★2024年5月15日更新 【紙上講座】ブログ職人が綴る、ブログことはじめ 第1部

~ようこそ、趣味ブログの世界へ~

クラウドソーシング「ランサーズ」

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

趣味ブログって知っていますか?自分の好きなことを文章や写真で表現し、一冊の雑誌みたいに作り上げることができるものです。しかしブログといえば、ネット界隈では商品を売ったり、商品の広告を掲載したりして稼ぐためのツールだととらえられているように思えます。

自分ならではの表現で、自由に制作し、他サイトの連携で発表できるブログの仕組みを使って、趣味をさらに横に広げることもできます。たとえば、講座を開く、ショップを持つなど。まず、その段階までの手引きに趣味ブログを応用しよう!という提案です。

稼ぐことばかりに、目が移ってしまえば、自然と内容の乏しい無味乾燥なサイトになりがちです。まず、自分の好きなことを存分にブログで表現して行きましょう。

書くことが好きだったら、文章をいっぱい書きましょう。写真が好きだったら、独自の世界観で作るフォトギャラリーとか素敵ですね。イラストや絵画も趣味の段階だったら、公開の仕方を考えて、ブログで公開されればいいのです。

あくまでも、プロとの垣根を自ら設けることで、表現できる充実感が生まれます。そこには焦りや競争は微塵もありません。

自分を育て、自分の将来に影響するような趣味ブログのやり方を4部構成で展開します。

わたし自身の5年間の歩みを書いて行きます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

第1部 ブログの始め方 ①

プロバイダーに登録~立ち上げを1日でする

2015年、5月4日、ゴールンウイークの中日に突然思い立って、ライブドアブログのサービスに登録しました。他にも様々なブログサービスがあったはずですが、なぜだかライブドアだけを目指して登録しました。現在でも、ライブドアはてな・アメーバなどと並ぶ3大ブログサイトです。

アドレスやIDの登録、ブログの名前、管理者、執筆者を分けて、それぞれ名前をつけていきました。自分のお部屋を借りた感じですね。そして、家具となる管理画面のフォームやデザインを決めること数時間。ライブドアの管理画面は種類も多く、そのレイアウトデザインだけを見ても数百種類になってしまうんです!

朝から始めて夕方やっと第1回目の投稿をしました。その時にはまだ、ブログの投稿サイクルや内容、自分のキャラクター設定など何にも決めていませんでした。他サイトへの連携も済ませた夜、今度は様々なブログ周辺のことを決めて行きました。

① ポイント

◎ 好きなブログサービスを見つけて登録する

◎ なるべく登録からブログ設定は1日で終える

ブログの始め方 ②

ブログを続けるために必要なリテラシーとは?

ブログにリテラシーは必要でしょうか?リテラシーとは簡単に言ってしまえば、モノごとに対する読解力や分析力という意味合いがあります。

これをブログに当てはめてみますと、好きなことを話ことばで語るブログなのか、文学や詩的に書きたいブログなのか?まず、入口から右往左往してしまいます。わたしは、文章自体は常体(である調)で書くこと、文章の長さは一投稿500文字、カバー写真は1枚・・・と、こんな風。投稿サイクルは1日置きの週3回、朝7時に投稿する、3年間は続けようと、どんどん決めて行きました。

リテラシーという視点を持って、ブログまわりのことがらに向き合ってみた結果、週3回の投稿サイクルが、ぴったりとわたしの生活スタイルにハマりました。日頃、仕事で出勤していることから、キャラクター設定は、キャリアガール風で決めて無理のないブログ生活を続けてこれました。これは、自分のことをよく観察して、分析をして決めると良いです。リテラシーの視点はプロフィールを作る時にも役に立ちますよ。

② ポイント

◎ ブログの名前、管理者の名前、執筆者の名前はそれぞれ、よく考えてつけていく

◎ 執筆者のキャラクター設定も忘れずに

◎ 投稿サイクルを決める→ブログのプロフィール欄にアップ日を記載しよう

ブログの始め方 ③

その他

私のイメージを猫のイラストで描いてもらいました。by ぱそ夢

3つめの話は、ブログの将来像を描いてみよう!です。せっかくここまでブログに付き合ってきたのですから、どんなブログに成長させたいのか?あらかじめ考え尽くしておきましょう。

