『ずっと元気でいたければ60歳から食事を変えなさい』森 由香子・著/料理・川上文代(青春出版社)【選書・文化/健康】

【ブログ新規追加1538回】

『ずっと元気でいたければ60歳から食事を変えなさい』森 由香子・著/料理・川上文代(青春出版社)

簡単レビュー

青春新書プレイブックス『60歳から食事を変えなさい』のビジュアル版。


同じ高齢者なのに、若々しい人と、老け込んでしまう人がいる。
その大きな要因のひとつに、60歳からの食事があると著者は言う。


4000人を超える患者さんの食事記録と、最新栄養学からわかったことは、食べるものの割合、食べる量、食べ方など、「若い頃の習慣の延長では、いけない」ということ。


本書では、「すぐマネできる1週間の実践レシピ」「ひと目でわかる食材のたんぱく質量」「60歳から積極的に食べたい食材」など、年齢による身体の変化に合わせた食べ方やレシピを、写真とイラストでわかりすく紹介する。

           ★★★

まったく驚きの連続だった健康本。

我が家の朝ご飯だが、忙しい出勤前なので、完全にテンプレート化させていた。

メニューは、食パン(8枚切り1枚)、レタスか刻んだキャベツの大盛り、卵は目玉焼き、ベーコンかハム1枚、スライスチーズ1枚、ミニトマト2個、バナナ半分に無糖ヨーグルト、季節のジャム、落としたコーヒー。

だいたいこんな毎朝。

結構、頑張って用意してきたつもりだが、これでは本書によると、「まったくタンパク質が足りていない!」ということになるそうだ。

まず、ベーコンやハムは「タンパク質と捉えるのではない」のが驚きだった。加工品のベーコンやハムは「脂を多く含む肉類」となって、筋肉などに影響されないので、取り入れるのならお肉そのものを焼くなどするのが良いと。

で、そのメニュー例だが、朝からステーキ1枚とか、鶏ももと赤ピーマンの炒め物とか、驚きのメニューが並んでいたのだ。

朝から、ステーキ!?すごいご馳走のイメージだが、こういったタンパク質食材を朝・昼・晩にまんべんなく取り入れることが筋肉をつくり、ロコモフレイルなどの運動機能を下げる身体の減少を遠ざける食べ方なんだそうだ。

そういえば、昔、ピアノを教えていた頃に知った90歳現役ピアニストの女性は、毎朝ステーキを食べていたっけ。

その姿に大変驚いたのだが、何せ己が若かったのでただ驚いてしまっただけ・・・(笑)

そのステーキ1枚が90歳現役ピアニストの身体を作っていたんだわ。

タンパク質恐るべし!


この書籍には一週間分の朝・昼・晩のメニューと写真、作り方が載っているから、参考にしながら、一日60gのたんぱく質をしっかり摂って行こう!と決めた。

さあ、夏休みまであと4日出勤。しっかりとタンパク質ファーストと水分補給で猛暑を乗り切ろう!

それでは、また!

ー-------------------------------------旧記事更新

『SunTAMA Style』2022年8月3日記事

https://www.aylife.site/post-15806

「70歳の自分をリアルに想像する」【健康・高齢】

『Life Tour21st』2015年8月3日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1035781654.html

「複線思考で働く、デュアルに暮らす」


『荒野の胃袋』井上 荒野・著(潮出版/文庫レーベル)【選書・文化】

【ブログ新規追加1535回】

『荒野の胃袋』井上 荒野・著(潮出版/文庫レーベル)

