今年のワーケーションは終わった【仕事・雑感その1】

ワーケションという造語をご存知だろうか。

ワーケーション=Wokcationとは、旅先で休暇を楽しみながら、仕事に取り組む新しいワークスタイル。仕事=Workと休暇=Vacationを組み合わせた造語。

アメリカでは、2015年頃から広がっていて、バケーションを過ごすリゾート地で特定の時間だけ仕事をしている人が多いのだそう。尚、仕事をしている間は勤務時間としてみなされるので報酬が発生する。

以前のブログで、東京オリンピックを一年後に控えたところで、そろそろ翌年の東京都内での仕事の混乱を予想し、夏ならではの休暇を楽しみながら仕事もするし、普段やれないことに挑戦するなど、色々ワーケーションしつつ楽しむプランを記事にしていた。

今回、3か月早いタイミングでのワーケーションの実現に驚いている。突如、新型コロナウイルスの感染予防策で、69日間の自粛生活が始まったのだから。家にいなくてはならないことは、新しいブログサイトを構築するのにはぴったりだった。

まあ、田舎暮らしだからバカンス風。一気に憧れのWordpress生活が手に入った。以前のブログにもワーケーションでやりたいことの筆頭にあげていたのが、ブログ統合サイトの構築だった。

ブログにやりたいことを書くと必ず叶ってきた。まるで可愛い子どもを育てているようなものだ。ブログは嘘をつかないし、裏切らないものね(笑)大事にできて幸せだ。先日、ブログ講座をここで連載したが早速、Wordpressでブログを始める!という嬉しい反応も頂いた。

自分の書いた記事で何らかの行動に発展し、役に立ったのなら心底嬉しい。

さて、今日から、新生活後の仕事が始まる。たくさん食べて満ち足りた体に喝!を入れるのだ(笑)

※ ワーケーションのことを書いた以前のブログをここに添付します。

http://miikostyle.blog.jp/archives/19921557.html

「2020 東京オリンピックとワーケーション」

 

新緑の遊歩道【風景・近況】

5年前の引っ越しで、この美しい自然公園が近所に。もう、幸せ過ぎる。

【作品のタイトルバックに使ってもらう幸せ】

3月24日から自宅待機となった。いったいこの先、どうなるんだろう・・・と、不安が募った。鬱々とした気分を払拭してくれたのは、早朝散歩で撮る一枚の写真だった。朝の露や霧、朝日なんかをカメラに納める。

昨年から、撮りだめてきたフォトを、WEBサイトのnoteに出展するようになった。無数に存在するクリエイターさんが、作品のタイトルバックに選ぶ一枚になる企画だ。出展数も見切れない枚数が出ている。

3月末から5ヵ月間21枚のフォトで、141回作品を飾った。

無数にある記事を全部はとても読み切れない。蕪村かもしれないが、画像を使って下さった方の作品を中心に読もう…と決めたら消化不良がなくなった。

作品のために役に立てれば本望。

だって、写真は最高の趣味だもの、

楽しまなくっちゃね。

相手の立場になって考えるとはどういうことか~いくつかのイラっとする言葉を解説【Photogallery・写真で綴る旅】

【ブログ投稿153回】

言い古された言葉だが、「言葉は諸刃の剣」だ。そこに潜む差別感や上から目線、偏見、などが大いに隠れている。

誰でも、イラっとする言葉、モヤっとする言葉、何かを匂わせる言葉にはなるべく出くわしたくはない。

それはすべて、言葉を発する側の自己都合だから始末に負えない。

今回は趣味で撮っている写真のキャプションに、そういったイラ・モヤ系の言葉を添えてみる。

★ はっきり言わない方が悪い・・・打ち明けにくい話を相手に押し付ける言葉。(でも、わたしはこれを割と言っているかも。気をつけよう)

