日帰りひとり旅を楽しむ自分づくり【写真で綴る旅・ひとり旅】

仕事が中止となり早や54日目。東京都の新型コロナウィルス感染者数も、日々激減中。しかし、まだまだ油断はできない。今しばらく、過去の旅記事を見返して、2020年これから先の新しい暮らし方や旅の楽しみ方を、脳内シフトひとり旅で楽しむ。収束したらまずは車での遠出を叶えたい。ここでは、日帰りひとり旅の提案をしよう。

西多摩郡日の出町のメタセコイヤ並木。

ひとりで出かける効用とは

ひとり旅は好き?そうね。かなり好き。そう答える女子は多い。人と群れるのも好きだけど、気分の赴くままに、ふらりと在来線に乗って、東京から房総へとか行きたい。関東のちょっとした名所はひとり旅に最適なのだ。これから先の自分を考える時、ひとり旅ほど、有意義で価値ある行動は他には見当たらない。

来月、コロナ明けの出勤では、3月14日にオープンされた、高輪GW駅にぜひ行きたい。建築家 隈研吾氏のデザインされた駅舎。品川出勤の日、仕事終わりにお隣駅の高輪GW駅まで足を伸ばしてみたい。https://ja.wikipedia.org/wiki/ 参考資料リンク先

そうそう、JRのまだ行けていない新駅舎にも行きたい。明治神宮と原宿駅とか、昔のとんがり屋根の駅舎が復元された国立駅。全部仕事の後に行けるところばかり。そんなひとり旅が日常にあるから、今の仕事は到底辞められない。
                            

passport
当面は出番のないパスポート。

ことしは近場が狙い目

大きくみれば人生そのものが旅。細かくみれば、”ちょっとそこまで” も旅。
1ヶ月の半分以上、毎日70〜90キロ範囲のところまで車で営業に出ているので、毎日軽く旅をしている感覚になる。
例えば、お昼は暑くなってきたので深大寺のおそばを食べよう、仕事終わりにちょっと足を延ばして奥多摩町の温泉に行こう、とかね。

コロナ禍で、少しずつ越境モード解禁を受けて、各都道府県では、割引サービスを開始中。首都圏からすぐの群馬とか射程距離でおススメ。

ぐぐっと群馬愛郷ぐんまプロジェクト「泊まって応援キャンペーン」

https://www.maebashi-cvb.com/news/184 公式サイト

家でもバカンス気分を満喫する方法

まだまだコロナの影響で、あんまり出かける気がしない・・・そんな場合は、週末にわざわざ出かけることもしないで、完全に家の中での生活を楽しもう。

普段はなかなか手がでない美味しい果物やお菓子。肉・魚など非日常な食材ばかりを買い込んで、お好みのドリンクを奮発。Amazonprimeで思う存分見たい映画や動画を観続ける・・・とか至福。

最後に


ひとり旅には憧れもあるけれど結構ひとりで動いている。

泊まらなくても、日帰りで充分満足。ただ海外や島などテーマのある旅は90日働いたら行くと決めた。2020年、旅の更新が果たしてできるか?

何処に行こうか。

色々考えている時が一番楽しい。
ひとり旅は最も洗練された大人の遊び。

★2024年5月13日更新 いますぐ書け、の文章法【書評・ワークスタイル文章術】

各界の著名な方々がこぞっておすすめする新書。やっと手に入れたので、さっそくレビューする。物書きならいつも傍においておきたい、執筆マインドを激上げする一書。読まないでは済まない。

クラウドソーシング「ランサーズ」
dav

「いますぐ書け、の文章法」堀井憲一郎(ちくま新書)


はじめに
著者、驚きの発言からはじまるキレのいい一冊です。それは、「文章を書くことはサービス業である」と。物書きが醸し出す高尚さと一線を画す挑戦的な文言。また「相手の立場に立って文章を書く・誰に向かって書いているのかを明確に」と、続けます。

