積極的スポーツウォ―キングのすすめ【健康・ウォ―キング】

 風薫る5月も終わり、コロナ休暇明けの今週4日。仕事が始まったとたんに忙しい。仕事のやる事と家事などのやるべき事に早くも板挟みだ。69日間の自粛は、それはそれは靜かで、まったく別の世界の住人だったのだと、今さらながらこの落差に驚いている。

家のアザミ

【もくじ】

⦿ 定期健診から見える本当の健康とは

⦿ なぜ、新緑の中でウォ―キングすると身体に効くのか

⦿ ウォ―キングはスポーツであるのか

⦿ ロコモティブシンドロームを防せぐ意識を持とう~スポーツはやるもの!

● 定期健診から見える本当の健康とは

今年も来ました。年に一回の定期健診(無料)毎年、これを受けてから、脳神経外科の主治医との年間診療計画(脳出血病後12年)に入る。CTやMRIなども撮る。これはもちろん有料。

定期健診でできる部分の血液検査。血糖値、コレステロール値、血中濃度など。主治医からはこの数年、「上手にコントロールしてるねぇ~っ」と、褒めて頂きそのあとの体内成分率の検査でも体脂肪率などもおおかた基準値で体重48㎏、身長156㎝は変わらずだった。

しかし、今年の場合は、コロナ休暇だったので、歩く距離が異常に少なく、体脂肪が増えているだろうし、若干の体重増加もある(泣)

これまで洋服がキツイ!とか食べ過ぎて苦しいということは全くなくなっていた。やはり、一昨年から夫の食事を塩、糖、油の3点を良質な物に変え、分量も減らす食生活に切り替えたことで、わたしも大幅な体質改善を図ることができた。その数値もコロナ後は随分と変わっているだろうな。

平日の酒断ちも続けてきた。コロナだから家で呑んだくれて・・・とかはまったくなし。2年間の平日酒断ちは良い影響と習慣をわたしにもたらしたのだ。3年前夫の大病が色々なことを教えてくれた。大変な3年間だったけど今後も油断せずにやってゆきたいし、無料検診もきちんと受けて身体の状態を数値で知ることが、最も重要なことだろう。

● なぜ、新緑のなかでウォ―キングをすると身体に効くのか

 毎年新年度4月から6月の梅雨入り前は、営業の外回りが楽しい季節。多くの公園や街路樹の成長が著しいこういう時は、フィトンテッドと呼ばれる植物の成長を促す芳香を多く持った物質が、大量に樹木の葉から放出されるらしい

風薫る月。風は目には見えないけれど、香りを運び身体や脳、お肌に清々とした気を運んでくれるのだ。その存在は重要そのもの。だから、コロナ休暇で鈍ったわたしの身体も、今日から外回りで生き生きを取り戻そうと考えている。歩きでの外回りの平均歩数は約2万歩が目安。車の場合は半分の1万歩。足りない分は早朝散歩などで補うようにしている。

● ウォ―キングはスポーツであるのか

毎日、仕事で歩いているのだが、意識的に歩く=ウォ―キングとスポーツとは何が違うのか?
昨年、あるビジネスセミナーで、スポーツ庁長官・鈴木大地氏の話を伺う機会があった時、鈴木氏はウォ―キングは立派なスポーツだと、言われていた。

日本人は本格的なスポーツを生活に取りれている人口が世界17位ととても低いと話された。特に初夏までは軽いジョギングやウォ―キングで日本特有の四季を楽しんでほしいと。それも意識的にやることで足・腰に粘りが出て、アドレナリンなどの分泌で軽い疲労と充実感も得られる最高のスポーツになるそうだ。これは嬉しい!

6月といえば紫陽花

● ロコモティブシンドロームを防ぐ意識になろう~スポーツはやるもの!

以前、3か月ほど、執筆していたスポーツリンク.comの統計によれば、現代の成人の多くが考えるスポーツの定義は、1、観るもの 2、応援するもの 3、やるものの順だった。

そこで、やるものに焦点をあてて、運動不足解消にヒントのひとつとなるようにまとめて終わろう。

⦿ 通勤・通学をスポーツに意識的に変える!

駅までの徒歩をウォ―キングすると意識的に決めてタイムを計る。

⦿ ただの散歩をウォ―キングに意識的に変える!

目的地まで歩いたら、ストレッチなどの有酸素運動を取り入れる。

ロコモティブシンドロームの食い止めにも絶対必要なウォ―キング。今から取り入れて健康寿命を延ばしたいところ。