自分で始めた女たち~いつの時代でも起業は素晴らしい!【選書・ワークスタイル】

Googleアドセンスに申請するにあたって、何度もGoogleの唱えるアドセンスポリシーなるものを熟読した。その中に、「自分のサイトから収益を得られる」と聞けば、多くの人は嬉しいに違いありません。と、こんな一文があった。

相模原北公園のアナベル。角度を変えて撮ってみた。

そう、そうよね。自分が手塩にかけた可愛いブログがせっせとおこずかいを稼いでくれるんだ・・・こんな印象が頭の中を駆け巡った。そして、アドセンス設置1日目。小さな収益が生まれていた。これがアドセンスのはじまり。

わたしは、人気作家になるために本やブログを書いてはいない。どちらかといえば、役に立つ情報を、己の体験からエッセイに絡めて書く、そんな自由な文筆スタイルを愛している。

それが、本ならば対価を頂ける内容だったり、ブログであれば少なくも収益に繋がるのだろう。いい加減な内容の記事や自分の感性=思い込みで書いてはいない。

すべて、実体験であり、写真も自撮りのものを使ってきた。これがわたしの考える自分で作る小さな仕事である。それを靜かに淡々と行う毎日だ。

ここで、女性たちの起業の実体験を集めた良書を紹介する。

自分で始めた女たち」グレース・ポニー著(海と月社)2019年7月刊行。

現在、各業界の第一線で活躍する様々な女性たちのインタビュー集となっている。

料理研究家、映画監督、脚本家、デザイナー、作家、ミュージシャン、イラストレーター、ブロガー、モデル、家具職人、スタイリスト、コメディアン、俳優、ジャーナリストなど多岐に渡る。

114人の女性たちのやりたい事や好きな事を仕事にして、夢を追いかけ、叶えた先にある美しい世界を写真とインタビュー記事で表現している。
インタビューの一覧をここに転記しよう。

・子どものころの夢は?

・駆け出しのころ役立ったアドバイスは?

・あなたにとっての成功は?

・自分ビジネスを始めて得た最大の教訓は?

・キャリアや仕事のために払った犠牲は?

・自分の性格でいちばん自慢できるところは?

・自信をなくしたり逆境に陥ったときの立ち直り法は?

・あなたのモットーは?

・今の仕事を知ったのはいつ?なぜ惹かれたの?

・ビジネスを始める前に考えておくべきことトップ3は?

・夜眠れなくなるような不安や悩みはある?

・失敗から学んで成功につながったことはある?

・ビジネスのアイデアや自分がやりたいことに気づいたのは、いつ、どこで?

・憧れの、あるいは尊敬する女性は誰?

 こうした質問に対し、114人もの女性たちが答えてくれるのだ。今、やりたい事が見つからないやりたいことへの一歩踏み出せずにいるなど、女性ならではの心中に一本の軸を見つける事ができるかもしれない希望と期待の一冊だ。

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始めるという大きな一歩を踏み出した女性たちの言葉には、成功への多様な価値観がある。

きっと言葉に出来ぬほどの苦労もあったのだろうけど、皆、人としてのしなやかさがある。読んで元気が出る本とはこういう本を指すのだろう。

これから、ワクワクややりたいことをビジネスにしたい!という人には、ぜひ一度手に取ってみて!

きっと、見違えるような気持ちになれる。わたしもそうだったから。