【ブログ更新124回】
今日、久しぶりに観葉植物を買った。ザ・グリーンと言われる緑のライム色がきれいなポトスライム。
どこに置こう?
水やりの頻度は?
肥料もいるよね。
せっかく買ったグリーンも、わたし達同様に「心地よい環境を求めている」と、以前学んだ。
で、今回は7つのコツにまとめて、育てるためのポイントをご紹介しよう。
【グリーンの簡単な育て方7つのコツ】
① 日当たり・明るさ
午前中直射日光の当たる室内
レース越しの光が入る明るい場所
室内でも電気がいつもついている明るい場所などで育てると良い。
② 温度
植物が光合成できる温度は、8℃~26℃前後。
基本的に5℃を下回る環境では室内グリーンは冬を越せない。
観葉植物の多くは熱帯や亜熱帯が原産。
真夏の暑過ぎる室内は植物に良くないので、扇風機を回したり窓を開けて空気を循環させることで室内が蒸れるのを防ぐと良いだろう。
③風通し
水やりと同等に大事なのが風通し。
植物も呼吸している。
なぜ、空気が動く必要があるのか?といえば葉は空気に揺らされて呼吸するからだ。
また、植物の土をジメジメさせないためにも風通しよくさせたいもの。
気をつけたいのが、エアコンの風。直接当てると最悪の場合、葉の細胞が死んでしまう恐れあり。窓は2か所開けて、風を良く通すことが大事だ。
④ 湿度
室内グリーンにとって、快適な湿度は35%~60%。
こまめな霧吹きをしてあげよう。わたし達の生活する場所は、意外なほど乾燥している。
冬場は加湿器もいいのだが、こまめに葉に水を与えること。葉の裏側も忘れずに。
そして、こまめに葉を湿らせた布で拭いてあげると良い。防虫効果やほこりから守るため。
注意点;他肉種やサボテンには葉水しない!
⑤ 水やり
せっかく買ったグリーンを見事に枯らしてしまう。一番の原因は水のやり過ぎだ。
植物は本来、少々水が足りなくても生きようとするため復活する事ができるが、
水のやり過ぎは根の呼吸を妨げ根腐れの原因になってしまう。根が腐ったらもう、復活できない。
水やりのタイミングは、土の表面がさらさらに乾いたらあげる。
回数は少なく、一回の量はたっぷりとがいいそうだ。
⑥ 肥料の種類と与え方
肥料には液体(即効性)固形(緩効性)の2種類がある。
肥料は植物を美しく健康的に育てるためにとても重要。
肥料をあげるのは春と秋で、真夏と冬は与えない。
⑦ 植え替え
植え替えのタイミングは、鉢底から根っこが出てきた時。また、水を与えても流れ出てしまう時などだ。
植え替えベスト期は5月頃。真夏や真冬は避けるべき。
本来、植物を育てるというのは本当に楽しく心を豊かにすることだ。
植物は、声を出さない代わりになにか調子が悪いときは必ず何らかのサインを出すもの。
この7つのチェックでグリーンの健康状態を正常にしてあげよう。
● ポトスライムの舟/【第140回芥川賞】津村記久子・著
グリーンを彼氏?のように擬人化した秀逸な作品。思い出したので再読。
早速、背景をレビューしよう。
主人公はアラサー女子「ナガセ」物語の群像劇は会社員、自営業、妻、嫁、母…とそれぞれ立場の違う女たちが彩る。
本作も現実しかり。
世界一周旅行163万円はパート年収と同額だった。
時間を売って得た金で、食べ物や電気やガス…を買い細々と生き長らえている。
社内いじめの物語だ。
どちらも何処にでも居そうな人たちの日常。
なのに、いや、だから心がえぐられる。
懸命に生きるしかなく、そんな自分がツラく悲しいのだ。
そんな時も、ポトスライムは靜かに寄り添う。
心が弱っている時には読まない方がいい。