ライターや文筆家に、知ってほしい執筆マインド満載の一書。今回はすべての章でのポイントを簡潔にお伝えして行きます。

  • 1章 プロとアマの決定的な差
  • 2章 文章は人を変えるために書け
  • 3章 客観的に書かれた文章は使えない
  • 4章 直感のみが文章をおもしろくする
  • 5章 文章は言い切らないといけない
  • 6章 文章で自己表現はできない
  • 7章 事前に考えたことしか書かれていない文章は失敗である
  • 8章 文章を書くのは頭ではなく肉体の作業だ
  • 9章 踊りながら書け

では、各章のポイントを説明して行きましょう。

1章 プロとアマの決定的な差 

                  
※ ポイント ● 読む人の立場で書け


著者のオリジナルティが初めから爆発する章です。文章書きはサービス業であるから、何処まで行っても、自分の書いた文章で、読み手を喜ばせることができるか?という観点だけあれば、いい書き手になれるのだと言い切っています。


しいて言えば、テクニック面では、漢字を少なく、すぐ改行をしよう!と言われています。美しい日本語とかは一切、気にしないように。

文章を書き続ける秘訣があるとすれば、読書を膨大にすることだと。嫌というほど活字に触れる毎日が当たり前の世界なのです。

2章  文章は人を変えるために書け

※ ポイント 人の意識は一瞬で変わる

文章書きはサービス業であるから、読者の視点を常日頃から、考え続けていなくてはなりません。その上で書き手は、自分の意見などは書いてはならないと。読む人を変えられるのであれば、独自の考えを捨てる覚悟が必要なのです。


とにかく、書き手の精進には、読書の深読みが必要です。それも、自分が読み手となって、書き手の息づかいまで感じる感覚を持てれば、書き手の文章で追体験ができます。こ唸れるように想像力や妄想力を鍛えることが重要です。

3章 客観的に書かれた文章は使えない


※ ポイント ● 冷静と情熱のあいだ

あなたが、書き手だった場合、テーマが自由だとしたらどうでしょう。ほとんどの人は、いったい何を書いていのかわからなくなるそうです。そこで、テーマ出しにつまづいてしまうと、たいがいは、公的な話題や問題に手を出してしまうとも言われています。著者は、そういった公的な文章は、まず、面白くはなく誰も読まない読者不在の文章だとバッサリ。

そして、エッセイなども、公的なことがらを避けて、手の平に乗るような小さな話を、持てる言葉で全力で書けばいいのです。人は他人の意見など聞きたくない。聞きたいのは他人のお話だと言われました。


そして、文章は執筆中にたいそう熱量を帯びるものなで、一晩は寝かせるのが妥当でしょう。最後まで、読み手ファーストでありたいものです。

4章 直感のみが文章をおもしろくする


※ ポイント ● 何だかヘンだなと、思ったらストックしよう。それは間違いなくネタだから


取材原稿を起こすプロセスは、テーマ決め→内容の調査(仮設)→現場取材→原稿起こし と、このような流れになっています。ここでも凡人は、現地へ行っておもしろいものを見つければいいと考えます。

しかし、このような考え方だと、絶対に想定内の出来ごとにしか巡り合えません。事前に仮設を立てて、仮設を元に調査をし、そこから現場取材をすると必ずといっていいほど、何かヘンに出会える確立が高いのだそうです。

著者の言葉  結果を予想せず調査取材したら死ぬ 覚えておこう

5章 文章は言い切らないといけない


※ ポイント ● 文章は強く書く

今や、インターネット全盛。ネットに投稿される文章の数々には、みんなどこか炎上を気遣うやんわりとした言葉選びがまん延しています。

こんなことを書いてもいいだろうか・不安になるから曖昧な表現になってしまうのですが、著者はあえて言うなら、強い言葉で書くことを勧めているのです。

なぜなら、曖昧な表現ほど、読者の期待を裏切る行為だから。誰の目からみても大丈夫な文章は、結局面白みに欠けて、誰も読まないということになってしまいます。

せっかく、一生懸命に書いた記事が、誰の目にも止まらないのは悲しいものです。勇気を出してきっぱりと書いて行きましょう。


文章を書くという行為は、覚悟と煩悶のくり返しです。

6章 文章で自己表現はできない

※ ポイント ● 文章の精度を上げるなら、使う言葉を選ぶしかない

文章の質の上げ方は決まっていて、沢山速く書けることは当い然として、バッサリと文章を削ることで、すっきりとした良い文章に生まれ変わるのです。

しかも、使う言葉は、どこかの引用なぢではなく、書き手自身の手持ちの言葉でなくてはいけません。文章の質を上げるには、相応の文章を足すのではなく減らすのです。しかも、自分の言葉で書き切りましょう。


