秋の夜長を楽しみ尽くすには~大人だからひとりでも楽しめる3つの方法 【暮らし/風景・秋の夜長】

【ブログ新規投稿140回】

こんにちは。

すっかり涼しくなりました。10月に入った今日は十五夜。お月様は愛でられるかどうか・・・微妙なお天気。

今年の秋はどう過ごそうかしら?と考えてる人に向けて、大人のひとり時間を有意義におしゃれに楽しむ充実のプランをいくつか考えてみました。

それでは、どうぞ、おつきあいくださいませ。

2018年 中秋の名月

【もくじ】

● はじめに

● 秋の夜長を楽しみ尽くす大人のひとり時間3つのプラン

● ちょっとした夜の話

はじめに🍂

秋の夜長の期間をご紹介しましょう。

秋の夜長」とは、秋の深まりを感じる秋分(9月23日頃)から立冬(11月7日頃)までの間のことを指す。

これでわかることは、「暑さ寒さも彼岸まで」ですよね。先人の知恵の結晶のような格言。本当に素晴らしい!

こういった風情を生活に取り入れながら、暮すことで無理や無駄は大いに省けるものなのです。

例えば、衣更えなどは、9月上旬に早々せず、この秋の夜長期間に実行すれば、いいお天気の中で、洗濯、虫干しなど家の中の季節のチェンジがはかどります。

ちなみに、我が家では衣更えは夫しかやりません・笑 昨日ひとりでじっくり、己の持ち物を点検しながら、きれいに片づけていました。

わたし?まったく関わらず♪

秋の夜長を楽しみ尽くす大人のひとり時間3つのプラン🍂

① ひとりシネマをナイトシアターにする

言わずと知れた、家映画をじっくり鑑賞しよう!というベタな提案です。

映画観賞用プロジェクターも、人気ですね。

今日、観る映画があるって素敵な習慣。毎日に張り合いが生まれるってもんです。

映画にはお供が必要。堂々とひとり飲みも楽しめるってことで、美味しいものをちょこっと用意してミッドナイトシネマを楽しもう!

毎日映画を必ず1本鑑賞している、ブックカバーデザイナーの○○新八氏の「映画鑑賞ブログ」がかっこいいのでここに貼っておきます。ブログ名をクリック!

しんぱちのブログ;リンク先→https://shimpachi.hatenablog.com/?fbclid=IwAR0G3u48ZKL-KQD-g8V49clY8ho6(毎日更新中)

② 読書~すてきなエッセイを紹介

2020年 3月の月

我孫子武丸 著 「眠り姫とバンパイア」より

「わたしが子どもだったころ」

             ★
 小説を書こうと思うような人はたいていがそうなのでしょうが、小さい頃から本ばかり読んでいました。

今の子どもたちは、「ゲームばっかりして、たまには本でも読みなさい!」とか言われているのかもしれませんが、昔は「本ばっかり読んでないで、勉強しなさい!」と言われたもので、本を読むこと 〜 特に、推理小説とかSFなんてものを読むことは別にほめられたことでも何でもなかったわけです。

そういうものを読むうち、自分でも書いてみたいと思うようになりました。
 中学の時です。

お遊びでノートに幼稚な小説を書いては友達に見せたりしていました。しかしちゃんとした書き方も何も分からないので長続きせず、どの物語も未完のまま。

ちゃんと最後まで小説を書いたのは、結局大学に入ってからのことでした。原稿用紙にして数十枚でしたが、とにかく一つの物語を完成させられたのはそれだけで大変うれしいことでした。

そして幸運なことに、自分の書いた小説を出版してもらえることとなり、いつのまにやら二十年以上たちました。

怪人二十面相やシャーロック・ホームズを読んでいた頃から考えると、四十年以上です。


 ちゃんとしたおとなになったら、もう少し小難しい、世のため人のためになるような本を読んでいるのかと思いましたが、全然変わっていませんでした。

みなさんもおとなになるまでずっと好きでいられるようなものと出会えるといいなと思います。                                                               

              ★                   ③ 秋の夜長にはわざわざ街へ繰り出そう!夜散歩のススメ

夜には、夜の楽しみ方がある。わたしには行きつけのバーとか行きつけの居酒屋とかはないし、誰かが無期限で自分を待ってくれているような行きつけあればなあ・・・とか少しだけ考えることもある。

でも、行きつけはちょっとだけ、めんどくさくてシンドイ。

この秋は、行きつけなど持たない夜の街にわざわざ出かけて浮世の憂さを晴らしてみようかな・笑

夜散歩おススメ先→夜cafe、夜本屋、夜ビストロなど。主に安全でひとり飲みもできる、駅周辺10分範囲がいい。NG先→公園、森林などには近寄らないで!

ちょっとした夜の話~エッセイ

             ★

そして、夜には特別な思い入れがある。

夜が好きなのはきっと色んな所がみえにくくなるからかな。

小学4年生ぐらいだったと思うけど、真夜中に起きてしまって、真っ暗でし~んと静まり返っている空間。何もかもが一旦、死んだようなというか死んだふり?みたいな感覚。これは面白い!って思った。

中学生になってからは、真夜中に起きている事が普通で大好きな時間だった。みんなが寝静まっている時、ひとりヘッドフォンで音楽を聴いたり、ベッドスタンドの小さな明かりで漫画や小説を読むのが至福だった。


大人になった今でも、それは五月雨に続いている。真夜中に急に思いついた事をつらつらとメモったり、こうして今もブログを書いている(ただいま、午前2時)

旅先でもうんと疲れているのに、いつまでも考え事をしたり、旅の段取りをしたり、夜の時間はいつでも自分の事に手を入れられる、ある種誰にも邪魔されないパーソナルな時間。


昼間はあっちこっちで多くの人が世の中の正しさや権利を主張してる。

でも思えば世界中に完全な正義も安全も存在してはいない。

間違いのまったくない正しさなんて本当にあるの?って言いたいぐらい。でもメディアでは大勢で誰かのたった一つのミスを袋叩きにし責め揚げる。

まったく知らない誰かの全部を否定しちゃうような恐ろしさだ。


TVもメディアも。白か黒か、正しいか間違っているかなど、そんな答え合わせをするためだけにわたしは、SNSとかを使う事もナンセンスだと感じるし。

インターネットの急激な普及がわたしたちを取り巻くすべての環境をぐるっと変えてしまった。

もうみんな、あまり雑誌や新聞や本を読まなくなってしまったし、外で見かけるのは、スマホでゲームをし続ける人やネット情報を鵜呑みにする人。

世界はインターネット全盛で便利だけれど、世間の繋がりがありすぎて、少しだけ窮屈になっている気がする。

こんな閉塞感を解き放つのが、ひとりの夜。

              ★

さて、今日は十五夜、月か団子か・・・。

団子でしょ。

秋の夜長を楽しむちょっとした工夫を書きました🍂