簡単レビュー

映画『あちらにいる鬼』(2022年11月全国ロードショー)の原作者が紡ぐ、 「おいしいもの」にまつわる50の風景。

~食卓のおかげで私たちは「家族」だった~


2014年9月に刊行された、単行本『荒野の胃袋』の文庫化。

直木賞をはじめ、数多くの文学賞を受賞し、随筆やエッセイ、絵本の翻訳でも高い評価を受ける井上荒野さんは、食べることが大好きで、料理上手でも有名。

そんな著者が軽妙な筆致で描き出す、「おいしいもの」にまつわる50のショート・エッセイ。


食べ物の記憶にはいつも味や匂いとともに、ステキな情景や思い出もついてくる。

本文に紹介された一品をおいしく作れるレシピを、色鮮やかなカラーイラストとともに収録。


巻末には文庫化のための豪華特別対談 角田光代 × 井上荒野「生きること 食べること」を収録。必読だ。

◎ 本書に登場するメニュー紹介

全50のテーマ項目を「春」「夏」「秋」「冬」に分けて構成。

→ にぎやかな筍 ◎今年もお弁当 ◎にぎやかな筍 ◎キングオブエビフライ ◎フランスうどんの音 ◎うどん問題、あるいはルーツ ◎ステーキバトル ◎コンビーフ自分史 ◎塗りものと二日酔い ◎煮干しはえらい ◎混ぜごはんの領土問題 ◎クレッソンとサラドと鰐梨と ◎ササミ礼賛

→切ない梅酒 ◎外食考 ◎大人な茄子 ◎昔のとうもろこし ◎切ない梅酒 ◎香ばしき魂 ◎裏通りの冷やし中華 ◎ひみつのカニカマ ◎「しぼりたて」と「てかてか」 ◎王女様のチーズサンド ◎麦茶、あるいは敬意の問題 ◎青春のインスタントラーメン

→夜とロシアとコロッケと ◎ろくちゃんの茄子 ◎煮込みの明日 ◎キングオブ干物 ◎ケーキを焼く理由 ◎幻のミートパイ ◎ひとり羊 ◎夜とロシアとコロッケと ◎なんちゃってポルチーニの幸福 ◎パーフェクトな秋刀魚 ◎絶滅危惧種の卵 ◎男らしさと油揚げ ◎じゃがいもをする話 ◎母と食べる

→ おせちを作る理由 ◎「ごろっとしたごはん」考 ◎レディとトランプのスパゲッティ ◎主婦の昼ごはん ◎葱の青いところ ◎孤高の牡蠣ごはん ◎干鱈と闘う ◎大晦日の鰤かぶら ◎悩ましきお雑煮 ◎黒豆の心 ◎おせちを作る理由 ◎元旦と甘酒 ◎がり餅と火鉢 ◎納豆と想像力 ◎最後の晩餐

               ★★★

これまで、井上荒野さんのエッセイは読み続けてきたが、本当に「食」に関する文章が多くて驚く。

なぜだか、読むこと(読了)を促進する井上荒野さんの文章がこれまた素晴らしい。

何しろ、美味しそうなテーブルの再現が文章でされていることが、「本書を手に取った読者を満足させる一番の要因」なんじゃないだろうか?

そして、その「料理」なり「器」が持つ背景がまたいいのだ。

例えば、「別れた男性から、料理を1品教えて欲しい」と、言われて教える場面。

これまで、生きてきた中で食べた数多くの料理の中から選び抜いた一品が、別れた彼女の作る「料理」だった。

そして、彼女から教えてもらった料理を作る男性の「至福」の人生が小さく完成する・・・。

小説の中にも「器」や「料理」を描く場面の多いことで、わたし自身も井上荒野小説に、一気に心を掴まれたことがある。

猛暑続きで、食欲減退ぎみの方へ!こんな一冊が貴方の胃袋を掴んで離さないかも(笑)

それでは、また!

----------------------------------------------旧記事更新

『SunTAMA Style』2022年7月24日記事

             

コンビニのさらなるよろずや化を知る~ちょっと硬いけれど、面白いタイトルの書籍も紹介🎶【暮らし/選書・役に立つもの/文化】

【ブログ新規追加1525回】

近頃は、ドラッグストアでインナーを販売しているのが普通になった。写真のインナーは主人が近所のドラッグストアで衝動買いしたもの。(確か780円税抜きとか)テロテロの素材で-7℃超冷感!というのに惹かれちゃったそう(笑)

わたしの仕事場である書店でも、リラックスウエアがだいたい置いてあるし。


そういえば、わたしも5月にコンビニのファミリーマートで、春色の靴下を買った。

そのファミマがさらに拡大して、現在では衣類まで売っているではないか?!