ここで、プロとアマの決定的な違いをチェックします。アマチュアは何かしら賢く見えそうな言葉やフレーズを引用してしまうものです。一方のプロは、だいたいが手持ちの言葉で勝負するのです。気の利いた一言も、経験値と膨大な読書量から自然と、紬だされるのです。


つまり、アマチュアは自分の体裁を気にし、プロは読者への伝達力を気にするワケです。日頃使い馴れた文章だけでプロは勝負するのです。今、持っている物だけで戦うかっこよさですね!


また、こうも言われています。辞書はインプットの時に使うもの。アウトプットでは、自前の言葉で書こう!

7章 事前に考えたことしか書かれていない文章は失敗である


※ ポイント ●  書き始めて、新しいアイデアが湧いたらそれも取り込もう

書き手なら誰もが経験していることですが、文章は暴走します。まるで生き物みたいに、どんどん勝手に内容が展開してしまう性質があるのです。

そんな暴走文章の持つ熱量はハンパないので、どんどん、新しい文章やシチュエーションが浮かんだら、恐れずに取り込んでみましょう。絶対にそのほうがおもしろいはず。


また、暴走文章を一晩寝かして読み直すと、自分が書いたとは思えないおもしろさがあるものです。読者をよろこばす文章というのはそういうものなのです。書き手の醍醐味でもありますね。

8章 文章を書くのは頭ではなく肉体の作業だ

※ ポイント ● 文章を書くには体力が必須

ライターズ・ハイという症状をご存知でしょうか。文章を書きまくっている時に起こるアドレナリン分泌過多で、一種の陶酔状態のことです。

この状態は、すでに能の限界を越えてしまっています。想定内の文章だったら、難なく書き進めていけますが、到達点が不明になるほど、自走してしまった文章には、潔く一旦、お休みをいれてください。

この状態は、すでに能の限界を越えてしまっています。想定内の文章だったら、難なく書き進めていけますが、到達点が不明になるほど、自走してしまった文章には、潔く一旦、お休みをいれてください。

9章 踊りながら書け


※ ポイント ● 追い詰められても、最後は何とかなる

プロでもアマでも原稿の締め切りを抱えていれば、結構追い詰められているような気分になるものです。しかし、精神を病むような追い詰められ方になってはいけません。


実際追い詰られているのは時間です。そこで、乗り切れる呪文をお教えしましょう。それは、「絶対なんとかなる!」です。こう唱えながら、ひたすら書き続けてください。あなたの原稿を待つ先方も、この呪文を唱え、ひたすら待ってるのですから。

最後には「何とかしてくれる人」になって、踊り、書き手冥利を味わいましょう!


● いますぐ書け、の文章法 まとめ

まとめ


著者の言われる、おもしろい文章の書き方とは、

● 読み手の立場で書かれていること

● 意見ではなく、ストーリーを語ること

● 想定外な展開を書き切れること

● 強い断定的な言葉で書かれていること

以上です。

また、想像力を鍛えるために、女性を書く時には「おっぱい」を連想するといいのだそうでっす。また、本当に読みやすい良い文章は「私は~思う」このくだりをすべて抜いて書けば良いのだともお教え下さいました。

ライターや文筆業の人は、仕事のお供にぜひ、そばに置いて執筆されることを望みます。

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バレットジャーナル 人生を変えるノート術 箇条書きで望みを叶える方法【自己啓発・ノート術】

緊急事態宣言の全面解除によって、新しい生活がスタートしました。今、アナログのノートで人生の棚卸しをガンガンやってみよう!用意するものはノート一冊とペン一本。書評第一回めは、この本。

●「バレットジャーナル~人生を変えるノート術~」

※本書のポイントは2つだけ・・・やること、やりたいことを全部出し切る・ノートに箇条書きで書く、 この2つです。

【もくじ】

  1. 著者紹介・バレットジャーナルが考案された背景
  2. 世界最強の自分整理術は箇条書きすること
  3. スケジュールはPCやスマホで管理?原点に帰ってアナログが便利なワケ
  4. バレットジャーナル実践法
  5. まとめ・人生の記録をつける喜びを味わおう

