて!

1冊に色々な作風の小説が掲載されていて、自分好みの作家がみつかるかもしれない!?

そんな、1冊で二度三度美味しい冊子の紹介をした。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2024年2月14日記事

『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』三宅香帆・著(集英社新書)~私たちが「本が読めない」と悩む理由【選書・自己啓発/旧記事更新208】

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なぜ働いていると本が読めなくなるのか』三宅香帆・著(集英社新書)

簡単レビュー

~人類の永遠の悩み?に挑む!~
「大人になってから、読書を楽しめなくなった」

「仕事に追われて、趣味が楽しめない」

「疲れていると、スマホを見て時間をつぶしてしまう」……

そのような悩みを抱えている人は少なくないのではないか。


「仕事と趣味が両立できない」という苦しみは、いかにして生まれたのか。


自らも兼業での執筆活動をおこなってきた著者が、労働と読書の歴史をひもとき、日本人の「仕事と読書」のあり方の変遷を辿る。


そこから明らかになる、日本の労働の問題点とは?
すべての本好き・趣味人に向けた渾身の一作。

もくじ
まえがき 本が読めなかったから、会社をやめました
序章  労働と読書は両立しない?
第一章  労働を煽る自己啓発書の誕生―明治時代
第二章 「教養」が隔てたサラリーマン階級と労働者階級―大正時代
第三章  戦前サラリーマンはなぜ「円本」を買ったのか?―昭和戦前・戦中
第四章 「ビジネスマン」に読まれたベストセラー―1950~60年代
第五章  司馬遼太郎の文庫本を読むサラリーマン―1970年代
第六章  女たちのカルチャーセンターとミリオンセラー―1980年代
第七章  行動と経済の時代への転換点―1990年代
第八章  仕事がアイデンティティになる社会―2000年代
第九章  読書は人生の「ノイズ」なのか?―2010年代
最終章 「全身全霊」をやめませんか
あとがき 働きながら本を読むコツをお伝えします

           ★★★

世間の悩みのひとつになって久しい問題。

~まったく時間がないわけではないのに本が読めない。働きながら読書を続けるのは、なぜこれほど難しいのか?~

一見すると、単なる本離れとか、個人の努力不足なんじゃない?と思いがちだ。

ずう~~~っと、「いつかは書こう!」と、思っていた読書に対する問題提起の一書をレビューした。

2021年、映画「花束みたいな恋をした」という作品がまさにこれ!

あらすじはこうだ。

駅で終電を逃したことをきっかけに出会った山音 麦(菅田将暉)と八谷 絹(有村架純)。

お互いに音楽の好みや趣味が同じことを知り、すぐに恋に落ちる。

大学を卒業してフリーターをしながら同棲生活をスタートさせ、日々変化する環境の中で日常を共有しながら大切に過ごしていた。

この2人での生活を続けるために、就職活動に励んでいく・・・。

がしかし、この作品の中核となる問題点は別にある。

それは、二人の好みが「文学や映画、音楽」なんかの趣味がピッタリ合うことで付き合いはじめたのだったが、彼(麦)が就職をしたとたんに「本が読めなくなる=読まなくなる」になってしまう。

彼(麦)のできること、やりたいことは、スマホゲームの「パズドラ」だけだった・・・。

一方の彼女(絹)は裕福な育ちという家庭環境だったこともあり、就職しても仕事にあくせくすることもなく、以前と同じように趣味を楽しみ続けている。

共通の趣味となっていたはずの文化的な事柄から離れて、ゲーム三昧となった彼に深く失望し離れてしまう・・・というストーリーだ。

この映画が流行った背景には、「そうそう!私も!本が読めないんだ!」という共感からだったそうだ。

たしかに、どんな本を読むといいとか、こういう読み方をすればいいという、指南書はこれまでも多数出されていた。

しかし、「本を読みたいのに読めない」といういわば、現代病に近い問題には関心が払われずに、皆、ひっそりと悩んでいたのかもしれない。

今回、紹介した「なぜ、働いていると本が読めなくなるのか」は一度、この問題に対してきちんと論じたほうが良い!という著者の熱い思いから生み出された一書だ。(発行部数15万冊でベストセラーとなる)

本は読めるのなら、死ぬまで読み続けて行きたいと願う。わたしの大事な外付け頭脳だ(笑)

電車に乗っていると、最近では「本」を読む人が増えてきたように感じている。

反対に新聞を読む人はまったくと言っていいほど見かけない。多分スマホで読んでいるのだろう。

最後に「本を読む幸せな人生」を望む人へ2つの質問をしたい。

① あなたは、読書中に入ってきたメールやLINEチャットは無視できる?