軽い驚きとともに、さっそく見に行ってきた。

• 商品画像/公式より

「綿麻 開襟シャツ」とか「綿麻 イージーパンツ」とか。

どれどれ、お値段は?

コンビニエンスウェア「綿麻 開襟シャツ」(くろ・M/通常価格・2990円)コンビニエンスウェア「綿麻 イージーパンツ」(くろ・M/通常価格・2990円)2着でだいたい6000円!コンビニでそんなに使う?!

時代が変わったのかな。なんとなくコンビニに行くことが滅多にないので、初動買いすることもないし。

でも、「使うあてのないお金」をたくさん持っていたら、ノリで買っちゃうかも(笑)


そんな、コンビニよろずや化の話を書いてみた。

• 商品画像/公式より


さて、今回、どうしても紹介したかった書籍があるので、ここに載せる。

『文学は何の役に立つのか?』平野啓一郎・著(岩波書店)

簡単レビュー

文学は、私たちの人生や社会に対して、どんな意味があるのだろうか。

人間の生を真摯に見つめ、現代の問題群に挑み続ける小説家が、文学の力を根源から問う。

大江健三郎、瀬戸内寂聴ら、先人たちの文業にも触れながら、芸術や社会へと多岐にわたる自らの思考の軌跡をたどる。

読者を新たな視座へと誘うエッセイ・批評集成である。

                ★★★

さて、「文学。特に小説が役に立つ」のか?どうか?

わたしは、役に立つと思う。

あの東日本大震災の後、被災地の書店がほぼ閉店してしまった。

それでも一部の書店が早々に開店したところ、被災された方々の多くが詰めかけ、皆さん、小説というか物語をたくさん購入されたと出版業界情報で聞いたことがあった。

現在では、全国のリアル書店が1万店を切ってしまった!と。書店減少に歯止めがかからない世の中だが、いざという時、人は書籍を文学を求めるのだろう。

きっと、それは日本人の基礎的教養の高さ=品格が備わっているからだと感じている。

今回、久しぶりに「文学の必要性」を考えさせられた一冊だった。

あなたの「いざ!」という時に必要な本は何?

そんなことを妄想してみてもいいかも。

それでは、また~~~♪

----------------------------------------------旧記事更新

『SunTAMA Style』2020年7月3日記事

『SunTAMA Style』2024年7月3日記事

トマトの初収穫でランチを作る~家事労働とテクノロジーの社会学・書籍紹介もあり🎶【暮らし/選書・文化】

【ブログ新規追加1524回】

5月GWに植えたトマトがやっと赤くなったので、さっそく収穫した。

ざく切り野菜のナポリタンを作ってみたが、肝心のトマトは皮が柔らかくて甘くとってもジューシー。

ここまで、味がいいとはちょっと驚きだった(笑)次の収穫も楽しみ♪

                 ★★★

さて、家事の社会学という分類の書籍を見つけたので紹介しよう。

『お母さんは忙しくなるばかり: 家事労働とテクノロジーの社会史』ルース・シュウォーツ・コーエン(著)法政大学出版局

簡単レビュー

19世紀以来の工業化、20世紀の家庭電化による家事労働の再編は、主婦の仕事を本当に楽にしたのだろうか?

かつては夫や子どもたち、さらには使用人も含めて分担していた家事労働が、テクノロジーの進化とともに主婦に集約されてゆくアイロニカルな過程を追う。

本書では、今日まで強固に存在する「男女別領域」の教義が確立される過程を、社会史・技術史の視点から描いた家事労働論の基本文献。柏木博氏推薦。〔社会史・技術史〕

                ー----

大学でまなぶ社会学の一端。いわゆる教材にもなっている書籍だ。

わたし自身も女性で、妻として、母として家事一切を取り仕切るのが通例だった。

しかも、息子からは「お母さんの趣味は家事?!」とか日ごろから言われていたっけ(笑)

確かに「掃除・選択・お料理」はかなり好き。「片付け」に至っては「大好き」だと自負しているわ。

そんな家事好きワーキングミセスの週末は、食品の買い出し(イベントね)家のザっと掃除が基本。

先週は、思い立って、やかんを磨いてみた。するすると落ちる焼き焦げが楽しい!