1.著者紹介 バレットジャーナルが考案された背景

はじめに、本書の情報と著者の紹介をしましょう。

• 著者 ライダー・キャロル氏(アメリカ出身)

【生い立ち】小学校入学当時、突然ADD(注意欠損障害)という病気を引き起こし、困った両親は有能な家庭教師を見つけてくれたのですが、まったく、勉強が手に着かない状態だったそうです。

アメリカの片田舎で育ったキャロル氏。ADDは治るどころか、どんどん症状は進んでしまい、学校でも家庭内でも孤立して行きます。

どうしたら、気持ちを落ち着けて集中し、やるべきことを片付けていけるのか?高校生となったキャロル氏は、毎晩深夜まで考え続けていました。

【目覚め】そんな暗中模索のなか、ある日、突然思いついたのです。普通のノートに、今自分が置かれている状況や病状、抱えている問題、欲しいものや将来の仕事などすべてのことがらを箇条書きに書き出して行ったのです、それはもう、無我夢中でした。

しかも、徹底的に書き出すことに集中しました。生まれて初めての集中力が爆発した瞬間でした。バレットジャーナルは、キャロル少年が考えた、何の変哲もない普通のノートを使ったアナログ方法のタスク管理システムです。

【夢の仕事につく】それから自分を取り戻していったキャロル氏。ADDの病状は一進一退でしたが、唯一集中できることがノートの箇条書きでした。猛然と大人になったらやりたい仕事への夢をノートに書きまくっていたら、最もなりたいWEBデザイナーになってNYへ行くことになります。

職場で同僚から、いつも大事に持ち歩いているノートのことを聞かれたキャロル氏は、懇切丁寧に自分の歴史とこのノートがもたらす効用を語ったのです。

【バレットジャーナル誕生】同僚は彼のエピソードを聞き、大変に驚き、2つの提案をしてくれたのです。1、職場での箇条書きの共有、2、このノートの使い方をブログにして発信するとのことです。

キャロル氏は2つの提案を忠実に実行に移します。バレットジャーナルというブログサイトを作り、ノートの書き方や箇条書きをすることで願望が叶うといったメッセージを発信したところ、いきなり100万PVを叩き出し大人気のサイトになったのです。そして、今回、紹介する書籍の発刊にまでたどりつきました。

このバレットジャーナルのバレットとは、弾丸を意味します。箇条書きの頭につけるドットのことです。

それでは、実にシンプルな箇条書きというタスク管理法を説明して行きます。

2.世界最強の自分整理術は箇条書きすること

キャロル氏の考案したバレットジャーナルの最大のポイントは、タスクを箇条書きにすることです。いつでも、主体的に物事に取り組めるように、ズバッっと、簡単に箇条書きしておくことで、誰にも振り回されず、自分の身の回りのことに集中することができるのです。

このタスク管理法の優れたところは、終わったタスクのドットを潰していくことで、達成感が湧くことと、箇条書きすることで、ものごとに着手するスピードが各段に上がることです。

わたしも早速、メモパッドに翌日のさまざまなことがらを書き出してみました。これは、いい!達成感もハンパないし、どんなに忙しくても、箇条書きの持つスピードでやり遂げられるんです!これは驚き~~。

やるべき事とやりたい事を混在させるのもミソです。やるべき事に集中して、やりたい事まで手が回らない!なんていっている人には、この全部書き出すバレットジャーナルは、本当におススメです。

バレットジャーナルは、仕事や勉強のスケジュール管理を勧めているだけではなく、すべてのことがらを書き出すことによって人生の道筋を作っているのです。だから、夢や願望が叶うのです。

3.スケジュールはPCやスマホで管理?

