ブログ更新88回。打たれ強いメンタルといえば映画「マイ・インターン」を思い出す。コロナ禍の今、再び人気の出ている映画だ。
「マイ・インターン」(2015年10月日本公開)
【映画の概要】
2015年NY、定年からしばらくブラブラしていたロバート・デ・ニーロ扮する後期高齢者の主人公は、生きがいとやりがいを求めて就活を始める。70歳になっていたが、運よく、未知のアパレル業界(ネット通販業)へ再雇用される。
インターンとなった彼が面くらったのは、すべての業務がインターネットで執り行われていた。会議や客先とのやり取りもすべてオンライン上で完結させる。PCひとつ満足に起動できない彼は困り果てた。そして次第に周りのお荷物に。
しかし彼は、自分が ITリテラシーが低い特性を隠さず、前向きに受け止めてるのだった。
アン・ハサゥエイ扮する40歳も若い女性社長から勉強時間を与えられ、メンタルをへし折られながらの薫陶を受けていく。
メンタルが強靭な彼はまったくへこたれなかった。自分のできる仕事から始めていったのだ。
彼が同僚にサポートを受けながら、社内のSNSサイトのバナーに座右の銘を入れる。
「正しい行いは迷わずにやれ!」と。
そして、メンタル最強の彼は若手ばかりの職場にあって、長年積み上げてきた仕事での信頼を勝ち取る方法を皆に伝授。職場になくてはならない人となってゆく。
現在、コロナ禍になって、それぞれが活路を開こうと、慣れないオンライン通話やオンライン会議に挑む多くの諸先輩方を見受けるようになった。
この映画「マイ・インターン」は現在でも、高齢者のための仕事支援上映会ではで引っ張りだこなのだ。高齢者でなくとも、メンタルを強くありたい人は、一度観ておくにもいいと思う映画の紹介。
● 自分のメンタルは強いか?弱いか?10のチェックをしてみよう
【10のメンタルチェックリスト】※YESかNOで答えてね
①物事を思考する時、まず仮設を立てて考える。
②自分ひとりで考え込まず、大勢の人に意見を聞くタイプだ。
③常日頃からメモをとる習慣がある。
④自分の頭で考え、インターネットには頼らない。
⑤データや人の意見を鵜呑みにしない。
⑥人を巻き込んで、協力を得ることに長けている。
⑦壁にぶち当たっても、やりぬく精神力を持っている。
⑧効果の高いことより、すぐにできることを優先する。
⑨数字を使って分析するのが得意だ。
⑩自分の価値感と違う人と、よく意見交換をする。
ビッグトゥモロウ編「プレッシャーやストレスが楽になる仕組み」より
さて、いくつ当てはまった?大きく3つの結果を挙げる。
YES・・・0~3個の場合(問題解決能力なし)
YESが4~7個の場合(コツをしっかり覚えよ、問題自体を把握できても解決には至らず)
YESが8~10個の場合(問題解決のプロを目標に!もっと極めよう。)
わたしは、YESが7個、NOが3個だった。NOだった項目(② ④ ⑥)で、ここを徹底して直してきたのだ。
たとえば、先輩から「何でもひとりで決めてしまわないで相談して!」と言われていた。自己決断だけしか活路がない場合以外は、今ではすべて相談しかりのメンタルに変わった。
ひとりよがりな考えや判断は、時として周りに疑心暗鬼を生むもの。今では、自らが変わったことで、風通しのよい仕事環境が得られている。
無意識のうちに自分勝手になっていないか?強いメンタルを持つためにはまず、チェックで己を知り、受け入れる気持ちを持とう。
● 鋼のメンタルが欲しい人にはこの本をおススメする
「鋼のメンタル」 百田尚樹・著(新潮新書)
メンタル(打たれ強さ)は鍛えられると解く、「永遠の0」や「海賊とよばれた男」で知られる百田尚樹氏が現代に必要な心を鍛えるメソッドとして書き下ろした「メンタル道場指南書」だ。
【鋼のメンタル・概要見出し】
メンタルを鍛えるための5つのメソッド
メンタル(打たれ強さ)は鍛えられる
メンタルを免震構造に! へこむ時はしっかりへこむ
反省はするべし。ただし後悔をしてはいけない
いい格好をするのをやめてみる
失敗して失う被害を考えてみる
※ 今回は、ストレス社会で生きる今に必要な「映画」と「本」、メンタルのチェックと3つの視点からまとめてみた。
打たれ強いメンタルを持つには、こっぴどく怒られる経験や、取り返しのつかない失敗経験が最もメンタルを鍛え、人を成長させるものだろう。
ええかっこしいはやめれ!と、いうことだ。
● 鋼のメンタル名言はここからどうぞ→https://www.pinterest.co.uk/pin/633952085034270740/