わたしの場合は週3回投稿でした。投稿日の前の日に記事を作成、写真も撮り、翌日の朝7時にアップするというアナログな感じで続けていました。まとめて記事を書いたり、写真も撮り溜めたりはしていません。それは、鮮度の問題で、わたしの性格上、常に最新の記事と写真でブログを飾りたいと願っているからです。

これは、人それぞれです。日曜日に記事を書き溜めて、予約投稿されている方もいますし、写真だって、なければない日もいいのでは?と考えます。ブログも生きている人みたいに扱ってしまう不思議な媒体ですね。手入れをしっかりしたくなってしまいます。

第2回は、「実際にブログを書いてみよう!」です。お楽しみに♪

/body>

★2024年5月15日更新 【紙上講座】ブログ職人が綴る・ブログことはじめ 第2部 さあ!ブログを書いてみよう!

【もくじ】

  1. ブログ構成をしてみよう
  2. ブログをストレスなく続けられる方法
  3. 記事にはタイトルを必ず入れよう
テーブルで育つペペロミア。

1.ブログの構成を始めます。

なぜ、構成が必要なのでしょうか?それは、読者目線でいかに読みやすく分かりやすい文章にするか?のための大事な準備なのです。

日本人だったら、誰でも知ってる 5W1H のフレームワーク。これは、意思伝達の最もすぐれた文章構成法です。

今さら、と思う場合でも一度、しっかりと 5W1H に則った文章構成で執筆してみましょう。日記風の記事だったら、自分の思いや気持ちを優先して書きますよね。しかし、せっかくブログを立ち上げてみたのですから、きちんとした文章体で書くと言う姿勢が、読者の信頼を生むのです。

今すぐ、早く書いてアップしたい!そんな気持ちをグっと、こらえて学生に戻った気分でブログの構成をしてみましょう。

2.ブログをストレスなく続けられる方法

仕事で行く品川飯店のおしゃれなお茶テーブル。

さて、文章構成ができたら、どんどん書いてみましょう。一見、どうでもいいような個人的な内容のブログ記事であっても、テーマ目的 が明確な投稿は、中長期的にみても読者に受け入れやすいはずです。仕事の失敗談だったり、子育てママの愚痴も、思いがけず共感を生むものなのです。

セルフブランディング(キャラクター設定や文体の統一)をしっかりとして、5W1H に則った記事構成であれば、意外なほど個性的なブログになることは間違いありません。

ただ、ブログの投稿スタイルを決めておかないと、せっかくの読者を逃がしてしまいます。第1回目の初投稿には、ブログアップ日のお知らせや、定期投稿の曜日などをあらあら書き込んでおくことも大事です。

そして、一番の問題は投稿内容のネタ切れです。私の投稿スタイルは曜日別にテーマを設ける方法でネタ切れを防止してきました。

(月)ビジネス・ワークスタイル

営業職としての商談に役立つ話や失敗談、ビジネスマナー、お仕事ファッション、売れているビジネス書、近々のビジネスセミナーなどのイベント情報を発信しています。この数年は、物書き業の記事が増えています。まさにライフシフト中。

(水)ライフスタイル

主婦であるからこその、家仕事(手作り保存食、ハマっている食べ物、掃除やガーデニング)を好きな事中心に書き綴っています。最近では、カラダ系のウェルネスも良く書くようになりました。

(金)旅スタイル

たぶん、私の一番好きな記事が詰まっているコーナーです。読者目線でも人気が高いと感じています。私の旅スタイル、テーマはコスパ=激安旅です。ありとあらゆる情報を駆使して、お金をかけずに満足のいく国内外の旅を企画し、実行し、ブログに書くという一連の動作で投稿し続けています。企画も実行もすべてブログネタ。もちろん、旅先での失敗談は一番大事なネタ情報です。

週3回という投稿ペースで書き始めました。趣味ブログという設定ですから、1日に10記事とかアフェリエイターのように、投稿を繰り返すことはここでは皆無です。

目的は、自分の生活を楽しみ、その中でちょっとした小さな話をブログに認めることで、緩やかに読者を増やし、SNSでの連携で交流も果たしていくという、無理のないブログ生活です。