  原点に帰ってアナログが便利なワケ

今さらながら、手書きの威力は凄いと感じています。ネット回線が止まっても、必要なメモが簡単に取り出せます。さまざまな覚書きはだいたいノートに書いて保存していますね。

さて、何の変哲もない一冊のノートと一本のペンだけですぐに、はじめられるバレットジャーナル。はじめ方を箇条書きしてみます。

◎ 毎日の行動スケジュールをすべて箇条書きで書き出す

◎ 一日の終わりに見直す時間を取ります。終わったタスクやスケジュールの頭のドットに✖をして消していきます。

◎ やり残したタスクやスケジュールは別の予定日に回します。

やり残したタスクやスケジュールの繰り越しですが、あらかじめ予定日を決めてしまいます。何度もやり残しのタスクやスケジュールになるようなら、それはやりたくないことかできないことでしょう。

ここで、改めてそのやり残したちと向き合います。今後続けるか?もう止めるか?この判断がものごとの決着をつける良い習慣となって行くのです。人生にも大いにプラスとなる方法です。

いづれにしても箇条書きは、端的にスッキリと書きましょう。以下に箇条書きのお手本を示しておきます。参考にしてください!

〇月✖日

● 椅子のペンキ塗り(タスク)

● 書類記入(タスク)

● ホットプレートを買う(タスク)

● 手作りお菓子を作る

※ 土曜参観 重要イベント・持ち物(上履き)

※ 星座ギャグ(TV録画・忘れずに!)

終わったら、•に✖するだけ。ね!簡単でしょ

4.バレットジャーナル実践法

バレットジャーナルの使い方を説明して行きます。

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インデックス(もくじ)を記入します。

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● デイリーログは、今日やりたいことややるべきことを書きます。

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● マンスリーログは、その月にやりたいことがらや前月のやり残しを記入します。

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● フューチャーログは、向こう一年間のイベントや目標、長期に渡るプロジェクトの進捗を図るカレンダーです。

この4つのカテゴリーを駆使して、自分だけの宝物のノートを作るのです。わたしたちの日常には、やらなければならないことと、やりたいことが常に混在しているはずです。

しかし、時間は有限で大半がやらなければならないことに始終してしまうものなのです。やりたいことに大事な時間を使えず、モヤモヤ・・・

そんな人にこそ、バレットジャーナルのノート術を使って欲しいのです。思考の整理ができて、モヤモヤから一気に飛び出せるかもしれません。

5.まとめ・人生の記録をつける喜びを味わおう

本書は、スケジュールの保存と記録という枠だけでなく、人間関係、仕事やお金にまつわる話、夢や希望のような人生劇までも、著者の生き様から読み取れる深い内容の本です。

著者の持つ地獄の苦しみから産まれた、人生をもぐるっと変えてしまうノート術。自分の生き様をログにして残しながら、タスクも管理してしまう!という発想に脱帽でした。

いかがでしたか?バレットジャーナルで人生を変えてみましょう!

『バレットジャーナル 人生を変えるノート術』ライダー・キャロル(著)ダイヤモンド社

スケジュールはスマホやPCで管理?結局、手書きが一番効果的②

今さらだが、手書きの威力は凄い。ネット回線が止まっても手書きだったら必要なメモをすぐに取り出せる。

私は、この数年、紙の手帳をあまり書かなくなっています。一応のアナログ記録として、毎日の営業先、交通手段(車なら走行距離を記入)だけは紙の手帳に書いていますが、プライベートな事柄は、すべて記憶に頼っている状況。

普段は、社内WEBのスケジュールに書き込みをして、その結果をノートに記入するといった感じ。プライベートな予定はGoogleカレンダーに記入して、当日、スマートスピーカーのアレクサが教えてくれるように設定しています。卓上秘書がいるおかげで、今では予定の忘却はまずない状態です。

買い物メモ、月々の支払などは、また別のちっちゃなノートに書いていて月末に家計簿整理。ここまでで、手書きのノートが2冊。毎日の仕事の結果を記入(これは、後で起こす日報、請求作成のため)と、お金の関係です。

これでわかるのは、人に見られたくない記録は手書き、仕事など他人と共有する事柄はWEBと、見事にわかれています。また、前もって書く、ToDoリストはやはり手書きで、無印良品の「4コマノート」というブランド企画ノートに書き出しています。これで、紙のノートは3冊に!