というわけで、トマトの初収穫を祝いナポリタンを作ったり、やかんを磨いてピカピカにしたり、主婦生活を満喫している様子を書いた。

それでは、また!

ー---------------------------------------------旧記事更新

『SunTAMA Style』2020年7月1日記事

『SunTAMA Style』2021年7月1日記事

『SunTAMA Style』2022年7月1日記事

『SunTAMA Style』2023年7月1日記事

『SunTAMA Style』2024年7月1日記事

『地上に星座をつくる』石川直樹・著(株式会社新潮社)【選書・文化】

【ブログ新規追加1518回】

『地上に星座をつくる』石川直樹・著(新潮文庫)

簡単レビュー

ぼくは未だ、旅の途上にいる。
山形、ヒマラヤ、パリ、知床、宮古島、アラスカ……
まだ見ぬ風景を追い求めて、世界中を旅した7年間の軌跡。
エベレストの山頂を眺めながら、この瞬間は二度と経験できないんだと思った。泣きたいくらい苦しいのに、それでもまたこの空間に身を置きたいと感じた。


旅を続けるのは、自分の身体で世界を知りたいから。

ガンジスの河口でカレーを味わい、カナダの森で松の香りをかぎ、沖縄の浜辺でクジラの皮膚に触り、知床の山でヒグマの足音を聞く。未知の風景を求め、そこだけに輝く一瞬を、撮って、繫げた、かけがえのない7年間の旅の記録。

                ★★★

旅が好き。山が好き。

だから、毎年数少ない旅行には必ず「山」を盛り込んで旅程を組んできた。

今回紹介した、写真家・石川直樹氏の文章や写真に触れると、なんとも言えない「山旅」の充実感を味わえる。

本書の丁寧に描かれた「山旅」の全貌は、次の旅への期待を誘う。

しかし、何年もそういった「山旅」が続けられるわけではなく、わたしもそろそろ「山は見るものであり、登るのは卒業かしら・・・」と、思うようになった。

それでも、ロープウェイやゴンドラを利用して「山の絶景」を見に行くことは、当分やめられない贅沢な旅の一つだろう。

わたし達の今は、部屋が暑ければエアコンを使って涼しくし、寒ければ暖かくする。それが都会の暮らしだとしたら、山はその対極にある。

山では、都会の利便性の高い環境ではなく、自分自身を変えていかなければそこにはいられないし、いてはならない。

機械や道具に頼れない、今いる環境に適応させる能力が最も必要なんだと思い知らされる。(登山装備とは別にしてだが)

この書籍は「月間 新潮」の連載で拾ったものだ。

そして、著者の語る旅先がひとつ、ひとつの星となり、しまいには星座ができあがって行く…なんともロマン溢れる発想ではないか。

となると、平凡な人生もその記憶の断片をひとつ、ひとつ書き起こしていくことで、「自分自身の唯一無二の星座」が出来上がるのよね。

誰にも知られなくていい。「自分の星座を作る旅に出よう」と、決めた。

自分の星座=旅の様子はこれまで通り、こちらのブログにしたためていく。

それにしても、表現の方法って無限(笑)

それでは、また!

ー---------------------------------------------旧記事更新

『SunTAMA Style』2024年6月17日記事

『Life Tour21 st』2016年 6月17日 記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1058453608.html

「6月はメンデルスゾーンで」

秋に行きたいお店を見つけた~北欧料理~書籍で一通り基本を学ぶ【暮らし/選書・料理本/文化】

【ブログ新規追加1514回】

(北欧の象徴である森と湖を再現した、埼玉県飯能市の「メッツァ」で撮った一枚)

GW明けから、週末の土曜日になると、この夏の旅をずっと考え仕込んできた。

で、だいたいのアウトラインは出来上がってきたのだが、まだ決め切れていないのが、旅の間の食事のあれこれだ。

色々と調べていくと、だいたいはその土地の「名物」を頂く料理になる。しかし、知識が薄く少ないため、あまり食べたい物が見つからない。

そんな中、長野県の蓼科高原界隈が美食の街だという情報を得た。

その中でも北欧料理を専門に出すお店を発見!