②次に読みたい本は決まってる?

この2つが叶っている人は間違いなく、「本」を人生の友だちとしてそばに置き、いつ、どんな状況にあっても、「本」から得る豊富な知識や価値を存分に味わう最高の人生を送れるだろう。

ああ~~、わたしも東京から九州まで新幹線に乗り、どうしても読みたかった小説を強制的に読書する、移動図書館のような時間を無性に取りたくなったわ(笑)

それでは、また!

プレジデント 2024年8月30日号 どんどん本が読めるようになる

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『SunTAMA Style』2021年1月24日記事

『SunTAMA Style』2022年1月24日記事

『SunTAMA Style』2023年1月24日記事

『Life Tour21st』2017年1月24日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1063905357.html 「二刀流のすすめ」

『フランス女性は太らない: 好きなものを食べ、人生を楽しむ秘訣』ミレイユ ジュリアーノ (著), 羽田 詩津子 (翻訳)日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版)【選書・文化/旧記事更新204】

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フランス女性は太らない: 好きなものを食べ、人生を楽しむ秘訣』ミレイユ ジュリアーノ (著), 羽田 詩津子 (翻訳)日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版)

簡単レビュー

太らないためにフランス女性がやっていることとは?

食では★バランス重視で毎日3食、栄養あるものを適量、心から味わって食べる。

運動では★楽しく歩き、階段を上るなど、ちょっとずつ動く。

フランス女性の優雅な健康生活は「食と運動」でできている。

全世界で300万部のベストセラー待望の文庫化。

もくじ

はじめに

1、アメリカの生活

2、龐統娘の帰郷

3、最初の三ヵ月で体質改善

4、三人の女性の物語

5、儀式の必要性

6、季節を味わい、スパイスを学ぶ

7、さらにあなたをだますレシピ

8、液体の利点

9、パンとチョコレートを食べても太らない

10、フランス女性のようにふるまう

11、生きる喜びを追求する

12、ライフステージのさまざまな局面

補足 継続してバランスを保つために~体重管理は生活の一部

あとがき

              ★★★

全米でこれまで売れに売れ、社会現象を引き起こしているダイエット&ライフスタイル本を紹介。

フランス女性の食事&生活哲学を身に付けて無理せず痩せられる!

(簡単ヘルシー・フレンチのレシピつき)

ずっと気になっていた本をやっと手に入れて、お正月から少しずつ読んでいた。

簡単な食べ方のお手本では、「1度作ってアレンジし3回食べる」とか、「スパイスを活用する」などが活用大。

わたしもさっそく、トライしてみたくなった。

載っているレシピもどれも美味しそうだし。ミモザスープを作ろうと思っている。ミモザスープは自己流で、大好きなタイカレーにもアレンジしてみたいな。

サラダやお魚料理には、くるみオイルや ヘーゼルナッツオイルも試してみたい・・・など食に対する好奇心がムクムクと湧いてきた。

というわけで、いつもと違うレビューだけれど、興味があったら、ぜひ手に取ってみてね。

それでは、また!

ー--------------------------------------------旧記事更新903

『SunTAMA Style』2021~2023年1月15日記事 更新済み

『SunTAMA Style』2024年1月15日記事

『Life Tour21st』2015~2018年1月15日 記事更新済み

『みいこStyle』記事更新なし

『音楽が人智を超える瞬間』篠崎史紀・著(ポプラ社)【選書・文化/旧記事更新202】

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音楽が人智を超える瞬間』篠崎史紀・著(ポプラ社)

簡単レビュー


「マロ」の愛称で知られ26年間務めあげた
「N響第1コンサートマスター」

現在、肩書を超えて様々な活動で知られる、唯一無二のヴァイオリニスト。

人生、音楽、教育、多彩すぎる趣味……
ダース・ベイダーにはなれなかったが、
そのおかげで音楽に導かれて辿り着いた最高の居場所とは?