       

     
      ● これが私の手帳3冊。

はあ~煩雑。手書きのノートでは、タスクが終わったらせんを引っ張って消したりして、達成感を味わってきたのだけれど、最近ではそれもめんどくさい作業だと思うようになった。

ここで、救世主、バレットジャーナルの登場です!一冊のノートを用意します。

① 毎日の行動スケジュールをすべて、「箇条書き」で記入。

② 一日の終わりには見直して、できたタスクや終わった予定は棒線を引いて消す。

③ 残ったタスクは別の日に繰り越す。

基本はこれだけよ。大事な点は、正確に判断すること。ちゃんと終わったのか?問題の積み残しがないか?毎晩、見直しタイムには、できなかったタスクに「Why?」と、質問を投げかけましょう。そして現実から目を逸らさないために毎日「記入・転記」を続けるのです。

くり返しますが、文面は箇条書きにすること。これが身についたら、毎日、タスクを書き出すのも面倒ではなくなるし、何しろ、タスクの忘れがなくなって、達成感がきちんと残るようになっていきますね。

できなかったタスクは、別の日に回して遂行します。それでも手付かずだった場合は、優先順位が低いのだから、やるか?止めるか?の検討をされると良いでしょう。

いづれも、箇条書きには漏れなく、端的にわかりやすく書くことが大事です。ここで、書き方のお手本を。

【バレットジャーナルの基本の書き方】

例 4月27日

● 書類記入(タスク)

● 椅子のペンキ塗り(タスク)

● ホットプレートを買う(タスク)

● 手作りお菓子(タスク)

● 土曜参観 ※(重要・イベント)

● 参観持ち物 上履き(メモ)

        IDカード(メモ)

● ドラマ「星座ギャグ」録画予約(アイデア・メモ)

 写真(バレットジャーナルのコピー)

()は内容がわかりやすいように書いてみた。

本来の箇条書きには入れない。少しでも楽に書きたいでしょ(笑)

若いお母さんならではの箇条書きのお手本です。ノート一枚を大胆に使って書こう。実行したら「●」を「✖」で消し、できなかったものは「→」で未来へ回せばいい。夜の見直しタイムで未来のスケジュールも作れる画期的なノートです。

なお、この書き方の名称は、「ラピッドロギング」という。

ラピッド(Rapid)迅速に

ロギング(Logging)記録する

バレット、ジャーナル実践法③

ここでは具体的なバレットジャーナルの書き方を伝授します。

バレットジャーナルの使い方を説明していきましょう。

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● インデックス(Index)を用意します。ページの内容を一覧するための目次。新しいページに進む時は、この目次も更新しましょう。

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● デイリーログ(Daily Log) は、今日やることを記入するページ。または今日やったことを書くページです。

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● マンスリーログ(Monthly Log)は、月間カレンダーと、その月にやることや先月やり残したことを転記するページです。

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● フューチャーログ(Future Log) 一年間のイベントや目標、長期に渡るプロジェクトが一覧できる年間カレンダー用のページです。

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これらのカテゴリーをノートに自由に配分して、自分だけの宝物の人生ノートを作成するのです。

日々の生活には、「やらなければならないこと」と「やりたいこと」が常に混在しているはずです。

しかし、「やらなければならないこと」に追われるだけの人生なんて、まったく面白くないですよね。

ToDoリスト、タスク管理ツールに「やらなければならないこと」だけを書いていたら、いつまでたっても「やりたいこと」に到達できません!

「やらなければならないこと」は、本当に自分でなければいけないのか?など自分に問いかけて、

仕分けをしていけば、本当にその日に「やらなければならないこと」に集中し、速攻で片付いてしまいます。

そのうえで、「やりたいこと」にしっかり取り組める時間を確保しましょう。

時間は有限なのですから。

まとめ 人生の記録をつける喜びを味わおう!④

本書は、スケジュールの記録と保存に関する本という枠だけでなく、日常生活における著者自らの実体験が豊富に語られ、その中から成功例の具体的な提示があり、そこでバレットジャーナルの存在意義にまで追求する深い内容になっています。

人づきあいとか時間術、お金に関することがらなど、かなり幅広く扱われているのも嬉しい。

ライフハック的なテクニックを期待するとちょっと違うかもしれませんが、人生でやりたいことを全部やる!というところにフォーカスして、著者に自己投影しつつ読むと学びが多いのではないでしょうか。

著者のライダー・キャロル氏が言うのは、「人生の記録をつけることで、僕たちは将来に、参照できる資料を作っているのだ。それは、バレットジャーナルという図書館の蔵書となって、いつでも自由に手に取り調べられる絶好の資料として生涯使い続けられるのだ」と。

いかがでしたか?バレットジャーナルで人生を変えてみましょう!