さっそく、興味津々で調べてみた。「gamlastan tateshina」ガムラスタン・蓼科という。

本格的な北欧料理がコースで頂ける。

そこでわたしは、「はて?北欧料理の代名詞ってなんだろう?」と、思い当たったの。

要するに北欧料理のあれこれを全然知らない。

知っていて食べたことがあるのはシナモンロールやオープンサンドぐらいかしら?パン料理が多いことは知っている。

オープンサンドは「スモーブロー」と呼ばれている。白ワインと頂くのがベター。

あまりにも、これといった料理が思いつかないので、図書館で本を見繕ってきたのだ。

この3冊で、だいたいの北欧料理のことが分かった週末だった。

特に、『北欧料理大全』では、料理にとどまらず、北欧のありとあらゆる情報がギュッと!つまった書籍で、5つの国からなる北欧の基本情報がわかる一書だった。

『北欧料理大全』カトリーネ・クリンケン(著)・株式会社誠文堂新光社

簡単レビュー

『ヒュッゲ』のお国元、幸せを感じる北欧で愛されている家庭料理101点を、地元で実績のある料理執筆家が書き下ろした本格派の料理本。
レシピとともに、食材や食文化などその背景も理解できる秀逸な一書だ。

                   ★★★

というわけで、旅の大いなる目的にもなる、食事についての一考をまとめてみた。

まあ、行きたいお店が見つかったのは嬉しいけれど、それだけじゃあ、旅の醍醐味は味わえない。

どう過ごすのか、決めて行く作業をはじめなくっちゃ!

この秋、紅葉燃える蓼科高原に、北欧料理を食べにいけるのだろうか?

しかも、北欧(海外)に行くわけじゃないんだから、実現しやすいじゃない(笑)

というわけで、行きたいお店が見つかった話。

それでは、また!

ー------------------------------------------------旧記事更新

『SunTAMA Style』2021年6月8日記事

『SunTAMA Style』2021年6月8日記事

『SunTAMA Style』2022年6月8日記事

『Life Tour21st』2015年6月8日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1030095691.html

「闘わない生き方」

『みいこstyle』2018年6月8日記事

https://miikostyle.blog.jp/archives/9841811.html

「選択と集中」

『本屋大賞 公式ファンブック』日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)~受賞作のエピソードが知りたい!~2026年4月9日発表🎶【選書・文化】

【ブログ新規追加1488回】

『本屋大賞 公式ファンブック』日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)

簡単レビュー


書店員の投票だけで選ばれる賞「全国書店員が選んだいちばん! 売りたい本 本屋大賞」のヒストリーから裏話、選考の裏側までを余すことなく盛り込んだ公式ファンブックが誕生した。

2026年に第23回を迎える「本屋大賞」について知りたいこと、見てみたいことなど、ファン垂涎のすべてを一挙公開

・本屋大賞はどのように生まれたの?
・受賞作品から時代の変遷は見えてくる?
・受賞作作品ってどうやって選ばれているの?
・本屋大賞受賞作品の聖地に行ってみたら……!
・受賞式前から当日、その後の書店員さんはどんな感じで動いているの?
・本屋大賞ができてから今までの書店の環境は変わった?
・本屋大賞実行委員会って何をやっている人たちなの?
・緊張の表彰式の裏側ってどうなっているの?

もくじ
・”スペシャルインタビュー”
・歴代授賞式・大賞受賞作グラビア
・徹底解剖! 本屋大賞
・”誕生秘話
あのとき、本屋大賞が生まれた”
・本屋大賞表彰式ルポタージュ
・受賞作品から見える時代の変遷
・翻訳小説部門作家が来日!
・歴代翻訳小説部門受賞作
・発掘部門ってどうやって選ばれているの?
・歴代発掘本受賞作と全リスト
・行ってみたい! 本屋大賞受賞作品の聖地めぐり
 ”滋賀・大津
成瀬は天下を取りにいく”
 ”愛媛・瀬戸内海
汝、星のごとく”
・“POP王”内田剛がうなる
本屋大賞傑作POP集”
・大賞受賞作グッズ
・密着! 書店員の0日〜受賞式参加編
・密着! 書店員の1日〜受賞式当日店舗編
・本屋大賞ができてから今までの書店の環境
・本屋大賞受賞を振り返る〜全受賞作家より〜
・本屋大賞 賞金10万円図書カードの使い道
・本屋大賞受賞作秘話
・本屋大賞実行委員会は何をやっている人たち?
・”もっと楽しめる!「本の雑誌増刊 本屋大賞」の読み方”
・緊張の表彰式! 裏方座談会
・本屋大賞データベース