★ あなたのためを思って言ってるのよ・・・根拠のある説明ができないのに、それでも相手を自分に向けようとする呪縛の言葉。

★ 悪気はないんだから許してあげなよ・・・喧嘩の仲裁に割り込んで入って仲を取り持つおせっかい言葉の筆頭だ。

★ 今はそういう時代じゃないからね・・・では、いったいどういう時代なの?と。

話の内容についていけない時に、話を終わらせたいがために使うのだが話の決定打にまったくならない愚鈍な言葉。

さて、たった4つだけ挙げてみたが、面と向かって言われたらイラっとしたり、モヤっとしたりするのではなかろうか。

わたしは完全にイラっとするし、後になってモヤっとするだろうな。

言葉を発する時は、相手あっての場合だ。その相手にわざわざ、イラ・モヤを感じさせる言葉を使う必要はない。

本当の優しさは、相手の立場に立てた時に、発揮されるんだろう。

願ったとおりに生きる 【植物・エッセイ】

曇天に舞うハナミズキ

【エッセイ・願ったとおりに生きる】

わたしには、盲目の知人がいる。彼は現在、NYでJAZZピアニストをしながら暮らしている。

18年前、彼の帰国中にわたしの所属する、某コミュニティのセミナーがあり、そこでNY仕込みの演奏をして頂けることとなった。当日、用意したピアノが不具合を起こし使えない状態に。会場の近所の友人から、76鍵の電子ピアノを急遽借りて、演奏に間に合わせた。

どうしよう・・・76鍵だなんて、普通のピアノは88鍵。演奏家はすべての鍵盤を使い縦横無尽に音楽を操るものだ。到着した彼に、真っ先にピアノの不具合と76鍵の電子ピアノに代えたことをお詫びしたら「ノープロブレム」と一言。

満面の笑みを返してくれた。そして、最高にハッピーなNYスタイルのJAZZ演奏を30分披露下さったのだ。

足りない鍵盤の部分をどうやって演奏したのか?

答えはシンプル。指を外して弾かないってことだった。

そこは無音であっても、それも演奏の一部なんだと。

本物って、どんな状況であっても、愚痴ひとつこぼさない。なんてかっこいいのだろう。

そして、演奏のお礼を言ったら、「こちらこそ、ありがとう。僕は、NYでピアニストになると決めたのは、失明した19歳の時。だから、願ったとおりの生き方をしてるんだよ」と。

圧倒された一日。あれから、わたしも、どんなことがあっても、へっちゃら(笑)

~キレイな家に帰る幸せ~【暮らし・エッセイ】

【ブログ新規追加6】

2020年のGWは、今までと180度違う自粛生活を国民が、いや世界の人たちが強いられている。こんな時だから、おうち時間を題材に、家事のことを書いた記事(2016年5月、加筆なし)をひも解いてみた。母の日に寄せて。

2016年5月19日 小平市・薬用植物園で撮る。この写真で撮影にハマった。

私には、どんなに忙しくても丁寧に暮らしたいという願いがある。そしてそれは憧れでもあるのだ。いつも時間に追われているが、家に帰る時はウキウキな気分。それは、家の事=家事ができるから!

掃除・洗濯が大好きで、いつも家では何かしていたいと考えている。だからか、より忙しく予定を詰め込んでしまうのだ(笑)ほころびを縫う、アイロンをかけるとか、面倒くさい家事は、溜めないでさっさとやってしまう。今の家に引っ越してきて、早や9か月。最近やっと、この暮らしがフィットしてきた。

もう、子育て時代とは違い、猛スピードで家事をしなくてもいい。待ちに待った楽しい暮らし時間。家事をゆっくり楽しむ心の余裕が生まれてきたんだ。

米軍基地のハウス

4月は、初めての電子書籍の執筆と3月から突発的に始めたライター業、そして本業の会社員の仕事。どこを取っても仕事オンリーな日々。唯一の息抜きはこのブログを書くことだけだった。毎週土曜日に一週間分の食材を買い出しているが、それも、食材を使い切れずにイライラ~。調理の手抜きで、品数が減って、大皿料理ばかりを繰り返している。夫よ、ごめん!
 

5月GWには、いつも遠出をせず、家の大掃除をして、美味しい物を食べに近所へ出かけるのが楽しみ。無理や無駄を省いた清々とした暮らし。一度しっかりと物や情報の断捨離をすると、自分本来の姿が現われ、生き方の方向性も見えてくるものだ。

また、家事には、家の経済も含まれる?と考えているから、毎年の税金、車の点検や健康保険、一般の保険の見直し、スマホやWifiなど、通信費の見直しも5月にはやっておこう。

家の外掃除や小さなガーデンで夏の花の植え替え、蟻塚の処理とか、梅雨の前の仕事。終わった後のビールが美味い。

今年2月に亡くなった母とも、ガーデンの手入れと小さな畑での作業、梅酒やラッキョウ漬けの保存食作りなど、毎年一緒にやってきた。今年は夫とふたりでできる家仕事をしよう。