ネタ探しに困らない程度の丁寧な更新頻度で、誰の目から見ても、気持ちのよい爽やかな記事投稿を心がけて行きましょう。

3.記事にはタイトルを必ず入れよう

富士フイルムガーデンで撮った、大輪のバラ。

あらかじめ、ブログのバナー背景に、ブログテーマを盛り込むことで、ブログの目的を伝えるというのが一般的です。

さらに、ブログのテーマや目的を知らせるのには、記事に必ずタイトルを入れることです。タイトルから推測される内容であれば、概ね読者を裏切らない記事であり、共感を生むでしょう。

また、タイトル同様に大事なのが、中見出し小見出しが事前に書かれていることです。ここでも読者は、この記事を読もうか、どうしようか考えていますから、興味を引くキーワードが見つかれば、難なく記事を開いて読んでくれます。

記事のドレスアップ方法

週末は大好きなチーズケーキ・バーを頂く。

情報リンクを貼ってみよう!・・・ブログ内容がちょっと薄いかな?と、感じた時に活用できる方法が情報リンクを内容の文章に埋め込む方法です。

ことがらの説明が足りない場合、私も良く利用しています。反対に丸々、情報リンク先の記事を囲みで使うのは、いったい誰の記事なのか?って感じになり、あまりおススメできません。

どうしても自分の記事に飾りを入れたいのであれば、文章に埋め込んでしまうほうがすっきりとします。読者もあなたの記事中心に読み進められるでしょう。

第3部は、著作権のあれこれです。明日もよろしくお願いします♪

/body>

★2024年5月15日更新 【紙上講座】ブログ職人が綴る・ブログことはじめ 第3部 ブログで気をつけたいこと~著作権侵害など

【もくじ】

  1. 著作権のあれこれ
  2. 一番やりがちな著作権侵害とは
大好物のサニーレタス

第2部までで、ざっくりとブログを開設し、デザインや文章を書いてみる、写真を入れてみる、投稿のタイミングやネタの発想法など、一気に短く詰め込んで説明してきました。

さて、第3部では初心者でも経験者でも、等しく同様に気をつけたい著作権に関することがらをひも解いていきます。

ブログは文章や写真で自己表現できて楽しい反面、デジタルで半永久的に残ってしまう欠点を持っています。言うなれば、記事投稿には責任が付きまとうのです。このことを忘れないように運営して行きましょう。

1.著作権のあれこれ

 a.肖像権

多摩湖

肖像権には、撮影拒否権 公開拒否権 利用拒否権 の3つがあります。現代はスマホのカメラ機能で簡単にきれいな写真を撮ることが可能です。有名人や芸能人を街中でキャッチし、写真に収めるなんてことは、誰でも経験済みかもしれません。

しかし、プライベート写真をブログに勝手に掲載すれば、それは著作権侵害のひとつとして、裁判沙汰になるケースも多発しています。有名人や芸能人は、写真に撮られることで仕事が成り立つ職業です。肖像権侵害にあたるような写真や記事は絶対に避けなければいけません。

また、友人、知人とのパーティー風景を何気なく記事にして写真を載せる場合も、写真に写っている人には全員、掲載の同意をもらっておく必要があります。個人情報がいっぱい写り込んでいる写真は、それだけで恰好の詐欺被害の餌食になりかねません。個人ブログも情報発信の先端だということを忘れないように。

 b.パブリシティー権(広告など)

我が家のライラック・ワンダー

スーパーやコンビニなどで、無意識に手に取る商品には、だいたいがTVやネットで宣伝がなされている売れ筋商品です。しかも、今をときめく有名人が広告塔となっている場合が多いものです。

たまたま好きで購入し、その食品や飲料水の味の紹介を、ブログでした場合は違反なのでしょうか?それは、ブログに食品や飲料水の製造元を明記することでクリアできます。しかもAmazonなどの購入サイトを貼ることも違反ではありません。

この場合の違反となる行為は、商品全体の写真を丸まる載せること、製造元の正しい明記がない、商品に有名人の顔があれば写して載せてしまう、この3点が厳禁です。気をつけたいですね。(製造元と商品紹介の権利を持つアフェリエイターなどは違反とはなりませんが)

有名人や芸能人の肖像権を勝手に使い、何等かのお金儲けをした場合、パブリシティー権侵害にあたり、裁判沙汰に持ち込まれるケースはとても多いそうです。有名人や芸能人が写るブログは、それだけで魅力が満載!読者もうなぎのぼりとなるでしょうが、立派な違反行為です。