             ★★★

明日4月9日、2026年度「本屋大賞」が発表される。

全国の書店員さんが、最も楽しみにしている一日だ。

昨日、『本屋大賞公式ファンブック』を作成された実行委員長の談話を聴く機会があったので、3月に発刊されたばかりの新刊を一早く紹介した。

★2026年度 ノミネート10作品はこちら↓

『暁星』 湊かなえ(著)双葉社

『ありか』 瀬尾まいこ(著)水鈴社

『イン・ザ・メガチャーチ』 朝井リョウ(著)日経BP 日本経済新聞出版

『失われた貌』櫻田智也(著)新潮社

『エピクロスの処方箋』夏川草介(著)水鈴社

『殺し屋の営業術』野宮有(著)講談社

『さよならジャバウォック』伊坂幸太郎(著)双葉社

『熟柿』佐藤正午(著)KADOKAWA

『探偵小石は恋しない』森バジル(著)小学館

『PRIZE―プライズ―』村山由佳(著)文藝春秋

以上10作品。新刊から既刊まで多岐に渡るラインナップである。

そうそうたる作家群だなあ・・・と書いてみてため息(笑)

直木賞作家3名、本屋大賞3名がノミネートされている(凄)

そして、今年のノミネート作品は「日常にひそむミステリー」がキーワードだそう。

ぜひ、本屋大賞ファンブックで、本屋大賞の背景を知ってほしい。

小説の目利きが高い書店員さんがたの投票で決まる大切な賞なのだ。

さて、どの作品が選ばれるか?!
明日の発表が待ち遠しい。

それでは、また!

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――旧記事更新

『SunTAMA Style』2024年4月8日記事

https://www.aylife.site/post-21150

『虎に翼』桜満開のロケ地探訪~長池公園・長池見附橋【風景・八王子市別所/旧記事更新54】

OLYMPUS DIGITAL CAMERA


『ピッケルと口紅 女たちの地球山旅』北村節子・著(東京新聞出版局)【選書・文化】

【ブログ新規追加1483回】

『ピッケルと口紅 女たちの地球山旅』北村節子・著(東京新聞出版局)

簡単レビュー

『ピッケルと口紅 女たちの地球山旅』(北村節子著)は、女性初のエベレスト登頂者・田部井淳子氏らと世界を旅した著者が描く、情熱と友情の山岳エッセイ。

軽快な文体で、困難を乗り越え頂上を目指す姿や、女性視点での等身大の山旅が描かれ、一気読みできる魅力的な作品として高評価を得ている。

軽快で爽快な筆致:新聞記者出身の著者による、歯切れの良いテンポの速い文章が特徴。エベレスト隊への参加や海外登山のエピソードが魅力的に描かれている。

田部井淳子氏の素顔:偉大な登山家でありながら、人間味あふれる田部井さんの人柄が、著者の温かい視線で描写されている。

女性たちの等身大の挑戦:山登りの経験が少ない状態から夢を叶える力、子育てと自己実現を分かち合う女性たちのエネルギーが感じられる。

独自の魅力:単なる登山記録ではなく、日常と山旅が交差するような、親しみやすい雰囲気。 

山登りが好きな方はもちろん、挑戦するすべての人に勇気を与える一冊である。

                 ★★★

北村節子女史・・・この新聞記者がいなかったら、女性初のエベレスト登頂までの舞台裏を記録に残すことは非常に困難だったのでは?と、思わずにはいられない。

女性だけの登攀クラブがある!と知り、そのクラブに惚れ込んで参加を決めた北村節子女史。

谷川岳の岩山を登攀したり、エベレスト挑戦への長い準備と資金集めなどの戦いに、泥まみれになって向き合う姿が、軽妙な文章で描かれている。

山登りが好きな方だけではなく、何か面白い小説を探している方にはうってつけかもしれない。

創作ではない、真実の話がここにはある。

それでは、また!