●北九州で育まれた「特異体質」
●ウィーンで学んだ音楽の神髄
●N響で磨かれたコンマスの流儀
●偉大なマエストロたちとの秘話

「スター・ウォーズ」「ウルトラセブン」など幼少期の憧れと
音楽の魅力を同列で語れる著者ならではの独特の感性が満載。
クラシック音楽愛好家はもちろん、
これまで触れる機会がなかった方々も愉しく読める一冊!

(もくじ)

第1章 ウィーンが「音楽の流儀」を教えてくれた

16歳、目の前に積まれた100万円でヨーロッパに
ヴァイオリン教師の楽譜をこっそり盗んでは練習する日々
路上演奏で腕試し
イヴリー・ギトリスとの出会い

第2章 ウィーンで身につけたマロ流妄想力

「モルダウ」と「新世界」の妄想的背景
芸を極めるには妄想力を育てよ
ウィーンをより理解するためのワルツのレッスン

第3章 北九州が「人生の流儀」を育んでくれた

故郷、小倉はイタリアの港町?
ヴァイオリンを弾くのは歯磨きと同じ
動物園の象の檻の前でヴァイオリンを披露

第4章 N響が「コンサートマスターの流儀」を確立させてくれた

指揮者から本音を聞きだすコンマスは007?
サヴァリッシュとの思い出と堀さんの思い
フェドセーエフを救った「くるみ割り人形」

第5章 偉大なマエストロたちが音楽の流儀を教えてくれた

シャルル・デュトワ
ウラディーミル・アシュケナージ
アンドレ・プレヴィン
パーヴォ・ヤルヴィ
ファビオ・ルイージ
ヴォルフガング・サヴァリッシュ
ヘルベルト・ブロムシュテット
ロリン・マゼール
ロジャー・ノリントン
トゥガン・ソヒエフ
ネッロ・サンティ
ワレリー・ゲルギエフ

第6章 いま、日本の音楽界に、そして故郷に伝えたい思い

自分が憧れていたジュニアオーケストラを作る
指導者にも子どもたちにも必要な精神「守破離」

             ★★★

毎年、大晦日の顔である、NHK交響楽団のコンサートマスター篠崎史紀氏。

彼の「第9」でこの1年を振り返り締める方々も多い。

わたしもその一人。

12月31日は、どこにも出かけず、それまでに大掃除を終わらせ、午前中には、我が家の味である10種類の「お煮しめ」を丹精込めて作り、午後はしばしゆっくり。

夕方、早めのお風呂に入って身を清め(笑)夕食には鍋を囲みながら一年の労をねぎらう。

そして、食事の片づけを終わらせて、とっておきのシングルモルトと一粒チョコレートを用意して、8時からの「第9」に備える。

飽きもせず、毎年やっている大晦日の一日だ。

その第9を神がかった演奏に仕上げるのは、指揮者の力量にかかっている。

しかし、日本のオーケストラの歴史を伝承しながらも、新時代の幕開けを予感させる篠崎氏のコンサートマスターぶりは、必見の価値に相当するものだ。

とかいいつつ、1杯だけの旨いお酒とともに、己の一年を「第9」を聴きながら振り返る・・・。

素晴らしい「生き方」を生活に取り入れられていることに、感謝している。

そして、演奏会が終わると、年越しそばとビールを頂き、ほろ酔いで就寝。

これが我が家の31日。

というわけで、我が家にかかせない「第9」の顔、篠崎史紀氏の書籍を紹介した。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年~2023年記事 更新済み。

『SunTAMA Style』2024年1月10日記事

https://www.aylife.site/post-20093 「なぜわたしは文章を書き続けているのか?~テキストでコミュニケーションを図るのが目的~書くメリットや効能について【紙上講座・ブログやアナログ手帳を書く理由/旧記事更新15】


『Life Tour21st』2017年1月7日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1063619244.html 「ノンアルコールへの道