● バレットジャーナル~人生を変えるノート術の情報はこちらでどうぞ!
      ● バレットジャーナル~人生を変えるノート術 ライダー・キャロル・著       栗木さつき・訳(ダイヤモンド社)

【類書、関連書籍一覧】
● 自らをマネジメントするドラッカー流「フィードバック手帳」井坂康志・著(かんき出版)

● あの、ドラッカー博士も独自のノート術を持ち、50年続けて驚きの成果を上げました。その成功例がぎゅっと詰まった、おススメの良書です。

SunTAMA Style へようこそ

2020年5月7日、ブログをリニューアル統合しWordpress.Orgへ移動しました。

2019年5月4日 八王子城址にて。

自宅待機中の豊富な時間を活用して、Wordpress.Orgでの総合ブログサイトの構築・作成に取り掛かりました。わたしは、生まれも育ちも東京三多摩地域。豊かな自然の中で受けた恩恵をブログに反映させるべく、SunTAMA-Styleと命名しました。

メニューは、 5分野のブログ・3分類の書評とPhotoGalleryです。

5年間、ライブドアとWordpress.comでブログ運営をしてきました。合計700本の記事を今年ずっと読み直して、これをひとつにまとめてみようと思い立ちました。

過去に書いた記事の加筆修正、埋め込んだリンク先のメンテナンスなど、今の現状を踏まえて、より読みやすく役に立つ記事に作り直しています。

ブログサイクルですが、新着には近々の書き下ろし、過去の記事のリニューアルも間に入れて、当面は毎日アップを目指します。

今後、すでに取得済みの広告の添付や、自前の書籍紹介、様々なコンテンツを入れて母艦らしくドレスアップをしてまいります。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

2020年5月7日   Miiko

今年のワーケーションは終わった【仕事・雑感その1】

ワーケションという造語をご存知だろうか。

ワーケーション=Wokcationとは、旅先で休暇を楽しみながら、仕事に取り組む新しいワークスタイル。仕事=Workと休暇=Vacationを組み合わせた造語。

アメリカでは、2015年頃から広がっていて、バケーションを過ごすリゾート地で特定の時間だけ仕事をしている人が多いのだそう。尚、仕事をしている間は勤務時間としてみなされるので報酬が発生する。

以前のブログで、東京オリンピックを一年後に控えたところで、そろそろ翌年の東京都内での仕事の混乱を予想し、夏ならではの休暇を楽しみながら仕事もするし、普段やれないことに挑戦するなど、色々ワーケーションしつつ楽しむプランを記事にしていた。

今回、3か月早いタイミングでのワーケーションの実現に驚いている。突如、新型コロナウイルスの感染予防策で、69日間の自粛生活が始まったのだから。家にいなくてはならないことは、新しいブログサイトを構築するのにはぴったりだった。

まあ、田舎暮らしだからバカンス風。一気に憧れのWordpress生活が手に入った。以前のブログにもワーケーションでやりたいことの筆頭にあげていたのが、ブログ統合サイトの構築だった。

ブログにやりたいことを書くと必ず叶ってきた。まるで可愛い子どもを育てているようなものだ。ブログは嘘をつかないし、裏切らないものね(笑)大事にできて幸せだ。先日、ブログ講座をここで連載したが早速、Wordpressでブログを始める!という嬉しい反応も頂いた。

自分の書いた記事で何らかの行動に発展し、役に立ったのなら心底嬉しい。

さて、今日から、新生活後の仕事が始まる。たくさん食べて満ち足りた体に喝!を入れるのだ(笑)

※ ワーケーションのことを書いた以前のブログをここに添付します。

http://miikostyle.blog.jp/archives/19921557.html

「2020 東京オリンピックとワーケーション」

 