ー------------------------------------------------旧記事更新

『SunTAMA Style』2021年3月27日記事

『SunTAMA Style』2022年3月27日記事

『SunTAMA Style』2023年3月27日記事

『SunTAMA Style』2024年3月27日記事

『羽柴 秀長 秀吉の天下を支えた弟』柴 裕之・著(KADOAWA/角川選書679)【選書・文化】

【ブログ新規追加1476回】

「羽柴秀長 秀吉の天下を支えた弟」 (角川選書 679)

簡単レビュー

「豊臣兄弟!」時代考証者新刊。

秀吉の野望を実現した名補佐役の激動の生涯

「天下一統」の陰に、この男あり――。豊臣政権を支えつづけた羽柴(豊臣)秀長。兄・秀吉の名補佐役として、政権の構築と運営において調整力と実務能力を発揮。

執政として外交交渉や軍事活動、戦後処理にまで深くかかわり、政権の安定に寄与した。最新研究と豊富な史料をもとに、一門衆としての立場や家族関係にも注目。信長・秀吉の時代を陰から動かしたもう一人の立役者に光を当て、知られざる実像を多角的に描き出す。

                 ★★★

大河ドラマ「豊臣兄弟」あまりTVを観ないわたし。それでもこの1本だけは欠かせない!

成り上がりとか下剋上とかのキーワードが大好きなわけ(笑)どんな手を使って勝ち戦を続けるのか?楽しみでならない。

先日、明星大学・小林一岳先生の歴史講義「天下の裏方~豊臣秀長、知られざる実像」という市民自由講座に参加してきた。

まず、話が本当に面白くて、2時間という大学の授業に匹敵する長帳場をしゃべり倒すパワーに驚いた。先生御年69歳だそうだ。

ポイントは9つのポイントに絞って、お話を拡大していることと、1つ終わると先生が撮ってきた(WEBで借りた)写真や画像で、豊臣兄弟にまつわる「城」や「領地」の説明もあり、まるで先生と一緒に旅をしているかのような空気感が楽しかった。

ここに9つのポイントを書き出しておこう。(ついでにNHK大河ドラマの進行も付け加えて)

1、豊臣兄弟(時代背景)

2、織田信長と豊臣兄弟

3、豊臣兄弟の近江長浜支配(3月中旬の大河ドラマではこのあたりが描かれている)

4、豊臣兄弟の播磨・但馬支配(大河ドラマ7月~8月頃に放送予定)

5、信長の後継者秀吉

6、秀吉の勢力拡大と秀長(兄弟で分かれて勢力を拡大)

7、秀吉政権と惣無事令

8、四国攻めと九州攻め

9、小田原攻めと秀長の死(大河ドラマ12月放送予定)

以上の講義の内容は、すべて上記に紹介した『羽柴秀長 秀吉の天下を支えた弟』柴 裕之・著(KAOKAWA)を元にお話しされたと伺った。

歴史に疎いわたしでさえも、魅了される豊臣兄弟(笑)

この市民自由講座で聴いたこぼれ話が、今年の大河ドラマをさらに面白く観られるのが嬉しい。

というわけで、戦国の歴史を学んだ1日だったという話。

それでは、また!

-------------------------------------------------旧記事更新

『SunTAMA Style』2021年3月11日記事

『SunTAMA Style』2022年3月11日記事

『週末フィンランド~ちょっと疲れたら一番近いヨーロッパへ』岩田リョウコ・著(大和書房)【選書・文化】

【ブログ新規追加1474回】

『週末フィンランド~ちょっと疲れたら一番近いヨーロッパへ』岩田リョウコ・著(大和書房)

簡単レビュー

「この本と一緒に、フィンランドひとり旅、大満喫しました!
 あ~行ってよかった!!」
Youtubeでも大人気。
井上咲楽さん絶賛!