『ゲリラガーデニング 境界なき庭づくりのためのハンドブック』リチャード・レイノルズ ・著/甘糟智子 ・翻訳(現代書館)【選書・文化/旧記事更新193】

【ブログ新規追加1287回】

ゲリラガーデニング 境界なき庭づくりのためのハンドブック』リチャード・レイノルズ ・著/甘糟智子 ・翻訳(現代書館)

簡単レビュー

世界にはいろんなことをしている人たちが存在している。
本書に登場する人たちが耕しているのは自分の庭ではないのだ。
見つからないようにこっそりと、空き地、手入れのされていない花壇、道路の中央分離帯、行政区分のあいまいな土地、いつの間にかゴミ捨て場と化しているスポット……、そんな土地を「庭へと変えてしまう」、これがゲリラガーデニングの真相だと。

その土地の成り立ちを調べ、見つからないように細心の注意を払い、無断で、創造的に、まるで魔法のように、ふさわしい植物で街を飾るアナーキーな庭づくり。
世界中の実例を紹介しながら、伐られていく世界の中で「植えていく」ことに突き進む。

読んだらやってみたくなる?!ことまちがいなしの一冊。

土を掘る、種をまく、水をやり植物を育てる。
こうし た 人間として の 当然の営みは、 土地を所有せずとも実現可能だ。


【もくじ】
はじめに
第1部*ムーブメント ゲリラガーデンという運動
1. ゲリラガーデンとは?
2. なぜ闘うのか
3.何と闘うのか
4. 歴史

第2部*マニュアル ゲリラガーデニングの手引き
5. 武器(アーセナル)
6. 戦場(フィールド)
7. 宣伝(プロパガンダ)
8. 勝利(ビクトリー)
特別寄稿:境界のゲリラガーデン(東京大学だめライフ愛好会)
境界を越えて耕すということ(くまたろう)

             ★★★

なに?この本!?

仕事先で偶然見つけて、しばし立ち読み~~~~~~~~( ´艸`)

仕事上、立ち読みは、やっちゃいけないのだけど、他ジャンルだからね!ちょっぴり読んでから、急いで帰って電子書籍でとりあえず読み流して、レビューを書いた。

今年、9月に出たばかりのアナーキーな新刊を紹介した。

土地といえば「所有」しているとか、「権利」があるとか。そういった規律が立ちはだかっているものだろう。

しかし、世界には放置された土地を見つけて、「しれっと!」(ここ大事・笑)自分の好きなように草花を植えるガーデナーがたくさんいるらしい。

「所有?」興味なしなんだね。

要するに勝手気ままにガーデンライフを送りたい!という自由発想の人たちのやっていることを一冊の本にまとめてみたそうだ。

しかも、やり方も記載されているし、東大の愛好会なども紹介されているんだよね。

すこし、文中引用する~

都市生活者は、植物を愛でる、作物を育てるという人間の根源的ともいえる行為を禁止されている。

これは街の中でスケートボードが禁止されていたり、街の壁にグラフィティを描くことが禁止されていることに少し似ている。

大きな者の権利が守られ、小さき者たちの自由は制限される。

 本書の著者がゲリラガーデニングのことを皮肉も込めて「闘い」と表現するのは、「土地の権利」や「土地を所有すること」の既成概念を揺さぶることで世界を少しでもマシなものに変えることを目的としているからだ~文中引用。

不思議なんだけど、本来「持っている人は勝ち組で自由を得ている」と思うが、これを読んだ限り、「持たない自由は無限に広がる」んだ。

勝ち負けなんかないよ。街で植物を育てたいだけなんだもの。

というわけで、ちょっとロックな書籍を紹介してみた。

それと、この本を読んで、世界的な落書きアーティスト「バンクシー」を思い出した。

バンクシー作・「風船と少女」

「風船と少女」は、世界3か所で書かれている。

ロンドン南部のサウスバンクス・テムズ川沿いの階段の壁

パレスチナとイスラエルを隔てる分離壁

渋谷の「世界一小さな美術館@GMOデジタル・ハチ公」

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年12月18日記事

『SunTAMA Style』2021年12月18日記事

『SunTAMA Style』2022年12月18日記事

『SunTAMA Stye』2023年12月18日記事