新緑の遊歩道【風景・近況】

5年前の引っ越しで、この美しい自然公園が近所に。もう、幸せ過ぎる。

【作品のタイトルバックに使ってもらう幸せ】

3月24日から自宅待機となった。いったいこの先、どうなるんだろう・・・と、不安が募った。鬱々とした気分を払拭してくれたのは、早朝散歩で撮る一枚の写真だった。朝の露や霧、朝日なんかをカメラに納める。

昨年から、撮りだめてきたフォトを、WEBサイトのnoteに出展するようになった。無数に存在するクリエイターさんが、作品のタイトルバックに選ぶ一枚になる企画だ。出展数も見切れない枚数が出ている。

3月末から5ヵ月間21枚のフォトで、141回作品を飾った。

無数にある記事を全部はとても読み切れない。蕪村かもしれないが、画像を使って下さった方の作品を中心に読もう…と決めたら消化不良がなくなった。

作品のために役に立てれば本望。

だって、写真は最高の趣味だもの、

楽しまなくっちゃね。

相手の立場になって考えるとはどういうことか~いくつかのイラっとする言葉を解説【Photogallery・写真で綴る旅】

【ブログ投稿153回】

言い古された言葉だが、「言葉は諸刃の剣」だ。そこに潜む差別感や上から目線、偏見、などが大いに隠れている。

誰でも、イラっとする言葉、モヤっとする言葉、何かを匂わせる言葉にはなるべく出くわしたくはない。

それはすべて、言葉を発する側の自己都合だから始末に負えない。

今回は趣味で撮っている写真のキャプションに、そういったイラ・モヤ系の言葉を添えてみる。

★ はっきり言わない方が悪い・・・打ち明けにくい話を相手に押し付ける言葉。(でも、わたしはこれを割と言っているかも。気をつけよう)

★ あなたのためを思って言ってるのよ・・・根拠のある説明ができないのに、それでも相手を自分に向けようとする呪縛の言葉。

★ 悪気はないんだから許してあげなよ・・・喧嘩の仲裁に割り込んで入って仲を取り持つおせっかい言葉の筆頭だ。

★ 今はそういう時代じゃないからね・・・では、いったいどういう時代なの?と。

話の内容についていけない時に、話を終わらせたいがために使うのだが話の決定打にまったくならない愚鈍な言葉。

さて、たった4つだけ挙げてみたが、面と向かって言われたらイラっとしたり、モヤっとしたりするのではなかろうか。

わたしは完全にイラっとするし、後になってモヤっとするだろうな。

言葉を発する時は、相手あっての場合だ。その相手にわざわざ、イラ・モヤを感じさせる言葉を使う必要はない。

本当の優しさは、相手の立場に立てた時に、発揮されるんだろう。

願ったとおりに生きる 【植物・エッセイ】

曇天に舞うハナミズキ

【エッセイ・願ったとおりに生きる】

わたしには、盲目の知人がいる。彼は現在、NYでJAZZピアニストをしながら暮らしている。

18年前、彼の帰国中にわたしの所属する、某コミュニティのセミナーがあり、そこでNY仕込みの演奏をして頂けることとなった。当日、用意したピアノが不具合を起こし使えない状態に。会場の近所の友人から、76鍵の電子ピアノを急遽借りて、演奏に間に合わせた。

どうしよう・・・76鍵だなんて、普通のピアノは88鍵。演奏家はすべての鍵盤を使い縦横無尽に音楽を操るものだ。到着した彼に、真っ先にピアノの不具合と76鍵の電子ピアノに代えたことをお詫びしたら「ノープロブレム」と一言。

満面の笑みを返してくれた。そして、最高にハッピーなNYスタイルのJAZZ演奏を30分披露下さったのだ。

足りない鍵盤の部分をどうやって演奏したのか?

答えはシンプル。指を外して弾かないってことだった。

そこは無音であっても、それも演奏の一部なんだと。

本物って、どんな状況であっても、愚痴ひとつこぼさない。なんてかっこいいのだろう。

そして、演奏のお礼を言ったら、「こちらこそ、ありがとう。僕は、NYでピアニストになると決めたのは、失明した19歳の時。だから、願ったとおりの生き方をしてるんだよ」と。

圧倒された一日。あれから、わたしも、どんなことがあっても、へっちゃら(笑)