『マンガ サ道』
タナカカツキ氏絶賛! ! !
「世界一幸せな国でととのったー! 」

森の中のサウナに入って、
オーロラを見たい!

フィンランドは今、日本女性がもっとも注目する海外旅行先。
サウナ、森、雑貨、オーロラ、カフェ、そして何より治安がいい!

週末に有給1~2日をつけ、フィンランドの首都ヘルシンキへGO! !

直行便なら9時間半で「日本からもっとも近いヨーロッパ」。

本書はフィンランド観光局公認の岩田リョウコによる、
初めてでも短期間でも二度目でも、
とにかくフィンランド旅行を思う存分楽しむための最新情報が満載の1冊。

【本書が注目するフィンランド、ここがステキ! 】
◎森と湖とサウナが教えてくれる素直な生き方と心と身体の癒し方
◎フィンランドってどんな国 ムーミン、マリメッコだけじゃない
◎お母さんに優しい国世界No.1、フィンランド人は
「シャイでひかえめ、でもとっても温かいひとたち」
◎フィンランド観光局さん「フィンランド人をひとことで言うと、善人」
◎いつ行く?目的別おすすめの季節
春:春オーロラ、夏:ベリーときのこ、秋:秋オーロラ、冬:サンタ
◎必須の持ち物、あったら便利なものリスト
◎フィンランドはいらぬ心配をしなくていい 安心・安全・清潔
◎1度目のフィンランド:はじめてのヘルシンキ
◎フィンエアーの機内は……マリメッコ一色!
◎いつも朝食を食べない人も思わず食べてしまうフィンランドの朝ごはん
◎ヘルシンキのお気に入りカフェの紹介
◎歩いて回れる中心部の観光スポット/ヘルシンキ大聖堂/マーケット広場/アカデミア書店
◎はじめてフィンランドで入ったローカルサウナ
◎せっかくなら行ってみたい名のあるレストラン
◎マリメッコのアウトレットへ行く
◎アラビアのアウトレットへ行く
◎森の中のサウナに入って、オーロラを見たい!
◎サンタもいるロヴァニエミへ行けばオーロラもみられるかも?
◎本物のサンタがいるサンタクロース村
◎世界一おいしいドーナツ!
◎フィンランドが世界一幸せな国である理由がわかった!
◎自然の中で自分の心と身体の痛みを解放する方法
◎オーロラの神様が微笑んだ!

               ★★★

年度末、超多忙な毎日を終えて、夜、どーでもいい芸能人の「旅ブログ」を眺めるのが結構楽しかったりしている。

井上咲楽さんのYou Tubeで、絶賛されていた「週末フィンランド」という本。フィンランドに行く!と決めたのは、この書籍との出会いからだったそう。

彼女は旅に出る直前まで仕事をしていて、急いで空港にたどり着いたら、この「週末フィンランド」を取り出し、カフェで旅プランを練り、一気に「旅モード」に入って行く。

旅の楽しみ方って、人それぞれだろうが、こうして一見無駄なようにも思える?思いつきの一人旅・・・忙しい日常から離れて、めちゃくちゃ息抜きになるんだろうね。そして海外で北欧女一人旅!(若いってすごいね)

そして、「週末フィンランド」で紹介されていたカフェをこれでもか!というほど訪ねるのよ。

おなかがタプタプだろうね(笑)

それでも、なんだか可愛いのよね。

で、これがその番組。

【ぼっちフィンランド旅】オーロラツアー&映画『かもめ食堂』の聖地巡礼で大興奮したお正月

井上 咲楽 Sakura Inoue チャンネル登録者数 25.6万人

ということで、話題の旅書籍の紹介。

わたしの私物、「るるぶ」や「旅の歩き方 aruco」なども健在だが、嬉しいのはWEB全盛の今でも、紙の旅本が廃れずに残っているのは、「旅」を最大に楽しみ切る熱を持たせてもらえるからだろね。

さあ、弥生3月もはじまったし、GWの旅予約も、もう遅いぐらいだ(泣笑)それでも「どこかへ行きたい!」「旅に出たい!」と思いながら旅の本を見つけに書店へ出向くのも素敵よ。

それでは、また!

-------------------------------------------------旧記事更新