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思い通りに行く日ばかりじゃないけど、仕事を終えて家に帰れば、無心になってできる家事がある。本当に多大なストレス解消。家事には癒しのセラピー効果があるらしい。

そして、きれいな家を維持し、美味しく体にいい食事をし、平凡でも楽しい我が家であれば絶対に幸福だ。

そして、家事は本当に偉大な仕事なのだ。

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ハウスワイフ2.0 格差社会からの転身~素に戻る幸せとは【選書・ワークスタイル主婦論】

【ブログ新規追加5】

新型コロナウイルス感染の影響で、これまでの社会での働き方は世界中で大きく変化してきている。たった数か月で、廃業される生業など、これも自然の淘汰の流れか。それまでの仕事観をあっさりと変えた女性たちの真実。今あえて、この本を紹介する意味がある。

※ これから、新しい仕事をみつけるとか、やりがいを求めて第3の場所を作るなど、女性の働き方に興味のある方向きの一書です。

ハウスワイフ2,0 エミリー・マッチャ―(著)

ハウスワイフ2.0とは? 簡単に箇条書きしてみます。
● 会社を選ぶ→段階的に離脱する
● 大企業神話に振り回されない
● 都会よりも田舎暮らしを好む
● 高収入=ストレスと割り切る
● ワークシェアはウエブでする
● 起業はブログではじめる=コスパよし
● 家事は配偶者と分担し、余裕ある子育てをめざす

などなど。

一流大学卒→大企業の管理職を捨て、専業主婦になる若い女性たち。オールドファッションや田舎暮らしの推進など、彼女たちの母親世代の反面教師となる内容に、発刊後、全米メディアで大論争を巻き起こした一書です。

そもそもなぜ、大論争になったのか?それまでの高学歴女性たちの輝ける場所は、大企業の中にしかなかった。しかし、個人メディアの台頭で、名もない女性たちの発信する、おしゃれで、力の抜けた幸せ感が瞬く間に全米に広がったためです。

誰でも、深夜までオフィスに縛られ、やりたいこともできず大企業の駒になる生き方よりも、マンハッタンの小さなマンションで、ブルーベリーマフィンを焼き、慈善団体に寄付する生き方のほうが魅力的でしょう。

自分一人でできる小さな仕事であっても、きちんと起業し、女性ならではの発信力で各メディアへのアピール投稿をするなんて、朝飯前の彼女たち。クリエイティブな働き方は憧れにもなります。

また、子育てママたちのトレンドになったのは、マンハッタンを捨てて、田舎で自給自足をすることでした。パンやジャムを手作りし、野菜はオーガニックで育て、子どもたちも大自然の中で、伸び伸びと過ごせるというものです。もちろん、家事・育児は夫婦で分担し、仕事はSOHO、インターネットでの受発注をします。

こういった高学歴ブロガーの大半が、一早く大企業から抜け出して良かったと感じているのだそです。なぜなら、大企業でサイボーグのように働き続けることで、格差社会を生み出してしまっている犯人にはなりたくないという心理が働いているのです。

家の窓から見える新月

わたしは、若くして結婚したにもかかわらず、夫からなるべくなら仕事は辞めずに頑張って!というエールを貰えた幸せなワーキングライフを送って来たのです。今も定年後の夢を描きつつ、天職の営業で花を咲かせています。

同僚との話でも、わたし達の営業という仕事が、この先AIに取って変わることを考えなければいけないと、皆さん、これから先の仕事難を思い憂いているのです。

さらに、今年の新型コロナウイルス感染の影響で、従来の仕事の在り方が、あっという間に淘汰されてしまいました。想定外の出来事に唖然とするばかりですが、今一度、自分の強みをしっかりと確認して、どんどんできる所へ打って出ましょう!

仕事が終わった夕暮れ

週末にまとめて家事をやることや、ブログを書くこと、役に立つことを実用書にして出版することなど、ささやかながら、わたしのできるハウスワイフ2,0を、とことん楽しんでいる最中。


書籍一冊が夢を叶えてくれるわけじゃない。ヒントを受けとったらすぐに行動に移しましょう。スピード感と勇気を持ってシフトチェンジに挑戦してくださいね!

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