とにかく、人、モノの紹介には、よく検証を重ねてから記事にすることをおすすめします。

2.一番やりがちな著作権侵害とは

• 大好きな歌手の歌(歌詞)の全文掲載

• 雑誌のグラビアアイドルの写真をスキャンしてそのまま記載

書籍の表紙を丸まる掲載

このあたりは、ふだんSNS等でいくらでも見る投稿です。作家やクリエイター、デザイナーなどの苦肉の作品なのですが、簡単に書店で手に入る=記事にしやすい=売れる(読者が増える) こうした構造がまん延していることにかわりはありません。個人がしっかりと基本を押さえて、違反のないブログ投稿をしていきましょう。

また、書籍の表紙は本自体の作品の一部ですが、デザイナーさんの作品でもあります。ブログのトップ写真に使った場合は、まず、ブログサイトか連携サイト側で勝手に自動削除されます。

私も、実は何度も自動削除を経験しています。この場合は、どうしても、その書籍を紹介したいのであれば、書籍の全体を写さない、もしくは部屋などの風景にまぎれるように撮るなど工夫をしてくださいね。

これは、街中の商店街の看板等にも言えます。高額な違反金を請求された!などの悲報を漏れ聞くことがあります。写真に撮りたい風景も事前調査をしてから写しましょう。

第4部では、ブログ周辺のことがらとブログ立ち上げ最終チェックリストです。お楽しみに♪

/body>

 

★2024年5月15日更新 【紙上講座】ブログ職人が綴る・ブログことはじめ 第4回 ブログまわりの事に強くなろう!(ブログ立ち上げ10のチェックリストあり)

【もくじ】

  1. SNSの連携に強くなろう
  2. ブログ立ち上げ10のチェックリスト

1.SNSの連携に強くなろう

最後の部となりました。ここでは、我が子同然の可愛いマイ・ブログをより多くの人たちに届ける発信方法をお伝えして行きます。

せっかく一生懸命書いたブログも、プロバイダー内のサイトだけのアップでは満足できませんよね。各プロバイダーの内部機能にSNSとの連携機能があります。あなたが日頃使っているSNS先へ、ぜひ連携をしてまわりのみんなに記事情報を届けましょう。

SNS連携先は、LINE Facebook Twitter Instaguram などがあります。ちょっと前までは例え、個人的な趣味であっても、文章を書いて写真を撮り、無料メディアを使って投稿する・・・なんて、考えられませんでした。

しかし、個人メディアの持つ発信力は、プロの雑誌や新聞を大きく凌駕してしまったのです。こうなったら、まとめブログを作って思う存分、発信してみたくなりませんか?

また、マイ・ブログをPCだけの設定にせず、スマホ対応の原稿作りにもぜひ、挑戦しましょう。それでは、ブログ作成のチェックリストを巻末に入れました。ぜひ、使ってくださいね。

根津美術館

2.ブログを立ち上げるチェックリスト

 ① プロバイダーを決める

 ② ブログ名 テーマ 管理者(執筆者)の名前を決める

 ③ ブログバナーやサイドバーなどのデザインを決める

  (ブログパーツがあります)

 ④ 文章の長さ(文字数)を決めておく

 ⑤ 写真の枚数も決めておく

 ⑥ ブログのネタ切れ防止にネタバンクを用意する

  (ノートに手書きでもOK)

 ⑦ SNSの友達、リアルの友達へのブログ開設告知を事前にする。
 (私は20人の友人に閲覧のお願いした。現在も皆、読者です)

 ⑧ ブログの準備ができたら、投稿サイクルをきちんと決める

 ⑨ 写真のトップ画像は必ず、自分で撮った写真を載せる

 ⑩ ブログ記事は最低3回は読み直して投稿すべし!

  以上10項目のチェックリストです。

決め文句や崩した言葉づかいは自分で思うほど、他人にはウケません。きれいな言葉で、しっかりと書いた文章のほうが好感度が高いものです。

ここまで、ほぼ、無料でできるブログの作成。あなたらしさを表現できるプロフィールの作成や、独自の世界観で書く文章。その文章を引き立てる数々の写真。なんて、素敵な世界なのでしょう。

なるべくわかりやすく、細かい部分は省いた4回講座も終了です。最後まで、読んで下さり感謝いたします。ありがとうございました。

/body>